JPH03114595A - 排水処理装置 - Google Patents
排水処理装置Info
- Publication number
- JPH03114595A JPH03114595A JP1253449A JP25344989A JPH03114595A JP H03114595 A JPH03114595 A JP H03114595A JP 1253449 A JP1253449 A JP 1253449A JP 25344989 A JP25344989 A JP 25344989A JP H03114595 A JPH03114595 A JP H03114595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction tank
- effluent water
- discharged
- treated water
- anaerobic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 22
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 21
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 claims description 18
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Classifications
-
- Y02W10/12—
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ、産業上の利用分野
本発明は、下水処理等に用いる排水処理装置に関するも
のである。
のである。
Ｂ３発明の概要
本発明は、下水等を嫌気性処理法によって処理する排水
処理装置において、反応タンク内に渦巻状の通路を設け
ることにより、 排水が通路に沿って緩やかに移動する間の嫌気性処理に
際し、簡単な構造でありながらタンク内部全体を有効に
利用できるようにしたものである。
処理装置において、反応タンク内に渦巻状の通路を設け
ることにより、 排水が通路に沿って緩やかに移動する間の嫌気性処理に
際し、簡単な構造でありながらタンク内部全体を有効に
利用できるようにしたものである。
Ｃ２従来の技術
近年、嫌気性処理法は、曝気を必要とせず、また、余剰
汚泥の発生も少ないことから、高濃度有機性排水のみな
らず、下水のような低濃度有機性排水に対してもその適
用の範囲が広がろうとしており、多くの研究が活発に行
われている。
汚泥の発生も少ないことから、高濃度有機性排水のみな
らず、下水のような低濃度有機性排水に対してもその適
用の範囲が広がろうとしており、多くの研究が活発に行
われている。
下水を嫌気的に処理する場合には、有機物０変が低いた
めに処理によって発生したメタンのみによって嫌気性処
理に最適な温度条件である３５°Ｃ程度の温度に反応タ
ンクを加温することが不可能であったり、低温では嫌気
性細菌の活性が非常に低いために長時間の水理学的滞留
時間を必要とする、といった問題点があるが、嫌気性固
定床、嫌気性流動床、嫌気性汚泥床等を採用し、反応タ
ンク内の嫌気性微生物の濃度を高く維持することによっ
て、比較的短い水理学的滞留時間（ＨＲＴ）でも、下水
の処理が可能となってきた。
めに処理によって発生したメタンのみによって嫌気性処
理に最適な温度条件である３５°Ｃ程度の温度に反応タ
ンクを加温することが不可能であったり、低温では嫌気
性細菌の活性が非常に低いために長時間の水理学的滞留
時間を必要とする、といった問題点があるが、嫌気性固
定床、嫌気性流動床、嫌気性汚泥床等を採用し、反応タ
ンク内の嫌気性微生物の濃度を高く維持することによっ
て、比較的短い水理学的滞留時間（ＨＲＴ）でも、下水
の処理が可能となってきた。
Ｄ９発明が解決しようとする課題
しかし、嫌気性固定床等を採用しただけでは、反応タン
ク内全体を有効に利用しているとは言えず、撹拌機によ
りタンク内を撹拌して排水と微生物か良く接触するよう
にしたり、短絡流を防ぐために流入口を数個設置し、排
水を均等に流入させるなど、タンク内全体を有効に利用
できる装置の開発か望まれている。
ク内全体を有効に利用しているとは言えず、撹拌機によ
りタンク内を撹拌して排水と微生物か良く接触するよう
にしたり、短絡流を防ぐために流入口を数個設置し、排
水を均等に流入させるなど、タンク内全体を有効に利用
できる装置の開発か望まれている。
本発明の目的は、簡単な構造で反応タンク内全体を有効
に利用できる排水処理装置を提供することにある。
に利用できる排水処理装置を提供することにある。
Ｅ０課題を解決するための手段
本発明は、反応タンクの底部に排水流入口とドレーン、
側面上部に処理水排出口、上部に発生ガスを取出すため
のガス配管をそれぞれ設けるとともに、タンク内に前記
排水流入口とドレーンから処理水排出口に至る渦巻状の
通路を設けたことを特徴とするものである。
側面上部に処理水排出口、上部に発生ガスを取出すため
のガス配管をそれぞれ設けるとともに、タンク内に前記
排水流入口とドレーンから処理水排出口に至る渦巻状の
通路を設けたことを特徴とするものである。
Ｆ 作用
排水が排水流入口からタンク内に導入され、渦巻状の通
路に沿って緩やかに移動する。この緩やかな移動の間に
嫌気性処理が行われる。そして、処理水は処理水排出口
から排出され、発生ガスはガス配管から取出されて貯留
される。また、排水中のＳＳ（浮遊物）成分は緩やかに
移動する間に沈降、分離され、ドレーンから余剰汚泥と
して排出される。
路に沿って緩やかに移動する。この緩やかな移動の間に
嫌気性処理が行われる。そして、処理水は処理水排出口
から排出され、発生ガスはガス配管から取出されて貯留
される。また、排水中のＳＳ（浮遊物）成分は緩やかに
移動する間に沈降、分離され、ドレーンから余剰汚泥と
して排出される。
Ｇ、実施例
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第１図は本発明の一実施例を示すもので、反応クンクｌ
の底部に排水流入口２とドレーン３を、側面上部に処理
水排出口４をそれぞれ設け、上部にはガス配管５を接続
している。また、反応タンクｌの内部には、前記排水流
入口２から処理水排出口４に至る渦巻状の通路６を設け
ている。
の底部に排水流入口２とドレーン３を、側面上部に処理
水排出口４をそれぞれ設け、上部にはガス配管５を接続
している。また、反応タンクｌの内部には、前記排水流
入口２から処理水排出口４に至る渦巻状の通路６を設け
ている。
処理すべき排水ａは、排水流入口２から反応タンク１内
に導入され、渦巻状の通路６に沿って押し上げられる。
に導入され、渦巻状の通路６に沿って押し上げられる。
この緩やかな移動の間に酸生成菌の作用を受け、次いで
メタン生成菌の作用を受けて、嫌気性処理が行われる。
メタン生成菌の作用を受けて、嫌気性処理が行われる。
そして、処理水すは処理水排出口４から排出される。
一方、嫌気性処理によって発生したガス（メタン、炭酸
ガス等）ｄは上部のガス配管５から排出され、別途貯留
される。また、排水中のＳＳ（浮遊物）成分は、通路６
を緩やかに移動する間に沈降、分離され、余剰汚泥Ｃと
して底部のドレーン３から排出される。
ガス等）ｄは上部のガス配管５から排出され、別途貯留
される。また、排水中のＳＳ（浮遊物）成分は、通路６
を緩やかに移動する間に沈降、分離され、余剰汚泥Ｃと
して底部のドレーン３から排出される。
Ｈ、発明の効果
以上のように本発明によれば、反応タンク内に渦巻状の
通路を設けるとともに、底部に排水流入口とドレーン、
側面上部に処理水排出口、タンク上部にガス配管をそれ
ぞれ設け、タンク内部全体を有効に利用し排水を通路に
沿って緩やかに移動させるようにしたので、簡単な構造
でありながら、タンク内の嫌気性微生物との接触が良好
になり、処理反応が円滑に行われるとともに、ＳＳ成分
の除去率が高くなる。しかも、短絡流を防ぐことができ
、かつ排水が処理される間に他の過程にある排水と接触
することがないため、最適な条件での処理が可能となる
。
通路を設けるとともに、底部に排水流入口とドレーン、
側面上部に処理水排出口、タンク上部にガス配管をそれ
ぞれ設け、タンク内部全体を有効に利用し排水を通路に
沿って緩やかに移動させるようにしたので、簡単な構造
でありながら、タンク内の嫌気性微生物との接触が良好
になり、処理反応が円滑に行われるとともに、ＳＳ成分
の除去率が高くなる。しかも、短絡流を防ぐことができ
、かつ排水が処理される間に他の過程にある排水と接触
することがないため、最適な条件での処理が可能となる
。
第１図は本発明に係る排水処理装置の一実施例を示す構
成説明図である。 ｌ・・反応タンク、２・・排水流入口、３・・・ドレー
ン、４・・処理水排出１］、５・・ガス配管、６・・渦
巻状の通路、ａ・・排水、ｂ・・・処理水、Ｃ・・・余
剰汚泥、ｄ・・発生ガス。 −Ｍ１水 一処理永 一赤中１汚祁 一犯主ｎ゛ス １−・７ｊ２員ｊγグ ２−排水流入口 ３−ｍ−ドレープ ４−・処擢幻Ｆ払口 ５−−−がス、Ｖｆ −４３
成説明図である。 ｌ・・反応タンク、２・・排水流入口、３・・・ドレー
ン、４・・処理水排出１］、５・・ガス配管、６・・渦
巻状の通路、ａ・・排水、ｂ・・・処理水、Ｃ・・・余
剰汚泥、ｄ・・発生ガス。 −Ｍ１水 一処理永 一赤中１汚祁 一犯主ｎ゛ス １−・７ｊ２員ｊγグ ２−排水流入口 ３−ｍ−ドレープ ４−・処擢幻Ｆ払口 ５−−−がス、Ｖｆ −４３
Claims (1)
- （１）反応タンクの底部に排水流入口とドレーン、側面
上部に処理水排出口、上部に発生ガスを取出すためのガ
ス配管をそれぞれ設けるとともに、タンク内に前記排水
流入口とドレーンから処理水排出口に至る渦巻状の通路
を設けたことを特徴とする排水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1253449A JPH03114595A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 排水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1253449A JPH03114595A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 排水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03114595A true JPH03114595A (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=17251555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1253449A Pending JPH03114595A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 排水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03114595A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011519309A (ja) * | 2008-04-28 | 2011-07-07 | ポステック アカデミー−インダストリー ファンデーション | 螺旋状構造体を備えた生物膜反応器およびこれを用いた水処理装置 |
| JP2012050910A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 上向流式の反応槽、該反応槽を用いた水処理方法、該反応槽を備える水処理装置 |
| JP5418501B2 (ja) * | 2008-12-03 | 2014-02-19 | 株式会社明電舎 | 廃水処理装置 |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP1253449A patent/JPH03114595A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011519309A (ja) * | 2008-04-28 | 2011-07-07 | ポステック アカデミー−インダストリー ファンデーション | 螺旋状構造体を備えた生物膜反応器およびこれを用いた水処理装置 |
| JP5418501B2 (ja) * | 2008-12-03 | 2014-02-19 | 株式会社明電舎 | 廃水処理装置 |
| JP2012050910A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 上向流式の反応槽、該反応槽を用いた水処理方法、該反応槽を備える水処理装置 |
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