JPH03114432A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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JPH03114432A
JPH03114432A JP1256351A JP25635189A JPH03114432A JP H03114432 A JPH03114432 A JP H03114432A JP 1256351 A JP1256351 A JP 1256351A JP 25635189 A JP25635189 A JP 25635189A JP H03114432 A JPH03114432 A JP H03114432A
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circuit
patient
timing
synchronization signal
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健一 菊地
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、映像信号処理手段の、少なくとも2つの回路
系を同期信号を用いて同期結合するPLL(位相同期ル
ープ)回路を有する電子内視鏡装置の改善に関する。
[従来の技術] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、体
腔内臓器等を観察したり、必要に応じて処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内
視1(スコープ又はファイバスコープ)が広く用いられ
ている。また、医療用のみならず工業用においてもボイ
ラ、機械、化学プラント等の管内或いは機械内等の対象
物を観察、検査したりするのに用いられている。
更に、電荷結合素子(COD)等の固体撮像索子を搬像
手段に用い、画像情報を光電変換された電気信号として
取出す方式の電子内視鏡も種々用いられている。
前記電子内視鏡を例えば医mi器として用いた電子内視
鏡装置は、例えば第5図に示すように、患者の体腔内に
挿入する回路等を接続する回路部(患者回路)と、モニ
タ等の周辺機器を接続する回路部(2次回路)とが、絶
縁されていなければならず、映像信号処理回路5に患者
回路側と2次回路側とを絶縁するためのアイソレーショ
ン回路6を設けている。
したがって、被写体1の被写体光束が結像光学系により
固体撮像素子3に結像し、該固体搬像素子3により光電
変換された電気信号は、ケーブル4により映像信号処理
回路5の患者回路側に入力され、前段処理された後に、
アイソレーション回路6を介して2次回路側に入力され
、後段処理され、さらに図示しないモニタ等の周辺機器
に出力されるようになっている。
前記アイソレーション回路としては、例えば第6図に示
すような構成が考えられている。さらに、本出願人は、
該アイソレーション回路を備えた電子内視鏡装置として
、例えば特願昭62−43578号、特願昭62−15
8427号にて提案している。
第6図において、被写体1の被写体光束は、結像光学系
2によって固体撮像素子3上に結像される。この固体撮
像素子3はケーブル4を介して、映像信号処理回路7に
接続されるようになっている。前記映像信号処理回路7
は、互いに絶縁された患者回路と2次回路とで構成され
ている。
前記固体撮像素子3からの電気信号は、前記患者回路側
にある患者側プロセス回路8に入力され、該患者側プロ
セス回路8で映像信号に変換される。
前記映像信号は、変調器9で変調され、高周波トランス
或いは高速フォトカブラ等のアイソレーション素子10
を介して、前記2次回路側へ伝送され、復調器11で復
調され、2次側プロセス回路12で信号処理され、図示
しない後段に伝送されるようになっている。
また、基準発振器13から発生された基準クロックは、
患者側タイミング信号発生器15に入力されると共に、
高周波トランス或いは高速フォトカブラ等のアイソレー
ション素子14を介して2次側タイミングパルス発生器
17へ伝送される。
前記患者側タイミング信号発生器15は、前記基準クロ
ックに同期した患者側プロセス回路8へのタイミングパ
ルス、変調回路9へのタイミングパルス、水平同期信号
(HD)及び垂直同期信号(VD)を発生する。前記水
平同期信号(HD)及び垂直同期信号(VD)は、通常
のフォトカブラ等のアイソレーション素子16を介して
2次回路側タイミング信号発生器17へ伝送されるよう
になっている。
前記2次側タイミングパルス発生器17は、前述したタ
イミングパルス、水平同期信号(+−I D >及び垂
直同期信号(VD)によって、2次回路側で使われる各
種タイミングパルスを発生するようになっている。
ところで、前述した基準クロックは、通常十数MH2以
上の高周波帯域の信号が用いられている。
したがって、患者回路側から2次回路側へ基準クロック
を伝送するためのアイソレーション素子は、その帯域を
満たす高周波トランス或いは高速フォトカブラでなけれ
ばならない。
そこで、本出願人は例えば特願昭63−48364号に
おいて、前述した基準クロックよりも周波数の低い水平
同期信号(HD)及び垂直同期信号(VD)によって、
2次回路側で使われる各種タイミングパルスを発生する
手段を設けた電子内視鏡装置を提案している。
前記内視鏡装置は、例えば第7図に示づ、映像信号処理
回路35が設けられている。
この映像信号処理回路35には、ケーブル4により固体
撮像素子3が接続され、この固体撮像素子3の撮像面の
前面には結像光学系2が設けられている。この結像光学
系2により被写体1の像が、前記固体撮像素子3に結像
されるようになっている。
前記映像信号処理回路35は、互いに絶縁された患者回
路と2次回路とで構成され、患者回路と2次回路との間
には後述する水平同期用のアイソレーション素子42、
垂直同期用のアイソレーション素子43及び映像信号用
アイソレーション回路39が設けられている。
前記アイソレーション素子42.43は、例えばフォト
カブラであり、患者回路と2次回路との間に必要な絶縁
耐圧を十分に維持できるものである。
前記患者回路には、基準クロックを発生する患者側基準
発振器36と、この患者側林準発振器36からの基準り
ロックによって各種のタイミングパルスを発生する患者
側タイミング信号発生器37と、前記固体撮像素子3の
出力信号を前処理する患者側プロセス回路38とが設け
られている。
前記患者側タイミング信号発生器37は、前述した基準
クロックに同期した、固体撮像素子駆動パルス、患者側
プロセス回路用タイミングパルス、水平同期信号(HD
)及び垂直同期信号(VD)を発生するようになってい
る。
前記アイソレーション素子42は、前述した水平同期信
号(HD)を、前記アイソレーション素子43は、前述
した垂直同期信号(VD)を2次回路へ伝送するように
なっている。
前記固体撮像素子3には、ケーブル4により前述した固
体撮像素子駆動パルスが印加され、この固体撮像素子駆
動パルスによって、画像信号が読み出されるようになっ
ている。
前記患者側プロセス回路38には、前述した画像信号が
、ケーブル4により入力されるようになっている。この
患者側プロセス回路38は、前述した患者側プロセス回
路用タイミングパルスによってタイミングが制御され、
前記固体撮像素子3の画像信号を前処理し、映像信号に
変換するようになっている。
この患者側プロセス回路38からの映像信号は、映像信
号用アイソレージフン回路39を介して、思考回路から
2次回路へ伝送されるようになっている。
前記2次回路には、前述した映像信号を処理する2次側
プロセス回路41と、後述する位相比較器46と、2次
側基準発振器としての電圧制御発振器(以下、■COと
称する)44と、このVC044ば発生する信号を基準
クロックとして、水平同期信号(HD”j等を発生する
2次側タイミング信号発生器45とが設けられている。
この2次回路では、位相比較器46、VCO44及び2
次側タイミング信号発生回路45で構成されるPLL 
(位相同期ループ)回路を用いて、前記アイソレーショ
ン素子42.43を介して伝送される水平同期信号(H
D)及び垂直同期信号(VD)と位相が一致した同期信
号を発生するようになっている。
前記位相比較器46には、前記アイソレーション素子4
2を介した前記思考側タイミング信号発生器37からの
水平同期信号(HD)と前記2次側タイミング信号発生
器45からの水平同期信号(HD’)とが入力され、前
記水平同期信号(HD)と前記水平同期信号()−ID
’ )との位相を比較し、その位相差に応じた信号を前
記VCO44に出力するようになっている。これにより
、前記VCO44は、2次側基準信号を可変するように
なっている。即ち、患者側水平同期信号(HD )と2
次側水平同期信号CHD’ )との位相が一致するよう
に、2次側タイミング信号発生器45の周波数位相がM
IN+されるようになっている。
また、前記アイソレーション素子43を介した前記患者
側タイミング信号発生器37からの垂直同期信号(VD
)により、前記2次側タイミング信号発生器45がリセ
ットされるようになっている。
前記2次側プロセス回路41は、前記2次側タイミング
信号発生器45のタイミングパルスによってタイミング
が制御され、前記映像信号用アイソレーション素子39
を介して入力された映像信号を信号処理し、図示しない
モニタ等に出力されるようになっている。
しかし、上述した内視鏡装置の映像信号処理回路35で
は、雑音等の原因により、VCO44が制御不能となり
フリー発振状態となる等、PLL回路が誤動作する恐れ
がある。
そこで、PLL回路がロックする周波数を、水平同期信
号と一致させ、2次側タイミング信号発生器のリセット
を、患者側タイミング信号発生器からの水平同期信号で
行うことが考えられている。
これによれば、VCO44がフリー発振状態となっても
、その発振周波数は水平同期信号の周波数にほぼ等しい
ので、不安定ながら映像信号を49にとができる。
しかし、PLL回路がロック状態であっても、患者側タ
イミング信号発生器から構成される装置平同期信号に、
パルス性雑音等が重畳すると、2次側タイミング信号発
生器が誤ってリセットされてしまい、該2次側タイミン
グ信号発生器の発生する2次回路用のタイミングパルス
が一時的に誤った周期となる場合が考えられる。
そこで、前述した水平同期信号に重畳するパルス性雑音
を除去するため、該水平同期信号の伝送区間にローパス
フィルタを挿入するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述したローパスフィルタを挿入し、ノイズの
除去率を上げるためには、該ローパスフィルタの時定数
を大きくしなければならず、これにより同期信号の波形
がなまり、画像が安定しないという問題点がある。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、同期
信号にノイズが混入した場合でも、該ノイズにより画像
信号が乱れることの少ない電子内視鏡装置を提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] PLL (位相同期ループ)回路の位相ロック状態を検
出覆る検出手段と、前記検出手段の出力信号により被同
期回路系のタイミングクロック発生器のリセット信号を
切り換える手段とを設けている。
[作用] 上述した構成により、PLL回路の位相ロック状態を検
出し、該PLL回路がロック状態である時は、被同期回
路系のタイミングクロック発生器のリセット信号を該被
同期回路系から、前記PLL回路がアンロック状態であ
る時は、被同期回路系のタイミングクロック発生器のリ
セット信号を同期回路系から得るようにしている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係わり、第1
図は映像信号回路の構成を示すブロック図、第2図は電
子内視鏡装置の構成を示す説明図である。
電子内視鏡装置は、例えば第2図に示すように、例えば
体腔内に挿入できるように細長に形成された内視鏡21
と、この内視鏡21のユニバーサルコード24がコネク
タ25により接続される後述するビデオプロセッサ26
と、このビデオプロセッサ26の出力信号によって体腔
内部位等の被写体を映しだすモニタ7とから構成される
ようになっている。
前記電子内視鏡21は、細長で例えば可撓性の挿入部2
2を備え、この挿入部22の後端に大径の操作部23が
連設されている。
前記操作部23の後端部からは、側方に可撓性のユニバ
ーサルコード24が延設され、このユニバーサルコード
23の先端にコネクタ25が設けられている。このコネ
クタ25は、図示しない光源装置及び映像信号処理回路
が内設されたビデオプロセッサ26のコネクタ受け28
に接続されるようになっている。
前記挿入部22の先端側には、硬性の先端部29及びこ
の先端部29に隣接覆る後方に湾曲可能な湾曲部30が
順次設けられている。また、前記操作部23には、湾曲
操作ノブ31が設けられ、この湾曲操作ノブ31を回動
操作することによって、前記湾曲部30が例えば上下/
左右方向に湾曲できるようになっている。また、前記操
作部23には、前記挿入部22内に設けられた処置具チ
17ンネルに連通する挿入口32が設けられている。
前記先端部29には、第1図に示すように、結像光学系
2が設けられ、この結像光学系2の結像位置に、撮像手
段としての固体撮像素子3が配設されている。この固体
撮像素子3は、COD (電荷結合素子)或いはMO8
型固体撮像素子等である。前記固体撮像素子3には、信
号送受用のケーブル4が接続され、このケーブル4は、
前記挿入部22及びユニバーサルコード24内に内設さ
れて前記コネクタ25に接続されている。そして、この
コネクタ25及びコネクタ受け28を介して、前記ビデ
オプロセッサ26に内設された映像信号処理回路35に
接続されるようになっている。なお、カラー撮像方式と
して、同時方式を用いる場合には、前記固体撮像素子3
の前面に、例えば赤(R)、緑(G)及び青(8)の波
長領域の色をそれぞれ透過する色フィルタをモザイク状
等に配列したカラーフィルタアレイが設けられ、前記ビ
デオプロセッサ26に内蔵された図示しない光源装置か
ら出射された例えば白色光である照明光が図示しないラ
イトガイドを導光され被写体1に照射されるようになっ
ている。また、カラー搬像方式として、面順次方式を用
いた場合には、例えば赤(R)、緑(G)及び青(B)
の波長領域の光である照明光を順次出射する光m装置が
用いられている。
前記映像信号処理回路35は、互いに絶縁された患者回
路と2次回路とで構成され、患者回路と2次回路との間
には後述する水平同期用のアイソレーション素子42、
垂直同期用のアイソレーション素子43及び映像信号用
アイソレーション回路39が設けられている。
前記アイソレーション素子42.43は、例えばフォト
カプラであり、患者回路と2次回路との間に必要な絶縁
耐圧を十分に維持できるものである。
前記患者回路には、基準クロックを発生する患者側基準
発振器36と、この患者側基準発振器36からの基準ク
ロックによって各種のタイミングパルスを発生ずる患者
側タイミング信号発生器37と、前記固体撮像素子3の
出力信号を前処理する患者側プロセス回路38とが設け
られている。
前記患者側タイミング信号発生器37は、前述した基準
クロックに同期した、固体撮像素子駆動パルス、患者側
プロセス回路用タイミングパルス、水平同期信@()」
0)及び垂直同期信@(VD)を発生するようになって
いる。
前記アイソレーション素子42は、前述した水平同期信
号(1−I D ’)を、前記アイソレーション素子4
3は、前述した垂直同期信号(VD)を2次回路へ伝送
するようになっている。
前記固体陽像素子3には、ケーブル4により前述した固
体撮像素子駆動パルスが印加され、この固体撮像索子駆
動パルスによって、画像信号が読み出されるようになっ
ている。
前記患者側プロセス回路38には、前述した画像信号が
、ケーブル4により入力されるようになっている。この
患者側プロセス回路38は、前述した患者側プロセス回
路用タイミングパルスによってタイミングが制御され、
前記固体撮像素子3の画像信号を前処理し、映像信号に
変換するようになっている。
この患者側ブOセス回路38からの映像信号は、映像信
号用アイツレ−912回路39を介して、患者回路から
2次回路へ伝送されるようになっている。
前記2次回路には、前述した映像信号を処理する2次側
プロセス回路41と、後述層る位相比較器46と、この
位相比較器46により後述するPLL回路がロックして
いるか否かを検出するロック判別器47と、前記位相比
較器46の出力信号のパルス性ノイズを除去し所定の電
圧に変換するローパスフィルタ(以下、LPFと称する
)49と、2次側基準発振器として水平同期信号の周波
数近傍を発振する電圧制御発振器(以下、VCOと称す
る)44と、このVCO44が発生する信号を基準クロ
ックとして、水平同期信号CHD”)等を発生する2次
側タイミング信号発生器45と、前記ロック判別器47
の制御により前記2次側タイミング信号発生器45のリ
セット信号を切り換える切換器48とが設けられている
この2次回路では、位相比較器46、LPF49、VC
O44及び2次側タイミング信号発生回路45で構成さ
れるPLL (位相同期ループ)回路を用いて、前記ア
イソレーション素子42.43を介して伝送される水平
同期信号(HD)及び垂直同期信号(VD)と位相が一
致した同期信りを発生するようになっている。
前記2次側プロセス回路41は、前記2次側タイミング
信号発生鼎45のタイミングパルスによってタイミング
が制御され、前記映像信号用アイソレーション回路39
を介して入力された映像信号を信号処理し、図示しない
モニタ等に出力されるようになっている。
このように構成された映像信号処理回路35の作用につ
いて説明する。
前記位相比較器46には、前記アイソレーション素子4
2を介した前記患者側タイミング信号発生器37からの
水平同期信号(HD)と前記2次側タイミング信号発生
器45からの水平同期信号(HD″)とが入力され、前
記水平同期信号(HD)と前記水平同期信号<1−ID
”)との位相を比較し、その位相差に応じた信号を前記
ロック判別器47に出力すると共に、前記LPF49を
介して前記VCO44に出力する。
これにより、前記VC044は、2次側基準信号を可変
する。即ち、患者側水平同期信号(1−1D )と2次
側水平同期信号CHD”)との位相が一致するように、
2次側タイミング信号発生器45の周波数位相が制御さ
れる。
また、前記ロック判別器47は、前記比較器47の信号
により、前述したPLL回路のがロック状態或いはアン
ロック状態であるかを判定し、前記切換器48を制御す
る。この制御は、前述したPLL回路がロック状態であ
る場合、前記切換器48が2次側タイミング信号の水平
リセット信号(HR)入力端に2次側水平同期信号(H
D”)を出力し、アンロック状態である場合、前記切換
器48が2次側タイミング信号の水平リセット入力端に
患者側水平同期信号(HD )を出力するものである。
したがって、前記2次側タイミング信号発生器45は、
PLL回路がロック状態である場合、該PLL回路によ
り発生される2次側水平同期信号(HD’ )を水平リ
セット信号として用い、PLL回路がアンロック状態で
ある場合、患者側水平同期信号(HD)を水平リセット
信号として用い、前記VCO44の発生する基準クロッ
クとし、前述した水平リセット信号が入力された時点か
ら基準りOツクをカウントし、2次側プロセス回路41
等に供給する各種のタイミングパルスを発生する。なお
、位相比較器46及び切換器48に供給する2次側水平
同期信号CHD”)は、前述したように水平リセット信
号でリセットされず、前記VCO44の基準クロックを
例えば分周したものでよい。
なお、前記アイソレーション素子43を介した前記患者
側タイミング信号発生器37からの垂直同期信号(VD
)によっても、前記2次側タイミング信号発生器45が
リセットされるが、前述した水平同期信号の周期の1/
2程度の遅れ或いはジッタを有しても、2次側プロセス
回路41への影響は軽微であり、また、垂直同期信号(
VD)に重畳するノイズ等はローパスフィルタで十分に
軽減できるものである。
なお、前記ロック判別器47は、前記LPF49の信号
により、前述したPLL回路のがロック状態或いはアン
ロック状態であるかを判定するようにしてもよい。
即ち、患者側水平同期信号(HD)と位相の一致した2
次側水平同期信@(H[)”)により2次側タイミング
信号発生器45がリセットされるので、該2次側タイミ
ング信号発生器45は雑音等によりリセットされず、安
定した各種のタイミングパルスを発生することができ、
さらに、PLL回路がアンロック状態となっても、患者
側タイミング信号発生器37の患者側水平同期信号(H
D)によりリセットされるので不安定ながら各種のタイ
ミングパルスを発生し、また、PLL回路がロック状態
に復旧すると前述した状態に復旧するので観察を継続す
ることができるという効果がある。
第3図は本発明の第2実施例係わる画像処理回路の構成
を示すブロック図である。なお、第1実施例と同様の作
用を行なうものについては同一の符号を用い説明を省略
する。
前記映像信号処理回路35は、互いに絶縁された患者回
路と2次回路とで構成され、患者回路と2次回路との間
には水平同期用のアイソレーション素子42、垂直同期
用のアイソレーション素子43及び映像信号用アイソレ
ーション回路39が設けられている。
前記患者回路には、患者側基準発振器36と、患者側タ
イミング信号発生器37と、患者側ブ0セス回路38と
が設けられている。
前記2次回路には、2次側プロセス回路41と、位相比
較器46と、LPF49と、VCO44と、2次側タイ
ミング信号発生器45と、前記アイソレーション素子4
2を介した患者側水平同期信号(HD)と前記2次側タ
イミング信号発生器45とによりPLL回路がロックし
ているか否かを検出するロック判別器52と、このロッ
ク判別器52の制御により前記2次側タイミング信号発
生器45のリセット信号を切り換える切換器48とが設
けられている。前記位相比較器46は、前記水平同期信
号(1−ID)と前記水平同期信@(HD”)との位相
を比較し、その位相差に応じた信号を前記LPF49を
介して前記VCO44に出力するようになっている。
このように構成された映像信号処理回路35の作用につ
いて説明する。
前記ロック判別器52は、前記水平同期信号(HD)と
前記水平同期信@CHD”)とにより、前述したPLL
回路がロック状態或いはアンロック状態であるかを判定
し、前記切換器48を制御する。この制御は、第1実施
例と同様に、PLL回路がロック状態である場合、前記
切換器48が2次側タイミング信号の水平リセット信号
(HR)入力端に2次側水平同期信号CHD”)を出力
し、アンロック状態である場合、前記切換器48が2次
側タイミング信号の水平リセット入力端に患者側水平同
期信号(HD)を出力するものである。
即ち、位相比較器46及び2次側タイミング信号発生器
45を入力波形の立ら上がり或いは立ら下がりでトリガ
ーするエツジトリガーとすることができ、前記水平同期
信号(HD )と前記水平同期信号(1−10”)との
パルス幅に自由度をもたせることができるという効果が
ある。
その他の効果は第1実施例と同様である。
第4図は第1実施例の変形例に係わる映像信号処理回路
の構成を示すブロック図である。
本例の映像信号処理回路35には、第1実施例のアイソ
レーション素子42.43に代えて、アイソレーション
素子50が設けられている。
2次回路には、後述する同期信号分離回路51が設けら
れている。
また、患者側タイミング信号発生回路37は、前記アイ
ソレーション素子50を介して水平同期信号と垂直同期
信号とを合成した複合同期信号(C,5YNC)を2次
回路に設けた同期分離回路51に伝送するようになって
いる。
前記同期信号分離回路51は、前述した複合同期信号(
C,5YNC)を水平同期信号(HD)と垂直同期信号
(VD)とに分離し、水平同期信号(トID)は位相比
較器46及び切換器48へ、垂直同期信号(VD)は2
次側タイミング信号発生回路45に出力するようになっ
ている。
なお、本変形例は第2実施例においても適応することが
できる。
その他の構成、作用及び効果は第1実施例と同様である
なお、上述した各実施例は医療用の内視鏡装置を用いて
説明したが、工業用の内視鏡装置においても適応される
ものである。
また、水平信号を切り換゛えるための切換器は、デジタ
ル回路で構成してもよい。
なお、2次側タイミング信号発生器に垂直同期信号(V
D)に代えて、該2次側タイミング信号発生器に適合し
た垂直リセット信号を入力するようにしてもよい。
また、2次回路に基準発振器を、患者回路に211回路
を設けて、2次回路により患者回路を制御するようにし
てもよい。
ざらに、固体撮像素子の画素数により、患者回路と2次
回路の基準発振周波数が異なっても、PLL回路を適宜
構成することににり本発明を適応することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、同期信号にノイズ
が混入した場合でも、該ノイズにより画像信号が乱れる
ことがなく、安定した被写体観察等ができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係わり、第1
図は映像信号回路の構成を示すブロック図、第2図は電
子内視鏡装置の構成を示す説明図、第3図は本発明の第
2実施例係わる画像処理回路の構成を示すブロック図、
第4図は第1実施例の変形例に係わる映像信号処理回路
の構成を示すブロック図、第5図ないし第7図は従来の
技術に係わり、第5図は電子内視鏡袋δの説明図、第6
図及び第7図は映像信号処理回路の説明図である。 35・・・映像信号処理回路 36・・・患者側基準信号発振器 37・・・患者側タイミング信号発生器44・・・■C
0 45・・・2次側タイミング信号発生器46・・・位相
比較器   47・・・ロック判別器48・・・切換器
     49・・・LPF第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 7でG敷11I!メ七工皿乃 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 映像信号処理手段の、少なくとも2つの回路系を同期信
    号を用いて同期結合するPLL(位相同期ループ)回路
    を有する電子内視鏡装置において、前記PLL回路の位
    相ロック状態を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力信号により被同期回路系のタイミン
    グクロック発生器のリセット信号を切り換える手段とを
    設けたことを特徴とする電子内視鏡装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1057309A (ja) * 1996-04-15 1998-03-03 Asahi Optical Co Ltd 電子内視鏡に接続可能な映像信号処理装置
WO2017068647A1 (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 オリンパス株式会社 光走査型内視鏡装置
WO2021176711A1 (ja) * 2020-03-06 2021-09-10 オリンパス株式会社 信号処理装置、内視鏡システム、及び信号処理方法

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US11957315B2 (en) 2020-03-06 2024-04-16 Olympus Corporation Signal processing device, endoscope system, and signal processing method

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