JPH03114414A - 容易に着脱できるマットまたはそのような小さいカーペットを所定の場所に維持するための方法および定着板材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、カーペットが敷かれ、またはカーペットタイ
ルで覆われたフロア領域において、容易に着脱できるマ
ットまたはそのような小さいカーペットを所定の場所に
維持するための方法および定着板材料に関する。この方
法では、マットはその下側に全面にわたって分布された
突起、またはクリート（ｃｌｅａｔ　）のような係合手
段の表面パターンを備えている。

［従来の技術およびその課題］ 従来の方法においては、カーペットが敷かれた領域（以
下、カーペット領域と呼ぶ）にはマ・ントの大きさに対
応したカーペットが敷かない領域（以下、非カーペット
領域と呼ぶ）が与えられ、そのマットを非カーペット領
域に配列する。それにより、その端部でマットは所定の
場所に保持され、カーペット領域の境界とが接する。大
ざっばに配列されたマットがカーペット領域において切
り取られた部分にきちんと嵌合することは難しく、新し
いマットでのマット交換による領域が新しいマットにき
ちんと嵌合することは希であり、それによってこのよう
に与えられた領域に対してマットが小さすぎたりまたは
大きすぎたりるので、その方法は不利である。

カーペットタイルの下面およびベース部材の上面にそれ
ぞれ形成された相互係合する相互固定突起によって横方
向の動きを防ぐカーペ・ットタイル集合体が、米国特許
第４．７３１．２７５号公報の明細書から知られている
。これらのカーペットタイルは容易に除去および交換可
能であるが、カーペットタイルが他のカーペットタイル
によって直ぐに交換されないで除去される場合において
、除去されたタイルはフロアカバーにおいて凹部、中空
部、若しくはくぼみを残すであろう。そのくぼみはくぼ
みのまわりのフロアカバーの端部により形成された障害
物で歩行者をころばせる。そして運搬具、例えば、車椅
子、または可動買い物籠の車輪は、そのくぼみにはまり
易い。さらに、摩損および裂は目は、くぼみのまわりの
フロアカバーの垂直端部で生ずるであろう。その摩耗は
、除去されたカーペットタイルが、その後、他の好まし
くはきれいなカーペットタイルによって交換される時に
、フロアカバーの外観の欠点となるであろう。

［課題を解決するための手段］ 前記欠点を除去するためにおよびカーペットまたはカー
ペットタイルカバーの修理寿命を延ばすために、本発明
は、マットで覆われるフロア領域の一つまたはそれ以上
の部分がカーペットまたはタイルカバーのない状態であ
り、その一つまたはそれ以上のフロア領域の覆われない
部分が定着板材料で覆われており、その定着板材料の上
面がカーペットまたはカーペットタイルカバーの上面と
同じ高さに適合されおよび突起、またはクリートのよう
な係合手段で定着板材料に対するマットの横方向の変位
を防ぐためにその係合手股間でマットの下側を係合する
こと、少なくとも定着板材料を覆うためにおよび係合手
段によってマットの下側と定着板材料の上面間の係合を
与えるためにマットが所定の場所に置かれること、およ
び好ましくは定着板材料がカバーのカーペットの厚さお
よび圧縮性に対応する厚さおよび圧縮性を有することを
特徴とする方法を提供する。これによって、定着板材料
上に配置され、かつ、定着板材料に対する横方向の変位
が安全に防止されたマットは、覆われていない定着板材
料上の往来に対する不便さなしに除去し得る。これはそ
の表面レベルがフロアカバーの表面のレベルと同じであ
るからである。これによって、定着板材料により覆われ
たフロア領域とカーペット若しくはカーペットタイルカ
バーにより覆われたフロア領域間の境界を歩くまたはこ
ろがす時に、それらの間で、レベル若しくは四部の顕著
な差を生じない。

［実施例］ 以下、本発明にかかるいくつかの実施例に関してより詳
細に説明する。

第１図は、くぼみ２を有するカーペット領域１を示す図
で、その中にくぼみ２の大きさより小さい大きさの従来
のマット３が置かれている。第２図は、交換が困難とな
らないためにマット３をくぼみ２の大きさよりも多少小
さくすべきであることを示す。特に、マットが頻繁に交
換するような種類のものであると、そのような配列はく
ぼみ端部の摩耗を引き起こす。これは、マットがそのく
ぼみでカーペット領域の端部を保護しないこと、および
マット３の端部でくぼみ内に必然的にダストが落ちると
いう事実による。それによって、例えば、バキュームク
リーナーによるダスト除去が、くぼみの端部を摩耗させ
ることになる。

第３図および第４図は本発明による方法を説明している
。施されたマット５はその下側に全面にわたって分布し
た突起、またはクリートのような係合手段のパターンを
備えている。マット５によって覆われるべきフロア領域
１の一つまたはそれ以上の部分は、カーペットのない状
態に保持され、またはそのような状態にされる。その後
、フロア領域１の覆われない部分２の各々の中に定着板
材料７を置く。その上面は、フロア領域の残りの覆われ
た部分の上面と同じ高さに適合され、およびマット５の
下側と係合するようにされてそれらの水平方向の変位を
防ぐ。その後、マット５が定着板材料７を覆いまたは積
層するために置かれ、その下側は定着板材料の上面と係
合する。第４図は、くぼみ２に定着板材料７を置いた後
の配列およびマット５の下側の係合手段６が定着板材料
７の上面の係合手段８と係合することを示す。

第５図および第６図は、カーペットタイルで覆われた領
域の配列を示す。そこでは６つのカーペットタイルが除
去され、６つの定着板材料７のタイルで交換されている
。マットの下層としてはたらく６つの定着板材料のタイ
ル７に積層または覆うようにマット５がタイルで覆った
領域の上に置かれる。これによって、その下層に対して
マットの安全な定着を達成し、およびくぼみのカーペッ
ト材料の端部の大きな摩損が起こらない。マット５が一
時的に所定の場所に配列されない、例えば、交換される
場合、カーペットタイルで覆われた領域では、人がカー
ペット領域を歩くと危険であるような開口したくぼみの
ない、欠損領域がないように見える。

第６図は嵌め込まれた定着板材料７を備えた領域の上に
置かれおよび覆っているマット５を示す。

第７図は定着板材料のタイルの一実施例を示しており、
その上面はマット５のした側のクリートまたは突起のパ
ターンに適合する多数のクリートまたは突起を備えてい
る。そのためマットの突起は定着板材料７の突起８間に
位置されるが、突起、クリート等のパターンは、マット
５が所定の場所にのせられる前に、定着板材料上の往来
に耐えるのに充分な密度である。

第８図も定着板材料７のタイルを示す。ここで、クリー
トまたは突起８は、特定の方法で集合されている。この
ため、マット５の下側の突起６は突起８問および突起の
集合間で係合される。

第９図は定着板材料７のタイル用の基準寸法と同じ所定
の基準寸法の従来のカーペットタイルを示す。好ましく
は、第９図に示すカーペットタイルの高さも、定着板材
料のタイルの高さと同じであり、および定着タイルと同
じ往来耐性能力を有することがよい。

第１０図はマット５の突起６と定着板材料７の突起８Ａ
間の係合の一例を示す。突起８Ａが大きいので３つの突
起６の群の内部に配置し得ることが明らかである。これ
によって、突起の支持効果が増加され得る。

第１１図は突起８Ａの寸法のボーダーラインの場合を示
す。その断面直径はマットの突起６の対間の相互距離よ
りも大きいけれども、半径Ｒを有し３つの隣接するマッ
ト突起６の群に触れるまたは接するような内接円よりも
小さい直径を有するべきである。

第１２図および第１３図は、それぞれ定着板材料７の上
面の突起８Ｂ、８Ｃのさらに２つの態様を示す。突起８
Ｂ、８Ｃは、それぞれ単独のおよびグループのマット５
の下側の突起６の、および突起支持効果を増加するため
のバンク状またはビーズ状のパターンを形成する。

定着板材料７のタイルの大きさの実施例として、２０Ｘ
２０ｃｍ、４０Ｘ４０ｃｍ、および８０Ｘ８０印の端部
長さ、４ないし１０龍の厚さを有する正方形のタイルに
ついて述べる。その材料は天然ゴムまたは合成ゴム、Ｐ
ＶＣ，ＰＵＲまたはポリマー若しくは熱可塑性材料のよ
うな他のプラスチックである。もし、着脱可能なマット
をカーペット若しくはカーペットタイルに覆われた領域
中に嵌め込まれたカバー材料７上に維持することができ
る条件に合うならば、マット５の下側および定着板材料
７の上面のクリートまたは突起の代わりに、それぞれ、
いわゆるベルクロファーステナ−（ＶｃＩｃｒｏｆａｓ
ｔｅｎｅｒ）材料を使用し得る。

定着板材料７の下側は、平滑であるか、またはフリクシ
ョンパターン若しくはフリクションカバーを備えるが、
下側は接着によって固定されるようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のマットをその中に置いており、従来の切
り払った部分を有するカーペット領域を示す図、第２図
は第１図における■−■に沿った断面を示す図、第３図
は定着板材料を備えた領域に本発明の方法によるマット
が配列されたカーペット領域を示す図、第４図は第３図
におけるＮ−■に沿った断面を示す図、第５図は定着板
材料の対応したタイルが嵌め込まれたカーペットタイル
に覆われた領域を示す図、第６図は定着板材料上にマッ
トをおいたときの第５図を示す図、ｍ７図はその上側に
クリートパターンを有するカバープレート材料のタイル
を示す図、第８図は定着板材料の上面に異なるクリート
パターンを持つタイルを示す図、第９図は従来のカーペ
ットタイルを示す図、第１０図はマットの下面のクリー
ト若しくは突起と、定着板材料の上面のクリート若しく
は突起との間の係合を模式的に示す図、第１１図は内接
円が３つのクリートまたは突起に接する状態を示す図、
第１２図はマットの下側のパターンと、定着板材料の上
側のパターンとの間の係合を模式的に示した図、第１３
図はマット下面の突起および定着板材料の上面の突起と
の間で係合する配列の他の実施例を模式的に示した図で
ある。 １・・・フロア領域、２・・・くぼみ、５・・・マット
、６゜８Ａ、８Ｂ、８Ｃ・・・突起、７・・・定着板材
料、８・・・係合手段。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）カーペットが敷かれたまたはカーペットタイルで
   覆われたフロア領域において、容易に着脱できるマット
   またはそのような小さいカーペットを所定の場所に維持
   するための方法であって、マットはその下側に全面にわ
   たって分布された突起、またはクリートのような係合手
   段の表面パターンを備えており、マットにより覆われた
   フロア領域の一つまたはそれ以上の部分がカーペットま
   たはカーペットタイルカバーのない状態であり、前記一
   つまたはそれ以上のフロア領域の覆われていない部分が
   定着板材料で覆われ、該定着板材料に対する該マットの
   横方向の変位を防ぐために該定着板材料の上面には該マ
   ットの下側と係合するクリートまたは突起のような係合
   手段が設けられ、その係合手段間において係合が行われ
   、および少なくとも定着板材料を覆うためおよび該マッ
   トの下側と定着板材料の上面との間で該係合手段によっ
   て係合を与えるために該マットが所定の場所に置かれ、
   かつ、好ましくは定着板材料が該フロアカバーのカーペ
   ットまたはカーペットタイルの厚さおよび圧縮性に実質
   的に対応する厚さおよび圧縮性を有することを特徴とす
   る方法。
2. （２）定着板材料の突起、またはクリートのような係合
   手段は、マットの下側の突起、またはクリートのような
   係合手段よりも大きい断面を有し、定着板材料の突起は
   円状の断面を有し、該突起の直径はマットの突起間の距
   離より大きいが、マットの下側の３つの隣接する突起の
   群において突起に触れる若しくは接する内接円の直径よ
   り小さいことを特徴とする請求項１記載の方法。
3. （３）定着板材料がフロア領域のカーペットがない領域
   部分全面にわたって満たされる請求項１記載の方法。
4. （４）定着板材料の突起はマットの下側の突起の少なく
   とも単一の包接パターンを形成する請求項１記載の方法
   。
5. （５）マットの下側の突起は定着板材料の上面の突起の
   少なくとも単一の包接パターンを形成する請求項１記載
   の方法。
6. （６）カーペットが敷かれたまたはカーペットタイルで
   覆われたフロア領域において、容易に着脱できるマット
   またはそのような小さいカーペットを所定の場所に維持
   するためおよび請求項１の方法を行うための定着板材料
   であり、好ましくは該マットが洗浄可能な修理マットで
   あり、該マットの下側全面にわたって分布した突起、ま
   たはクリートのような係合手段の表面パターンを備え、
   容易に着脱可能なマットの下面で該係合手段に係合する
   ために適合され、その上面に突起、クリート等のような
   係合手段を有する該定着板材料であって、該板材料の厚
   さおよび圧縮性が実質的にフロア領域のカーペットまた
   はカーペットタイルカバーの厚さおよび圧縮性に対応し
   、容易に着脱可能なマットが除去された時にフロアの定
   着板材料に覆われた部分の表面レベルが残ったフロアカ
   バーの表面レベルと同じであることを特徴とする定着板
   材料。