JPH03113110A - アンカーボルト構造体 - Google Patents

アンカーボルト構造体

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JPH03113110A
JPH03113110A JP24869389A JP24869389A JPH03113110A JP H03113110 A JPH03113110 A JP H03113110A JP 24869389 A JP24869389 A JP 24869389A JP 24869389 A JP24869389 A JP 24869389A JP H03113110 A JPH03113110 A JP H03113110A
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Japan
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anchor
bolt
cone
conical
angle
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JP24869389A
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Masahiko Kono
正彦 河野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアンカーボルトに関する。
〔従来の技術〕
従来、第11図に示すような鋼鉄製のアンカーボルトa
が使用されている。即ち、コンクリートbヘストレード
状のアンカー孔Cを?設して、アンカーポル)aをこの
アンカー孔Cへ挿入し、スリットe…を有する薄肉円筒
状拡張鞘体rを外部から打撃し、ボルト本体gのコーン
部りに誘導させて該鞘体fを拡張して、アンカー孔C内
に固着させ、もって、アンカーポル)aを固定していた
ところで、ボルト本体gのコーン部りの円錐頂角βは、
約30°であり、極めて緩やかであった。
また、拡張鞘体fの肉厚寸法りは十分に小さく、ボルト
本体gの雄ネジ部の外径寸法をdとすれば、t :0.
15・d 程度であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
アンカー孔Cが同一径円柱状   ストレート状   
であると共に、上記コーン部りの円錐頂角βが小さく、
かつ、拡張鞘体fの肉厚寸法tが約0.156と薄いた
めに、引抜力が十分得られなかった。かつ、アンカーボ
ルトaに繰り返して振動等が加わると、アンカー孔Cか
ら抜出る虞れがあり、仮設用としての使用には支障はな
いが構造用としては信転性を欠き、不適当であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、40°以上の所定角度の円錐頂角をもって奥
部へ拡大した円錐面部を有するアンカー孔と、該円錐面
部に対応してリング状空隙部を形成するコーン部を一端
に有し、かつ該コーン部の円錐頂角が上記所定角度に設
定され、さらに他端に雄ネジ部を有するボルト本体と、
該ボルト本体に外嵌されると共に、縦割目を有して、外
部からの打撃を受けて上記リング状空隙部へ、上記コー
ン部にて拡開しつつ突入する拡張係止リングとを、備え
ている。
また、上記所定角度θが、40’≦θ≦52°に設定す
る。さらに望ましくは、43’≦θ≦47°に設定する
〔作用〕
40°以上の円錐頂角の円錐面部に、同一の円錐頂角の
コーン部が面接触し、強大な引抜耐力が得られる。
〔実施例〕
第1図と第2図と第4図に於て、アンカーボルト1は、
コーン部2を一端に有し、他端に雄ネジ部3を有するボ
ルト本体4と、該ボルト本体4に外嵌されると共に6本
の縦割目5…を有する厚内拡張係止リング6とを、備え
ている。
このアンカーボルトlは、第5図に示すように、40°
以上の所定角度θの円錐頂角をもって奥部へ拡大した円
錐面部7を有するコンクリートのアンカー孔8に挿入し
て使用される。
即ち、この円錐面部7の円錐頂角の角度θは、40°≦
θ≦52″のように設定するのが良い、特に、43°≦
θ≦47@に設定するのが最良である。
そして、第2図(と第4図)に示すように、ボルト本体
4のコーン部2の円錐頂角も上述の所定角度θの範囲に
設定する。第6図に示すように、コンクリート面のアン
カー孔8内の奥部へアンカーポルl−1を挿入すれば、
コーン部2は円錐面部7に平行に対応し、リング状空隙
部9が形成される。第6図に於て、10はインサートロ
ンドであり、矢印Fのように衝撃的な外力(打撃)を、
拡張係止リング6の外端面に与えるものである。
該拡張係止リング6がこのような打撃を外部から受けれ
ば、上記リング状空隙部9へ、コーン部2にて拡開誘導
されつつ突入して、第7図のような固着状態となり、拡
張係止リング6の外周面が、アンカー孔8の円錐面部7
に面接触にて強力に固着される。
言い換えれば、第7図に示すように、 40°≦θ≦52°、好ましくは、43°≦θ≦47°
で示される角度θの円錐頂角をもって奥部が拡大した円
錐面部7を有するアンカー孔8と、該円錐面部7に対応
してリング状空隙部9を形成する同一円錐頂角のコーン
部2を有するボルト本体4と、ボルト本体4に外嵌され
ると共に縦割目5…を有して、外部からの打撃を受けて
傘型リング状空隙部9へ拡開しつつ突入する拡張係止リ
ング6とをもって、アンカーボルト構造体が構成されて
いる。
次に、第4図に示すように、両端に雌ネジ部1011を
有する円筒状テンションスリーブ12を、アンカー孔8
へ挿入し、その奥部に固定されているボルト本体4の雄
ネジ部3に、雌ネジ部10を螺合させて、固定すれば、
コンクリート面13に雌ネジ部11が設けられたことと
なり、この雌ネジ部11に、図示詳細の被数物と共にボ
ルトを接近させて、螺着することができる。
次に、第8図〜第10図は他の実施例を示し、コンクリ
ート面13から雄ネジ部3が突設されるいわば雄型のア
ンカーボルト構造体である。即ち、ボルト本体4は十分
に長寸であり、一端に前述の所定角度θの円錐頂角のコ
ーン部2を有し、他端に雄ネジ部3を有する。ボルト本
体4の全長がアンカー孔8よりも長い。また、拡張係止
リング6は、打込用円筒部14と一体状に形成されてい
る。つまり、塑性変形容易なように、薄肉部15を介し
て、拡張係止リング6と打込用円筒部14とは連結され
、具体的には、外周凹溝16を形成することにより、薄
肉部15とする。縦割目5…は、この薄肉部15にまで
達して形成されるが、薄肉部15の全幅Wを越えて円筒
部14に達するようにするも自由である。
この薄肉部15の存在によって、肉厚の拡張係止リング
6がスムースにコーン部2に誘導されて、拡開して、第
8図の状態にまで変形容易となる。この幅Wの値は、第
8図のように拡開した係止リング6の上端が円筒部14
の下端に当たらないか又は軽く当てる程度に設定すれば
良い。
また、薄肉部15の肉厚寸法T、と、拡張係止リング6
の肉厚寸法T2の関係は、次式のように設定する。
0.2  ・T2 ≦T1 ≦0.35・T2  …■
ここで、第20と第3図にもどって、各部寸法とその関
係を説明すると、次の通りである。
0.2  ・T2≦T1≦0.4・T2 …■゛T、#
 (D−d)/2      …■0.25・d ≦T
2≦0.4・d  …■0.04・S2≦SI≦o、i
−s、  …■T2 :拡張係止リング6の肉厚寸法 D =拡張係止リング6の外径寸法 d :雄ネジ部3の外径寸法 従来の第11回のアンカーボルトに於ては、t、 !=
i0.15・d であったことと比較すれば、本実施例
では、上記式〇のように拡張係止リング6が十分に厚肉
であることが判る。
このような厚肉の拡張係止リング6が、上述の角度θの
ような大きな角度に拡開可能なのは、上記式■■′■で
明らかな如く、残肉部17の断面積と寸法が、十分に小
さく設定され、第6図から第7図への塑性変形   リ
ング状空隙部9への突入する拡”開度形   を、容易
化している。逆に、−旦、第7図又は第4図又は第8図
のように、固着されると、引抜力は強大である。即ち、
いわゆる″ズリ抜ける°゛ような現象   第11図の
従来例ではその危険性があった   が全く心配な(な
る。
そして、第4図又は第8図中に、(頂角が約90゜の)
2点鎖線にてコンクリートの破断面の位置を示しており
、本発明によれば、アンカーボルト構造体としての耐力
は、円錐破断面積(2点鎖線の面積)とコンクリートの
強度に依存しており、耐力の計算は正確に行うことが可
能となり、構造用ボルトとして使用出来る。かつ、振動
や繰り返し荷重が作用しても、ボルトが引抜けることが
全くなくなる。
本発明のアンカーボルト構造体は、その形状、寸法、構
造上から、上述のように強力な耐力(引抜力)を発揮す
る。さらに−層の強度増加を図り、かつ軽量化を図るた
めに、ボルト本体4と拡張係止リング6の材質を、液晶
ポリマーとすることは、望ましいことである。液晶ポリ
マーとしては、エポキシ、ポリエステル(ボリアリレー
日、ポリイミド、ポリアミド等の樹脂が好ましい。比重
が約2.6となって、従来の鉄鋼(比重7.8)よりも
著しく軽量化が図り得る。しかも、射出成型等にて大量
かつ安価に製造出来る利点もある。
また、高性能繊維入り合成樹脂にて、ボルト本体4と拡
張係止リング6を形成するも、望ましく、ボリアリレー
トやポリアミド等の有機繊維、また、炭素繊維、炭化珪
素繊維等の無m繊維、あるいは、金属繊維を各種の合成
樹脂に混入する。金属繊維を入れたFRM(比重3.6
)が特に好ましい。
なお、カプセルに入った接着剤をアンカー孔8内へ予め
入れてから、アンカーボルト1を挿入して打込み、カプ
セルを破壊して接着剤を介在させて一層の耐力増強を図
るも自由である。また、リング6の縦割目5…の本数を
増減するも自由である。
また、テンションスリーブ12も同様の材質とすること
も好ましい。
〔発明の効果〕
本発明は、従来のアンカー構造体のボルト本体のコーン
部の円錐頂角β(第11図参照)が、約30″であった
のに対して、40°以上の大きな角度としたから、引抜
耐力は抜群に強化され、構造用ボルトとして使用出来る
信頼性を具備する。そして、振動や繰り返し荷重にも十
分に耐えて、緩みや引抜けを生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の正面図、第2図は第1図の
■−■断面図、第3図は拡張係止リングの簡略平面図、
第4図は使用状態断面図、第5図と第6図と第7図は使
用方法説明図、第8図は他の実施例の使用状態断面図、
第9図は要部正面図、第10図は要部断面図である。第
11図は従来例を示す一部破断説明図である。 θ…所定角度、l…アンカーボルト、2…コーン部、3
…雄ネジ部、4…ボルト本体、5…縦割目、目、 6…拡張係止リング、 7…円錐面部、 8…ア フカ−孔、 9…リング状空隙部。 特 許 出 願 人 河 野 正 彦 第2図 第4図 3 第5図 第6図 第7図 wcs図 第9図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、40°以上の所定角度θの円錐頂角をもって奥部へ
    拡大した円錐面部7を有するアンカー孔8と、 該円錐面部7に対応してリング状空隙部9を形成するコ
    ーン部2を一端に有し、かつ該コーン部2の円錐頂角が
    上記所定角度θに設定され、さらに他端に雄ネジ部3を
    有するボルト本体4と、 該ボルト本体4に外嵌されると共に、縦割目5…を有し
    て、外部からの打撃を受けて上記リング状空隙部9へ、
    上記コーン部2にて拡開しつつ突入する拡張係止リング
    6とを、 備えていることを特徴とするアンカーボルト構造体。 2、アンカー孔8の円錐面部7、及び、ボルト本体4の
    コーン部2の円錐頂角の上記所定角度θが、40°≦θ
    ≦52°に設定されている請求項1記載のアンカーボル
    ト構造体。3、アンカー孔8の円錐面部7、及び、ボル
    ト本体4のコーン部2の円錐頂角の上記所定角度θが、
    43°≦θ≦47°に設定されている請求項1記載のア
    ンカーボルト構造体。
JP24869389A 1989-09-25 1989-09-25 アンカーボルト構造体 Pending JPH03113110A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH053617U (ja) * 1991-07-04 1993-01-19 株式会社ミヤナガ アンカーボルト用展開スリーブ
JP2009526636A (ja) * 2006-02-15 2009-07-23 ゼルフラーク アクチエンゲゼルシャフト 電気力学的な破砕装置に用いられる作業電極
JP2012210630A (ja) * 2012-06-15 2012-11-01 Selfrag Ag 電気力学的な破砕装置に用いられる作業電極、作業電極に用いられる交換部材及び作業電極の使用

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