JPH03112580A - パチンコ遊技機の解錠システム - Google Patents

パチンコ遊技機の解錠システム

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JPH03112580A
JPH03112580A JP1250861A JP25086189A JPH03112580A JP H03112580 A JPH03112580 A JP H03112580A JP 1250861 A JP1250861 A JP 1250861A JP 25086189 A JP25086189 A JP 25086189A JP H03112580 A JPH03112580 A JP H03112580A
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JP
Japan
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routine
card
opening
front frame
closing panel
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Application number
JP1250861A
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English (en)
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Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パチンコ遊技機の開閉パネルと前枠の解錠
機構をカード情報を基にして作動される駆動手段により
駆動させることによって、それら開閉パネルや前枠を解
錠させるようにしたパチンコ遊技機の解錠システムに関
する。
[従来の技術] 現在のパチンコ遊技店にあっては、1つの遊技店中に複
数メーカー(4〜6)のパチンコ遊技機が大体高単位で
列設されている。
このため、遊技店の係員は各遊技機メーカー独自の解錠
鍵を、遊技店内に設置されている遊技機メーカーの数だ
け、常に所持していた。
[発明が解決すべき課題] しかし、そのように係員が多数の解錠鍵を持ち歩くのは
面倒である。
また、遊技者が遊技途中で、遊技盤面の釘等に球が引っ
掛ったような場合、或いはパチンコ遊技機の賞球排出機
構の調子が悪くて賞球排出が行なわれなかったり、入賞
球が詰まった等の不都合が生じた場合にあっては、係員
が迅速に故障箇所を確認し、開閉パネル或いは前枠を開
放して対処しなければならない。
が、現場の係員にあっては、複数メーカーの鍵を所持し
ているために、どの鍵がどのメーカーの鍵なのかを見分
けるのが困難であるばかりか、各メーカーにより独立の
構造(態様)を採っているので、なかなか迅速な対応を
とるのが困難である。
特に、フィーバ−タイプの遊技機等における特別遊技発
生中にあっては、特別遊技は入賞個数及び時間により制
御され、尚かつその時間内に予め設定された条件を満た
さなければ特別遊技態様が消滅してしまうように構成さ
れているので、係員による故障の手当てが遅れると、特
別遊技態様が消滅して遊技者に多大な不利益を与えると
ともに、トラブルの原因になるばかりか、遊技の興趣が
大きく減退されることとなる。
この発明は、上記情勢に鑑みさなれたもので、機械的な
メカ式の鍵に代わって取扱い易いカードタイプの鍵を用
いたパチンコ遊技機の解錠システムを提供することを目
的とする。
[課題を達成させるための手段] このパチンコ遊技機の解錠システムは、上記課題を達成
させるため、開閉パネル解錠機構および前枠開錠機構と
、これら開閉パネル解錠機構と前枠開錠機構を作動させ
るための解錠情報が記録されたカードと、該カードの前
記解錠情報を読み取るカード情報読取手段と、該カード
情報読取手段が読み取った解錠情報の種類に応じた作動
指令信号を出力する制御手段と、該制御手段からの作動
指令信号を受け該信号を種類に応じて前記開閉パネル解
錠機構又は前記前枠解錠機構を作動させる駆動手段とを
備えた構成とした。
[作用コ カードに記録された解錠情報がカード情報読取り手段に
よって読み取られ、その読み取られた解錠情報の種類に
応じて開閉パネル解錠機構又は前枠開錠機構が作動され
、それにより、開閉パネル又は前枠が開放されるように
なっているので、持ち運びが簡単で迅速に解錠し得るパ
チンコ遊技機の解錠システムとなる。また、全メーカー
の全機種のパチンコ遊技機の前枠や開閉パネルの解錠を
1つのカードで管理できるようになる。
[第1実施例] 第1図にはパチンコ遊技機100を斜め前側から見た部
分分解斜視図を示す。
パチンコ遊技機100は、同図に示すように、島設備(
図外)に設置される取付枠200に対し、前枠300を
介して、開閉可能に取り付けられている。
このパチンコ遊技機100の前面側に取付けられた開閉
パネル400の上部側にはその内部に設置された遊技盤
700(第3図)の前面の遊技領域(図示省略)を遊技
者に視認させるための透明なガラス窓401が設けられ
、下部側には打球発射部(図示省略)に供給される打球
を貯留する供給皿402が取り付けられている。
また、パチンコ遊技機100の下部には前記供給皿40
2から溢れた賞品球を貯溜するための受皿360が設け
られるとともに、打球発射装置(後述)を駆動操作する
ための操作ダイヤル380が取り付けられている。
パチンコ遊技機100を支持する前記前枠300の上端
部前側には、各種情報を知らせたリカード挿入口601
から差し込まれるカード1000(後述)から前記前枠
300や開閉パネル400を開放させる情報(カード情
報)を読みとったりする情報装置110が設置されてい
る。
この情報装置110は、点灯や点滅などによって前枠3
00や開閉パネル400が開いていることを知らせる開
状態表示器120、ドツト表示によって各種情報を表示
する情報表示器130、カード挿入口601から挿入さ
れるカード1000(後述)からカード適正判断情報や
解錠情報を読み取るカードリーダー600(カード情報
読取手段)、前枠300および開閉パネル400のダブ
ル開放を行なわせるためのダブル開放ボタン1678等
を具えている。
そして、前記開状態表示器120からのリード線133
や情報表示器130からのリード線131およびカード
リーダ600からのリード線(図示省略)が、それぞれ
前枠300の上部に設けられた開口部301,302を
介して前枠300の裏側に導かれ、その裏側のユニット
制御装置221Oに接続されている。また、カードリー
ダー6OOの後部側が前枠300上端の対応する位置に
設けられた開口部303中に臨まされている。また、前
枠300の自由端部裏側の上下位置には、取付枠200
内の対応する位置に設けられた係止片202,202と
係合するフック821,821が設けられている。そし
て、前枠300が取付枠200側に回動されて閉められ
たときに、それらフック821,821が取付枠200
の係止片202.202に引掛ることによって、その閉
じた状態に係止されるようになっている。
第2図には前記操作ダイヤル380の拡大斜視図を示す
操作ダイヤル380は、パチンコ遊技機lOOに回転不
能な状態に設置された把手部381と、該把手部381
に回動操作自在に取り付けられた回動ダイヤル383と
、該回動ダイヤル383の回動操作に伴ってオンされて
後述の打球発射装置330(第3図)を駆動させる発射
スイッチ384 (SW、、)とを具えている。
前記把手部381の外周部には遊技者の手の接触を検出
する帯状のタッチ検出器385が配設されている。
また、回動ダイヤル383の前端側外周部には把持用突
起386が突設され、奥端側外周部には回動ダイヤル3
83の時計方向への回動に伴って前記発射スイッチ38
4 (SW、、)から離れて該発射スイッチ384 (
SW、、)を入力させる突起387が設けられている。
このように構成された操作ダイヤル380は、遊技者が
把手部381のタッチ検出器385に手を触れながら回
動ダイヤル383を回動操作(この実施例では時計方向
に回動操作)させてその突起387が゛発射スイッチ3
84 (SW、、)から離れることを条件にその発射ス
イッチ384(SWl、)がオンとなって打球発射装置
330(第3図)が作動するようになっている。
第3図にはパチンコ遊技機の分解斜視図を示す。
このパチンコ遊技機100は、取付枠200に開閉(回
動)可能に取り付けられた前枠300と、該前枠300
の前面側に入れ替え可能に設置された遊技盤700と、
前枠300の前面側に開閉(回動)可能に取り付けられ
た開閉パネル400と、前枠300の裏側に取り付けら
れた裏機構盤500と、該裏機構盤500の裏側に取付
けられた集合樋盤530と、該集合樋盤530の裏側に
取り付けられた収納ケース550とを具えている。
前記前枠300は、パチンコ遊技機100の本体部分を
構成するもので、その基部側の上端と下端部に設けられ
た支軸311と軸受312がそれぞれ取付枠200の片
側の上端部と下端部に設けられた軸受201と支軸20
1とで支持されることにより、取付枠200に対して開
閉(回動)可能に設置されている。
この前枠300の前面側上部には遊技盤設置部(図面上
では見えない。)が凹状に設けられ、該設置部中に前記
遊技盤700が着脱可能に設置されている。
また、この前枠300の上部中央には遊技盤700の裏
側を露出させるための開口部320が設けられ、下部曲
面側には前記受皿360(第1図)が取り付けられてい
る。そして、その前側下部の自由端側には前記操作ダイ
ヤル380が設置されている。
また、この前枠300の自由端側の裏側部には前記取付
枠200に対して閉じた状態に施錠するための施錠装置
800が設置されている。
前枠300の自由端側の下部裏側には前記操作ダイヤル
380の操作によって駆動される打球発射装置330が
設置されている。
前記遊技盤700は前記打球発射装置330によって発
射された遊技球によって遊技を行わせる遊技領域を構成
するもので、前枠300の前面側上部に設けられた設置
部(図面上には現われていない。)中に着脱自在に設置
されている。
この遊技盤700の前面側(図面上には現われていない
。)には遊技球によって遊技が行われる遊技領域が設け
られ、該遊技領域には多数の障害釘が植設されるととも
に各種入賞領域が設けられる他、遊技者に大きな利益を
与える各種役物71O,720等が設置されている。そ
して、それら役物710,720等が遊技盤700の裏
側に突出した状態となっている。
前記開閉パネル400は、前枠300の前面側を覆うも
のであり、その基部側が前枠300の基部側前面部に軸
支されることによって開閉(回動)可能に取り付けられ
ている。
この開閉パネル400の上部側には前記遊技盤700の
前面の遊技領域を遊技者に視認させるための透明なガラ
ス窓401が設けられ、曲面側下部には前記打球発射部
(図示省略)に供給される遊技球を貯留する供給皿40
2(第1図)が取り付けられている。
また、この開閉パネル400の自由端部の裏側には係止
片(後述)が設けられている。一方、前枠300の前面
側のそれと対応する位置には該開閉パネル400を閉め
たときにその係止片と係合してその閉まった状態に保持
するための開閉機構(後述)が設けられている。
前記裏機構盤500は賞球排出機構等を構成するもので
、その基部側軸受部521,521が前記前枠300の
基部裏側に設けられた支軸341゜342によって支持
されることにより前枠300の裏側に回動自在に取り付
けられている。
前枠300の裏面側の外周帯りには複数の係止フック3
45が設けられる一方、裏機構盤500の前面側にはそ
れら係止フック345と係合し得る被係合部(図に現わ
れていない。)が設けられている。
そして、裏機構盤500が前枠300に近づく方向に回
動されたときにはそれら係止フック345がそれら被係
合部に係合することによって、前枠300の裏面に裏機
構盤500の前面が密着して自由に回動できないように
係止させるようになっているとともに、一定以上の力を
加えて裏機構盤500を前枠300から離れる方向に回
動させようとすればそれら係止フック345が被係合部
から外れて回動できるようになっている。
この裏機構盤500の裏側上端部には、予備球(払出し
前の賞品球)を貯留する貯留タング511が設けられ、
この貯留タンク511の下端開口部に臨むように誘導樋
512が接続されている。
この誘導樋512は緩傾斜しながらUターンし、その流
下端部にこれと連続するような形で、賞球排出装置51
3が設置されている。また、誘導樋512の湾曲部には
、球抜き装置514が設けられている。この球抜き装置
514が作動されると、貯留タンク511内の予備球が
誘導樋512の途中から球抜き樋515を通って外部へ
引き抜かれるようになっている。
この裏機構盤500の前記前枠300の開口部320と
対応する位置には開口部516が設けられている。
前記集合樋盤530は前記遊技盤700の入賞領域(図
には現われていない。)に入賞して遊技盤700の裏側
に至った入賞球を集めて前記裏機構盤500に設置され
た入賞球処理装置(図に現われていない。)に送るもの
で、その基端部の軸539.539が裏機構盤500の
開口部516の外側裏面部に設けられた軸受部517,
517に支持されることによってその開口部516を開
閉可能となっている。
この集合樋盤530の前面側には入賞球を集めて前記入
賞球処理装置(図に現われている。)に送る案内部(図
に現われていない。)が設けられている。
また、集合樋盤530の自由端部には、該集合樋盤53
0が裏機構盤500の開口部516を閉じた状態となっ
たときにその閉じた状態に係止し得る回動レバー531
が裏機構盤500のフック344(第4図)と係合可能
に設けられている。
また、この集合樋盤530の基部側裏面部には電気系統
の中継基板532が取り付けられ、中央上端部には前記
遊技盤700の裏側に突出した役物710を逃すための
開口部533が設けられている。
前記収納ケース550は前記集合樋盤530の開口部5
33からその裏側に突出した前記遊技盤700の役物7
10の後端部を覆うもので、集合樋盤530の開口部5
33裏側に着脱可能に取り付けられている。
この収納ケース550は前端開口の箱型形状に作られて
いて、その前端部の左右両側には係止片551.551
が設けられている。また、この収納ケース550の上下
の側板部には取付は時に該収納ケース550を左右から
圧縮弾性変形させて左右の幅を縮めるためのスリット5
52が設けられている。
このように構成された収納ケース550の左右の係止片
551,551が前記集合樋盤530の開口部533の
外縁部左右の裏側に設けられた被係合枠534,534
中に挿入されることによって、集合樋盤530に対し着
脱自在に取り付けられている 第4図には、取付枠200に対し、開閉自在に取り付け
られたパチンコ遊技機100の裏側斜視図を示す。
パチンコ遊技機100の裏側から見て右側上部にはユニ
ット制御装置2210が設置されている。
このユニット制御装置2210は前記カードリーダ60
0当から送られてくる各種情報を基に、前記前枠300
や開閉パネル400を開放させたり、情報装置110の
開状態表示器120を点滅させたり、情報表示器130
に情報表示をさせたりする制御を行なうよう働きをする
もので、後述の中央管理装置に接続されている。
また、取付枠200内の下部でパチンコ遊技機100の
自由端部寄り位置にはパチンコ遊技機100に開方向へ
の回動力を付与する開放力付勢手段としての押出しソレ
ノイド250が設置されている。この押出しソレノイド
250は、常時は復帰用スプリング(後述)により後退
復帰された状態にあって励磁時に前進して前方に突出す
る作動ロッド251を具えている。そして、取付枠20
0に対するパチンコ遊技機100の開錠が行われた際に
、その作動ロッド251の前進力によって取付枠200
に対してパチンコ遊技機100の開く方向への回動力が
付与されてパチンコ遊技機100が開は易くなるように
なっている。
また、パチンコ遊技機100の自由端側上部の裏側には
検出片348が設けられる一方、取付枠200内上部の
対応する位置にはその検出片348を検出する前枠開閉
検出器240が設置されている。そして、パチンコ遊技
機100が取付枠200に対して完全に閉められると、
その検出片348が前枠開閉検出器240中に入り込ん
で検出されることによって、施錠が完全に行われたこと
が確認できるようになっている。
第5図には情報装置110を前側から見た分解斜視図を
示す。
この情報装置110は、同図に示すように、パチンコ遊
技機lOOに取付けられる基枠170と、該基枠170
の前面側に取付けられる蓋枠160と、カードリーダー
600とを具えている。
前記基枠170はパチンコ遊技機100の前枠300の
前面側に取り付けられるもので、その前面側中央には前
記情報表示器130を構成する情報ユニット131が設
置され、前面側左部には前記開状態表示器120を構成
するランプユニット125が設置されている。また、同
基枠170の右側にはカードリーダー600が設置され
ている。
これら情報ユニット131、ランプユニット125およ
びカードリーダ600は後述のようにユニット制御装置
2210に接続されている。
その中央の情報ユニット131は、パチンコ遊技に関す
る各種メツセージがユニット制御装置2110からの指
令により文字や記号等となってドツト表示されるドツト
マトリクス配置のドツト表示器132と、該ドツト表示
器132にユニット制御装置2210からの表示指令信
号を送る多数のリード線133とを具えている。そして
、そのドツト表示器132が基枠170の前面側中央に
取り付けられ、そのリード線133が基枠170中央に
設けられた開口部170aを介して前枠300の裏側に
導かれ、前記ユニット制御装置2210に接続されてい
る。
また、前記ランプユニット125は、基枠170に固定
されるランプ基板125aと、該ランプ基板125aの
端子125b、125bにそれぞれ差し込まれる表示ラ
ンプ125c、125cと、それら表示ランプ125c
、125cの基端部と前記ランプ基板125aとの間に
配設された緩衝用の絶縁部材125d、125dとを具
えている。
そして、そのランプ基板125aには該ランプ基板12
5aに前記ランプユニット2210から電気を導くリー
ド線121 (第1図)が取り付けられている。そして
、そのランプユニット125を支持するランプ基板12
5aが基枠170の前面側左寄り位置に設けられた1対
の支持片170b。
170b間に把持された状態で設置され、リード線12
1 (第1図)がそれら支持片170b、170・bV
Jに設けられた開口部170Cを介して基枠17−・0
の裏側へ導かれている。
また、上記のように基枠170に設置されたランプユニ
ット125の各表示ランプ125Cの後方に位置する基
枠170の前面部にはそれら各表示ランプ125Cの光
を前方に集める反射部材127.127が設置されてい
る。
前記カードリーダー600は後述のカードを引き込んで
カードの情報を読み取ってその情報をユニット制御装置
2210に送るもので、その前端部にカード挿入口60
1を具え、その前端部が基枠170の右寄り位置に設け
られた開口部170dを介して基枠170の前面側に至
っている。
このようにして情報ユニット131、ランプユニット1
25およびカードリーダー600等が配設された基枠1
70の前面にその前面部を覆った状態に取り付けられる
前記蓋枠160の中央部には、メツセージ表示窓161
が設けられている。
また、その左側には態様表示窓162が設けられ右側に
はカードリーダー設置用開口部163およびダブル開放
スイッチ設置用開口部164が設けられている。
そして、その中央のメツセージ表示窓161に透光性の
反射防止プレート135が取り付けられ。
左側の態様表示窓162には透光性のレンズ部材126
が取り付けられている。また、その右側のカードリーダ
ー設置用開ロ部163中には前記カードリーダー600
のカード押入口601が臨まされている。また、さらに
、その右側の蓋枠160中にはダブル開放スイッチ16
7が設置され、そのダブル開放ボタン167a部分がそ
の前面側の開口部163を介して表側に突出した状態と
なっている。
第6図には上記カードリーダー600の内部構成をその
概要側面図として示す。
同図に示すように、カードリーダー600の内部には、
カード挿入口601から挿入されるカード1000を導
き入れたり送り出したりするベルト搬送装置610が設
置されるとともに、該ベルト搬送装置610によって内
部に導き入れられたカード1000の位置を検出する第
1〜第3のカード位置検出器621  (SW、) 、
  622 (SW、)623 (SW、) 、磁気リ
ーダ(第1のリーダ)625およびバーコードリーダ(
第2のリーダ)626が設置されている。そして、それ
ら第1〜第3のカード位置検出器621  (SW、)
、622 (SW、) 、 623 (SW、) 、磁
気リーダ625およびバーコードリーダ626がそのパ
チンコ遊技機100のユニット制御装置2210に接続
されている。
前記ベルト搬送装置610はカード挿入口601の内部
に沿って相互にカード1000の一枚分の厚さより僅か
に狭い間隔を隔てて配設された一対の走行ベルト630
,640と、その一方の走行ベルト630を駆動させる
カードリーダモータ650とを具えている。そして、駆
動側の走行ベルト630は、両端に回転自在に設置され
た一対の案内ローラ631,632と、中間に設置され
た駆動用ローラ651とによって走行自在に案内される
とともに、カードリーダモータ650の駆動軸に取り付
けられたプーリ652からの駆動力がベルト653を介
してその駆動用ローラ651に伝達されることによって
、カードリーダモータ650の駆動力で走行されるよう
になっている。
一方、従動側の走行ベルト640は案内ローラ641.
642,643によって走行自在に案内されている。
前記第1〜第3のカード位置検出器621(Sw、) 
、  622  (SW、) 、  623  (SW
、)のうち、第1のカード位置検出器621(SW、)
はカード挿入ロ601中にカード1000が挿入された
ことを検出するもので、カード挿入口601に近接した
位置に設置されている。そして、この第1のカード位置
検出器621(SW、)の検出信号に基づいて、前記カ
ードリーダモータ650が作動して走行ベルト630,
640によりカード1000が内部に導き入れられるよ
うになっている。
第2のカード位置検出器622(SW、)はその挿入さ
れたカード1000がその読込み位置に接近したことを
検出するもので、第1のカード位置検出器621(SW
、)より奥側の走行ベルト630.640の始端部位置
に設置されている。
そして、この第2のカード位置検出器622(SW、)
の検出を条件として、磁気リーダ625およびバーコー
ドリーダ626によるカード1000の情報(暗証番号
およびバーコード)の読込みが開始される。また、この
第2の位置検出器622 (SW、)はカード1000
の排出終了状態を検出する機能も有し、その検出信号に
基づいてカードリーダモータ650が停止されるように
なっている。
第3のカード位置検出器623(SW、)は前記走行ベ
ルト630,640によって内部に導き入れられたカー
ド1000がその読込み終了位置に至ったことを検出す
るもので、走行ベルト630の終端部近傍位置に設置さ
れている。そして、この第3のカード位置検出器623
(SW、)の検出に基づいて、前記カードリーダモータ
650が停止されてカードtoooがその飲み込まれた
状態に一時的に保持されるようになっている。
前記磁気リーダー625はカードtoooの磁気記録領
域1023に記録されている内容(カード情報)を読み
取るもので、第2のカード位置検出器622(SW、)
の直後に配設されている。
前記バーコードリーダー626はカード1000に隠匿
されているカード情報としてのバーコード(セキュリテ
ィデータ)を読み取るもので、前記磁気リーダー625
の直後に配設されている。
上記のように構成されたカードリーダー600はユニッ
ト制御袋[2210に制御されて次のような読込み処理
を行なう。
先ず、カード挿入ロ601中にカード1000の先端を
挿入すると、その先端が第1のカード位置検出器621
(SW、)に検出され、その検出信号に基づいてカード
リーダモータ650が作動されて走行ベルト630が矢
印ロカ向に走行される。そして、そのカード1o00が
その走行ベルト630とその上側の従動走行ベルト64
0との間に挾まれると同時に第2のカード位置検出器6
22(SW、)に検出され、その検出に基づいて読込み
可能な状態となる。そして、その挟まれた状態で、その
カード1000はそのまま奥方向に導き入れられる。そ
の導き入れられる過程で、カード1000の磁気記録領
域1023に記録された磁気暗号の内容(解錠情報およ
び第2のカード適正判断情報)やセキュリティ領域に隠
匿されたセキュリティの内容(第1のカード適正判断情
報)が磁気リーダー625やバーコードリーダ626に
読み取られる。
そして、その読取りが終了した後にそのカード1000
の先端が走行ベルト630,640の終端部に至り、そ
の終端部に至った時点でその先端が第3のカード位置検
出器623(SW、)に検出され、その検出信号に基づ
いて走行ベルト630が停止される。そして、そのカー
ド1000の指示、内容に基づいて前枠300又は開閉
パネル400の一方又は双方が開放されてから、それら
が閉じられたときの開閉パネル開閉検出器920(S 
W、 )又は前枠開閉検出器240 (SW、、)の検
出信号に基づいて、カードリーダモータ650が逆方向
に作動されることにより、走行ベルト630が逆方向(
矢印凸方向)に走行される状態となって、そのカード1
000がカード挿入ロ601方向に戻される。
そして、そのカード1000がカード挿入口601を介
して外方へ戻され、そのカード1000の奥側先端部が
第2のカード位置検出器622(SW、)の位置に至っ
た時点とそのカード1000が通過し終えた時点が第2
のカード位置検出器622(SW、)に検出される。そ
して、その通過し終えたときの検出信号に基づいてカー
ドリーダモータ650が停止され、その時点でカード1
000の戻しが終了される。
第7図には前記前枠300の自由端部の裏側部分に設置
された錠装置800を示す。
この錠装置SOO(施錠機構と開錠機構の両者を含む)
は、前枠300の自由端部の裏側部分に縦に取付けられ
た案内レール810と、該案内レール810中に昇降自
在に収容されたフック部材820と、前記案内レール8
10の中段部に対応する前枠300の裏側に相互に対向
させた状態で一緒に設置された作動カム装置830およ
びセンサ基板850とを具えている。
前記案内レール810は、横断面がコ字型をしていてフ
ック部材820を昇降自在に案内するもので、前枠30
0の自由端部の裏側部分に縦に取り付けられている。
前記フック部材820は前記取付枠200に対して前枠
300を閉じた状態に係止させるもので、前記案内レー
ル810中に昇降自在に収容されている。
このフック部材820の上端部と下端部には、取付枠2
00内の上部と下部の対応する箇所に設けられた係止片
202,202 (第1図)に引っ掛り得るフック82
1が設けられている。
そして、このフック部材820はその自重と復帰ばね8
22,822の作用にによって常時は下降復帰されてい
る。
パチンコ遊技機100の前枠300が取付枠200に対
して閉められる際には、それらフック821の先端下側
の傾斜部821aが取付枠200の係止片202(第1
図、第8図)の上端部と出合って、フック部材820が
上昇する方向に逃される。そして、そのパチンコ遊技機
100が完全に閉まる位置に至ったときに、それら傾斜
部821aがそれら係止片202の上端部を乗り越え、
その乗り越えた時点で、フック部材820が下降してそ
れらフック821がそれら係止片202と係合するよう
になっている。
前記作動カム装置830は、前記フック部材820を上
昇させて前枠300の解錠を行なわせたり、後述の作動
部材860を下降させて開閉パネル400の解錠を行な
わせたりさせるもので、前枠300の裏側に設置されて
いる。
この作動カム装置830は駆動源としての鍵モータ83
1と該鍵モータ831と一体のブラケット832と鍵モ
ータ831の駆動軸に取付けられた作動カム板833と
を具えている。
そして、その作動カム板833の前記センサ基板850
と対向する面の偏心した位置には、前記フック部材82
0の一側部に突設された接触片823の下端面と接触し
得る第1の作動ピン834が突設されている。また、そ
の第1の作動ピン834の先端面には第3の反射板83
8が取り付けられ、その反射板838とともに鍵モータ
831の駆動軸831aを中心とする三角形の頂点配置
をもって第1および第2の反射板836,837が作動
カム板833のセンサ基板850側の面に取り付けられ
ている。そして、その第2の反射板837が取り付けら
れた作動カム板833の反対側面には第2の作動ビン8
39が突設されている。
また、前記案内レール810の中段位置の内部には、前
記開閉パネル400を閉じた状態に係止する後述の開閉
パネル係止部材20(第10図)を動作させる作動部材
860が昇降自在に案内された状態で収容されている。
この作動部材860はその上部横側に後述の開閉パネル
係止部材20(第1O図)を動作させるための係止解錠
用接片867を具える一方、上端部後側に前記作動カム
板833の第2の作動ビン839と接触し得る接触片8
65が設けられている。
そして、この作動部材860はその下端側部に設けられ
た吊り支片866を介して復帰用スプリング869によ
り上昇復帰力を与えられている。
このように構成された作動カム装置830は、その鍵モ
ータ831が前枠300の裏側に設けられた円穴331
中に収容されるとともにその円穴331の上下位置に設
けられた止着部332.333にブラケット832の上
下の止着孔832a。
832bが外嵌されて位置決めがなされた状態でセンサ
基板850と一緒にボルト853,853によって取り
付けられている。
そして、その鍵モータ831の駆動力によって作動カム
板833が回転され、それに伴い、その作動カム板83
3の第1および第2の作動ビン834.839により前
記フック部材820および作動部材860が昇降動作さ
れ、それによって前枠300および開閉パネル400の
解錠および施錠が行なわれるようになっている。
前記作動カム装置830と対向した状態でそれと一緒に
前枠300の裏側に設置された前記センサ基板850は
、その前面側に左右一対の第1および第2の鍵センサ8
51  (SW、)、852 (SW、)を具え、これ
ら鍵センサ851(SW、)、852(SW、)により
、後述の如くしてフック部材820や後述の作動部材8
60の上昇限位置および下降限位置が検出されるように
なっている。
第8図には前記作動カム装置830によるフック部材8
20の昇降動作(解錠動作および施錠動作)を示す。
通常時においては鍵モータ831が停止していて、フッ
ク部材820がその自重および復帰用ばね822,82
2の張力によって下降し、そのフック部材820の下降
に伴う接触片823の下降力により作動カム板833の
第1の作動ビン834側が第8図(A)に示すように下
降された状態となっている。このときには、第1の反射
板836が第1の鍵センサ851(SW、)と出合って
第1の鍵センサ851(SW、)のみオンとなり、第2
の反射板837は第2の鍵センサ852(SW、)より
上方にあって第2の鍵センサ852(SW、)はオフと
なっている。
そして、その下降されたフック部材820の上下のフッ
ク821,821が取付枠200内の上下の係止片20
2,202に係合し、それによって取付枠200に対す
るパチンコ遊技機100の前枠300の施錠がなされた
状態となっている。
その状態から鍵モータ831が作動して作動カム板83
3がその表側(第1の作動ビン834が突設されている
側)から見て反時計方向に回転されると、その第1の作
動ピン834によりフック部材820が上昇される。そ
して、その上昇に伴って、係止片202,202に対す
るフック821.821の係合が第8図(B)に示すよ
うに解かれ、それにより、取付枠200に対するパチン
コ遊技機100の前枠300の解錠が行われる。
そして、その解錠が完全に行われた時点で、作動カム板
833の第2および第3の反射板837゜838がそれ
ぞれ前記センサ基板850の第1および第2の鍵センサ
851  (SW、) 、 852 (SW、)と出合
い、その出会ったときに鍵センサ851  (SW、)
 、852 (SW、)が両方共オンとなり、その2つ
の検出信号に基づいて鍵モータ831が停止される。そ
の停止の後には、錠モータ831が反転して第1の作動
ピン834が下降して逃げるので、フック部材820が
その自重および復帰用スプリング822,822の張力
によって再び第8図(A)に示す如く下降復帰される。
第9図には前記作動カム装ft830による作動部材8
60の昇降動作(解錠動作および施錠動作)を示す。
通常時においては鍵モータ831が停止していて、作動
部材860が復帰用スプリング869の力によって第9
図(A)に示すように上昇し、その作動部材860の上
昇に伴うその上端の接触片865の折曲部の押上げカに
より作動カム板833の第2の作動ピン839側が同図
に示すように上昇された状態となっている。このときに
は、第1の反射板836が第1の錠センサ851(SW
、)と出会って第1の錠センサ(SW、)のみオンとな
り、第2の反射板837は第2の錠センサ852(SW
、)より上方にあって第2の錠センサ(S W、 )は
オフとなっている。
このように作動部材860が上昇することにより、その
上部の係止解除用接片867が上昇復帰されていて後述
の開閉パネル係止部材2oを係止状態に復帰させたまま
の状態にある。
その状態から鍵モータ831が作動して作動力ム板83
3が表側(第1の作動ビン834が突設されている側)
から見て時計方向に回転されると、その第2の作動ピン
839により作動部材860が第9図(B)に示すよう
に下降され、その作動部材860の下降に伴う係止解除
用接片867の下降力によって後述の開閉パネル係止部
材20を下降させて係止解除状態にさせる。
そして、その係止解除が完全に行なわれた時点で作動カ
ム板833の第3および第1の反射板838.836が
それぞれ前記センサ基板850の第1および第2の鍵セ
ンサ851  (SW、) 、852(SW、)と出合
い、その出会ったときに第1および第2の鍵センサ85
1  (SW、)、852 (SW、)が両方共オンと
なり、その2つの検出信号に基づいて鍵モータ831が
停止される。
その停止の後には、錠モータ831が反転して第2の作
動ビン839が上昇して逃げるので、作動部材860が
復帰用スプリング869の力で第9図(A)に示す如く
上昇復帰され、それに伴って後述の開閉パネル係止部材
20が係止状態に上昇復帰される。
第10図には開閉パネル400の開閉機構900(解錠
機構と施錠機構を含む)を示す。
開閉パネル400の開閉機構900は、前枠300の前
面側の内側縁部に沿って配設された補強枠901の内側
の開閉パネル400の自由端部と対接し得る部分に設け
られている。
その補強枠901の内側部は前枠300の内側面に沿う
ように奥方向に向けて折り曲げられ(第12図)、その
折り曲げられた奥端側がコ字状に折り返されて前方に向
かっている(第12図)。
そして、その奥方に後側切欠き部903が設けられる一
方、その折返し部902の前側の前記後側切欠き部90
3を挾んだ上下位置に施錠用切欠き部910,910が
設けられている。そして、その前側の施錠用切欠き部9
10,910の上下の縁部にはそれぞれ傾斜案内部91
1が設けられている。
この折返し部902の内側部に、第10図(および第1
2図)に示すように、開閉パネル係止部材20が昇降自
在に取り付けられている。
開閉パネル係止部材20の上部と下部には、それぞれ、
開閉パネル400を係止する係止部21゜21および開
閉パネル係止部材20を上昇自在に案内する案内傾斜孔
26.26が設けられている。
前記係止部21,21はそれぞれ開閉パネル係止部材2
0の前側が入江状に切り欠かれて形成されている。それ
らの係止部21,21の内側上部には前側が高くなるよ
うに傾斜した傾斜案内部911が設けられ、下部の前側
寄り位置には、係止爪23が上向きに設けられている。
そして、それら係止爪23の外側部は円弧状案内部24
となる一方、内側部は係止溝部25となっている。
一方、前記案内傾斜孔26.26は前方がりに大きく傾
斜する長孔となっていて、これら案内傾斜孔26.26
が前記折返し部902の内側側面に突設された案内ピン
905,905に移動自在に案内されることにより、開
閉パネル係止部材20が昇降自在に設置されている。
この開閉パネル係止部材20は、該係止部材20と前記
折返し部材902との間に張設された復帰用スプリング
27の引上げ力によって常時は上昇復帰された状態にあ
る。その状態においては、開閉パネル係止部材20が後
退していて、その各係止部21,21の係止爪23,2
3が折返し部902の各施錠用切欠き部910,910
の下端縁部より上方に突出して開閉パネル400を係止
し得る状態となっている。
また、開閉パネル係止部材20の後側寄り側部で前記折
返し部902の後側切欠き部903内に位置する部分に
は、係止解除用レバー28が開閉パネル係止部材20の
側部に突設されたピン20aに支持されることによって
回動自在に取り付けられている。
この係止解除用レバー28の自由端側が下がる方向への
回動限は、開閉パネル係止部材20と一体に設けられた
回動規制片29によって、水平位置に規制されている。
この係止解除用レバー28の上縁部に前記作動部材86
0の係止解除用接片867の下降力が作用することによ
り、開閉パネル係止部材20が押し下げられてその係止
部21,21の係止爪23゜23の上端が折返し部90
2の各施錠用切欠き部910.910の下端縁部分より
下方に至ることによって開閉パネル400の係止を解除
し得る状態となる。
一方、開閉パネル400の自由端側側部の前記折返し部
902の施錠用切欠き部910,910と対応する位置
には、前記開閉パネル係止部材20の係止部21.21
によって係止される係止片410.410が取り付けら
れている。
第11図には、上記のように構成された開閉機構900
による開閉パネル400の開閉動作を示す。
開閉パネル400が開いていて、これを閉めるときの係
止動作から順を追って説明する。
開閉パネル400が開いているときには、開閉パネル係
止部材20が復帰用スプリング27(第10図)の復帰
力によって、第11  (A)に示すように、上昇復帰
した状態にある。そして、その開閉パネル係止部材20
が後退した状態となっているとともに、その係止部21
の係止爪23が各施錠用切欠き部910,910の下端
縁部分より上方に突出した状態となっている。
この状態で、開閉パネル400を閉める方向へ回動させ
ると、その自由端側上下の係止片410゜410が施錠
用切欠き部910,910中に入り込もうとする。が、
その入り込む過程でそれら係止片410,410(7)
下端が係止爪23,23(7)円弧状案内部24と接触
して開閉パネル係止部材20を押し下げる一方、その反
作用で開閉パネル400の自由端側が若干押し上げられ
ながら進む。
そして、それら係止片410,410の下端が係止爪2
3,23の頂点を乗り超えた時点で、開閉パネル係止部
材20が復帰用スプリング27の力で再び上昇復帰した
状態で戻される。その上昇復帰によって、係止爪23,
23の後側の係止溝部25.25で開閉パネル400の
係止片410゜410が係止されることとなる。
このように係止された状態において、開閉パネル係止部
材20が前記作動部材860による押し下げ作用によっ
て下降されると、係止爪23,23が各施錠用切欠き部
910,910の下端縁部より下方に至ってその係止が
解除されるとともに、それら係止爪23,23の上方に
設けられた送り出し傾斜部22.22の下降に伴うそれ
ら傾斜部22.22の接触圧により係止片410,41
0が施錠用切欠き部910,910中から外方へ送り出
され、それによって開閉パネル400が開かれる。
第12図には、開閉パネル400が開いているか否かを
検出する開閉パネル開閉検出機構を前枠300の補強枠
901および開閉パネル400の部分傾斜図として示す
同図に示すように、開閉パネル400の自由端部の裏側
のガラス支持金具420に取り付けられた上側の前記係
止片410の上端部には、検知片411が後方に突出し
た状態で一体に設けられている。
一方、補強枠901の前記折返し部902の上側の前記
施錠用切欠き部910位置におけるコ字状空間904内
には、取付枠906中に収納された状態で開閉パネル開
閉検出器920(SW、)が設置されている。
そして、開閉パネル400が閉められてその係止片41
0が折返し部902の施錠用切欠き部910中に入って
係止爪23により係止される位置に至ると、その係止片
410と一体の検知片411が折り返し部902のコ字
状空間904内に設置された前記開閉パネル開閉検出器
920(SW、)の検出部921中に入ることにより、
開閉パネル400が閉じていることが検出される。
第12図には前記開閉パネル開閉用検出器920 (S
W、)の電子回路図を示す。
同図に示す回路図において、検知片411の検出部92
1を挾んで発光ダイオード922とフォトダイオード9
23とが相対峙して配設されている。この回路において
電源から電気(例えば、5V)が供給されているときに
は、その電気によって発光ダイオード922が発光して
検出可能状態にあることが確認される。
この検出可能な状態にあるときにおいて、発光ダイオー
ド922とフォトダイオード923との間に検知片41
1 (遮光物)がないときには、発光ダイオード922
からの光がフォトダイオード923に感知され、その感
知信号がアンプ924、シュミットトリガゲート925
を介してトランジスタ926のベースにベース電流とし
て作用するので、トランジスタ926にコレクタ電流が
流れてコレクタにおける検出信号(検知片検出信号)が
Lレベルとなる。一方、発光ダイオード922とフォト
ダイオード923との間に検知片411(遮光物)が入
ったときには、発光ダイオード922からの光がフォト
ダイオード923に感知されないので、トランジスタ9
26のベース電流は作用せず、従って、トランジスタ9
26にコレクタ電流が流れず、コレクタにおける検出信
号(検知片検出信号)がHレベルになる。
このように開閉パネル開閉検出器920(SW、)が正
常であれば、検出部921に検知片411 (遮光物)
がないときには検知片検出信号がLレベルに、検知片4
11 (遮光物)が入ったときには検知片検出信号がH
レベルに変化する。このような変化がないときには異常
となる。
上記に示すように、開閉パネル開閉検出器920 (S
W、)が故障してしまうと、開閉パネル400が開いた
ままになっているか否かが検出できずに遊技店に不測の
不利益が生ずる可能性があるので、本実施例では、さら
に、発光ダイオードの制御ライン927を設け、該信号
をオン・オフすることにより、開閉パネル開閉検出器9
20(SW、)が故障しているか否かのチエツクを行な
えるようにしである。
第14図には、取付枠200に対して前枠300が開い
ているか否かを検出する前枠開閉検出機構を取付枠20
0および前枠300の部分斜視図として示す。
同図に裏返して示すように、前枠300の自由端側上端
部のコーナーに取り付けられた保護金具347の裏側に
検知片348が後方に向けて突設されている。
一方、取付枠200の内側前部で前記検知片348と対
応する位置には検出器設置溝230が設けられ、該設置
溝230内に前枠開閉検出器240 (SW、、)が取
付枠231中に収納された状態で設置されている。
そして、前枠300が取付枠200に対して閉められて
、前枠300の前記フック部材820のフック821,
821が取付枠200の前記係止片202,202と係
合する位置に至ると、その前枠300側の検知片348
が取付枠200側の前枠開閉検出器240 (SW、、
)の検出部241中に入ることにより、前枠300が閉
じていることが検出される。
この前枠開閉検出器240 (SW、、)の電子回路は
第13図に示したものと同じであるので、その説明は省
略する。
第15図には、取付枠200に対する前枠300の解除
時に前枠300を開き易くするための前枠押出し機構を
その機構部分の縦断側面図とじて示す。
取付枠200の内側下部で前枠300の自由端側裏側下
部に対応する位置には前枠押出し装置としてのソレノイ
ド250が設置されている。
このソレノイド250は、その消磁には復帰用スプリン
グ252の力によって後退復帰した状態にあって、その
励磁時にはその復帰用スプリング252の力に抗して前
進する作動ロッド251をこのソレノイド250は、そ
の消磁には復帰用スプリング252の力によって後退復
帰した状態にあって、その励磁時にはその復帰用スプリ
ング252の力に抗して前進する作動ロッド251を具
えている。
このソレノイド250が、第15図および第16図に示
す如く取付枠200の内側下部で前枠300の自由端側
下部に対応する位置に、ブラケット260を介して設置
されていて、同図に示す如く前枠300が閉められてい
るときに、その前枠300の直後に消磁されて後退復帰
した状態にある作動ロッド251の先端が位置し得る配
置となっている。
そして、取付枠200に対する前枠300の解錠時に、
そのソレノイド250が励磁されてその作動ロッド25
1が前進しその先端で前枠300の自由端側を前方に押
し出すことによって前枠300が取付枠200に対して
若干開かれた状態となる。それにより、前枠300が開
けやすくなる。
第17図にはこの実施例に使用されるカード1O00の
開閉パネルオープン側(表面)から見た平面図を示す。
このカード1000の裏表には、それぞれ、解錠情報や
第2のカード適正判断情報を書き込む(記録する)ため
の磁気記録部1001が設けられている他、その外方か
ら見得る状態に開閉パネル400又は前枠300のうち
のいずれを開放させる機能を有する側(この実施例では
表側が開閉パネルオープン側、裏側が前枠オープン側)
であるかの機能表示1002、発行年月表示1003、
通し番号表示1004、挿入方向表示1005、第1の
遊技店名表示1006.第1のカード適正判断情報を隠
匿するための第2の遊技店名表示1007等の各種表示
がなされている。
第18図には第17図に示すカード1000を右側から
見た厚み方向の構造図を示す。
このカード1000には、第18図に示すように、その
両側表面に保護層1111が、それらの内側に絵柄印刷
層1112、ホワイト層1113および磁気層1114
が設けられ、中心部に基材層1115が設けられている
。また、前記各絵柄印刷層1112.1112の表面の
一部には感熱発色層1116.1116が設けられてい
る。
的記保護層1111は、発色文字等の消去を防止したり
、カード表面を滑らかにするためのコーデイング層であ
る。絵柄印刷層1112は絵柄等を印刷する層で、この
絵柄等の中に隠匿された状態で第1のカード適正判断上
方(セキュリティ情報)が記録される。ホワイト層11
13は磁気層1114の上に絵柄印刷層1112や感熱
発色層1116を設けるために必要とされる層である。
この層によって、ファッション性豊かなあざやかなカー
ドを作ることができ、また、磁気記録領域1023を隠
匿する機能も有している。基機材層1115はカードの
強度や質感を決定する基本材料で、この実施例ではポリ
エステルを使用している。感熱発色層1116は発光年
月や通し番号表示等を熱によって発色させる層である。
第19図には第17図に示したカードt oo。
を開閉パネルオープン側(表側)から平面的に見たとき
の領域構成図を示す。
同図に示すように、カード1000には、カードの機能
表示や遊技店名表示等の各種印字を行なうための印字領
域1021.該カード1000を搬送させるさきに搬送
用ローラやベルトが接触するための搬送ローラ走行領域
1022 (搬送ローラによるヨゴレ等が想定されるた
め、この領域には特別な情報を入れない。)、磁気的に
各種暗号(解錠情報や第1のカード適正判断情報と対応
した第2のカード適正判断情報)を記録させるための磁
気記録領域1023、カードリーダー600内の磁気ヘ
ッドの汚れをクリーニングするクリーニング領域102
4、およびカード1000の偽造を防止するために設け
た隠匿情報を記録するセキュリティ領域1025が設け
られている。
この実施例の場合、前記磁気記録領域1023には開閉
パネル400又は前枠300を解錠させるための解錠情
報やその遊技店における適正なカードであるか否かを識
別する第2のカード適正判断情報が第1のカード適正判
断情報と対応させて書き込んである。また、前記セキュ
リティ領域1025にはカードの偽造を防止するために
、隠匿された状態で、その遊技店における適正なカード
であるか否かを識別する第1のカード適正判断情報が記
録されている。この隠匿情報はカードの製造時に印刷記
録するようにしてもよいし、後で記録するようにしても
よい。
そして、その印字領域1021には、第17図に示すよ
うに、機能表示1002、発行年月表示1003および
通し番号表示1004が、搬送ローラ走行領域1022
には挿入方向表示1005が、セキュリティ領域102
5に第2の遊技店名表示1007がそれぞれなされてい
る。
第20図には上記カード1000のセキュリティ領域1
025に施されるデータの構成説明図を示す。
同図に示すように、セキュリティ領域1025に施され
るデータは、(4ビツトの2進符号+1ビットの奇数パ
リティ)×2文字の構成で行なわれている。
そして、このデータの読取りは左から右方向に行なわれ
るようになっている。
第21図には、上記カード1000のセキュリティ領域
1025に第20図のデータ構成を用いて作ったセキュ
リティデータの隠匿の仕方の説明図を示す。
この実施例では、カード1000の製造時にそのセキュ
リティ領域1025 (第19図)に第2の遊技店名表
示1007部分に隠匿した状態で一緒に印刷が施されて
いる。
そのセキュリティデータを隠匿するための表示はその第
2の遊技店名表示1007に限らず、データ化可能な文
字や図柄等であればどのような文字や図柄等の表示を用
いてもよい。
この実施例におけるセキュリティデータは、同図に示す
ように、1010110011=59Hである。
このセキュリティデータと対応するカード適正判断デー
タが磁気記録領域1023に磁気的に記録されている。
そして、そのセキュリティデータの施されたカード10
00がカードリーダー600中に挿入されたときには、
そのカードリーダー600によって磁気データとセキュ
リティデータが読まれる。
そして、その磁気データとセキュリティデータがユニッ
ト制御装置2210により、その内部に記録されている
内容と比較され、その両者が共にそのユニット制御装置
2210に記憶されている内容と一致しない限り、その
カード1000は不正カードとして排出されることとな
る。
その隠匿されたセキュリティデータの存在を知らない限
りカードの偽造ができないので、カードの偽造による不
正を防止することがでキル。
第22図には遊技店内の島設備(図外)に設置された多
数のパチンコ遊技機等の管理制御を行なう中央管理装置
2000と該中央管理装置2000に接続された暗証番
号書込装置204oと関係機器具の全体斜視図を示す。
この中央管理装置2000の卓2500上には、各種操
作キー2011を有するキーボード2010、パチンコ
遊技機等に関する各種データを表示する表示装置202
0、それら各種データの集計結果等をプリントするプリ
ンタ2030、および前記カード100゜に解錠情報や
第2のカード適正判断情報を書き込む暗証番号書込装置
2040等が載置されている。
また、その下側にはパチンコ遊技機等に関する各種デー
タを記憶する記憶装置2204やプリントされた各種デ
ータ等を収納する収納箱2080等が載置されている。
前記キー2011には、オフ(OFF)位置で電源オフ
(OFF)状態を選択しオン(ON)位置で中央管理装
置2000の電源投入状態を選択しロック(LOCK)
位置でキーボード2010の入力を禁止するキースイッ
チ、数値キーを操作して暗証番号を入力したいときに操
作する書込キー、パチンコ遊技店に設置されたパチンコ
遊技機100全台の開閉パネル400を遠隔的に開放指
令するときに用いられる開閉パネル全台開放スイッチ、
数値キーを操作して入力した台番号の開閉パネル400
を開放指令するときに用いられる開閉パネル開放単スイ
ッチ全台の前枠300を開放指令するときに用いられる
前枠全台開放スイッチ、数値キーを操作して入力した台
番号の前枠300を改正指令するための前枠開放単スイ
ッチ、パチンコ遊技店において釘調整により予測した設
定値と大きく差が生じてしまって再度の釘調整を必要と
しているパチンコ遊技機100の全ての開閉パネル40
0を開放させるのに用いられる釘調整要求スイッチ、玉
貸機2100の開放指令を行なうための玉貸機開放指令
入力スイッチ、完了指令を行なうための完了指令入力ス
イッチ、モニタ情報を入力するためのモニタ入力情報ス
イッチ、調整割数設定用の調整割数値入力スイッチおよ
び何れのカード1000が紛失したかを入力するカード
紛失入力スイッチ等が含まれる。また、キーボード20
10にはそれら水一致の操作状態しを示す表示ランプ(
図示省略)が取り付けられている。
そして、その暗証番号書込装置204oのカード挿入口
2041中に正しいカード1000が挿入されたときに
は、操作キー2011の操作を行なうことにより、その
カードl 000に解錠情報や第2のカード適正判断情
報(暗証番号)が書き込まれるようになっている。
前記中央管理装置2000はユニット制御装置2210
と共にパチンコ遊技店固有の解錠情報および第2のカー
ド適正判断情報(第1のカード適正判断情報と対応する
カード適正判断情報)を設定するカード情報設定手段と
しての機能も果たしている。
第23図には、上記中央管理装置2000に接続された
暗証番号書込装置2040の内部構成をその概要側面図
として示す。
同図に示すように、暗証番号書込装置2040の内部に
は、その前側のカード押入口2041がら後側のカード
排出口2042に至る経路に沿って、カード搬送用のベ
ルト搬送装置2050が設置されるとともに、該ベルト
搬送装置2050によって内部に導き入れられたカード
1000の位置を検出する第1及び第2のカード位置検
出器2061  (SW、、) 、 2062 (SW
、、) 、消去用ヘッド2063、バーコードリーダ2
064、カードリード/ライト2065が設置されてい
る。
そして、それら第1及び第2のカード位置検出器206
1 (SW、)、2062 (SW、、) 、消去用ヘ
ッド2063、バーコードリーダ2064、カードリー
ド/ライト2065およびカード書込モータ2070が
中央管理装置2000に接続されている。
前記ベルト搬送装置2050はカード挿入口2041か
らカード排出口2042に至る経路に沿って相互にカー
ドl 000の一枚分の厚さよりわずかに狭い間隔を隔
てて配設された一対の走行ベルト2051.2056と
、その一方の走行ベルトとを駆動させるカード書込みモ
ータ2070とを備えている。そして、駆動側の走行ベ
ルト2051は、両端に回転自在に設置された一対の案
内ローラ2052,2053と、中間に設置された駆動
用ローラ2054および案内ローラ2055とによって
走行自在に案内されるとともに、カード書込モータ20
70の駆動軸に取り付けられたプーリ2071からの駆
動力がベルト2072を介してその駆動用ローラ205
4に伝達されることによって、カード書込モータ207
0の駆動力で走行されるようになっている。一方、従動
側の走行ベルト2056は案内ローラ2057,205
8.2059によって走行自在に案内されている。
前記第1のカード位置検出器2061  (SW−)は
カード挿入口2041中にカードi oooが挿入され
たことを検出するもので、カード挿入口2041に近接
した位置に設置されている。この第1のカード位置検出
器2061  (SW、、)の検出信号に基づいて、前
記カード書込モータ2070が作動して走行ベルト20
51,2056によりカード1000が内部に導き入れ
られるようになっている。
第2のカード位置検出器2062 (SW、、)はカー
ドl 000の読込みおよび書込みと排出を検出するも
ので、カード排出口2042に近接した位置に設置され
ている。この第2のカード位置検出器2062 (SW
、、)が−旦オンとなってからオフに戻った時点で、カ
ード1000の排出が終了したとしてカード書込モータ
2070がオフされる。
前記消去用ヘッド2063は、前記第1のカード位置検
出器2061 (SW、、)の直後に配置されていて、
カードl 000の磁気記録領域1023の記録内容を
消去するようになっている。
また、前記バーコードリーダ2064は、その消去用ヘ
ッド2063の直後に配設されていて、カードt oo
oのセキュリティ領域1025に隠匿されている第1の
カード時性判断除法としてのバーコードを読み取るよう
になっている。
また、カードリード/ライト2065は、前記第2のカ
ード位置検出器2059 (SW、、)から略カード1
000の長さ分の距離分前方に至った位置に配設されて
いて、カード1000の磁気記録領域1023への暗証
コード(解錠情報および第2のカード適正判断情報)の
書込みとそれらバーコードおよび暗証コードの読込みを
行なうようになっている。
上記のように構成された暗証番号書込装置2040は中
央管理装置2000に制御されて次のような書込処理を
行なう。
先ず、カード挿入口2041にカード1000の先端を
挿入すると、その先端が第1のカード位置検出器206
1  (SW、、)に検出され、その検出信号に基づい
てカード書込みモータ2070が作動されて走行ベルト
2051が矢印二方向に走行される。そして、そのカー
ド1000がその走行ベルト2051とその上側の従動
走行ベルト2056との間に挟まれて内部方向に引き込
まれる過程で消去用ヘッド2063により磁気記録領域
1023の記録内容が消去されるとともにバーコードリ
ーダ2064によりセキュリティ領域1025の第1の
カード適正判断情報としてのバーコードが読み取られる
その後、さらに、カードリード/ライト2065によっ
てそのバーコードと対応した内容の暗証コードが(第1
のカード適正判断情報)磁気記録領域1023に書き込
まれると同時に、それらバーコードと暗証コードの読み
取りが行なわれる。
そして、その読み取ったバーコードと暗証コードが中央
管理装置2000の記録内容と共に一致しているか否か
の判定が行なわれる。その結果、いずれも一致している
と判定されたときには、そのままカード排出口2042
方向に搬送される。
そして、そのカード1000の先端が第2のカード位置
検出器2062 (SW、、)の位置に至ってその検出
信号が一旦オンとなった後に、そのカード1000がそ
のカード位置検出器2062 (SWl、)を通り過ぎ
てその検出信号がオフとなった時点でカード書込モータ
2070がオフされて、カード1000の書込みと排出
処理が終了される。
一方、いずれか一方でも一致していないと判定されたと
きには、カード1000は書込みが旨くなされなかった
として、カード書込みモータ2070が反転して走行ベ
ルト2051が矢印ホ方向に移行されることによってそ
のカード1000がカード挿入口2041から戻される
このような暗証番号の書込処理はカード1000の表と
裏で合計2回行なわせる。
この実施例のカード1000の書込処理は、例えば店員
が5人いる場合には、5枚のカード1000のバーコー
ド(第1のカード適正判断情報で全て同じバーコード)
に対応させて暗証コード(第2のカード適正判断情報)
を全て異ならせて作成させる。そして、それらカード1
000のうちのいずれかが紛失したことが確認された時
点で、その紛失したカード1000の第2のカード適正
判断情報としての暗証番号を中央管理装置2000と各
パチンコ遊技機100のユニット制御装置2210に紛
失カード1000の番号として記憶させておいて、その
カード1000が使用されたときには、直ちに不正処理
(ランプの点灯やも警報音の発生)を行なうようにして
いる。
同時に、その紛失したカード1000の第2カード適正
判断情報としての暗証番号(暗証コード)を中央管理装
置2000やユニット制御装置2210の設定暗証番号
から外すようにしている。そして、第1のカード適正判
断情報に対応した第2のカード適正判断情報しを新たに
設定し直すようにする。
第24図には第22図に示した中央管理装置200oに
よる制御システムの概念図を示す。
中央管理装置2000はその中枢処理を行なう中央処理
装置2201、パチンコ遊技機100や床袋機2100
との通信制御を行なう通信制御装置2202、各パチン
コ遊技機100からのデータの収集を行なうデータ収集
制御装置2203、それらデータの集計結果などを記憶
する記憶装置2204等から構成される装置 そして、この中央管理装置2000の前記通信制御装置
2202には個々のパチンコ遊技機100に設置された
ユニット制御装置221Oや開閉扉2101を具えた床
袋機2100等が接続され、それらユニット制御装置2
210や床袋機2100から通信制御装置2202に各
種情報要求指令が送られるようになっている。また、こ
の中央管理装置2000には暗証番号書込装置2040
が接続されている。
また、個々のパチンコ遊技機100に設置されたユニッ
ト制御装置2210が前記データ収集制御装置2203
に接続されていて、それらユニット制御装置2210か
らそのデータ収集制御装置2203に各種データが送ら
れるようになっている。
また、中央管理装置2000には、キーボード2010
のキー操作によって、キースイッチ入力、書込キー人力
、開閉パネル全台開放指令入力、台指定開閉パネル開放
指令入力、前枠前金開放指令入力5台指定前枠開放指令
入力、玉貸機の開閉扉開放指令入力、釘調整要求台スイ
ッチ入力、完了指令入力、モニタ情報入力、調整割数値
入力、カード紛失入力等、各種入力がなされ、それら各
種入力に基づく中央処理装置2201からの指令(キー
ボード人力指令、捕球指令など)が通信制御装置220
2を介して個々のパチンコ遊技機lOOのユニット制御
装置2210.床袋機2100、暗証番号書込装置20
40等に送られるようになっている。 また、個々のパ
チンコ遊技機100に設置されたユニット制御装置22
10からデータ収集制御装置2203に送られてくる開
閉パネル開放信号、前枠開放信号、捕球要求信号、大当
り信号、セーフ球(入賞球)信号、回収球(アウト球)
信号および発射信号等の各種信号が中央処理装置220
1によって集計処理された後、その集計結果が、記憶装
置2204に、パチンコ遊技機100ごとの個別の集計
データとして、記憶されるようになっている。
その集計データのファイル構成例としては、同図に示す
ように、パチンコ遊技機100の台番号ごとに、回収玉
数(アウト球数)、セーフ玉数(入賞球数)、賞球玉数
、設定割数、割数、大当り回数、打止回数、稼働時間、
補給回数、前枠開放回数、開放パネル開放回数等の集計
がファイルされる。
また、中央管理装置2000によって設定される打止数
、賞球数等がパチンコ遊技機100の台番号ごとにファ
イルされている。
ここに、回収玉数は回収玉(アウト球)信号の積算値、
セーフ玉数はセーフ玉(入賞球)信号の積算値、賞球玉
数は(セーフ玉数)×(賞球数)によって計算された値
である。設定割数はキーボード2010の操作キー20
11の操作によって入力される値である。割数は(賞球
玉数)/(回収球数)によって計算された値、大当り回
数は大当り信号の積算値である。稼働時間は回収玉信号
に基づいて計時される。即ち、回収玉信号が得られてい
るときにその稼働時間の計時アップがなされ、回収原信
号が一定時間以上得られないときにはその稼働時間の時
計がストップされる。補給回数は打止判定を行なうため
に用いられるもので、(補給回数)×(1回の補給数)
〉(打止数)が成立したときに打止となる。この補給回
数は打止解除によりクリアされる。前枠開放回数は前枠
300の開放回数の積算値、開閉パネル開放回数は開閉
パネル400の開放回数の積算値である。
第25図には個々のパチンコ遊技機100に設置された
ユニット制御装置2210の制御ブロック図の一例を示
す。
この実施例では、ユニット制御装置2210を制御チッ
プマイクロコンピュータ(CPU)3000によって構
成している。
このマイクロコンピュータ(CPU)3000は読出し
専用メモリたるROM3001、随時読出しと書込みが
可能なメモリたるRAM3002、伝送制御回路300
3等を有している。
これらのうち、ROM3001には情報表示器130き
のドツト表示パターン、開状態表示器120の表示ラン
プ125c (L、) 、125c (L、)の点灯パ
ターン、カードリーダモータ650(第26図)の作動
パターン、押出しソレノイド250(第4図)の作動パ
ターン、鍵モータ831(第8図、第9図)の作動パタ
ーンの固定データが記憶されている。
一方、RAM3002には各種スイッチや検出器等から
の信号を一時的に記憶する記憶領域およびマイクロコン
ピュータ(CPU)3000の作業領域(ワークエリア
)などが設けられている。
マイクロコンピュータ(CPU)3000の入力側には
、鍵センサ851  (SW、) 、 852 (SW
、) 、第1〜第3のカード位置検出器621(SW、
) 、 622 (SW、) 、 623 (SW、)
、ダブル開放スイッチ167、開閉パネル開閉検出器9
20 (SW、) 、前枠開閉検出器240(SW4)
、発射スイッチ384 (SW、、) 、台番号設定ス
イッチSW、、 (2011)および不正解除スイッ、
チSW、、 (2011)等からの信号や、前枠300
或いは開閉パネル400を開放させるカードl 000
の磁気記録領域1023およびセキュリティ領域102
5記憶された暗証コード(磁気データ)およびバーコー
ド(セキュリティデータ)、および大当り信号などの各
種信号がローパスフィルタ3004を介して入力される
ようになっている。
なお、前記台番号設定スイッチSW、、(2011)は
自局もしくは中央管理装置2000から見たユニット制
御装置2210の伝達アドレスを定義するためのスイッ
チである。
一方、このマイクロコンピュータ3000の出力側には
ドライバ3005を介して情報表示器13o、開状態表
示器120のランプ125c(L、) 、125c (
L#) 、カードリーダ600のカードリーダモータ6
50(第26図)、押出しソレノイド250および鍵モ
ータ831等が接続されていて、これらが、前記各種ス
イッチや検出器からのマイクロコンピュータ3000へ
の信号入力に基づいて、所定の作動や点滅等を行なうよ
うになっている。
また、前記伝送制御回路3003にはレベル変換回路3
006と分岐回路3007が順に接続され、その分岐回
路3007がユニット伝送路用コネクタ端子3008を
介して前記中央管理装置20oOに接続されている。
ここに、レベル変換回路3006は、受信データの波形
整形を行なったり、送信データのドライブ能力を上げる
ための信号レベルを変換したりするための回路である。
また、分岐回路3007は送信信号と受信信号の分離及
び結合を図るための回路である。
これらレベル変換回路3006と分岐回路3007を介
して、ユニット制御装置2210を構成するマイクロコ
ンピュータ3000の伝送制御回路3003と中央管理
装置2000との間で、各種信号の遺り取りが行なわれ
るようになっている。
また、このマイクロコンピュータ3000には電源回路
3010が接続され、該電源回路3010により商用電
源3011の電圧が所要のロジック電源等に変換されて
供給されている。
第26図(A)、(B)には中央管理装置20oOによ
って行なわれるメイン制御処理手順を示す。
メイン処理は、ルーチンR2においてキースイッチ(2
011)が入力されてパワーオンとなるのを待って開始
される。メイン処理が開始されると、ルーチンR4に移
行して先ず、記憶装置2204の集計データファイルを
クリアする。そして、次のルーチンR6で打止数および
賞球数を記憶装置2204の集計ファイルに設定し、そ
の後、ルーチンR8でキースイッチ(2011)がロッ
ク(LOCK)状態となっているか否かを判定し、ロッ
ク状態となっていると判定したときにはそのままルーチ
ンR50に移行し、ロック状態となっていないと判定し
たときにはルーチンRIOに移行する。
ルーチンRIOにおいては、書込み用のキー2011の
スイッチがオンされたか否かを判定し、オンされたと判
定したときにはルーチンR12でカード書込み処理を行
なってそのままルーチンR50に移行し、オンされなか
ったと判定したときにはルーチンR14に移行する。
ルーチンR14においては、操作キー2011の操作に
よって開閉パネル400の全台開放スイッチがオンされ
たか否かを判定し、オンされたと判定したときにはパチ
ンコ遊技機100全台の開閉パネル400の開放処理を
行なってそのままルーチンR50に移行し、オンされな
かったと判定したときにはルーチンR18に移行する。
ルーチンR18においては、操作キー2011の操作に
より台指定されて開閉パネル400の開放スイッチがオ
ンされたか否かを判定し、オンされたと判定したときに
はルーチンR20でその指定された台(パチンコ遊技機
100)の開閉パネル400の開放処理を行なってその
ままルーチンR50に移行し、オンされなかったと判定
したときにはルーチンR22に移行する。
ルーチンR22においては、操作キー2011の操作に
より前枠300の全台開放スイッチがオンされたか否か
を判定し、オンされたと判定したときにはルーチンR2
4でパチンコ遊技機100全台の前枠300の開放処理
を行なってそのままルーチンR50に移行し、オンされ
なかったと判定したときにはルーチンR26に移行する
ルーチンR26においては、操作キー2011の操作に
より台指定されて前枠300の開放スイッチがオンされ
たか否かを判定し、オンされたと判定したときにはルー
チンR28でその指定された台の前枠300の開放処理
を行なってそのままルーチンR50に移行し、オンされ
なかったと判定したときにはルーチンR30に移行する
ルーチンR30においては、操作キー2011の操作に
より玉貸機開放スイッチがオンされたか否かを判定し、
オンされたと判定したときにはルーチンR32で玉貸機
開放処理を行なってそのままルーチンR50に移行し、
オンされなかったと判定したときにはルーチンR34に
移行する。
ルーチンR34においては、操作キー2011の操作に
より釘調整要求台スイッチがオンとされたか否かを判定
し、オンとされたと判定したときにはルーチンR36で
釘調整要求台処理を行なってそのままルーチンR50に
移行し、オンとされなかったと判定したときにはルーチ
ンR38に移行する。
ルーチンR38においては、操作キー2011の操作に
よりカード紛失スイッチがオンとされたか否かを判定し
、オンとされたと判定したときにはルーチンR40でカ
ード紛失処理を行なってそのままルーチンR50に移行
し、オンとされなかったと判定したときにはルーチンR
42に移行する。
ルーチンR42においては、操作キー2011の操作に
よりモニタ情報スイッチがオンとされたか否かを判定し
、オンとされなかったと判定したときにはルーチンR4
4でモニタ情報処理を行なってからルーチンR50に移
行し、オンとされたと判定したときにはルーチンR46
に移行する。
ルーチンR46においては、操作キー2011の操作に
より調整割数値スイッチがオンとされたか否かを判定し
、オンとされたと判定したときにはルーチンR48で調
整側数値処理を行なってからルーチンR50に移行し、
オンとされなかったと判定したときにはそのままルーチ
ンR50に移行する。
このようにして、ルーチンR50に移行したときには、
該ルーチンR50においてユニット制御装置2210か
らの警報カード(紛失したカード)使用信号(第42図
のルーチンR2316)を受信したか否かを判定し、受
信したと判定したときにはルーチンR52で中央管理装
置2000に記憶されている警報番号(紛失したカード
の番号)消去を行なってからルーチンR54に移行し、
受信していないと判定したときにはそのままルーチンR
54に移行する。その結果、ルーチンR54に移行した
ときには、該ルーチンR54において完了指令処理を行
なってから第26図(B)のルーチンR56に移行する
ルーチンR56においては、開閉パネル開放カウント信
号を受信したか否かを判定し、受信しなかったと判定し
たときにはそのままルーチンR64に移行し、受信した
と判定したときにはルーチンR58で開閉パネル400
の開閉回数のカウント値αに(α+1)を代入(「1」
カウントアツプ)してからルーチンR60に移行する。
ルーチンR60においては、そのカウントアツプの結果
としてのカウント値αが「30」以上となったか否かを
判定し、「30」以上となっていないと判定したときに
はそのままルーチンR64に移行し、「30」以上とな
ったと判定したときにはルーチンR62で不正処理を行
なってからルーチンR64に移行する。
ルーチンR64においては、前枠300の開放カウント
信号を受信したか否かを判定し、受信しなかったと判定
したときにはその時点で第26図(A)のルーチンR8
に戻り、受信したと判定したときにはルーチンR66で
前枠300の開閉回数のカウント値βに(β+1)を代
入(「1」カウントアツプ)してからルーチンR68に
移行する。
ルーチンR68においては、そのカウントアツプの結果
としてのカウント値βが「3o」以上となったか否かを
判定し、「30」以上となっていないと判定したときに
はその時点で第26図(A)のルーチンR8に戻り、「
30」以上となったと判定したときにはルーチンR70
で不正処理を行なってから第26図(A)のルーチンR
8に戻る。
第27図には第26図(A)のメイン処理中のルーチン
R12において行なわれる中央管理装置2000側のカ
ード書込み処理の詳しい制御処理手順とユニット制御装
置2210側のそれに対応した制御処理手順を示す。
カード書込み処理は、中央管理装置2000側において
、操作キー2011の操作によって暗証コードを入力操
作(設定)することにより開始され、ルーチンR100
でその入力された暗証コードを表示装置2020に表示
する。
その後、ルーチンR102でカード1000が挿入され
て第1のカード位置検出器2061(SW、、)  (
第23図)がオンとなったとの判定がなされた後に、操
作キー2011の操作によって書込み開始スイッチのオ
ン操作を行なうと、ルーチンR104〜R112でカー
ド書込みモータ2070(第23図)のオン、磁気記録
領域1023の磁気記録内容の消去、セキュリティ領域
1025のバーコード(第1のカード適正判断情報)の
読取り、そのバーコードと対応する暗証コード(第2の
カード適正判断情報)、および解錠コード(解錠情報)
の磁気記録領域1023への書込みの一連の処理を行な
い、しかる後、ルーチンR114に移行する。
ルーチンR114においてバーコードが中央管理装置2
000に記憶されてる(バーコードの)内容と一致して
いるか否かを判定し、一致していると判定したときには
さらに次のルーチンR116で暗証コードが中央管処理
装置2000に記憶されている(暗証コードの)内容と
一致しているか否かを判定する。
そして、それらルーチンR114,R116における判
定の結果、バーコードおよび暗証コードの双方とも中央
管理装置2000に記憶されている記憶内容と一致して
いたときにはそれらの書込みが正しく行なわれたとして
ルーチンR118に移行し、バーコード又は暗証コード
のいずれか一方でも一致していなかったときには正しい
書込みがなされなかったとしてルーチンR126に移行
する。
その結果、ルーチンR118に移行したときには、該ル
ーチンR118において第2のカード位置検出器206
2 (SW、、)(第23図)がオンとなるのを待って
からルーチンR120に移行する。そして、さらにルー
チンR120でその第2のカード位置検出器2062 
(SW、、)がオフとなるのを待ってから、ルーチンR
122でカード書込みモータ2072 (第23図)を
オフにしかつ次のルーチンR124でユニット制御装置
2210に暗証コードを送信し、しかる後、第26図(
A)のメイン処理のルーチンR50に移行する。
ユニット制御装置2210側ではルーチンR2o00に
おいて暗証番号(暗証コード)記憶要求信号を受信した
か否かの判定を行なっていて、中央管理装置2000側
から送られてきた暗証番号記憶要求を受信したと判定し
たときにはルーチンR2002で暗証番号の記憶保持を
行なってから第28図のルーチンR2010に移行し、
受信しなかったと判定したときにはそのまま第28図の
ルーチンR2010に移行する。
一方、上記ルーチンR114又はR116からルーチン
R126に移行したときには該ルーチンR126でカー
ド書込みモータ2072 (第23図)を反転させてか
らルーチンR128に移行する。
そして、該ルーチンR128において第1のカード位置
検出器2061  (SW、、)(第23図)がオンと
なるのを待ってからルーチンR130に移行する。そし
て、さらにそのルーチンR130でその第1のカード位
置検出器2061  (SW、、)がオフとなる(カー
ド1000が通過する)のを待ってから第26図(A)
のメイン処理のルーチンR50に移行する。
第28図には第26図(A)のメイン処理中のルーチン
R16において行なわれる中央管理装置2000側の開
閉パネル400の全台開放処理の制御処理手順とユニッ
ト制御装置2210側のそれに対応した処理の制御処理
手順を示す。
開閉パネル400の全台開放処理が開始されると、先ず
、ルーチンR150においてパチンコ遊技店(P店)に
おけるパチンコ遊技台(パチンコ遊技機100)の配置
の概略図を表示装置2020に表示させる。
その配置の概略図の例を示すと、例えば、第29図に示
すように、5島の島設備に沿って1番〜240番までの
パチンコ遊技機100が8列設置されている。そして、
1番、31番、61番、91番、121番、151番、
181番および211番が各列の先頭台番号となってい
て、30番、60番、90番、120番、150番、1
80番、210番および240番が各列の最後部の台番
号となっている。
このような表示を行ってからルーチンR152で各列の
先頭台番号を「X」、各列の最後部の台番号を「y」と
し1次のルーチンR154でX番台のパチンコ遊技機1
00のユニット制御装置2210に開閉パネル400の
開放信号を送ってから次のルーチンR156でユニット
制御装置2210からX番台の開閉パネル400の開放
動作が終了したという信号を受けるまで待つ。
そして、ユニット制御装置2210側からそのX番台の
開閉パネル400の開放動作が終了したという後述の信
号を受けた時点で、次のルーチンR158に移行して表
示装置2020に表示されているパチンコ遊技機100
の配置の概略図の各列のX番台の番号表示を第30図の
(イ)に示す白色の数字表示から第30図の(ロ)に示
す白抜きの数字表示に反転させる。
そして、次のルーチンR160で“X”に“X+1”を
代入(台番号を1番アップ)し、さらにその次のルーチ
ンR162でその代入(台番号を1番アップ)後のX番
台は欠番か否かを判定し、欠番でないと判定したときに
はそのまま次のルーチンR164に移行するが、欠番で
あると判定したときには再度ルーチンR160に戻って
台番号をさらに1番アップさせてルーチンR162にお
ける判定を行ない、そのアップ後の台番号Xがあったと
判定した時点でルーチンR164に移行する。これらル
ーチンR160,R162における処理は欠番(例えば
、4番台)があったときにその欠番を飛ばすために行な
われる。
そして、ルーチンR164に移行したときには、該ルー
チンR164においてrXJが「y」より大きくなった
か否か、つまり、各列の最後部のパチンコ遊技機100
の台番yの開閉パネル400の開放が終了したか否かを
判定し、「x」が「y」より未だ「大」となっていない
(各列の最後部のパチンコ遊技機100の台番yの開閉
パネル400の開放が終了していない)と判定したとき
にはルーチンR154に戻って上記ルーチンR154〜
R164のループ処理を繰返し、rxJが「y」より「
大」となった(各列の最後部のパチンコ遊技機100の
台番yの開放パネル400の開放が終了した)と判定し
た時点で第26図(A)のメイン処理のルーチンR50
に移行する。
このように、各列の先頭のパチンコ遊技機100から順
に1台ずつ開閉パネル400を開放させるようにして、
■パチンコ遊技店のパチンコ遊技機lOO全台の開閉パ
ネル400を同時に一斉に開放させることによる瞬間的
な膨大な電力の消費や、■それに備えてケーブルを大に
することによる過剰な配線設備等の必要性をなくした。
一方、ユニット制御装置2210側ではルーチンR20
10で開閉パネル400の開放信号がオン(ON)とな
ったか否かを判定していて、中央管理装置2000側の
前記ルーチンR154で開閉パネル400の開放信号が
送られてきて開閉パネル400の開放信号がオンとなっ
たと判定したときにだけルーチンR2012で開閉パネ
ル400の開放処理を行なってからルーチンR2014
に移行し、そうでないときにはそのままルーチンR20
14に移行する。
前記ルーチンR2012における開閉パネル400の開
放処理が終了したときには、その終了信号が中央管理装
置2000に送られる。
かくして、ルーチンR2014に至ったときには、該ル
ーチンR2044において、開閉パネル開閉検出器(S
W、)がオフ(OFF)となったか否かを判定し、オフ
となっていないと判定したときにはそのまま第31図の
ルーチンR2050に移行し、オフとなったと判定した
ときにはルーチンR2016で開閉パネル400の開放
表示をオフ(OFF)にしてから第31図のルーチンR
2o50に移行する。
第31図には第26図(A)のルーチンR20において
行なわれる中央管理装置2000側の台指定による開閉
パネル400の開放処理の詳しい制御処理手順とユニッ
ト制御装置2210側のそれに対応した制御処理手順を
示す。
台指定による開閉パネル400の開放処理が開始される
と、まず、ルーチンR200において指定台入力表示が
行なわれる。
その表示例としては、例えば、第32図に示したように
左端の縦列に島設備に設置したパチンコ遊技機100の
列を、その各列表示の右側に指定台番号をそれぞれ表示
する指定台入力表示を行なう。
このような入力表示を行なってからルーチンR202で
各列の先頭の番号を「X」、各列の最後部の台番号をr
/Jとする。
その後に、操作キー2011の操作により開放しようと
する指定台番号の入力を行なってから、スタート用操作
キー2011の入力操作を行なう。
すると、ルーチンR204においてその指定番号が各列
のパチンコ遊技機100の所定の台番と一致するか否か
を判定し、一致しないと判定したときには、ルーチンR
212に移行してそのII xnにII x+I II
を代入しく所定の台番を1つずつアップし)、次のルー
チンR214においてそのアップ後の台番Xが各列の最
後部のパチンコ遊技機100の台番yよりも大きくなっ
たと判定されるまではルーチンR204に戻って再度そ
の指定番号がアップ後の台番Xと一致するか否かの判定
を繰り返す。
その結果、ルーチンR204において、その指定番号が
所定の台番Xと一致したと判定すると、ルーチンR20
6に移行して各列のその特定のX番台のユニット制御装
置2210に開閉パネル開放信号を送ってから次のルー
チンR2O3でX番台の開閉パネル400の開放動作が
終了するまで待つ。
そして、ユニット制御措置2210側からそのX番台の
開閉パネル400の開放動作が終了したという後述の信
号を受けた時点で、次のルーチンR210に移行して表
示装置2020に表示されている指定台のX番台の表示
を第33図の(イ)に示す白色の数字表示から(ロ)に
示す白抜きの数字表示に反転させる。
そして、次のルーチンR2’12で“x”に”x+1”
を代入(台番号を1番アップ)し、さらに次のルーチン
R214でその代入(台番号を1番アップ)後の「X」
が各列の最後部のパチンコ遊技機100の台番ryJの
数字よりr大」となったか否かを判定し、「大」となら
ないうちはルーチンR204に戻ってその次の指定番号
のパチンコ遊技機100の開閉パネル400を開放する
ためのルーチンR204〜R214の処理のループを繰
返し、ルーチンR214においてrxJが「y」よりr
大」となったと判定した時点で第26図(A)のメイン
処理のルーチンR50に移行する。
一方、ユニット制御装置2210側ではルーチンR20
50で開閉パネル400の開放信号がオン(ON)とな
ったか否かを判定して、中央管理装置2000の前記ル
ーチンR206で開閉パネル400の開放信号が送られ
てきて開閉パネル400の開放信号がオンとなったと判
定したときにだけルーチンR2052で開閉パネル40
0の開放処理を行なってからルーチンR2054に移行
し、そうでないときにはそのままルーチンR2054に
移行する。
前記ルーチンR2052における開閉パネル400の開
放処理が終了したときには、その終了信号が中央管理装
置2000に送られる。
かくして、ルーチンR2054に至ったときには、該ル
ーチンR2054において、開閉パネル開閉検出器92
0 (SW、)がオフ(OFF)となったか否かを判定
し、オフとなっていないと判定したときにはそのまま第
39図のルーチンR2250に移行し、オフ(OFF)
となったと判定したときにはルーチンR2156で開閉
パネル40oの開放表示をオフにしてから第39図のル
ーチンR2250に移行する。
このように、台指定による開閉パネル400の開放にお
いても各列の先頭側のパチンコ遊技機100から順に1
台ずつ開放させるようにしている。
第34図には第26図(A)のメイン処理中のルーチン
R24において行なわれる中央管理装置2000側の前
枠300の全台開放処理の制御処理手順とユニット制御
装置2210側のそれに対応した処理の制御処理手順を
示す。
前枠300の全台開放処理が開始されると、まず、ルー
チンR250においてパチンコ遊技店(2店)における
パチンコ遊技機100の配置の概略図を表示装置202
0に表示させる。
その配置の概略図は、例えば、第29図に示したと同じ
ように、5島の島設備に沿って1番〜240番までのパ
チンコ遊技機100が8列設置されている。そして、1
番、31番、61番、91番、121番、151番、1
81番、および211番が各列の先頭台番号となってい
て、30番、60番、90番、120番、150番、1
80番、210番および240番が各列の最後部の台番
号となっている。
このような表示を行なってからルーチンR252で各列
の先頭台番号を「X」、各列の最後部の台番号を「y」
とし、次のルーチンR254でX番台のパチンコ遊技機
100のユニット制御装置2210に前枠開放信号を送
ってから次のルーチンR256でX番台の前枠300の
開放動作が終了するまで待つ。
そして、ユニット制御装置2210側からそのX番台の
前枠300の開放動作が終了したという後述の信号を受
けた時点で、次のルーチンR258に移行して表示装置
2020に表示されているパチンコ遊技店のパチンコ遊
技機100の配・置の概略図の各列のX番台の表示を第
33図の(イ)に示す白色の数字表示から(ロ)に示す
白抜きの数字表示に反転させる。
そして、次のルーチンR260で”x″に”x+1”を
代入(台番号を1番アップ)し、さらに次のルーチンR
262でその代入(台番号を1番アップ)後のX番台は
欠番か否かを判定し、欠番でないと判定したときにはそ
のまま次のルーチンR264に移行するが、欠番である
と判定したときは再度ルーチンR260に戻ってさらに
台番号を1番アップさせてルーチンR262における判
定を行ない、そのアップ後の台番号Xが欠番でないと判
定した地点でルーチンR264に移行する。
このルーチンR260,R262における処理は欠番(
例えば、4番台)があったときにその欠番を飛ばすため
に行なわれる。
そして、次のルーチンR264に移行したときには、該
ルーチンR264においてrXJが「y」より大きくな
ったか、つまり、缶高の最後部のパチンコ遊技機100
の台番yの前枠300の開放が終了したか否かを判定し
、rxJが「y」より未だ「大」となっていない(各列
の最後部のパチンコ遊技機100の台番yの前枠300
の開放が終了していない)と判定したときにはルーチン
R254に戻ってルーチンR254〜R264のループ
の処理を繰返し、「x」が「y」より「大」となった(
缶高の最後部のパチンコ遊技機100の台番yの前枠の
300の開放が終了した)と判定した時点で第26図(
A)のメイン処理のルーチンR50に移行する。
一方、ユニット制御装置2210側ではルーチンR21
00で前枠300の開放信号がオン(ON)となるか否
かを判定していて、中央管理装置2000側の前記ルー
チンR254で前枠300の開放信号が送られてきたと
きにだけ、前枠3゜Oの開放信号がオンとなったと判定
してルーチンR2102で前枠300の開放処理を行な
ってからルーチンR2104に移行し、そうでないとき
にはそのままルーチンR2104に移行する。
前記ルーチンR2102における前枠300の開放処理
が終了したときには、その終了信号が中央管理装置20
00に送られる。
かくして、ルーチンR2104に至ったときには、該ル
ーチンR2104において、前枠開閉検出器240 (
SW、、)がオフ(○FF)となったか否かを判定し、
オフとなっていないと判定したときにはそのまま第35
図のルーチンR2150に移行し、オフとなったと判定
したときにはルーチンR2106で表示装置2020の
前枠開放表示をオフにしてから第35図のルーチンR2
150に移行する。
このように、各列の先頭のパチンコ遊技機1゜Oから順
に1台ずつ前枠300を開放させるようにして、■パチ
ンコ遊技店のパチンコ遊技機100全台の前枠300を
同時に一斉に開放させることによる瞬間的な膨大な電力
の消費や、■それに備えてケーブルを大にすることによ
る過剰な配線設備等の必要性をなくした。
第35図には第26図(A)のルーチンR28において
行なわれる中央管理装置2000側の台指定による前枠
300の開放処理の詳しい制御処理手順とユニット制御
装置2210側のそれに対応した処理の制御処理手順を
示す。
台指定による前枠300の開放処理が開始されると、ま
ず、ルーチンR300において指定第入力表示が行なわ
れる。
その表示としては、例えば、第32図に示したと同様に
、左側の縦列にパチンコ遊技機100の列を、その各列
の右に指定台番号をそれぞれ表示する指定第入力表示を
表示装置2020に行なわせる。
このような入力表示を行なってからルーチンR302で
各列の先頭台番号を「X」、各列の最後部の台番号を「
y」とする。
その後に、操作キー2011操作により開放しようとす
る指定台番号の入力を行なってから、スタート用操作キ
ー2011の入力操作を行なう。
すると、ルーチンR304においてその指定番号が各列
のパチンコ遊技機100の所定の台番Xと一致するか否
かを判定し、一致しないと判定したときには、ルーチン
R312に移行してその“X”に“x+1″を代入しく
所定の台番を1番ずつアップし)次のルーチンR314
において、そのアップ後の台番Xが各列の最後部のパチ
ンコ遊技機100の台番yよりも大きくなったと判定さ
れるまではルーチンR304に戻って再度その指定番号
がアップ後の台番Xと一致するが否かの判定を繰り返す
その結果、ルーチンR304においてその指定番号が所
定の台番Xと一致したと判定すると、ルーチンR306
に移行して各列のその所定のX番台のユニット制御装置
221oに前枠300の開放信号を送ってから次のルー
チンR308でX番台の前枠300の開放動作が終了す
るまで待つ。
そして、ユニット制御装置221o側からそのX番台の
前枠300の開放動作が終了したという後述の信号を受
けた時点で、次のルーチンR310に移行して表示装置
2020に表示されている指定台のX番台の表示を第3
3図の(イ)に示す白色の数字表示から(ロ)に示す白
抜きの数字表示に反転させる。
そして、次のルーチンR312で“x”に“X+1”を
代入(台番号を1番アップ)し、さらに次のルーチンR
314でその代入(台番号を1番アップ)後の「x」が
缶高の最後部のパチンコ遊技機100の台番「y」の数
字より「大」となったか否かを判定し、r大」となって
いないと判定したときにはルーチンR304に戻ってそ
の次の指定番号のパチンコ遊技機100の前枠300を
開放するためのルーチンR304〜R314の処理のル
ープを繰返し、ルーチンR314においてrxJが「y
」によりr大」となったと判定した時点で第26図(A
)のメイン処理のルーチンR50に移行する。
一方、ユニット制御装置2210側ではルーチンR21
50で前枠300の開放信号が(ON)となるか否かを
判定していて、中央管理装置2000側の前記ルーチン
R306で前枠300の開放信号が送られてきたときに
だけ、前枠300の開放信号がオンとなったと判定して
ルーチンR2152で前枠300の開放処理を行なって
からルーチンR2154に移行し、そうでないときには
そのままルーチンR2154に移行する。
前記ルーチンR2152における前枠300の開放処理
が終了したときには、その終了信号が中央管理装置20
00に送られる。
かくして、ルーチンR2154に至ったときには、該ル
ーチンR2154において、前枠開放検出器240 (
SW、、)がオフ(OFF)となったか否かを判定し、
オフとなっていないと判定したできにはそのまま第39
図のルーチンR2250に移行し、オフとなったと判定
したときにはルーチンR2156で表示装置2020の
前枠開放表示をオフにしてから第39図のルーチンR2
250に移9テする。
このように、台指定による前枠300の開放においても
各列の先頭側のパチンコ遊技機100から順に1台ずつ
開放させるようにしている。
第36図には第28図のルーチンR2012および第3
1図のルーチンR2052において行なわれるユニット
制御装置2210による開閉パネル400の開放処理の
詳しい制御処理手順を示す。
この開閉パネル400の開放処理が開始されると、先ず
、ルーチンR350で鍵モータ831を作動させて作動
カム板833を第9図中前方から見て時計方向に回転さ
せる。
そして、次のルーチンR352で作動カム板833の第
3および第1の反射板838,836が前記センサ基板
850の第1および第2の鍵センサ851  (SW、
) 、  852 (SW、)と出会ってそれら双方の
鍵センサ851  (SW、)、852(SW、)がオ
ンとなるのを待つ。
そして、それら第1および第2の鍵センサ851  (
SW、) 、 852 (SW、)がオンとなったとき
に、ルーチンR354でその鍵モータ831を停止させ
、次のルーチンR356で開閉パネル400の開閉検出
器920(SW、)がオンとなるのを待つ。
そして、そのルーチンR356で開閉パネル400の開
閉検出器920(SW、)がオンとなったと判定した時
点で次のルーチンR358に移行して打球発射装置33
0を停止させて打球の発射を可能にする。
その後、ルーチンR360およびR362で、順に、R
OM3001  (第25図)からの開閉パネル開放デ
ータの読出しおよび表示装置2020への開閉パネル4
00の開放表示を行ない、しかる後、Inモータ831
を反転させて作動カム板833を第8図中前方から見て
反時計方向に回転させる。
そして、次のルーチンR366で作動カム板833の第
1の反射板836が前記センサ基板850の第1の鍵セ
ンサ851(SW、)と出会ってその鍵センサ851(
SW、)のみがオンとなる(初期状態に戻る)のを待つ
そのようにして、その第1の鍵センサ851(SW、)
のみがオンとなったときに、ルーチンR368に移行し
て錠モータ831をオフにし、次のルーチンR370で
中央処理装置2000に開放完了信号を送信した後、第
28図のルーチンR2014又は第31図のルーチンR
2o54に移行する。
第37図には第34図のルーチンR2102及び第35
図のルーチンR2152において行なわれる中央管理装
置2000による前枠開放処理の詳しい制御手順を示す
この前枠開放処理が開始されると、先ず、ルーチンR4
00で鍵モータ831を作動させて作動カム板833を
第8図中前方から見て反時計方向に回転させる。
そして、次のルーチンR402で作動カム板833の第
2および第3の反射板837,838が前記センサ基板
850の第1および第2の鍵センサ851  (SW、
) 、 852 (SW、)と出会ってそれら双方の鍵
センサ851  (SW、)、852(S W、 )が
オンとなるのを待つ。
そして、それら第1および第2の鍵センサ851 (S
w、)、852 (SW、)がオンとなった時点で、次
のルーチンR404に移行して鍵モータ831を停止さ
せる。
その後、ルーチンR406で押出しソレノイド250(
第4図)をオンにし、次のルーチンR408で前枠30
0の開閉検出器240 (SW、、)がオンとなるのを
待ってから、ルーチンR410に移行して押出しソレノ
イド250をオフにする。
しかる後、ルーチンR412およびルーチンR414で
、順に、ROM3001  (第25図)からの前枠開
放データの読出しおよび表示装置2020への前枠30
0の開放表示を行なってから、鍵モータ831をその逆
方向に回転させて作動カム833を第8図中前方から見
て時計方向に回転させる。
そして、次のルーチンR418で作動カム板833の第
1の反射板836が前記センサ基板850の第1の鍵セ
ンサ851(SW、)と出会ってその鍵センサ851(
SW、)のみがオンとなる(初期状態に戻る)のを待つ
そのようにして、その第1の鍵センサ851(SW、)
のみがオンとなったときに、ルーチンR420に移行し
て鍵モータ831をオフにし、次のルーチンR422で
中央管理装置2000に前枠300の開放完了信号を送
信した後、第34図のルーチンR2104又は第35図
のルーチンR2154に移行する。
第38図には第26図(A)のルーチンR32において
行なわれる中央管理装置2000側の玉貸機開放処理と
玉貸機2100内に設置された玉貸制御装置(図示省略
)側のそれに対応した処理の詳しい制御処理手順を示す
玉貸機開放処理が開始されるとルーチンR450で、中
央処理装置2000側から玉貸機制御装置に玉貸機の開
閉扉開放信号を送る。
そして、次のルーチンR452で玉貸機制御装置からの
玉貸機の開閉扉開放動作の終了信号を待ってから第26
図(A)のルーチンR50に移行する。
一方、玉貸機制御装置側ではルーチンR3000で中央
管理装置2000からの玉貸機の開閉扉開放信号を受信
したか否かを判定していて、その信号を受信したと判定
しないうちはそのまま別の処理(例えば、玉貸処理)に
移行するようになっているが、その信号を受信したと判
定したときには、ルーチンR3002に移行して玉貸機
2100内に設置されている玉貸機の開閉扉開放駆動源
(図示省略)をオン(ON)にし、しかる後、ルーチン
R3004に移行する。
そして、そのルーチンR3004で玉貸機開放スイッチ
(図示省略)がオンとなるのを待ってから、ルーチンR
3006に移行して前記玉貸機の開閉扉開放駆動源をオ
フ(OFF)にする。
その後、ルーチンR3008で玉貸機の開閉扉開放動作
終了信号を中央管理装置2000に送ってから、別の処
理(例えば、玉貸処理)に移行する。
第39図には第26図(A)のメイン処理中のルーチン
R36において行なわれている釘調整要求台処理とそれ
に対応するユニット制御装置221o側の処理の詳しい
制御処理手順を示す。
この釘調整要求台処理が開始されると、先ず、ルーチン
R500で釘調整データ表(釘調整を行なうべきパチン
コ遊技機100の台番号の表)を表示装置2020に表
示させる。
その釘調整データ表の例を示すと、第40図に示すよう
に、左端の縦列に島設備のパチンコ遊技機100の列を
、そして、そのパチンコ遊技機loOの各列に対応させ
てその右側に釘調整要求台の番号を表示するようにする
このような表示が行なわれると、ルーチンR502でそ
の表示の右下に釘調整データをユニット制御装置221
0に送るか否かの選択表示が出てくるので、キー201
1によっていずれかを選択する。その選択として、送信
する方を選択したときにはルーチンR504で釘調整デ
ータの送信を行なってからルーチンR506移行し、送
信しない方を選択したした時にはそのまま第26図(A
)のメイン処理のルーチンR50に移行する。
ルーチンR526においては開閉パネル400を開放す
るか否かを選択させる表示がなされるので、その選択と
して開放する方を選択すれば、ルーチンR508で各列
の先頭のパチンコ遊技機lOOの台番号をrx」とし、
かつ、それらの各列の最後部のパチンコ遊技機100の
台番号を「y」としてからルーチンR510に移行する
。が、開放しない方を選択すれば、そのまま第26図(
A)のメイン処理のルーチンR50に移行する。
その結果、ルーチンR510に移行したときには、該ル
ーチンR510において、台番号rXJのパチンコ遊技
機100が釘調整台となっているか否かを判定する。
そして、その結果、釘調整台となっていないと判定した
ときにはルーチンR516に移行してその“X”に“x
+1″を代入(検討すべき台番号を1番アップ)し、次
のルーチンR518においてそのアップ後の台番号Xが
各列の台番号yよりも大きくなったと判定するまではル
ーチンR510に戻って再度そのアップ後の台番号Xが
釘調整台であるか否かの判定を繰り返す。
その結果、ルーチンR510においてそのアップ後の台
番号Xが釘調整台であると判定したときには、ルーチン
R512でそのX番台のパチンコ遊技機lOOのユニッ
ト制御装置2210に開閉パネル開放信号を送ってから
ルーチンR514に移行して、ユニット制御装置221
0から開閉パネル開放動作終了信号が送られてくるのを
待つ。
そして、そのルーチンR514において、その開閉パネ
ル開放動作が終了したと判定した時点で、また、次のル
ーチンR516に移行してその“x”に“x + 1 
”を代入(検討すべき台番号を1番ずつアップ)し、次
のルーチンR518でその代入(台番号を1番アップ)
後の「x」が各列の最後部のパチンコ遊技機100の台
番rVJの数字より「大」となったか否かを判定し、「
大」とならない限りルーチンR510に戻って釘調整台
を開放するためのルーチンR510〜R518の処理の
ループを繰り返し、ルーチンR518においてrxJが
「y」より「大」となったと判定した時点で第26図(
A)のメイン処理のルーチンR50に移行する。
一方、ユニット制御装置2210では、ルーチンR22
50において中央処理装置2000からの釘調整データ
を受信したか否かを判定して、受信しないうちはそのま
まルーチンR2254に移行するが、受信したと判定す
ると、ルーチンR2252で表示装置2020に釘調整
データを表示してからルーチンR2254に移行する。
その釘調整データの例としては、第41図に示すように
、台番号(例、3番台)とその台番号のパチンコ遊技機
100の最終割数(閉店時までの割数)、回収球数(ア
ウト球数)、セーフ球数(入賞球数)、稼働時間、打止
回数、および割数を表わす縦軸に設定割数(例、12回
)とその誤差の許容範囲(例、±1回)および最終の割
数をとったグラフ等が表示される。
ルーチンR2254においては中央管理装置2000か
ら送られてくる開閉パネル開放信号を受信したか否かを
判定して、受信していないで判定しているうちはそのま
まルーチンR2258に移行し、受信したと判定したと
きにはルーチンR2256で開閉パネル開放処理を行な
ってからルーチンR2258に移行する。
かくして、ルーチンR2258に移行したときには、該
ルーチンR2258で開閉パネル開閉検出器920(S
W、)がオフとなったか否かを判定し、オフ(OFF)
とならないと判定したときにはそのまま第42図のルー
チンR2300に移行し、オフ(OFF)となったと判
定したときにはルーチンR2260で釘調整データをオ
フ(OFF)にしてから第42図のルーチンR2300
に移行する。
第42図には第26図(A)のメイン処理中のルーチン
R40において行なわれるカード紛失処理の詳しい制御
処理手順とユニット制御袋@2210側のそれに対応し
た詳しい制御処理手順を示す。
中央管理装置2000側においてカード紛失処理が開始
されると、先ず、ルーチンR550でその紛失したカー
ドの暗証番号(暗証コード)の消去を行なうのか否かを
選択させる表示が表示装置2020の画面に現わされる
その選択として、その暗証番号(暗証コード)の消去を
行なう方を選択したときには、その後に、キー2011
の操作によって消去したい暗証番号(暗証コード)の入
力をし、その後にキー2011の操作でセット入力を行
なうと、次のルーチンR552で暗証番号(暗証コード
)消去信号をユニット制御装置2210に送信してから
ルーチンR554に移行する。一方、その暗証番号(暗
証コード)の消去を行なわない方を選択したときには、
そのままルーチンR554に移行する。
ルーチンR554においては暗証番号(暗証コード)の
警報処理を行なうか否かを選択させる表示が表示装置2
020の画面に現われる。その選択として、行なう方を
選択したときには、その後に、キー2011の操作によ
って消去したい暗証番号(暗証コード)の入力をし、そ
の後にキー2011の操作でセット入力を行なうと、次
のルーチンR566で暗証番号(暗証コード)警報処理
信号をユニット制御装置2210に送信してから第26
図(A)のルーチンR50に移行する。−方、その暗証
番号(暗証コード)の警報処理を行なわないと判定した
ときはそのまま第26図(A)のルーチンR50に移行
する。
一方、ユニット制御装置2210側ではルーチンR23
00で中央管理装置2000からの消去信号を受信した
か否かを判定していて、受信したと判定しないうちはそ
のままルーチンR2304に移行するが、受信したと判
定すると、ルーチンR2302で該当暗証番号(暗証コ
ード)を消去してからルーチンR2304に移行する。
ルーチンR2304においては中央管理装置2000か
らの警報処理信号が送られてきたか否かを判定していて
、送られてこないうちはそのままルーチンR2308に
移行するが、送られてきたと判定すると、ルーチンR2
306で警報暗証番号を記憶してからルーチンR230
8に移行する。
ルーチンR2308においては警報暗証番号カード10
00使用されたか否かを判定していて、使用されないう
ちはそのまま第43図のルーチンR2350に移行する
が、使用されたと判定すると、ルーチンR2310〜R
23L6で、順に、警報表示と警報表示音のオン(ON
) 、発射装置330の発射モータのオフ(OFF)、
カードリーダモーター650(第6図)の強制停止、中
央管理装置2000に警報暗証番号カード1000が使
用されたことの送信等の処理を行なってから第43図の
ルーチンR2350に移行する。
第43図には第26図(A)のメイン処理中のルーチン
R44において行なわれる中央管理装置2000側のモ
ニタ情報処理の詳しい制御処理手順とユニット制御装置
221O側のそれに対応する制御処理手順を示す。
モニタ情報処理は、各パチンコ遊技機100の情報装置
110の情報表示器130に遊技店側が遊技者に伝えた
いモニタ情報を表示させる処理で、中央管理装置200
0側において、キー2011の操作によりモニタ情報の
入力、全台又は指定台の入力、スタートボタンの入力等
を順に行なうことによって開始される。
そして、これらの一連の処理が行なわれると、ルーチン
R600において該当番号のパチンコ遊枝根100のユ
ニット制御装置2210にモニタ情報(メツセージ)を
送信してから第26図(A)のメイン処理のルーチンR
50に移行する。
一方、ユニット制御装置2210側ではルーチンR23
50において中央管理装置2000からのモニタ情報が
送られてきたか否かを判定していて、送られてこないう
ちはそのまま第49図のルーチンR2400に移行する
が、送られてきたと判定すると、ルーチンR2352で
その送られてきたモニタ情報を表示装置2020に表示
してから第49図のルーチンR2400に移行する。
前記モニタ情報としては、例えば、遊技店の定休日、開
放台抽選のお知らせ、新台入替日のお知らせなどの各種
情報が考えられる。
第44図には第26図(A)のメイン処理のルーチンR
48において行なわれる中央管理装置2000側におけ
る調整割数値処理の詳しい制御処理手順を示す。
調整割数値処理が開始されると、先ず、ルーチンR65
0において表示装置2020に調整側数表を表示する。
調整側数表としては、例えば、第45図に示すように、
台番号ごとの設定割数と各列ごとの平均割数とを表示し
た表とする。
このような表示を行なってから、ルーチンR652にお
いて割数の再設定を行なうか否かの選択表示が表示装置
2020の画面に現わされる。その選択として、割数の
再設定を行なう方を選択したときにはルーチンR654
で全台の割数を10割(基本割数)にしてからルーチン
R656に移行し、割数の再設定を行なわない方を選択
したときにはそのままルーチンR656に移行する。
ルーチンR656においては割数を変更するか否かの選
択表示が表示装置202oの画面に現わされる。その選
択として、割数を変更しない方を選択したときにはその
ままルーチンR660に移行する。一方、割数を変更す
る方を選択したときには、キー2011の操作によって
所望の台番号に対する割数の入力を行ない、続いてキー
2011の操作でセット入力を行なうと、次のルーチン
R658に移行して該当番号の割数を変更した後にルー
チンR656に戻って他の台番号の割数を変更するか否
かの選択を行なわせる。そして、そのルーチンR656
において割数を変更しないと判定した時点でルーチンR
660に移行する。
このようにして、ルーチンR660に移行したときには
、該ルーチンR660で各台番号に対する設定割数と各
列ごとの平均割数とからなる調整側数表(調整後のもの
)を記憶装置2204にファイル入力し、かつ、次のル
ーチンR662で表示装置2020にその調整側数表を
表示してからルーチンR664に移行する。
ルーチンR664においてはその割数の許容範囲のセッ
トを行なうか否かを選択させる表示が表示装置2020
の画面に現わされる。その選択として、行なわない方を
選択したときにはそのままルーチンR668に移行する
。一方、行なう方を選択したときには、ルーチンR66
6に移行して表示装置2020に許容範囲表を表示する
。そして、その許容範囲表が表示された後、キー201
1の操作により各列番号ごとの許容範囲の入力を行なっ
てからキー2011の操作でセット入力を行なうと、ル
ーチンR664に戻って、再度、割数の許容範囲のセッ
トを行なうか否かを選択させる処理のループを繰り返す
。そして、該ルーチンR664において許容範囲のセッ
トを行なわないと判定した時点でルーチンR668に移
行する。
前記調整割数の許容範囲表としては、例えば、第46図
に示すように、島設備に設置されたパチンコ遊技機10
0の各列ごとに許容範囲値を表示した表とする。なお、
1台ごとに許容範囲値を表示する表にするなど、どのよ
うな表にしてもよい。
上記のようにして、ルーチンR668に移行したときに
は、該ルーチンR668でその調整割数の許容範囲表を
ファイル入力し、かつ、次のルーチンR670で表示装
置2020にその許容範囲表を表示してからルーチンR
672に移行する。
ルーチンR672においては、その許容範囲を番台ごと
のグラフを表示するか否かを選択させる表示が表示装置
2020の画面に現わされる。その選択として、グラフ
表示しない方を選択したときにはそのまま第26図(A
)のメイン処理のルーチンR50に移行する。が、グラ
フ表示する方を選択したときは、キー2011の操作に
より所望の台番号の入力を行なうと、次のルーチンR6
74に移行してその台番号の割数の許容範囲のグラフを
表示してから第26図(A)のメイン処理のルーチンR
50に移行する。
そのグラフとしては、例えば、第47図に示すように、
縦軸を割数とする。そして、そのグラフ上にその台の設
定割数(例えば、10割)をとり、その設定割数を基準
としてその許容範囲(例えば、+1割)をとる。また、
そのグラフは矢印表示によって現在(実際)の割数値が
確認できるようになっている。また、画面の左上には台
番号(例えば、1番台)が、画面の右側には、上から順
に、設定値(例えば、10割)、許容範囲(例えば、+
1割)、現在割数(例えば、12.5)および差数(例
えば+2.5割)が表示されるようになっている。
第48図には上記調整側数値処理の制御ブロック図を示
す。
この制御ブロック図に基づいて調整割数値の処理につい
て説明すると、演算部4001により、番台ごとのセー
フ球(入賞球)と賞品球と回収球(アウト球)とから現
在割数(実際の割数)が演算される。
この現在割数(実際の割数)と割数設定値とその許容範
囲とが比較判定部4002に入力されて比較判定される
そして、その結果としてのグラフ(第47図)が表示装
置2020にデイスプレィ表示される。
第49図には第26図(A)のルーチンR54において
行なわれる中央管理装置2000側の完了指令処理とユ
ニット制御装置221O側のそれに対応した処理の制御
処理手順を示す。
完了指令処理が開始されると、ルーチンRIO50にお
いて央管理装置2000側で完了スイッチがオンとなっ
たか否かを判定する。その結果、オンとなったと判定し
たときには、キー2011の操作により台番号入力を行
なった後にルーチンR704に移行する。一方、オンと
ならないと判定したときにはルーチンR702に移行す
る。
ルーチンR702においては打止めを行なうか否かの判
定をし、行なわないと判定したときにはそのまま第26
図(A)のルーチンR50に移行し、行なうと判定した
ときにはルーチンR704に移行する。
上記のようにしてルーチンR704に移行したときには
、該ルーチンR704で該当台番号ユニット221Oに
完了指令信号を送り、かつ、次のルーチンR706で表
示装置2020に完了表示を行なってから第26図(A
)のルーチンR50に移行し、行なわないと判定したと
きにはそのまま第26図(A)のルーチンR50に移行
する。
−力、ユニット制御装置2210側では、ルーチンR2
400において中央管理装置2000からの完了信号が
あったか否かを判定して、完了信号を受信しなかったと
判定したときにはそのまま第27図のルーチンR200
0に戻り、受信したと判定したときにはルーチンR24
02で発射装置330の発射モータをオフにし、かつ、
次のルーチンR2404で完了表示をオンにしてから第
27図のルーチンR2000に戻る。
第50図にはカードの挿入に基づいて行なわれるユニッ
ト制御装置2210による前枠300および開閉パネル
400の開放のメイン制御処理手順を示す。
この開放の制御処理はカードリーダー600のカード挿
入口601へのカードの挿入によって開始され、カード
の挿入が行なわれると、先ず、ルーチンR750におい
てカード挿入処理を行なってからルーチンR752に移
行する。
ルーチンR752においては、カード1000のセキュ
リティ領域1025に隠匿されたバーコードが中央管理
装置2000に記憶されている内容と一致しているか否
かを判定し、一致していると判定したときにはさらにル
ーチンR804に移行して磁気記録領域1023に記録
された暗証番号(暗証コード)が中央管理装置2000
に記憶されている内容と一致しているか否かを判定する
それらルーチンR752及びR754における判定の結
果、バーコードと暗証番号が共に中央管理装置2000
に記憶されている内容と一致していると判定したときに
のみそのカードは正しいカード1000としてルーチン
R756に移行する。
が、その2つのうち少なくとも一方が一致していないと
判定したときには、不正カードとして、ルーチンR77
8,R780で順に不正処理、原資カード排出処理(球
貸カードが間違って挿入された場合の排出処理)を行な
い、しかる後、ルーチンR750に戻る。
ルーチンR756においてはダブル開放スイッチ167
aがオンされたか否かを判定し、オンされたと判定した
ときにはルーチンR758で開閉パネル400および前
枠300の開放処理を行なってからルーチンR764に
移行し、オンとならなかったと判定したときにはルーチ
ンR760に移行する。
ルーチンR760においてはその挿入されたカード10
00が表か裏かを判定し、表であると判定したときには
ルーチンR762で開閉パネル400の開放処理を行な
ってからルーチンR764に移行し、裏であると判定し
たときにはルーチンR770で前枠300の開放処理を
行なってからルーチンR772に移行する。
上記のようにしてルーチンR764に移行したときには
該ルーチンR764で開閉パネル400の開閉検出器9
20(SW、)がオフとなるのを待ってからルーチンR
766、R768で順に発射装置330の作動可能な状
態への変換、開閉パネル400の開放表示のオフの各処
理を行なってからルーチンR772に移行する。
しかして、ルーチンR772に移行したときには、該ル
ーチンR772において前枠300の開閉検出器240
 (SW、、)がオフとなるのを待ってから、ルーチン
R774,R776で順に前枠300の開放表示のオフ
、カード1000の排出処理の各処理を行ない、しかる
後、ルーチンR750に戻る。
第51図には第50図のルーチンR750において行な
われるカード挿入処理の詳しい制御処理手順を示す。
このカード挿入処理が開始されると、先ずルーチンR8
00においてカード1000が挿入されて第1のカード
位置検出器621(SW、)がオンとなるのを待ってか
ら、ルーチンR802に移行してカードリーダーモータ
650をカードを引き込む方向に回転作動させ、しかる
後、ルーチンR804に移行する。
このようにルーチンR804に移行したときには、該ル
ーチンR804において第2のカード位置検出器622
(SW、)がオンとなるのを待ってから、ルーチンR8
06に移行してその挿入されたカードのバーコード暗証
番号を読み込む。
そして、その後、ルーチンR808に移行して第3のカ
ード位置検出器623(SW、)がオンとなるのを待っ
てから、ルーチンR810に移行してカードリーダーモ
ータ650をオフにし、しかる後、第50図のルーチン
R752に移行する。
第52図には、第50図のルーチンR758において行
なわれる開閉パネル400と前枠300のダブル開放処
理の詳しい制御処理手順を示す。
このダブル開放処理は、先ず、前枠300の開放処理を
行なってから、開閉パネル400の開放処理を行ない、
その後、表示装置2020に開閉パネル400と前枠3
00の開放表示処理を行なう等の手順でなされる。
即ち、このダブル開放処理が開始されると、先ず、ルー
チンR850で鍵モータ831を作動させて作動カム板
833を第8図中前方から見て反時計方向に回転させる
そして、次のルーチンR852で作動カム板833の第
2および第3の反射板837,838が前記センサ基板
850の第1および第2の鍵センサ851  (SW、
) 、 852 (SW、)と出会ってそれら双方の鍵
センサ851  (SW、)、852(SW、)がオン
となるのを待つ。
そして、それら第1および第2の錠センサ851  (
SW、) 、 852 (SW、)がオンとなった時点
で、次のルーチンR854に移行して錠モータ831を
停止させる。
その後、ルーチンR856で押出しソレノイド250を
オンにし、次のルーチンR858で前枠300の開閉検
出器240 (SW、、)がオンとなるのを待ってから
、ルーチンR860に移行して押出しソレノイド250
をオフにする。
このようにして、前枠300の開放処理が終了すると、
引き続いて次の開閉パネル400の開放処理が行なわれ
る。
即ち、ルーチンR862で鍵モータ831をその逆方向
に作動させて作動カム板833を第9図中前方から見て
時計方向に回転させる。
そして、第1の反射板836が前記センサ基板850の
第1の鍵センサ851(SW、)と出会ってその鍵セン
サ851(SW、)のみがオンとなる(初期状態に戻る
)のを待ってから、ルーチンR866に移行して、第3
および第1の反射板837.838が第1および第2の
鍵センサ851  (SW、) 、 852 (SW、
)と出会ってそれら双方の鍵センサ851  (SW、
) 、 852 (SW、)が同時にオンとなるのを待
つ。
そして、それら第1および第2の錠センサ851  (
SW、)、852 (SW、)が同時にオンとなった時
点でルーチンR868に移行して鍵モータ831をオフ
にする。
その後、次のルーチンR870で開閉パネル400の開
閉検出器920(SW、)がオンとなるのを待ってから
、ルーチンR874に移行して打球発射装置330を停
止させて打球の発射を不可能にする。
しかる後、ルーチンR874及びルーチンR876で、
順に、ROM3001からの開閉パネル400及び前枠
300の開放データの読出しおよび表示装置2020へ
の開閉パネル400および前枠300の開放表示を行な
ってから、鍵モータ831を再度作動させて作動カム板
833を第9図中前方から見て反時計方向に回転させる
そして、次のルーチンR880で第1の反射板836が
第1の鍵センサ851(SW、)と出会っでその第1の
センサ851(SW、)のみがオンとなる(初期状態と
なる)のを待ってから、ルーチンR882に移行して鍵
モータ831をオフにする。
その後、ルーチンR884で中央管理装置2000に開
閉パネル400および前枠300の開放終了信号を送信
してから、第50図のルーチンR764に移行する。
第53図には第50図のルーチンR776において行な
われるカード排出処理の詳しい制御処理手順を示す。
このカード1000の排出処理が開始されると、先ずル
ーチンR900においてカードリーダーモータ650を
カードを戻す方向に回転作動させてからルーチンR90
2に移行する。
そして、該ルーチンR902において第2のカード位置
検出器622(SW、)がオンとなるのを待ってからル
ーチンR904に移行する。
このようにしてルーチンR904に移行したときには、
該ルーチンR904において第2のカード位置検出器6
22(SW、)がオフとなるのを待ってからルーチンR
906に移行してカードリーダーモータ650をオフに
してからルーチンR908に移行する。
ルーチンR908においては第1のカード位置検出器6
21(SW、)がオンとなっているか否かを判定する。
その結果、オンとならなかったと判定したときにはルー
チンR912でカード取出し表示と音のオフ(OFF)
を行なって第50図の処理の終了位置に移行してその開
閉制御処理を終了する。一方、オンとなったと判定した
ときにはルーチンR910でカード取出し表示と音の発
生を行なわせてからルーチンR908に戻って、再度、
第1のカード位置検出器621(SW、)がオンとなっ
たか否かの判定を行ない、オンとなったと判定される限
り、ルーチンR908,R910の処理ループを繰り返
す。そして、ルーチンR908で第1のカード位置検出
器621(SW、)がオン状態でなくなったと判定した
時点でルーチンR912に移行してカードの取出し表示
と音をオフにし、その時点で第50図の処理の終了位置
に移行してその開放処理を終了する。
第54図には第50図のルーチンR828において行な
われる不正処理の詳しい制御処理手順を示す。
この不正処理が開始されると、先ず、ルーチンR930
において不正表示と不正音のオン(ON)を行なってか
らルーチンR932に移行して発射装置330の発射モ
ーターをオフにする。
そして、次のルーチンR934で中央管理装置2000
に不正信号を送信してからルーチンR936に移行して
不正解除ボタン(2011)がオンとなるのを待つ。
そして、そのルーチンR936において不正解除ボタン
がオンとなったと判定した時点でルーチンR938に移
行して不正の表示と音をオフにし、その時点で第50図
のルーチンR780に移行する。
第55図には第50図のルーチンR830において行な
われる玉貸カードの排出処理の詳しい制御処理手順を示
す。
この玉貸゛カードの排出処理が開始されると、先ず、ル
ーチンR950においてカードリーダーモーター650
をカードを戻す方向に回転作動させてからルーチンR9
52に移行する。
そして、該ルーチンR952において第2のカード位置
検出器622(SW、)がオンとなるのを待ってからル
ーチンR954に移行する。
このようにして、ルーチンR954に移行したときには
、該ルーチンR954において第2のカード位置検出器
622(SW、)がオフとなるのを待ってからルーチン
R956に移行してカードリーダーモーター650をオ
フにしてから第50図の処理の終了位置に戻ってその開
閉処理を終了する。
この実施例に係るパチンコ遊技機の解錠システムは、上
記のように構成されているので、カード1000に記録
された解錠情報がカードリーダ600(カード情報読取
り手段)によって読み取られ、その読み取られた解錠情
報の種類に応じて錠装置80o(開閉パネル解錠機構お
よび前枠解錠機構を含む)および開閉パネル開閉機構9
00(開閉パネル解錠機構を構成する)が作動され、そ
れにより、開閉パネル400又は前枠300が開放され
ることとなり、持ち運びが簡単、かつ、解錠操作容易で
、しかも複数メーカーのパチンコ遊技機の解錠も1つの
カードで行なえるものとなる。また、カードl 000
が紛失又は盗難にあったことが確認されたときには、カ
ード情報設定手段としての中央管理装置2210にパチ
ンコ遊技店固有のカード適正判断情報を換えることによ
ってそのまま紛失又は盗難にあったカードを使用不能に
することができる。また、カード1000に遊技店固有
のカード適正判断情報を記録設定するようになっている
ので、遊技店固有のオリジナルなカードキーとすること
ができる。そして、パチンコ遊技機100を不正から護
り、健全な娯楽遊技を遊技者に提供することができる。
カード1000が紛失又は盗難にあった場合は、それが
確認された時点で、そのカード1oooの暗証番号(暗
証コード)を中央管理装置2000およびユニット制御
装置2210の設定暗証番号から消去して使えなくする
ことができる。
なお、上記実施例説明では、カード1000の適正判断
情報としてカード1000に隠匿された第1のカード適
正判断情報と磁気的に記録された第2のカード適正判断
情報の2つの情報を用いてそのカード1000が適正な
ものであるか否かを判断することとしているが、カード
l 000に3つ以上のカード適正判断情報を記録して
おいて、その3つ以上のカード適正判断情報を用いてそ
のカード1000が適正なものであるか否かを判断する
ようにしてもよい。
また、そのカード1000に隠匿される第1のカード適
正判断情報はパチンコ遊技店名の文字や図形および図柄
等に隠匿されるバーコードに限らず、図形や色彩などを
として隠された隠匿情報など専門家をして気付きにくい
ものであればどのようなカード適正判断情報としてもよ
い。
また、そのカード1000に記録される第2のカード適
正判断情報は磁気的なものに限らず、第1のカード適正
判断情報に対応させて書換え(記録と消去)が可能なカ
ード適正判断情報であればどのような判断情報にしても
よい。また、第2のカード適正判断情報の内容は第1の
カード適正判断情報と対応させてどのような内容に書き
換えてもよい。
また、前枠300や開閉パネル400を施錠および解錠
させる錠装置800や開閉パネル施錠機構は上記の機構
に限らず、前枠300や開閉パネル400を施錠および
解錠しうるものであれば、どのような構造にしてもよい
また、錠装置800や開閉パネル施錠機構を作動させる
駆動手段はモータに限らず、ソレノイドなどどのように
駆動手段を用いるようにしてもよい。
[第二実施例] 上記実施例では情報表示装置をパチンコ遊技機の前枠に
設置した例を示したが、その実施例ではパチンコ遊技機
と別体のものとして島設備に設置した例を示す。
第56図には、島設備6000にこの発明に係るパチン
コ遊技機の解錠システムが適用されたパチンコ遊技機1
00と情報装置ユニット5000が別体のものとして設
置された状態の斜視図を示す。
同図に示すように、島設備6000にはパチンコ遊技機
100がそれぞれ所定間隔を隔てて複数台設置されてい
る。
また、島設備4000には、それら各パチンコ遊技機1
00とは別体のものとして、各パチンコ遊技機100の
上方位置に情報装置ユニット5000が一対一に対応さ
せて設置されている。
第57図にはその島設備6000に設置されたパチンコ
遊技機100とそれに対応した情報装置ユニット500
0を1組取り出してその全体斜視図を示す。
同図に示すように、パチンコ遊技機100は島設備60
00の下部寄りの載置台4010上に載っている。
また、同高設備4000の上部の載置台4020上に載
置された状態で、パチンコ遊技機100の上部に、情報
装置ユニット5000が設置されている。
第58図には情報装置ユニット5000の詳しい全体斜
視図を示す。
この情報装置ユニット5000は箱型収納ケース510
0と該収納ケース5100の前面側開口部を覆った状態
で取り付けられた前蓋5200とを備えている。
そして、その前蓋5200の中央には透明ガラスで覆わ
れた情報表示窓5201が設けられ、その上部には透光
性のレンズ部材5202が設置されている。
また、その前蓋5200の前面左側には収納ケース51
00内に設置されたスピーカ5901の音声発生用窓部
5203が設けられ、該窓部5203の上部にはパチン
コ遊技機100の台番号を表示する台番号表示部590
2が設けられている。
また、同前蓋5200の前面右側には収納ケース510
0内に設置されたカードリーダ600のカード挿入口6
01を露出させるためのカード挿入用開口窓5903が
設けられるとともにカード挿入ランプ表示窓5904が
設けられている。また、その上方にはコールスイッチボ
タン5905が押圧操作自在に設置されている。
第59図には情報装置ユニット5000の内部機構を前
蓋5200を開いた状態の斜視図として示す。
箱型収納ケース5100の前面側開口部には、前記前蓋
5200がヒンジ5910,5910を介して開閉自在
に取り付けられている。そして、その前蓋5200の自
由端部裏側には弾性変形可能な係止具5920が取付け
られる一方、箱型収納ケース5100内の対応する位置
にその係止具592oと係合し得る係止受部5110が
設けられていて、前蓋5200を閉めた状態においては
、その係止具5920が係止受部5110によって係止
されることにより、自然に前蓋5200が開くのが防止
されている。
箱型収納ケース5100内の中央位置には第1実施例の
ものと同様に機能するユニット制御装置2210が設置
されている。
また、このユニット制御装置5300の左側には電源装
置5120が設置され、右側にはカードリーダ600が
設置されている。
一方、前蓋5200の裏側中央部にはドツト表示器13
2(第59図には現われていない)が取り付けられ、そ
の裏側にはランプ基板5210が設置されている。そし
て、そのドット表示器132前面の情報表示部がその前
側の情報表示窓5201を通して、また、ランプ基板5
210の前面側上部に設置されたパチンコ遊技状態表示
ランプ5211.5211.・・・・がその前側の前記
レンズ部材5202を介してそれぞれ遊技者側から視認
し得るようになっている。これら表示ランプ5211.
5211.・・・・は前記コールスイッチボタン590
5の押圧操作によって点滅されるようになっている。
また、前蓋5200の前記音声発生用窓部5203が設
けられた裏側部分にはスピーカ59o1が取り付けられ
ている。
一方、前蓋520oの前記台番号設定スイッチボタン5
904が設置された部分の裏側には台番号設定スイッチ
5260が設置されていて、このスイッチ5260の操
作によってパチンコ遊技店に設置する際に合格が融く呈
される。。また、カード押入ランプ表示窓5904の裏
側にはカード1000の挿入時に点徹カード押入ランプ
5270が設置されている。
この実施例の情報装置ユニット5000は情報装置の中
にユニット制御装置2210が組み込まれていて、パチ
ンコ遊技機100とは別体のものとして島設備6000
に設置されているので、パチンコ遊技機100の入れ換
えの際にも情報装置ユニット5000は入れ換える必要
がなく、無駄にならない。
[第3実施例] 第60図には、パチンコ遊技機の解錠システムとして用
いられ得る、第1および第2の実施例以外の解錠システ
ムの例を示す。
この実施例における解錠システムは係員の音声を電気的
信号に変換させて錠モータ831を作動させることによ
って開閉パネル400又は前枠300を開放させるよう
に構成している。
即ち、マイク7003を通して入力された係員の声(例
えば、パフ番台開閉パネルオープン″)を音声データ変
換手段7004により電気的信号としたものと予め登録
しである係員の登録音声の電気的信号とを比較判定手段
7005によりその双方の信号の種類が一致したか否か
を判定する。
その結果、その双方の信号が一致したと判定されたとき
には、その比較判定手段750からユニット制御装置5
300にデータ送信がなされ、その送信されたデータの
種類に応じた状態に錠モータ831が作動されて所望の
合格の開閉パネル400又は前枠300が開放される。
例えば、7番台の開閉パネル400がオーブンされる。
一方、その双方の信号が一致しなかったと判定されたと
きには、比較判定手段7005から不正処理表示装置7
011に表示信号が送られて所定の表示(例えば、′も
う一度入力して下さい”のスクロール表示)がなされる
このように、係員の音声を利用して簡単かつ確実に開閉
パネル400や前枠300の開放が行なえる。
この音声を利用したパチンコ遊技機の解錠システムの安
全性をさらに高めるためには、カード或いはリモコンと
音声認識とを組み合わせた解錠システムとして構成する
とよい。
即ち、同図に点線でブロック図を付加して示すように、
カード又はリモコン入力がデータ比較判定手段7009
により適正であると判定された場合にデータ比較判定手
段7009から出力される信号と適正な音声であると判
定された場合に比較判定手段7005から出力された信
号をアンドゲート7010を通してユニット制御装置7
011に送って開閉パネル400や前枠300を開放さ
せるようにする。
このように、音声入力とカード又はリモコン入力のいず
れも適正であったときにのみ開閉パネル400や前枠3
00を開放させるようにすれば、よりパチンコ遊技機の
解錠システムの安全性を高めることができる。
[発明の効果] この発明に係るパチンコ遊技機の解錠システムは、上記
のように、開閉パネル解錠機構および前枠開錠機構と、
これら開閉パネル解錠機構と前枠開錠機構を作動させる
ための解錠情報が記録されたカードと、該カードの前記
解錠情報を読み取るカード情報読取手段と、該カード情
報読取手段が読み取った解錠情報の種類に庵じた作動指
令信号を出力する制御手段と、該制御手段からの作動指
令信号を受け該信号を種類に応じて前記開閉パネル解錠
機構又は前記前枠解錠機構を作動させる駆動手段とを備
えた構成としたので、カードに記録された解錠情報がカ
ード情報読取り手段によって読み取られ、その読み取ら
れた解錠情報の種類に応じて開閉パネル解錠機構又は前
枠解錠機構が作動され、それにより、開閉パネル又は前
枠が開放されることとなって、持ち運びが簡単で迅速に
解錠し得るものとなる。また、全メーカーの全機種のパ
チンコ遊技機の前枠や開閉パネルの解錠を1つのカード
で管理できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第55図はこの発明の第1実施例を示すもので
、それらのうち、 第1図はパチンコ遊技機を斜め前側から見た部分分解斜
視図、 第2図は操作ダイヤルの拡大斜視図、 第3図はパチンコ遊技機の分解斜視図、第4図は取付枠
に対し開閉自在に取り付けられたパチンコ遊技機の裏側
斜視図、 第5図は情報装置を前側から見た分解斜視図、第6図は
カードリーダーの内部構成を示すその概要側面図、 第7図は前枠の自由端部の裏側部分に設置された錠装置
の斜視図、 第8図は作動カム装置によるフック部材の昇降動作(解
錠動作および施錠動作)を示す錠装置の斜視図、 第9図は作動カム装置による作動部材の昇降動作(解錠
動作および施錠動作)を示す錠装置の斜視図、 第10図は開閉パネルの開閉機構(解錠機構と施錠機構
を含む)の側面図、 第11図は開閉パネル開閉機構による開閉パネルの開閉
動作を示す側面図、 第12図は開閉パネル開閉検出機構を示す前枠の補強枠
および開閉パネルの部分斜視図、第13図は開閉パネル
開閉用検出器の電子回路図、 第14図は前枠開閉検出機構を示す取付枠および前枠の
部分分解斜視図、 第15図は前枠押出し機構を示すパチンコ遊技機下部の
部分縦断側面図、 第16図は前枠押出し機構を取り外した状態を示すパチ
ンコ遊技機下部の部分の斜視図、第17図はカードを開
閉パネルオープン側から見た平面図、 第18図はカードを右側から見た厚み方向の構造図、 第19図はカードを開閉パネルオーブン側から平面的に
見た領域構成図、 第20図はカードのセキュリティ領域に施されるデータ
の構成説明図、 第21図はカードのセキュリティ領域に第20図のデー
タ構成を用いて作ったセキュリティデータの隠匿の仕方
を示す説明図、 第221!lは中央管理装置と該中央管理装置に接続さ
れた暗証番号書込装置と関係器具を示す全体斜視図、 第23図は中央管理装置に接続された暗証番号書込装置
の内部構成を示すその概要側面図、第24図は中央管理
装置による制御システムの概念図、 第25図は個々のパチンコ遊技機に設置されたユニット
制御装置の制御ブロック図、 第26図(A)、(B)は中央管理装置によるメイン制
御処理手順を示すフローチャート、第27図は第26図
(A)のメイン処理中に行なわれる中央管理装置側のカ
ード書込み処理の詳しい制御処理手順とユニット制御装
置側のそれに対応した制御処理手順を示すフローチャー
ト、第28図は第26図(A)のメイン処理中に行なわ
れる中央管理装置側の開閉パネルの全台開放処理の制御
処理手順とユニット制御装置側のそれに対応した処理の
制御処理手順を示すフローチャート、 第29図は島設備に配設したパチンコ遊技機の列とその
各列のパチンコ遊技機の前枠および開閉パネルの開放順
序を示す説明図、 第30図は表示装置に表示される台番号表示の反転説明
図、 第31図は第26図(A)のメイン処理中に行なわれる
中央管理装置側の台指定による開閉パネルの開放処理の
詳しい制御処理手順とユニット制御装置側のそれに対応
した詳しい制御処理手順を示すフローチャート、 第32図は表示装置に表示される指定台入力表示図、 第33図は表示装置に表示される台番号表示の反転表示
説明図、 第34図は第26図(A)のメイン処理中に行なわれる
中央管理装置側の前枠の全台開放処理の制御処理手順と
ユニット制御装置側のそれに対応した処理の詳しい制御
処理手順を示すフローチャート、 第35図は第26図(A)のメイン処理中に行なわれる
中央管理装置側の台指定による前枠の開放処理の詳しい
制御処理手順とユニット制御装置のそれに対応した処理
の詳しい制御処理手順を示すフローチャート、 第36図は第28図の開閉パネル全台開放処理と第31
図の台指定開閉パネル開放処理中に行なわれるユニット
制御装置による開閉パネル開放処理の詳しい制御処理手
順を示すフローチャート、第37図は第34図の前枠全
台開放処理および第35図の台指定前枠開放処理の詳し
い制御処理手順を示すフローチャート、 第38図は第26図(A)のメイン処理中に行なわれる
中央管理装置側の玉貸供給開放処理と玉貸機内に設置さ
れた玉貸制御装置側のそれに対応した詳しい制御処理手
順を示すフローチャート、第39図は第26図(A)の
メイン処理中に行なわれる釘調整要求台処理とそれに対
応するユニット制御装置側の処理の詳しい制御処理手順
を示すフローチャート、 第40図は表示装置に表示される釘調整台の調整データ
表、 第41図は表示装置に表示される釘調整データ表示図、 第42図は第26図(A)のメイン処理中に行なわれる
カード紛失処理の詳しい制御処理手順とユニット制御装
置側のそれに対応した詳しい制御処理手順を示すフロー
チャート、 第43図は第26図(A)のメイン処理中に行なわれる
中央管理装置側のモニタ情報処理の詳しい制御処理手順
とユニット制御装置側のそれに対応した詳しい制御処理
手順を示すフローチャート、第44図は第26図(A)
のメイン処理中に行なわれる中央管理装置側における調
整割数値処理の詳しい制御処理手順を示すフローチャー
ト、第45図は表示装置に表示される調整割数表示図、 第46図は表示装置に表示される割数の許容範囲値を示
す表示図、 第47図は表示装置に表示される割数データ表示図、 第48図は調整割数値処理の制御ブロック図、第49図
は第26図(A)のメイン処理中に行なわれる中央管理
装置側の完了指令処理とユニット制御装置側のされに対
応した処理の制御処理手順を示すフローチャート、 第50図はカードの挿入に基づいて行なわれるユニット
制御装置による前枠および開閉パネルの開放のメイン制
御処理手順を示すフローチャート、第5.1図は第50
図のルーチンR750において行なわれるカード挿入処
理の詳しい制御処理手順を示すフローチャート、 第52図はカードの挿入に基づいてユニット制御装置に
よって行なわれる開閉パネルと前枠のダブル開放処理を
示すフローチャート、 第53図は第50図のルーチンR776において行なわ
れるカード排出処理の詳しい制御処理手順を示すフロー
チャート、 第54図は第50図のルーチンR828において行なわ
れる不正処理の詳しい制御処理手順を示すフローチャー
ト、 第55図は第50図のルーチンR830において行なわ
れる玉貸カードの排出処理の詳しい制御処理手順を示す
フローチャート、 第56図〜第59図はこの発明の第2の実施例を示すも
ので、それらのうち、 第56図は島設備にこの発明に係るパチンコ遊技機の解
錠システムが適用されたパチンコ遊技機と情報装置ユニ
ットが別体のものとして設置された状態を示す斜視図、 第57図は島設備に設置されたパチンコ遊技機とそれに
対応した情報装置ユニットを1組取り出して示す全体斜
視図、 第58図は情報装置ユニットの詳しい全体斜視図、 第59図は情報装置ユニットの内部機構を示す前蓋を開
いた状態の斜視図、 第60図はこの発明の第3実施例に係るパチンコ遊技機
の解錠システムの制御ブロック図である。 100・・・・パチンコ遊技装置、600・・・・カー
ドリーダ(カード情報読取手段)、800・・・・錠装
置(開閉パネル解錠機構、前枠解錠機構)、831・・
・・錠モータ(駆動手段)、2000・・・・中央管理
装置(カード情報設定手段)、2210・・・・ユニッ
ト制御装置(カード情報設定手段、制御手段)。 第 2 図 第 図 第 8 図 第 9 図 r自1 第 10図 第 11図 9υコ 第13 図 第 5 図 第 14 図 00 第 6 図 第19図 025 第18 図 第20図 ψ劣厖−■1■■11m1箇 第21図 1c?j1g11にH511−59H I【 第23図 070 第26図 CB) 第28 図 第29図 図ローI 第34 図 第35 図 第36図 第40図 第41図 第45図 第46図 第47図 第48図 第4F m−」 第53図 第55図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 開閉パネル解錠機構および前枠開錠機構と、これら開閉
    パネル解錠機構と前枠開錠機構を作動させるための解錠
    情報が記録されたカードと、該カードの前記解錠情報を
    読み取るカード情報読取手段と、該カード情報読取手段
    が読み取った解錠情報の種類に応じた作動指令信号を出
    力する制御手段と、該制御手段からの作動指令信号を受
    け該信号を種類に応じて前記開閉パネル解錠機構又は前
    記前枠解錠機構を作動させる駆動手段とを備えたパチン
    コ遊技機の解錠システム。
JP1250861A 1989-09-27 1989-09-27 パチンコ遊技機の解錠システム Pending JPH03112580A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086341A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Joyco Systems Corp 遊技媒体貸出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086341A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Joyco Systems Corp 遊技媒体貸出装置

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