JPH03112210A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH03112210A
JPH03112210A JP24903189A JP24903189A JPH03112210A JP H03112210 A JPH03112210 A JP H03112210A JP 24903189 A JP24903189 A JP 24903189A JP 24903189 A JP24903189 A JP 24903189A JP H03112210 A JPH03112210 A JP H03112210A
Authority
JP
Japan
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electrode
acoustic wave
surface acoustic
idts
comb
Prior art date
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Application number
JP24903189A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Mishima
直之 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03112210A publication Critical patent/JPH03112210A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は弾性表面波フィルタや多ポート型の弾性表面波
共振子等の弾性表面波装置に係り、特に多電極型低損失
フィルタの電極構成方法に関する。
(従来の技術) 一般に、弾性表面波装置特に弾性表面波フィルタはテレ
ビの中間周波数帯のフィルタをはじめとする様々な電波
を用いる通信機械分野で利用されてきている。近年、移
動通信機器分野においてより低損失で高性能を有する弾
性表面波フィルタが要求されてきている。
この弾性表面波フィルタを低損失化する方法としてM、
 Lewisが提案した多電極型低損失フィルタがある
(’ S AW Filter Employing 
Interdigitated Tnterdigit
al Transducers、IIDT、 1982
 IEEEllltrasonics Symp、 P
、12)。 このフィルタは弾性表面波(以下S’AW
と称す)の送受信電極であるくし歯型電極(以十よりT
と称す)を入力電極および出力電極ごとに交互に複数個
配置したもので、IDTがSAWの伝搬方向に対し電極
の両方向にSAWを励振することによって生ずる損失を
極力小さくしたものである。
次に第5図を参照して従来の多電極型弾性表面波フィル
タの構成方法を説明する。第5図において(11)およ
び(12)は入力電極のIDT、(21)。
(22)および(23)は出力電極の■l)Tで、ID
T(11)、 (12)が並列に接続され、またI D
 T (21) 。
(22)、 (23)が並列に電気的に接続されている
。このフィルタにおいてI D T(11)において励
振されたSAWは第5図中のパスIおよびI′を通り、
IDT(11)の両隣にある出力電極のID’工゛(2
1)および(22)において受信される。この時出力電
極のI D T (2])および(22)において外部
回路との間のミスマツチングによりSAWの成分の一部
は出力電極I D T (21)および(22)におい
て反射される。
この反射されたSAWはパス1.1.II’およびII
I 。
m ’ を通り再び出力電極のI D T (21) 
、 (22) 。
(23)において受信される。この信号成分が1”1”
 E(Tr’j、ple Treansit Echo
)として知られているものである。この第5図に示す構
成のフィルタで入力電極のIDTが4つ、出力電極のI
DTが5つの9電極フイルタにおける周波数特性を第6
図に示す。
(発明が解決しようとする課題) 第6図の周波数特性に示すように、第5図の構成による
フィルタにおいては通過帯域の層領域にリップルがみら
れる。これはパスr、r’の主信号成分と上記TTEと
の相互作用によるものである。このリップルは多電極構
成により低損失フィルタを設計する上で障害となってい
る。また、第5図に示す構造では周波数特性の層領域に
急峻な特性を必要とするフィルタでは実現できない。
本発明は、電極の配置を工夫することによりTTEの寄
与を軽減すると共に約6dBの急峻な肩特性の実現を可
能とする多電極型低損失フィルタ等の弾性表面波装置を
提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、本発明の弾性表面波装置
は第1の電極例えば入力電極を構成するくし型電極とそ
の両側に設けられた第2の電極例えば出力電極を構成す
る2つのくし型電極との距離を入力電極を構成するくし
型電極の幅相当分だけ異ならせることによりTTE信号
成分の符号を制御するものである。
(作用) 本発明の弾性表面波装置は入力電極を構成するくし型電
極とその両側に設けられた出力電極を構成する2つのく
し型電極との距離を入力電極の幅相当分だけ異ならせる
ことにより、2種類のTTE信号成分生じせさ、フィル
タの通過域の肩(フィルタの遷移域)部分においてこの
2種類の信号成分の符号が逆相となることにより、フィ
ルタの肩特性を急峻にするものである。
(実施例) 以)、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図において(11)、 (12)、 (21)、 
(22)、 (23)は圧電性基板上に形成されたSA
Wを励振・受信するためのIDTである。(11)、 
 (12)は第1の電極例えば入力電極のIDT、(2
1)、 (22)、 (23)は第2の電極例えば出力
電極のIDTで、入力電極および出力電極のID′rは
それぞれ並列に接続されている。ここで入力電極のI 
D T (11) 、 (12)ノミ極対数と、出力電
極(7) I D T (21) 、 (22) 。
(23)の電極対数とは、それぞれN工。+ IJou
tである。
入力電極(7)IDT(11)と出力′電極のIDT(
21)。
(22)との間の伝搬距離をLl、L2とし、入力電極
のIDT(12)と出力電極のI DT(22)、 (
23)との間の伝搬距離をL31L4とすると、L□=
L3−(n/2)λ(nは整数、λはフィルタの中心周
波数における弾性表面波の波長)、L2−L、=(n/
2)λ+Ni’nの関係が成り立っている。第1図の構
成のフィ、ルタにおいて、入力電極のIDTが4つ、出
力電極のIDTが5つの場合の9電極型フイルタの通過
特性を第2図に示す。通過帯域の肩部分に約6dBの急
峻な肩特性が実現できている。
次に第1図の構造のフィルタのおける動作を説明する。
第1図において、■、ビは入力電極のIDT(11)に
より励振されたSAWが出力電極のI DT(21)、
 (22)テ直接受信される場合(7)SAWの伝達パ
スである。このI、I’のパスを通して出力電極で受信
されるインパルス応答を第3図(a)に示す。このイン
パルスのフーリエ変換によって得られる周波数特性を第
4図(a)に示す。”■。
■′は入力電極のIDT(11)により励振されたSA
Wの成分のうち出方電極のI DT(213,(22)
で受信されずに反射されたSAWの成分が入力電極7 のIDT(11)を通過し、再び出方電極のIDT(2
1)、 (22)で受信される場合のSAWの伝達パス
である占こ、のn、n’ のパスを通して出方電極で受
信されるインパルス応答を第3図(b)に示す。
この・インパルスのフーリエ変換によって得られる周波
数特性を第4図(b)に示す。この第4図(b)に示し
た周波数特性と第4図(a)に示した周波数応答とを比
較すると、振幅特性は全く同じで位相傾斜量のみが異な
っていることが分かる。III、m’は入力電極のID
T(11)により励振されたSAWの成分のうち出力電
極のI D T (21) 、 (22)で受信されず
に反射されたSAWの成分が入力電極のより T (1
1)で反射され再び出方電極のIDT(21)。
(22)で受信される場合のSAWの伝達パスである。
このIII、III’のパスを通して出方電極で受信さ
れるインパルス応答を第3図(c)に示す。このインパ
ルスのフーリエ変換によって得られる周波数特性を第4
図(c、)に示す。第4図(b)の特性と比較すると位
相傾斜量はほぼ同じであるが、振幅特性は異なる。第4
図(c)の振幅特性の第1サイドロ一 −ブ(A)の周波数領域においては第4図(b)の場合
に対して位相が180″′異なっている。このため、パ
スn、n’ とパスIII、III’のTTE成分はこ
の第4図(c)のサイドロープ周波数領域においてお互
いに打ち消し会うことになる。この様にして、第2図の
ような肩特性の急峻な周波数特性が実現できる。
第1図の実施例は9電極の多電極型低損失フィルタを例
に示したが、同様の効果はこのほがの電極数の場合のフ
ィルタにおいても期待できる。
また、」二連の実施例においては、弾性表面波フィルタ
を例に上げて説明したが、3ボート、4ポート等の多ポ
ート型の弾性表面波共振子等にも本発明が適用できるこ
とは言うまで句ない。
〔発明の効果〕
本発明の弾性表面波装置は、入力電極を構成するIDT
とその両側に設けられた出方電極を構成する第1および
第2のIDTとの藺の弾性表面波伝搬路長を入力電極を
構成するIDTの幅相当分だけ異ならせることにより、
2種類のTTE信号成分生じさせ、フィルタの通過域の
肩(フィルタの遷移域)部分においてこの2種類の信号
成分の符号が逆相となることにより、フィルタの肩特性
を急峻するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す弾性表面波フィルタの
電極構成図、第2図は第1図に示す弾性表面波フィルタ
の周波数特性図、第3図は第1図の弾性表面波フィルタ
中に生ずる各パスの信号成分のインパルス応答を示す特
性図、第4図は第3図の各インパルス応答に対応する周
波数特性図、第5図は従来構造の多電極型低損失フィル
タの電極構成図、第6図は第5図に示す弾性表面波フィ
ルタの周波数特性図を示す。 (11)、 (12)・・・入力電極(第1の電極)を
構成するくし型電極 (21)、 (22)、 (23)・・出力電極(第2
の電極)を構成するくし型電極

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圧電性基板と、 この圧電性基板上に配置されたくし歯型電極から構成さ
    れた第1の電極と、 この圧電性基板上に配置されたくし歯型電極から構成さ
    れた第2の電極とを備えた弾性表面波装置において、 前記第1の電極を構成するくし歯型電極と、前記第2の
    電極を構成するくし歯型電極とは、弾性表面波の伝搬方
    向に対して交互に配置され、前記第1の電極を構成する
    第1のくし歯型電極とその一方の片側に配置された前記
    第2の電極を構成する第1のくし歯型電極との第1の弾
    性表面波伝搬距離と、前記第1の電極を構成する第1の
    くし歯型電極とその他方の片側に配置された前記第2の
    電極を構成する第2のくし歯型電極との第2の弾性表面
    波伝搬距離とは異なり、 前記第1の弾性表面波伝搬距離は、前記第2のの弾性表
    面波伝搬距離に対して、略前記第1の電極を構成する第
    1のくし歯型電極の弾性表面波伝搬方向の幅分だけ広く
    設けてあり、 前記第1の電極と前記第2の電極との少なくとも一方の
    電極を構成するくし歯型電極の各々はそれぞれ並列に電
    気的に接続されたことを特徴とする弾性表面波装置。
JP24903189A 1989-09-27 1989-09-27 弾性表面波装置 Pending JPH03112210A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5874868A (en) * 1995-12-28 1999-02-23 Murata Manufacturing, Co., Ltd. Longitudinally coupled surface acoustic wave resonator filter having different distances between transducers
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JPS6121133B2 (ja) * 1980-05-23 1986-05-26 Dainippon Printing Co Ltd

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