JPH03111285A - 活魚輸送用コンテナ - Google Patents
活魚輸送用コンテナInfo
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- JPH03111285A JPH03111285A JP1247116A JP24711689A JPH03111285A JP H03111285 A JPH03111285 A JP H03111285A JP 1247116 A JP1247116 A JP 1247116A JP 24711689 A JP24711689 A JP 24711689A JP H03111285 A JPH03111285 A JP H03111285A
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- JP
- Japan
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- water
- tank
- live fish
- temperature control
- basins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種魚貝類を活かしたまま輸送するために、
車輌や船舶、列車等に搭載して用いる活魚輸送用コンテ
ナに関するものである。
車輌や船舶、列車等に搭載して用いる活魚輸送用コンテ
ナに関するものである。
本発明者は、専用車を用いることなく、活魚を疑似冬眠
状態、−即ち、魚を低温下に置くことによってその新陳
代謝を抑え、眠った状態にすることにより、水槽内に多
量の活魚を高密度に入れることができ、しかも長時間に
亘る輸送であっても非常に高い生存率を確保することが
できる活魚輸送用コンテナを提唱している（特願昭６２
−１７１８２３号）、そこにおける水槽内の水は、氷等
の冷却材が投入された冷却室に接することにより冷却さ
れる。
状態、−即ち、魚を低温下に置くことによってその新陳
代謝を抑え、眠った状態にすることにより、水槽内に多
量の活魚を高密度に入れることができ、しかも長時間に
亘る輸送であっても非常に高い生存率を確保することが
できる活魚輸送用コンテナを提唱している（特願昭６２
−１７１８２３号）、そこにおける水槽内の水は、氷等
の冷却材が投入された冷却室に接することにより冷却さ
れる。
上記従来の水槽内の水は、冷却室に接することによって
冷却され、その水温の調整は、主として冷却室内の氷等
の量を調整することによって行われる。しかし、そのよ
うな方法によった場合、氷等を出し入れしなければなら
ない煩わしさがあるだけでなく、加温する場合も含め、
水温の微妙な調整を迅速且つ確実に行なうことはできな
い。
冷却され、その水温の調整は、主として冷却室内の氷等
の量を調整することによって行われる。しかし、そのよ
うな方法によった場合、氷等を出し入れしなければなら
ない煩わしさがあるだけでなく、加温する場合も含め、
水温の微妙な調整を迅速且つ確実に行なうことはできな
い。
そこで本発明は、簡易な構成にして、水槽内の水温調整
を自動的に確実に行なうことができ、大量の活魚を傷付
けることなく長時間輸送し得る比較的大型の活魚輸送用
コンテナを提供することを目的とする： 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、活魚を個別に複数収納したケース収納容器を
多数積層状態にて浸漬可能にした水槽を１又は複数有し
、前記水槽の上部には、隣接して設置された濾過槽へ通
じる溢出口が形成され、前記濾過槽の下には加温・冷却
手段を備えた水温調整槽が設けられ、更に前記水温調整
槽内の水を汲み上げて前記水槽に戻すウォーターポンプ
を配備して成る活魚輸送用コンテナ、を以て上記課題を
解決した。
を自動的に確実に行なうことができ、大量の活魚を傷付
けることなく長時間輸送し得る比較的大型の活魚輸送用
コンテナを提供することを目的とする： 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、活魚を個別に複数収納したケース収納容器を
多数積層状態にて浸漬可能にした水槽を１又は複数有し
、前記水槽の上部には、隣接して設置された濾過槽へ通
じる溢出口が形成され、前記濾過槽の下には加温・冷却
手段を備えた水温調整槽が設けられ、更に前記水温調整
槽内の水を汲み上げて前記水槽に戻すウォーターポンプ
を配備して成る活魚輸送用コンテナ、を以て上記課題を
解決した。
水槽内の水は、一定の水位を越えると溢出口からオーバ
ーフローし、濾過槽に流入する。そして、濾過槽を通過
することによって浄化された水は、その下の水温調整槽
内に流れ込み、そこにおいて所定温度に冷却又は加温さ
れる。温度調整された水は、ウォターポンプによって汲
み上げられ、再び水槽に戻される。かくして水槽内の水
位は一定に保たれ、且つ、水温は、常時活魚の動きを抑
止し得る所定の低温状態に維持され、以て活魚を高密度
に収納することが可能となる。活魚は個別に収納されて
動きが少ないため、傷付きにくく、身が締まった状態で
長時間生存する。
ーフローし、濾過槽に流入する。そして、濾過槽を通過
することによって浄化された水は、その下の水温調整槽
内に流れ込み、そこにおいて所定温度に冷却又は加温さ
れる。温度調整された水は、ウォターポンプによって汲
み上げられ、再び水槽に戻される。かくして水槽内の水
位は一定に保たれ、且つ、水温は、常時活魚の動きを抑
止し得る所定の低温状態に維持され、以て活魚を高密度
に収納することが可能となる。活魚は個別に収納されて
動きが少ないため、傷付きにくく、身が締まった状態で
長時間生存する。
第１図は、本発明に係る活魚輸送用コンテナの構成例を
示すものである。図中１は断熱材で覆われた水槽で、図
示した例では２個用意されている。水槽１は１個であっ
てもよいし、２個以上であってもよい。各水槽１は、そ
れぞれ断熱材を張った水密性の蓋２を両側に備える。蓋
２には、採光及び内部点検のための覗き窓を設けてもよ
い。２゜つの水槽ｌ、１間には、上段が濾過槽４で下段
が水温調整槽５になっている処理室３と、機器室６とが
配置されている。各水槽１の処理室３側壁面の上部には
、それぞれ濾過槽４に通じる濡出ロアが穿設されている
。濾過槽４内には濾過材が詰め込まれており、濡出ロア
から溢れ出た水槽ｌ内の水は、そこを自然通流すること
により濾過された後、水温調整槽５内に流れ落ちる。８
は加温用ヒーターで、加温・冷却ユニット９から延びて
水温調整槽５内に臨んでいる。また、ｌＯはエバポレー
ターで、やはり加温・冷却ユニット９から延びて水温調
整槽５内に臨んでいる。 １１は、加温・冷却ユニット
９を駆動する発電機である。この発電機１１に代えて、
バッテリーその他の電源を用いてもよい０機器室６内に
は、エアポンプ１２とウォーターポンプ１３とが設置さ
れる。エアポンプ１２は加温・冷却ユニット９に接続さ
れており、水槽１内へ、その底部に配置されたエアスト
ーン１４よりエアを送り続ける。ウォーターポンプ１３
には、水温調整槽５から延びる吸水管１５が接続され、
また、ウォーターポンプ１３から出る放水管１６は分岐
し、その一方は水槽ｌの上方に配置され、他方は水槽１
内下部に配管されている。ウォーターポンプ１３も加温
・冷却ユニット９に接続されており、温度調整された水
温調整槽５内の水を汲み上げ、放水管１６から水槽１内
へ放水する。 １７は水槽１内に配備された水温センサ
ーで、その計測温度に基づき、水温調整槽５内の水温を
所定温度に維持するよう、逐次加温・冷却ユニット９内
において加温と冷却の動作が切り換わる。
示すものである。図中１は断熱材で覆われた水槽で、図
示した例では２個用意されている。水槽１は１個であっ
てもよいし、２個以上であってもよい。各水槽１は、そ
れぞれ断熱材を張った水密性の蓋２を両側に備える。蓋
２には、採光及び内部点検のための覗き窓を設けてもよ
い。２゜つの水槽ｌ、１間には、上段が濾過槽４で下段
が水温調整槽５になっている処理室３と、機器室６とが
配置されている。各水槽１の処理室３側壁面の上部には
、それぞれ濾過槽４に通じる濡出ロアが穿設されている
。濾過槽４内には濾過材が詰め込まれており、濡出ロア
から溢れ出た水槽ｌ内の水は、そこを自然通流すること
により濾過された後、水温調整槽５内に流れ落ちる。８
は加温用ヒーターで、加温・冷却ユニット９から延びて
水温調整槽５内に臨んでいる。また、ｌＯはエバポレー
ターで、やはり加温・冷却ユニット９から延びて水温調
整槽５内に臨んでいる。 １１は、加温・冷却ユニット
９を駆動する発電機である。この発電機１１に代えて、
バッテリーその他の電源を用いてもよい０機器室６内に
は、エアポンプ１２とウォーターポンプ１３とが設置さ
れる。エアポンプ１２は加温・冷却ユニット９に接続さ
れており、水槽１内へ、その底部に配置されたエアスト
ーン１４よりエアを送り続ける。ウォーターポンプ１３
には、水温調整槽５から延びる吸水管１５が接続され、
また、ウォーターポンプ１３から出る放水管１６は分岐
し、その一方は水槽ｌの上方に配置され、他方は水槽１
内下部に配管されている。ウォーターポンプ１３も加温
・冷却ユニット９に接続されており、温度調整された水
温調整槽５内の水を汲み上げ、放水管１６から水槽１内
へ放水する。 １７は水槽１内に配備された水温センサ
ーで、その計測温度に基づき、水温調整槽５内の水温を
所定温度に維持するよう、逐次加温・冷却ユニット９内
において加温と冷却の動作が切り換わる。
第２図に示す実施例は、上記実施例のデツキの部分を変
えたものである。即ち、この場合の蓋２ａは、各水槽１
のデツキの中央に１つ設置され、デツキの周囲に、デツ
キ上への昇り降りに便ならしめるための手摺り１８を設
けである。
えたものである。即ち、この場合の蓋２ａは、各水槽１
のデツキの中央に１つ設置され、デツキの周囲に、デツ
キ上への昇り降りに便ならしめるための手摺り１８を設
けである。
本発明に係るコンテナにおいては、活魚は１ないし数尾
宛、第４図乃至第６図に示されるようなアクリル、ポリ
プロピレン等で作られた透明の保護ケース３０内に入れ
られる。ケース３０は魚形に合った形状、好ましくは平
面長三角形（１尾宛の場合、第４図）、又は対角的に仕
切板３１を差し入れた長方形状（２匹収容する場合、第
６図）とする。ケース３０には、少なくともその側面に
、水の流通を確保するための通流孔３２が多数形成され
る。但し、側面の魚体が触れる部分には設けないように
することが好ましい（第５図参照）。ケース３０は直接
、あるいは、箱状のケース収納容器３３に複数収納した
状態で水槽１内に浸漬する。
宛、第４図乃至第６図に示されるようなアクリル、ポリ
プロピレン等で作られた透明の保護ケース３０内に入れ
られる。ケース３０は魚形に合った形状、好ましくは平
面長三角形（１尾宛の場合、第４図）、又は対角的に仕
切板３１を差し入れた長方形状（２匹収容する場合、第
６図）とする。ケース３０には、少なくともその側面に
、水の流通を確保するための通流孔３２が多数形成され
る。但し、側面の魚体が触れる部分には設けないように
することが好ましい（第５図参照）。ケース３０は直接
、あるいは、箱状のケース収納容器３３に複数収納した
状態で水槽１内に浸漬する。
上記構成の輸送用コンテナの場合は専用車が必要なく、
一般の運送車を用いることができる。
一般の運送車を用いることができる。
他の荷物との混載も可能である。小売店等に届いた活魚
は、ケース収納容器３３ごと、上記輸送用コンテナに類
する活魚保存庫又は生簀等に移される。
は、ケース収納容器３３ごと、上記輸送用コンテナに類
する活魚保存庫又は生簀等に移される。
本発明は上述した通りであって、簡易な構成にして、移
送中水槽内の水位を一定に保ち、且つ、水を濾過しなが
ら適温に維持することができ、以て大量の活魚を高い生
存率を保持したまま高密度にて輸送することを可能なら
しめ、輸送効率を大幅に向上させると共に輸送コストを
低廉化でき、以て活魚の流通を促進し得る効果がある。
送中水槽内の水位を一定に保ち、且つ、水を濾過しなが
ら適温に維持することができ、以て大量の活魚を高い生
存率を保持したまま高密度にて輸送することを可能なら
しめ、輸送効率を大幅に向上させると共に輸送コストを
低廉化でき、以て活魚の流通を促進し得る効果がある。
第１図は本発明の実施例の部分切截斜視図、第２図は他
の実施例の部分切截斜視図、第３図はそれらの構成図、
第４図は本発明において用いられるケースの形状例を示
す平面図、第５図はその正面図、第６図はケースの他の
形状例を示す平面図である。 符号の説明 ■−・水槽、 ２ａ−蓋 ３−・・処理室、 ４−濾過槽５−・−水
温調整槽、 ６−機器室７−・・浴出口、
８・−加温用ヒーター９〜・加温・冷却ユニッ
ト、１０− エバポレーター１１−・発電機、
１２−エアポンプ１３・・・ウォーターポンプ、
１４・−エアストーン１５・・・吸水管、
１６・−・放水管１７・・・水温センサー １８
−手摺り３０−ケース、 ３１−仕切板３２
−・通流孔、 ３３・−ケース収納容器第１
図 第３図
の実施例の部分切截斜視図、第３図はそれらの構成図、
第４図は本発明において用いられるケースの形状例を示
す平面図、第５図はその正面図、第６図はケースの他の
形状例を示す平面図である。 符号の説明 ■−・水槽、 ２ａ−蓋 ３−・・処理室、 ４−濾過槽５−・−水
温調整槽、 ６−機器室７−・・浴出口、
８・−加温用ヒーター９〜・加温・冷却ユニッ
ト、１０− エバポレーター１１−・発電機、
１２−エアポンプ１３・・・ウォーターポンプ、
１４・−エアストーン１５・・・吸水管、
１６・−・放水管１７・・・水温センサー １８
−手摺り３０−ケース、 ３１−仕切板３２
−・通流孔、 ３３・−ケース収納容器第１
図 第３図
Claims (1)
- （１）活魚を個別に複数収納したケース収納容器を多数
積層状態にて浸漬可能にした水槽を１又は複数有し、前
記水槽の上部には、隣接して設置された濾過槽へ通じる
溢出口が形成され、前記濾過槽の下には加温・冷却手段
を備えた水温調整槽が設けられ、更に前記水温調整槽内
の水を汲み上げて前記水槽に戻すウォーターポンプを配
備して成る活魚輸送用コンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1247116A JPH03111285A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 活魚輸送用コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1247116A JPH03111285A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 活魚輸送用コンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03111285A true JPH03111285A (ja) | 1991-05-13 |
Family
ID=17158675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1247116A Pending JPH03111285A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 活魚輸送用コンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03111285A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120103271A1 (en) * | 2009-07-02 | 2012-05-03 | Daeil Co., Ltd. | Container equipped with dry-type filtering apparatus for transporting live fish |
| KR102123339B1 (ko) * | 2019-01-14 | 2020-06-16 | 주식회사 비오엘연구소 | 활어차 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP1247116A patent/JPH03111285A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120103271A1 (en) * | 2009-07-02 | 2012-05-03 | Daeil Co., Ltd. | Container equipped with dry-type filtering apparatus for transporting live fish |
| US8925487B2 (en) * | 2009-07-02 | 2015-01-06 | Daeil Co., Ltd. | Container equipped with dry-type filtering apparatus for transporting live fish |
| KR102123339B1 (ko) * | 2019-01-14 | 2020-06-16 | 주식회사 비오엘연구소 | 활어차 |
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