JPH03110454A - ウエハ異物検査装置における被検物の動画像記録方式 - Google Patents

ウエハ異物検査装置における被検物の動画像記録方式

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JPH03110454A
JPH03110454A JP1248896A JP24889689A JPH03110454A JP H03110454 A JPH03110454 A JP H03110454A JP 1248896 A JP1248896 A JP 1248896A JP 24889689 A JP24889689 A JP 24889689A JP H03110454 A JPH03110454 A JP H03110454A
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Masafumi Otani
大谷 雅史
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ウェハに付着した異物の検査装置において
、ビデオカメラにより異物などの被検物の動画像を記録
する方式に関するものである。
[従来の技術] ゛ト導体製品のICチップの製造においては、第2図(
a)に示すようにウェハ1の表面を多数のICチップ1
aに細分し、各チップ1aに対してエツチングにより図
(b)に示す配線パターン1bが形成される。なお、各
ICチップlaには配線パターン1bのほかに、適当な
箇所に位置合わせのための+マーク1cや、測距のため
のMマーク1dが3き込まれる。
さて、配線パターン1bは極めて微細であって、塵埃な
どの異物が付着するときは品質性能が劣化するので異物
検査が行われる。この検査を単純な光散乱方式で行うと
きは配線パターンと異物が同様に散乱光を散乱するので
区別ができない。これに対して区別を可能とする異物検
出方式が開発されている。
第3図(a)  上記の異物検出方式の原理を説明する
もので、ウェハ1の表面に対してS偏光のレーザビーム
を投射する。配線パターンlbはほぼ規則的に配列され
た・1/滑な平面であり、その近傍のウェハの表面も同
様に平滑であるので、これらによる散乱光は偏光面があ
まり変化せずLとして元のS偏光ビームのまま散乱する
。これに対して、異物Aの表面は殆どがランダムな方向
をなしているので、その散乱光は偏光面が回転してP偏
光成分の割合が多くなる。そこで、P偏光成分を選択受
光して異物を検出することができる。ただし、異物の散
乱光にはS偏光成分が、また配線パターンの散乱光には
P偏光成分がそれぞれある程度含まれているために、P
偏光成分のみにより異物と断定することはできない。こ
れに対して、P偏光成分とともにS偏光成分も選択受光
し、実測データなどによりそれらの割合を調査し、その
割合により異物と判定することが行われている。
第3図(b)は、L記の検出原理を応用したウェハ異物
検査装置の基本構成を示すもので、配線パターンが形成
されたウェハ1の表面に対して、光源2aよりのS偏光
のレーザビームが投光レンズ2bにより小さい直径のス
ポットに集束され、小さい角度0で投射される。一方、
マイクロプロセッサ7aの指令の下に、制御回路8aと
XY移動機横8bにより、ウェハ1がXまたはY方向に
移動してレーザスポットが走査される。発生した散乱光
は受光レンズ3により集光されてハーフミラ−4により
2分割され、その−・方はS偏光受光系5のS偏光フィ
ルタ5aによりS偏光成分が、また他方はP偏光受光系
6のP偏光フィルタ6aによりP偏光成分がそれぞれ選
択され、充電変換器5b、8bに入力して検出電圧が出
力される。雨検出電圧はマイクロプロセッサ7aにおい
て処理されて異物とその大きさが検出され、検出された
異物は検出位置に対するXY座標により出力装置にマツ
プ表示されるとともに、大きさデータとXY座標がメモ
リ7bに記憶される。
前記したように、散乱光のPおよびS偏光成分の割合に
より異物が判定されるが、しかしこの判定は必ずしも確
実ではない。これに対して確実に異物と断定するか、ま
たは断定された異物の形状などを知るために1.lr、
記の検査により一応異物とされたがなお疑いのある被検
物を、顕微鏡により[1視するか、またはモニターカメ
ラにより撮影して確認する方法がとられている。
上記の確認方法は第3図(b)において、メモリ7bに
記憶されている被検物に対するXY座標をマイクロプロ
セッサ7aが読み出し、XY移動機横8bによりウェハ
をXY座標に相当する位置に移動する。一方、P偏光成
分に対する光電変換器6bの位置に顕微鏡6Cをおいて
目視により確認するか、または顕微鏡6Cに取り付けた
モニターカメラ6dにより映像を撮影するものである。
[解決しようとする課題] 以ヒにおいて、モニターカメラによる方法は記録が残さ
れて容易に確認ができるので11視方法よりペターであ
る。ただし、顕微鏡6Cは焦点深度が非常に浅いので、
被検物が大きいときは合焦は部分的であり、全体の形状
が一度では明瞭に撮影できない場合がある。そこで、顕
微鏡6cの焦点をト作業で適当な間隔づつ移動し、間隔
毎に被検物を順次撮影して複数のスチール写真を作り、
これらにより全体の形状などを観察する方法が行われて
いる。しかしながら、このようなスチール写真の撮影に
は手間と時間を必要とするので効率的でなく、また撮影
間隔が大きいときは判定が困難である。これに対して、
さらに効率的で明瞭な映像または画像をつる方法が要申
されている。
この発明は以りに鑑みてなされたもので、ウェハ異物検
査装置において、ビデオカメラを使用して異物などの被
検物の動画像を撮影、記録する方式を提供することを1
−1的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、ICの配線パターンが形成されたウェハに
対してS偏光のレーザビームを投射シてXY右方向走査
し、レーザビームの散乱光のP偏光成分を受光してウェ
ハLの異物などの被検物を検出し、検出された被検物の
XY座標をメモリに記憶する異物検査装置における、被
検物の動画像記録方式である。マイクロプロセッサの制
御の下に、L記メモリに記憶されたXY座標を読み出し
、ウェハをXY力方向移動して被検物をP偏光受光系の
位置に停市し、かつこの位置においてこの受光系に装着
された顕微鏡の焦点位置を移動し、顕微鏡に取り付けら
れたビデオカメラにより、この焦点移動による異物の動
画像を撮影して記録するものである。
[作用] 以上の構成によるこの発明による被検物の動画像記録方
式においては、検査段階で検出された異物などの被検物
は、その大きさなどのデータと検出位置のXY座標がメ
モリに記憶されており、確認段階ではマイクロプロセッ
サにより読み出されたXY座標に従ってウェハがXY力
方向移動し、被検物をP偏光受光系に装着された顕微鏡
の視野内に入れて停+Izする。ここで、顕微鏡の焦点
位置を移動して、顕微鏡に取り付けられたビデオカメラ
により被検物が動画像として撮影、記録される。
この動画像は被検物に対して顕微鏡が部分的に逐次合焦
するので、これを観察するときは被検物の全体が明瞭に
把握できる。なお、この場合は被検物そのものが移動す
るわけでないので、通常では動画像とはいえないが、し
かじ合焦位置が移動するという、α味で静1[;画像と
異なるので動画像と呼ぶものである。動画像は適当なテ
レビ受像機に映出されて被検物の大きさ形状、または色
彩などが観察され、異物であるか否かが確実、容易に判
定される。
[実施例コ 第1図は、この発明によるウェハ異物の動画像記録方式
の実施例の構成図を示す。ここで、異物などの検出過程
の説明は前記したので省略するが、検出過程と同様に、
ウェハlに対して光源2 aと投光レンズ2bによりS
偏光のレーザビームが投射される。一方、メモリ7bに
記憶されている被検物のxy+hがマイクロプロセッサ
7aにヨリ読み出され、これに従ってXY移動機構8b
によりウェハlを移動して被検物を撮影系6′の視野内
に入れて停市する。撮影系6′は、前記した第3図(d
)のP偏光受光系6に対して、充電変換器6bの代わり
に顕微鏡6Cとビデオカメラ6eを置いたもので、被検
物に対して顕微鏡6Cがほぼ合焦する位置とする。ビデ
オカメラ6Cには市販−111の通常のカラービデオカ
メラを使用することが便利である。撮影においては、マ
イクロプロセッサ7aの制御の下に、制御回路6fと合
焦機構6gにより適当な速度で顕微鏡6Cの対物レンズ
を移動して被検物の部分が逐次合焦され、この移動中に
被検物が動画像としてビデオカメラ6eにより撮影され
て内蔵された磁気テープに記録される。
撮影の終r後、テレビ受像機6hにより動画像を映出し
て被検物を観察するものである。
[発明の効果] 以りの説明により明らかなように、この発明による被検
物の動画像記録方式においては、メモリに記憶されたX
Y座標データにより、被検物がP偏光受光系に設けられ
た顕微鏡の視野内に入り、顕微鏡の焦点位置を移動して
被検物に対して部分的に逐次合焦させ、これをビデオカ
メラにより動画像として撮影して記録するもので、被検
物が逐次部分的に明瞭となる動画像により、その形状、
大きさまたは色彩などが明瞭に観察されて異物が確認で
きるもので、ウェハ異物検査装置により検出された被検
物より異物を確実、容易に区別でき、作業性とICチッ
プの歩留まりとを向、F、する効果には優れたものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるウニ/X異物検査装置におけ
る被検物の動画像記録方式の実施例に対する構成図、第
2図(a)および(b)はウエノ1とICチップの配線
パターンの説明図、第3図(a)および(b)は、ウェ
ハ異物検査装置の構成図である。 1・・・ウェハ、      la・・・ICチップ、
1b・・・配線パターン、  IC・・・+マーク、l
d・・・Mマーク、    2a・・・光源、2b・・
・投光レンズ、  3・・・受光レンズ、4・・・ハー
フミラ−5・・・S偏光受光系、5a・・・S偏光フィ
ルタ、5b・・・光電変換器、6・・・P偏光受光系、
  6a 6b・・・光電変換ム、  6C 6d・・・モニターカメラ、6e 6f・・・制御回路、   6g 7a・・・マイクロプロセッサ、 8a・・・制御回路、   8b ・・・P偏光フィルタ、 ・・・顕微鏡、 ・・・ビデオカメラ、 ・・・合焦機構、 7b・・・メモリ、 ・・・XY移動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ICの配線パターンが形成されたウェハに対して
    S偏光のレーザビームを投射してXY方向に走査し、該
    レーザビームの散乱光のP偏光成分を受光して該ウェハ
    上の異物などの被検物を検出し、該検出された被検物の
    XY座標をメモリに記憶する異物検査装置において、マ
    イクロプロセッサの制御の下に、上記メモリに記憶され
    たXY座標を読み出し、上記ウェハをXY方向に移動し
    て上記被検物を上記P偏光成分に対する受光系の位置に
    停止し、かつ該位置において該受光系に装着された顕微
    鏡の焦点位置を移動し、該焦点移動による被検物の動画
    像を該顕微鏡に取り付けたビデオカメラにより撮影して
    記録することを特徴とする、ウエハ異物検査装置におけ
    る被検物の動画像記録方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007071728A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Hitachi High-Technologies Corp 観察/検査作業支援システム及び観察/検査条件設定方法
US7215905B2 (en) 2003-03-07 2007-05-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and process cartridge
JP2008076377A (ja) * 2006-08-25 2008-04-03 Hitachi High-Technologies Corp 欠陥検査装置

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JP2007071728A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Hitachi High-Technologies Corp 観察/検査作業支援システム及び観察/検査条件設定方法
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