JPH0310985A - 洋上倉庫における床の構造 - Google Patents

洋上倉庫における床の構造

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JPH0310985A
JPH0310985A JP14368489A JP14368489A JPH0310985A JP H0310985 A JPH0310985 A JP H0310985A JP 14368489 A JP14368489 A JP 14368489A JP 14368489 A JP14368489 A JP 14368489A JP H0310985 A JPH0310985 A JP H0310985A
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JP
Japan
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warehouse
offshore
floor
steel
heat insulating
Prior art date
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Application number
JP14368489A
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English (en)
Inventor
Yoshio Saito
斎藤 良雄
Junkichi Hida
肥田 純吉
Takashi Shinjo
新庄 崇
Shigeru Jonouchi
城之内 繁
Bunji Machi
町 文治
Shoko Shimizu
勝公 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Corp
Shimizu Construction Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Sumitomo Corp
Shimizu Construction Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、洋上に浮かべた状態で係留される洋上倉庫
の各部屋の床の構造に係り、特に該洋上倉庫を冷蔵倉庫
または冷凍倉庫等の低温倉庫として使用する場合に好適
な洋上倉庫における床の構造に関するものである。
「従来の技術」 近来、食料品等の輸入自由化の折から、果物、食肉およ
び水産物等の生鮮食料品の輸入が多くなってきているた
め、大規模な冷蔵倉庫または冷凍倉庫の需要が高まって
きている。このため、これから建設される冷蔵倉庫また
は冷蔵倉庫は年々大型化する傾向にあり、将来は1万ト
ンから5万トン程度の容量を持ったものが一般的になる
と考えられている。
ところが、最近では、船荷の積み下ろしを行なうことの
できる岸壁付近には、新たに大規模な倉庫を建設し得る
空き地が殆どなくなってきており、次第に岸壁から離れ
た場所に倉庫を建設するようになってきているのに加え
、地価高騰のために、立地条件の良い場所に新たな倉庫
を建設すること自体かコスト的に困難になってきた。ま
た、冷蔵倉庫、冷凍倉庫などのように大規模な冷却装置
を備えた倉庫の場合には、その冷却装置から発生する騒
音が大きいため、付近に騒音公害をもたらす恐れもあっ
た。
一方、従来、柑橘類などのような生鮮食料品の船荷を陸
揚げする際には、まず、船倉内で船荷をバレントに移す
と共に、その船荷をパレットごとショアークレーンで陸
揚げすることによって全ての船荷を一旦岸壁に下ろして
おく。このため、このような生鮮食料品の船荷を倉庫に
収納する場合には、岸壁に下ろされたパレットをフォー
クリフトなどで数台のトラックに積み込み、かつそれら
のトラックにより積み荷を冷蔵倉庫まで輸送するという
操作を数回繰り返す必要があり、非常に手間がかかる上
、船荷が生鮮食料品の場合には、陸揚げ後、迅速に冷蔵
倉庫まで輸送しなければ品質が低下するという問題もあ
った。
そこで、最近では、土地が必要なく、しかも付近への騒
音公害の恐れもない洋上に新たな倉庫を構築し、それに
よって船荷の積み下ろしから倉庫内への収納までを迅速
に行なおうとする試みが模索されつつある。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記のような倉庫を洋上に構築する場合には
、倉庫を船(パージ)のように浮かべて岸壁に係留する
ことが最も望ましいと考えられている。
しかしながら、このように洋上に浮かべた洋上倉庫にお
いては、波、風、潮流等の環境外力によって、柱、梁、
外壁等に歪み、ねじれが生じるという問題がある。そし
て、特にこのような洋上倉庫を冷蔵倉庫および冷凍倉庫
等の低温倉庫として使用する場合には、該洋上倉庫内の
天井、壁、床などに断熱性能を持たせる必要があるが、
例えば陸上の低温倉庫のように、柱、梁、および外壁の
内側等に断熱材を直付けすることによりその内部を気密
したとしても、上述の如く該洋上倉庫の柱、梁、外壁等
に歪み、ねじれが生じると、それによって各断熱材の接
合部にズレが生じてその接合部から冷気が逃げてしまう
恐れがあり、その場合には該洋上倉庫内の断熱性能が低
下して低温倉庫としての十分な機能が得られなくなると
いう問題が生じる恐れもあった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、洋上に
浮かべた状態で岸壁に係留される洋上倉庫を、特にその
内部の各部屋に対して高い断熱性能が要求される低温倉
庫として使用する場合に好適な洋上倉庫における床の構
造を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明の洋上倉庫における床の構造は、洋上に浮かべ
た状態で係留される洋上倉庫内の各部屋に設けられる床
の構造であって、該洋上倉庫内の鉄骨梁の上に断熱材が
付設され、その断熱材の上面両端部に、該洋上倉庫内の
鉄骨柱と所定間隔を持って離間した状態でその上方の鉄
骨梁に吊持されている壁パネルの下端部が弾性材を介し
て接合され、かつそれらの各壁パネルの内側に位置する
該断熱材上面に軽量コンクリートが打設されて、各壁パ
ネルの側面下部に両端部が密着した床板が該軽量コンク
リートにより形成されているものである。
また、この発明の他の洋上倉庫における床の構造は、洋
上に浮かべた状態で係留される洋上倉庫内の各部屋に設
けられる床の構造であって、該洋上倉庫内の鉄骨梁の上
に断熱材が付設されていると共に、その断熱材の両端部
が、該洋上倉庫内の鉄骨柱と所定間隔を持って離間した
状態でその上方の鉄骨梁に吊持されている各壁パネルの
側面下部に密着した状態で接合され、その断熱材の上に
繊維補強プラスチックスまたは鉄製の床板が付設されて
いるものである。
さらにまた、この発明の他の洋上倉庫における床の構造
は、上記洋上倉庫における床の構造において、断熱材と
床板との間に、波板状のデツキプレートが介装されてい
るものである。
「作用」 この発明の洋上倉庫における床の構造においては、洋上
に浮かべた状態で係留される洋上倉庫内の各部屋の床を
構成するにあたって、該洋上倉庫内の鉄骨梁の上に断熱
材を付設し、その断熱材の上に床板を設けた構成とする
と共に、該断熱材の両端部を、該洋上倉庫内の鉄骨柱と
所定間隔・を持って離間した状態でその上方の鉄骨梁に
吊持されている各壁パネルの下部と接合したことによっ
て、波、風、潮流等の環境外力により該洋上倉庫の柱、
梁、外壁等に歪み、ねじれが生じた場合にも、その洋上
倉庫内の各部屋の床が撓みにより破損することがな(、
しかも床と壁との接合部にズレが生じてそこから冷気が
逃げてしまうようなこともないため、該洋上倉庫内の各
部屋の内部の気密性が常に良好な状態に保たれて優れた
断熱性能が常に維持されることとなる。このため、この
洋上倉庫の床を用いて該洋上倉庫内の各部屋を構成した
場合には、ス亥洋上倉庫を冷蔵倉庫または冷凍倉庫等の
低温倉庫上して使用した場合にも、該低温倉庫としての
十分な機能が得られることとなる。
「実施例」 以下、この発明の洋上倉庫における床の構造を適用して
その内部の各部屋が構成されている洋上倉庫の一例を第
1図ないし第13図を参照して詳細に説明する。
この例における洋上倉庫1は、水産物、野菜、果物、食
肉等の生鮮食料品を冷蔵または冷凍する冷却設備、およ
び倉庫内の温度を例えば+5°C〜23°Cの範囲で自
由に調節し、かつ湿度も調節する温湿度自動制御装置を
備えている冷凍倉庫または冷蔵倉庫等の低温倉庫として
使用するものであって、第9図に示すように、パージの
ように洋上2に浮かべられる鋼製の浮体構造物から構成
され、かつ係留部材3で岸壁4に係留されていると共に
、岸壁4と反対側に、貨物船5を係留して船荷の積み下
ろしを行なうエプロン6が設けられているものである。
そして、この洋上倉庫1の内部は、水面上および水面下
の複数の階に仕切られ、かつ食料品の貯蔵および搬出入
を行なうだけでなく、その食料品の加工、包装など、流
通加工全般を実施することができる広いスペースを有し
ていると共に、その最下階に海水を注入排出するバラス
トタンク7が設けられ、かつそのバラストタンク7が、
積荷8によるアンバランス荷重に対して該洋上倉庫1が
水平状態となるよう調節する複数の分割バラストタンク
9に仕切られている。なお、この洋上倉庫l内には、自
家発電装置、各種セキュリティシステム、およびPOS
システム(販売時点情報管理システム)、VAN(付加
価値通信網)等を導入した情報処理装置が設置されてい
る。
次に、この洋上倉庫1の内部に設けられる冷蔵室および
冷凍室等の各部屋の各部屋の床の構造について第1図な
いし第3図を参照して説明する。
この洋上倉庫1内の各部屋の床は、第1図に示すように
、鉄骨梁21の上にゴム板57を掛は渡し、そのゴム板
57の上にポリスチレンフオームなどからなる断熱材5
8を付設し、この断熱材58の上に軽量コンクリートを
打設して床板59を構成したものである。なお、上記軽
量コンクリートとは、AE剤等の混和材を混入した気泡
コンクリート、または骨材として軽量骨材を用いたコン
クリートなどのことであり、必要に応じてガラス繊維等
を混入して強化されたものである。
そして、このような床の端部は、鉄骨柱55と所定間隔
を持って離間して配置された壁パネル47の下端部と隙
間なく密着しておく必要があるが、この床においては、
上記鉄骨梁21上の全体に亙って付設されている断熱材
58の上面両端部にエキスパン60 (弾性材)を介し
て該壁パネル47の下端部が接合されており、かつその
壁パネル47の側面下部に上記軽量コンクリートからな
る床板59の端部が密着している。なお、上記二キスパ
ン60は、例えば発泡ウレタンのような断熱性を何する
独立発泡性プラスチックスから構成されており、このエ
キスパン60が、該断熱材58の上面と壁パネル47の
下端部との間に圧縮状態で介装されていることによって
、該断熱材58を支持している鉄骨梁21または壁パネ
ル47を支持している鉄骨梁21等の歪みおよびねじれ
により断熱材58と壁パネル47との間隔が多少変化し
た場合にも、それらの接合部を常に隙間なく塞いだ状態
に保って断熱性を維持するようになっている。
また、この他の床の例としては、第2図に示すようなも
のがある。
この床は、第2図に示すように、鉄骨梁21の上にポリ
スチレンフオームなどからなる断熱材58を付設し、こ
の断熱材58の上に、繊維補強プラスチックス (FR
P)からなる床板61を付設して構成したものであって
、該断熱材58の端部が壁パネル47の側面下部にエキ
スパン60を介して接合されているものである。なお、
このような構造の床を構成する場合には、上記FRPか
らなる床板61の代わりに、鉄板のような剛性の高い金
属からなる床板を用いても良いが、鉄板を床板として用
いる場合には、可能な限り薄い鉄板を用いることによっ
て床の重量を軽減することか望ましい。
そして、このような床を用いて該洋上倉庫1内の各部屋
を構成した場合には、コンクリートを全く用いずに床を
構成することができるので、各部屋を軽量化することが
でき、それによって該洋上倉庫1全体の軽量化を図るこ
とができる。このため、所定の規模(容量)を有する洋
上倉庫1内の積載荷重を増加させることができ、それに
よって該洋上倉庫1内に収納可能な積荷8の量を増加さ
せることができる。
さらにまた、その他の床の例としては、第3図に示すよ
うなものもある。
この床は、第3図に示すように、鉄骨梁21の上にポリ
スチレンフオームなどからなる断熱材58を付設し、こ
の断熱材58の上に波板状のデツキプレート62を載置
した状態で、そのデツキプレート62上に、繊維補強プ
ラスチックス (FRP)からなる床板61を付設して
構成したものであって、該断熱材58の端部が壁パネル
47の側面下部にエキスパン60を介して接合されてい
るものである。なお、このような構造の床を構成する場
合にも、上記FRPからなる床板61の代わりに、鉄板
のような剛性の高い金属からなる床板を用いても良く、
その場合にも、可能な限り薄い鉄板を用いることによっ
て床の重量を軽減することが望ましい。
そして、このような床を用いて該洋上倉庫l内の各部屋
を構成した場合には、上記床板60の上に重い積荷を置
いた場合にもその下の断熱材57の凹みをデツキプレー
ト61の弾力性によって防止することができると共に、
そのデツキプレート61の上の床板60が積荷の重量に
よって凹んでしまった場合にも、その積荷を他の場所へ
移動させたときには、その床板60の凹みをデツキプレ
ート61の復元力によって押しあげて元に戻すことがで
きる。
次に、この洋上倉庫1内の各部屋の壁の構造について第
4図および第5図を参照して説明する。
この洋上倉庫l内の各部屋の壁は、第4図に示すように
、鉄骨梁21の下部に所定間隔で複数取り付けられた吊
り部材46に矩形状の璧パネル47を吊り下げて構成し
たものである。上記壁パネル47は、グラスウールから
なる高密度(80kg/x 3 )のグラスポード、ま
たは硬質ウレタン (密度30〜3s kg/’) 、
硬質イソシアヌレート (密度30に9/肩”)などか
らなる断熱性の高い断熱ボードの両面を鋼板で挾み込ん
だ構成のものであって、枚で壁全体を構成することので
きる広い面積を有し、かつ吊り部材46で吊持可能な強
度を持たせるためにその外周にフレーム52が取り付け
られているものである。そして、この壁パネル47の上
端部に位置するフレーム52には、該壁パネル47を上
置2吊り部材46の下端部に取り付ける取付金具53が
取り付けられている。
上記吊り部材46は、第5図に示すように、鉄骨梁21
に取り付けられた取付金物27と、この取付金物27に
ナツト止め28された吊りボルト29と、この吊りボル
ト29の下端部にす・ソト止め30されたスプリングハ
ンガー31とから構成されたものであって、該スプリン
グハンガー31の下端部に上記取付金具53が取り付け
られているものである。上記スプリングハーンガー31
は、上記吊りボルト29にナツト止め30されたケーシ
ング32と、このケーシング32内に設けられたスプリ
ング33と、上記ケーシング32下端部の孔に挿入され
た状態でその上端部の円板34の下面に該スプリング3
3の上端部が当接しているシャフト35とから構成され
たものである。そして、上記取付金具53は、上記壁パ
ネル47上端部のフレーム52を両側から挾み込むよう
に装着した状態でボルト止め54されているものであっ
て、その上部が、上記吊り部材46のスプリングハンガ
ー31のシャフト35の下端部に取り付+tられている
ものである。
そして、このような壁パネル47を用いて構成される各
部屋においては、各部屋の四方の壁面を構成するために
、一部屋当たり四つの壁パネル47がそれぞれ鉄骨柱5
5と所定の間隔を持って離間した状態で鉄骨梁21に吊
り下げられ、かつ、互いに隣り合う一方の壁パネル47
の端部と他方の壁パネル47の側面とが、その間にエキ
スAン56を介在させて上端から下端まで密着した状態
で接合されている。なお、上記エキスパン56は、上述
のエキスパン60と同様なものであって、例えば発泡ウ
レタンのような断熱性を有する独立発泡性プラスチック
スから構成されており、このエキスパン56が、互いに
隣り合う壁パネル47の端部と壁パネル47の側面との
間に圧縮状態で介装されていることによって、それらの
各壁パネル47.47を支持している鉄骨梁21等の歪
みおよびねじれにより各壁パネル47.47の間隔が多
少変化した場合にも、それらの接合部を常に隙間なく塞
いだ状態に保って断熱性を維持するようになっている。
次に、この洋上倉庫1内の各部屋の天井について第3図
ないし第5図を参照して説明する。
この洋上倉庫l内の各部屋の天井は、第3図に示すよう
に、鉄骨梁21の下部に所定間隔で複数取り付けられた
吊り部材22によって該鉄骨梁21に吊持されているも
のであって、複数の矩形状の断熱パネル23の各端部を
突°き合わせた状態で複数連結して構成されたものであ
る。そして、各断熱パネル23.23の連結部は、■型
線ぎ手25の両側の凹部に、合成ゴムなどからなるパツ
キン26を介装した状態で嵌め込むことにより連結され
ている。
上記断熱パネル23は、グラスウールからなる高密度(
80&9/II!’)のグラスポード、または硬質ウレ
タン(密度30〜35 kfl/x”) 、硬質インシ
アヌレート (密度30 kg/x3)などからなる断
熱性の高い断熱ボードの両面を鋼板で挾み込んだ構成の
ものである。
そして、第4図に示すように、このような断熱パネル2
3の端部と上記■型線ぎ手25の両側の凹部との間には
パツキン26が介装されており、それによって、該断熱
パネル23を支持している鉄骨梁21等の歪みおよびね
じれにより該I型継ぎ手25を介して連結されている各
断熱パネル23.23の間隔が多少変化した場合にも、
それらの連結部を常に隙間なく塞いだ状態に保って断熱
性を維持するようになっている。また、上記I型継ぎ手
25の下端部には防露材36 (表面カバー)が被覆さ
れている。そして、上記断熱パネル23の端部は、該断
熱パネル23の下面が防露材36に密着した状態で上記
■型線ぎ手25の凹部に嵌め込まれており、さらに上記
■型線ぎ手25の下部両端に防露材36の上からコーキ
ング37が施されて該■型線ぎ手25の下端部と断熱パ
ネル23の下面との間が気密されている。なお、第4図
中において符号24は、各断熱パネル23の表面に塗布
された防水塗料である。
上記吊り部材22は、第4図に示すように、鉄骨梁21
に取り付けられた取付金物27と、この取付金物27に
ナツト止め28された吊りボルト29と、この吊りボル
ト29の下端部にナツト止め30されたスプリングハン
ガー31とから構成されたものであって、該スプリング
ハンガー31の下端部に上記■型線ぎ手25が取り付け
られているものである。上記スプリングハンガー31は
、上記吊りポルト29にナツト止め30されたケーゾン
グ32と、このケーシング32内に設けられたスプリン
グ33と、上記ケーシング32下端部の孔に挿入された
状態でその上端部の円板34の下面に該スプリング33
の上端部が当接しているシャフト35とから構成された
ものである。
また、上記7ヤフト35の下端部にはボルト部38が形
成されている。一方、上記I型線ぎ手25の上端部には
ナツト39が溶接40されている。
そして、このナツト39に上記ンヤフト35下端部のボ
ルト部38が螺合されていることによって、該吊り部材
22の下部にI型線ぎ手25が取り付けられている。
また、このような構成の天井の両端部は、第3図に示す
ように、その天井と同様にして吊り部材46により鉄骨
梁21に吊り下げられた壁パネル47の側面上部にエキ
スパン48を介在させた状!房で接合されていると共に
、その二キスパン48を介在させた接合部を気密するパ
ツキン49が該エキスパン48の上下端部を被覆するよ
うにして取り付けられ、かつそれらのパツキン49が合
成ゴムなどからなるフレキンプルなカバー50 (70
°Cの極低萬で使用可能なものもある)により覆われた
構成となっている。なお、上記エキスパン48は、上述
のエキスパン60.56と同様なものであって、例えば
発泡ウレタンのような断熱性を有する独立発泡性プラス
チ、クスから構成されたものである。そして、例えば厚
さ20〜25mmの二キスパン48が、天井の両端部に
位置する断熱パネル23の端部と壁パネル47の側面上
部との間に圧縮状態で介在していることによって、該天
井および壁パネル47を支持している鉄骨梁21等の歪
みおよびねじれにより該天井と壁パネル47との間隔ル
(多少変化した場合にも、それらの接合部を常に隙間な
く塞いだ状態に保って断熱性を維持するようになってい
る。
なお、このような天井では、その両端部を、上述のよう
に壁パネル47の側面上部に接合しても良いが、第5図
に示すように、該天井の両側に位置する断熱パネル23
の端部と壁パネル47の上端部との間に該断熱パネル2
3と同様な構成のL字形の断熱部材51を介装してそれ
らの各端部を連結しても良い。そして、その場合には、
そのL字形の断熱部材51の水平方向へ向けた端部を、
例えば厚さ50xx程度のパツキン45を20xy程度
に圧縮した状態で介装して該断熱パネル23の端部と接
合し、かつその接合部の上下をフレキシブルなカバー5
0で覆った構成とすると共に、同様にして該断熱部材5
1の下端部も、パツキン45を圧縮状態で介装して壁パ
ネル47の上端部と接合し、かつその接合部の左右両側
をフレキシブルなカバー50で覆った構成とする。
以上説明したような壁、天井および床によって該洋上倉
庫内の各部屋を構成した場合には、波、風、潮流等の環
境外力により該洋上倉庫の柱、梁、外壁等に歪み、ねじ
れが生じた場合にも、その洋上倉庫内の各部屋の壁と天
井との接合部、および壁と床との接合部にズレが生じる
ことがなく、したがって、それらの接合部の隙間から冷
気が逃げてしまうことがないため、該洋上倉庫内の各部
屋の内部の気密性を常に良好な状態に保って優れた断熱
性能を常に維持することができる。そして、このように
して該洋上倉庫内の各部屋を構成したことによって、該
洋上倉庫は、冷蔵倉庫または冷凍倉庫等の低温倉庫とし
て十分な機能が得られるものとなっている。
一方、この洋上倉庫1の係留機措は、第10図に示すよ
うに、岸壁4の三箇所および洋上2のドルフィン10 
 (係留部)の合計三箇所に固定されている固定部材1
1に、それぞれリンクロッド12を介して該洋上倉庫1
が係留されているものである。
上記固定部材11は、第11図に示すように、上記岸壁
4またはドルフィン10に固定された枠体13とこの枠
体13の内側に取り付けられたセル型ゴムフェンダ14
 (弾性材)とこのセル型ゴムフェンダ14に取り付け
られた基板15とから構成されているものである。そし
て、上記基板15には固定ロッド16が取り付けられ、
この固定ロッド16の先端部には上記係留部材3が取り
付けられている。この係留部材3は、リンクロッド12
とその両端部のユニバーサルジヨイント17.17とか
らなるものであって、各ユニバーサルジヨイント17.
17が、上述の固定部材ll側の固定ロッド16の先端
部と洋上倉庫l側の固定ロッド18の先端部とにそれぞ
れ連結されているものである。
また、上記ドルフィン10は、第12図に示すように、
該洋上倉庫1の側部(エプロン6側の端部を前部、岸壁
4への係留端部を後部と定めたときにこれら前後部に対
応して定まる側部)から所定用離隔てた位置において海
底19に固定状態で設置され、その上部が洋上2に露出
しているものである。
このような洋上倉庫1の係留機構では、岸壁4およびド
ルフィン10と該洋上倉庫lとを連結するリンクロッド
12が任意の方向へ揺動自在な構成のため、第12図お
よび第13図に示すように、該洋上倉庫lの潮位変動に
よる上下移動に追従しながら係留することができる。そ
して、上記岸壁4に二つの固定部材11を設けると共に
、該洋上倉庫1側方のドルフィンlOにも固定部材を設
け、これら三箇所の固定部材11に該洋上倉庫1後部の
三箇所および側部を連結して係留したことによって、該
洋上倉庫1の水平移動可能な範囲が著しく制限され、波
、風、潮流等の環境外力が加わった場合にも該洋上倉庫
lの水平移動が極めて小さく抑えられるため、該洋上倉
庫1と岸壁4とを連絡橋20 (第10図参照)によっ
て常に連絡しておくことができ、それによって陸上から
のトラックなどのアクセスを容易にすることができる。
その上、岸壁4側およびドルフィン10側の固定ロッド
14が取り付けられている固定部材11の基板15がそ
の固定部材11の枠体13にセル型ゴムフェンダ14を
介して取り付けられているので、地震時においても、岸
壁4およびドルフィン10の地震加速度による慣性力が
弾性材により吸収されて該固定ロッド16およびリンク
ロッド12に伝達される慣性力が減衰され、それによっ
て、地震時における洋上倉庫1の振動が抑制されること
となる。
また、このような洋上倉庫lを使用する場合には、例え
ば船荷が柑橘類などであれば、予め貨物船5の船倉内で
船荷をパレットに移しておき、その船荷を本船クレーン
またはショアークレーンによりパレットごと揚重して該
洋上倉庫1のエプロン6に直接下ろし、それをフォーク
リフトで該洋上倉庫1内の一階に水平移動させることに
よって、貨物船5からの荷下ろしと洋上倉庫1内への搬
入とを連続して速やかに行なう。
また、この洋上倉庫lを構築する場合には、ドライドツ
ク内で洋上倉庫lの本体となる浮体構造物を製作すると
共に、現地でドルフィン10を施工した後、上記浮体構
造物を曳き船等で現地まで曳航し、現地の岸壁4および
ドルフィン10に係留することにより据え付ける。
なお、このような洋上倉庫1では、洋上2において船の
ように十分な浮力を確保する必要があるため、コンクリ
ート製にすることは重量面から難しく、現在のところ鋼
製にする以外にないと考えられている。したがって、こ
のような洋上倉庫を海上に設置する際には、潮風および
波しぶきによる塩分の付着などによる外壁(および屋上
、エプロン等)の腐食を防止するため、それらを構成す
る鋼材として腐食に強い鋼材を用いるか、または表面に
防食効果の高いペイントを塗装するなどの防食対策(防
錆対策)を施す必要がある。また、防食効果だけでなく
、直射日光に対する耐熱効果も考慮する必要がある場合
には、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂、また
はそれらを素材として用いた繊維補強プラスチックス 
(FRP)を外壁(および屋上、エプロン等)の表面に
コーティングすることが望ましい。
「発明の効果」 この発明の洋上倉庫における床の構造によれば、洋上に
浮かべた状態で係留される洋上倉庫内の各部屋の床を構
成するにあたって、該洋上倉庫内の鉄骨梁の上に断熱材
を付設し、その断熱材の上に床板を設けた構成とすると
共に、該断熱材の両端部を、該洋上倉庫内の鉄骨柱と所
定間隔を持って離間した状態でその上方の鉄骨梁に吊持
されている各壁パネルの下部と接合したので、波、風、
潮流等の環境外力により該洋上倉庫の柱、梁、外壁等に
歪み、ねじれが生じた場合にも、その洋上倉庫内の各部
屋の床が撓みにより破損することがなく、しかも床と壁
との接合部にズレか生じてそこから冷気が逃げてしまう
ようなこともないため、該洋上倉庫内の各部屋の内部の
気密性を常に良好な状態に保って優れた断熱性能を常に
維持することができる。このため、この発明の洋上倉庫
における床の構造を適用して該洋上倉庫内の各部屋を構
成した場合には、該洋上倉庫を冷蔵倉庫または冷凍倉庫
等の低温倉庫として使用した場合にも、該低温倉庫とし
ての十分な機能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は、この発明の洋上倉庫における
壁の構造を適用してその内部の各部屋が構成されている
洋上倉庫の一例を示す図であって、第1図は洋上倉庫内
の各部屋の床の構造の概略構成図、第2図および第3図
はそれぞれ他の床の構造の概略構成図、第4図は洋上倉
庫内の各部屋の壁の概略構成図、第5図は壁の支持機構
の概略構成図、第6図は洋上倉庫内の各部屋の天井の概
略構成図、第7図は天井の支持機構の概略構成図、第8
図は天井の両端部と壁との接合部の一例を示す詳細図、
第9図は洋上倉庫の概略構成図、第10図は洋上倉庫の
係留機構を示す平面図、第11図は係留部材の詳細図、
第12図および第13図は潮位変動に対する追従機構を
説明する説明図である。 l・・・・・・洋上倉庫、    2・・・・・・洋上
、3・・・・・・係留部材、    4 ・・・・岸壁
、5・・・・・・貨物船、     6・・・・・・エ
プロン、7・・・・・・バラストタンク、8・・・・・
・積荷、9・・・・分割バラストタンク、 10・・・・・・ドルフィン、  11・・・・・・固
定部材、12・・・・・リンクロッド、13・・・・・
枠体、4・・・・・・セル型ゴムフェンダ、 5・・・・・・基板、 6・・・・固定部材側の固定ロッド、 7 ・・・ユニバーサルジヨイント 8・・・・・洋上倉庫側の固定口、ド、9・・・・・海
底、     20・・・・・・連絡橋、l・・・・・
・鉄骨梁、    22・・・・・吊り部材、3・・・
・・断熱パネル、 24・・・・・防水塗料、5・・・
・・I型線ぎ手、  26・・・・・パツキン、7・・
・・・取付金物、  28・・・・・・ナツト、9・・
・・・・吊りボルト、  30・・・・・・ナツト、1
・・・・・スプリングハンガー 2・・・・・・ケーシング、  33・・・・・・スプ
リング、4・・・・円板、     35・・・・・・
シャフト、6・・・・・・防露材(表面カバー)、7・
・・・・・コーキング、  38・・・・・・ボルト部
、9・・・・・ナツト、    40・・・・・・溶接
、5・・・・・パツキン、  46・・・・・吊り部材
、7・・・・壁パネル、   48・・・・・エキスパ
ン、9・・・・・・パツキン、 O・・・・・フレキンプルなカバー 51・・・・・・断熱部材、   52・・・・・フレ
ーム、53・・・・・・取付金具、  54・・・・・
・ホルト、5・・・・・鉄骨柱、   56・・・・・
・エキスパン、7・・・・・・ゴム板、    58・
・・・・・断熱材、9・・・・・・床板、 O・・・・・・エキスパン(弾性材)、1・・・・・床
板、    62・・・・・・デツキプレート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)洋上に浮かべた状態で係留される洋上倉庫内の各
    部屋に設けられる床の構造であって、該洋上倉庫内の鉄
    骨梁の上に断熱材が付設され、その断熱材の上面両端部
    に、該洋上倉庫内の鉄骨柱と所定間隔を持って離間した
    状態でその上方の鉄骨梁に吊持されている壁パネルの下
    端部が弾性材を介して接合され、かつそれらの各壁パネ
    ルの内側に位置する該断熱材上面に軽量コンクリートが
    打設されて、各壁パネルの側面下部に両端部が密着した
    床板が該軽量コンクリートにより形成されていることを
    特徴とする洋上倉庫における床の構造。
  2. (2)洋上に浮かべた状態で係留される洋上倉庫内の各
    部屋に設けられる床の構造であって、該洋上倉庫内の鉄
    骨梁の上に断熱材が付設されていると共に、その断熱材
    の両端部が、該洋上倉庫内の鉄骨柱と所定間隔を持って
    離間した状態でその上方の鉄骨梁に吊持されている各壁
    パネルの側面下部に密着した状態で接合され、その断熱
    材の上に繊維補強プラスチックスまたは鉄製の床板が付
    設されていることを特徴とする洋上倉庫における床の構
    造。
  3. (3)第2項記載の洋上倉庫における床の構造において
    、断熱材と床板との間に、波板状のデッキプレートが介
    装されていることを特徴とする洋上倉庫における床の構
    造。
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