JPH03109098A

JPH03109098A - パン

Info

Publication number: JPH03109098A
Application number: JP1247596A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Morihara; 森原　毅
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1989-09-22
Filing date: 1989-09-22
Publication date: 1991-05-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、洗濯機、浴槽、水槽などを載置する分割式の
パンに関する。

（従来の技術）洗濯機を給水、排水設備のある部屋に設置する場合、洗
濯機からこぼれたり、飛び散フたりする洗濯排水から部
屋の床を保護するために、洗濯機の下に洗濯機パンを敷
くことが行なわれている。

モして洗濯機の大きさに応じて、洗濯機パンも大きさの
異なる数種類のものが用意されていた。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら上記従来例では、洗濯機を大きなものに買
い換えた場合、既存の洗濯機パンでは小さくてその新し
い大きな洗濯機を載せられない虞れがあり、洗濯機パン
もまた大きなものに買い換えなければならず、不経済で
ある。又、この逆の場合、洗濯機を大きなものから小さ
なものに買い換えた場合、既存の洗濯機パンを利用でき
るものの、大き過ぎて使い勝手が悪くなる虞れがある。

（課題を解決するための手段）上記課題を解決するために本発明は、パンを複数の部分
に分割し、この分割部分の少なくとも一部は交換可能に
形成し、各分割部分同士の当接部を連結部材でシールし
た。

（作用）上記手段によれば、パンの分割した部分は、縦横の寸法
、または縦横の寸法のいずれかが異なるものを用意して
おき、これらを適宜交換することにより、大きさの異な
る数種類のパンが形成される。

（実施例）次に本発明のパンを洗濯機パンに適用した実施例を、添
付した図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の洗濯機パンの平面図、第２図は同側面
図、第３図は同斜視図、第４図は同じく分割状態を示す
平面図である。

洗濯機パン１は、平面視長方形状で、部屋の床よりも高
く形成された高床式の床部３と、床部３の外周部に立設
された縁部５とから成り、第４図に示すように、全体を
長方形状の９つの部分Ｐ１〜Ｐ９に分割することができ
る。床部３上には洗濯機７が載置され、洗濯機７から出
る洗濯排水は、図示せざる排水管を介して床部３に形成
された排水口９から排水される。

洗濯機パン１の各分割部分Ｐ１〜Ｐ９同士が互いに当接
する箇所の内、中心にある床部のみから成る部分Ｐ５の
４つの角部を含む箇所は、第１図及び第３図に示すよう
に、ゴムで形成された平面視円形のバッキング機能のあ
る連結部材１１・・・で連結される。又、分割部分Ｐ５
と辺同士で当接する箇所は、平面視長方形状の連結部材
１３・・・で連結、される。更に分割部分−Ｐ５以外の
部分同士が当接する箇所は、第３図に示すように、床部
３から縁部５まで含む側面視鉤の手状の連結部材１５・
・・で連結される。

次にこの連結部材１１，１３．ｔｓと、連結部材１１，
１３．１５で連結される分割部分Ｐ１〜Ｐ９の当接部に
ついて、第４図〜第６図により詳細に説明する。

連結部材１１は、第１図及び第６図に示すように平面視
円形の上面部１７と、上面部１７の外周部から垂設され
た脚部１９とから成るキャップ状になっている。脚部１
９の下端部には、内側に爪２１が形成され、又、脚部１
９の上端部の外周にはシール２３が設けられている。

この連結部材１１は、分割部分Ｐ１〜Ｐ９の各角部同士
の当接部に形成された平面視円形の溝２５に嵌合される
。溝２５は、各分割部分Ｐ１〜Ｐ９の角部に１７４円弧
ずつ形成され、互いに当接させた時全体で円形の溝とな
る。

溝２５は、床部３から下方に折曲された壁部２７と、こ
の壁部２７の下端部から床部３よりも低い高ざまで立ち
上った壁部２９とから形成される。溝２５の下端部には
、前述の連結部材１１を嵌合させた際、爪２１を保持す
る屈曲部３１が形成されている。又、壁部２７と床部３
との境界には段部３３が形成され、連結部材１１のシー
ル２３がピッタリと当接する。

こうして連結部材１１は、溝２５に嵌合させた時床部３
と面一になり、分割部分Ｐ１〜Ｐ９の各当接部は完全に
シールされる。

連結部材１３は、平面視長方形状の上面部３５と、上面
部３５の長手方向両側部に設けられた脚部３７とから成
る。両脚部３７の下端部の内側部には爪３９が形成され
、両脚部３７の上端部の外側には、シール４１が設けら
れている。

この連結部材１３は、分割部分Ｐ５と他の分割部分Ｐ２
．Ｐ４．Ｐ６．Ｐ８との辺同士の当接部に形成された溝
４３に嵌合される。溝４３は、第５図に示すように、分
割部分Ｐ５と、Ｐ２゜Ｐ４．Ｐ６．Ｐ８の床部３の当接
箇所に形成された段部４５から成り、段部４５の底から
床部３よりも低い高さまで立ち上った壁部４７同士が溝
３７の中央で当接するようになっている。壁部４７の上
端部の段部４５側には、折曲部４９が形成され、前述の
連結部材１３が溝４３に嵌合する際に、爪３９を保持す
る。又、段部４５の上端部の床部３との境界には、小段
部５１が形成され、連結部材１３のシール４１がピッタ
リと当接する。

こうして連結部材１３は、溝４３に嵌合させた時、床部
３と面一となり、分割部分Ｐ２．Ｐ４゜Ｐ６．Ｐ８と２
５との各当接部は完全にシールされる。

連結部材１５は、前述のように側面視鉤の手状を成して
いる点で、前述の連結部材１３とは異なっているものの
、側断面の構造及び効果は同様であるので、説明は省略
する。また、連結部材１５が嵌合する溝５３も床部３か
ら縁部５にかけて鉤の千秋に形成されている点で前述の
溝４３とは異なっているものの、側断面の構造は同様で
あるので説明は省略する。

洗濯機パン１の分割部分２１〜Ｐ９は、以上説明した連
結部材１１，１３．１５によって、全体が１つに統合さ
れると同時に、分割部分Ｐ１〜Ｐ９同士の当接部が床部
３と面一にシールされ、洗濯機パン１として機能できる
。

又、分割部分Ｐ１〜Ｐ９のうち、Ｐ２及びＰ８は、長手
方向の長さの異なるものを数種類用意し、Ｐ４及びＰ６
は短手方向の長さの異なるものを、Ｐ５は長手方向と短
手方向の両方が異なるものを夫々数種類ずつ用意してお
く。

これにより分割部材を適宜交換することにより、大きさ
の異なる洗濯機に対して、最適の大きさの洗濯機パンを
形成することができる。又、各分割部分は、連結部材に
よって簡単に連結することができる。

尚、本実施例では洗濯機パンについて説明したが、金魚
鉢や水槽などを載置するパンに、も適用することかでき
る。

（発明の効果）以上詳述したように本発明によれば、水を収納した容器
を載置する場合、その容器の大ぎさに合わせて最適の大
きさのパンを簡単に形成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗濯機パンの平面図、第２図は同側面
図、第３図は同斜視図、第４図は同じく分割状態を示す
平面図、第５図、第６図は連結部材の側断面図である。尚、図面で１は洗濯機パン、３は床部、５は縁部、９は
排水口、１１，１３．１５は連結部材、Ｐ１〜Ｐ９は洗
濯機パンの分割部分である。

Claims

【特許請求の範囲】排水口を備え水を収納した容器を載置する床部と、この
床部の外周部に立設された縁部とから成るパンにおいて
、前記パンを複数の部分に分割し、この分割部分の少なく
とも一部は交換可能に形成し、各分割部分同士の当接部
を連結部材でシールしたことを特徴とするパン。