JPH0310871Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310871Y2 JPH0310871Y2 JP1983159211U JP15921183U JPH0310871Y2 JP H0310871 Y2 JPH0310871 Y2 JP H0310871Y2 JP 1983159211 U JP1983159211 U JP 1983159211U JP 15921183 U JP15921183 U JP 15921183U JP H0310871 Y2 JPH0310871 Y2 JP H0310871Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- shaft
- braking
- cam member
- spool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 2
- 241000276420 Lophius piscatorius Species 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスピニングリールのスプール制動力調
節装置の改良に関する。
節装置の改良に関する。
従来、スプール制動力の調節手段としてドラグ
機構を筐体後部に設けることが知られているが、
従来方式は何れも筐体後端のスプール軸の延長軸
線上にダイヤル形状の摘手を突設して螺合回転操
作によつて調節しているため最小制動から最大制
動まで迅速に調節することができないと共に摘手
が他物に接触して調節位置が変位したり、衝撃を
受けて破損したりし、また摘手が直接制動部材を
押圧調節しているため大きな操作力を必要とする
等の欠陥があつた。
機構を筐体後部に設けることが知られているが、
従来方式は何れも筐体後端のスプール軸の延長軸
線上にダイヤル形状の摘手を突設して螺合回転操
作によつて調節しているため最小制動から最大制
動まで迅速に調節することができないと共に摘手
が他物に接触して調節位置が変位したり、衝撃を
受けて破損したりし、また摘手が直接制動部材を
押圧調節しているため大きな操作力を必要とする
等の欠陥があつた。
本考案はこれらの欠陥を改善して、調節操作を
迅速容易にできるようにしたもので、筐体後部
に、往復摺動するスプール軸後端部と一体的に回
動しかつこれを軸方向に摺動するように嵌挿した
制動筒を設け、該制動筒の外側に巻着した欠円状
制動帯の一端部を係止すると共に他端側部にカム
部材を当接し、前記カム部材を筐体後部上側に設
けた前後方向に一定角度回動自在に形成したドラ
グ操作レバーで回動自在としたことを要旨とする
ものである。
迅速容易にできるようにしたもので、筐体後部
に、往復摺動するスプール軸後端部と一体的に回
動しかつこれを軸方向に摺動するように嵌挿した
制動筒を設け、該制動筒の外側に巻着した欠円状
制動帯の一端部を係止すると共に他端側部にカム
部材を当接し、前記カム部材を筐体後部上側に設
けた前後方向に一定角度回動自在に形成したドラ
グ操作レバーで回動自在としたことを要旨とする
ものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、筐
体１の前部に回転自在に支承された回転軸筒２の
先端部にはローター３が固着されると共に内端部
に一体に形成されたピニオン４が筐体１に左右変
換自在支承されたハンドル軸５の駆動歯車６と噛
合し、ハンドル７の回動作用によりローター３を
回動して釣糸をベルアーム８でスプール９に捲着
できるように構成されている。
体１の前部に回転自在に支承された回転軸筒２の
先端部にはローター３が固着されると共に内端部
に一体に形成されたピニオン４が筐体１に左右変
換自在支承されたハンドル軸５の駆動歯車６と噛
合し、ハンドル７の回動作用によりローター３を
回動して釣糸をベルアーム８でスプール９に捲着
できるように構成されている。
前記スプール９を先端に固着したスプール軸１
０は、前記回転軸筒２を嵌挿して筐体１後部に形
成した支承部１１まで延設されると共に支承部１
１前部のスプール軸１０には長溝１２を有する摺
動子１３が固着されている。
０は、前記回転軸筒２を嵌挿して筐体１後部に形
成した支承部１１まで延設されると共に支承部１
１前部のスプール軸１０には長溝１２を有する摺
動子１３が固着されている。
一方前記ハンドル軸５に固着されたオシレーテ
イングピニオン１４に噛合するオシレーテイング
ギヤ１５には偏心ピン１６が突設され、該偏心ピ
ン１６が前記摺動子１３の長溝１２に嵌合してお
り、ハンドル軸５の回動作用によりスプール軸１
０を前後に往復摺動するように形成されている。
イングピニオン１４に噛合するオシレーテイング
ギヤ１５には偏心ピン１６が突設され、該偏心ピ
ン１６が前記摺動子１３の長溝１２に嵌合してお
り、ハンドル軸５の回動作用によりスプール軸１
０を前後に往復摺動するように形成されている。
前記スプール軸１０の後端部には欠円軸部１
０′が形成され該欠円軸部１０′は、筐体１の支承
部１１に回動自在に支承されると共に支承部１１
の後部には前記欠円軸部１０′が軸方向のみ摺動
自在で一体的に回動するように嵌挿した制動筒１
７が設けられており、更に該制動筒１７の外周面
には一端を筐体１に調整螺子１８で調節自在に係
止された欠円状制動帯１９が巻着されている。
０′が形成され該欠円軸部１０′は、筐体１の支承
部１１に回動自在に支承されると共に支承部１１
の後部には前記欠円軸部１０′が軸方向のみ摺動
自在で一体的に回動するように嵌挿した制動筒１
７が設けられており、更に該制動筒１７の外周面
には一端を筐体１に調整螺子１８で調節自在に係
止された欠円状制動帯１９が巻着されている。
また筐体１の後部上側には操作軸２０が軸着さ
れ、該操作軸２０にはドラグ操作レバー２１と前
記欠円状制動帯１９の自由端外側部に当接するカ
ム部材２２が設けられており、ドラグ操作レバー
２１を前後に一定角度回動することによりカム部
材２２で欠円状制動帯１９の自由端を押圧し制動
筒１７に対する圧接度を強弱自在に調節できるよ
うに構成されている。
れ、該操作軸２０にはドラグ操作レバー２１と前
記欠円状制動帯１９の自由端外側部に当接するカ
ム部材２２が設けられており、ドラグ操作レバー
２１を前後に一定角度回動することによりカム部
材２２で欠円状制動帯１９の自由端を押圧し制動
筒１７に対する圧接度を強弱自在に調節できるよ
うに構成されている。
前記ドラグ操作レバー２１前部の筐体上部中央
にはローター逆転止め摘み２３が軸着され、該摘
み２３の下端部に形成したカム２４は筐体１に軸
支されてバネ２５で反時計廻り方向に附勢される
作動杆２６に係合すると共に該作動杆２６の先端
は筐体１の前面に軸着されかつ回転軸筒２に固着
した逆転防止爪車２７に係合自在な係止爪２８と
係合自在に形成され、また係止爪２８の軸着部内
側の突起部２８′には回転軸筒２に捲着したスプ
リング杆２９の一端が係合しており、前記摘み２
３を操作することによりローター３の逆転を阻止
できるように構成されている。なお図中３０は摘
み２３を左右に振り分け附勢するデツトポイント
バネである。
にはローター逆転止め摘み２３が軸着され、該摘
み２３の下端部に形成したカム２４は筐体１に軸
支されてバネ２５で反時計廻り方向に附勢される
作動杆２６に係合すると共に該作動杆２６の先端
は筐体１の前面に軸着されかつ回転軸筒２に固着
した逆転防止爪車２７に係合自在な係止爪２８と
係合自在に形成され、また係止爪２８の軸着部内
側の突起部２８′には回転軸筒２に捲着したスプ
リング杆２９の一端が係合しており、前記摘み２
３を操作することによりローター３の逆転を阻止
できるように構成されている。なお図中３０は摘
み２３を左右に振り分け附勢するデツトポイント
バネである。
本考案実施例は上記のように構成されているか
ら、魚釣り操作中にスプールの制動力を調節する
場合には、ドラグ操作レバー２１を前方に回動す
るに従いカム部材２２による欠円状制動帯１９に
対する押圧力は増大しドラグ制動力は次第に大き
くなり反対に後方に回動すればドラグ制動力は次
第に小さくなるものであり、またドラグ操作レバ
ー２１の最大ドラグ制動力を調節するには調整螺
子１８の螺合を調整して行うものである。
ら、魚釣り操作中にスプールの制動力を調節する
場合には、ドラグ操作レバー２１を前方に回動す
るに従いカム部材２２による欠円状制動帯１９に
対する押圧力は増大しドラグ制動力は次第に大き
くなり反対に後方に回動すればドラグ制動力は次
第に小さくなるものであり、またドラグ操作レバ
ー２１の最大ドラグ制動力を調節するには調整螺
子１８の螺合を調整して行うものである。
本考案は筐体後部上側に設けたドラグ操作レバ
ーの前後方向の一定角度の回動操作により制動力
を最小から最大まで瞬時に調節できるようにした
ので、仕掛にかゝつた魚の張力に対応してスプー
ル制動力を迅速かつ自在に調節でき、魚釣り操作
を簡易にすると共に操作レバーの位置によつて釣
人はその制動量も容易に認識でき、しかも右手又
は左手の何れの手でも操作動作は同一であるため
右手ハンドル又は左手ハンドル何れのリールでも
容易に操作できる。
ーの前後方向の一定角度の回動操作により制動力
を最小から最大まで瞬時に調節できるようにした
ので、仕掛にかゝつた魚の張力に対応してスプー
ル制動力を迅速かつ自在に調節でき、魚釣り操作
を簡易にすると共に操作レバーの位置によつて釣
人はその制動量も容易に認識でき、しかも右手又
は左手の何れの手でも操作動作は同一であるため
右手ハンドル又は左手ハンドル何れのリールでも
容易に操作できる。
また本考案の制動部材は制動中筒とこれに巻着
する欠円状制動帯で構成され、欠円状の制動帯を
カム作用で緊締するため制動量を最大から最小に
直ちに切換えることができ、吐嗟のドラグ操作に
好適であると共に制動板重合方式に比し部品数も
少く構成も簡易であり、また操作レバーは筐体後
部上側位置にあたるため釣人の身体や、ボートの
舷側、岩、防波堤等に接触して調節位置が変位し
たり、破損したりすることがなく、極めて操作性
の良い優れた特徴を有するものである。
する欠円状制動帯で構成され、欠円状の制動帯を
カム作用で緊締するため制動量を最大から最小に
直ちに切換えることができ、吐嗟のドラグ操作に
好適であると共に制動板重合方式に比し部品数も
少く構成も簡易であり、また操作レバーは筐体後
部上側位置にあたるため釣人の身体や、ボートの
舷側、岩、防波堤等に接触して調節位置が変位し
たり、破損したりすることがなく、極めて操作性
の良い優れた特徴を有するものである。
第１図は本考案の一部切欠正面図、第２図は同
縦断側面図、第３図は同一部切欠平面図である。 １……筐体、７……ハンドル、１０……スプー
ル軸、１７……制動筒、１９……欠円状制動帯、
２１……ドラグ操作レバー、２２……カム部材。
縦断側面図、第３図は同一部切欠平面図である。 １……筐体、７……ハンドル、１０……スプー
ル軸、１７……制動筒、１９……欠円状制動帯、
２１……ドラグ操作レバー、２２……カム部材。
Claims (1)
- 筐体後部に、往復摺動するスプール軸後端部と
一体的に回動しかつこれを軸方向に摺動するよう
に嵌挿した制動筒を設け、該制動筒の外側に巻着
した欠円状制動帯の一端部を係止すると共に他端
側部にカム部材を当接し、前記カム部材を筐体後
部上側に設けた前後方向に一定角度回動自在に形
成したドラグ操作レバーで回動自在としたスピニ
ングリールの制動力調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15921183U JPS6067078U (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | スピニングリ−ルの制動力調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15921183U JPS6067078U (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | スピニングリ−ルの制動力調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6067078U JPS6067078U (ja) | 1985-05-13 |
| JPH0310871Y2 true JPH0310871Y2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=30350538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15921183U Granted JPS6067078U (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | スピニングリ−ルの制動力調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6067078U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5124434A (en) * | 1974-08-23 | 1976-02-27 | Hitachi Ltd | Taiyonetsu karyokuheiyohatsudensochi |
-
1983
- 1983-10-14 JP JP15921183U patent/JPS6067078U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5124434A (en) * | 1974-08-23 | 1976-02-27 | Hitachi Ltd | Taiyonetsu karyokuheiyohatsudensochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6067078U (ja) | 1985-05-13 |
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