JPH03108075A - パターン画像処理装置 - Google Patents

パターン画像処理装置

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JPH03108075A
JPH03108075A JP1243318A JP24331889A JPH03108075A JP H03108075 A JPH03108075 A JP H03108075A JP 1243318 A JP1243318 A JP 1243318A JP 24331889 A JP24331889 A JP 24331889A JP H03108075 A JPH03108075 A JP H03108075A
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JP1243318A
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Masahiro Takeda
昌弘 竹田
Satoshi Uchida
智 内田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、たとえば指の画像情報を照合することによ
って入退出者を管理する入退出管理装置などに用いられ
るパターン画像処理装置に関する。
(従来の技術) 近年、個人の身体的特徴を利用して特定エリアへの入退
出の管理などを行う入退出管理装置としては、種々の認
証方式のものが開発されている。
この入退出管理装置の代表的なものとして、指紋照合装
置がある。この指紋照合装置の場合、入力された指の画
像情報と被照合用の特徴情報とで画素間のマツチングを
行うようにしている。すなわち、この指紋を利用した認
証の方法は、たとえば入力後に2値化された指紋画像(
指紋の特徴情報)とあらかじめ登録されている被照合用
の指紋画像との両画像の対応する画素間で排他的論理和
を計算し、対応する画素の一致/不一致度を判定するも
のである。
ところで、この種の指紋照合装置で問題となるのは、上
記両画像の対応する画素を見つけることである。一般に
、入力された指紋画像には再現性がなく、−回ごとの入
力で異なる画像が取り込まれる。また、指紋画像を入力
する際の指の置き方も毎回異なるため、入力画像上での
同一座標領域に指紋の同じ部分が対応している保証はな
い。したがって、指紋画像の移動し得る範囲内で比較す
る基準位置を変えながら、上記のマツチング処理を繰り
返さなければならない。
ここで、第12図を参照して、従来のマ・ソチング処理
について説明する。第12図(a)は、あらかじめ登録
されている登録画像(被照合用の特徴情報)を示すもの
である。この場合、たとえば512X512画素の領域
に人力された指画像のうち、指画像におおむね外接する
LxXLyの画素領域が登録されているものとする。ま
た、登録の開始点として、LxXLyの画素領域の左下
の点をS (S x o、  S y o)とする。
第12図(b)は、照合時に認証者によって入力された
指画像を示すもので、この入力画像は512X512画
素の領域に入力されたものである。
上記登録画像と入力画像とのマ・ノチング処理は、入力
画像上で、登録画像のLxXLyの領域を1画素ずつ移
動させながらの重ね合わせにより行われる。そして、そ
れぞれに対応する画素間の排他的論理和か計算され、こ
の計算結果より対応する画素の一致/不一致の度合が求
められる。このマツチング処理においては、登録画像を
人力画像の全領域(512X512画素)、に対して移
動させた場合、その処理が膨大なものとなる。そこで、
登録画像から求められる領域の開始点5(Sxo。
5yo)を中心に、X座標およびy座標について、人力
画像を入力する際に指の移動する可能性のある範囲±P
x、±pyにしたがって開始点Sを以下の如く変化させ
るようにしている。
5XO−PX≦X≦Sxo+Px   −= (1)S
yo−Py≦y≦Syo+Py   −(2)この範囲
は、入力画像を入力する際に指を置く指置き台に設けら
れる指ガイドなどの機械的な手段によって、入力時に指
の置く位置が変わる範囲を限定することによりあらかじ
め決定される値である。
しかしながら、X方向とy方向とに対してそれぞれ画像
の位置合わせを行うものにおいても、その結果により判
別される個人の認証の信頼性は低いものとなっていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、従来の装置においては、入力画像には
再現性がなく、毎回異なった画像が入力されるため、照
合の際に、比較される画像の一致度が悪い場合には、本
人であるにもかかわらず他人として排除されたり、逆に
、非常に良く似ている場合には、他人であるにもかかわ
らず本人として受は入れてしまうなど、照合の精度が悪
く、認証の信頼性が低いという欠点があった。
そこで、この発明は、照合の精度を向上させることが可
能となり、認証の信頼性を高めることができるパターン
画像処理装置を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明のパターン画像
処理装置にあっては、少なくとも、指紋と第1.第2関
節部とを含む指の画像情報を入力する入力手段と、この
入力手段で入力された指の画像情報から前記指紋の特徴
情報を抽出する抽出手段と、この抽出手段で抽出された
指紋の特徴情報を、あらかじめ登録されている指紋の被
照合用特徴情報と比較する第1の比較手段と、前記入力
手段で入力された指の画像情報を指の長手方向と直交す
る方向に加算して指の特徴情報を算出する算出手段と、
この算出手段で算出された指の特徴情報を、あらかじめ
登録されている指の被照合用特徴情報と比較する第2の
比較手段とを具備し、前記第1の比較手段による比較結
果と前記第2の比較手段による比較結果との両方を用い
て個人の認証を行うよう構成されている。
(作用) この発明は、上記した手段により、指紋の特徴情報と指
の特徴情報とを用いて照合を行うようにしているため、
認証のための判定材料(情報量)を多くすることができ
るものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、この発明のパターン画像処理装置として、た
とえば入退出管理装置を例に示すものである。
第1図において、指置き台としてのプリズム11の近傍
には、プリズム110表面(指置き面)に光を照射する
光源12が設けられているとともに、プリズム11の表
面に置かれた指Fからの反射光を受光し、少なくとも指
紋と第1.第2関節部とを含む指の画像情報を撮像する
たとえばテレビカメラ13が設けられている。この場合
、光源12からの光は、指Fとプリズム11との接触。
非接触の違いにより、指紋などの四部においては全反射
され、それ以外の凸部においては拡散される。したがっ
て、指Fの凸部において拡散される光の一部を反射光と
して受光することにより指の画像情報が撮像できる。こ
のカメラ13から出力される指の画像情報は、A/D 
(アナログ/ディジタル)変換回路14に供給される。
このA/D変換回路14に供給された指の画像f1報は
、たとえば512X512画素、8ビット/画素のディ
ジタルの画像情報に変換される。このA/D変換回路1
4より出力される指画像は、制御部15に供給される。
この制御部15は、装置全体の制御を行うものである。
この制御部15には、ICカード18との間で情報の授
受を行う読取書込装置19が接続されている。上記IC
カード18はメモリを有し、各種の情報、および登録画
像としての認証者本人の指Fの2値画像(指紋の被照合
用特徴情報)と指の被照合用特徴情報(指Fの長手方向
と直交する方向に画素値を加算した1次元の加算信号)
とが記憶されるようになっている。
また、上記制御部15には、照合時に上記A/D変換回
路14から供給される指画像から指の特徴情報(加算信
号)を算出する指の特徴抽出部16、同じく指紋の特徴
情報(入力画像)を抽出する指紋の特徴抽出部17、こ
の指紋の特徴抽出部17で求めた指紋の特徴情報と前記
ICカード18に記憶されている指紋の被照合用特徴情
報とを比較する指紋の特徴比較部(第1の比較手段)2
0、上記指の特徴抽出部16で求めた指の特徴情報と前
記ICカード18に記憶されている指の被照合用特徴情
報とを比較する指の特徴比較部(第2の比較手段)21
などが接続されている。
第2図は、指紋の特徴抽出部17の構成を示すものであ
る。この指紋の特徴抽出部17は、たとえば上記A/D
変換回路14から供給される指画像が格納される第1の
画像メモリ17a1この画像メモリ17aに格納された
指画像から指紋の特徴情報および加算信号を抽出する指
紋の特徴抽出回路17b1この指紋の特徴抽出回路17
bにより抽出される加算信号が一時的に格納されるメモ
リ17c1上記指紋の特徴抽出回路17bにより抽出さ
れる指紋の特徴情報が格納される第2の画像メモリ17
dによって構成されている。
第3図は、指の特徴抽出部16の構成を示すものである
。この指の特徴抽出部16は、たとえば上記A/D変換
回路14から供給される指画像が格納される画像メモリ
16a1この画像メモリ16aに格納された指画像から
指の特徴情報を抽出する指の特徴抽出回路16b、この
指の特徴抽出回路16bにより抽出される指の特徴情報
が一時的に格納されるメモリ16cによって構成されて
いる。
次に、上記の構成における動作について説明する。
まず、第4図を参照して、指紋の特徴情報を登録する際
の手順について説明する。すなわち、プリズム11の表
面に当接された指Fに光源12からの光が照射されると
、この光は指Fの表面で全反射あるいは拡散されて指紋
および第1.第2関節部に応じた濃度分布が生じる。こ
の濃度分布はカメラ13によって撮像され、A/D変換
回路14においてディジタル信号に変換される。これに
より、512X512画素、8ビット/画索により、少
なくとも指紋と第1.第2関節部を含む指画像1z  
(x、y)の人力が行われる(ステップ5TI)、ただ
し、上記Xは0≦X≦511、yは0≦y≦511であ
る。
上記多値に量子化された指Fの画像情報(指画像11 
 (x、y))は、制御部15を介して指紋の特徴抽出
部17に送られ、その第1の画像メモリ17aに記憶さ
れる。
続いて、この第1の画像メモリ17aに記憶されている
指Fの画像情報11  (x、y)から加算信号J+ 
 (x)が指紋の特徴抽出回路17bにて算出される(
ステップ5T2)。すなわち、第1の画像メモリ17a
に記憶されている指Fの画像情報!、(x、y)が、た
とえば第5図(a)に512X512で示す画素領域に
取り込まれたものとすると、その画像情報1+  (x
、y)が指Fの長手方向に沿って1ラインずつ読み出さ
れ、各画素の値が指Fの長手方向と直交する方向に加算
される。この結果、第5図(b)に示す如く、512個
の要素をもつ1次元の加算信号J1 (x)(0≦X≦
511)が算出される(ステップ5T2)。
上記により、指紋の特徴抽出回路17bにて求められた
加算信号Jl  (X)は、メモリ17cに3己憶され
る。
こうして加算信号J1 (x)が求められると、次ぎに
上記第1の画像メモリ17aに記憶されている指Fの画
像情報Il (x、y)が再び読み出され、指紋の特徴
抽出回路17bにて2値化されることにより指紋の特徴
情報IB、(x、y)(0≦X≦511.0≦y≦51
1)が生成される(ステップ5T3)。
これにより、指紋の特徴抽出回路17bにて求められた
指紋の特徴情報IBI  (x、y)は、第2の画像メ
モリ17dに記憶される。
このようにして、加算信号Jl  (X)と指紋の特徴
情報’ Bl  (XI  y)とが求められると、上
記加算信号J1 (x)と指紋の特徴情報IB。
(x、y)は、x、yについて次ぎの範囲を登録の領域
として読取書込装置19を介してICカード18のメモ
リに記憶される(ステップ5T4)。
Sxo≦X≦Sxo+Lx−1 Syo≦y≦Syo+Ly−1 この結果、第5図(a)にLxXLyで示す画素領域の
画像情報11 (x、y)に対応する指紋の特徴情報I
B、(x、V)、および第5図(b)にLxで示す範囲
の加算信号Jl  (X)が指紋の被照合用特徴情報と
して登録されることになる。
第6図は、指紋の特徴情報の照合にかかる処理の手順を
示すフローチャートである。
この照合処理において、ステップ5T11〜ステツプ5
T13は、上述した登録の処理におけるステップSTI
〜ステップST3と同様である。すなわち、照合時に認
証者により、512X512画素、8ビット/画素で入
力された少なくとも指紋と第1.第2関節部を含む指画
像を、12  (X、y)(0≦X≦511.0≦y≦
511)とする(ステップ5TII)。また、指紋の特
徴抽出回路17bにて、画像情報l2(x、y)から算
出された加算信号を、J2  (X)(0≦X≦511
)とする(ステップ5T12)。
同じく、上記画像情報12  (x、y)から生成され
た指紋の特徴情報を、IB2  (X、)’)(0≦X
≦511,0≦y≦511)とする(ステップ5T13
)。
このようにして求められた加算信号J2  (X)はメ
モリ17cに、また指紋の特徴情報IB2(X、Y)は
第2の画像メモリ17dにそれぞれ記憶されている。
一方、指紋の特徴比較部20には、読取書込装置19を
介してICカード18のメモリより指紋の被照合用特徴
情報IBI  (X、Y)、および加算信号It  (
x)が読み出されている。
この状態において、まず指紋の特徴抽出部17のメモリ
17cに記憶されている加算信号J2(x)が指紋の特
徴比較部20に読み出され、この照合時に認証者により
入力された加算信号J2(x)があらかじめ認証者本人
により登録されている加算信号J1 (X)と比較され
る。これにより、画像のX方向の位置合わせ、つまり入
力画像(IB2  (X、V))と登録画像(I Bl
  (x。
y))とのX方向の位置°合わせが行われる。この比較
は、次に示すSの関数により行われる(ステップ5T1
4〜17)。
が行われる。ここでは、ICカード18のメモリより読
み出された登録画像としての指紋の被照合用特徴情報I
B、(X、V)と、前記指紋の特徴抽出部17の第2の
画像メモリ17dに格納されている入力画像としての指
紋の特徴情報IB2(x、y)とを、たとえばパターン
マツチングすることにより行われる(ステップ5T19
〜22)。
ただし、Sは−Px≦S≦Pxである。
こうして加算信号J+  (x)と加算信号J2(x)
との差の2乗和が求められると、続いて上記Sの関数W
J (S)を最小にするSの値Sxmが求められる(ス
テップ5T18)。これは、加算信号J+  (X)を
右にSxmの値だけシフトしたときに、加算信号J2 
 (X)と最も良く重なっていることを示すものである
このようにしてSの値Sxmが求められる、つまり登録
画像と入力画像とのX方向の位置合わせが終了されると
、次に画像のX方向の位置合わせ■IB2  (x+s
xm、y+syo+s))ただし、Sは−py≦S≦P
y、演算■は排他的論理和を示す。
続いて、上記の指紋の被照合用特徴情報IB。
(x、y)と指紋の特徴情報IB2  (X、’/)と
の排他的論理和Wl (S)を最小にするSの値Sym
が求められる(ステップ5T2B)。この排他的論理和
Wl  (S)を最小にするSの値Symが、指紋の被
照合用特徴情報IB1 (x。
y)と指紋の特徴情報IB2  (X、Y)との−成度
を示すパラメータとなっている。
この排他的論理和WI (S)を最小にするSの値Sy
mは、あらかじめ定められたしきい値THと比較される
(ステップ5T24)。この比較により、上記Sの値S
ymがしきい値THよりも小さい場合(Wl(Sym)
≦TH)には、「本人」と仮判定される(ステップ5T
25)。また、Sの値Symがしきい値THよりも大き
い場合(Wl (Sym)>TH)には、「他人」と仮
判定される(ステップ5T26)。
以上のようにして、指紋画像の比較による照合が終了さ
れると、次に、少なくとも指紋と第1゜第2関節部とを
含む指画像を、指Fの長手方向と直交する方向に各画素
値を加算することによって得られる指の特徴情報(1次
元の加算信号)を用いての照合が行われる。
まず、第7図を参照して、指の特徴情報の登録の手順に
ついて説明する。すなわち、上記のようにして、A/D
変換回路14から出力される512X512画素、8ビ
ット/画素の多値に量子化された少なくとも指紋と第1
.第2関節部とを含む指画像は、制御部15を介して指
の特徴抽出部16に供給され、そこの画像メモリ16a
に記憶される(ステップ5T31〜33)。続いて、指
の特徴抽出回路16bにて、この画像メモリ16 a 
l、:記憶されている指画像から指の特徴情報が抽出さ
れる(ステップ5T34)。
この場合、画像メモリ16aに記憶されている指画像が
、たとえば第8図(a)に示すものとすると、この指画
像の長手方向と直交する方向に画素値が加算される。こ
れにより、第8図(b)に示す如く、要素数512個か
らなる1次元配列の加算信号(指の特徴情報PI  (
i)(i−0〜511))が求められる。この求められ
た指の特徴情報P1 (i)は、メモリ16cに一時的
に格納される。
そして、この指の特徴情報P+  (i)が読取書込装
置19を介してICカード18のメモリに記憶されるこ
とにより、指の被照合用特徴情報として登録されること
になる(ステップ5T35)。
ここでは、指Fの長手方向についての画素値の変化が、
指Fの特徴を示す個人の特徴パラメータとなっている。
上記のようにして、個人の指の特徴情報がICカード1
8に登録されている状態において、指の特徴情報を照合
する場合について、第9図を参照して説明する。
この照合動作において、ステップ5T41〜44は前記
登録動作におけるステップST31〜34と同様である
第10図(a)は、照合時に指の特徴抽出部16の画像
メモリ16aに記憶された多値の指画像を示すものであ
り、同図(b)は、指の特徴抽出回路16bによってこ
の指画像から生成された指の特徴情報P2  (j)(
j−0〜511)を示すものである。この指の特徴情報
P2  (j)は、メモリ16cに格納されている。
一方、指の特徴比較部21には、ICカード18のメモ
リより指の被照合用特徴情報P1 (i)が読み出され
ている。
この状態において、上記指の特徴抽出部16のメモリ1
6 、cに格納されている指の特徴情報P2(j)が制
御部15を介して指の特徴比較部21に読み出され、こ
れにより照合時に認証者によって入力された指画像に対
応する指の特徴情報P2(j)と、ICカード18のメ
モリにあらかじめ認証前本人により登録されている指の
被照合用特徴情報P+  (i)とが照合される(ステ
ップ5T45)。この照合動作は、第8図(b)に示す
如く、指の被照合用特徴情報P+  (i)の両端部を
除去した、 il≦i≦12 (11,12=0〜511、il<i2)の範囲の情報
と、第10図(b)に示す、指の特徴情報P2  (j
)における11≦i≦12の範囲の情報との類似度を算
出し、この動作を指の特徴情報P2  (j)に対して
1画素ずつずらして指の特徴情報P2  (j)の全範
囲について行い、類似度が一定値に達している部分が存
在するか否かにより判断される。
第11図は、この照合動作を示すものである。
まず、ポインタjs、j、iおよび記憶エリアM、Sが
初期設定される(ステップST51.52)。ここで、
Mは後述するしきい値Tに比べて十分大きな値に設定さ
れる。続いて、範囲11〜12における指の被照合用特
徴情報P+  (i)と指の特徴情報P2  (j)と
の評価関数が、特徴情報の1要素ずつ計算され、この評
価関数の総和が記憶エリアSに記憶される(ステップ5
T53〜55)。
範囲11〜12内の全評価関数を計算した状態において
、この評価関数の値が記憶エリアMの内容より小さい場
合、記憶エリアMの内容が計算された評価関数の総和に
書き換えられる(ステップ5T56.57)。
この後、上記動作が指の特徴情報P2  (j)の全範
囲について終了したか否かが判断され(ステップ5T5
8.59)、終了していない場合には、前記ステップ5
752〜59に示す動作が繰り返される。また、終了し
た場合には、記憶エリアMの内容と所定のしきい値Tと
が比較される(ステップ5T60)。
記憶エリアMには全評価関数の最小値が記憶されており
、この最小値が所定のしきい値T以下である場合は、I
Cカードに18に登録されている指の被照合用特徴情報
と、照合時に入力された指の特徴情報とが一致している
ものと判別され、「本人」と仮判定される(ステップS
T61)。
また、しきい値Tより大きい場合は不一致と判別され、
「他人」と仮判定される(ステップ5T62)。
以上のようにして、1次元の加算信号の比較による照合
が終了されると、これら2つの照合による判定の結果に
より最終的な判定が行われる(ステップS T46)。
すなわち、指紋の特徴情報の比較による照合により「本
人」と仮判定され、かつ指の特徴情報の比較による照合
により「本人」と仮判定された場合にのみ、「本人」と
認証され、それ以外は「他人゛」と認証される。そして
、この結果にしたがって各種の管理、たとえば「本人」
と認証された場合には入退出が許可され、「他人」と認
証された場合には入退出が拒絶されるなどの管理が実施
される。
なお、厳しいチエツクを必要としない入退室管理を目的
とする場合には、むしろ通過性を良くするために、たと
えば指紋画像または加算信号の比較による照合のどちら
か一方で「本人」と仮判定された場合に、「本人」と認
証し、それ以外では「他人」と認証するようにしても良
い。また、これら以外の条件により、本人/他人を認証
することも可能である。
上記したように、指紋画像と指画像の加算信号とを用い
て照合を行うことにより、認証のための判定材料(情報
量)を多くするようにしている。
すなわち、認証者がICカードを所有する本人か否かの
判定を、指紋の特徴情報による照合の結果と指の特徴情
報による照合の結果とを用いて行うようにしている。こ
れにより、指紋画像のみを判定の材料とする従来に比べ
、より多くの情報を使用しての認証が可能となる。した
がって、本人であるにもかかわらず他人として排除され
たり、他人を誤って本人として受は入れるなどのエラー
を軽減することができるものである。
なお、上記実施例においては、指紋画像の照合にはパタ
ーンマツチングにより画像のy方向の位置合わせを行う
場合を例に説明したが、これに限らず、たとえばマニュ
ーシャを用いるものや、方向データなどの指紋の特徴を
用いるものにも適用できる。
また、本人/他人の最終的な判定を行う場合、判別関数
を用いて指紋画像の照合による結果と加算信号の照合に
よる結果とを統合して判定するようにしても良い。
さらに、指紋の特徴抽出部と指の特徴抽出部とに、それ
ぞれメモリと画像メモリとを設けるようにしたが、これ
らを共有するよう構成することも可能である。
同様に、指紋画像の位置合わせに用いる加算信号を指の
特徴情報として兼用するようにしても良い。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変型実施可能なことは勿論である。
[発明の効果コ 以上、詳述したようにこの発明によれば、判定の材料を
より多く使用するようにしているため、照合の精度を向
上させることが可能となり、認証の信頼性を高めること
ができるパターン画像処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す入退室管理装置の構
成図、第2図は指紋の特徴抽出部の構成を示すブロック
図、第3図は指の特徴抽出部の構成を示すブロック図、
第4図は指紋の特徴情報を登録する際の手順について説
明するために示すフローチャート、第5図は同じく登録
にかかる動作を説明するために示す図、第6図は指紋の
特徴情報を照合する際の手順について説明するために示
すフローチャート、第7図は指の特徴情報を登録する際
の手順について説明するために示すフローチャート、第
8図は同じく登録にかかる動作を説明するために示す図
、第9図は指の特徴情報を照合する際の手順について説
明するために示すフローチャート、第10図は同じく照
合にかかる動作を説明するために示す図、第11図は同
じく照合にかかる動作を、説明するために示すフローチ
ャートであり、第12図は従来技術とその問題点を説明
するために示す図である。 11・・・プリズム、12・・・光源、13・・・テレ
ビカメラ、15・・・制御部、16・・・指の特徴抽出
部(算出手段)、17・・・指紋の特徴抽出部(抽出手
段)、18・・・ICカード、20・・・指紋の特徴比
較部(第1の比較手段)、21・・・指の特徴比較部(
第2の比較手段)、F・・・指。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも、指紋と第1、第2関節部とを含む指の画像
    情報を入力する入力手段と、 この入力手段で入力された指の画像情報から前記指紋の
    特徴情報を抽出する抽出手段と、この抽出手段で抽出さ
    れた指紋の特徴情報を、あらかじめ登録されている指紋
    の被照合用特徴情報と比較する第1の比較手段と、 前記入力手段で入力された指の画像情報を指の長手方向
    と直交する方向に加算して指の特徴情報を算出する算出
    手段と、 この算出手段で算出された指の特徴情報を、あらかじめ
    登録されている指の被照合用特徴情報と比較する第2の
    比較手段とを具備し、 前記第1の比較手段による比較結果と前記第2の比較手
    段による比較結果との両方を用いて個人の認証を行うこ
    とを特徴とするパターン画像処理装置。
JP1243318A 1989-09-21 1989-09-21 パターン画像処理装置 Pending JPH03108075A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546742A (ja) * 1991-08-19 1993-02-26 Fujitsu Ltd 指紋照合装置
EP0773508A2 (en) 1995-11-08 1997-05-14 Nec Corporation Apparatus for extracting fingerprint features
KR20030040825A (ko) * 2001-11-16 2003-05-23 에버미디어 주식회사 적응 이진화와 특징점 보정을 통한 지문인식 성능 향상 방법

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