JPH0310740Y2 - - Google Patents

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JPH0310740Y2
JPH0310740Y2 JP9697887U JP9697887U JPH0310740Y2 JP H0310740 Y2 JPH0310740 Y2 JP H0310740Y2 JP 9697887 U JP9697887 U JP 9697887U JP 9697887 U JP9697887 U JP 9697887U JP H0310740 Y2 JPH0310740 Y2 JP H0310740Y2
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JP
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support
container
protrusion
rib
dental bur
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JP9697887U
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JPS64917U (ja
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は歯科用バーを使用直前まで滅菌、消毒
出来、又、バーの保管収納と使用位置へのセツト
が簡単な歯科用バーのスタンドに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来の歯科用バーのスタンドは、上面にバーの
基端を嵌めてバーを立てて支持する複数の支持穴
を開設しており、患者一人の治療毎に予め滅菌、
消毒したバーと交換される。
(解決しようとする問題点) 近時、血液や唾液を介して移る伝染病が注目さ
れる様になり、歯科治療に於いても、以前にも増
して治療用バーの消毒の徹底が叫ばれ、励行され
ている。
従来の歯科用バーのスタンドは、前記の様にバ
ーを立てて支持する機能を有すのみで消毒の機能
はなかつた。
(問題点を解決する為の手段) 本考案は、歯科用バーのスタンドに消毒機能を
付与することによつて、使用直前までバーの消毒
を行なうことが出来、患者が安心して治療を受け
られる歯科用バーのスタンドを明らかにするもの
である。
本考案の歯科用バーのスタンドは、上面が開口
した円形の容器1の上縁に複数のフランジ片11
を内向きに突設し、容器1の内周面にはフランジ
片11の間に位置し、上端がフランジ片11より
低い離れた位置にあり下端が容器1の底面に達す
るガイド突条12を容器1の周方向に複数突設す
る。
容器1内には吊上げ杆3を具えた円形の支持体
3をガイド突条12に沿つて軸方向に摺動可能に
配備し、該支持体3の外周部には前記突条12が
摺動可能に嵌まりフランジ片11より広い幅の凹
み部35を形成すると共に上面に歯科用バー4の
基端を嵌める支持穴32を開設する。
支持体3の下面には凹み部35の間にてリブ3
6を突設し、凹み部35の片側のリブ36の下縁
は同じ方向に向かつて低く傾斜しており、前記容
器1のフランジ片11と突条12との間で、支持
体3が回転し、支持体3のリブ36を突条12上
面に支持して支持体3を高位置に保持し、又は支
持体3の凹み部35にガイド突条12を嵌めて支
持体3を下降させることを特徴とする。
(作用) 容器1内には、殺菌又は洗浄用の消毒液5を容
れておく。
使用時は第1図の如く、支持体3を引き上げて
少し回し、リブ36を容器1のガイド突条12の
上端に載せて、液面の上方にて支持体3を保持す
る。
支持体3の各支持穴32には、各種バー4の基
端を嵌めて収容している。
使用後は第6図、第8図に矢印Aで示す如く、
吊上げ杆31を持つて支持体3が傾斜している方
向に支持体3を回す。
リブ36の下縁は容器1の突条12の上端面を
滑つて回転すると共に、リブ36の下面の傾斜に
対応し徐々に下がる。
支持体3の凹み部35がガイド突条12に対応
したとき、突条12が次のリブ36の低位側の端
部36aに当たり、支持体3の凹み部35に突条
12がスムーズに嵌まるから、吊上げ杆3を離す
と支持体3は突条12に案内されて下降し、支持
体3及びバー4は消毒液5中に沈む。
又、次の使用時は吊上げ杆3を掴んで支持体3
を消毒液5から引き上げる。このとき支持体3は
突条12に沿つて真つ直ぐ上昇して支持体3の凹
み部35が突条12から外れ、支持体3の上面に
容器1のフランジ片11が当たるから、支持体3
を引き上げる際に不意に支持体3が容器1から抜
け出ることはない。
支持体3がフランジ片11に当たつた状態で支
持体3を回すと、突条12の上に支持体3のリブ
36が載り、第1図の様に液面の上方に支持体3
を保持出来、消毒済みのバー4を使用出来る。
(本考案の特有の効果) 支持体3は、凹み部35の片側のリブ36下面
が同じ方向に向かつて低く傾斜しているから、支
持体3を消毒液5に浸けるために、容器1の突条
12の上端に支持体3を載せたまま該支持体3を
回したとき、リブ36の低位側端36aに突条1
2が当たり、支持体3の凹み部35と突条12の
嵌合位置決めが容易になる。
(実施例) 第1図は容器1の上端に支持体3をセツトした
状態、第2図はバー4を支持体3ごと容器1内の
消毒液5に浸けている状態を示している。
容器1は上面が開口した円筒体に形成され、上
縁に等間隔に4つの短いフランジ片11が内向き
に突設されている。
容器1の内面に周方向にフランジ片11と45゜
ずれた位置に軸方向に伸びる4本のガイド突条1
2が隆起して形成されている。
突条12の幅はフランジ片11の幅よりも少し
大である。
突条12の下端は容器1の底面に達し、上端は
水平であり、該上端とフランジ片11との高さ方
向の間隔は後記する支持体3が回転出来る位の余
裕がある。
突条12の上端面は、後述の如く支持体3の回
転方向の滑りを防止するために、密なるピツチに
て小さい溝条を施して凹凸面13を形成してい
る。
容器1の上面開口には容器1の台板を兼用する
円形の蓋2が嵌まつており、該蓋2は両面の外周
部に環状溝21,22を有し、第2図に示す如
く、蓋12の下面の環状溝21に容器1のフラン
ジ片11を含む上端を嵌め込んで蓋とし、第1図
の如く、蓋12の上面の環状溝22に容器1の下
面の外周縁14を嵌合して台板となす。
上記容器1に嵌まる円形の支持体3は、第5
図、第6図、第8図に示す如く、中央部に吊上げ
杆31が上向きに突設され、中央部から外周部に
低く傾斜し、消毒液から引き上げたときの液流れ
を容易にしている。
支持体3の上面にバー用の複数の支持穴32、
水切り用の貫通長孔34、その他の歯科器具の嵌
め穴37が開設され、支持穴32、嵌め穴37の
底面に水抜き孔33が開設されている。
支持体3の外周部に前記容器1の突条12が摺
動可能に嵌まる4つの凹み部35が等間隔に形成
され、支持体3の外周下面には隣合う凹み部3
5,35間にリブ36が下向きに突設されてい
る。
第6図に示す如く、凹み部35の片側のリブ3
6の下面は同じ方向に向かつて徐々に高く傾斜し
ている。
然して、容器1内に消毒液5を容れておく。
第1図の如く、支持体3のリブ36を容器1の
突条12の上端に載せて、液面の上方にて支持体
3を保持する。
突条13の上端面は滑止めの凹凸面13に形成
されているため、支持体3のリブ36が傾斜して
いても自然に支持体3が突条13上を滑つて回る
ことはない。
支持体3の各支持穴32にバー4の基端を嵌め
る。
第6図、第8図に矢印Aで示す如く、吊上げ杆
31を掴んで、支持体3のリブ36の下面が低く
傾斜している方向に支持体3を回転させる。
リブ36の下面は容器1の突条12の上端面を
滑つて回転すると共に、リブ36の下面の傾斜に
対応し徐々に下がる。
支持体3の凹み部35が突条12に対応したと
き、突条12が次のリブ36の低位側の端部に当
たつて支持体3の凹み部35に突条12がスムー
ズに嵌まる。
吊上げ杆3を離すと、支持体3は突条12に案
内されて下降し、支持体3及びバー4は消毒液中
に沈む。
使用時は吊上げ杆3を持つて支持体3を消毒液
5から引き上げる。このとき支持体3は突条12
に沿つて真つ直ぐ上昇して支持体3の凹み部35
が突条12から外れ、支持体3の上面に容器1の
フランジ片11が当たる。これによつて支持体3
を引き上げる際に、支持体3が容器1から不意に
抜け出ることはない。
支持体3がフランジ片11に当たつた状態で支
持体3を回転させると突条12の上に支持体3の
リブ36が載り、第1図の様に支持体3を液面の
上方に保持して、消毒済みのバー4を使用出来
る。
尚、第2図の如く、容器1中に歯科用バーを支
持体3にセツトし、これを容器1中に浸けた状態
で、容器1内に超音波発生器を設置することによ
つてバー4を直接に超音波洗浄することが出来
る。
本考案は上記実施例の構成に限定されることは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で
種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はスタンドにバーをセツトした状態の断
面図、第2図は消毒中のスタンドの断面図、第3
図は容器の斜面図、第4図は容器の平面図、第5
図は支持体の平面図、第6図は支持体の正面図、
第7図は支持体の第5図−線に沿う断面図、
第8図は支持体の斜面図である。 1……容器、11……フランジ片、3……支持
体、31……吊上げ杆、32……支持穴、36…
…リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面が開口した円形の容器1の上縁に複数の
    フランジ片11を内向きに突設し、容器1の内
    周面にはフランジ片11の間に位置し、上端が
    フランジ片11より低い離れた位置にあり下端
    が容器1の底面に達するガイド突条12を容器
    1の周方向に複数突設し、容器1内には吊上げ
    杆3を具えた円形の支持体3をガイド突条12
    に沿つて軸方向に摺動可能に配備し、該支持体
    3の外周部には前記突条12が摺動可能に嵌ま
    りフランジ片11より広い幅の凹み部35を形
    成すると共に上面に歯科用バー4の基端を嵌め
    る支持穴32を開設し、支持体3の下面には凹
    み部35の間にてリブ36を突設し、凹み部3
    5の片側のリブ36の下縁は同じ方向に向かつ
    て低く傾斜しており、前記容器1のフランジ片
    11と突条12との間で、支持体3が回転し、
    支持体3のリブ36を突条12上面に支持して
    支持体3を高位置に保持し、又は支持体3の凹
    み部35にガイド突条12を嵌めて支持体3を
    下降させることを特徴とする歯科用バーのスタ
    ンド。 支持穴32の底に水抜き孔33が貫通して開
    設されている実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の歯科用バーのスタンド。 支持体3の上面は中央部から外周側に低く傾
    斜している実用新案登録請求の範囲第1項又は
    第2項に記載の歯科用バーのスタンド。 ガイド突条12の上端面は支持体3のリブ3
    6に対する滑り止め用の凹凸面13に形成され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3
    項の何れかに記載の歯科用バーのスタンド。
JP9697887U 1987-06-24 1987-06-24 Expired JPH0310740Y2 (ja)

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JP9697887U JPH0310740Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JP9697887U JPH0310740Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JPS64917U JPS64917U (ja) 1989-01-06
JPH0310740Y2 true JPH0310740Y2 (ja) 1991-03-18

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JP5147298B2 (ja) * 2007-06-04 2013-02-20 株式会社松風 歯科技工用ポストスタンド

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JPS64917U (ja) 1989-01-06

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