JPH03107031A - 衛生洗浄装置の乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗浄水で洗浄後の人体局部を乾燥するために衛
生洗浄装置に搭載される乾燥装置に関するものである． 従来の技術 従来の衛生洗浄装置の一例について、第４図、第５図を
参照しながら説明する．第４図は衛生洗浄装置の設置状
況外観図である．便器５０上に衛生洗浄装置本体５１、
暖房便座５２を！！置する．５３は便蓋である．便器洗
浄水タンクであるロータンク５５と衛生洗浄装置本体５
ｌを給水ホース５４で接続し、洗浄水の供給をする．５
６はロータンク６へ水道水を供給する給水管である．５
７は衛生洗浄装置を操作するための操作パネルである。

第５図は衛生洗浄装置本体５ｌの内部構戒上面図である
．基本構成は本体７ｌ￥仮７２に各機能部品を配設し、
その上から本体外殻を構威する本体ケース７３を本体７
１７２に取り付けてなる。衛生洗浄装評本体５ｌ内には
人体局部を洗浄する洗浄装置、洗浄後の人体局部を乾燥
する乾燥装置、用便後のλ臭を除去する脱臭装置と、こ
れらの装置への給電・制御回路を有している． まず洗浄装置は、給水ホース５４からボンプモータ８０
により駆動される加圧ボンブ７０、貯湯形弐の熟交換器
７８、洗浄ノズル選択弁７７、洗浄ノズルユニット７６
、肛門洗浄ノズル７５、ビデ洗浄ノズル７４へと順に連
通ずる水回路で構威される．乾燥装霞は、送風路、送風
手段、と発熱手段からなる．風洞６３は底面が開放した
略カバー状であり、本体基仮７２の所定の位置に載置し
、本体基板７２と合わせて、略筒状送風路を形威する．
乾燥送風路は衛生洗浄装置本体５１の袖部略中央部に送
風路吸入口６０を有し、衛生洗浄装置本体５ｌの前面略
中央部に本体吹出口Ａ６１を有している．送風路吸入口
６０と本体吹出口Ａ６１は連通しており、その間の風路
は乾燥送風路外部との連通部はない．本体吹出口Ａ６１
の外周は本体ケース７３と当接している．また本体吹出
口Ａ６１には尿、清掃時のトイレ用洗剤その他の異物が
乾燥送風路内に侵入しないよう可動式の覆体６２があり
、通常は本体吹出口Ａ６１を閉塞している．また本体ケ
ース７３の背面部には本体吸入口Ａ５８、本体吸入口Ｂ
５９が配設されている．本体吸入口Ａ５８及び本体吸入
口Ｂ５９と送風路吸入口６０は衛生洗浄装置本体５１の
内部空間を介して違通している．送風手段は、送風路吸
入口６０の近傍外部に配設したモータＡの回転軸と送風
路吸入口６０の近傍内部に配設したシロッコファンＡを
送風路吸入口６０を介して連結してなる．発熱手段はヒ
ータ発熱線６６ａと保安器（図示せず）からなるヒ−９
ユニット６ＧをシロッコファンＡと本体吹出口Ａ６２の
間の乾燥送風路内部に配設してなる．乾燥操作を行なう
とシロノコファンＡ６４がモータＡ６５によって回転駆
動され送風路吸入口６０から吸入された空気が本体吹出
口Ａ６１方向に乾燥送風路内を通って送出される．また
モータＡ６５の駆動開始とほぼ同時にヒータユニント６
６へ給電が開始され、ｉ１Ｍ！４する空気がａｔ温に加
熱される．加熱された空気は温風となり本体吹出口Ａ６
１の覆体６２を風圧により押し開いて吹き出し、洗浄に
より水分が付着した局部に熱量を与え、乾燥を促進する
。またこのとき、シロッコファンＡにより送風路吸入口
６０から空気が吸入されるため、衛生洗浄装置本体５１
内部が大気圧にたいして負圧となり、本体吸入口Ａ５Ｂ
と送風路吸入口ＢＳ９から外気が吸入される．よって乾
燥用空気のながれば第５図の白矢印に示すような経路と
なっている。

脱臭装置は、脱臭送風路、送風手段、と脱臭手段からな
る．ｍ奥送風路は風洞６３と本体基板７２からなり、本
体基板７２の略中央前部に便器５０の便鉢内部に対して
開口するように設けた本体吸入口６７を有し、また本体
ケース７３の袖部に設けた本体吹出口８６Ｂと当接して
いる．本体吸入口Ｃ６７から本体吹出口８６８は脱臭送
風路を介して連通しており、その間は脱臭送風路外部と
のｉ！通路はない。よって衛生洗浄装置本体５ｌ内部空
間とは遮断される構戒となっている．なお風洞６３は乾
燥送風路と脱臭送風路の一部を一体に戒形しているが、
２つの送風路は互いに独立しており連通部はない．送風
手段は、本体吹出口８６Ｂの近傍に配設したシロッコフ
ァンＢ６９とモータＢ７０の回転軸を連結して構威する
。脱臭手段はシロノコファンＢ６９と本体吸入口Ｃ６７
の間の送風路内部に脱臭剤７１を配設してなる．シロッ
コファンＢ６９が回転すると、本体吸入口６７から便器
５０の便鉢内部の臭気を含んだ空気を吸引する．この空
気は脱臭剤７１により臭気を大部分吸着・除去され、本
体吹出口６８から排出される。

第５図中に脱臭装置作動時の空気の流れを黒矢印でしめ
す． また８０は電源部、８２は制御回路部である．発明が解
決しようとするｉｉａ しかしながら上記構或の衛生洗浄装置では以下の不都合
な点があった． 一般にトイレ室内は塵埃に加えてトイレットペーパの細
片などの異物がｊｆ＃　ｍしがちであり、また尿・便に
よるアンモニア、硫化水素ガスおよびトイレ洗剤等によ
り塩素系ガスが発生することがある．これらの腐食性ガ
スを脱臭装置により完全に除去するのは困難であり、常
にトイレ室内に残留するものである． 乾燥装置を使用した場合、本体背面に設けた本・体吸入
口Ａ５８、本体吸入口Ｂ５９から上記の異物・腐食性ガ
スが空気と共に吸入され、衛生洗浄装置５ｌ内部空間を
通過後、送風路吸入口６０に至る。このため経年的にト
イレ室内の異物、腐食性ガスなどが衛生洗浄装置本体５
０内に堆積・進入するために、電装部分の絶縁低下・導
通不良または機能部品の動作不良などのトラブルを誘起
する懸念があった．脱臭装置が作動した場合は、風路横
威上、衛生洗浄装置本体内には流入空気が漏洩しないた
め上記問題は生じない。また本体吸入口Ａ５８、本体吸
入口Ｂ５９と送風路吸入口６０が離れているため流入空
気が送風路吸入口６０にいたるまでには、本体内の機能
部品等が流れに対し抵抗となり送風効率の低下を招く要
因となっていた． 課題を解決するための手段 そこで本発明は上記課題を解決するため、衛生洗浄装置
の乾燥装置として本体吸入口と、本体吹出口と送風路を
備え、送風路内部に送風手段と発熱手段とを配設し、本
体吸入口と本体吹出口は通風路を介して連通し、送風路
の端部と本体吸入口は密接に当接する構成とするもので
ある．作用 本発明は上記構戒により、本体吸入口と送風路が密接に
当接し、衛生洗浄装置本体内部空間と遮断されているた
め、乾燥装置を使用しても、トイレ室内の塵、腐食性ガ
スなどが、衛生洗浄装置本体内に堆積・侵入することが
なく電装部品のおよび機能部品の劣化を防止することが
できる．実施例 以下、本発明の一実施例について第１図、第２図、第３
図を参照しながら説明する． 第２図は衛生洗浄装置の設置状況外観図である．便器１
上に衛生洗浄装置本体２、暖房便座３を載置ずる．１は
便蓋である。便器洗浄水タンクであるロータンク６と衛
生洗浄装置本体７を給水ホース５で接続し、洗浄水の供
給をする．７はロータンク６へ水道水を供給する給水管
である．８は衛生洗浄装置を操作するための操作パネル
である．第３図は衛生洗浄装置本体２の内部横戒上面図
である。基本構成は本体基板９に各機能部品を配設し、
その上から本体外殻を構或する本体ケース１０を本体基
板９に取り付けてなる。衛生洗浄装置本体２内には、人
体局部を洗浄する洗浄装置、洗浄後の人体局部を乾燥す
る乾燥装置、用便後の異臭を除去する脱臭装置と、これ
らの装置への給電・制御回路を有している。以下各構或
と動作を説明する． まず洗浄装置は、給水ホース５からボンブモータ３０に
より駆動される加圧ボンブ２９、貯湯形式の熱交換器２
８、洗浄ノズル選択弁２５、洗浄ノズルユニット２４、
肛門洗浄ノズル２６、ビデ洗浄ノズル２７へと順に連通
ずる水回路で構戒される．第１図は第３図における矢視
Ａ−Ａ断面であり乾燥装置の側断面図である。乾燥装置
は、送風路、送風手段、と発熱手段からなる．風洞Ａ１
４は底面が開放した略カバー状であり、本体基板９の所
定の位置に載置し、本体基板９と合わせて、略筒状送風
路を形成する。本体ケースｌＯの背面略中央部には本体
吸入口Ａｌｌを有し、乾燥送風路端部である風洞Ａ１４
の端部および本体基板９の端部が本体吸入口１１Ａに対
し、本体ケース１０の内側からの密接に当接している．
本体吸入口Ａｌｌは水平方向にスット状の開口部を有し
、このとき吸入口１１Ａの開口部はすべて乾燥送風路内
部に対して連通ずる構威とする．また乾燥送風路は衛生
洗浄装置本体２の前面略中央部にもう一方の開口端部を
有し、本体吹出口１２Ａを形或する。本体吹出口Ａ１２
において風洞Ａ１４と本体ケースｌＯは密接に当接して
いる．本体吸入口Ａｌｌと本体吹出口Ａ１２は送風路を
介して連通しており本体吸入口ｌｌＡから本体吹出口Ａ
１２にいたる風路において送風路外部への連通部はない
．また本体吹出口Ａ１２には尿、清掃時のトイレ用洗剤
その他の５′！物が乾燥送風路内に侵入しないよう可動
式の覆体ｌ３があり、通常は本体吹出口Ａ１２を閉塞し
ている。送風手段は、本体吸入口Ａｌｌの近傍にモータ
ＡＩＧの回転軸に連結したブロベラファンｌ５を配設し
て構成する。発熱手段はヒータ発熱線１７ａと保安器（
図示せず）からなるヒータユニットｌ７をプロペラファ
ンＡ１５と本体吹出口Ａ１２の間の乾燥送風路内部に配
設してなる。

乾燥操作を行なうとプロペラファンＡ１５がモータＡ１
６によって回転駆動され本体吸入口Ａｌｌから吸入され
た空気が本体吹出口Ａ１２方向に乾燥送風路内を通って
送出される。またモータＡｌ６の駆動開始とほぼ同時に
ヒータユニッ｝１７へ給電が開始され、通遇する空気が
；ａ’ｔＨに加熱される．加熱された空気は温風となり
本体吹出口Ａ１２の覆体ｌ３を風圧により押し開いて吹
き出し、洗浄により水分が付着した局部に熱量を与え、
乾燥を促進する．またこのときの乾燥用空気のながれば
第１図および第３図の白矢印に示すような経路となって
いる．脱臭装置は、第５図に示すよう脱臭送風路、送風
手段、と脱臭手段からなる。脱臭送風路は風洞Ｂ２０と
本体基仮９から略筒状風路を構成する．本体基仮９の略
中央前部に便器５０の便鉢内部に対して開口するように
設けた本体吸入口８１Ｂを有し、また送風路端部は本体
ケース１０の背面に設けた本体吹出口Ｂ１９と当接して
いる．本体吸入口８１８から本体吹出口Ｂ１９は脱臭送
風路を介して連通しており、その間は脱臭送風路外部と
の連通部はない．よって衛生洗浄装置本体２内部空間と
は遮断される構或となっている。また送風装置は本体吹
出口Ｂ１９近傍にモータＢ２２の回転軸をプロペラファ
ンＢ２２を連結して配設し構戒する。脱臭手段はプロペ
ラファンＢ２１と本体吸入口８１８の間の送風路内部に
脱臭剤２３を配設してなる．プロペラファンＢ２２が回
転すると、本体吸入口１８から便器１の便鉢内部の臭気
を含んだ空気を吸引する．この空気は脱臭剤２３により
臭気を大部分吸着・除去され、本体吹出口１９から排出
される．第３図中に脱臭装置作動時の空気の流れを黒矢
印でしめす。

また３１は電源部、３２は制御回路部である。

つぎに本実施例における発明の効果を説明する．すなわ
ち、乾燥送風路端部を本体吸入口Ａｌｌに密接に当接さ
せ、衛生洗浄装置本体２の内部空間と遮断しているので
洗浄後、乾燥装置を作動させ、本体吸入口Ａｌｌから強
制的に空気が流入した場合でも、乾燥送風路内部を通過
するのみで、本体吹出口ＡＩ２に至るためトイレ室内の
腐食性ガス・塵埃が衛生洗浄装置本体２内の乾燥装置以
外の電装部品、機能部品に作用または堆積することがな
く、絶縁低下、導通不良、腐食劣化などのトラブルを防
止することができる。また乾燥装置を非使用時にあって
も、当然同様の効果を奏する。また脱臭装置が作動した
場合は従来例と同様、風路構或状流入空気が衛生洗浄装
置本体２内に漏洩しないため問題は生じない． さらに本体吸入口Ａｌｌから流入した空気が送風手段で
あるところの、ファン部まで他の機能部品により妨げら
れることなく速やかに導かれる為、送風効率が向上し、
十分な温風風量で人体局部を乾燥することができ快適な
使用感を得ることができる。

なお、実施例においては、本体吸入口Ａｌｌを衛生洗浄
装置本体２背面略中夫に設けたことにより、木体略中夫
の本体吹出口Ａ１２まで略直線状の送風路構或とするこ
とができ、空気が大きく回折することなく流れ、かつ本
体吸入口Ａｌｌと本体吹出口Ａ１２間距離を短くできる
ため上記送風効率の向上に寄与することができる。

さらに、上記構成により従来の技術に比べて送風路長さ
が短く、かつプロペラファンＡ１５直径をほぼ最大径と
する円筒状送風路内部に乾燥装置を構威する機能部品を
配設したことにより、乾燥装置の容積を従来より小さく
する事が可能となり、ひいては衛生洗浄装置本体全体を
コンパクトにまとめることが可能となり、−ａ家庭の限
られたトイレ室内空間に設置した場合掃除、保守が容易
になり、使いかってのよい衛生洗浄装置を提供すること
が可能となる． 発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明は送風路
端部を本体吸入口に密接に当接させ、衛生洗浄装置本体
の内部空間と遮断しているので、乾燥装置を作動させ、
本体吸入口から強制的に空気が流入した場合でも、送風
路内部を通過するのみで本体吹出口に至るためトイレ室
内の腐食性ガス・塵埃が衛生洗浄装置本体内の乾燥装置
以外の電装部品、機能部品に作用または堆積することが
な＜、ｉ＠縁低下、導通不良、腐食劣化などのトラブル
を防止することができ、安全かつ耐久信頼性の高い衛生
洗浄装置を提供することができる。さらに本体吸入口か
ら流入した空気が送風手段であるところの、ファン部ま
で他の機能部品により妨げられることなく速やかに導か
れるため、送風効率が向上し、十分な温風風量で人体局
部を乾燥することができ快適かつ効率のよい局部乾燥を
行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す乾燥装置の断面図、第
２図は同乾燥装置を有する衛生洗浄装置を便器上に設置
した外観斜視図、第３図は同衛生洗浄装置本体の内部構
或を示す断面図、第４図は従来の衛生洗浄装置を便器上
に設置した外観斜視図、第５図は同衛生洗浄装置本体の
内部ｔｌ或を示す断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体吸入口と、本体吹出口と、衛生洗浄装置本体に内接
   された送風路と、前記送風路内部に配設された送風手段
   と発熱手段とを有し、前記本体吸入口と本体吹出口は通
   風路を介して連通し、前記送風路の端部と本体吸入口は
   密接に当接している衛生洗浄装置の乾燥装置。