JPH03106271A - ビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオカメラにおけるバッテリーの補助電源的
な役割をする発電機に関する。

〔従来の技術〕

ビデオカメラには、小型化が要求される反面、長時間録
画が理想である。この２つの点は相反する事項である。

長時間の録画では、テープの増大及びバッテリーの大型
化が必要となり、ビデオカメラの重量が増大してしまう
．そこで、省エネルギータイプのモニタ等が考案されて
来たが、現状では大幅な電力の低減は、はかれない．又
、ビデオカメラを使用しない場合においても内蔵するバ
ッテリーは消耗してしまう。

使用中には，カメラに取付けた太陽電池から電力を補給
し、使用しないときは、キャリングケースの外側に設け
た太陽電池により充電が行なえるようにしたものはない
． 〔発明が解決しようとする課題〕 従来技術は、ビデオカメラ本体及びキャリングケースに
発電機を設けるという点についての配慮がされておらず
、長時間録画時のバッテリーあがりや容量の大きいバッ
テリーでは重量が重い等の問題があった。又、床に置い
た大形のバッテリーから電線により給電する方式は、ビ
デオカメラの使用者の行動半径が狭められてしまうとい
う問題がある。

本発明の目的は，ビデオカメラの長時間録画を達成する
と共に本体の重量を軽量化することにある。

本発明の他の目的は、ビデオカメラを使用しない状態に
おいても、バッテリーの自然放電によるバッテリー電圧
の低下がないように常に太陽電池により充電できるよう
にすることにある。

又、海外では交流の商用電源電圧がまちまちであるため
、バッテリーを充電するためには複数のＡＣアダプタを
必要としていた。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、太陽電池等の発電器や手動
発電機をビデオカメラ本体又は，キャリングケースの設
けたものである。

また、ビデオカメラ本体に太陽電池をただ取付けただけ
では、集光効率の問題から太陽電池と太陽のなす角度が
任意に変えられる機構を設けたものである． さらに、集光面積を増加できるように、積層した太陽電
池をスライド機構により面積の拡大ができるようにした
ものである． さらに、これらの太陽電池の集光効率を向上させるため
に、太陽電池表面にレンズを設けたものである。

〔作用〕

補助電源として働く太陽電池は、ビデオカメラ内に内蔵
するバッテリーに対して充電を行うように動作する．そ
れによって、バッテリーは充電され長時間使用できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第１０図により説明
する．第１図は、本発明の一実施例のビデオカメラを示
す．まず構或について説明する．ビデオカメラエには、
ファインダー３とレンズ２及びバッテリーを収納するバ
ッテリー入れ１０と太陽電池２０を取り付けた太陽電池
モジュールが設けられている。また、この太陽電池モジ
ュール１５は最大に面積を広ろげたときを示しているが
，通常（キャリングケース内に収めたとき）はスライド
機構と折りたたみ機構により太陽電池モジュール１５は
コンパクトにビデオカメラ本体の側面に収納されるよう
になっている．第２図にその様子を示す。第２図は、第
１図の正面図であり、構或要素は第１図と同じである。

又，ビデオカメラにはテープの取出口が必要であるが，
本発明では太陽電池モジュール１５を設けた反対側の側
面とした。また、この太陽電池モジュールは脱着可能で
ある。以上、第１図と第２図に示したビデオカメラ１に
設けた太陽電池のモジュール１５に配置される太陽電池
２０の動作は，ビデオカメラｌの本体に内蔵したバッテ
リに対して並列に接続される．これにより、バッテリー
は太陽電池２０により充電される。

現在太陽電池は、晴天時の発電能力は１１ｍＷ／ｄ程度
である。例えば、現在の市販されているビデオカメラの
消費電力は，１０ｗ弱であるので，太陽電池ですべての
電力を賄うためには、９００ｄの面積となる。つまり、
３０ｃｎＸ３０ｍの大きさである。例えば，単純に計算
すれば３　０　ｃｘ　Ｘ１５ａｍなら、バッテリーの寿
命は約２倍となると考えられる。又、ビデオカメラの大
きさから縦方向の寸法余裕は、１５（！Ｉ１程度なので
横方向には，６０ａｍ必要となる。又、この太陽電池を
ビデオカメラの左右に取付ければ、片側に３０ａａずつ
出た形となる。第３図に前述したことを示す．ビデオカ
メラの高さＨを例えばＬｏａｎとすれば片側にのびる太
陽電池の長さは３ｏｏなので３Ｈとなる。

ただし、このときの太陽電池の幅は、１．５　Ｈの１５
ｃｓで計算した。又．この例は太陽電池が上面の片側に
ある場合について述べたが，小形化するには太陽電池モ
ジュールの上下面を使用することも可能である．次にそ
の方式について説明する．第４図は第３図で示した太陽
電池モジュール１５の伸縮方向に直角な面の断面図を示
す．構成としては、太陽電池モジュール１５の上面と下
面に太陽電池２０が取付けられる．また、下面に取付け
た太陽電池の下には、ミラー２１が２枚ジョイントによ
り取付けられる．また、光を反射する鏡面２２はミラー
２１を折たたんだときに外側になるように配置すること
で第４図（ｂ），（Ｃ）に示すように広がり、太陽光線
２５を効率良く太陽電池２０へ導くことが可能となる．
このような第４図に示す太陽電池モジュール１５を用い
ることで、太陽電池モジュール１５の面積を約１／２に
することができる． 次に，キャリングケースに太陽電池を設けた例について
説明する．第５図はキャリングケース３０に太陽電池２
０をケースの上面に設けたものを示す．また、第６図に
キャリングケース３０のふたを開けたときの様子を示し
たもので、この場合には太陽電池２０は、第５図に示し
た上面のみならず内部にも設けた構成である。また、図
示しないが第５図に示したキャリングケース３０に設け
た太陽電池２０と同じものをキャリングケース３０の下
面になる底に設けることも可能である．このように多数
設けた太陽電池２０は、キャリングケースと３０内に納
めるビデオカメラ１とバッテリーをそれぞれ充電できる
ように充電用のケーブル（図示せず）及びバッテリーホ
ルダ３１が設けられている。よって，ビデオヵメラ１を
このキャリングケース３０内に納めておくだけで自然の
太陽光を受光してバッテリーは充電される。又，雨天時
や暗い部屋の中では十分な光が得られないのでキャリン
グケース３０に発電機を設けたものを第７図に示す。構
成としては、第６図に示したキャリングケース３０に，
この図では発電機３５と発電ハンドル３４を設けたもの
である。この発電機は手動でなくディーゼル発電機や風
力、地熱、原子力等の発電機でも同様な効果は得られる
。

次に、このキャリングケース３０を持運ぶときには、外
力からこの太陽電池２０の表面を保護する必要がある．
先に示したビデオカメラの場合には、太陽電池モジュー
ルとして折りたたんで機械的強度を向上させることが可
能であるが、キャリングケースの場合には第８図に示す
ような太陽電池保護シャッタ３３が有効であると考えら
れる。

この第８図では太陽電池保護シャッタ３３は，半分閉じ
たときを示しているが、実際に運ぶときには全閉したほ
うが良い． 次にビデオの撮影をする場合には、第９図に示すような
方法も可能である．第９図では、太陽電池２０を設けた
キャリングケース３０とビデオカメラｌとを電源ケーブ
ル４０により接続したものである。これにより、キャリ
ングケース３０で発電した電力はビデオカメラ１に送ら
れ長時間の撮影が可能となる。

第１Ｏ図は太陽電池２０の集光効率を考慮した場合につ
いて示す。構或は、ベース２３に太陽電池２０を表面に
取付けたもので、その上部に光を集光できるレンズ効果
のあるものを設けたものである６このようにすることで
太陽光．ｉ！２５を小さな太陽電池２０の面積で集光で
きることで光・電気の変換効率を向上させるこができる
。

本実施例によればビデオカメラ及びキャリングケースに
塔載した太陽電池の発電効果によりビデオの撮影時間の
拡大の効果がある． また、キャリングケース内に保存している間においても
自然光により充電できるためバッテリーの放電防止の効
果もある。

また，屋内においても発電機を内蔵したことで光がない
場所においても撮影時間の延長の効果がある． 〔発明の効果〕 本発明は，以上説明したように構成されているので以下
に記載されるような効果を奏する。

太陽電池をビデオカメラに配置することで、同じ時間の
撮影をする場合にはバッテリーが小形で軽にできる． キャリングケースに設けた太陽電池をシャッタを設けた
ことで保護できる。

さらに、太陽電池をモジュール化したことで収納時のコ
ンパクト化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のビデオカメラの立体図，第
２図及び第３図は本発明の一実施例のビデオカメラの正
面図，第４図は太陽電池モジュールの説明図、第５図か
ら第８図はキャリングケースの立体図、第９図はビデオ
カメラとキャリングケースの立体図，第１０図はレンズ
を設けた太陽電池の説明図である． ｌ・・・ビデオカメラ．２０・・・太陽電池、工５・・
・太陽電池モジュール、２１・・・ミラー、２２・・・
鏡面，３０・・・キャリングケース、３１・・・バッテ
リホルダ、３３・・・太陽電池保護シャッタ、３４・・
・発電ハンド第１図 第２図 ／Ｏ ／ 第３図 ／０ 第 ５ 図 第６図 ３０ 第４図 ｌｔ％ 第 ７ 図 ？ ３０ 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、二次電池を内蔵するＶＴＲ一体形カメラにおいて、
   太陽電池を設けたことを特徴とするビデオカメラ。 ２、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、太陽電
   池はビデオカメラの任意の面に１つ以上設けられると共
   に、太陽となす角度が任意に変化できることを特徴とす
   るビデオカメラ。 ３、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、太陽電
   池の発電する面は、スライド機構により面積を自由に変
   化させることができることを特徴とするビデオカメラ。 ４、二次電池を内蔵するＶＴＲ一体形カメラを収めるキ
   ャリングケースにおいて、太陽電池を設けたことを特徴
   とするビデオカメラのキャリングケース。 ５、特許請求の範囲第４項記載のものにおいて、キャリ
   ングケースの内側と外側に太陽電池を設けたことを特徴
   とするキャリングケース。 ６、特許請求の範囲第４項記載のものにおいて、内部に
   発電機を設けたことを特徴とするキャリングケース。 ７、特許請求の範囲第１項または第４項記載のものにお
   いて、太陽電池の表面に強化プラステイツク膜を設けた
   太陽電池を設けたビデオカメラ及びキャリングケース。 ８、特許請求の範囲第７項記載のものにおいて、強化プ
   ラステイツク膜を光を集光させることのできるレンズと
   したことを特徴とする太陽電池を設けたビデオカメラ及
   びキャリングケース。 ９、特許請求の範囲第４項記載のものにおいて、キャリ
   ングケースに設けた太陽電池の上面に保護用のシャッタ
   を設けたことを特徴とするビデオカメラのキャリングケ
   ース。