JPH03104846A - チタン継目無管の製造方法 - Google Patents
チタン継目無管の製造方法Info
- Publication number
- JPH03104846A JPH03104846A JP24322789A JP24322789A JPH03104846A JP H03104846 A JPH03104846 A JP H03104846A JP 24322789 A JP24322789 A JP 24322789A JP 24322789 A JP24322789 A JP 24322789A JP H03104846 A JPH03104846 A JP H03104846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temp
- transus
- final rolling
- titanium
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000010936 titanium Substances 0.000 title claims abstract description 30
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 27
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 25
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 13
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 33
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 20
- 229910001069 Ti alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 12
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical group [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L barium sulfate Chemical compound [Ba+2].[O-]S([O-])(=O)=O TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000007542 hardness measurement Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000012770 industrial material Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 229910001092 metal group alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B23/00—Tube-rolling not restricted to methods provided for in only one of groups B21B17/00, B21B19/00, B21B21/00, e.g. combined processes planetary tube rolling, auxiliary arrangements, e.g. lubricating, special tube blanks, continuous casting combined with tube rolling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B17/00—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling
- B21B17/08—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling with mandrel having one or more protrusions, i.e. only the mandrel plugs contact the rolled tube; Press-piercing mills
- B21B17/12—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling with mandrel having one or more protrusions, i.e. only the mandrel plugs contact the rolled tube; Press-piercing mills in a discontinuous process, e.g. plug-rolling mills
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B3/00—Rolling materials of special alloys so far as the composition of the alloy requires or permits special rolling methods or sequences ; Rolling of aluminium, copper, zinc or other non-ferrous metals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、油井管や化学工業その他の産業分野において
構造用材などに用いられるチタン継目無管の製造方法に
関する. (従来の技術) 工業用材料として用いられるチタンは一般に純チタンと
α型、α+β型、β型のチタン合金に分類される。
構造用材などに用いられるチタン継目無管の製造方法に
関する. (従来の技術) 工業用材料として用いられるチタンは一般に純チタンと
α型、α+β型、β型のチタン合金に分類される。
純Tiとしては工業用純Tiが用いられ、また、α型の
合金としてはTi−0.15Pd, Ti −0.8N
i 0.3Mo、Ti−5 A l−2.55nが、
α+β型の合金としてはTi−3Af−2.5V,Ti
−6Al−4 VS Ti−6Af2Sn − 4Zr
−6Mo, Ti−6^1, − 2 3n − 4
Zr − 2Mo,Ti−8Af! −IMo− I
V、Ti− 6Aj2−2Nb−lTa−IMoなどが
あり、またβ型チタン合金としては、Ti−3^e
8V 6Cr−4Mo−4Zr,丁111.5Mo
− 6 Zr−4.5Sn, Ti−10V − 2
Fe − 3 A lなどが知られている. また、本出願人は、特に油井、ガス井、地熱井等の環境
下での耐食性を向上させるため、上記α型またはα+β
型のチタン合金に白金族元素のl種以上を0.02〜0
.2重量%、あるいは白金族元素を0.005〜0.1
2重量%並びにNiSCo, W, Moのうち1種以
上を0.05〜2.0重量%加えたチタン合金を提案し
たく特開昭63−114931号公報).上記のような
工業用純チタンやチタン合金の継目無管(以下、チタン
継目無管、あるいは単にチタン管という)の製造方法と
しては、押出し法、傾斜圧延法などの熱間製管法がよく
知られている.このうち、傾斜圧延法は傾斜ロール圧延
rにより中実ビレットを熱間で穿孔し、得られた中空素
管を、更にブラグミル、サイザー、レデューサ等のロー
ル圧延機により熱間で所定の寸法まで縮径減肉圧延する
方法で、押出し法に比較して製造能率が高く、製造コス
ト面で有利である。
合金としてはTi−0.15Pd, Ti −0.8N
i 0.3Mo、Ti−5 A l−2.55nが、
α+β型の合金としてはTi−3Af−2.5V,Ti
−6Al−4 VS Ti−6Af2Sn − 4Zr
−6Mo, Ti−6^1, − 2 3n − 4
Zr − 2Mo,Ti−8Af! −IMo− I
V、Ti− 6Aj2−2Nb−lTa−IMoなどが
あり、またβ型チタン合金としては、Ti−3^e
8V 6Cr−4Mo−4Zr,丁111.5Mo
− 6 Zr−4.5Sn, Ti−10V − 2
Fe − 3 A lなどが知られている. また、本出願人は、特に油井、ガス井、地熱井等の環境
下での耐食性を向上させるため、上記α型またはα+β
型のチタン合金に白金族元素のl種以上を0.02〜0
.2重量%、あるいは白金族元素を0.005〜0.1
2重量%並びにNiSCo, W, Moのうち1種以
上を0.05〜2.0重量%加えたチタン合金を提案し
たく特開昭63−114931号公報).上記のような
工業用純チタンやチタン合金の継目無管(以下、チタン
継目無管、あるいは単にチタン管という)の製造方法と
しては、押出し法、傾斜圧延法などの熱間製管法がよく
知られている.このうち、傾斜圧延法は傾斜ロール圧延
rにより中実ビレットを熱間で穿孔し、得られた中空素
管を、更にブラグミル、サイザー、レデューサ等のロー
ル圧延機により熱間で所定の寸法まで縮径減肉圧延する
方法で、押出し法に比較して製造能率が高く、製造コス
ト面で有利である。
本発明者は、先にこの傾斜圧延法によるチタン継目無管
の製造について下記のような方法を提案した(特願昭第
63−23318号)。この方法は、工業用純Ti、α
型およびα+β型チタン合金の継目無管を傾斜圧延法に
より製造する際に、その最終圧延機出口塩度を200℃
以上、βトランザス+50℃以下とし、圧延後さらに5
00℃以上、βトランザス以下に再加熱することを特徴
としている.(発明が解決しようとする課題) チタン合金は本質的に延性が低く、特に、構造用材とし
て利用する場合、延性の向上は最も重要な技術課題であ
り、また、管材の外面部と内面部の機械的性質の均一性
(以下、「均質性」という)が非常に重要であるが、そ
れらの要求を満たすチタン継目無管の製漬方広は確立さ
れていない。
の製造について下記のような方法を提案した(特願昭第
63−23318号)。この方法は、工業用純Ti、α
型およびα+β型チタン合金の継目無管を傾斜圧延法に
より製造する際に、その最終圧延機出口塩度を200℃
以上、βトランザス+50℃以下とし、圧延後さらに5
00℃以上、βトランザス以下に再加熱することを特徴
としている.(発明が解決しようとする課題) チタン合金は本質的に延性が低く、特に、構造用材とし
て利用する場合、延性の向上は最も重要な技術課題であ
り、また、管材の外面部と内面部の機械的性質の均一性
(以下、「均質性」という)が非常に重要であるが、そ
れらの要求を満たすチタン継目無管の製漬方広は確立さ
れていない。
本発明の目的は、均質でかつ良好な延性を有するチタン
継目無管の製造方法を確立することにある。
継目無管の製造方法を確立することにある。
(課題を解決するための手段)
チタンの延性は熱間での加工温度に強く依存し、高温の
β域で加工すると延性が低下することが知られている。
β域で加工すると延性が低下することが知られている。
本発明者は上記の目的を達成するため研究を重ね、さら
に下記の事実を見いだした。
に下記の事実を見いだした。
i)チタン継目無管の延性は、熱間での最終加工条件を
コントロールすれば、それまでの履歴によらず確保する
ことが可能である。
コントロールすれば、それまでの履歴によらず確保する
ことが可能である。
ii)上記1)における最終加工時の温度が低下すると
、組織は微細になり延性が向上するが、製品の均質性は
悪化する.これは、加工温度の低下により変形抵抗が上
昇し、加工熱の発生が増大するが、チタン合金は熱伝導
性が悪く、発生した加工熱により管外面部と内面部に温
度の不均一が生した状態で圧延されるためである. iii)製管後の熱処理は、加工時に生した不均質性を
解消するのに重要な役割を果たす. 本発明は上記の知見に基づいてなされたもので、その要
旨は「中空素管の最終圧延機入口における温度を700
℃以上、βトランザス+50℃以下とし、かつ最終圧延
で断面減少率15%以上の加工を加え、次いで、630
℃以上、βトランザス以下の温度で焼鈍することを特徴
とするチタン継目無管の製造方法」にある。なお、βト
ランザスとは、チタン合金の低温相であるα相が完全に
消失し、β相一相となる温度である。
、組織は微細になり延性が向上するが、製品の均質性は
悪化する.これは、加工温度の低下により変形抵抗が上
昇し、加工熱の発生が増大するが、チタン合金は熱伝導
性が悪く、発生した加工熱により管外面部と内面部に温
度の不均一が生した状態で圧延されるためである. iii)製管後の熱処理は、加工時に生した不均質性を
解消するのに重要な役割を果たす. 本発明は上記の知見に基づいてなされたもので、その要
旨は「中空素管の最終圧延機入口における温度を700
℃以上、βトランザス+50℃以下とし、かつ最終圧延
で断面減少率15%以上の加工を加え、次いで、630
℃以上、βトランザス以下の温度で焼鈍することを特徴
とするチタン継目無管の製造方法」にある。なお、βト
ランザスとは、チタン合金の低温相であるα相が完全に
消失し、β相一相となる温度である。
中空管体の熱間圧延機としては、プラグ稟ル、マンドレ
ルミル、サイザー、レデューサー、ヒルガーミル、ディ
ソシャーミル等が知られており、本発明で言う所の熱間
加工における最終圧延機とは、熱間において最後に圧延
を行った、例えば、上記の圧延機のうちの一つを指す。
ルミル、サイザー、レデューサー、ヒルガーミル、ディ
ソシャーミル等が知られており、本発明で言う所の熱間
加工における最終圧延機とは、熱間において最後に圧延
を行った、例えば、上記の圧延機のうちの一つを指す。
断面減少率とは、圧延前の管断面積を八〇、圧延後の管
断面積をAtとして、 t(A.−At)/Aol xl00で表される比率(
%)である. なお、中空素管の製造方法としては、機械加工による方
法(穴ぐり)、押出しによる方法、マンネスマンによる
穿孔方法が知られており、特開昭61−193719号
公報にはTi−6Affi−4V系チタン合金の押出し
方法が、また本出願人による特願昭第62−16759
3号にはマン不スマン穿孔法が開示されてる。
断面積をAtとして、 t(A.−At)/Aol xl00で表される比率(
%)である. なお、中空素管の製造方法としては、機械加工による方
法(穴ぐり)、押出しによる方法、マンネスマンによる
穿孔方法が知られており、特開昭61−193719号
公報にはTi−6Affi−4V系チタン合金の押出し
方法が、また本出願人による特願昭第62−16759
3号にはマン不スマン穿孔法が開示されてる。
(作用)
本発明方法において、最終圧延機の入口における温度を
700℃以上、βトランザス+50℃以下としたのは、
下記の理由による。すなわち、最終圧延機入口温度がβ
トランザス+50゛Cを超えると製造されるチタン管の
結晶組織は粗大な針状組織となり、延性が低下する。こ
の組織は圧延後に熱処理を行っても微細化することはで
きない.一方、最終圧延機入口温度が700℃未満であ
ると、材料の変形抵抗が高いため加工熱が発生し、チタ
ン管の内面部および外面部における温度差が大きくなり
、機械的性質に不均一性が生し、これは熱処理を行って
も回復することはできない。
700℃以上、βトランザス+50℃以下としたのは、
下記の理由による。すなわち、最終圧延機入口温度がβ
トランザス+50゛Cを超えると製造されるチタン管の
結晶組織は粗大な針状組織となり、延性が低下する。こ
の組織は圧延後に熱処理を行っても微細化することはで
きない.一方、最終圧延機入口温度が700℃未満であ
ると、材料の変形抵抗が高いため加工熱が発生し、チタ
ン管の内面部および外面部における温度差が大きくなり
、機械的性質に不均一性が生し、これは熱処理を行って
も回復することはできない。
また、最終圧延で断面減少率15%以上の加工を与える
こととしたのは、断面減少率が15%に満たないと中空
素管の最終圧延機入口における温度を上記の/晶度範囲
に保持しても、微細な針状組織は得られず、チタン管の
延性が低下するためである。
こととしたのは、断面減少率が15%に満たないと中空
素管の最終圧延機入口における温度を上記の/晶度範囲
に保持しても、微細な針状組織は得られず、チタン管の
延性が低下するためである。
焼鈍条件は最終製品であるチタン管の品質を制御するの
に重要な役割をもっており、焼鈍温度が630℃よりも
低いと加工により生威した管の内外面部における機械的
性質の均一化が十分ではなく、製品品質の均質性が保証
されない。一方、焼鈍温度がβトランザスを超えると粗
大な針状組織が生成し製品の延性が低下する。
に重要な役割をもっており、焼鈍温度が630℃よりも
低いと加工により生威した管の内外面部における機械的
性質の均一化が十分ではなく、製品品質の均質性が保証
されない。一方、焼鈍温度がβトランザスを超えると粗
大な針状組織が生成し製品の延性が低下する。
(実施例1)
第1表の代符Aに示した或分m威を有するα+β型チタ
ン合金からなるビレノト(直径150開、長さ1500
mm)を穿孔圧延機により外径150問、肉厚17mm
の中空管体とし、更に熱間圧延機で外径110mm、肉
厚121とした。次いで、再加熱炉で30分間再加熱を
行い、最終圧延機であるレデューサーの入口温度および
加工度(断面減少率〉を第2表に示した値に設定して最
終圧延を行い、最後に同しく第2表に示した熱処理温度
で焼鈍処理を行ってチタン継目無管を作製した. 上記のように作製したチタン継目無管ついて、下記の方
法により延性および均質性(機械的性質の均一性)を測
定し、良否の判定を行った。
ン合金からなるビレノト(直径150開、長さ1500
mm)を穿孔圧延機により外径150問、肉厚17mm
の中空管体とし、更に熱間圧延機で外径110mm、肉
厚121とした。次いで、再加熱炉で30分間再加熱を
行い、最終圧延機であるレデューサーの入口温度および
加工度(断面減少率〉を第2表に示した値に設定して最
終圧延を行い、最後に同しく第2表に示した熱処理温度
で焼鈍処理を行ってチタン継目無管を作製した. 上記のように作製したチタン継目無管ついて、下記の方
法により延性および均質性(機械的性質の均一性)を測
定し、良否の判定を行った。
延性:
ASTM,E8に規定された方法に従って、管長手より
直径6.25mo+X標点距離25開の丸棒試験片を採
取し、室温で破断伸びを測定し、伸びが10%以下のも
のは不良とする。
直径6.25mo+X標点距離25開の丸棒試験片を採
取し、室温で破断伸びを測定し、伸びが10%以下のも
のは不良とする。
均質性:
管横断面より10mm厚のリング状試験片(第1図)を
採取し、この横断面上でビンカース硬度(荷重10kg
)を測定し、内表面側(12点)と外表面側(12点)
のそれぞれの平均値の差(外面硬度内面硬度)が20以
上のものは不良とする。
採取し、この横断面上でビンカース硬度(荷重10kg
)を測定し、内表面側(12点)と外表面側(12点)
のそれぞれの平均値の差(外面硬度内面硬度)が20以
上のものは不良とする。
測定位置は、第1図のリング状試験片において、いずれ
も外表面から21Illl、あるいは内表面から21I
llIの位置で、同図に示すように、リング状試験片の
東、西、南、北に相当する各部分でそれぞれ6点、合計
24点で測定する。なお、前記各部分の外表面側および
内表面側における3点の間隔はいずれも5IIII1で
ある。
も外表面から21Illl、あるいは内表面から21I
llIの位置で、同図に示すように、リング状試験片の
東、西、南、北に相当する各部分でそれぞれ6点、合計
24点で測定する。なお、前記各部分の外表面側および
内表面側における3点の間隔はいずれも5IIII1で
ある。
調査結果を第2表に併せ示す。同表の結果から明らかな
ように、最終圧延機入口の温度がβトランザス(980
“C)+50”Cを超える場合(比較例1〜10、比較
例23〜25)は伸びが小さ<、700℃未満の場合(
比較例2l、22、比較例35、36)、または、加工
度が15%未満の場合(比較例23、26、29、32
、35、36〉は管の外表面側と内表面側の硬度差が大
きく、均質性が劣り、熱処理によっても回復しない。
ように、最終圧延機入口の温度がβトランザス(980
“C)+50”Cを超える場合(比較例1〜10、比較
例23〜25)は伸びが小さ<、700℃未満の場合(
比較例2l、22、比較例35、36)、または、加工
度が15%未満の場合(比較例23、26、29、32
、35、36〉は管の外表面側と内表面側の硬度差が大
きく、均質性が劣り、熱処理によっても回復しない。
一方、熱処理温度がβトランザスを超えると(比較例l
、6、11、+6)延性の低下を招き、また、630℃
未満であれば(比較例5、10、l5、20)加工で生
じた管の内外面における硬度の不均一が残存し、熱処理
の効果が得られない。
、6、11、+6)延性の低下を招き、また、630℃
未満であれば(比較例5、10、l5、20)加工で生
じた管の内外面における硬度の不均一が残存し、熱処理
の効果が得られない。
これに対し、本発明の条件を満たす場合(本発明例12
〜14、l7〜l9、27、28、30、31、33、
34)は延性、均質性のいずれも良好であった.(実施
例2) 供試材として第1表の代符Bに示した戒分組戒を有する
α型チタン合金からなるビレットを用い、実施例1の場
合と同様の製管工程を経て第3表に示した条件で加工(
最終圧延)および熱処理を行い、継目無管を作製した。
〜14、l7〜l9、27、28、30、31、33、
34)は延性、均質性のいずれも良好であった.(実施
例2) 供試材として第1表の代符Bに示した戒分組戒を有する
α型チタン合金からなるビレットを用い、実施例1の場
合と同様の製管工程を経て第3表に示した条件で加工(
最終圧延)および熱処理を行い、継目無管を作製した。
この管について、実施例1におけると同様の方法で延性
および均質性を調査した. 調査結果を第3表に併せ示す。同表の結果から明らかな
ように、最終圧延機入口温度がβトランザス(995℃
)+50″Cを超える場合(比較例1〜8)は伸びが小
さ<、700℃未満の場合(比較例25〜28)、また
は、加工度がl5%未満の場合(比較例6、l4、22
)は管内外面の硬度差が大きい.また、熱処理温度がβ
トランザスを超えると(比較例1、9、17)延性の低
下を招き、630“C未満であれば(比較例5、l3、
21)管内外面の硬度差が残存する。
および均質性を調査した. 調査結果を第3表に併せ示す。同表の結果から明らかな
ように、最終圧延機入口温度がβトランザス(995℃
)+50″Cを超える場合(比較例1〜8)は伸びが小
さ<、700℃未満の場合(比較例25〜28)、また
は、加工度がl5%未満の場合(比較例6、l4、22
)は管内外面の硬度差が大きい.また、熱処理温度がβ
トランザスを超えると(比較例1、9、17)延性の低
下を招き、630“C未満であれば(比較例5、l3、
21)管内外面の硬度差が残存する。
これに対し、本発明の条件を満たす場合(本発明例10
〜12、15、l6、18〜20、23、24)は延性
、均質性のいずれも良好であった. (発明の効果) チタン継目無管の製造において、熱間での最終圧延条件
と黙処理条件を制御する本発明方法を適用することによ
り、延性に優れかつ均質な製品を製造することが可能で
ある.これにより、構造用材などとして、より信頼性の
高いチタン継目無管を提供することができ、その用途の
拡大をはかることができる.
〜12、15、l6、18〜20、23、24)は延性
、均質性のいずれも良好であった. (発明の効果) チタン継目無管の製造において、熱間での最終圧延条件
と黙処理条件を制御する本発明方法を適用することによ
り、延性に優れかつ均質な製品を製造することが可能で
ある.これにより、構造用材などとして、より信頼性の
高いチタン継目無管を提供することができ、その用途の
拡大をはかることができる.
第1図はリング状試験片の平面図で、硬度測定位置を示
す図である.
す図である.
Claims (1)
- 中空素管の最終圧延機入口における温度を700℃以
上、βトランザス+50℃以下とし、かつ最終圧延で断
面減少率15%以上の加工を加え、次いで、630℃以
上、βトランザス以下の温度で焼鈍することを特徴とす
るチタン継目無管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24322789A JPH03104846A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | チタン継目無管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24322789A JPH03104846A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | チタン継目無管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03104846A true JPH03104846A (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=17100730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24322789A Pending JPH03104846A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | チタン継目無管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03104846A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075264A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Seno:Kk | 固定具 |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP24322789A patent/JPH03104846A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075264A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Seno:Kk | 固定具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5141566A (en) | Process for manufacturing corrosion-resistant seamless titanium alloy tubes and pipes | |
EP2868759B1 (en) | ALPHA + BETA TYPE Ti ALLOY AND PROCESS FOR PRODUCING SAME | |
JPWO2002070763A1 (ja) | チタン合金棒材およびその製造方法 | |
US3573999A (en) | Mechanical strength of metals | |
JPS62149859A (ja) | β型チタン合金線材の製造方法 | |
JPH0234752A (ja) | 純チタンまたはチタン合金製継目無管の製造方法 | |
JPH03104846A (ja) | チタン継目無管の製造方法 | |
US4675055A (en) | Method of producing Ti alloy plates | |
JPH07180011A (ja) | α+β型チタン合金押出材の製造方法 | |
JPH07278767A (ja) | モリブデン太棒及びその製造方法 | |
JPH10286602A (ja) | チタン製継目無し管およびその製造方法 | |
JPS60121220A (ja) | 冷間鍛造性にすぐれた熱間圧延線材棒鋼の製造方法 | |
RU2827567C1 (ru) | Способ получения бесшовных труб из сплавов с памятью формы на основе никелида титана | |
JPH02112804A (ja) | α+β型チタン合金継目無管の製造方法 | |
JPH0579401B2 (ja) | ||
RU2110600C1 (ru) | Способ получения изделий из циркониевых сплавов | |
JPH0649202B2 (ja) | チタン継目無管の製造方法 | |
JPH03211261A (ja) | チタン合金継目無管の製造方法 | |
US6830637B2 (en) | Large diameter tungsten-lanthana rod | |
JPH0579404B2 (ja) | ||
JPH1094804A (ja) | 長さ方向と周方向の材質異方性が小さく、厚さ方向の強度に優れたα型またはα+β型チタン合金製継ぎ目無し管の製造方法 | |
RU2175581C2 (ru) | Способ получения сортового проката из титановых сплавов | |
JPH0547603B2 (ja) | ||
JPH0692629B2 (ja) | α+β型チタン合金継目無管の製造方法 | |
JPH0310401B2 (ja) |