JPH03103145A - 冷凍菓子の製造装置 - Google Patents

冷凍菓子の製造装置

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JPH03103145A
JPH03103145A JP1239258A JP23925889A JPH03103145A JP H03103145 A JPH03103145 A JP H03103145A JP 1239258 A JP1239258 A JP 1239258A JP 23925889 A JP23925889 A JP 23925889A JP H03103145 A JPH03103145 A JP H03103145A
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JP
Japan
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mold
temperature
shape
frozen
frozen confectionery
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Pending
Application number
JP1239258A
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English (en)
Inventor
Atsuo Azuma
吾妻 敦雄
Kenji Mine
峯 健治
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばアイスクリーム、アイスキャンデー等
の冷凍菓子を製造するのに好適に用いられる冷凍菓子の
製造装置に関し、特に、冷凍菓子を所望の形状に成形で
きるようにした冷凍菓子の製造装置に関する。
【従来の技術】
第7図ないし第10図に従来技術による冷凍菓子の製造
装置としてアイスバー用製造装置を例に挙げて示す。 図において、lは冷却槽としてのブライン槽を示し、該
ブライン槽lは浅底の大型浴槽として形成され、その内
部には、例えば−20℃程度の温度まで冷却された塩化
カルシウム等の溶液がらなる冷却液としてのブライン液
2が収容されている。3は支持板としての天板、4,4
,・・・は該天板3に支持された戊形型としての金型を
示し、該各金型4は熱伝導率が高い金属板等によってテ
ーバ形状をなす有底筒状に形成され、その上端側にはフ
ランジ部4Aが設けられている。そして、該各金型4は
第8図,第9図に示す如くフランジ部4Aを介して天板
3から垂下されるようになっている。 5は各金−冒4を天板3と共に搬送する搬送ラインを示
し、該搬送ライン5は各金型4をブライン液2中に浸漬
させつつ、該ブライン液2の液面に沿って第1図中の矢
示A方向に搬送するようになっている。6は搬送ライン
5の上流側に位置して、ブライン槽1の上方に設けられ
た充填機を示し、該充填機6は後述するアイスパー10
の原液7を各金型4内に第9図に示す如く充填し、この
原液7をブライン槽1内のブライン液2によって冷凍固
化させるようになっている。 8は充填機6よりも搬送ライン5の下流側に位置してブ
ライン槽1の上方に設けられたバー差し機を示し、該バ
ー差し機8は各金型4内で徐々に固化し始めた原液7中
にバー9.9,・・・をそれぞれ差込むようになってい
る。そして、各金型4内の原液7は搬送ライン5により
矢示A方向に順次搬送される間にブライン液2によって
冷凍固化され、第10図に示す如きアイスクリームまた
はアイスキャンデー等のアイスパー10として製造され
る。 このように構成されるアイスパー10の製造装置では、
搬送ライン5によって各金型4をフライン液2中に浸漬
させつつ、矢示A方向に搬送し、充填機6によって各金
型4内に充填されたアイスパー10の原液7を例えば−
20℃程度のブライン液2で冷凍固化する。この場合、
アイスパー10の原液7は−5℃〜−20℃程度の温度
で完全に固化する。そして、原液7が完全に固化した段
階で搬送ライン5により各金型4をブライン槽1の外部
に搬出し、各金型4を外面側から加熱しつつ、抜取り装
置(図示せず)によりバー9の先端側を把持し、アイス
パー10を金型4から抜き取る(第10図参照)。 〔発明が解決しようとする課題〕 然るに、上述した従来技術では、アイスパー10を金型
4内から抜取るときに抜きテーパが必要となるから、金
型4の形状が第9図に示す如きテーパ形状に制限されて
しまい、該金型4によって成形されるアイスパー10の
形状も第10図に示す如き形状に制限され、商品価値を
高めることがでいきないという欠点がある。 また、金型4内からアイスパー10を抜取るときに、該
金型4の外面を加熱してアイスパー10の表面を僅かに
溶かさないかぎり、該アイスパー10を抜取るのが難し
く、この抜取り工程で加熱装置が必要となり、装置全体
が大型化し、コストアップを招くという欠点がある。 本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
、本発明は冷凍菓子を所望の形状に成形でき、商品価値
を効果的に向上できる上に、抜取り作業を簡略化できる
ようにした冷凍菓子の製造装置を提供するものである。 〔課題を解決するための手段〕 上述した課題を解決するために本発明が採用する構成の
特徴は成形型を冷凍菓子が冷凍固化する固化温度よりも
低い温度で、前記冷凍菓子を抜取り可能な形状を記憶し
、この記憶温度よりも高い温度のときに所望形状をなす
形状記憶材料によって形成したことにある。 〔作屑〕 上記構成により、成形型を抜きテーバのない複雑な形状
にして、所望形状の冷凍菓子を成形でき、成形型から冷
凍菓子を抜取るときには、より低い温度まで成形型を冷
却することによって抜取り可能な形状に復元することが
できる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図ないし第6図に基づいて
説明する。なお、実施例では前述した第7図ないし第9
図に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し
、その説明を省略するものとする。 而して、第1図および第2図は本発明の第lの実施例を
示している。 図中11は天板3から垂下された成形型としての金型な
示し、該金型l1は、例えばNl−TI合金、C.Z.
合金等の形状記憶材料によって有底筒状に形成され、そ
の上端側には天板3に支持されるフランジ部11Aが設
けられている。そして、該金型11は原液7が冷凍固化
する固化温度よりも低い温度、例えば−30℃程度の記
憶温度t,oで第2図に示す如く内径dの有底円筒形状
を記憶するようになっている。次に、該金型11は記憶
温度t。よりも高い温度で、第1図に例示する如く抜き
テーバのない「瓢箪」形状に成型される。 この場合、該金型1lは加熱してある程度軟化した状態
でプレス型等により外側から加圧すると共に、内側に加
圧流体を注入して第1図に示す如き形状に成型するのが
好ましい。また、該金型11は「瓢箪」形状をなす型部
11Bの最大内径が上端開口部の内径d、即ち第2図に
示す内径dよりも小さくなるように成型されている。 かくして、該金型11は記憶温度七〇よりも高い温度状
態、例えば−20℃以上の温度で第1図に示す「瓢箪」
形状をなし、記憶温度七〇以下まで冷却すると、第2図
に示す有底円筒形状に復元するようになる。 本実施例によるアイスバー用製造装置は上述の如き構成
を有するもので、次にアイスパー12の製造方法につい
て説明する。 まず、複数の金型11,11.・・・を天板3に支持さ
せ、搬送ライン5により第7図に示したブライン液2の
液面に沿って矢示A方向に従来技術の場合とほぼ同様に
搬送する。しかし、この場合には冷却液としてのブライ
ン液2を金型11の記憶温度to、例えば−30℃以下
まで冷却しておく。そして、各金型11を搬送ライン5
によりブライン液2に浸漬させて搬送する間、充填機6
の位置で各金型6内にアイスパー12の原液7を第1図
に示す如く充填し、バー差し機8の位置で各金型11の
原液7(ある程度固化している)中にそれぞれバー9を
差込む。 この場合、各金型1lはブライン液2により徐々に冷却
されているが、少なくともバー差し機8の位置を通過す
るまでは、例えば−10℃よりも高い温度状態に保たれ
るから、各金型11は第t図に示す如く型部1lBが「
瓢箪」形状をなし、該型部11B内で原液7をこれに対
応する形状へと徐々に冷凍固化させる。そして、各金型
l1がバー差し機8.よりも下流側へと矢示A方向に搬
送されるとき、該各金型11はブライン液2によりさら
に冷却され、原液7を完全に冷凍固化させた後に、例え
ば−30℃程度の記憶温度t。に達すると、第2図に示
す如く有底円筒形状に復元し、アイスパー12を金型1
1内から抜取り可能な形状となる。 かくして、本実施例によれば、金型l1を冷却液として
のブライン液2に浸漬させつつ搬送する間、金型l1内
に原液7を充填して冷凍固化させるまでは、金型11が
第1図に示す「瓢箪」形状をなし、該金型11が記憶温
度七〇まで冷却されると、第2図に示す有底円筒形状に
復元するから、アイスパー11を第2図に示す如く「瓢
箪」形状に成形した状態で金型11内から抜取ることが
でき、抜取り作業を大幅に簡略化できる上に、アイスパ
ー12を比較的複雑な付加価値の高い形状に成形でき、
商品価値を大幅に向上させることができる。 また、形状記憶合金等の形状記憶材料からなる金型11
は、例えば−30℃程度の記憶温度t。 でアイスパー12を抜取り可能な有底円筒形状に復元す
るから、該金型1lをブライン液2に浸漬させ、徐々に
記憶温度t。まで冷却させるだけで、アイスパー12の
充填,成形,抜取りが可能となり、従来技術で述べた如
くアイスパー12(10)の抜取り時に金型11(4)
を別途加熱する必要がなくなり、加熱装置等を不要にで
き、当該装置全体を小型化できる上に、比較的低い温度
状態で金型1lの洗浄作業等を行うことができ、アイス
パー12等の乳製品に繁殖し易い大腸菌等の細菌類の増
殖を効果的に抑えることができる等、種々の効果を奏す
る。 次に、第3図は本発明の第2の実施例を示し、本実施例
の特徴は、アイスパー21をいわゆる「串し団子J形状
に成形したことにある。この場合、成形型としての金型
は前記第1の実施例で述べた金型11とほぼ同様に形成
されるものの、この場合には記憶温度七〇よりも高い温
度で金型が「串し団子」形状となるように成型される。 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。 なお、前記各実施例では、アイスパー12(21)をい
わゆる「瓢箪」形状または「串し団子」形状に成形する
ものとして述べたが、これに替えて、例えば金型11を
記憶温度t。よりも高い温度で種々の形状を組合わせた
形状に戊型し、第4図,第5図,第6図に示す変形例の
如く、アイスパー31.41.51を球形と円錐形を組
合わせた形状、「玉子」形状または「バナナ」形状等に
成形することも可能である。 また、前記各実施例では、冷凍菓子としてアイスバーな
製造する場合を例に挙げて説明したが本発明はこれに限
るものではなく、バー9を用いないアイスクリーム,シ
ャーベット等の他の冷凍菓子を所望形状に成形する場合
にも適用できる。 また、前記各実施例では、金型11をN.T,合金等の
形状記憶合金によって形成するものとして述べたが、こ
れに替えて、成形型としての金型11を形状記憶効果を
有する高分子化合物等の形状記憶材料によって形成して
もよい。 〔発明の効果〕 以上詳述した通り本発明によれば、冷凍菓子の成形型を
形状記憶材料によって形成し、冷凍菓子の固化温度より
も低いときに冷凍菓子を抜取り可能な形状を記憶させ、
この記憶温度よりも高い温度で成形型が所望形状となる
ようにしたから、種々の所望形状をなす冷凍菓子を成形
型によって成形でき、成形後さらに冷却することによっ
て冷凍菓子を簡単に抜取ることができ、商品価値を大幅
に向上できる上に、加熱装置を不要にして全体を小型化
できる等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は成形状態にある金型の縦断面図、第2図は抜取り
状態にある金型の縦断面図、第3図は第2の実施例を示
すアイスバーの外観図、第4図は第1の変形例を示すア
イスバーの外観図、第5図は第2の変形例を示すアイス
バーの外観図、第6図は第3の変形例を示すアイズバー
の外観図、第7図ないし第10図は従来技術を示し、第
7図は製造装置の部分断面図、第8図は金型および天板
の斜視図、第9図は金型等の縦断面図、第lO図はアイ
スバーの外観図である。 ↓・・・ブライン槽(冷却槽)、2・・・ブライン液(
冷却液)、3・・・天板、5・・・搬送ライン、6・・
・充填機、9・・・バー、11・・・金型(成形型)、
11B・・・型部、12,21,31,41.51・・
・アイスバー(冷凍菓子)。 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷却液を収容する冷却槽と、該冷却槽内に収容された冷
    却液の液面に沿って搬送され、内部に充填された冷凍菓
    子の原液を前記冷却液によって冷凍固化させる成形型と
    からなる冷凍菓子の製造装置において、前記成形型は、
    冷凍菓子が冷凍固化する固化温度よりも低い温度で、前
    記冷凍菓子を抜取り可能な形状を記憶し、この記憶温度
    よりも高い温度のときに所望形状をなす形状記憶材料に
    よって形成したことを特徴とする冷凍菓子の製造装置。
JP1239258A 1989-09-14 1989-09-14 冷凍菓子の製造装置 Pending JPH03103145A (ja)

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