JPH03102897A

JPH03102897A - モデム取付け棚の構造

Info

Publication number: JPH03102897A
Application number: JP1240112A
Authority: JP
Inventors: Toshio Fukuzaki; 福崎　俊生; Masaaki Nakayama; 正昭中山; Kiyoshi Teraguchi; 潔寺口
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-09-18
Filing date: 1989-09-18
Publication date: 1991-04-30
Anticipated expiration: 2010-05-15
Also published as: JPH0744350B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕通信機器のキャビネット内に収容されるモデム類の取付
け構造、特に、サイズの異なる　複数のモデムをキャビ
ネットに収容するに際し、構造が簡単で且つ取付け・取
り外しが容易に行えるモデム取付け棚に関し、取付け・取り外しに手間のかからない、サイズの異なる
複数のモデムの取付け構造を提供することを目的とし、高さの異なる複数のモデムを一つの棚板に搭載し、これ
をキャビネットに収容するためのモデムの取付け棚構造
であって、搭載される各モデムの筐体の天面が互いに面
一に揃うように高さが設定された、モデムのゴム足の位
置に対応して奥行方向に延在するガイド面を両側領域に
具えた複数のガイド金具を、各モデムの所定位置に対応
して棚坂上に個別に固定し、これにモデムを搭載した後
、水平の押さえ部を有する共通の押さえ金具で各モデム
の天面を規制するように構戊する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、通信機器のキャビネット内に収容されるモデ
ム類の取付け構造に関する。特に、サイズの異なる複数
のモデムをキャビネットに収容するに際し、構造が簡単
で且つ取付け・取り外しが容易に行えるモデム取付け棚
に関する。

〔従来の技術〕

第４図に示すように、近年、通信システムの端末機器に
は、信号の種類に対応して機能の異なる複数のモデム１
．２が組み込まれ、これが同一の棚板４上に搭載されて
キャビネット１０内に収容される例が増加して来ている
。通常、これらのモデムは互いにサイズが異なっている
ので、棚板への搭載の際には個別に位置決め・固定を行
う必要がある。

サイズ、特に高さの異なる二つのモデムを同一各モデム
１，２の底面の四隅に設けられているゴム足３の位置に
相当する棚板４上の個所に、第Ｃ図に示すような、互い
に直交する二縁に立ち上がり部５ａを有する平板状の受
け金具５を適宜な手段によって固定して、各金具の立ち
上がり部５ａによって四隅の角が規制されるように配置
する（第７図参照〉。そして、この上に各モデム１．２
のゴム足３を載置し、前後左右にずれないように規制す
る。次に、各モデム１，２の高さに合わせて準備してお
いた押さえ金具６，７を、ゴムシ一ト８を介して上から
モデムの筐体の胴部に掛けてその先端を棚板４の適宜個
所に締結し、上方への動きを防止している。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような従来の取付け棚の構造においては、先ず受け
金具を所定の位置に配置・固定することを要し、又、個
々のモデムに対してそれぞれ押さえ金具を締結しなけれ
ばならないので手間がかかる欠点があった。

更に、このモデムがキャビネット内に収容された状態で
、保守等のためにこれを取り出す場合には、押さえ金具
を外したとしても、受け金具の立ち上がり部が邪魔にな
って円滑に引き出すことが難しい。たとえ引き出せたと
しても、保守の終わったモデムを再び、キャビネットに
戻す際に、受け金具の位置に正しくモデムのゴム足を載
せることは極めて困難であり、結局、棚板毎引き出して
作業を行うことが必要であった。

本発明は、このような従来技術における問題点を解決し
、取付け・取り外しに手間のかからない、サイズの異な
る複数のモデムの取付け構造を提供することを目的とす
る。

〔課題を解決するための手段〕

この目的は、高さの異なる複数のモデムを一つの棚仮に
搭載し、これをキャビネットに収容するためのモデムの
取付け棚構造であって、搭載される各モデムの筐体の天
面が互いに面一に揃うように高さが設定された、モデム
のゴム足の位置に対応して奥行方向に延在するガイド面
を両側領域に具えた複数のガイド金具を、各モデムの所
定位置に対応して棚板上に個別に固定し、これにモデム
を搭載した後、水平の押さえ部を有する共通の押さえ金
具で各モデムの天面を規制するように構成したことを特
徴とするモデムの取付け構造によって達成される。

〔作用〕

所定の位置に固定されたガイド金具には、搭載するモデ
ムに合わせて高さの設定されているガイド面が設けられ
ているので、各モデムの天面は一定の高さに揃う。従っ
て、共通の押さえ金具によってその天面を押さえること
が可能となる。この押さえ金具を棚板から外せば、モデ
ムは奥行方向に延在しているガイド面に沿って、手前に
容易に引き出し可能となる。又、保守の終わったモデム
は同様にガイド面に沿って棚板内に押し込み、所定の位
置に戻すことができる。

これにより、モデムの取付け・取り外しのための作業時
間を短縮することが可能となる。

以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に
詳細に説明する。

〔実施例〕第１図〜第３図に、本発明のモデム取付け棚構造の一実
施例を示す。

高さを含む寸法が互いに異なっているモデム１１，１２
は、前述の従来例と同じく、前後方向に吹き抜けの棚板
１３上に載置された状態で図示しないキャビネット内に
収容されるように構成されている。ここで、棚板１３の
両側縁は上方に折り曲げられて側板１３ａを形或し、そ
の前面に設けられた孔１３ｂを通じて、キャビネットに
ねじ止めによって固定され、所定位置に水平状態に維持
されるようになっている。

各モデムが置かれるべき棚板１３上の所定の位置には、
ガイド金具１４．１５が溶接等の適宜な手段によって固
定されている。このガイド金具１４，ｌ５は、第３図に
示すように、両側縁と後縁とが上方に折り曲げられてス
トッパ１６．１７を形戒し、モデムが載せられた場合に
、それのゴム足ｌ８の位置を規制するように構成されて
いる。

このガイド金具１４．１５は、前記側縁のストッパ１６
に沿って奥行方向に延在すろ水平なガイド面１９をその
両側領域に具えている。

棚板１３の表面からこのガイド面１９までの高さは、第
２図に示すように、これにモデムが載せられた場合に、
モデムの実装高さがすべて同じとなり、モデムの筐体の
天面が同一水平面を形或するように設定されている。

因に、図において、ガイド金具１４のガイド面１９の高
さは実質的にゼロであり、ガイド金具１５のガイド面１
９の方は板金加工によってｈの高さを有するように段を
付けられている。そしてこれらのガイド金具の上に載せ
られるモデム１１と１２の方は、この差ｈによって、そ
の天面の高さが一致する。

このようにしてガイド金具１４．１５のガイド面１９に
載置され、モデムの後側のゴム足ｌ８がストツパ１７に
当接するように位置決めされたモデム１１．１２に対し
て、次に棚板１３を巾方向に横断する水平部２０ａを有
する共通の押さえ金具２０がゴムシ一ト２１を介して適
用され、各モデム１１．１２の筐体の天面を該水平部２
０ａで規制する。そして押さえ金具２０の両端領域に設
けられた孔２０ｂを通じて、棚板側のブラケット２２に
前方からねじ止め固定される。

この結果、モデム１１．１２は、ガイド金具１４，１５
のストッパ１６．１７によって、モデム底面の四隅のゴ
ム足１８の位置を規制されて、左右並びに後方へのずれ
を防止される。そして押さえ金具２０によってゴムシー
ト２１を介して加えられる圧力によって、前方並びの上
方への移動を規制され、安定して棚板上に位置決め・固
定される。

このようにしてモデムを取付けられた棚板１３は、前述
のようにキャビネット内の所定の空間に収容され、前面
からねじ止めされて固定される。

この状態で保守等のために任意のモデム１１を取り出す
には、先ず、棚板ｌ３の両側領域を奥行方向に延びる空
間を通じて、ドライバを挿入して、押さえ金具２０を棚
板１３に固定しているねじを緩めて、この押さえ金具２
０を上方にずらし、仮止めする。これによってモデムの
前方への移動の規制は解除されるので、目的とするモデ
ム１１をガイド金具ｌ４のガイド面１９に沿って手前に
引き出せばよい。そして、保守を終了したモデム１１を
再びガイド面１９上に載せ、そのまま奥まで押し込むと
、ストッパ１７によって、モデムの後側のゴム足１８の
位置が規制され、所定の位置に位置決めされる。そこで
押さえ金具２０を下方にずらしてモデムを押さえた状態
でねじ止め固定し、作業を完了する。

〔発明の効果〕

このように、本発明によれば、モデムをガイド面を有す
るガイド金具の上に載せて棚坂上に位置決めしたので、
これを引き出す際に障害となる突出部がなく、又押し込
む際には、ストッパの作用によって自然に所定の位置で
停止する。従って、棚板をキャビネット内に装着したま
まで、モデムの交換・保守が可能となり、作業工数を減
らすことができる。

又、高さの異なる複数のモデムを共通の押さえ金具で押
さえて上方向の動きを規制したので、個々のモデムを個
別の押さえ金具によって固定する必要がなくなり、同じ
く作業工数を減少、させることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は、本発明のモデム取付け棚の構造を示す斜視図
、第２図は、同じく正面図、第３図は、これに使用されるガイド金具の形状を示す斜
視図、第４図〜第７図は、従来のモデム取付け棚の構造を示す
図面である。１１．１２・・・モデム、１３・・・棚板、１４．１５・・・ガイド金具、１６．１７・・・ストッパ、１８・・・ゴム足、１９・・・ガイド面、２０・・・押さえ金具、２１・・・ゴムシ一ト。

Claims

【特許請求の範囲】

１．　高さの異なる複数のモデム（１１，１２）を一つ
の棚板（１３）に搭載し、これをキャビネットに収容す
るためのモデムの取付け棚構造であって、搭載される各
モデム（１１，１２）の筐体の天面が互いに面一に揃う
ように高さが設定された、モデムのゴム足（１８）の位
置に対応して奥行方向に延在するガイド面（１９）を両
側領域に具えた複数のガイド金具（１４，１５）を、各
モデム（１１，１２）の所定位置に対応して棚板（１３
）上に個別に固定し、これにモデム（１１，１２）を搭
載した後、水平の押さえ部（２０ａ）を有する共通の押
さえ金具（２０）で各モデム（１１，１２）の天面を規
制するように構成したことを特徴とするモデムの取付け
構造。