JPH03101482A

JPH03101482A - 高速映像記録装置

Info

Publication number: JPH03101482A
Application number: JP1237148A
Authority: JP
Inventors: Shunichi Miyazawa; 俊一宮沢
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-09-14
Filing date: 1989-09-14
Publication date: 1991-04-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は映像を高速搬彰し記録する高速映像記録装置
に関する。

（従来の技術）従来、高速度撮影した映像を磁気記録する方法は、光学
フィルムを高速で送りながら光情報を焼付けるカメラ装
置を用いて撮影し、撮影の終わったフィルムを低速度で
送り、通常の磁気記録装置で、互いのコマ数合せの処理
を行いつつ記録するのが一般的である。しかし上記の方
法は、フィルムが高価であるであると共に、コマ合せ処
理が面倒であり、−貫して電気的処理が可能な撮影・記
録方法が望ましい。

Ｒ像管、又はＣＯＤ等の固体撮像素子のように、光情報
を電気信号に変換する撮像装置を用いて高速Ｍ影する方
法が考えられている。この種の撮像装置を用いる方法は
、走査線の周波数を上げることによって高速度撮影を行
い、素子からの撮像ｔｊ号をそのまま回転ヘッド形磁気
記録再生装置を用いで、磁気ヘッドに搭載したシリンダ
を高速で回転させることにより、直接に磁気テープに記
録するものである。しかし、このような穎’＆装置によ
る方法は、ＮＴＳＣ等の映像信号が５ＭＨ２以上と高い
周波数域を持ち、例えば５倍程度の高速記録の場合でも
２５ＭＨ７という高い周波数を記録することになること
から、ヘリカルスキャン方式の記録フォーマットで磁気
テープに記録づることは、はとんど困雌である。

（発明が解決しようとする課題）上記のごとく、高速で撮影された映像信号を直接に磁気
記録装置ｆで高速記録を行うといった有効な手段はなく
、高価なフィルムを用いて撮影を行い、かつフィルムか
ら再度磁気記録装置へ映像を移すという煩わしく時間の
かかる手段を取らなければならなかった。

この発明は上記問題点を除去し、通常の映像信号による
何倍かの高速度撮像信号を、直接磁気記録することがで
きるようにした高速映像記録装Ｕの提供を目的とづる。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明に係る高速撮像装置は、撮像レンズ、この撮像
レンズの周囲に配列されたｎ個の撮像素子及び回転駆動
され前記撮像レンズからの像光線を前記撮像素子に反射
する反射板とを右する撮像ユニットと、前記ｎ個の撮像
素子からの映像信号をヘリカルスキャン方式磁気記録フ
ォーマットの信号に処理するｎ個の映像信号処理回路を
有する映像信号処理ユニッ１−と、回転シリンダの周面
上に一定の角度割り及び映像トラック幅と同一段差を持
ってｎ個の磁気ヘッドを取付け、かつ磁気テープを前記
記録フォーマットの標準速度のｎ倍の速度で駆動する磁
気記録手段とを具備することを特徴とする。

（作用）このような構成によれば、被写体からの像光線を一定時
間毎にずらしながらｎ個の撮像素子で１フイ一ルド単位
で捕えることができる。この時、撮像素子は、通常のカ
ラープレビジョン方式の信号で規定されている映像信号
の周波数と同じ周波数で映像信号を作成する。このよう
な映像信号は、撮像素子と同数の磁気ヘッドを所定の角
度刈り及び段差を持って取付けた回転シリンダによって
、回転速１良を高くづることなく、ケープ速度をｎ倍の
速度にするだけで、はぼＶＨ８′８の一般規格どおりの
記録パターンで記録することかぐきる。

（実施例）以下、この発明を図示の実施例によって詳細に説明する
。

第１図はこの発明に係る高速磁気記録装置の一実施例を
示ｉｌ構成図であり、第２図、第３図は第１図の構成を
詳しく説明する説明図である。

本件高速映像記録装置は、撮像ユニット１、撮像ユニッ
ト１からの撮像信号を処理する信号処理ユニット２、信
号処理ユニット２で処理された映像信号を磁気テープに
記録する磁気ヘッドの取付けられた磁気記録手段３から
成る。

撮像ユニット１は、光入射方向の前方に１１８ｆ＆レン
ズＬが配設され、後方に、撮像レンズしの軸９を中心に
高速で回転する反射板Ｒが設けられている。反射板Ｒの
反射光は、撮像レンズＬを中心とする撮像ユニット１の
内壁に当たるようになっており、その内壁部には、ｎ（
ｎは整数）個の例えばＣＯＤ等の固体撮像素子Ｐｔ　、
　Ｐ２〜Ｐｎ−ｔ　。

Ｐｎが取付【ノられている。また、反射板Ｒは、反射率
の良好な鏡、プリズム等を用い、軸ρを中心にモータＭ
によって回転されるようになっている。

ｖｌ像レンズＬ側から撮像ユニット１内を見た正面図を
第２図に示す。このように、撮像レンズＬと反射板Ｒは
、光軸と回転軸を共通にし、その周りに円形に固体撮像
素子Ｐ＋　、　Ｐ２〜Ｐｎ−ｔ　、　Ｐｎが配列されて
いる。

信号処理ユニット２は、上記固体撮像素子Ｐ１゜Ｐ２〜
Ｐｎ−ｔ　、ｐｎに対応した数の映像信号処理回路Ｖ１
．　Ｖ２〜Ｖ１１−１　、　Ｖｎ　カラ成’）、各国（
Ａ撮像素子Ｐ１．Ｐ２〜Ｐｎ−ｔ　、ｐｎからの信号は
、それぞれの映像信号処理回路Ｖ１．Ｖ２〜Ｖｎ−１ｔ
Ｖｎによって、磁気ヘッドにて記録可能な信号に変換さ
れる。

信号処理ユニット２からのｎ個の信号は、それぞれ回転
トランス４＋　、４２〜４ｎ−ｔ　、４ｎを介して回転
シリンダに取付けられた磁気ヘッドＨ１゜Ｈ２〜）ｌｎ
−１、Ｈｎに供給され、磁気テープに記録される。磁気
記録手段３は、磁気テープの回転シリンダ３′への巻き
付は角を１８０°とすると０、第３図に示すように、ｎ
個の磁気ヘッドＨ１゜Ｈ２〜Ｈｎ−１、Ｈｎは、（１８
０／ｎ）”　（Ｄ角度割りを持ち、各ヘッド間のヘッド
段差は、記録しようとする磁気テープのトラックピッチ
分だけ設ける。回転シリンダ３′は、略３０Ｈ７で回転
駆動されるが、テープは通常の場合のｎ倍の速度で送ら
れる。このため、作成されるテープのフォーマットをＶ
Ｈ８と同じにするには、回転シリンダ３′とテープの傾
斜角及びシリンダ径を若干変更覆る。

このような構成の高速映像磁気記録装置によれば、映像
を通常の映像信号（ＮＴＳＣ信号等）における１秒間の
画像枚数よりｎ倍で撮像し記録するのに必要な悟り周波
数を、通常の速度で撮像及び記録するのと同様の信号周
波数に保つことができる。

即ち、映像光は撮像レンズＬを通して撮像ユニット１に
入り、反射板Ｒによって反射され、ｎ個の固体撮像素子
Ｐ１．Ｐ２〜ｐｎ−１、ｐｎに照射される。反射板Ｒは
一定速度で回転しても原理的には成立するが、照射時間
が長いほど鮮明な画像が得られるので、反射板Ｒが固体
撮像素子Ｐ１゜Ｐ２〜Ｐｎ−ｔ　、ｐｎと対向した位置
で少し停止するようにモータＭの駆動を行うと良い。固
体撮像素子Ｐ１．Ｐ２〜Ｐｎ−ｔ　、Ｐｎ　への映像信
号の蓄積期間は、垂直のブランキング期間に当てる。Ｎ
ＴＳＣ信号の場合、反射板Ｒの回転周期をＮＴＳＣのフ
ィールド周期１６．６８ｍ５ｅｃと同一にしておけば、
１フイールドの時間内にｎフィール１分の映像信号が作
成されることになる。また、各固体撮像素子ｐ１．Ｐ２
〜Ｐｎ−１、Ｐｎが映像を読出す期間は、固体撮像素子
Ｐｔ　、Ｐ２〜Ｐｎ−ｉｎＰ口に次の映像が蓄積される
までに終了すれば良いので、１フイ一ルド分の像信号を
電気信号に変換するのに、１６．６８１ｓｅｃかけるこ
とができる。

従って、信号周波数はＮＴＳＣ信号と殆ど変りがない。

上記ＶＡ像ユニット１によって得られたｎ個の映像信号
は、これと一対一に設けられた映像信号処理回路Ｖ＋　
、　Ｖ２〜Ｖｎ−１、Ｖｎ　ニ供給すレテＦＭ変調等の
処理を受ける。この場合、固体撮像素子Ｐ＋　、Ｐ２〜
Ｐｎ−＋　、Ｐｎからの映像信号ハ、ＮＴＳＣ信号等の
信号周波数と変りがないので、信号処理も殆ど無変更の
回路を使用でき、当然のことながら磁気ヘッドも通常の
周波数帯域を記録するヘッドで演む。

第４図及び第５図に、ｎ＝３の場合の固体撮像素子Ｐ１
〜Ｐ３から読出される映像信号と、その記録トラックを
示す。固体ｆｉｌｌｓ素子Ｐ１〜Ｐ３からの映像信号１
１〜■３は、時間的に１／３フイールドだけずれた位相
関係を保ち、フィールド単位で、第５図に示すように磁
気テープに記録される。第５図において、アジマスを考
えると、各対向するヘッドのアジマス角は、ｎが偶数の
場合は同一のアジマスとなり、ｎが奇数の場合は逆のア
ジマスとなる。

このように本高速映像記録装置によれば、通常のカラー
テレビジョン信号と同等の信号周波数を扱う回路及びヘ
ッドによって、撮像素子からの信号を直接記録づること
ができる。また、記録された信号のフォーマットがＶＨ
８等の規格を満たすもので作成されるため、再生はＶＨ
８等のＶ　Ｔ　Ｒで再生することができる。

尚、実施例では、テープ巻き付は角は１８０゜で説明し
たが、１８００以外の角（例えば２７０”　、９０”　
）と１”る場合は、回転シリンダの径と回転速度を適宜
選択することで変えることができる。また、コントロー
ル信号は、高速映像信号の垂直同期信号を分離し、コン
トロールヘッドを用いて記録することができる［発明の効果］以上説明したようにこの発明によれば、高速撮影した映
像信号を通常の映像信号周波数と同じに保つことができ
るので、ＶＨ８等の通常の磁気機記録システムを用いて
高速映像記録が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る幽遠映像記録装置の一実施例を
示す構成図、第２図及び第３図は第１図の構成を詳述す
る構成図、第４図及び第５図は第１図の動作を説明する
タイムチャート及び記録パターン図である。１・・・撮像ユニット（Ｌ・・・撮像レンズ、Ｒ・・・
反射板、Ｐｌ、Ｐ２〜Ｐｎ−１、ｐｎ−・・固体撮像索
子）、２・・・信号処理にｙ　ト（Ｖｔ　、　Ｖ２〜Ｖ
ｎ−ｔ　。ｖｎ・・・映像信号処理回路）３・・・磁気記録手段（
Ｈｌ、　Ｈ２〜Ｈｎ−ｔ　、　１−１ｎ　＋＋磁気ヘッ
ド）。

Claims

【特許請求の範囲】撮像レンズと、この撮像レンズの周囲に配列されたｎ個
の撮像素子と、回転駆動され前記撮像レンズからの像光
線を前記撮像素子に反射する反射板とを有する撮像ユニ
ットと、前記ｎ個の撮像素子からの映像信号をヘリカルスキャン
方式磁気記録フォーマットの信号に処理するｎ個の映像
信号処理回路を有する映像信号処理ユニットと、回転シリンダの周面上に一定の角度割り及び映像トラッ
ク幅と同一段差を持ってｎ個の磁気ヘッドを取付け、か
つ磁気テープを前記記録フォーマットの標準速度のｎ倍
の速度で駆動する磁気記録手段とを具備することを特徴
とする高速映像記録装置。