JPH0310008Y2 - - Google Patents

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JPH0310008Y2
JPH0310008Y2 JP20276585U JP20276585U JPH0310008Y2 JP H0310008 Y2 JPH0310008 Y2 JP H0310008Y2 JP 20276585 U JP20276585 U JP 20276585U JP 20276585 U JP20276585 U JP 20276585U JP H0310008 Y2 JPH0310008 Y2 JP H0310008Y2
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receiving
arm
tip
roller
side roller
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JP20276585U
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JPS62109904U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンクリートパイル、ポールの如
きコンクリート柱体の造形に際して、造形型枠へ
の足場ボルト等の附属品の取付、取外し作業、型
枠合接用の締付ボルトの締付け、緩め作業などの
ために造形型枠を転動自在に支持すると共に、造
形型枠の受入れ及び送出動作に便利なよう工夫し
た回転支持装置に関するもので、コンクリート柱
体の造型、脱型作業に主として適用できる。
〔従来の技術〕
脱型解枠時のボルトゆるめ等の作業姿勢を容易
化すると共に、クレーン吊り作業を少なくする目
的で、造形型枠の転動支持及び転送台からの受入
動作を合理的に行うために出願人は、実願昭55−
58202号によつて解枠用台車を提案している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記提案済の装置は、転送台からの受入動作の
み可能な構成であるので、作業終了後の造形型枠
の送り出しは、人手によつて転送台へ転送するか
又はクレーンの吊りによて搬送することによらざ
るを得ず、非能率で作業安全面でなお不充分であ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、回転支持装置への造形型枠の送り
込みのみならず、送り出し操作も省力化されて能
率良く行われるように工夫した回転支持装置を提
案するものであつて、その構成は、造形型枠1を
送り込むために設けてある送り込み部2、及び送
り出すために設けてある送り出し部3の間に位置
して設けられた装置機枠4と、送り込み部2に近
接して互に同心にて装置機枠4へ横軸10廻りに
夫々枢支された受入側ローラ8及び受けアーム9
と、受けアーム9の回動先端側にてこの受けアー
ム9に枢支された先端側ローラ11と、先端側ロ
ーラ11の上記枢支位置附近を支軸12として上
下回動できるように、受入側ローラ8の近くに回
動先端部13aが延設された送り出しアーム13
と、この送り出しアーム13の回動先端部13a
に枢支されたロール14と、先端側ローラ11が
受入側ローラ8に対して上位となるように上動さ
せる造形型枠4の受入姿勢及び、先端側ローラ1
1及び受入側ローラ8が略同一高さとなる造形型
枠1の支持姿勢の夫々に受けアーム9を姿勢変更
する受けアーム用シリンダ17と、上記支持姿勢
のときに上記回動先端部13aが造形型枠1の下
方に位置する非作用姿勢及び、回動先端部13a
が先端側ローラ11よりも上位となる造形型枠1
の送出姿勢の夫々に送り出しアーム13を姿勢変
更する送り出しアーム用シリンダ18とを有して
いることを特徴とする造形型枠の回転支持装置で
ある。
〔作用〕
受けアーム用シリンダ17によつて受けアーム
9の回動先端側を上昇操作しておい、送り込み部
2から造形型枠1を装置機枠4に向つて送り込め
ば、受入側ローラ8を乗り越えた造形型枠1は、
上動した受入姿勢にある先端側ローラ11に当接
して受入側ローラ8及び先端側ローラ11に乗つ
た所定位置に停止することになり、次に受けアー
ム用シリンダ17を操作して受けアーム9の回動
先端側を下動して、先端側ローラ11及び受入側
ローラ8が略同一高さとなる支持姿勢に保てば、
これら双方のローラ8,11によつて造形型枠1
が回転自在に支承されるので、足場ボルトの取付
けなど、造形型枠1に対する各種作業を好適な姿
勢で行うことができることになる。
上記作業終了後は、送り出しアーム用シリンダ
18を操作してその回動先端部13aを先端側ロ
ーラ11よりも上位の送出姿勢に送り出しアーム
13を操作すると、造形型枠1が送り出しアーム
13によつて送り出し部3にけり出されることに
なり、このようにして、クレーン作業を全く必要
としないで、造形型枠1の回転支持装置への送り
込み及び送り出し部3への送り出しができるよう
になつた。
〔実施例〕
次にこの考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。第1図に斜視を、第2図〜第4図に夫々の姿
勢の正面視を夫々例示したように、造形型枠1を
送り込むための例えばレール或いは台車の如きも
のからなる送り込み部2及び、送り出すためのレ
ール、或いは台車の如きものからなる送り出し部
3の間に装置機枠4を設け(図示例では、レール
5,5上を車輪6,6…にて転動できる台車7
を、上記装置機枠4として用いているが、固定的
なものであつても良い)、送り込み部2に近接し
て装置機枠4に受入側ローラ8及び受けアーム9
を横軸10を用いて夫々枢支し、受けアーム9の
回動先端側には先端側ローラ11を支軸12を用
いて枢支し、回動先端部13aが受入側ローラ8
の附近にまで延設される長さの送り出しアーム1
3を支軸12に枢支して、ロール14を回動先端
部13aへ枢支し、受けアーム9及び送り出しア
ーム13の夫々の下方にて装置機枠4に押上ロツ
ド15と16を、夫々上下動可能に遊挿して係止
頭部15a,16aにて装置機枠4に係止できる
ようにし、押上ロツド15,16の下方にて地上
に受けアーム用シリンダ17及び送り出しアーム
用シリンダ18を夫々設け、第1図及び第3図の
ように受けアームシリンダ17、送り出しアーム
用シリンダ18の夫々の受けピストン17aと送
り出しピストン18aを引込ませているときは、
受入側ローラ8及び先端側ローラ11によつて造
形型枠1を支持できる支持姿勢に受けアーム9が
保持され、第2図のように受けピストン17aを
突出操作したときは、押上ロツド15を介して受
けアーム9が上昇回動して先端側ローラ11が上
昇することになつて、送り込み部2から送り込ま
れた造形型枠1が受入側ローラ8を乗り越えてこ
の先端側ローラ11によつてこれ以上の転動が阻
止される受入姿勢となり、第4図のように送り出
しピストン18aを突出操作したときは、押上ロ
ツド16を介して送り出しアーム13が上昇回動
するため、今迄受入側ローラ8と先端側ローラ1
1とにて支持されていた造形型枠1は、この送り
出しアーム13によつて送り出し部3に向つて送
り出されるように構成している。
なお、上記支持姿勢では、受けアーム9の受け
部9aが装置機枠4に当接することになつて、こ
れによつて受けアーム9を強固に装置機枠4に支
架せしめている。装置機枠4として台車7を用い
るときは、受けアーム用シリンダ17及び送り出
しアーム用シリンダ18は台車7に取付けておい
ても良い。
又、受けアーム用シリンダ17、送り出しアー
ム用シリンダ18は、エア、油圧などを用いるこ
とができるものであつて、エアを用いるときは、
このエアが造形型枠1の先端側ローラ11への転
入動作の際に受ける転動衝撃を良く緩衝できるこ
とになり、油圧を用いるときは、受けピストン1
7aと受けアーム用シリンダ17の間に設けた図
示外のばねによつて、又は受けアーム用シリンダ
17に設けた図示外のオイルダンパによつて上記
衝撃を緩衝できるものである。
受入側ローラ8を、図示省略したモータによつ
てゆるやかに回転駆動するように構成することに
よつて造形型枠1を所望位置に容易に回動できる
ことになる。そして、上述した受けピストン17
aと送り出しピストン18aの夫々の突出操作と
引込操作の開始指令を、自動的にシーケンス制御
できるように構成することが可能であつて、例え
ば送り込み部2の終端部附近に設けたセンサが、
造形型枠1の送り込み動作を検知したとき、受け
ピストン17aに上昇指令が与えられるように、
次に先端側ローラ11が負荷を検知したときに、
この受けピストン17aの引込み指令が与えられ
るように夫々構成できるものである。
〔考案の効果〕
この考案に係る造形型枠の回転支持装置は上述
のように構成したものであつて、受けアーム用シ
リンダ17によつて受けアーム9の回動先端側を
上昇操作しておいて、送り込み部2から造形型枠
1を装置機枠4に向つて送り込めば、受入側ロー
ラ8を乗り越えた造形型枠1は、上動した受入姿
勢である先端側ローラ11に当接して受入側ロー
ラ8及び先端側ローラ11に乗つた所定位置に停
止することになり、次に受けアーム用シリンダ1
7を操作して受けアーム9の回動先端側を下動し
て先端側ローラ11、及び受入側ローラ8が略同
一高さとなる支持姿勢に保てば、これら双方のロ
ーラ8,11によつて造形型枠1が回転自在に支
承されるので、足場ボルトの取付けなど造形型枠
1に対する各種作業を好適な姿勢で行うことがで
きることになる。
上記作業終了後は、送り出しアーム用シリンダ
18を操作してその回動先端部13aを先端側ロ
ーラ11よりも上位の送出姿勢に送り出しアーム
13を操作すると、造形型枠1が送り出しアーム
13によつて送り出し部3にけり出されることに
なる。このようにして、クレーン作業を全く必要
としないで、造形型枠1の回転支持装置への送り
込み及び、送り出し部3への送り出し動作を無駄
時間少なく、能率良く、しかも安全に行うことが
できたのである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は装置
の全体斜視図、第2図〜第4図は第1図の装置の
夫々の姿勢における正面図である。 符号説明、1……造形型枠、2……送り込み
部、3……送り出し部、4……装置機枠、9……
受けアーム、8……受入側ローラ、11……先端
側ローラ、13……送り出しアーム、13a……
回動先端部、17……受けアーム用シリンダ、1
8……送り出しアーム用シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 造形型枠を送り込むために設けてある送り込み
    部及び送り出すために設けてある送り出し部の間
    に位置して設けられた装置機枠と、送り込み部に
    近接して互いに同心にて装置機枠へ横軸廻りに
    夫々枢支された受入側ローラ及び受けアームと、
    受けアームの回動先端側にてこの受けアームに枢
    支された先端側ローラと、先端側ローラの上記枢
    支位置付近を支軸として上下回動できるように受
    入側ローラの近くに回動先端部が延設された送り
    出しアームと、この送り出しアームの回動先端部
    に枢支されたロールと、先端側ローラが受入側ロ
    ーラに対して上位となるように上動させる造形型
    枠の受入姿勢及び、先端側ローラ及び受入側ロー
    ラが略同一高さとなる造形型枠の支持姿勢の夫々
    に受けアームを姿勢変更する受けアーム用シリン
    ダと、上記支持姿勢のときに上記回動先端部が造
    形型枠の下方に位置する非作用姿勢及び、回動先
    端部が先端側ローラよりも上位となる造形型枠の
    送出姿勢の夫々に送り出しアームを姿勢変更する
    送り出しアーム用シリンダとを有していることを
    特徴とする造形型枠の回転支持装置。
JP20276585U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0310008Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20276585U JPH0310008Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20276585U JPH0310008Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62109904U JPS62109904U (ja) 1987-07-13
JPH0310008Y2 true JPH0310008Y2 (ja) 1991-03-13

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ID=31167454

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JP20276585U Expired JPH0310008Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62109904U (ja) 1987-07-13

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