JPH0299837A - 光ファイバ温度センサ - Google Patents

光ファイバ温度センサ

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JPH0299837A
JPH0299837A JP63252077A JP25207788A JPH0299837A JP H0299837 A JPH0299837 A JP H0299837A JP 63252077 A JP63252077 A JP 63252077A JP 25207788 A JP25207788 A JP 25207788A JP H0299837 A JPH0299837 A JP H0299837A
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JP
Japan
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optical fiber
temperature
temperature distribution
core
distribution
Prior art date
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Pending
Application number
JP63252077A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Suetsugu
義行 末次
Toshinori Wakami
若見 俊則
Shinji Ishikawa
真二 石川
Yoichi Ishiguro
洋一 石黒
Takashi Kogo
隆司 向後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ビルの火災検知器、又はガスタンク等の強撚
性物質貯蔵容器や電カケープルの導体表面の温度をリア
ルタイムで測定できる温度センサとして用いることがで
きる光ファイバ温度センサに関する。
〈従来の技術〉 建築物等の火災検知器として従来より用いられているも
のとしては、例えば「機械の研究第38巻第1号(19
86)P234Jに示されている定温式スポット型熱セ
ンサがある。この定温式スポット型熱センサの原理を第
10図に示す。同図に示すようにこの熱センサは例えば
黄銅とインパールとのように膨張率の異なる2種の金属
板をはり合せたバイメタル1を利用したものである。す
なわち、センサ本体2内にはバイメタル1の一端の接点
aとともに、通常状態では接点aと離れている接点すが
設けられており、炎3などによりセンサ本体2が熱せら
れである温度に達すると湾曲したバイメタル1の接点a
と接点すとが接触し、火災ランプ4が点燈するとともに
警報ベル5が鳴るようになっている。なお、図中、6は
電池を示す。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上述したように、定温式スポット型熱センサに
おいては、例えば火災等により高温状態になったときに
接点aと接点すとが接触することで火災ランプ4及び警
報ベル5に通電されるようになっているので、接点a。
b同士が接触する瞬間には必ずスパークが生じるという
問題がある。このため、この種の熱センサの用途は民家
やオフィスなどの火災報知諸に限られ、例えばガスタン
ク等の強撚性物質貯蔵容器の温度センサには使用するこ
とができなかった。
また、この種の熱センサは電流のオン、オフによって情
報伝達を行うため、例えば火災場所を同定するシステム
とする場合には、一つのセンサに対して一本の銅ケーブ
ルなどの配線が必要となるという問題もある。例えば、
数百もの熱センサを必要とするような超高層ビルに火災
場所を同定する火災検知システムを導入する場合には、
数百本もの銅ケーブル等の配線が必要となり、全ての配
線が監視室に集中して大きな空間を占有すると共に、経
済的負担が非常に大きい。
なお、ガスタンク等の強撚性物質貯蔵タンク表面の温度
分布を、熱電対を用いて測定することも考えられるが、
この場合も同様に測定点の数に対応する本数の熱雷対が
必要となり、経済的負担が大きい。
一方、電カケープルの導体表面の長さ方向の温度分布が
測定できれば、導電部での発熱量がわかり、この発熱量
から電カケープルのどの部分が劣化しているかを知るこ
とができるが、電カケープルのように大電流が流れ、強
磁場が発生する導体表面の温度を測定できるセンサは従
来には存在せず、かかるセンサの出現が待望されている
本発明はこのような事情に鑑み、ガスタンク等の強撚性
物質貯蔵容器や電カケープルの導体表面の温度分布を単
純な配線によリリアルタイムで測定できる光ファイバ温
度センサを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成する本発明にかかる光フアイバ温度セン
サは、少なくとも光が伝搬する部分の一部に金属が含有
されている光ファイバの吸収損失の温度依存性を利用し
たことを特徴とする。
く作   用〉 光が伝搬する部分に金属が含有されている光ファイバの
吸収損失は温度依存性を示す。
したがって、この光ファイバの長手方向の損失分布を測
定することにより、光ファイバの長手方向の温度分布を
測定することができる。
く実 施 例〉 実施例l 5iOのコア材の表面に、Cu” 20 ppm1Cu
” 20 ppr+B Cu” 10 ppm及びCu
  10ppmをそれぞれ塗布した上に、VAD法によ
りS i O2のジャケット層を形成し、F雰囲気中で
脱水・焼結して光ファイバ用母材とした。
この母材をそれぞれコア径8.m1クラツド径124H
aに線引きし、シリコーン樹脂を400声径となるよう
に被覆して、第1図に示すようにコア11.クラッド1
2及び被覆13からなる7フイパA (Cul+20 
ppm gK加)、 B (Cu” 20 ppm添加
)、C(Cu”10 ppm及びCu” 20 ppm
 )をそれぞれ製造した。かかるファイバでは銅はすす
体の脱水・焼結により均一に分布しており、コア11及
びクラッド12の内側の一部に銅が含有されている。な
お、ファイバA、B、Cの比屈折率差Δは0.3%であ
った。
このように製造しtニファイバA、B、Cの損失波長特
性を常温で評価し、金属原子による吸収損失ピークの発
生する波長を調査したところ、第2図に示す結果を得た
第2図に示すようにファイバAの吸収損失のピークは波
長0.684.ファイバBの吸収損失のピークは0.8
8g、ファイバCの吸収損失のピークは0.86.mに
それぞれ存在した。これにより、現在、最も安価に入手
可能なレーザの発振波長である0、811Ja及び1.
30/j11で大きく吸収損失を示すことが確認された
次に、各ファイバA、B、Cについて、波長0.857
a及び1.30%における伝送損失の温度依存性につい
て調査した。各ファイバA。
B、Cをそれぞれ500m長の把にとり、各ファイバ全
長の温度を300@に〜470’にの範囲で変化させな
がら連続モニタ法で透過光のパワー強度をモニターした
。この結果を第3図〜第5図に示す。
第3図〜第5図に示す結果より、ファイバA、B、Cの
光吸収損失はそれぞれ正の温度係数をもって温度に依存
することが確認された。
以上、ファイバA、B、Cについて示したが、すす体の
表面あるいは製造途中のすす体の表面に銅の微粉末を塗
布し、その後脱水・焼結し、パイプを被せた母材を用い
ても同様の結果となる。また、パイプに銅を含有させて
おいても、0.6〜2−の範囲に大きな吸収損失を示し
、この吸収損失が温度に依存するという同様の効果が得
られる。
なお、VAD法以外の母材の製造方法に採用しても同様
の効果が得られるのは言うまでもない。すなわち、光フ
ァイバのコア及びコアの周囲の伝搬光のパワーが分布す
る部分の一部に少なくとも金属が含有されている場合に
、吸収損失に温度依存性が現われ、他のクラッド部に金
属が含まれているか否かは問題ではない。
まtこ、上述した例では銅を添加した例について述べた
が、同様に吸収損失の温度特性を有するニッケル、金、
銀、コバルト、クロム等を用いても同様の効果が期待で
きる。
したがって、このような光ファイバの長手方向の損失分
布を測定すれば長さ方向の温度分布を知ることができる
ので、−本の光ファイバを被対象物に沿って配置するこ
とにより、被対象物の温度上昇箇所、表面温度分布等を
知ることができる。また、光ファイバは電磁界に対して
無肪導であるので、大電流が流れ、強磁場が発生する電
カケープルの導体表面に沿って配置すれば、当該電カケ
ープルの導体=7− 表面の長手方向の温度分布を測定することができ、これ
により導体の劣化具合を把握することが可能となる。
実施例2 上述したファイバAを用いて第6図に示すような光−フ
ァイバ分布温度センサを製作した。
図中、21は市販の後方散乱光測定!I#(以下、0T
DRと略す)である。0TDRは一般に波長が0.85
声、 1.3/a、  1.55声のものが広く用いら
れているが、本実施例では0.85のものを用いた。乙
の0TDR21は通常の3Mファイバであるダミーファ
イバ22を介して500mのファイバAである光ファイ
バ23と結合されている。0TDR21は、パルス変調
した信号光を光ファイバ23に入力する手段と、光ファ
イバ23内で発生した後方散乱光出力を時間領域受信す
るとともに平均化処理及び微分処理の信号処理をする手
段とを具えており、光ファイバ23の長手方向の損失分
布をリアムタイムで測定することができる。
一 このようなセンサの光ファイバ23の中央部100mの
みを恒温槽に入れ、恒温槽の温度を300°K(室温)
及び470°Kに設定し、それぞれの場合について0T
Dtt21により波長0.857Allの後方散乱特性
を測定した。
第7図が300°に1第8図が470°にの場合の測定
結果である。単位長さ当りの損失は、後方散乱光強度の
ファイバ長微分、すなわちda / dL (dB/単
位長)で表わされ、この値が第3図に示される通り温度
と一対一に対応する。したがって、このような後方散乱
光特性を測定し、後方散乱光強度のファイバ長微分を求
めることにより、光フ・rイバ23の長手方向の温度分
布を把握することができる。
第9図は、第8図の結果をファイバ長さしで微分し、温
度と対応させたグラフである。
このグラフより、光ファイバ23の中央部100mの部
分の温度が470°Kまで上昇していることが明らかで
ある。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の光ファイバ温度センサば
、−本の光ファイバを被対象物に沿って配設することに
よりその光ファイバの長平方向に亘った温度分布を測定
することができるので、例えば従来、数百本の定温式ス
ポット型温度センサと数百本の銅ケーブルとが必要であ
った火災検知システムを、たった−本の光ファイバケー
ブルの配設だけで済まずことができ、経済的効果が大き
い。さらに、本発明のセンサ(よスパーク等の発生のお
それがなく、電磁界に対して無誘導なので、ガスタンク
等の強撚性物質貯蔵容器や電カケープルの導体表面の温
度もリアムタイムで測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の実施例にかかり、第1図は光
ファイバの端面を示す説明図、第2図はファイバA、B
、Cの損失波長特性を示すグラフ、第3図〜第5図は各
ファイバの温度依存性を示すグラフ、第6図は光ファイ
バ分布温度センサの外観図、第7図及び第8図はそれぞ
れ300°に、470’Kにおける後方散乱光の測定結
果を示すグラフ、第9図は第8図の状態の光ファイバの
温度分布を示すグラフ、第10図は従来の定温式スポッ
ト型熱センサの原理図である。 図面中、 11はコア、 12はクラッド、 13は被覆、 21は後方散乱光測定器、 22ばダミーファイバ、 23は光ファイバである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも光が伝搬する部分の一部に金属が含有さ
    れている光ファイバの吸収損失の温度依存性を利用した
    ことを特徴とする光ファイバ温度センサ。 2)光ファイバに含有される金属が銅である請求項1記
    載の光ファイバ温度センサ。
JP63252077A 1988-10-07 1988-10-07 光ファイバ温度センサ Pending JPH0299837A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63252077A JPH0299837A (ja) 1988-10-07 1988-10-07 光ファイバ温度センサ

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JP63252077A JPH0299837A (ja) 1988-10-07 1988-10-07 光ファイバ温度センサ

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JPH0299837A true JPH0299837A (ja) 1990-04-11

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