JPH0299686A - 複合カレンダーロール - Google Patents
複合カレンダーロールInfo
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- JPH0299686A JPH0299686A JP24886988A JP24886988A JPH0299686A JP H0299686 A JPH0299686 A JP H0299686A JP 24886988 A JP24886988 A JP 24886988A JP 24886988 A JP24886988 A JP 24886988A JP H0299686 A JPH0299686 A JP H0299686A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F5/00—Elements specially adapted for movement
- F28F5/02—Rotary drums or rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/06—Lubricating, cooling or heating rolls
- B21B27/08—Lubricating, cooling or heating rolls internally
Landscapes
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、製紙工程中のカレンダー機に使用さる複合カ
レンダーロールに関するものである。
レンダーロールに関するものである。
(従来の技術)
製紙工程中のカレンダー工程は、製品の最終的な品質を
決定する重要な箇所である。これに使用されるカレンダ
ーロールは、−Cにチルドロールが用いられ、従来常温
で使用されてきた。
決定する重要な箇所である。これに使用されるカレンダ
ーロールは、−Cにチルドロールが用いられ、従来常温
で使用されてきた。
しかし、カレンダーロールを加温すれば、紙の平滑度や
光沢などが上昇し、紙強度が向上できるなどの効果が期
待できる。そこで、ロール内部に熱媒を通して加熱する
ことができるカレンダーロールが使用されるに及んでい
る。
光沢などが上昇し、紙強度が向上できるなどの効果が期
待できる。そこで、ロール内部に熱媒を通して加熱する
ことができるカレンダーロールが使用されるに及んでい
る。
第5図はこのような加熱ロールのひとつを示しており、
ロール40の軸心に小口径の貫通孔41を穿設し、孔の
一端側から他端側に向って蒸気などの熱媒を送給するご
とにより、チルドロールを加熱するものである。
ロール40の軸心に小口径の貫通孔41を穿設し、孔の
一端側から他端側に向って蒸気などの熱媒を送給するご
とにより、チルドロールを加熱するものである。
第6図は他の加熱ロールの例を示しており、ロール42
胴部外周域に、放射状に多数の熱媒送給孔43が、ロー
ル軸心方向に沿って開設されている。
胴部外周域に、放射状に多数の熱媒送給孔43が、ロー
ル軸心方向に沿って開設されている。
ロール軸部には、軸心方向に沿って熱媒給排孔45が開
設されている。前記送給孔43はその両端が閉塞される
と共に、閉塞部近傍位置で給排孔45に連通している。
設されている。前記送給孔43はその両端が閉塞される
と共に、閉塞部近傍位置で給排孔45に連通している。
給排孔45は一端が閉塞され、他端に熱媒供給管46が
同心状に配設され、該供給管46はスペーサー47を介
17て給排孔45内に支持されている。図中矢印は熱媒
の流れる経路を示している。
同心状に配設され、該供給管46はスペーサー47を介
17て給排孔45内に支持されている。図中矢印は熱媒
の流れる経路を示している。
(発明が解決し7ようとする課題)
以上のような従来のカレンダーロールには下記のような
問題点がある。
問題点がある。
すなわち、第5図の場合には、チルドロール軸心の貫通
孔41からロール表面までの距離が長いので、加熱の効
果が十分でない。またチルドロール内部の熱伝導が不均
一になり易く、ロール表面の温度分布が不均一になる。
孔41からロール表面までの距離が長いので、加熱の効
果が十分でない。またチルドロール内部の熱伝導が不均
一になり易く、ロール表面の温度分布が不均一になる。
一方、第6図の場合には、熱媒送給孔43、熱媒給排孔
45や両者の連通孔44など熱媒の流路を形成するため
に多数の穿孔加工が必要となる。特に送給孔43や連通
孔44は細長い孔加工を要し、加工困難なため製造コス
トが高くなる。
45や両者の連通孔44など熱媒の流路を形成するため
に多数の穿孔加工が必要となる。特に送給孔43や連通
孔44は細長い孔加工を要し、加工困難なため製造コス
トが高くなる。
また、熱媒が胴部外周域に形成された熱媒送給孔を、胴
部の一端側から他端側に流れるので、ロール表面の温度
分布を均一にすることが困難である。特に使用中に紙と
接触して熱が奪われやすいロール胴部外周面の中央部付
近の温度が低下し易いという欠点がある。
部の一端側から他端側に流れるので、ロール表面の温度
分布を均一にすることが困難である。特に使用中に紙と
接触して熱が奪われやすいロール胴部外周面の中央部付
近の温度が低下し易いという欠点がある。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、加工が
容易で、ロール胴部表面を均一に加熱でき、特に胴部中
央部付近の温度を一定に制御することができる複合カレ
ンダーロールを提供することを目的としている。
容易で、ロール胴部表面を均一に加熱でき、特に胴部中
央部付近の温度を一定に制御することができる複合カレ
ンダーロールを提供することを目的としている。
(課題を解決するだめの手段)
上記の目的を達成するためになされた本発明は、耐摩耗
材で形成された円筒状の外層部材1に、強靭材で形成さ
れかつ胴部外周面に熱媒送給用溝が凹設された軸部材2
が、嵌合されると共に拡散接合された複合カレンダーロ
ールであって、前記熱媒送給用;I4は胴部中央部から
胴部の一端に向う第1熱媒送給用溝3と胴部中央部から
胴部の他端に向う第2熱媒送給用溝4とから形成され、
前記第1熱媒送給用溝3と第2熱媒送給用溝4の胴部外
周面の開口が前記外層部材1内周面12によって閉塞さ
れて第1および第2熱媒送給用流路5゜6が形成されて
おり、該第1および第2熱媒送給用流路5,6は胴部中
央部において軸部材2に設けられた熱媒導入路7.8に
連通し、一方胴部端部において軸部材2に設けられた第
1および第2排出路9,10に各々連通していることを
発明の構成とする。
材で形成された円筒状の外層部材1に、強靭材で形成さ
れかつ胴部外周面に熱媒送給用溝が凹設された軸部材2
が、嵌合されると共に拡散接合された複合カレンダーロ
ールであって、前記熱媒送給用;I4は胴部中央部から
胴部の一端に向う第1熱媒送給用溝3と胴部中央部から
胴部の他端に向う第2熱媒送給用溝4とから形成され、
前記第1熱媒送給用溝3と第2熱媒送給用溝4の胴部外
周面の開口が前記外層部材1内周面12によって閉塞さ
れて第1および第2熱媒送給用流路5゜6が形成されて
おり、該第1および第2熱媒送給用流路5,6は胴部中
央部において軸部材2に設けられた熱媒導入路7.8に
連通し、一方胴部端部において軸部材2に設けられた第
1および第2排出路9,10に各々連通していることを
発明の構成とする。
(作 用)
第1および第2熱媒送給用溝3,4は、軸部材2の胴部
外周面に形成されるので、加工が極めて間中である。
外周面に形成されるので、加工が極めて間中である。
胴部外周面に第1および第2熱媒送給用溝3,4を形成
した軸部材2を、円筒状の外層部材1に嵌合して、拡散
接合するので、胴部外周面の各溝3゜4の開口が外層部
材1内周面12によって閉塞され、外層部内周面に沿っ
て第1および第2熱媒送給用流路5,6が容易に形成さ
れる。
した軸部材2を、円筒状の外層部材1に嵌合して、拡散
接合するので、胴部外周面の各溝3゜4の開口が外層部
材1内周面12によって閉塞され、外層部内周面に沿っ
て第1および第2熱媒送給用流路5,6が容易に形成さ
れる。
該第1および第2熱媒送給用流路5,6は、胴部中央か
ら胴部の一端および他端に向ってそれぞれ形成され、か
つ第1および第2熱媒送給用流路5゜6は、胴部中央部
において軸部材2に設けられた熱媒導入路7,8に連通
されているので、該流路5゜6に熱媒を胴部中央部から
流すことによって、被カレンダー材によって抜熱され易
い胴部中央部に温度低下のない熱媒を供給することがで
き、中央部における温度低下を補填してロール表面を均
一に加熱できる。
ら胴部の一端および他端に向ってそれぞれ形成され、か
つ第1および第2熱媒送給用流路5゜6は、胴部中央部
において軸部材2に設けられた熱媒導入路7,8に連通
されているので、該流路5゜6に熱媒を胴部中央部から
流すことによって、被カレンダー材によって抜熱され易
い胴部中央部に温度低下のない熱媒を供給することがで
き、中央部における温度低下を補填してロール表面を均
一に加熱できる。
(実施例)
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る複合カレンダーロー
ルの構造を示す。図中矢印は熱媒の流れる方向を示して
いる。また第2図は第1図のロールにおいて、熱媒の流
れる経路を略示しており、図中実線は熱媒の流れる経路
を、矢印は流れる方向を示している。
ルの構造を示す。図中矢印は熱媒の流れる方向を示して
いる。また第2図は第1図のロールにおいて、熱媒の流
れる経路を略示しており、図中実線は熱媒の流れる経路
を、矢印は流れる方向を示している。
本実施例のロールは、外層部材1に軸部材2が嵌合され
ると共に、軸部材2の胴部外周面と外層部材1の内周面
とが熱間等方加圧処理によって拡散接合されている。
ると共に、軸部材2の胴部外周面と外層部材1の内周面
とが熱間等方加圧処理によって拡散接合されている。
前記外層部材1は、チルド鋳鉄や高クロム鋳鉄などの耐
摩耗材を適宜選択使用することができる。
摩耗材を適宜選択使用することができる。
通常、遠心力鋳造法によって鋳造後、機械加工したもの
を用いる。一方軸部材2は、機械構造用炭素鋼や構造用
合金銅などの強靭材から適宜選択し、機械加工したもの
を用いることができる。
を用いる。一方軸部材2は、機械構造用炭素鋼や構造用
合金銅などの強靭材から適宜選択し、機械加工したもの
を用いることができる。
前記軸部材2の胴部外周面には、胴部の−・端から他端
に至る1条のらせん状溝が凹設されている。
に至る1条のらせん状溝が凹設されている。
該溝は、胴部中央部に設けられた閉塞部分(第2図中に
点線で示す。)によって、左右各部に区分され、胴部中
央から胴部の一端に向う第1熱媒送給用溝3 (以下「
第1溝」と称す。)と、第1溝3と連通ずることなく胴
部の他端に向う第2熱媒送給用溝4 (以下「第2溝」
と称す。)とが形成されている。
点線で示す。)によって、左右各部に区分され、胴部中
央から胴部の一端に向う第1熱媒送給用溝3 (以下「
第1溝」と称す。)と、第1溝3と連通ずることなく胴
部の他端に向う第2熱媒送給用溝4 (以下「第2溝」
と称す。)とが形成されている。
前記第1および第2溝3.4の洞部外周面の開口が、前
記外層部材1の内周面12によって閉塞されて、第1熱
媒送給用流路5 (以下「第1流路」と称す。)および
第2熱媒送給用流路6 (以下「第2流路」と称す。)
が形成されている。
記外層部材1の内周面12によって閉塞されて、第1熱
媒送給用流路5 (以下「第1流路」と称す。)および
第2熱媒送給用流路6 (以下「第2流路」と称す。)
が形成されている。
前記軸部材2の一端側には軸心に沿って熱媒給排孔13
が穿設されており、該給排孔13は一端が胴部中央部で
閉塞されている。該給排孔13は、閉塞端側の細径孔1
3aと軸端側の大径孔13bとが胴端部付近で同心状に
連設されて形成されている。給徘孔13には、第1およ
び第2導入管14.15が同心状に配設されている。第
1導入管14の先端部は、胴部中央部の給排孔13の閉
塞端の手前で、スペーサー11を介して給排孔13内に
支持されて、第1熱媒導入路7 (以下「第1導入路」
と称す。)を形成している。また、前記第2導入管15
の先端部が、前記細径孔13aと大径孔13bとの連設
部に固定され、第2導入管15が細径孔13aに連通し
ている。
が穿設されており、該給排孔13は一端が胴部中央部で
閉塞されている。該給排孔13は、閉塞端側の細径孔1
3aと軸端側の大径孔13bとが胴端部付近で同心状に
連設されて形成されている。給徘孔13には、第1およ
び第2導入管14.15が同心状に配設されている。第
1導入管14の先端部は、胴部中央部の給排孔13の閉
塞端の手前で、スペーサー11を介して給排孔13内に
支持されて、第1熱媒導入路7 (以下「第1導入路」
と称す。)を形成している。また、前記第2導入管15
の先端部が、前記細径孔13aと大径孔13bとの連設
部に固定され、第2導入管15が細径孔13aに連通し
ている。
そして、細径孔13aおよび第2導入管15の内周面と
前記第1導入管14外周面との間に、第2熱媒導入路8
(以下「第2導入路」と称す。)が形成されている。
前記第1導入管14外周面との間に、第2熱媒導入路8
(以下「第2導入路」と称す。)が形成されている。
さらに、前記第2導入管外周面と前記給徘孔13の大径
孔13b内周面との間に第2排出路10が形成されてい
る。一方、給排孔13の形成されていない側の軸端部に
は、軸心方向に沿って第1排出路9が形成されている。
孔13b内周面との間に第2排出路10が形成されてい
る。一方、給排孔13の形成されていない側の軸端部に
は、軸心方向に沿って第1排出路9が形成されている。
前記第1および第2流路5.6は、胴部中央部において
、前記第1および第2導入路7,8に各々連通され、一
方胴部端部において、前記第1および第2排出路9.1
0に各々連通されている。16.17は回転継手で、軸
部材2の両端に回動自在に設けられており、前記第1お
よび第2導入管14.15 、第1および第2排出路9
.10に連通している。
、前記第1および第2導入路7,8に各々連通され、一
方胴部端部において、前記第1および第2排出路9.1
0に各々連通されている。16.17は回転継手で、軸
部材2の両端に回動自在に設けられており、前記第1お
よび第2導入管14.15 、第1および第2排出路9
.10に連通している。
尚、本実施例では、らせん溝の閉塞部分を、らせんの半
周回分としたが、ロール表面の均一加熱のためには閉塞
部分は短い程よい。従っζ、閉塞部分を短くして、例え
ば第2図において点線矢印の位置のように、近接して設
けることが望ましい。
周回分としたが、ロール表面の均一加熱のためには閉塞
部分は短い程よい。従っζ、閉塞部分を短くして、例え
ば第2図において点線矢印の位置のように、近接して設
けることが望ましい。
さらに、熱媒の流路となる溝は、らせん状溝に限るもの
でなく、軸心に平行な直線状の溝を、胴部中央部から左
右の胴端に向けて、適宜数を軸部材外周面に凹設しても
よい。
でなく、軸心に平行な直線状の溝を、胴部中央部から左
右の胴端に向けて、適宜数を軸部材外周面に凹設しても
よい。
第1実施例に係るカレンダーロールによれば、熱媒は、
第1図および第2図に矢印で示したように、ロール軸部
材2の一端側に設けられた第1および第2導入路7,8
から送給され、軸部材2胴部中央部において、ロール外
層部材1の内周面12の第1および第2流路5,6にそ
れぞれ導かれる。そして、前記流路5.6に沿って、胴
部中央部から胴側端部に向って前記流路5.6に沿って
、胴部中央部から胴側端部に向って、外層部材内周面を
らせん状に周回しつつ外層部材を均一に加熱した後、そ
れぞれ胴端の第1および第2排出路9.10に至り、排
出される。
第1図および第2図に矢印で示したように、ロール軸部
材2の一端側に設けられた第1および第2導入路7,8
から送給され、軸部材2胴部中央部において、ロール外
層部材1の内周面12の第1および第2流路5,6にそ
れぞれ導かれる。そして、前記流路5.6に沿って、胴
部中央部から胴側端部に向って前記流路5.6に沿って
、胴部中央部から胴側端部に向って、外層部材内周面を
らせん状に周回しつつ外層部材を均一に加熱した後、そ
れぞれ胴端の第1および第2排出路9.10に至り、排
出される。
このように、熱媒が、胴部中央から流路に供給され、ロ
ール外層部材1の内周面12を胴部中央部から各々の胴
端に向って流れるので、被カレンダー材によって抜熱さ
れ易い胴部中央部における温度低下を補填して、ロール
外層部材1を均一に加熱できる。また、熱媒が胴部中央
部で、2木の導入路から各々流路に送給されるので、ロ
ール外層部材1の中央部付近の温度コントロールが容易
である。
ール外層部材1の内周面12を胴部中央部から各々の胴
端に向って流れるので、被カレンダー材によって抜熱さ
れ易い胴部中央部における温度低下を補填して、ロール
外層部材1を均一に加熱できる。また、熱媒が胴部中央
部で、2木の導入路から各々流路に送給されるので、ロ
ール外層部材1の中央部付近の温度コントロールが容易
である。
第3図は本発明の第2実施例に係る複合カレンダーロー
ルの構造を示す。本実施例のロールも、第1実施例と同
じく、円筒状の外層部材21に軸部材22が嵌合される
と共に拡散拡合された構造であるが、熱媒導入路を軸部
材22の各端から中央部に向って対向状に設け、両軸端
からそれぞれの流路25.26に熱媒を送給する構造と
している。
ルの構造を示す。本実施例のロールも、第1実施例と同
じく、円筒状の外層部材21に軸部材22が嵌合される
と共に拡散拡合された構造であるが、熱媒導入路を軸部
材22の各端から中央部に向って対向状に設け、両軸端
からそれぞれの流路25.26に熱媒を送給する構造と
している。
すなわち、本実施例のロールにおいては、第1および第
2熱媒給排孔31,32が、軸部材22の両端に、軸心
方向に沿って対向状に穿設されている。
2熱媒給排孔31,32が、軸部材22の両端に、軸心
方向に沿って対向状に穿設されている。
該給排孔31,32は一端が胴部中央部で閉塞されてお
り、閉塞端側の細径孔31a、32aと軸端側の大径孔
31b、32bとが、胴部端部と中央部との間で同心状
に連設されて形成されている。両給排孔31,32の軸
端側には、各々第1および第2導入管33.34が同心
状にそれぞれ配設され、各導入管33.34の先端部は
、各給排孔3L32の細径孔31a、32aと大径孔3
1b、32bとの連設部で、それぞれの給排孔内周面に
固定されて、導入管33.34と細径孔31a、32a
が各々連通され、第1および第2導入路27.28が形
成されている。また前記第1および第2導入管33.3
4の外周面と前記給排孔の大径孔31b、32b上の間
で、第1および第2排出路20.30がそれぞれ形成さ
れている。35.36は同軸継手で、軸部材22の両端
に回動自在に設けられており、前記第1および第2導入
路27.28 、第1および第2排出路29.30に各
々連通している。
り、閉塞端側の細径孔31a、32aと軸端側の大径孔
31b、32bとが、胴部端部と中央部との間で同心状
に連設されて形成されている。両給排孔31,32の軸
端側には、各々第1および第2導入管33.34が同心
状にそれぞれ配設され、各導入管33.34の先端部は
、各給排孔3L32の細径孔31a、32aと大径孔3
1b、32bとの連設部で、それぞれの給排孔内周面に
固定されて、導入管33.34と細径孔31a、32a
が各々連通され、第1および第2導入路27.28が形
成されている。また前記第1および第2導入管33.3
4の外周面と前記給排孔の大径孔31b、32b上の間
で、第1および第2排出路20.30がそれぞれ形成さ
れている。35.36は同軸継手で、軸部材22の両端
に回動自在に設けられており、前記第1および第2導入
路27.28 、第1および第2排出路29.30に各
々連通している。
第2実施例に係るカレンダーロールによれば、熱媒の導
入路27.28をロール輸部材22の両方の軸端部にそ
れぞれ設けたので、第1実施例よりも給排孔3L32お
よび導入管33.34の構造が簡単で、加工が容易であ
る。
入路27.28をロール輸部材22の両方の軸端部にそ
れぞれ設けたので、第1実施例よりも給排孔3L32お
よび導入管33.34の構造が簡単で、加工が容易であ
る。
尚、上記実施例では、熱媒は、軸部に設けた2本の導入
路から外層部材内周面に設けられた2本の流路に各々送
給される構造としたが、第4図に示すように、熱媒を、
1本の導入路から2本の流路に送給する構造としてもよ
い。また、前記2木の流路は必ずしも非連通状態とする
必要はなく、連通状態としてもよい。たとえば、前記2
本の流路を、一方の胴端から他方の胴端に達する1連の
らせん状流路として形成してもよい。この場合、1本の
導入路から胴部中央部において1本の導通路によって一
連の流路に熱媒を供給すればよい。
路から外層部材内周面に設けられた2本の流路に各々送
給される構造としたが、第4図に示すように、熱媒を、
1本の導入路から2本の流路に送給する構造としてもよ
い。また、前記2木の流路は必ずしも非連通状態とする
必要はなく、連通状態としてもよい。たとえば、前記2
本の流路を、一方の胴端から他方の胴端に達する1連の
らせん状流路として形成してもよい。この場合、1本の
導入路から胴部中央部において1本の導通路によって一
連の流路に熱媒を供給すればよい。
もっとも、第1図および第3図のような構造にすると、
第1、第2熱媒送給用流路の流路抵抗が異なるごとに起
因して、各流路へ送給される熱媒の流量に偏りが生じて
も、極めて容易に流量調整することができる。従って、
非カレンダー作業において、胴部中央部から胴端にかけ
ての温度分布を、対称状に容易に制御することができる
。これにより、カレンダー作業中、胴部中央部で被カレ
ンダー材による抜熱が生じても、胴部表面の温度分布の
均一化を容易に行うことが可能である。更に、カレンダ
ー作業中にロール胴部表面の温度分布が変化しても、各
流路に流れる熱媒の流量を調整することによって、ロー
ル胴部表面の温度分布を均一に制御することが容易であ
る。
第1、第2熱媒送給用流路の流路抵抗が異なるごとに起
因して、各流路へ送給される熱媒の流量に偏りが生じて
も、極めて容易に流量調整することができる。従って、
非カレンダー作業において、胴部中央部から胴端にかけ
ての温度分布を、対称状に容易に制御することができる
。これにより、カレンダー作業中、胴部中央部で被カレ
ンダー材による抜熱が生じても、胴部表面の温度分布の
均一化を容易に行うことが可能である。更に、カレンダ
ー作業中にロール胴部表面の温度分布が変化しても、各
流路に流れる熱媒の流量を調整することによって、ロー
ル胴部表面の温度分布を均一に制御することが容易であ
る。
尚、本発明のカレンダーロールは、プラスチック、ゴム
などのカレンダー作業に使用できることは勿論である。
などのカレンダー作業に使用できることは勿論である。
次に具体的製造実施例について以下に述べる。
(a) チルド鋳鉄から成る中空円筒体を遠心力鋳造
法によって製作し、内外周面を機械加工によって平滑に
し、外層部材を形成した。
法によって製作し、内外周面を機械加工によって平滑に
し、外層部材を形成した。
(b) 低炭素合金鋼から成る柱状体を軸部の形状に
機械加工した。次に、胴部外周面に一条のらせん状溝を
溝加工によって形成し、軸部の中央部付近で溝にスペー
サーを入れて溝の一部を閉塞して中央部から胴部の左右
端にそれぞれ向う2本の溝を形成した。
機械加工した。次に、胴部外周面に一条のらせん状溝を
溝加工によって形成し、軸部の中央部付近で溝にスペー
サーを入れて溝の一部を閉塞して中央部から胴部の左右
端にそれぞれ向う2本の溝を形成した。
さらに、一方の軸端に熱媒給排孔を穿設し、第1および
第2導入管を配設し、前記各溝と連通させた。他端には
排出路を穿設した。上記により軸部材を得た。
第2導入管を配設し、前記各溝と連通させた。他端には
排出路を穿設した。上記により軸部材を得た。
(C) 前記(a、)(b)で得た外層部材と軸部材
とを嵌合し、封缶した後、熱間等方加圧装置に入れ、1
050’C11000気圧中で両者を拡散接合した。
とを嵌合し、封缶した後、熱間等方加圧装置に入れ、1
050’C11000気圧中で両者を拡散接合した。
(d) 以上の操作で得たカレンダーロールを、歪取
熱処理(300″CX20Hr)後、仕上の機械加工を
行った。
熱処理(300″CX20Hr)後、仕上の機械加工を
行った。
(e) 上記ロール外層表面の硬度を測定したところ
79Hsであった。
79Hsであった。
(f) 上記ロールの各熱媒導入路から温水を送給し
てロール外層部を加熱したところ、胴部中央部から胴端
にかけての温度分布を対称状に制御できた。
てロール外層部を加熱したところ、胴部中央部から胴端
にかけての温度分布を対称状に制御できた。
(発明の効果)
本発明の複合カレンダーロールによれば、熱媒送給用流
路が、熱媒送給用溝が外周面に形成された軸部材に、外
層部材を嵌合して拡散接合するだけで容易に形成される
ので、機械加工が極めて簡単で加工コストが安い。
路が、熱媒送給用溝が外周面に形成された軸部材に、外
層部材を嵌合して拡散接合するだけで容易に形成される
ので、機械加工が極めて簡単で加工コストが安い。
また、2本の熱媒゛送給用流路が、胴部中央部から胴部
の左右端に向ってそれぞれ形成され、かつ各流路が胴部
中央部において軸部材に設けられた熱媒導入路に連通さ
れている。このため、各流路に胴部中央部から熱媒を流
すことができるので、被カレンダー材によって抜熱され
易い胴部中央部に温度低下のない熱媒を供給することが
でき、胴部中央部における温度低下を補填して、ロール
表面を均一に加熱することができる。
の左右端に向ってそれぞれ形成され、かつ各流路が胴部
中央部において軸部材に設けられた熱媒導入路に連通さ
れている。このため、各流路に胴部中央部から熱媒を流
すことができるので、被カレンダー材によって抜熱され
易い胴部中央部に温度低下のない熱媒を供給することが
でき、胴部中央部における温度低下を補填して、ロール
表面を均一に加熱することができる。
第1図は本発明の第1実施例に係るカレンダーロールの
縦断面図、第2図は第1図において熱媒の流れる経路を
示す説明図、第3図は本発明の第2実施例に係るカレン
ダーロールの縦断面図、第4図は他の実施例において熱
媒の流れる経路を示す説明図、第5図は従来のカレンダ
ーロールの縦断面図、第6図は従来のその他の同ロール
の縦断面図である。 1・・・外層部材、2・・・軸部材、3・・・第1熱媒
送給用溝、4・・・第2熱媒送給用溝、5・・・第1熱
媒送給用流路、6・・・第2熱媒送給用流路、7・・・
第1熱媒導入路、8・・・第2熱媒導入路、9・・・第
1排出路、10・・・第2排出路、】2・・・外層部材
内周面。 第 1 口 第6図
縦断面図、第2図は第1図において熱媒の流れる経路を
示す説明図、第3図は本発明の第2実施例に係るカレン
ダーロールの縦断面図、第4図は他の実施例において熱
媒の流れる経路を示す説明図、第5図は従来のカレンダ
ーロールの縦断面図、第6図は従来のその他の同ロール
の縦断面図である。 1・・・外層部材、2・・・軸部材、3・・・第1熱媒
送給用溝、4・・・第2熱媒送給用溝、5・・・第1熱
媒送給用流路、6・・・第2熱媒送給用流路、7・・・
第1熱媒導入路、8・・・第2熱媒導入路、9・・・第
1排出路、10・・・第2排出路、】2・・・外層部材
内周面。 第 1 口 第6図
Claims (1)
- (1)耐摩耗材で形成された円筒状の外層部材(1)に
、強靭材で形成されかつ胴部外周面に熱媒送給用溝が凹
設された軸部材(2)が、嵌合されると共に拡散接合さ
れた複合カレンダーロールであって、 前記熱媒送給用溝は胴部中央部から胴部の一端に向う第
1熱媒送給用溝(3)と胴部中央部から胴部の他端に向
う第2熱媒送給用溝(4)とから形成され、前記第1熱
媒送給用溝(3)と第2熱媒送給用溝(4)の胴部外周
面の開口が前記外層部材(1)内周面(12)によって
閉塞されて第1および第2熱媒送給用流路(5)、(6
)が形成されており、該第1および第2熱媒送給用流路
(5)、(6)は胴部中央部において軸部材(2)に設
けられた熱媒導入路(7)、(8)に連通し、一方胴部
端部において軸部材(2)に設けられた第1および第2
排出路(9)、(10)に各々連通していることを特徴
とする複合カレンダーロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24886988A JP2618022B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 複合カレンダーロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24886988A JP2618022B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 複合カレンダーロール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0299686A true JPH0299686A (ja) | 1990-04-11 |
JP2618022B2 JP2618022B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=17184633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24886988A Expired - Lifetime JP2618022B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 複合カレンダーロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2618022B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0481952U (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-16 | ||
US5292298A (en) * | 1993-01-06 | 1994-03-08 | Roll Service Incorporated | Heat transfer roll |
JP2007504366A (ja) * | 2003-09-01 | 2007-03-01 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | 熱ロール |
KR100762463B1 (ko) * | 2006-06-16 | 2007-10-02 | 주식회사 포스코 | 워크롤 에지부 그리스 공급장치 |
JP2010540795A (ja) * | 2007-12-19 | 2010-12-24 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | サーモロール |
CN102078881A (zh) * | 2010-12-16 | 2011-06-01 | 邢台纳科诺尔极片轧制设备有限公司 | 一种导热油加热辊 |
AT13495U1 (de) * | 2011-09-02 | 2014-01-15 | Metso Paper Inc | Wärmeübertragungswalze |
CN107199244A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-09-26 | 上海应用技术大学 | 连续、在线、恒温轧辊加热温控装置 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24886988A patent/JP2618022B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0481952U (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-16 | ||
US5292298A (en) * | 1993-01-06 | 1994-03-08 | Roll Service Incorporated | Heat transfer roll |
JP2007504366A (ja) * | 2003-09-01 | 2007-03-01 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | 熱ロール |
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JP2010540795A (ja) * | 2007-12-19 | 2010-12-24 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | サーモロール |
CN102078881A (zh) * | 2010-12-16 | 2011-06-01 | 邢台纳科诺尔极片轧制设备有限公司 | 一种导热油加热辊 |
AT13495U1 (de) * | 2011-09-02 | 2014-01-15 | Metso Paper Inc | Wärmeübertragungswalze |
CN107199244A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-09-26 | 上海应用技术大学 | 连续、在线、恒温轧辊加热温控装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2618022B2 (ja) | 1997-06-11 |
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