JPH029915Y2 - - Google Patents

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JPH029915Y2
JPH029915Y2 JP18600085U JP18600085U JPH029915Y2 JP H029915 Y2 JPH029915 Y2 JP H029915Y2 JP 18600085 U JP18600085 U JP 18600085U JP 18600085 U JP18600085 U JP 18600085U JP H029915 Y2 JPH029915 Y2 JP H029915Y2
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cartridge
attachment
ring
mounting
peripheral protrusion
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JP18600085U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、粘稠剤を充填したカートリツジの底
側に嵌設したピストン体を押圧する事によりカー
トリツジ先端側のノズル部より前記粘稠剤を注出
するように構成した粘稠剤注出装置に係り、特に
カートリツジの形状に限定される事なく種々のカ
ートリツジが取り付け可能な粘稠剤注出装置に関
する。
「従来の技術」 従来より粘調性を有する凝固又は硬化可能な有
機又は無機組成物、接着剤、可塑剤、食品材料、
その他の粘稠剤を充填したカートリツジを装置側
のカートリツジ取付部に把持した後、直線方向に
進退可能な押圧手段を用いて前記カートリツジ底
側に嵌設したピストン体を押圧する事により、先
端ノズル部より前記粘稠剤を注出するようにした
粘稠剤注出装置は既に公知であり、このような注
出装置は一般にコーキングガンと呼ばれ、建物の
クラツク部の充填や隙間部のシール、及び塗装時
の目地処理を行う場合に多く用いられている。
この種のコーキングガンは一般的にピストル型
形状をなし、該ピストル型ハウジング部の前方
に、前面が開口している円筒形状のカートリツジ
取付部を形成し、該取付部の前面開口側よりカー
トリツジを挿入した後、リング状の蓋体や前記取
付部に回動可能に軸支されたカバー体等により前
記前面開口を閉塞し、カートリツジの装着を行う
ものである。(実公昭48−11945号、特開昭59−
222250号) 「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら円筒形状のカートリツジ取付部の
前面開口を開放してカートリツジを装着する事は
交換動作が面倒になるならず、而も該コーキング
ガンはビルの外壁等のクラツク部の充填に使用さ
れるものであり、高所作業を伴なう場合が多く、
従つて前記カートリツジの装着作業が煩雑になる
事は作業者の安全性を損なう場合がある。
かかる欠点を解消する為、例えば第5図に示す
ように、前記カートリツジ取付部を、カートリツ
ジ102胴部と略同形の曲率をなす略半円状の上
面開口部101となすと共に、その先端部に、例
えばU字状の係合部103を形成し、該係合部1
03にカートリツジ102先端側のノズル基部1
02aを係合させるよう構成したコーキングガン
100が提案されている。(特開昭58−137465号) しかしながらかかる従来技術においては、前記
U字状の係合部103が上面開口部101の先端
側より直角に、ほぼカートリツジ直径に匹敵する
高さ分だけ突設する構造をなす為、前記係合部1
03が破損し易く、而も前記係合部103は装置
本体と一体成形により形成されている為に修理が
困難であり、前記破損は即コーキングガン100
の廃棄につながる。
かかる欠点を解消するには、例えば第3図に示
すように粘稠剤が充填された筒体部を金属缶を用
いて形成しているカートリツジ10Aを取り付け
る場合には、該筒体11先端部に形成されるリン
グ状の周縁突起12を利用して、該周縁突起12
に係合可能な係合溝21を上面開口部2先端側に
形成する事により、該係合溝21形成部位22の
突設高さが僅かで済み、破損の恐れが大幅に減少
するが、コーキングガンに使用されるカートリツ
ジ10Aは金属缶を用いるものだけではなく、例
えば第4図に示すように、樹脂材を用いて先端ノ
ズル13部分と筒体11部を一体成形したものも
市販されており、このようなカートリツジ10B
にあつては筒体11先端部11aがR状に形成さ
れている為に、前記係合溝21との係合が不可能
である。(尚、以上のような技術は新規である。) 本考案はかかる欠点に鑑み、カートリツジを装
着する上面開口部先端に、前記周縁突起が係合可
能な係合部を形成しつつも樹脂体で一体成形した
カートリツジをも装着可能にした粘稠剤抽出装置
を提供する事を目的とする。
「問題点を解決する為の手段」 本考案はかかり技術的課題を達成する為に、例
えば第1図及び第2図に示すように、 先端に前記周縁突起12に係合可能な係合溝
21を有するカートリツジ載置部2を形成した
点、 前記係合溝21に係合可能な係合リング部3
1を形成すると共にカートリツジのノズル13
取付側に環設可能なアタツチメント30を有す
る点 装置本体外壁面の任意個所に、前記アタツチ
メント30が着脱可能に係合される装着手段、
例えば装置本体1外壁面に形成された凹凸面2
3を形成した点 を必須構成要件とする粘稠剤注出装置を提案す
る。
この場合前記カートリツジ載置部2は、その断
面が半円又は偏平状の上面開口部を指すが、必ず
しもこのような形状のみに限定されるものではな
い。
又アタツチメント30を着脱可能に係合される
装着手段は必ずしも凹凸面23のみに限定される
ものではないが、装置本体1のハウジング部が樹
脂成形される場合が多い為に、該装着手段を凹凸
面23で形成した方が製造加工上又製造コストの
低減の面からも有利である。
「作用」 かかる技術手段によれば、リング状周縁突起1
2を有する金属缶その他で形成したカートリツジ
10Aを装着する場合は、該周縁突起12を係合
溝21に係合させる事により直接カートリツジ載
置部2に装着する事が出来、 又、前記リング状周縁突起12を有さない、樹
脂その他でノズル13部を一体成形で形成したカ
ートリツジ10Bを装着する場合は、前記アタツ
チメント30をカートリツジ10Bのノズル13
取付側に環設した後、該アタツチメント30に形
成された係合リング部31を前記係合溝21に係
合させる事により、アタツチメント30を介して
カートリツジ10Bを取付ける事が出来る。
而も該アタツチメント30は、装置本体1外壁
面の任意個所に形成された、例えば凹凸面23に
着脱自在に取り付ける事が出来る為に、常に装置
本体1とアタツチメント30とが一体的に持ち運
び及び作業する事が出来、紛失等の恐れが全くな
い。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を
例示的に詳しく説明する。ただしこの実施例に記
載されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、
この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではな
く、単なる説明例に過ぎない。
第1図乃至第4図は本考案の実施例に係るコー
キングガンを示し、第1図は全体斜視図、第2図
はアタツチメント取付状態を示す要部拡大斜視
図、第3図及び第4図は種々のカートリツジの取
付状態を示す作用説明図である。
1は略ピストル型形状をなす装置本体で、カー
トリツジ10A,1Bが装着可能な上面開口部2
と、その後方に配設された駆動ユニツト収納部3
と、略中央位置より下方に垂下される手持ち握り
部4と引金5操作部とからなり、該引金5操作に
より、駆動ユニツト収納部3内に収納されたモー
タが回転し、該モータの駆動力を受けて収納部3
前面に配置された押出し板6が軸方向に前進し、
上面開口部2に装着されたカートリツジ10A,
1Bのピストン体14を押圧する事により、先端
ノズル13から粘稠剤15が抽出されるよう構成
されている。
さて前記上面開口部2は、その横断面を、カー
トリツジ10A,1B胴部と略同形の直径を有す
る断面円弧状をなすと共に、軸方向に延伸させて
略船型形状のカートリツジ載置面20を形成す
る。
そして該載置面20の先端側にはカートリツジ
10Aの周縁突起12が係合可能な係合溝21が
形成されている。
一方前記駆動ユニツト収納部3の一側側壁面に
はアタツチメント30を着脱可能に係合させる凹
凸面23が形成され、該凹凸面23にアタツチメ
ント30が取付られている。
アタツチメント30は円板リング状をなし、先
ず外周部に前記係合溝21に係合可能な係合リン
グ部31を形成すると共に、凹部32を介して内
周側にカートリツジ10A,1Bのノズル13取
付側に環設可能なリング穴33を形成する。
一方凹凸面23は前記アタツチメント30の背
面側と対称形状をなし、リング穴33に対応する
円板状凸部23aと、係合リング部31の背面側
に形成されるリング溝と対応するリング状突起2
3bを有し、アタツチメント30がきつちり嵌合
可能に形成する。
かかる実施例によれば、例えば第3図に示すよ
うにリング状周縁突起12を有するカートリツジ
10Aを装着する場合は、該周縁突起12を係合
溝21に係合させる事により直接カートリツジ1
0A載置部2に装着する事が出来、 又、第4図に示すように前記リング状周縁突起
12を有さないカートリツジ10Bを装着する場
合は、前記アタツチメント30を装置本体1より
取外した後、該アタツチメント30をカートリツ
ジ10Bのノズル13取付側に環設した状態で、
アタツチメント30の係合リング部31を前記係
合溝21に係合させる事により、カートリツジ1
0Bを装置本体1に装着する事が出来る。
「考案の効果」 以上記載の如く本考案によれば、上面が開口し
得るカートリツジ載置部を形成し得る為に、カー
トリツジ交換動作が極めて容易で、この結果高所
作業時における操作者の安全性が数段向上し得
る。
又前記係合溝がカートリツジの周縁突起12に
係合し得るものである為に必然的にその背高が僅
かで済み、該係合溝形成部位の破損の恐れが大幅
に減少する。
更に本考案によれば、カートリツジの形状に限
定される事なく種々のカートリツジを取り付ける
事が出来る為に汎用性が極めて高い。
又本考案に使用されるアタツチメントは装置本
体と一体的に着脱自在に装着されている為に、持
運びの際に邪魔にならず且つ紛失の恐れもない。
等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例に係るコー
キングガンを示し、第1図は全体斜視図、第2図
はアタツチメント取付状態を示す要部拡大斜視
図、第3図及び第4図は種々のカートリツジの取
付状態を示す作用説明図である。第5図は従来技
術に係るコーキングガンを示す要部正面図であ
る。 10A,1B……カートリツジ、12……周縁
突起、2……カートリツジ載置部、21……係合
溝、30……アタツチメント、31……係合リン
グ部、1……装置本体、23……凹凸面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ノズル取付側にリング状周縁突起を有するカ
    ートリツジと、前記リング状周縁突起を有さな
    いカートリツジを選択的に取付可能にした粘稠
    剤注出装置において、先端に前記周縁突起に係
    合可能な係合溝を有するカートリツジ載置部
    と、前記係合溝に係合可能な係合リング部を形
    成すると共にカートリツジのノズル取付側に環
    設可能なアツタツチメントとを具備し、該アタ
    ツチメントが着脱可能に係合される装着手段
    を、装置本体外壁面に形成した事を特徴とする
    粘稠剤注出装置。 2 前記装着手段が、装置本体外壁面に形成され
    た凹凸面である実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の粘稠剤注出装置。
JP18600085U 1985-12-04 1985-12-04 Expired JPH029915Y2 (ja)

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JP18600085U JPH029915Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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JPS6295775U JPS6295775U (ja) 1987-06-18
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