JPH029836B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、いわゆる乾燥機一般に係り、特に洗
濯物を乾燥させるのに用いて好適な乾燥機に関す
るものである。以下、説明のために洗濯物乾燥機
を例にとるが、本発明の乾燥機は、洗濯物以外の
物品の除湿装置としても使用できることはいうま
でもない。

「従来の技術およびその問題点」 近年、洗濯物を高温の空気流中で転動乾燥させ
る乾燥機が一般家庭に普及している。しかしなが
ら、多くの家庭の洗濯室はこれら乾燥機が普及す
る前につくられているため、適切な容量をもつた
乾燥機を設置するための空間を洗濯室内に確保す
ることが困難であるという問題がしばしば発生し
ている。かような床面積の不足から、乾燥機はし
ばしば壁に掛けて設置されるが、従来の乾燥機
は、そのかさが大きいために洗濯室の作業空間を
大きく占拠してしまうという好ましくない結果が
生じていた。

本発明は上記の不都合を緩和するためになされ
たもので、使い勝手のよい乾燥機を提供すること
を目的とするものである。本発明の他の目的およ
び効果は以下の説明中に明らかにする。

「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の一つの態
様は、次のような広い意味での乾燥機である。す
なわち、この乾燥機は、相対向する互いに連結さ
れた二つの取付部を有する支持枠と、この支持枠
内に支持されかつ相対向する二つの端壁部を有す
る伸縮自在な回転ドラムと、この回転ドラムを回
転駆動するための駆動手段と、回転ドラム内に空
気を供給するための調整空気循環手段とを備えた
ものである。前記支持枠は、両取付部を互いに近
接および離間させるように伸縮可能である。ま
た、前記回転ドラムの両端壁部の一方は、被乾燥
物を出し入れするための開口を有し、両端壁部は
支持枠の取付部に同軸周りの回転自在に支持され
ている。

前記回転ドラムは、互いに入れ子に組まれた複
数の環状体により構成され、環状体が互いに重な
りあつた収縮形態、および軸方向に引き伸ばされ
て乾燥用ドラムを形成する運転時の形態（伸張形
態）の両形態を取ることができることが好まし
い。環状体同志の間にシール手段を設け、運転時
の形態にある回転ドラムから流体が外部に漏れに
くいようにしてもよい。また、環状体の内面に半
径方向内方に突出する複数の突出部を設け、これ
ら突出部により、ドラムの回転時にドラム内の洗
濯物に回転運動を伝え易くしてもよい。あるい
は、回転ドラムを一連の複数の偏平なセグメント
により構成し、これら偏平セグメントの動きによ
り洗濯物に回転運動を伝えるようにしてもよい。

もちろん、もし必要であれば、ドラムを収縮さ
せるための他の手段、例えば、ドラムの一部に設
けたベローズ部や網状部を採用してもよい。網状
部には、ドラムの伸張状態において半径方向内方
に突出する複数の突出部を設け、これら突出部に
よりドラム内の洗濯物にドラムの回動運動が伝わ
るようにしてもよい。あるいは、回転ドラムを一
連の複数の偏平なセグメントにより構成し、これ
ら偏平セグメントの動きにより洗濯物に回転運動
を伝えるようにしてもよい。

前記支持枠は、これが伸縮することにより収縮
形態の回転ドラムを囲繞する外枠、および伸張形
態の回転ドラムを囲繞する外枠を兼ねるよう、互
いに入れ子に組まれた複数のハウジングセグメン
トにより構成されているのが好ましい。ハウジン
グセグメント間にシール手段を設け、伸張時の支
持枠から流体が外部に漏れにくいようにしてもよ
い。もちろん、もし必要であれば、支持枠を伸縮
させるための他の手段、例えば支持枠の一部に設
けたベローズ部等を採用してもよい。

収縮形態から伸張形態への変形動作は、変位制
御手段により制御され、これによりハウジングセ
グメントの相対移動が回転ドラムの軸方向に沿つ
た動作に限定されるようにしてもよい。

前記変位制御手段の好ましい態様は、平行定規
機構である。この平行定規機構を構成する各リン
クは、その一端がハウジングセグメントの一つに
枢着され、また、他端が摺動手段に連結される。
この摺動手段は、他のハウジングセグメントの一
つに形成されたスロツト内に摺動自在に連結され
る。また、スロツト内の所望の位置に摺動手段を
固定するためのロツク手段を設けてもよい。

「実施例」 本発明の理解を容易にし、かつ、本発明を実用
に供しやすくするために、以下、本発明の代表的
な実施例を図面に基づいて説明する。

第１図〜第６図に示すように、本発明の伸縮式
乾燥機は、後部ハウジング（取付部）１１と前部
ハウジング（取付部）１２とを備えている。前部
ハウジング１２は後部ハウジング１１内に摺動可
能に内嵌めできる大きさに形成され、また、両ハ
ウジング１１，１２はその上部と下部において平
行定規機構（変位制御手段）１３，１３により連
結されている。各平行定規機構１３は、一対のリ
ンクアーム１４，１４を備え、これらリンクアー
ム１４，１４は各々のほぼ中央位置で枢軸１５に
よりピン結合されている。一方のリンクアーム１
４はその一端が後部ハウジング１１の一側部にピ
ン１６を介して取り付けられ、かつ、他端が前部
ハウジング１２に摺動ピン１７（摺動手段）を介
して取り付けられている。また、他方のリンクア
ーム１４はその一端が前部ハウジング１２の一側
部にピン１６を介して取り付けられ、かつ、他端
が後部ハウジング１１に摺動ピン１７を介して取
り付けられている。両摺動ピン１７，１７は
各々、後部ハウジング１１および前部ハウジング
１２の他側部に形成されたスロツト１８，１８に
摺動自在に嵌め込まれている。

前部ハウジング１２にはロツク棒１９がロツク
棒枢軸２０を介して前後揺動可能に取り付けられ
ており、このロツク棒１９には操作ハンドル２２
を有する垂直棒２１が取り付けられている。垂直
棒２１から遠い方のロツク棒１９の端部には係合
突起２３，２３が形成され、これら係合突起２３
により前記スロツト１８の一部が覆われている。
係合突起２３の一側部の接触面２４はスロツト１
８の端面に対向し、また、係合突起の他側部の傾
斜面２５はスロツト１８の中央に向いている。

後部ハウジング１１と前部ハウジング１２の間
には、その間の空間を埋めるように複数の長四角
状のルーバ２６が配設されている。各ルーバ２６
には、第５図に示すようにルーバスロツト２８が
形成されており、このルーバスロツト２８にリン
クアーム１４上のルーバピン２７が摺動自在には
め込まれている。すなわち、この構成により各ル
ーバ２６が各々の位置に保持されている。

回転ドラム４０は、円筒状の後部４１と、円筒
状の中央部４２と、同じく円筒状の前部４３とを
備えている。中央部４２は後部４１内に軸方向に
摺動自在に嵌め込まれている。また、前部４３
は、中央部４２の外側に軸方向に摺動自在に嵌め
合わされるとともに後部４１内に軸方向に摺動自
在に嵌め込まれている。しかして、回転ドラム４
０は軸方向に伸縮可能に構成されている。

回転ドラム４０は、後部ハウジング１１および
前部ハウジング１２に各々取り付けられた軸受４
４，４４を介して両ハウジング１１，１２に回転
自在に支持されている。回転ドラム４０の各部４
１，４２，４３の間にはシールリング４８，４８
が介在し、回転ドラム４０が軸方向に伸ばされた
ときに各部４１，４２，４３間が密封されるよう
になつている。後部４１の後端面に空気排出口４
５が形成され、この空気排出口４５を介して回転
ドラム４０内の空気フアン４６が吸引力により外
部に排出されるようになつている。空気排出口４
５は穴開きカバー４７およびリントフイルターに
より覆われている。中央部４２はその内面から半
径方向内に突き出す複数のひれ状突出部５０を有
し、これら突出部５０が、回転ドラムの回転中に
回転ドラム４０内の洗濯物に接触することによ
り、ドラム４０の回転運動が洗濯物に伝達される
ようになつている。前部４３の前面には列をなす
複数の空気取入口５１が形成され、これら空気取
入口５１を介してリング状ヒータ５２で加熱され
た空気が回転ドラム４０内に導入されるようにな
つている。

前部４３に設けられた洗濯物出し入れ用の開口
５３、および前部ハウジング１２上の前記開口５
３に対応する位置に設けられた開口５４は、乾燥
機の運転中において、ドア５５により閉じられて
いる。ドア５５はその中央に透明板５７を備え、
かつ、前部ハウジング１２にヒンジ５６を介して
回動自在に取り付けられている。前部ハウジング
１２の前面両側部には取つ手５８，５８が各々設
けられ、また一方の取つ手５８内には操作ハンド
ル２２が収められている。

前記フアン４６と回転ドラム４０は電導モータ
６０により回転駆動される。モータ６０の回転軸
の前端には、ドラム駆動用ベルト６２を介して回
転ドラム４０に連結されたドラム駆動用プーリ６
１が取り付けられている。ドラム駆動用ベルト６
２は回転ドラム４０の後部４１の外側に巻き付け
られている。モータ６０の回転軸の後端にはフア
ン駆動用プーリ６３が取り付けられている。フア
ン４６は、フアンハウジング６６上のフアン軸受
６５に挿通されたフアン軸６４に取り付けられて
いる。フアン軸６４にはフアンプーリ６７が取り
付けられ、このフアンプーリ６７はフアン駆動用
ベルト６８を介してフアン駆動用プーリ６３に連
結されている。乾燥機１０内の空気は排気ダクト
６９を介して外部に放出される。

乾燥機１０を縮めた場合、第４図に示すよう
に、前部ハウジング１２およびルーバ２６は後部
ハウジング１１内に収納された状態となり、か
つ、回転ドラム４０の三つの部分４１，４２，４
３は互いに重なり合つた状態となる。この縮めた
状態（収縮形態）において、複数のリンクアーム
１４の端部のピン１７は、ロツク棒１９の係合突
起２３によりスロツト１８の外端部位置に固定さ
れた状態となる。つまり、ロツク棒１９により前
部ハウジング１２は後部ハウジング１１内に保持
される。

乾燥機１０を使用可能状態にするには、操作ハ
ンドル２２を前方に引くことによりロツク棒１９
を揺動させてその係合突起２３を後方に移動させ
る。これにより係合突起２３はピン１７から外
れ、ピン１７はスロツト１８内で摺動可能な状態
となる。次いで、取つ手５８を引き、ピン１７が
係合突起２３の傾斜面２５を滑つて係合突起２３
を乗り越えるまで前部ハウジング１２およびルー
バ２６を後部ハウジング１１内から引き出す。す
ると、ロツク棒１９が揺動して係合突起２３が前
方に移動し、ピン１７と係合するため、乾燥機１
０は伸びた状態（伸張形態）に固定される。

上記引き出し作業時に、回転ドラム４０の前部
４３と中央部４２も軸方向に摺動して後部４１内
から引き出され、回転ドラム４０は伸張形態とな
る。

次いで、ドア５５を開けて湿つた洗濯物等を回
転ドラム４０内に入れる。

次に、乾燥機のスイツチを入れてヒータ５２を
加熱し、モータ６０を駆動する。つまり、フアン
４６および回転ドラム４０を回転させる。フアン
４６の回転により、外部の空気はルーバ２６の間
を通つて乾燥機１０内に引き込まれ通気孔７０を
介してヒータ５２に達し、ここで加熱された後、
空気取入口５１を介して回転ドラム４０内に導入
される。回転ドラム４０の空気は、次に、カバー
４７およびフアン４６を介して回転ドラム４０外
に導かれ、さらに排気ダクト６９を介して乾燥機
１０外に排出される。

回転ドラム４０の運転時において、回転ドラム
４０の中央部４２にある突出部５０がドラム４０
内の洗濯物に当つてこれらドラム４０の回転力を
伝え、しかして、先濯物は高温の空気流中で転動
することにより乾燥させられる。

第７図および第８図は本発明の他の実施例を示
している。この実施例の乾燥機８０は、中央部が
ベローズ８２で形成されたハウジング（支持枠）
８１を備え、このベローズ８２の伸縮によりハウ
ジング８１の前部８３が後部８４に対し接近離間
するようになつている。

ハウジング８１の後部８４に対する前部８３の
動きは、平行定規機構８５により制御される。平
行定規機構８５は、一対のリンクアーム８６，８
６を備えている。各リンクアーム８６はその一端
がハウジング８１にビン結合され、また、他端に
摺動ピン８７を備えている。この摺動ピン８７は
ハウジング８１に形成されたスロツト９０内に摺
動自在に嵌め込まれている。スロツト９０の内方
端には切欠９１が設けられている。この切欠９１
にピン８７が嵌まり込んだとき平行定規機構８５
がロツクされ、ハウジング８１が伸びた状態に保
持される。

回転ドラム９２は後面板９３と前面板９４、お
よび、これら前後面板９３，９４間に延在するベ
ローズ９５を有している。ベローズ９５はその全
体に均一に配された複数の貫通孔９６を備え、こ
れら貫通孔９６を通つて空気が回転ドラム９２内
へ導入されるようになつている。回転ドラム９２
の前面板９４にはフランジ部を有する開口９７が
形成され、この開口９７を介して洗濯物が回転ド
ラム９２内へ出し入れされる。開口９７のフラン
ジの周囲には軸受１００が配設されている。乾燥
機８０の運転時に、開口９７はドア１０１によつ
て閉じられている。

回転ドラム９２は駆動ベルト１０３を介してモ
ータ１０２に連結され、このモータ１０２により
回転駆動される。

第９図および第１０図は本発明のさらに他の実
施例を示している。この乾燥機１１０は、後セグ
メント１１２、中央セグメント１１３、および前
セグメント１１４からなるハウジング１１１（支
持枠）を備えている。回転ドラム１１５は軸受１
１７を介して後セグメント１１２に取り付けられ
た後部フランジ１１６、および軸受１２０を介し
て前セグメント１１４に取り付けられた前部フラ
ンジ１１８を備えている。回転ドラム１１５の中
央部１２１は網状物品により形成されている。こ
の網状物品は、ハウジング１１１の伸張時に後部
フランジ１１６と前部フランジ１１８との間に張
力が与えられると、第９図の如く双曲線状の外周
面を形成する。前部フランジ１１８の内側の開口
１２２は、回転ドラム１１５へ洗濯物を出し入れ
するためのものであり、この開口１２２は、運転
中にはドア１２３により閉じられている。

シール材１２４は後セグメント１１２と中央セ
グメント１１３、および、中央セグメント１１３
と前セグメント１１４の間を密閉している。

以上、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明したが、本発明の範囲は、本願特許請求の範囲
に示される如く、当業者にとつて容易な変形や設
計上の変更を施したものにまで及ぶことは言うま
でもない。

「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば次のよう
な優れた効果を得ることができる。

本発明の乾燥機は伸縮自在であるので、その奥
行き寸法を変えることができる。従つて、使用し
ない時には後方へ押し込んで収縮形態とすれば、
小さく場所を取らない乾燥機となり、また、使用
時には前方へ引き出して伸張形態とすることによ
り大きな容量の乾燥機となる。例えば、この乾燥
機を洗濯機の上方真近に配置した場合、乾燥機を
縮めることにより洗濯機の蓋の開け閉めの邪魔に
ならないようにすることができる。また、洗濯室
のドアの陰に設置して使用することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図は本発明の一実施例を示し、第
１図は伸張形態の乾燥機の斜視図、第２図は収縮
形態の乾燥機の斜視図、第３図は伸張形態の乾燥
機の側面図、第４図は収縮形態の乾燥機の側断面
図、第５図は伸張形態の乾燥機の一部を切り欠い
た平面図、第６図は収縮形態の乾燥機の一部を切
り欠いた平面図、第７図および第８図は本発明の
他の実施例を示し、第７図は伸張形態の乾燥機の
側断面図、第８図は伸張形態の乾燥機の平面図、
第９図および第１０図は本発明のさらに他の実施
例を示し、第９図は伸張形態の乾燥機の側断面
図、第１０図は第９図に示す乾燥機ハウジングの
部分側断面図である。 １０，８０，１１０……乾燥機、１１……後部
ハウジング（取付部）、１２……前部ハウジング
（取付部）、１３，８５……平行定規機構（変位制
御手段）、１４，８６……リンクアーム、１７，
８７……摺動ピン（摺動手段）、１８，９０……
スロツト、１９……ロツク棒（ロツク手段）、４
０，９２，１１５……回転ドラム、４１……後部
（環状体）、４２……中央部（環状体）、４３……
前部（環状体）、４６……フアン（調整空気循環
手段）、４８，１２４……シールリング（シール
手段）、５０……突出部、５３，９７，１２２…
…開口、６０，１０２……モータ（駆動手段）、
８１，１１１……ハウジング（支持枠）、８２，
９５……ベローズ、８３，１１４……前部（ハウ
ジングセグメント）、８４，１１２……後部（ハ
ウジングセグメント）、９３……後面板（端壁
部）、９４……前面板（端壁部）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 相対向する二つの取付部を有する支持枠と、
   この支持枠内に支持されるとともに相対向する二
   つの端壁部を有する伸縮自在な回転ドラムと、こ
   の回転ドラムを回転駆動するための駆動手段と、
   前記回転ドラム内に空気を供給するための調整空
   気循環手段とを備え、前記両取付部は、前記支持
   枠が、両取付部を互いに近接させた状態である収
   縮形態、および両取付部を互いに離間させた状態
   である伸張形態の両形態を取りうるよう互いに連
   結され、また、前記回転ドラムの両端壁部の一方
   は被乾燥物出し入れ用の開口を備え、さらに、両
   端壁部は前記取付部に同軸回りに回転自在に支持
   されていることを特徴とする乾燥機。 ２ 前記回転ドラムは、互いに入れ子に組まれた
   複数の環状体により構成され、この構成により、
   回転ドラムを収縮させて収縮形態とし、また、軸
   方向に伸ばして伸張形態とすることを可能にした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の乾
   燥機。 ３ 前記支持枠は互いに入れ子に組まれた複数の
   ハウジングセグメントにより構成され、この構成
   により、支持枠を収縮させて前記収縮形態の回転
   ドラムを囲繞する外枠とし、また、軸方向に伸ば
   して前記伸張形態の回転ドラムを囲繞する外枠と
   することを可能にしたことを特徴とする特許請求
   の範囲第２項記載の乾燥機。 ４ 前記収縮形態から伸張形態へ変化するときの
   ハウジングセグメントの動きは、変位制御手段に
   より制御され、これにより、ハウジングセグメン
   トの相対移動が回転ドラムの軸方向の動きに限定
   されるようにしたことを特徴とする特許請求の範
   囲第３項記載の乾燥機。 ５ 前記変位制御手段は、複数の平行定規機構を
   備え、各平行定規機構を構成するリンクアームの
   各々は、その一端が前記ハウジングセグメントの
   一つに枢着され、また、その他端が摺動手段を備
   え、この摺動手段は他のハウジングセグメントに
   形成されたスロツトに摺動自在に連結され、さら
   に、前記摺動手段をスロツト内の所望の位置に固
   定するためのロツク手段を備えたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第４項記載の乾燥機。 ６ 前記環状体の内面は、半径方向内方に突出す
   る突出部を備えていることを特徴とする特許請求
   の範囲第２項記載の乾燥機。 ７ 前記環状体相互間にはシール手段が設けら
   れ、このシール手段により伸張形態の回転ドラム
   の周面は実質的に〓間なく密封されていることを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載の乾燥機。 ８ 前記ハウジングセグメント相互間にはシール
   手段が設けられていることを特徴とする特許請求
   の範囲第３項記載の乾燥機。 ９ 前記回転ドラムはその本体部分にベローズ部
   を備え、このベローズ部は回転ドラムの軸方向に
   伸縮自在であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の乾燥機。 １０ 前記支持枠はその本体部分にベローズ部を
   備え、このベローズ部は回転ドラムの軸方向に伸
   縮自在であることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の乾燥機。