JPH0297280A - 超音波モータの回転駆動方法 - Google Patents

超音波モータの回転駆動方法

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Publication number
JPH0297280A
JPH0297280A JP63246338A JP24633888A JPH0297280A JP H0297280 A JPH0297280 A JP H0297280A JP 63246338 A JP63246338 A JP 63246338A JP 24633888 A JP24633888 A JP 24633888A JP H0297280 A JPH0297280 A JP H0297280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
rotor
ceramic plate
piezoelectric ceramic
wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63246338A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Onishi
一正 大西
Yoichi Kimura
洋一 木村
Masanori Yamakoshi
山越 賢乗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Publication of JPH0297280A publication Critical patent/JPH0297280A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1産業上の利用分野」 本発明は工不ルキー効率を大幅に向トさせることかでき
る超音波モータの回転駆動方法に関する。
l−従来の技術1 一般に広(用いられているモータは、その駆動源として
電磁力を利用して作動するようになされている。ところ
が、このモータにおいては、大きさ2重量、トルク等に
制限かあり、厳しい位置法め精度要求に応え難く、また
各種機″AKの駆動に適用する場合、特に低速回転機?
+”4に適用する場合には、減速機を必要とする等の問
題点を有している。
また、一般にこの種のモータにおいては低速回転はと電
気−機械変換効率か低くなるか、これは、主として電気
−機械変換のロスか巻き線におけるロスによるという事
情かあった。
そこで、電磁力を応用したモータに代わってこれらの問
題点を解決した高性能のアクチュエータの出現か望まれ
、電磁力を使用しないアクチュエータとして超音波モー
タか脚光を浴ひて来た。
この超音波モータは−・例として第4図に示すように構
成されている。即ち、振動体となるステータ1とこのス
テータ1に加圧接触させられて回転するロータ2とから
なっている。
ステータ1は、弾性素材からなる金属円板からなるステ
ータ基板3と、このステータ基板3の刃側の而に重ねて
接着固定された環状の圧電セラミ、り板4と、ステータ
先(板3の他方側の面にこのステータ基板3と同心状に
設けられた環状の突起5とからなっている。突起5は櫛
歯5aを有し、後記する−に下方向の撓み振動が最大に
なる位置に設けられている。圧電セラミ、り板4は予め
分極されており、圧電セラミック板4には」−極と一極
との8つの電極4aか設けられている。それらの分極は
隣接する領域においては互いに方向か逆とされている。
第5図(a)に示すように、電極と一極とで一組とされ
た2組の電極4aにそれぞれ別々に電界E、、E2をか
けると、圧電セラミック板4か撓み振動を起こして4つ
の山をもつ2つの定在波W。
か生しる。前記?!74としては、圧電セラミック板4
に小さな力で大きな振動を起こさせることのできる共振
周波数が選ばれ、また人の耳に聞こえない超音波領域の
高周波電界が用いられる。2つの定在波W1は位置的に
90°の位相差になっている。
前記2組の電極4aに時間的に90°の位相差のある前
記高周波電界をかければ、2つの定在波W 、か重なり
合って時間と共に一定方向に移動する4つの山をもった
第5図(b)に示す進行波W、か圧電セラミック板4に
励振される。これと同時に圧電セラミック板4に接iE
f固定されたステータ基板3にも圧電セラミ、り板4と
同様の超音波振動の時間と共に圧電セラミック板4と同
り向に移動する進行波W、が生しる。この超音波振動を
している振動体く圧電セラミック板4.ステータ姑板3
)の各点は第6図に示すように111円連動をしており
、その振動の波頭のI′1″1点は進行波と逆り向のわ
ずかに横に動く性質をちっている。
ロータ2は、金属またはプラスチックよりなる円板状の
移動体6と、シート状プラスチックからなり、移動体6
の前記ステータ基板3側曲に接行されステータ1の突起
5に接触する環状の1!?擦材7と、移動体6の中心に
設けられた軸8とからなっている。
ロータ2の摩擦材7はnij記圧7uセラミック板4に
生した進行波の波頭(縦方向変位の最大点)のみに接触
してステータ基板3との摩擦力により前記進行’tIJ
i W 2の進行方向と反対方向に回転移動する。なお
、ステータ面内には全く振動しない同心固状の位置(節
円)がある。この位置てステータ1を固定する。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、従来のこのような超音波モータにおいては、
第7図に示すように、ステータ1の径方向に、最大振幅
が突起5の近傍において現れる波頭か2つの定在波W1
か発生し、ロータ2を回転さぜるための振動エネルギー
か比較的小となり、ロータ2に作用するトルクの作用点
かステータ1の中心側となり、従ってロータ2に与える
トルクが比較的小さく、エネルギー効率が悪いという問
題があった。
本発明は、従来の超音波モータかもつ以上のような問題
点を解決し、エネルギー効率か向上し、低速高トルクか
得られ、応答性のよい超音波モータの回転駆動方法を提
供することを目的とする。
1課題を解決するための手段] 本発明は、前記目的を達成させるために次のようにして
いる。即ぢ、分極した環状の圧電体を伸性素材からなる
円板状のステータ基板に貼りイ11け、前記圧電体に交
番電圧を印加して、前記ステータに、該ステータの厚さ
方向に振動しかつ周方向に移動する振動を発生させ、こ
の振動を前記ステータの一面に回動自在に設けた円板状
のロータに伝達して該ロータを回転させるようにした超
音波モータの回転駆動方法において、前記ステータの径
方向の振動モー1−を−次の固有共振振動モードとする
ようにしている。
「作用1 圧電体に超音波領域の高周波の交番電圧を付Nしたとき
に圧電体自体は]−下に振動し、かつその振動か圧電体
の周方向に移動する波動か発生し、この波動は圧電体が
貼り付けられたステータ基板に伝達する。
この場合、前記波動の最大振幅がステータの径方向のど
の点に現れ、前記波動の節がステータの径方向のどの点
に位置するかは、即ぢステータの径方向のとのような振
動モー]・てステータか振動するかは、ステータ自体の
材質、形状、圧電体にljえられる交番電圧などによっ
てそれぞれ異なり、義的には定まらず、具体的にはステ
ータを設計する際に周t、11の振動解析を行ってステ
ータの適宜の材質選+1<や、1[ユ状設定、圧電体へ
の交番電圧の与えかの設定等を行うことにより定まるも
のである。
ここで、ステータの径方向の振動モードラ−次の固(]
′共振11艮勤モー)・とすることにより、ロータを回
転させるための振動工不ルキーか犬となり、ロータに伯
+1−1するトルクの作用点がステータの最外周部とな
り、これによりロータに与えるl・ルクか大幅に大とな
り、低速高トルクか得られ、応答性か良く、工不ルキー
効率か著しく向]−する。
「実施例] 以下、本発明の超音波モータの回転駆動方法について図
面を診照して説明する。ます、本発明の方法の一実施例
に用いられる超音波モータのステータとロータの基本構
成について説明し、次いて本発明の方法について説明す
る。
第1図は超音波モータの該略縦断面図であり、この超音
波モータは、振動体となるステータ11と、このステー
タ11に加圧接触させられ゛C回転するロータ12とか
らなっている。
ステータ11は、弾性素材からなる金属円板状のステー
タ基板13と、隣接する領域においては互いに方向か逆
となるように電極と一極との8つの電極(図示せず)に
分極されステータ基板13の一方(+111の面に屯ね
て接Pi固定された環状の圧電セラミック板14とから
なっている。
ステータ基板13の外周は、このステータフ、(板13
の他方側の面側においてステータ基板13の板厚方向に
厚(延ばされており、ステータJ、(板13の外周には
一体的に環状突起15が形成されている。
ロータ12は、金属またはプラスチックよりなる円板状
の移動体16と、ンート状プラスチックからなり、移動
体16のステータ基板13側面に接着されステータ基板
13の環状突起15に圧接された環状の摩擦材17と、
移動体16の中心に設けられた軸18とからなっている
次に、本発明の方d:について説明する。
圧電セラミック板1/の電極と一極とで一組とされた2
組の電極に一括してそれぞれ第3図に示すように別々に
超音波領域の高周波電界(交番電圧)をかける。即ぢ、
ステータ11自体の材質、形状圧電体に与えられる交番
電圧なとによってそれぞれ異なり、−・義的には定まら
ず、具体的にはステータ11を投口する際に周知の振動
解析を行ってステータ11の適宜の材質選択や、形状設
定を行うことにより定められ、ステータ11の径方向の
振動モードを一次の固有共振振動モードとする共振励振
周波数の電界を発振器19により発振させ、この出力信
号を分岐し、一方を直接増幅器20に、他方を位相器2
1を介して増幅2べ22に人力する。
位相′AH2]ては正方向回転あるいは逆方向回転に使
用する位相をずらした信号か整形される。本実施例では
この位相器21により荊記圧電セラミック板14の2組
の電極に時間的に位相差のある高周波電界をかけること
のできる位相をずらした信号を整形する。
そして、発振器19の出力信号を直接増幅器20に人力
して増幅した信号をり−I・線23,2/1により圧電
セラミック板14の1組の電極に印加すると同時に、圧
電セラミック板14のもう1組の電極にも増幅器22の
出力をリード線25,26を介して印加する。
すると、圧電セラミック板14か」−下にIS’Gみ振
動を起こし、かつこのときその振動か圧電セラミック板
14の周方向に移動する波動か発生し、この波動は圧電
セラミック板14か貼伺けられたステータ基板13に伝
達し、これによりステータ11の径方向の振動モー1〜
を一次の固有共振振動モードとし、ロータ12の摩擦材
17は、ステータ基板13に伝達した波動の波頭(縦方
向変位の最大点)のみに接触し、ロータ12はこのI!
?8擦材1子材17てステータ基板13の周方向に移動
する波動の進行方向と逆方〔jlにロータ12を回転駆
動する。
この場合、+1it記波動の最大振幅かステータ11の
径方向のとの点に現れ、前記波動の節かステータ11の
径方向のとの点に位置するかは、即ちステータ11の径
方向のどのような振動モードてステータ11か振動する
かは、ステータ11自体の材質、形状、圧電体に与えら
れる交番電圧なとによってそれぞれ異なり、一義的には
定まらず、具体的にはステータ11を設計する際に周知
の振動解析を行ってステータ11の適宜の材質選択や、
形状設定、圧電セラミック板14への交番電圧のJjえ
方の設定等を行うことにより定まるものである。
ところで、薄い板の長さと垂直な方向に力が作用すると
、撓み変形か生しる。この撓み変形による曲げモーメン
トの大きさは、板の厚さ、長さ、及び断面形状因子に依
存し、理論1−自由状態におかれた板に生した振動の節
は板の中心ではなく、板の両端からそれぞれ等距離ずつ
離れた位置にできる。従って、板の中心を押さえてこの
板の長さと垂直な方向に力を作用させてこの板を振動さ
せると、第2図に示すように仮の両i1i+5の振幅か
増大する。
このことから、本実施例においては、ステータ11の中
心部にロータ12の中心部を舶)1:するようにステー
タ11にロータ12を取り付けている3、従って、圧電
セラミック板14に、前述のようなステータ11の径方
向の振動モードを一次の固有共振振動モードとするだめ
の超高波領域の高周波電界を与えてステータ11を振動
させた場合、第2図にWaにより示したように、ステー
タ11の径方向の振動モードが−・次の固有共振振動モ
ードとなる。
この実施例によれば、ステータ11の径方向の振動モー
ドを一次の固有共振振動モードとする超音波領域の高周
波電界を圧電セラミック板14に与えるようにし、かつ
ステータ11のステータノ1(板13の最外周部を厚く
したので、振動部分の部側質量が増大し、ステータ11
の径方向の振動モードか一次の固有共振振動モードとな
り、このため、よけいな振動か発生ずるのを防止するこ
とかでき、ロータ12を回転させるための振動エネルギ
ーか犬となり、ロータ12に作用するトルクの作用点か
ステータ11の最外周部となり、これによりロータ12
に与えるトルクが大幅に大となり、低速高トルクか得ら
れ、応答性か良く、工不ルキー効率が著しく向上する。
「発明の効果」 本発明によれば、分極した環状の圧電体を弾性素材から
なる円板状のステータ基板に貼り付け、前記圧電体に交
番電圧を印加して、前記ステータに、該ステータの厚さ
方向に振動しかつ周方向に移動する振動を発生さゼ、こ
の振動を前記ステータの一面に回動自在に設けた円板状
のロータに伝達して該ロータを回転させるようにした超
音波モータの回転駆動方法において、前記ステータの径
方向の振動モードを一次の固有共振振動モードとするよ
うにしたので、ステータの径方向の振動モードか一次の
固有共振振動モードとなり、よけいな振動か発生するの
を防止することかでき、ロータを回転さ姐るための振動
エネルギーが犬となり、0−夕に作用するトルクの作用
点がステータの最外周部となり、従って[l−夕に与え
るl・ルクか大幅に犬となり低速高トルクが得られ、応
答性か良く、エネルギー効率が著しく向−1−する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の方法を実施するための超
音波モータの一例を示すもので、第1図は概略縦断面図
、第2図はステータの縦断面図、第3図はステータに超
音波電界を与える電気回路図、第4図ないし第7図は従
来の超音波モータの一例を示すもので、第4図は分解斜
視図、第5図(a)、第5図(b)は交流電界が与えら
れた場合に圧電セラミック板に生じる進行波を説明する
ための図、第6図は超音波モータの動作原理を説明する
だめの図、第7図はステータに2次の振動が発生ずる状
態を示す図である。 11  ・ステータ、12 ・・ロータ、13・ステー
タ基板、14  圧電セラミック板、15環状突起、1
6・ ・移動体、17  摩擦祠。 区 口) 派

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  分極した環状の圧電体を弾性素材からなる円板状のス
    テータ基板に貼り付け、前記圧電体に交番電圧を印加し
    て、前記ステータに、該ステータの厚さ方向に振動しか
    つ周方向に移動する振動を発生させ、この振動を前記ス
    テータの一面に回動自在に設けた円板状のロータに伝達
    して該ロータを回転させるようにした超音波モータの回
    転駆動方法において、前記ステータの径方向の振動モー
    ドを一次の固有共振振動モードとすることを特徴とする
    超音波モータの回転駆動方法。
JP63246338A 1988-09-30 1988-09-30 超音波モータの回転駆動方法 Pending JPH0297280A (ja)

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