JPH0296444A - データネットワークシステム電源供給方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータネットワークシステムの各ターミナルの
電源供給に関し、特に、各ターミナルが個別に電源供給
を受けられない場合にネットワークラインそのものを利
用して電源を供給する方式〔従来の技術〕 従来、複数のターミナルを有するデータネットワークシ
ステムは、第１図に示すように、各ターミナル１２−１
〜１２−Ｎが個別に外部機器１３から電源の供給を受け
ていた。一方、各ターミナルは、第５図に示すように、
外部電源ライン１９を介して外部機器と接続したＤＣ／
ＤＣコンバータ１５、電圧レギュレータ１６等から構成
される電源回路を有し、そこで必要な直流電圧値を発生
し安定化させていた。この内部電源が、必要な電力を入
力信号識別回路１７．リモートターミナル回路１８等の
各回路に供給し、ターミナルとしての必要な機能動作を
行なっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の各ターミナルの電源は１個別に電源を外
部から受け１個別の電源回路を有しているので８次のよ
うな欠点がある。

１）各夕〜ミナルの設置されている場所まで外部の電源
の配線を行う必要がある。

２）外部電源の電圧安定度は一般に変動が大きいので、
各ターミナルが個別に電源回路を有する必要があシ、電
源回路がターミナルの数の分だけ必要となる。

３）中央の制御装置からネットワークを通して指示され
るターミナルは、ある時間では１台のみであシ、その時
に他のターミナルは動作する必要がなく非動作ターミナ
ルの電源回路の電力損失が無駄となる。

４）リモートターミナルの消費電力が小さく。

ターミナル台数が多い場合は、電源回路の電力損失分が
全体消費電力の３０チ〜５０チとなり、電源回路を個別
で持つことは、電力低減に反する。

上記の欠点は、特に２人工衛星等の宇宙用データネット
ワークにおいては１重量、電力の点で大きな影響を与え
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のデータネットワークシステム電源供給方式は、
リモートターミナルへデータを送出したシ受信しタシす
る中央の処理装置としてのセントラルユニントと、複数
のリモートターミナルと。

これらの間を結合するデータネットワークラインとを有
している。セントラルユニットはリモートターミナルに
向けてデータ信号をデータネットワークラインに特定イ
ンピーダンスで送出する機能を有し、しかもデータ信号
の波高値が可変である機能を有している。リモートター
ミナルは、データ信号を受けてこれを複数の波高値に変
換するトランス回路及びこれを整流する回路、セントラ
ルユニットからのデータを解読して自リモートターミナ
ルへの指示の場合に従属する回路の電源を投入する回路
及びリモートターミナルとしての各種機能を実現するた
めの回路を有する。

〔実施例〕

次に１本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明によるデータネットワークシステムのブ
ロック甲、第２図はリモートターミナルのブロック図、
第３図はセントラルユニノトから送出されるデータ信号
の波高値を時間軸で示したものである。

セントラルユニット１から波高値の安定化されたデータ
信号がデータネ７・トワークライン４の１つに送出され
る。データネットワークラインのインピーダンスを７５
Ωとすると、５Ｖ波高値では約１６０　ｍＷの信号電力
が伝送される。このデータ信号は１例えばリモートター
ミナル２−Ｈに入力される。

リモートターミナル内では、波高値変換回路５において
必要な直流電圧を得るためにトランスによシ波高値が変
換される。各波高値のデータ信号は検波整流回路６によ
シ直流電圧に変換される。

得られた直流電圧は、入力信号識別処理回路７に電源と
して供給される。入力信号識別処理回路７の処理結果で
リモートターミナル回路の機能を実施すると決まると入
力信号識別処理回路７の指示により、従属するリモート
ターミナル回路８に対して検波整流回路６の直流電圧出
力が供給され。

リモートターミナル回路８が動作する。

リモートターミナル回路８は比較的大きな電力を消費す
るため、このままでは検波整流回路６の出力である直流
電圧が低下する。これを防ぐために、リモートターミナ
ル回路８に電源が供給される時に、センｉ・ラルユニソ
トからのデータ信号の波高値を大きくシ、入力電力を上
げる。波高値を１０ｖにすると６６０　ｍＷの入力電力
が得られる。

リモートターミナル回路８の機能終了後はリモートター
ミナル回路８の電源を切るものとする。

それに伴ってセントラルユニットからのデータ信号の波
高値も、もとに戻す。この波高値の状況は。

第３図のようになる。セントラルユニットからのデータ
信号の波高値は安定したものを得ることが可能であシ、
各リモートターミナルに電圧レギュレータを持つ必要は
ない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、データ信号そのものから
電力を抽出することにより次のような効果がある。

（１）　　データ信号が供給されたリモートターミナル
のみ電源を消費することになシ、他のリモートターミナ
ルの消費電圧は全てゼロとなるため、全体としての消費
電力が著しく低減される。

（２）　　外部電源はデータネットワークシステム以外
にも接続されているので不安定であシ、外乱が入シ易い
が、データ信号は波高値が安定であり。

外乱も無く、各リモートターミナルで電源レギュレータ
を持つ必要がない。このため、電源部の電力損失が少な
く２重量も軽減される。

（３）　　データ信号が入力されない時は電源供給がな
いため、リモートターミナルの誤動作の心配がない。

（４）　　リモートターミナルに対する電源の配線が不
要であシ、コネクタ、ケーブル重量が軽減される。

以上の効果は、特に１通信衛星のデータネットワークの
小型軽量化、低電力化にとって有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデータネットワークシステムのブロッ
ク図、第２図は本発明によるリモートターミナルのブロ
ック図、第３図は本発明によるデータ信号の波形図であ
る。第４図は従来のデータネットワークシステムのブロ
ック図、第５図は従来のリモートターミナルのブロック
図である。 １・・・セントラルユニット、２・・・リモートターミ
ナル、３・・・外部機器、４・・・データネットワーク
ライン、５・・・波高値変換回路、６・・・検波整流回
路。 ７・・・入力信号識別処理回路、８・・・リモートター
ミナル回路。 第２ｖＡ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、セントラルユニット、リモートターミナルを含むデ
   ータネットワークシステムにおいて、リモートターミナ
   ルは、データ信号の波高値変換回路、その出力を検波整
   流する回路、及び前記出力を電源として動作し入力信号
   を識別処理して従続する回路の電源オンオフ制御を行う
   回路とを有することにより、データ信号から必要電力を
   抽出することを特徴とするデータネットワークシステム
   電源供給方式。