JPH029640B2 - - Google Patents

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JPH029640B2
JPH029640B2 JP60023534A JP2353485A JPH029640B2 JP H029640 B2 JPH029640 B2 JP H029640B2 JP 60023534 A JP60023534 A JP 60023534A JP 2353485 A JP2353485 A JP 2353485A JP H029640 B2 JPH029640 B2 JP H029640B2
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sulfur
extreme pressure
fatty acid
animal
oil
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JP60023534A
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JPS61183392A (ja
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Masashi Okutsu
Shigeru Yamada
Nobuhiro Yamada
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は淡色で臭気の少ない硫黄系極圧添加剤
の製法に関するものである。 硫黄系極圧添加剤は、切削油、研削油、塑性加
工油等の金属加工油、ギヤ油、摺動面潤滑油、グ
リースなどに使用され、金属二面間の摩擦、摩耗
の減少や焼付きを防止する。 (従来の技術) 従来、硫黄系極圧添加剤としては、不飽和動植
物油脂は不飽和動植物油脂脂肪酸モノエステル
(以下、不飽和動植物油脂肪酸エステルと略す)
に硫黄を170〜220℃の高温で反応させた硫化動植
物油脂又は硫化動植物油脂脂肪酸モノエステル
(以下、硫化動植物脂肪酸エステルを略す)、及び
淡色のジアルキルポリスルフイド、ジアリールポ
リスルフイド等の多硫化物が実用されてきた。 (発明が解決しようとする問題点) 硫化動植物油脂又は硫化動植物脂肪酸エステル
は、特に金属加工時の高荷重接触面で高温により
金属面と反応して、せん断力の小さい被膜を生成
し、摩耗、焼付き、融着を防止する極圧効果を示
すほか、工作開始直後等で接触面温度が低温の領
域でもエステル構造の極性基が金属表面に吸着し
て摩擦を減少させる、いわゆる油性効果も示す
が、色が非常に濃く、基油に添加した場合でも工
作点の透視が困難であり、かつ特有な臭気を有す
るため作業者に不快感を与える等の難点がある。
一方淡色のジアルキルポリスルフイド、ジアリー
ルポリスルフイド等の、非油脂系多硫化物は低温
領域での油性効果はほとんどない。 また本発明者等は先に淡色で臭気の少ない硫黄
系極圧添加剤(特開昭59−159896号)を開発した
が、当該硫黄系極圧添加剤は原料に炭素数の大き
いメルカプタン類を使用するために、従来の硫化
動植物油脂又は硫化動植物脂肪酸エステルと比べ
てエステル構造の極性基が少なく、その結果とし
て油性効果がやや劣り、高い潤滑性が要求される
一部の摺動面潤滑油への使用が制限されるという
問題が残つた。 (問題点を解決するための手段) 本発明者等はこれらの難点を解消するために種
種研究した結果、塩基性触媒の存在下に硫黄に加
えて、更に硫化水素を吹き込み、反応させると、
従来の硫黄単独を使用した硫化動植物油脂又は硫
化動植物脂肪酸エステル及び硫黄とメルカプタン
類を併用した硫化動植物油脂又は硫化動植物脂肪
酸エステルに比べて同等以上の極圧及び油性効果
を有し、かつ淡色でさらに臭気が少なく、その上
摺動面潤滑油にも使用でき、かつ低コストの硫黄
系極圧添加剤が得られることを見出し、本発明を
完成させるに至つた。 すなわち本発明は、塩基性触媒の存在下、硫黄
を添加した不飽和動植物油脂及び/又は不飽和動
植物脂肪酸エステル中に硫化水素を吹き込み、反
応させることを特徴とする硫黄系極圧添加剤の製
法を提供するものである。 本発明において使用する不飽和動植物油脂と不
飽和動植物脂肪酸エステルは、1分子中に1個以
上の不飽和結合を有するもので、それぞれ単独又
は混合して使用してよい。不飽和動植物油脂とし
ては、例えば豚脂、牛脂、大豆油、ナタネ油、抹
香鯨油等を、不飽和動植物脂肪酸エステルとして
は、例えば牛脂脂肪酸メチルエステル、大豆油脂
肪酸メチルエステル、ナタネ油脂肪酸メチルエス
テル、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、魚油メチ
ルエステル、米ヌカメチルエステル、米ヌカブチ
ルエステル、米ヌカオクチルエステル、トール油
脂肪酸メチルエステル、トール油脂肪酸ブチルエ
ステル、トール油脂肪酸オクチルエステル等を挙
げることができる。 硫黄は一般に市販されているものを使用してよ
い。 硫化水素としては、通常ボンベに充填された市
販のガスを使用するが、回収ガスを使用してもよ
い。 塩基性触媒としては、炭素数6〜20の1〜3級
アミン若しくはポリアミン、又は公知の加硫促進
剤を使用し得る。1〜3級アミンとしては、例え
ば2−エチルヘキシルアミン、n−オクチルアミ
ン、ジ−n−ブチルアミン、ジイソブチルアミ
ン、ジ−sec−ブチルアミン、ジ−2−エチルヘ
キシルアミン、ジ−n−オクチルアミン、ジシク
ロヘキシルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ト
リイソブチルアミン、トリ−sec−ブチルアミン、
トリ−2−エチルヘキシルアミン、トリ−n−オ
クチルアミン等を、またポリアミンとしては、例
えばトリエチレンジアミン、ヘキサメチレンテト
ラミン等をそれぞれ挙げることができる。 更に例えばシクロヘキシルベンゾチアジルスル
フエンアミド、N,N′−ジエチルチオカルバモ
イル−2−ベンゾチアゾイルスルフイド、テトラ
メチルチウラムジスルフイド、ジペンタメチレン
チウラムテトラスルフイド、ジンクジメチルジチ
オカーバメート、ジンク−ジ−n−ブチルジチオ
カーバーメート等の公知の加硫促進剤も使用でき
る。 上記塩基性触媒の添加量は不飽和動植物油脂及
び/又は不飽和動植物脂肪酸エステル100重量部
に対して通常0.1〜1.8重量部、好ましくは0.2〜
0.9重量部であり、0.1重量部未満では反応が十分
に進まず、1.8重量部を越えると悪臭の原因とな
ると共に製品の引火点を下げるので、それぞれ好
ましくない。 不飽和動植物油脂及び/又は不飽和動植物脂肪
酸エステル100重量部に対する硫黄及び硫化水素
の使用量は、それぞれ通常5〜20重量部及び1〜
10重量部、好ましくは7〜16重量部及び3〜7重
量部である。硫黄の使用量が5重量部未満では得
られた極圧添加剤の硫黄含有量が少なくなるため
に十分な極圧効果が得られず、20重量部を越える
と未反応の硫黄が沈殿するので、それぞれ好まし
くない。更に硫化水素の使用量が1重量部未満で
は、淡色で臭気の少ない極圧添加剤が得にくく、
10重量部を越えると、著しい増粘ないしはゲル化
が生ずるので、それぞれ好ましくない。 本発明の硫黄系極圧添加剤を得る際に硫黄量及
び硫化水素の使用量を変えると、種々の硫黄含有
量を異にする極圧添加剤を得ることができ、銅板
腐食性が少ないものを得たいときは、硫黄量を10
重量部以下にするのが好ましい。銅板腐食性をさ
らに減少させたいときは、ベンゾトリアゾール、
2,5−ビス(n−オクチルジチオ)−1,3,
4,−チアジアゾール等の銅板不活性化剤を硫黄
系極圧添加剤100重量部に対して0.1〜1.2重量部
添加すればよい。 本発明の製法により硫黄系極圧添加剤を得るに
は、例えば密閉反応容器内で不飽和動植物油脂及
び/又は不飽和動植物脂肪酸エステルと硫黄と塩
基性触媒とを100〜120℃に加熱撹拌しつつ、この
中に硫化水素を吹き込み、反応させる。この場
合、吹き込み圧が低すぎると反応が遅くなり好ま
しくないので、反応容器の大きさ、形状、硫化水
素の使用量等の条件を考慮の上、硫化水素の吹き
込み圧を適宜調整することが望ましいが、通常の
場合、吹き込み圧は2Kg/cm2以上であり、なかで
も4〜15Kg/cm2が好ましい。次いで通常130〜180
℃で1〜10時間、好ましくは150〜160℃で4〜7
時間反応させた後、残存する硫化水素を80〜100
℃で通気して除去すればよい。 (発明の効果) 本発明の硫黄系極圧剤は、従来の硫黄単独使用
の硫化動植物油脂又は硫化動植物脂肪酸エステル
と比べて同等以上の極圧及び油性効果を有すと共
に淡色で金属加工時に工作点の透視を容易にし、
かつ臭気が少ない。また硫黄とメルカプタン類を
併用した硫化動植物油脂又は硫化動植物脂肪酸エ
ステルと比べても同等以上の極圧及び油性効果を
有し、かつ淡色でさらに臭気が少なく、その上高
い潤滑性を要求される摺動面潤滑油にも使用で
き、かつ低コストであるなどの利点を示すもので
ある。 (実施例) 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。尚、例中の%はすべて重量%である。 実施例 1〜10 硫化水素吹き込み管及び硫化水素吸収装置を接
続した1オートクレーブに豚脂、不飽和動植物
脂肪酸エステル、硫黄、塩基性触媒から選ばれる
原料を第1表に示す組成で入れ、120℃に加熱撹
拌しながらその中に硫化水素を第1表に示す条件
(量、圧力、時間)で吹き込んだ。 次いで155℃で6時間反応させた後、80℃で通
気して反応容器内に残存する硫化水素を除去し、
本発明の硫黄系極圧添加剤を得た。得られた極圧
添加剤はいずれも良好な極圧及び油性効果を有
し、かつ淡色で臭気も少ないものであつた。尚、
各極圧添加剤の硫黄含有量を第2表に示す。
【表】
【表】 比較例 1 硫化水素吸収装置を接続した1丸型フラスコ
に豚脂(ケン化価190、ヨウ素価76)623g、硫黄
77gを入れ、175℃で15時間反応させた後、80℃
で通気して副生した硫化水素を除去し、比較対照
用の硫黄系極圧添加剤(硫黄含有量10.0%)を得
た。得られた極圧添加剤は良好な極圧及び油性効
果を有するものであつたが、色が濃く、しかも特
有の臭気を有していた。 比較例 2 豚脂の代わりに米ヌカメチルエステル(ケン化
価191、ヨウ素価76)を用いた以外は比較例1と
同様にして比較対照用の極圧添加剤(硫黄含有量
10.0%)を得た。得られた極圧添加剤は比較的良
好な極圧及び油性効果を有するものであつたが、
色が濃く、しかも特有な臭気を有していた。 比較例 3 滴下ロート及び硫化水素吸収装置を接続した2
丸型フラスコに豚脂886g、硫黄85g、ジ−n
−オクチルアミン2.9gを入れ、加熱撹拌しなが
らその中にターシヤリドデシルメルカプタン
267.7gを滴下した。次いで160℃で3時間反応さ
せた後、減圧蒸留を行つて、飽和炭化水素留分を
除去し、さらに80℃で通気して副生した硫化水素
を除去し、比較対照用の硫黄系極圧添加剤(硫黄
含有量10.0%)を得た。得られた極圧添加剤は良
好な極圧効果を有し、淡色で臭気も少なかつた
が、油性効果に劣るものであつた。 比較例 4 豚脂886g、硫黄168.7g、ジ−n−オクチルア
ミン5.8g、ターシヤリドデシルメルカプタン
531.1gを用いた以外は比較例3と同様にして比
較対照用の硫黄系極圧添加剤(硫黄含有量15.0
%)を得た。得られた極圧添加剤は良好な極圧効
果を有し、淡色で臭気も少なかつたが、油性効果
に劣るものであつた。 比較例 5 豚脂588g、硫黄112gを用い、180℃で10時間
反応させた以外は比較例1と同様にして比較対照
用の硫黄系極圧添加剤(硫黄含有量15.0%)を得
た。得られた極圧添加剤は良好な極圧及び油性効
果を有するものであつたが、色が濃く、しかも特
有な臭気を有していた。 比較例 6 豚脂886g、硫黄282.5g、ジ−n−オクチルア
ミン8.7g、ターシヤリドデシルメルカプタン
531.6gを用いた以外は比較例3と同様にして比
較対照用の硫黄系極圧添加剤(硫黄含有量20.0
%)を得た。得られた極圧添加剤は良好な極圧効
果を有し、淡色で臭気も少なかつたが、油性効果
に劣るものであつた。 試験例 1 実施例1〜10及び比較例1〜6で得られた硫黄
系極圧添加剤と非油脂系極圧添加剤(ジ−tert−
ドデシルトリスルフイド及びジ−tert−ノニルペ
ンタスルフイド)と基油の銅板腐食試験結果、硫
黄含有量、色相、油性効果試験結果(摩擦係数)、
極圧効果試験結果(高速四球試験、曽田式四球試
験)を第2表に示す。 試験結果を銅板腐食性がほぼ同等である試料に
ついて比較し、評価したところ、本発明の硫黄系
極圧添加剤は従来法による硫化油脂及びメルカプ
タンを用いた硫化油脂と同等あるいはそれ以上の
油性及び極圧効果を有し、かつ色相はかなり淡い
良好なものであつた。尚、非油脂系極圧添加剤は
いずれも極めて良好な色相を有しているが油性効
果において非常に劣るものであつた。 以下に試験法について記す。 (1) 銅板腐触性試験 JIS K−2513に準じて実施した。 試料添加量:5% 基 油:500ニユートラル油(40℃で
100cst) 試験温度 :100℃ 試験時間 :1時間又は3時間 (2) 色相 JIS K−2580(石油製品色試験方法)に準じ
て測定した。 (3) 硫黄含有量 JIS K−2541に準じて測定した。 (4) 油性効果試験 基油に極圧添加剤をそれぞれ2%添加し、振
子式摩擦試験機を用いて、その摩擦係数を測定
した。 最大揺動角:0.5ラジアン 試験温度 :室温 基 油:60スピンドル油(40℃で7cst) (5) 極圧効果試験 (a) 高速四球試験 基油に極圧添加剤をそれぞれ5%添加し、
ASTM D−2783に準じて融着荷重、最大無
焼付荷重及び摩耗痕径を測定した。 基 油:60スピンドル油(40℃で
7cst) 立軸回転数:1770rpm 試験鋼球 :玉軸受用鋼球1/2インチ(JIS
上級) 融着荷重及び最大無焼付荷重の測定時間:
10秒間 摩耗痕径の測定時間:30分間 摩耗痕径測定時の荷重:15Kg (b) 曽田式四球試験 基油に極圧添加剤をそれぞれ10%添加し、
JIS K−2519(潤滑油耐荷重能試験方法)に
準じて合格限界荷重を測定した。 基 油:60スピンドル油(40℃で
7cst) 立軸回転数:750rpm 試験鋼球 :玉軸受用鋼球3/4インチ(JIS
上級) 試験時間 :60秒間
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩基性触媒の存在下、硫黄を添加した不飽和
    動植物油脂及び/又は不飽和動植物油脂脂肪酸モ
    ノエステル中に硫化水素を吹き込み、反応させる
    ことを特徴とする硫黄系極圧添加剤の製法。
JP2353485A 1985-02-12 1985-02-12 硫黄系極圧添加剤の製法 Granted JPS61183392A (ja)

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