JPH029250Y2 - - Google Patents

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JPH029250Y2
JPH029250Y2 JP14973584U JP14973584U JPH029250Y2 JP H029250 Y2 JPH029250 Y2 JP H029250Y2 JP 14973584 U JP14973584 U JP 14973584U JP 14973584 U JP14973584 U JP 14973584U JP H029250 Y2 JPH029250 Y2 JP H029250Y2
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JP
Japan
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sliding
stoker
sides
garbage
extrusion surface
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JP14973584U
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JPS6163526U (ja
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  • Incineration Of Waste (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ストーカの側壁間に並設された摺
動ロストルを前後に摺動させ、摺動ロストル前面
の押出面によつてごみ等の焼却物を前方に送り出
し順々に燃焼させる焼却炉のストーカに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、ストーカの側壁間に並設された摺動ロス
トルを前後に摺動させ、ごみ等の焼却物を順々に
送り出して燃焼させる焼却炉のストーカとして
は、一般に第4図に示すようなものが用いられて
おり、このような従来のストーカは、図に示すよ
うに、ストーカの側壁1間に摺動ロストル2と固
定ロストル3とが前後方向に一列ずつ交互に並設
されており、摺動ロストル2がその前列にある固
定ロストル3上を前後に摺動し、摺動ロストル2
前面の押出面4でごみ等の焼却物を順々に送り出
して燃焼させるようになつている。
ここで、従来のストーカにおいては、各摺動ロ
ストル2に全て同一の鉤形のものが用いられ、そ
の押出面4が全て同じ高さになつているため、押
出面4によつて送り出されるごみ等の焼却物の量
はストーカの両側も中央も略同量となつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、ごみ等の焼却物を順々に送り出して燃
焼させる場合、ストーカの側壁1近傍にある両側
のごみ等は、前後に摺動する摺動ロストル2と側
壁1との間でかき混ぜられ空気が多く流入するた
め、その燃焼が早く行われる一方、中央にあるご
み等は、相互に密接した状態で送り出され、炉壁
からの空気の流入が少ないため、両側のごみ等に
比べ、その燃焼が遅くなつており、従来のストー
カのようにその両側と中央とに略同量のごみ等を
多く残り、全体として均一な燃焼が行われず、燃
焼効率が悪いものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、ストーカの側壁1間に並設された
摺動ロストル2を摺動させ、摺動ロストル2前面
の押出面4で、ごみ等の焼却物を順々に前方に送
り出して燃焼させる焼却炉のストーカにおいて、
ストーカの両側壁1近傍に位置する両側部の摺動
ロストル2aにその押出面4aが中央部に位置す
る摺動ロストル4bの押出面4bより高く形成さ
れたものを用いたのである。
〔作用〕
上記のように構成されたこの考案に係る焼却炉
のストーカにおいて、摺動ロストル2を前後に摺
動させ、その押出面4でごみ等を送り出していく
場合、ストーカの側壁1近傍に位置する両側部の
摺動ロストル2aはその押出面4aが中央部の摺
動ロストル2bの押出面4bより高くなつている
ため、ごみ等がストーカの側壁1との間でかき混
ぜられ、空気が多く流入して燃焼が早いストーカ
の両側には中央部より多くのごみ等の焼却物が送
られるようになるのである。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図〜第3図に基
づいて詳述する。
第1図に示す焼却炉のストーカは、前述した従
来のストーカと同様、ストーカの側壁1間に摺動
ロストル2と固定ロストル3とが前後方向に一列
ずつ交互に並設されており、この並設された各摺
動ロストル2が、駆動装置(図示せず)によりそ
の前列にある固定ロストル3上を前後に摺動し、
その前面の押出面4でごみ等の焼却物を順々に前
方に送り出すようになつている。
ここで、ストーカの側壁1間に並設された摺動
ロストル2は、第1図に示すように、ストーカの
中央部に位置する摺動ロストル2bには第3図に
示すような従来と同様の鉤形のものが用いられて
おり、一方ストーカの側壁1近傍に位置する両側
部の摺動ロストル2aには第2図に示すように前
端部が上方に折り曲げられ前面の押出面4aが中
央部の摺動ロストル2bの押出面4bより高く形
成されたものが用いられている。このため、これ
らの摺動ロストル2a,2bを前後に摺動させ、
ごみ等の焼却物を送り出す場合は、押出面4aが
高くなつた摺動ロストル2aによりストーカの両
側に中央部より多くのごみ等が送り出されるよう
になるのである。
なお、第1図は示す実施例ではストーカの側壁
1間に並設された摺動ロストル2において、押出
面4aが高くなつた摺動ロストル2aを両側に2
つずつ設けているが、このように押出面4aが高
くなつた摺動ロストル2aを両側に設ける数はこ
れに限定されるものではなく、例えば側壁1カ間
の距離が短かく並設される摺動ロストル2の数が
少ない場合には、このような摺動ロストル2aを
両側に1つずつ設けるようにし、逆に、側壁1間
の距離が長く並設される摺動ロストル2の数が多
い場合には、このような摺動ロストル2aを両側
にさらに多く設けるようにする等の変更は自在で
ある。
また、この実施例では両側部の摺動ロストル2
aとして、第2図に示すように、その前端部を上
方に折り曲げて押出面4aを高くしたものを用い
ているが、両側部の摺動ロストル2aもこのよう
なものに限定されず、要は、その押出面4aの高
さが中央部の摺動ロストル2bの押出面4bより
高ければよく、例えば、両側部の摺動ロストル2
aの斜め上方への角度を中央部の摺動ロストル2
bより大きくして、その押出面4aを中央部の摺
動ロストル2bの押出面4bより高くする等の変
更も可能である。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案に係る焼却炉の
ストーカは、ストーカの側壁近傍に位置する両側
部の摺動ロストルの押出面を中央部の摺動ロスト
ルの押出面より高くし、摺動ロストルを前後に摺
動させてごみ等の焼却物を順々に送り出して燃焼
させる場合には、押出面が高くなつた両側部の摺
動ロストルによつてストーカの両側に中央より多
くのごみ等を供給するようになつているのであ
る。
このため、ごみ等の焼却物が側壁との間でかき
混ぜられ、多くの空気が流入し、ごみ等の燃焼が
早いストーカの両側には中央より多くのごみ等が
供給されることになり、ごみ等を順々に送り出し
て燃焼させていく場合、従来のようにストーカの
両側のごみ等が先に燃焼し、中央のごみ等が残る
ということがなくストーカの両側と中央のごみ等
が均一に燃焼されるようになり、焼却炉全体とし
ての燃焼効率が向上されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部欠截した部
分斜視図、第2図は同実施例で使用する両側部の
摺動ロストルの斜視図、第3図は同実施例で使用
する中央部の摺動ロストルの斜視図、第4図は従
来例の一部欠截した部分斜視図である。 1……側壁、2……摺動ロストル、2a……両
側部の摺動ロストル、2b……中央部の摺動ロス
トル、4……押出面、4a……両側部の摺動ロス
トルの押出面、4b……中央部の摺動ロストルの
押出面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ストーカの側壁1間に並設された摺動ロストル
    2を前後に摺動させ、摺動ロストル2前面の押出
    面4によつてごみ等の焼却物を前方に送り出し燃
    焼させる焼却炉のストーカにおいて、ストーカの
    側壁1近傍に位置する両側部の摺動ロストル2a
    にその押出面4aが中央部の摺動ロストル2bの
    押出面4bより高く形成されたものを用いたこと
    を特徴とする焼却炉のストーカ。
JP14973584U 1984-10-02 1984-10-02 Expired JPH029250Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14973584U JPH029250Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14973584U JPH029250Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6163526U JPS6163526U (ja) 1986-04-30
JPH029250Y2 true JPH029250Y2 (ja) 1990-03-07

Family

ID=30707904

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JP14973584U Expired JPH029250Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02

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JPS6163526U (ja) 1986-04-30

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