JPH0292486A - ハイブリッドモジュール用回路基板の製造方法 - Google Patents

ハイブリッドモジュール用回路基板の製造方法

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JPH0292486A
JPH0292486A JP63246464A JP24646488A JPH0292486A JP H0292486 A JPH0292486 A JP H0292486A JP 63246464 A JP63246464 A JP 63246464A JP 24646488 A JP24646488 A JP 24646488A JP H0292486 A JPH0292486 A JP H0292486A
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energy beam
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laser beam
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Nobuo Iwase
岩瀬 暢男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ハイブリッドモジュール用・回路基板の製造
方法に関する。
(従来の技術) 従来、ハイブリッドモジニール用回路基板の製造におい
て窒化アルミニウム(A)N)セラミックスからなる基
材にレーザビーム仮照射して入又は溝を加工することが
行なわれている。これを、第2図を参照して説明する。
まず、穴又は溝が形成される前記基材lをXY力方向送
り機構を宵するテーブルから構成される装置台2上に載
せ、全体を空気雰囲気4中に曝す。つづいて、レーザビ
ーム発生装置4からレーザビーム5を放出させ、該ビー
ム5をガルバノメータ式鏡6で反射させ、更に図示しな
いレンズにより充分に集光し、所望のスポット径、焦点
距離にして前記基材lの任意の位置に照射する。この際
、レーザビーム発生装置4のエネルギー量を加工すべき
穴又は溝の形状等に応じて制御し、基材表面に穴又は溝
を形成する。具体的には、レーザビーム発生装置として
エネルギー範囲が広く、可変可能な200〜000Wの
炭酸ガスレーザを用いる。基材に直径が比較的小さな穴
(通常0.8 rtm以下)を加工する場合には、1つ
のビームスポットで穴明は加工を行ない、直径が比較的
大きい穴(0,8mを越える)を加工する場合には穴の
外周をスポットでなぞることによって穴加工を行なう。
この場合、基材の厚さは通常 使用される0、25〜1
.021111の場合、穴径とは関係なく前記操作基準
に従って実施される。但し、厚い基材を用いると、゛テ
ーバ状の穴が加工される。
一方、基材に溝を加工する場合にはビームのスポット径
を絞り、基材の厚さの1/3〜115の程度の深さに加
工を行なう。こうした溝加工により1枚の基材を多数個
に分割できるようにしたスクライブ溝等が形成される。
しかしながら、上記レーザビームによりlt’Nセラミ
ックスからなる基材に照射して穴又は溝を加工する際、
下記(1)式に示すようにAjl’Nの分解が起こって
液穴又は溝の一部に金属AI!が析出する。
lt’N−Al!+1  /2  N2 ↑・・・(1
)1′、述した金属Aノが穴又は溝の一部に析出すると
、前記基材、トに薄膜回路パターン、厚膜回路パターン
を形成した場合に該金属Aノによりパターン間の短絡を
生じたり、少なくともリーク電流も増大が見られ、更に
該金属A/が異物となって前記パターンの基材に対する
密着強度、−安定性を低下させる問題が生じる。
このようなことから、従来では前記レーザビームによる
加工後に基材の穴又は溝をアルミナ粉により湿式又は乾
式でホーニングして機械的に除去したり、高温熱処理し
て溶融除去したりしている。
しかしながら、かかる除去操作は工程が多くなり、しか
も除去確認作業にも多大な労力を必要とするため、コス
ト高となる問題があった。
そこで、本出願人は上記レーザビームをlt’Nセラミ
ックスからなる基材に照射する際、該基材を液体(例え
ば水)中に浸漬し、レーザビームを水を通して基材に照
射する方法(特願昭60−281912号)を提案した
。かがる方法によれば、レーザビームの試材への照射に
より穴又は溝を加工した後において液穴又は溝の一部に
金属Aノが析出するのを防止できる。しかしながら、レ
ーザビームを水を通して基材に照射するため、レーザビ
ームのパワーが減衰して加工速度(効率)が著しく低下
(通常、空気中での加工に比べて加工速度が1桁以上低
下)するという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記従来の課題を解決するためになされれた
もので、気相中にて金属Aノの析出、残留を伴うことな
くA、t’Nセラミックスからなる基材に穴又は溝等を
良好に加工し得るハイブリットモジュール用回路基板の
製造方法を提供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、実質的にA/Nセラミックスからなる基材に
エネルギービームを集中、走査させて該基材の表裏を貫
通する穴又は表裏の少なくとも一方の面に溝を形成する
に際し、前記エネルギービームの集中、走査を酸素濃度
が21−100体積%の雰囲気、又は相対湿度が50〜
100%RHの雰囲気もしくは両者の雰囲気中、或いは
空気に特定の紫外線(例えば波長253.7 nmの紫
外線)を照射して励起酸素原子を生成させたオゾンと励
起酸素原子が共存する雰囲気中で行なうことを特徴とす
るハイブリッドモジュール用回路基板の製造方法である
上記エネルギービームとしては、電子ビーム、レーザビ
ーム等を挙げることができる。
上記エネルギービームを基材に集中、走査させる雰囲気
(酸素含有雰囲気)での酸素濃度を限定した理由は、そ
の濃度を21体積%未満にするとエネルギービームの照
射後に基材に加工された穴、溝等の一部に析出した金属
Aノをit’−0化合物に変換できず、該Alの析出箇
所での電気抵抗を充分高くできなくなるからである。該
雰囲気中の酸素を高濃度にするほど、本発明の効果が大
きくなり、100体積%が最も大きな効果が得られる。
また、エネルギービームを基材に集中、走査させる雰囲
気での相対湿度を限定した理由は、その湿度を50%R
H未満にするとエネルギービームの照射後に基材に加工
された穴、溝等の一部に析出した金属AlをA、1’−
0化合物に変換できず、該Aノの析出箇所での電気抵抗
を充分高くできなくなるからである。該雰囲気中の相対
湿度を高くするほど、本発明の効果が大きくなり、10
0%RHが最も大きな効果が得られる。
また、本発明は実質的にAiNセラミックスからなる基
材に厚膜抵抗層もしくは薄膜抵抗層を形成し、該抵抗層
から前記基材表面に亙ってエネルギービームを集中、走
査させて該抵抗層のトリミングを行なうに際し、前記エ
ネルギービームの集中、走査を酸素濃度が21−100
体積%の雰囲気、又は相対湿度が50〜100%RHの
雰囲気もしくは両者の雰囲気中、或いは空気に特定の紫
外線(例えば波長253.7 nmの紫外線)を照射し
て励起酸素原子を生成させたオゾンと励起酸素原子が共
存する雰囲気中で行なうことを特徴とするハイブリッド
モジュール用回路基板の製造方法である。
(作用) 本発明によれば、A、i?Nセラミックスからなる基材
に酸素濃度が21〜100体積%の雰囲気中にてエネル
ギービームを集中、走査させることによって、該基材に
加工された穴又は溝の一部に前述した(1)式のように
金属Aノが′析出するが、エネルギームの照射下で該金
属Aノに充分な量の酸素が供給されるため、下記(2)
式に示す反応により電気抵抗の高いAI!203等のA
I!−0化合物に変換される。
4パノ+302→2AI!203・・・(2)また、A
ノNセラミックスからなる基材に相対湿度が50〜10
0%RHの雰囲気中にてエネルギービームを集中、走査
させることによって、該基材に加工された穴又は溝の一
部に前述した(1)式のように金属Aノが析出するが、
該金属AI!にエネルギームの照射により水蒸気から分
解された活性の高い酸素が供給されるため、下記(3)
式に示す反応により電気抵抗の高いAJ!203等のA
ノー〇化合物に変換される。
2H20→2H2↑十02↑ 4AI!+302→2Aノ203・・・(3)上記A、
t’Nセラミックスからなる基材に酸素濃度が21〜1
00体積%及び相対湿度が50〜100%RHの両者の
雰囲気中にてエネルギービームを集中、走査させた場合
でも前記(2)、(3)式の反応が起こって同様な作用
がなされる。
更に、AI!Nセラミックスからなる基材に空気に特定
の紫外線(例えば波長253.7 nmの紫外線)を照
射して励起酸素原子を生成させたオゾンと励起酸素原子
が共存する雰囲気中にてエネルギービームを集中、走査
させることによって、該基材に加工された穴又は溝の一
部に前述した(1)式のように金属Aノが析出するが、
エネルギームの照射下で該金属Aノに酸化活性の高いオ
ゾン、(03)及び励起酸素が供給されるため、該金属
Aノは電気抵抗の高いAl2O3等のjl’−0化合物
に変換される。
従って、気相中にて金属Alの析出、残留を伴うことな
くlj’Nセラミックスからなる基材に穴又は溝を良好
に加工できるため、その後の工程での基材上への薄膜回
路パターン、厚膜回路パターンの形成に際してのパター
ン間の短絡、該パターンの基材に対する密着強度、安定
性の低下を解消して高信頼性のハイブリッドモジュール
用回路基板を製造できる。また、水中での加工のような
エネルギービームのパワー減衰を解消できるため、基材
に効率よく穴又は溝を加工できる。更に、従来のように
析出した金属AIを除去するための繁雑なホーニング処
理を解消できるため、工程の簡素化、低コストを達成で
きる。
一方、AiNセラミックスからなる基材に厚膜抵抗層も
しくは薄膜抵抗層を形成し、該抵抗層から前記基材表面
に亙ってエネルギービームを集中、走査させて該抵抗層
のトリミングを行なうと、不可避的にエネルギービーム
が前記抵抗層下の基材に照射されて前述した(1)式の
反応により金属Alを析出し、該金属Alにより実質的
にトリミングがなされない状態、もしくはL1的とする
トリミング抵抗値より低い値になる。このようなことか
ら、前記抵抗層のトリミングに際してのエネルギービー
ムの集中、走査を酸素濃度が21−100体積%の雰囲
気、又は相対湿度が50〜+009oRHの雰囲気もし
くは両者の雰囲気中、或いは空気に特定の紫外線(例え
ば波長253.7 naの紫外線)を照射して励起酸素
原子を生成させたオゾンと励起酸素原子が共存する雰囲
気中で行なうことによって、抵抗層下の基材へのエネル
ギービームの照射により析出された金属Alを既述した
のと同様な作用によりAl203等のAl−0化合物に
変換できる。
その結果、目的としたトリミングがなされた抵抗層を有
するハイブリッドモジュール用回路基板を簡単な工程で
かつ低コストで得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図は、本実施例1.2で使用するレーザ加工装置を
示す概略図であり、図中の11はXYh向の送り機構を
有するテーブルから構成される装置台である。この載置
台11上には、下部を開口し、上部にガラス板12を有
する例えばステンレス製の雰囲気箱13(内容積150
 X 150 X 20MII)が気密に設置されてい
る。この箱13の側壁には、酸素ガス又は水蒸気を供給
するための供給管14及び排気管15が連結されている
。前記箱13の上方には、図示しない集光レンズ及びガ
ルバノメータ大鏡16が配置されている。また、図中の
17は前記鏡1Bを反射させて前記雰囲気箱13内にガ
ラス板12を通してレーザビームを照射するためのYA
Gレーザ装置(■東芝製商品名、LAY−652D)で
ある。
実施例1 まず、第1図に示す載置台11上に熱伝導率が170 
W/ m−にのlt’Nセラミックス基材〔■東芝製商
品名;TAN−170118を載置し、該基材18を含
む載置台11周囲を雰囲気箱13で覆った。つづいて、
前記雰囲気箱13内に酸素ガスボンベから減圧弁及び供
給管14を通して純度99.99%の酸素ガスを供給し
た。この時、排気管15を解放状態として雰囲気箱13
内のガスを排気するようにした。次いで、YAGレーザ
装置17からレーザビーム19をエネルギー5J/p、
周波数5 pps sパルス幅0.5 asecの条件
にて放出し、ガルバノメータ大鏡16で反射させ、更に
図示しない集光レンズにて集光し、ガラス板12を通し
て雰囲気箱13内のA)Nセラミックス基材18に照射
させて穴あけ加工を行なった。
本実施例1のレーザビーム照射後の基材を調べたところ
、垂直度(JM面穴径/表面穴径)約0.9、真円文(
短径/長径)0.9の直径0.5 rtmの穴が加工さ
れているが確認された。また、レーザビームの入射側の
基材表面、レーザビームが抜けた基材裏面の穴周辺を倍
率50倍の実体顕微鏡で観察したところ、該穴周辺への
球状、線状、不定形いずれの金属AI!の析出が見られ
なかった。また、表裏の電気抵抗は1011Ω以上と極
めて絶縁性が高いものであった。
実施例2 まず、第1図のレーザ加工装置の載置台11に熱伝導率
が170 W/ m−にの1j7Nセラミツクス基材〔
■東芝製商品名;TAN−1701t8を載置し、誼基
材18を含む載置台11周囲を雰囲気箱13で覆った。
つづいて、前記雰囲気箱13内にウニツタから供給管1
4を通して水蒸気を供給した。この時、排気管15を解
放状態とした。次いで、YAGレーザ装置17からレー
ザビーム19を出力100 W、 Qスイッチ周波数3
kHzの条件にて放出し、ガルバノメータ大鏡16で反
射させ、更に図示しない集光レンズにて集光し、ガラス
板12を通して雰囲気箱13内のA、i?Nセラミック
ス基材IBにバイトサイズ50u+++の条件にて照射
して深さが約0゜00フインチの溝を加工した。
本実施例2によりAI!Nセラミックス基材に加工され
た溝周辺を倍率50倍の実体顕微鏡で観察したところ、
該溝周辺への球状、線状、不定形いずれの金属A、ff
の析出が見られなかった。
また、前記基材の溝を横切るように銀入りエポキシ樹脂
導電ペーストを塗布、乾燥させて複数の電極を51%間
隔おいて形成し、各電極間の直流抵抗を測定したところ
、いずれも1000MΩ以上であった。これに対し、雰
囲気箱内に水蒸気を供給しない以外、実施例2と同様な
方法で溝加工を行なったlt’Nセラミックス基材に同
様な電極を形成し、各電極間の直流抵抗をM1定したと
ころ、10Ω〜1にΩであり、基材周辺部がらり一ドを
取出す場合にリーク電流の増大、ショートなどの問題を
引き起こされる恐れがあった。
実施例3 まず、XY力方向送り機構を有するテーブルがら構成さ
れた載置台に熱伝導率が170W/m−にのA)Nセラ
ミックス基材〔■東芝製商品名;TAN−170)を載
置し、該基材を含む載1ρ台周辺に内容積が300 X
 300 X 300 rttrxのガラス製のチャン
バを設置した。なお、このチャンバ内には波長253.
71111を主体とし、189.4 nmやH5,9n
11などの線スペクトルを有するU字形の水銀ランプ(
500W)を1灯配置されている。つづいて、水銀ラン
プを点灯して波長253.7 n11の紫外線をチャン
バ内に放出し、該波長の紫外線による放射エネルギーに
よりチャンバ内の空気に含まれる酸素を励起してオゾン
(03)と励起酸素原子(0)を発生させた。発生した
オゾンは、257.3 nmの放射エネルギーを吸収し
て励起酸素原子(0)と酸素(02)とに分解された。
こうした雰囲気下で、レーザビームを出力100 WS
Qスイッチ周波数3kH7,、バイトサイズ50umの
条件でチャンバを通してAI!Nセラミックス基材に照
射すると共にレーザビームを50a+z/secの条件
で走査して溝加工を行なった。
本実施例3による加工後の基材には、深さ約50μmの
溝が直線状に形成され、スクライブ溝として充分に利用
しえるものであった。
また、前記基Hの溝を横切るように銀入りエポキシ樹脂
導電ペーストを塗布、乾燥させて複数の電極を5 ra
m間隔おいて形成し、各電極間の直流抵抗をM1定した
ところ、いずれも1000MΩ以上であった。これに対
し、チャンバ内の水銀ランプを点灯させない以外、実施
例3と同様な方法で溝加工を行なったAノNセラミック
ス基材に同様な電極を形成し、各電極間の直流抵抗をM
1定したところ、lOΩ〜lkΩであり、基材周辺部が
らリードを取出す場合にリーク電流の増大、ショートな
どの問題を引き起こされる恐れがあった。
実施例4 まず、25.4X 25.4X O,G35 rnrn
ノ寸法に切断加工した熱伝導率が170 W/ m−に
のA7Nセラミックス基材〔−東芝製商品名、TAN−
170〕上にAg/PI系厚膜導体厚膜導体ペースト工
社製商品名、AN−3052)を印刷し、920’Cテ
焼成して厚膜導体層を形成した。つづいて、前記基材上
にRuOQ系厚膜抵抗ペースト(昭和電工社製商品名、
 A N R−1210)を印刷し、850℃テ焼成し
て長さ211%幅11mMで表面抵抗100Ω/口の厚
膜抵抗層を形成した。また、前記厚pljL導体層との
オーバラップ部を片サイド0.3mmづつ形成した。
次いで、前記基材を載置台上に設置上、該基材を含む載
置台周囲を雰囲気箱で覆った。つづいて、前記雰囲気箱
内に供給管を通して純度99.99%の酸素ガスを供給
しながら排気管がら排気した。ひきつづき、トリミング
用CWYAGレーザ装置(■東芝製商品名; LAY−
615B、シングルモードTM00、平均出力8W)を
使用し、該レーザ装置からレーザビームをQスイッチパ
ルス発振周波数3 k H2sバイトサイズ50μmの
条件にて放出し、前記雰囲気箱内のAノNセラミックス
基材の厚膜抵抗層の幅方向に前後0.31mの余裕をも
たせて照射、走査して該抵抗層を切断する完全抵抗トリ
ミングを行なった。
しかして、トリミングで切断された2つの厚膜抵抗層部
分に超絶縁計の電極を取付け、該電極間の抵抗を測定し
たところ、5XlOIOΩであり、実用」−充分な絶縁
が得られ、良好なトリミングがなされていることが確認
された。これに対し、レーザビームの照射雰囲気を空気
とした以外、実施例4と同様なトリミングを行ない、ト
リミングで切断された2つの厚膜抵抗層部分に超絶縁計
の電極を取付け、該電極間の抵抗を測定したところ、絶
縁抵抗はほぼ短絡状態であった。このため、通常のDC
抵抗計で再測定した結果、初期抵抗値と同じか、それよ
りも低い値を示し、全くトリミングされていないことが
確認された。
〔発明の効果] 以上詳述した如く、本発明によれば気相中にて金属Aノ
の析出、残留を伴うことなくA、t’Nセラミックスか
らなる基材に穴又は溝を良好かつ効率よく加工でき、そ
の後の工程での基材上への薄膜回路パターン、厚膜回路
パターンの形成に際してのパターン間の短絡がなく該パ
ターンの基材に対する優れた密心強度、安定性を有する
高信頼性のハイブリッドモジュール用回路基板を製造で
きる。また、良好なトリミングがなされた厚膜抵抗層又
は薄膜抵抗層を有するハイブリッドモジュール用回路基
板を簡単な工程でかつ低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1.2に使用したレーザ加工装
置を示す概略断面図、第2図は従来の基材の穴又は溝を
形成するためのレーザ加工装置を示す概略断面図である
。 11・・・載置台、13・・・雰囲気箱、14・・・供
給管、」5・・・排出管、17・・・レーザ装置、18
・・・AノNセラミックス基材、19・・・レーザビー
ム。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 纂1 ロ 第20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1).実質的に窒化アルミニウムセラミックスからな
    る基材にエネルギービームを集中、走査させて該基材の
    表裏を貫通する穴又は表裏の少なくとも一方の面に溝を
    形成するに際し、前記エネルギービームの集中、走査を
    酸素濃度が21〜100体積%の雰囲気、又は相対湿度
    が50〜100%RHの雰囲気もしくは両者の雰囲気中
    で行なうことを特徴とするハイブリッドモジュール用回
    路基板の製造方法。
  2. (2).実質的に窒化アルミニウムセラミックスからな
    る基材にエネルギービームを集中、走査させて該基材の
    表裏を貫通する穴又は表裏の少なくとも一方の面に溝を
    形成するに際し、前記エネルギービームの集中、走査を
    空気に特定の紫外線を照射して励起酸素原子を生成させ
    たオゾンと励起酸素原子が共存する雰囲気中で行なうこ
    とを特徴とするハイブリッドモジュール用回路基板の製
    造方法。
  3. (3).実質的に窒化アルミニウムセラミックスからな
    る基材に厚膜抵抗層もしくは薄膜抵抗層を形成し、該抵
    抗層から前記基材表面に亙ってエネルギービームを集中
    、走査させて該抵抗層のトリミングを行なうに際し、前
    記エネルギービームの集中、走査を酸素濃度が21〜1
    00体積%の雰囲気、又は相対湿度が50〜100%R
    Hの雰囲気もしくは両者の雰囲気中で行なうことを特徴
    とするハイブリッドモジュール用回路基板の製造方法。
  4. (4).実質的に窒化アルミニウムセラミックスからな
    る基材に厚膜抵抗層もしくは薄膜抵抗層を形成し、該抵
    抗層から前記基材表面に亙ってエネルギービームを集中
    、走査させて該抵抗層のトリミングを行なうに際し、前
    記エネルギービームの集中、走査を空気に特定の紫外線
    を照射して励起酸素原子を生成させたオゾンと励起酸素
    原子が共存する雰囲気中で行なうことを特徴とするハイ
    ブリッドモジュール用回路基板の製造方法。
JP63246464A 1988-09-30 1988-09-30 ハイブリッドモジュール用回路基板の製造方法 Pending JPH0292486A (ja)

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