JPH0292419A - 楕円形ベローズの製造方法 - Google Patents
楕円形ベローズの製造方法Info
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- JPH0292419A JPH0292419A JP24084688A JP24084688A JPH0292419A JP H0292419 A JPH0292419 A JP H0292419A JP 24084688 A JP24084688 A JP 24084688A JP 24084688 A JP24084688 A JP 24084688A JP H0292419 A JPH0292419 A JP H0292419A
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- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、楕円形素管から、所定ピッチの山部。
谷部を有する楕円形ベローズを製造する方法に係り、特
に、その肉厚が均一で、疲労強度の大きい楕円形ベロー
ズを製造するに好適な、楕円形ベローズの製造方法に関
するものである。
に、その肉厚が均一で、疲労強度の大きい楕円形ベロー
ズを製造するに好適な、楕円形ベローズの製造方法に関
するものである。
[従来の技術]
従来、楕円形ベローズは、楕円形のパイプ、すなわち楕
円形素管を素管とし、これを、半楕円形をなしその一部
に隆起部を形成してなる成形型の型面へ、液圧成形によ
って押圧してその形状を転写することにより、塑性加工
によって製造していた。なお、この種の製造方法として
関連するものには、たとえば、特開昭61−95927
号公報がある。
円形素管を素管とし、これを、半楕円形をなしその一部
に隆起部を形成してなる成形型の型面へ、液圧成形によ
って押圧してその形状を転写することにより、塑性加工
によって製造していた。なお、この種の製造方法として
関連するものには、たとえば、特開昭61−95927
号公報がある。
[発明が解決しようとする課題]
上記従来技術による製造方法の問題点を、図面を用いて
説明する。
説明する。
第7図は、従来の、楕円形ベローズの製造方法によって
製造した。楕円形ベローズの一例を示す要部断面図であ
る。
製造した。楕円形ベローズの一例を示す要部断面図であ
る。
図において、1は楕円形ベローズ、1aは、その山部、
lbは谷部である。この図から明らかなように、谷部1
bの肉厚は、楕円形素管の肉厚(上部の円筒状部分)の
ままであるが、山部1aに近づくにつれて肉厚が薄くな
るという、肉厚分布を有している。同じ山部1aでも、
短径部(楕円形の短径と、はぼ平行になる部分)におい
て、特に肉厚が薄い、このような肉厚分布を生ずる原因
は、前記塑性加工時における楕円形素管の円周方向ひず
みが、山部1aに近接するほど大きくなることによるも
のである。
lbは谷部である。この図から明らかなように、谷部1
bの肉厚は、楕円形素管の肉厚(上部の円筒状部分)の
ままであるが、山部1aに近づくにつれて肉厚が薄くな
るという、肉厚分布を有している。同じ山部1aでも、
短径部(楕円形の短径と、はぼ平行になる部分)におい
て、特に肉厚が薄い、このような肉厚分布を生ずる原因
は、前記塑性加工時における楕円形素管の円周方向ひず
みが、山部1aに近接するほど大きくなることによるも
のである。
このような肉厚の不均一があると、楕円形ベローズの伸
縮によって発生する応力が、肉厚の薄い山部1a近傍に
集中する。したがって、繰返し使用すると、当該部分に
、疲労による割れが発生して、寿命を短くするものであ
った。
縮によって発生する応力が、肉厚の薄い山部1a近傍に
集中する。したがって、繰返し使用すると、当該部分に
、疲労による割れが発生して、寿命を短くするものであ
った。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決して、肉厚
が均一で、長寿命の楕円形ベローズを製造することがで
きる、楕円形ベローズの製造方法の提供を、その目的と
するものである。
が均一で、長寿命の楕円形ベローズを製造することがで
きる、楕円形ベローズの製造方法の提供を、その目的と
するものである。
[課題を解決するための手段]
上記問題点を解決するための1本発明に係る楕円形ベロ
ーズの製造方法の構成は、楕円形素管から、所定ピッチ
の山部、谷部を有する楕円形ベローズを製造する方法に
おいて、組合わせたとき、内径面で楕円形を形成する。
ーズの製造方法の構成は、楕円形素管から、所定ピッチ
の山部、谷部を有する楕円形ベローズを製造する方法に
おいて、組合わせたとき、内径面で楕円形を形成する。
2分割1組の分割型を、互いに所定距離だけ離間して複
数組配設してなる分割型群の内径側へ挿入した楕円形素
管の内部へ液圧を負荷することにより、該楕円形素管を
張出し加工する第1の工程と、この張出し加工品の内部
へ所定の液圧を負荷した状態で、前記分割型群が互いに
近接するように、当該張出し加工品を軸方向へ押圧する
ことにより、所定ピッチの山部、谷部を有する楕円形ベ
ローズを成形する第2の工程と、この楕円形ベローズを
電解液中に浸漬し、当該楕円形ベローズ内部へ電極を挿
入し1両者間に直流電圧を印加することにより、前記楕
円形ベローズを内側から電解研磨加工する第3の工程と
を有するものである。
数組配設してなる分割型群の内径側へ挿入した楕円形素
管の内部へ液圧を負荷することにより、該楕円形素管を
張出し加工する第1の工程と、この張出し加工品の内部
へ所定の液圧を負荷した状態で、前記分割型群が互いに
近接するように、当該張出し加工品を軸方向へ押圧する
ことにより、所定ピッチの山部、谷部を有する楕円形ベ
ローズを成形する第2の工程と、この楕円形ベローズを
電解液中に浸漬し、当該楕円形ベローズ内部へ電極を挿
入し1両者間に直流電圧を印加することにより、前記楕
円形ベローズを内側から電解研磨加工する第3の工程と
を有するものである。
さらに詳しくは、次の通りである。
上記目的は、液圧成形によって、成形した楕円形ベロー
ズの肉厚を、電解研磨加工によって均一化することによ
り達成される。
ズの肉厚を、電解研磨加工によって均一化することによ
り達成される。
[作用]
分割型群を使用して(すなねち、成形型を、使用しない
で)、楕円形素管から、張出し加工によって張出し加工
品を製造しく第1の工程)、この張出し加工品をその軸
方向へ順次たたみ込むようにして、山部、谷部を有する
楕円形ベローズを成形しく第2の工程)、電解液中に浸
漬した前記楕円形ベローズの内側へ、楕円形の電極を挿
入し、内側から電解研磨加工を行なう(第3の工程)。
で)、楕円形素管から、張出し加工によって張出し加工
品を製造しく第1の工程)、この張出し加工品をその軸
方向へ順次たたみ込むようにして、山部、谷部を有する
楕円形ベローズを成形しく第2の工程)、電解液中に浸
漬した前記楕円形ベローズの内側へ、楕円形の電極を挿
入し、内側から電解研磨加工を行なう(第3の工程)。
この電極は、肉厚に成形された谷部、および山部の長径
部(楕円形の長径と、はぼ平行になる部分)から近いの
で、前記第3の工程において、当該部分が優先的に研磨
加工されて薄肉になる。これにより、山部の頂点と、谷
部との肉厚の差、および山部の円周方向に沿う肉厚の差
がなくなり、均一な肉厚を有する楕円形ベローズが得ら
れる。
部(楕円形の長径と、はぼ平行になる部分)から近いの
で、前記第3の工程において、当該部分が優先的に研磨
加工されて薄肉になる。これにより、山部の頂点と、谷
部との肉厚の差、および山部の円周方向に沿う肉厚の差
がなくなり、均一な肉厚を有する楕円形ベローズが得ら
れる。
したがって、実用時の伸縮による応力が平均化され、繰
返し使用による疲労強度が高く、寿命が長い。
返し使用による疲労強度が高く、寿命が長い。
[実施例]
以下、本発明を実施例によって説明する。
第1図〜第3図は1本発明の一実施例に係る楕円形ベロ
ーズの製造方法を説明するためのものであり、第1図は
、第3の工程の実施に使用する電解研磨装置を示す略示
断面図、第2図は、第1図の■−■矢視断面図、第3図
は、第1および第2の工程の実施に使用する液圧成形装
置を示す略示断面図である。
ーズの製造方法を説明するためのものであり、第1図は
、第3の工程の実施に使用する電解研磨装置を示す略示
断面図、第2図は、第1図の■−■矢視断面図、第3図
は、第1および第2の工程の実施に使用する液圧成形装
置を示す略示断面図である。
まず、液圧成形装置を、第3図を用いて説明する。
12、i3,14は、それぞれ組合わせたとき、内径面
で楕円形を形成する2分割1組の分割型であり、これら
分割型12,13.14は、上、下のガイドプレート9
a、9bの内側に沿って、軸方向(すなわち、互いに離
間し、もしくは近接する方向)へ移動自在に装着されて
いる。lla。
で楕円形を形成する2分割1組の分割型であり、これら
分割型12,13.14は、上、下のガイドプレート9
a、9bの内側に沿って、軸方向(すなわち、互いに離
間し、もしくは近接する方向)へ移動自在に装着されて
いる。lla。
11bは、楕円形素管の両端へ取付け、それぞれに内装
されている0リング8a、8bによって、前記楕円形素
管内へ液圧10(詳細後述)を負荷したとき、液洩れが
生じないようにシールをすることができるシールホルダ
である。そして、一方のシールホルダllbには、前記
楕円形素管内へ液圧10を注入することができる注入口
17が設けられている。これらシールホルダlla、1
1bの外側(反楕円形素管側)へは、それぞれ、フレー
ム7a、7bに固定された油圧シリンダ6a。
されている0リング8a、8bによって、前記楕円形素
管内へ液圧10(詳細後述)を負荷したとき、液洩れが
生じないようにシールをすることができるシールホルダ
である。そして、一方のシールホルダllbには、前記
楕円形素管内へ液圧10を注入することができる注入口
17が設けられている。これらシールホルダlla、1
1bの外側(反楕円形素管側)へは、それぞれ、フレー
ム7a、7bに固定された油圧シリンダ6a。
6bのロンドが連結されている。
次に、電解研磨装置の構成を、第1,2図を用いて説明
する。
する。
18は、内部に電解液3を溜める電解液槽、4は、その
上に前記電解液槽18を載置する、温度調節付きのホッ
トプレート、5は直流電源、2は、この直流電源5のマ
イナス側へ接続されたマイナス電源(詳細後述)であり
、プラス側へは、楕円形ベローズIAを接続することが
できるようになっている。この楕円形ベローズIAは、
前記液圧成形装置を使用して成形されたものであり、そ
の谷部1b、および山部1aの長径部1 a’が、他の
部分に比べて肉厚になっている。
上に前記電解液槽18を載置する、温度調節付きのホッ
トプレート、5は直流電源、2は、この直流電源5のマ
イナス側へ接続されたマイナス電源(詳細後述)であり
、プラス側へは、楕円形ベローズIAを接続することが
できるようになっている。この楕円形ベローズIAは、
前記液圧成形装置を使用して成形されたものであり、そ
の谷部1b、および山部1aの長径部1 a’が、他の
部分に比べて肉厚になっている。
前記マイナス電源2は楕円形をしており、この形状のた
めに、マイナス電源2から、楕円形ベローズIAの谷部
1b、山部1aの長径部1 a’からの距離が短く、短
径部1a’からの距離が長くなるようになっている。
めに、マイナス電源2から、楕円形ベローズIAの谷部
1b、山部1aの長径部1 a’からの距離が短く、短
径部1a’からの距離が長くなるようになっている。
上記のように構成した装置を使用して、本発明の一実施
例に係る楕円形ベローズの製造方法を説明する。
例に係る楕円形ベローズの製造方法を説明する。
第3図において、組合わせた分割型12,13゜14を
、互いに所定距離だけ離間して配゛設する。
、互いに所定距離だけ離間して配゛設する。
これらの分割型12,13.14を貫通して、その内側
へ、楕円形素管を挿入し、この管の両端をシールホルダ
lla、llbのOリング8a、8bで液圧シールする
。前記楕円形素管の内部の空気抜きをする。
へ、楕円形素管を挿入し、この管の両端をシールホルダ
lla、llbのOリング8a、8bで液圧シールする
。前記楕円形素管の内部の空気抜きをする。
ここで液圧成形装置をONにすると、液圧注入口17か
ら所定の液圧10が負荷され、シールホルダlla、l
lb、分割型12,13.14の間に張出し成形されて
、張出し加工品1′となる(第1の工程)。そして、こ
の液圧1oが一定に保持された状態で、油圧シリンダ6
a、6bが同時に駆動し、シールホルダlla、llb
が互いに近接し、分割型12,13.14も、張出し加
工品1′の軸方向収縮に従動して、互いに近接し、この
張出し加工品1′の山部を順次たたみこんで、楕円形ベ
ローズが成形され(第2の工程)、液圧成形装置がOF
Fになる。
ら所定の液圧10が負荷され、シールホルダlla、l
lb、分割型12,13.14の間に張出し成形されて
、張出し加工品1′となる(第1の工程)。そして、こ
の液圧1oが一定に保持された状態で、油圧シリンダ6
a、6bが同時に駆動し、シールホルダlla、llb
が互いに近接し、分割型12,13.14も、張出し加
工品1′の軸方向収縮に従動して、互いに近接し、この
張出し加工品1′の山部を順次たたみこんで、楕円形ベ
ローズが成形され(第2の工程)、液圧成形装置がOF
Fになる。
この楕円形ベローズIAが、電解液槽18の中へ投入さ
れ、電極接続される(第1図)。直流電源5がONにな
り電流を流すことによって、楕円形ベローズIAを内側
から電解研磨する。この電解研磨加工によって、楕円形
ベローズIAの谷部1b、および山部の長径部1 a’
が、より多く加工される。そして、所定時間の研磨が行
なわれたのち、直流電源5がOFFになり、所望の楕円
形ベローズが得られる。
れ、電極接続される(第1図)。直流電源5がONにな
り電流を流すことによって、楕円形ベローズIAを内側
から電解研磨する。この電解研磨加工によって、楕円形
ベローズIAの谷部1b、および山部の長径部1 a’
が、より多く加工される。そして、所定時間の研磨が行
なわれたのち、直流電源5がOFFになり、所望の楕円
形ベローズが得られる。
具体例を説明する。
長径8 m m 、短径4mm、肉厚0.06mm。
長さ30mmのステンレス鋼の楕円形素管を使用し、山
部1aの長径が10mm、短径が6mm。
部1aの長径が10mm、短径が6mm。
山数4.ピッチが1mmの楕円形ベローズIAを製造し
た例を示す。
た例を示す。
液圧10を120kgf/ca+”、軸方向へたたみ込
むときの油圧シリンダ6a、6bの荷重を200kgf
とした。また、電解研磨加工における直流電圧を3.5
v、電流を4A、研磨時間を約3分、電解液3の温度を
60±5℃とした。また前記電解液3の成分は、以下の
ものである。
むときの油圧シリンダ6a、6bの荷重を200kgf
とした。また、電解研磨加工における直流電圧を3.5
v、電流を4A、研磨時間を約3分、電解液3の温度を
60±5℃とした。また前記電解液3の成分は、以下の
ものである。
リ ん 酸:30cc
硫 酸:50cc
クロム酸素=3g
水 :20cc
マイナス電極2は、その材質がステンレス鋼であり、長
径が5mm、短径が3mmの楕円形状のものである。
径が5mm、短径が3mmの楕円形状のものである。
上記諸条件を設定して、前記した製造方法により、楕円
形ベローズIAを製造したところ、第4〜6図に示すよ
うな製品が得られた。
形ベローズIAを製造したところ、第4〜6図に示すよ
うな製品が得られた。
第4図〜第6図は、前記製造方法によって製造された楕
円形ベローズの一例を示すものであり、第4図は、この
楕円形ベローズの正面図、第5図は、その平面図、第6
図は、山部近傍の詳細を示す要部断面図である。
円形ベローズの一例を示すものであり、第4図は、この
楕円形ベローズの正面図、第5図は、その平面図、第6
図は、山部近傍の詳細を示す要部断面図である。
図から明らかなように、この楕円形ベローズIAは、山
部1a、谷部lbとも肉厚が同一で、厚さ分布のないも
のであった。
部1a、谷部lbとも肉厚が同一で、厚さ分布のないも
のであった。
以上に説明した実施例によれば、次の効果がある。
■、肉厚が約Q、Q4mm一定の楕円形ベローズの製造
が可能となり、従来、約2 X 10’回の繰返しで破
断していたものが、1×10“回でも割れが発生せず、
疲労寿命を大幅に長くすることができる。
が可能となり、従来、約2 X 10’回の繰返しで破
断していたものが、1×10“回でも割れが発生せず、
疲労寿命を大幅に長くすることができる。
■、前記具体例で示した楕円形ベローズIAのばね定数
は1 、2 kgf/amであり、従来法によるばね定
数2 、5 kgf/mmより小さくできる。これによ
り、たとえば、この楕円形ベローズを大型電算機の冷却
モジュールとして使用することができる。
は1 、2 kgf/amであり、従来法によるばね定
数2 、5 kgf/mmより小さくできる。これによ
り、たとえば、この楕円形ベローズを大型電算機の冷却
モジュールとして使用することができる。
なお、上記実施例においては、楕円形素管の材質がステ
ンレス鋼の場合について説明したが、その材質は、鉄系
、非鉄系の合金であってもよい。
ンレス鋼の場合について説明したが、その材質は、鉄系
、非鉄系の合金であってもよい。
さらに、本発明は、円形ベローズの製造方法へも適用で
きるものである。
きるものである。
[発明の効果]
以上詳細に説明したように本発明によれば、次の効果が
ある。
ある。
(1)肉厚が均一な楕円形ベローズの製造方法を提供で
きる。
きる。
(2)実用時の繰返し疲労に対する寿命が長い楕円形ベ
ローズを提供できる。
ローズを提供できる。
(3)平均肉厚を薄くできるので、ばね定数の小さな楕
円形ベローズを提供できる。
円形ベローズを提供できる。
以上要するに、肉厚が均一で、長寿命の楕円形ベローズ
を製造することができる。楕円形ベローズの製造方法を
提供することができる。
を製造することができる。楕円形ベローズの製造方法を
提供することができる。
第1図〜第3図は、本発明の一実施例に係る楕円形ベロ
ーズの製造方法を説明するためのものであり、第1図は
、第3の工程の実施に使用する電解研磨装置を示す略示
断面図、第2図は、第1図の■−■矢視断面図、第3図
は、第1および第2の工程の実施に使用する液圧成形装
置を示す略示断面図、第4図〜第6図は、前記製造方法
によって製造された楕円形ベローズの一例を示すもので
あり、第4図は、この楕円形ベローズの正面図、第5図
は、その平面図、第6図は、山部近傍の詳細を示す要部
断面図、第7図は、従来の、楕円形ベローズの一例を示
す要部断面図である。 IA・・・楕円形ベローズ、1・・・張出し加工品、1
a・・・山部、1b・・・谷部、2・・・マイナス電極
、3・・・電解液、5・・・直流電源、6a、6b・・
・油圧シリンダ、12,13.14・・・分割型。
ーズの製造方法を説明するためのものであり、第1図は
、第3の工程の実施に使用する電解研磨装置を示す略示
断面図、第2図は、第1図の■−■矢視断面図、第3図
は、第1および第2の工程の実施に使用する液圧成形装
置を示す略示断面図、第4図〜第6図は、前記製造方法
によって製造された楕円形ベローズの一例を示すもので
あり、第4図は、この楕円形ベローズの正面図、第5図
は、その平面図、第6図は、山部近傍の詳細を示す要部
断面図、第7図は、従来の、楕円形ベローズの一例を示
す要部断面図である。 IA・・・楕円形ベローズ、1・・・張出し加工品、1
a・・・山部、1b・・・谷部、2・・・マイナス電極
、3・・・電解液、5・・・直流電源、6a、6b・・
・油圧シリンダ、12,13.14・・・分割型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、楕円形素管から、所定ピッチの山部、谷部を有する
楕円形ベローズを製造する方法において、組合わせたと
き、内径面で楕円形を形成する、2分割1組の分割型を
、互いに所定距離だけ離間して複数組配設してなる分割
型群の内径側へ挿入した楕円形素管の内部へ液圧を負荷
することにより、該楕円形素管を張出し加工する第1の
工程と、 この張出し加工品の内部へ所定の液圧を負荷した状態で
、前記分割型群が互いに近接するように、当該張出し加
工品を軸方向へ押圧することにより、所定ピッチの山部
、谷部を有する楕円形ベローズを成形する第2の工程と
、 この楕円形ベローズを電解液中に浸漬し、当該楕円形ベ
ローズ内部へ電極を挿入し、両者間に直流電圧を印加す
ることにより、前記楕円形ベローズを内側から電解研磨
加工する第3の工程とを有する ことを特徴とする楕円形ベローズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63240846A JP2502348B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 楕円形ベロ―ズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63240846A JP2502348B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 楕円形ベロ―ズの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0292419A true JPH0292419A (ja) | 1990-04-03 |
JP2502348B2 JP2502348B2 (ja) | 1996-05-29 |
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ID=17065578
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP63240846A Expired - Lifetime JP2502348B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 楕円形ベロ―ズの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502348B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100468347B1 (ko) * | 2002-01-04 | 2005-01-27 | 김수환 | 금속주름관 제조방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57154772U (ja) * | 1981-03-23 | 1982-09-29 | ||
JPS6195927A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-14 | Nippon Radiator Co Ltd | 略楕円形フレキシブルチユ−ブの製造法及びその製造装置 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP63240846A patent/JP2502348B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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JPS57154772U (ja) * | 1981-03-23 | 1982-09-29 | ||
JPS6195927A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-14 | Nippon Radiator Co Ltd | 略楕円形フレキシブルチユ−ブの製造法及びその製造装置 |
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---|---|---|---|---|
KR100468347B1 (ko) * | 2002-01-04 | 2005-01-27 | 김수환 | 금속주름관 제조방법 |
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Publication number | Publication date |
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JP2502348B2 (ja) | 1996-05-29 |
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