JPH0292374A - 構築物における室内炭酸ガスの軽減装置 - Google Patents
構築物における室内炭酸ガスの軽減装置Info
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- JPH0292374A JPH0292374A JP63242695A JP24269588A JPH0292374A JP H0292374 A JPH0292374 A JP H0292374A JP 63242695 A JP63242695 A JP 63242695A JP 24269588 A JP24269588 A JP 24269588A JP H0292374 A JPH0292374 A JP H0292374A
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Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Ventilation (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、劇場、映画館、公会堂、百貨店、講堂、事務
室、地下街その他のビルや特殊構築物の室内環境保持の
ための室内炭酸ガスの軽減装置に関する。
室、地下街その他のビルや特殊構築物の室内環境保持の
ための室内炭酸ガスの軽減装置に関する。
最近室内環境の向上が叫ばれており、多数の人々が集ま
る建物の室内環境は、建築基準法で基準が定められてい
る。しかし、室内環境悪化の原因のうち温湿度、粉塵に
ついては空調機やフィルターの性能向上により基準をほ
ぼ満足できるようになったが、炭酸ガス(CO□)につ
いてはほとんど配慮されていないのが現状である。
る建物の室内環境は、建築基準法で基準が定められてい
る。しかし、室内環境悪化の原因のうち温湿度、粉塵に
ついては空調機やフィルターの性能向上により基準をほ
ぼ満足できるようになったが、炭酸ガス(CO□)につ
いてはほとんど配慮されていないのが現状である。
そもそも炭酸ガスは燃焼や動植物の呼吸等により発生す
るが、植物の光合成と海水、淡水に溶は込むことによっ
て従来大気中では300PP?l程度であった。ところ
が、近年産業や交通等の発達により炭酸ガス量が急激に
増加して500PPM程度にも達するようになっている
。
るが、植物の光合成と海水、淡水に溶は込むことによっ
て従来大気中では300PP?l程度であった。ところ
が、近年産業や交通等の発達により炭酸ガス量が急激に
増加して500PPM程度にも達するようになっている
。
ところで、炭酸ガスの許容濃度と有害度の関係構築物の
室内について言えば、このような炭酸ガスは外気を取入
れる度にたまる一方であり、外部環境で500PPMに
達しているところでは室内の濃度は建築基準法で規定し
ている“11000PP以下″を満足せず11000P
Pを越えl100PPHにも達していることがあり、室
内環境はかなり悪化するおそれがある。
室内について言えば、このような炭酸ガスは外気を取入
れる度にたまる一方であり、外部環境で500PPMに
達しているところでは室内の濃度は建築基準法で規定し
ている“11000PP以下″を満足せず11000P
Pを越えl100PPHにも達していることがあり、室
内環境はかなり悪化するおそれがある。
従来、室内炭酸ガス量の調節方法としては外気を単に導
入して室内の換気を積極的に行うのがほとんどであった
。例えば、特開昭51−76834号公報の空気調和設
備における空気浄化制御方式や特開昭58−13692
8号公報の空気調和システムなどもその一例であり、炭
酸ガスの濃度に応じて空調機を制御し換気を行うことを
内容としている。
入して室内の換気を積極的に行うのがほとんどであった
。例えば、特開昭51−76834号公報の空気調和設
備における空気浄化制御方式や特開昭58−13692
8号公報の空気調和システムなどもその一例であり、炭
酸ガスの濃度に応じて空調機を制御し換気を行うことを
内容としている。
[発明が解決しようとする課題]
このような従来の方法では、室内の外部環境が悪いとこ
ろでは、室内の換気をしても新たに炭酸ガスを導入する
ことになり充分な除去効果を上げることができない。
ろでは、室内の換気をしても新たに炭酸ガスを導入する
ことになり充分な除去効果を上げることができない。
一方、工場設備において産業用ガスの炭酸ガスの除去技
術としては膜分離法、蒸溜法、物理的又は化学的ガス吸
収法及び吸着法など種々あるが、これを構築物の室内の
炭酸ガス除去のために用いるのにはメンテナンスの容易
性や所要スペースの問題及び設備費やランニングコスト
等の経済性などを考慮しなければならない。
術としては膜分離法、蒸溜法、物理的又は化学的ガス吸
収法及び吸着法など種々あるが、これを構築物の室内の
炭酸ガス除去のために用いるのにはメンテナンスの容易
性や所要スペースの問題及び設備費やランニングコスト
等の経済性などを考慮しなければならない。
本発明の目的は前記のごとき事情を考慮して、安価かつ
合理的に室内の炭酸ガスを少な(して快適環境を維持で
きる構築物における室内炭酸ガス装置の軽減装置を提供
することにある。
合理的に室内の炭酸ガスを少な(して快適環境を維持で
きる構築物における室内炭酸ガス装置の軽減装置を提供
することにある。
本発明は前記目的を達成するため、室内への外気取入流
路途中に熱揺動吸着装置を設け、かつ前記外気取入流路
を分岐して熱揺動吸着装置を通過しないバイパス流路を
形成し、また外気取入流路中に炭酸ガスセンサーを取付
け、さらに外気取入流路及びバイパス流路に前記炭酸ガ
スセンサーの出力に対応可能な流量制御手段を設けたこ
とを要旨とするものである。
路途中に熱揺動吸着装置を設け、かつ前記外気取入流路
を分岐して熱揺動吸着装置を通過しないバイパス流路を
形成し、また外気取入流路中に炭酸ガスセンサーを取付
け、さらに外気取入流路及びバイパス流路に前記炭酸ガ
スセンサーの出力に対応可能な流量制御手段を設けたこ
とを要旨とするものである。
本発明によれば、外気取入流路から室内に送り込まれる
外気の一部が熱揺動吸着(TSA)装置の吸着塔を通過
してその内部の合成ゼオライトで炭酸ガス(Co1 )
と水分を選択的に吸着除去される。
外気の一部が熱揺動吸着(TSA)装置の吸着塔を通過
してその内部の合成ゼオライトで炭酸ガス(Co1 )
と水分を選択的に吸着除去される。
このようにして炭酸ガスや水分を除去された外気は バ
イパス流路を通る熱揺動吸着(TSA)装置を通過しな
い外気といっしょになって、炭酸ガスが少ない外気とし
て室内へ送り込まれる。
イパス流路を通る熱揺動吸着(TSA)装置を通過しな
い外気といっしょになって、炭酸ガスが少ない外気とし
て室内へ送り込まれる。
一方、室内では炭酸ガス濃度の高いそれまでの空気は前
記送り込まれる外気と同程度が屋外へ放出され、このよ
うにして室内では炭酸ガスが少ない環境を維持できる。
記送り込まれる外気と同程度が屋外へ放出され、このよ
うにして室内では炭酸ガスが少ない環境を維持できる。
〔実施例]
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の構築物における室内炭酸ガスの軽減装
置の1実施例を示す配管図で、図中1は事務室その他の
室内、2は途中に送風機3を設けて外気を室内1へ取入
れる外気取入流路、4は室内1から内部の空気を屋外の
外気中へ放出する排気流路、5は排気流路4の途中を分
岐して外気取入流路2へ接続する帰還流路を示す。
置の1実施例を示す配管図で、図中1は事務室その他の
室内、2は途中に送風機3を設けて外気を室内1へ取入
れる外気取入流路、4は室内1から内部の空気を屋外の
外気中へ放出する排気流路、5は排気流路4の途中を分
岐して外気取入流路2へ接続する帰還流路を示す。
この場合、送風機3は冷暖房を行うための空調機内部の
ものを利用してもよい。
ものを利用してもよい。
外気取入流路2の途中で帰還流路5との接続点よりも上
流に熱揺動吸着装置(以下TSA装置と称す)6を設け
た。
流に熱揺動吸着装置(以下TSA装置と称す)6を設け
た。
また、外気取入流路2の途中を分岐してTSA装置6と
並列でこれを通過しないバイパス流路7を形成した。
並列でこれを通過しないバイパス流路7を形成した。
第2図は前記TSA装置6の一例を示す配管図で、図中
12は吸着塔でこの内部に吸着剤としての合成ゼオライ
トを及びその前段に吸着剤の効率向上と保護を目的とし
た脱水用の活性アルミナを配設している。
12は吸着塔でこの内部に吸着剤としての合成ゼオライ
トを及びその前段に吸着剤の効率向上と保護を目的とし
た脱水用の活性アルミナを配設している。
吸着塔I2への流入路I3へ送風機I4を設け、その前
後に弁Vl、V2を取付ける。また、吸着塔12からの
流出路15に弁■3を設ける。
後に弁Vl、V2を取付ける。また、吸着塔12からの
流出路15に弁■3を設ける。
図中16は都市ガスを用いたバーナーで、流入路13の
送風機14と弁■2との間を分岐してこのバーナー16
を通り吸着塔12に入る加熱空気流入路17を、また吸
着塔12から冷却器18及びドレインボット19を経る
加熱空気排出路20を形成した。
送風機14と弁■2との間を分岐してこのバーナー16
を通り吸着塔12に入る加熱空気流入路17を、また吸
着塔12から冷却器18及びドレインボット19を経る
加熱空気排出路20を形成した。
これら加熱空気流入路17及び加熱空気排出路20はT
SA装置6の再生工程用の流路となるもので、前記流入
路13の帰還流路5側へ連通ずる端とは別に、弁■1と
送風機14間に合流する流入路21を設け、加熱空気流
入路17のバーナー16の流入側に弁V4.V5を流出
側に弁■6を配設する。また、加熱空気流入路17の弁
■4とv5の間とバーナー16と弁■6との間を接続し
てバーナー16を通らないバイパス路17aを形成する
。
SA装置6の再生工程用の流路となるもので、前記流入
路13の帰還流路5側へ連通ずる端とは別に、弁■1と
送風機14間に合流する流入路21を設け、加熱空気流
入路17のバーナー16の流入側に弁V4.V5を流出
側に弁■6を配設する。また、加熱空気流入路17の弁
■4とv5の間とバーナー16と弁■6との間を接続し
てバーナー16を通らないバイパス路17aを形成する
。
加熱空気排出路20の、吸着塔12と冷却器18との間
に弁v7を、ドレインボット19からの排出路に弁■8
を設ける。
に弁v7を、ドレインボット19からの排出路に弁■8
を設ける。
さらに、流入路I5の弁V3の流入側を分岐して冷却器
18、ドレインボッ目9を経て流入路21に合流する冷
却流路22を形成し、流入路21のこの冷却流路22と
の合流個所の前後に弁■9と弁VIOとを設け、冷却流
路22のドレインボット19と流入路21との合流端と
の間に弁Vllを設け、冷却器18と吸着塔12との間
に弁V12を、それぞれ設ける。
18、ドレインボッ目9を経て流入路21に合流する冷
却流路22を形成し、流入路21のこの冷却流路22と
の合流個所の前後に弁■9と弁VIOとを設け、冷却流
路22のドレインボット19と流入路21との合流端と
の間に弁Vllを設け、冷却器18と吸着塔12との間
に弁V12を、それぞれ設ける。
図中23はバーナー16への配ガス管、24は冷却器1
8の冷水配管、25はドレインボット19からの排水管
で、それぞれ弁V13.14.15を有する。
8の冷水配管、25はドレインボット19からの排水管
で、それぞれ弁V13.14.15を有する。
外気取入流路2上で、このようなTSA装置6の流入路
13と流出路15とに流量制御手段としてのモーターバ
ルブ又はモーターダンパからなる制御弁8.9を設け、
バイパス流路7に同様の制御弁10を設ける。そして、
外気取入流路2の入口部分に炭酸ガスセンサー11を設
け、この炭酸ガスセンサー11の出力で前記制御弁8.
10を調整するようにする。なお、制御弁8,9.10
は手動やタイマーにより作動されるものでもあり、この
制御弁8゜9.10を設ける代わりに、図示は省略する
が、流入路13、流出路15の分岐又は合流点、すなわ
ちバイパス流路7と外気取入流路2との分岐又は合流点
に三方切換弁を設け、これを流量制御手段とすることも
考えられる。
13と流出路15とに流量制御手段としてのモーターバ
ルブ又はモーターダンパからなる制御弁8.9を設け、
バイパス流路7に同様の制御弁10を設ける。そして、
外気取入流路2の入口部分に炭酸ガスセンサー11を設
け、この炭酸ガスセンサー11の出力で前記制御弁8.
10を調整するようにする。なお、制御弁8,9.10
は手動やタイマーにより作動されるものでもあり、この
制御弁8゜9.10を設ける代わりに、図示は省略する
が、流入路13、流出路15の分岐又は合流点、すなわ
ちバイパス流路7と外気取入流路2との分岐又は合流点
に三方切換弁を設け、これを流量制御手段とすることも
考えられる。
第3図は動作フローを示す説明図で、これにもとづいて
使用法及び動作を説明する。
使用法及び動作を説明する。
通常室1間(例えば9〜18時)は、TSA装置6を使
用して室内1の炭酸ガス軽減を行う吸着工程であり、制
御弁8,9.10はともに開かれている。
用して室内1の炭酸ガス軽減を行う吸着工程であり、制
御弁8,9.10はともに開かれている。
そして、制御弁8す10、又はそのいずれか一方は炭酸
ガスセンサー11の出力に応じてその開度が決定される
。
ガスセンサー11の出力に応じてその開度が決定される
。
送風機3により外気取入流路2から室内lに空気が送り
込まれると、それに対応して排気流路4により室内工の
空気は排出され外気中へ放出されるが、大部分(例えば
3分の2程度)は帰還流路5へ入り、外気取入流路2の
外気と合流して室内1へと送り込まれる。
込まれると、それに対応して排気流路4により室内工の
空気は排出され外気中へ放出されるが、大部分(例えば
3分の2程度)は帰還流路5へ入り、外気取入流路2の
外気と合流して室内1へと送り込まれる。
一方、外気取入流路2に取込まれる外気はTSA装置6
を通過するものとバイパス流路7によりTSA装置6を
通過しないものとに分かれるが、その配分は炭酸ガスセ
ンサー11の出力で外気の炭酸ガス濃度が高いほど、T
SA装置6の通過量分が多くなる。
を通過するものとバイパス流路7によりTSA装置6を
通過しないものとに分かれるが、その配分は炭酸ガスセ
ンサー11の出力で外気の炭酸ガス濃度が高いほど、T
SA装置6の通過量分が多くなる。
この調整はセンサー11の出力をもとに、制御弁10と
8又はいずれか一方の開度を調整することにより行なう
。
8又はいずれか一方の開度を調整することにより行なう
。
TSA装置6では、第3図に示すように弁V1〜V15
のうち、弁Vl、V2.V3のみが開いていて、残りは
閉じている。
のうち、弁Vl、V2.V3のみが開いていて、残りは
閉じている。
従って、第2図における流入路13で弁Vl、送風機1
4、弁■2を通過した空気は吸着塔12に入り、ここで
炭酸ガス及び水分を除去され、流出路15で弁V3を通
過してTSA装置6から出て制御弁9を通り、バイパス
流路7の空気と再度合流する。
4、弁■2を通過した空気は吸着塔12に入り、ここで
炭酸ガス及び水分を除去され、流出路15で弁V3を通
過してTSA装置6から出て制御弁9を通り、バイパス
流路7の空気と再度合流する。
この合流した空気は、帰還流路5の室内1からの空気と
合流し、送風[3により室内1へと送り込まれる。
合流し、送風[3により室内1へと送り込まれる。
次に、TSA装置6の再生工程について説明する。これ
は通常、室内1に人間がいない夜間(例えば(22〜6
時)に行なう。
は通常、室内1に人間がいない夜間(例えば(22〜6
時)に行なう。
この場合、制御弁8,9.10はいずれも閉じられてい
る。また、弁v1〜V15のうち、弁v4〜VIO,V
13〜V15が開かれ、残りは閉じられる。
る。また、弁v1〜V15のうち、弁v4〜VIO,V
13〜V15が開かれ、残りは閉じられる。
従って、流入路21で弁V9.VIOを通過した空気は
加熱空気流入路17へと入り、弁v4.v5を通過して
配ガス管23から弁V13を通過した都市ガスと混合さ
れてバーナー16へ入りここで燃焼されて加熱空気とし
て弁■6を通り吸着塔12へ入り、吸着剤の再生を行な
う。
加熱空気流入路17へと入り、弁v4.v5を通過して
配ガス管23から弁V13を通過した都市ガスと混合さ
れてバーナー16へ入りここで燃焼されて加熱空気とし
て弁■6を通り吸着塔12へ入り、吸着剤の再生を行な
う。
再生を行った加熱空気は、吸着塔12から出て加熱空気
排出路20を弁v7を経て冷却器18へ入り、ここで冷
水配管24による冷却水で冷却され、さらにドレインポ
ット19に送られ除水され弁■8を経て放出される。ド
レインポット19で生じた結露水は排水管25を弁V1
5を経て排出される。なお、必要に応じて弁■5及びV
13を調整してバイパス路17aを通してバーナー16
を通過させずに吸着塔12へ送り込むこともある。そし
て、この時の弁V5゜V13の調整はバーナー16が有
する温度センサー(加熱空気一定)の出力に応じて行な
う。
排出路20を弁v7を経て冷却器18へ入り、ここで冷
水配管24による冷却水で冷却され、さらにドレインポ
ット19に送られ除水され弁■8を経て放出される。ド
レインポット19で生じた結露水は排水管25を弁V1
5を経て排出される。なお、必要に応じて弁■5及びV
13を調整してバイパス路17aを通してバーナー16
を通過させずに吸着塔12へ送り込むこともある。そし
て、この時の弁V5゜V13の調整はバーナー16が有
する温度センサー(加熱空気一定)の出力に応じて行な
う。
このような再生工程の後では、吸着塔12の内部を冷却
する冷却工程が行われる。
する冷却工程が行われる。
該冷却工程では、前記再生工程と同じく制御弁8.9.
10のいずれも閉じられており、また、弁■1〜V15
のうち弁V2. VIO,Vll、 V12.
V14のみが開かれて残りの弁は閉じられる。
10のいずれも閉じられており、また、弁■1〜V15
のうち弁V2. VIO,Vll、 V12.
V14のみが開かれて残りの弁は閉じられる。
その結果、送風機14で弁■2を通り吸着塔12へ入っ
た空気は前記再生工程での余熱を冷却し、吸着塔12か
ら出て冷却流路22を弁V12を経て冷却器18で冷却
され、ざらにドレインボッ目9で除水されて弁Vllを
通り、弁■10及び送風機14、弁■2を経て再度吸着
塔12へ送り込まれ、このような循環を繰り返す。この
ようにして、吸着塔12は冷却器18で冷やされた空気
で冷却され、再生工程での余熱が取除かれる。
た空気は前記再生工程での余熱を冷却し、吸着塔12か
ら出て冷却流路22を弁V12を経て冷却器18で冷却
され、ざらにドレインボッ目9で除水されて弁Vllを
通り、弁■10及び送風機14、弁■2を経て再度吸着
塔12へ送り込まれ、このような循環を繰り返す。この
ようにして、吸着塔12は冷却器18で冷やされた空気
で冷却され、再生工程での余熱が取除かれる。
第4図はTSA装置6の他例を示すもので、熱交換器2
6を加熱空気流入路17と加熱空気排出路20とに介在
させた。これにより、再生工程で吸着塔12より加熱空
気排出路20を通る高温の排ガスのもつ熱を加熱空気流
入路17のバーナー16へ入る空気に与え、バーナー1
6へ入る空気を余熱して燃料ガスの削減を図り省エネル
ギー化を実現できる。
6を加熱空気流入路17と加熱空気排出路20とに介在
させた。これにより、再生工程で吸着塔12より加熱空
気排出路20を通る高温の排ガスのもつ熱を加熱空気流
入路17のバーナー16へ入る空気に与え、バーナー1
6へ入る空気を余熱して燃料ガスの削減を図り省エネル
ギー化を実現できる。
また、第5図はTSA装置6の更に他例を示すもので、
前記第4図の構成に加えてドレインポット19からの排
気路を分岐してこの分岐路に弁V16と真空ポンプ27
とを設けた。このように真空ポンプ27を設けることに
より前記熱交換器26でのガス/ガス熱交換を促進させ
、より一層の燃料ガスの削減を図ることができる。
前記第4図の構成に加えてドレインポット19からの排
気路を分岐してこの分岐路に弁V16と真空ポンプ27
とを設けた。このように真空ポンプ27を設けることに
より前記熱交換器26でのガス/ガス熱交換を促進させ
、より一層の燃料ガスの削減を図ることができる。
[発明の効果]
以上述べたように本発明の構築物における室内炭酸ガス
の軽減装置は、熱揺動吸着(TSA)装置により室内へ
取り込む外気のうちの一部について炭酸ガスを除去して
炭酸ガス濃度の低い外気としこれを室内へ送り込むもの
であるから、室内を常に炭酸ガス濃度の低い快適環境に
維持できるものである。
の軽減装置は、熱揺動吸着(TSA)装置により室内へ
取り込む外気のうちの一部について炭酸ガスを除去して
炭酸ガス濃度の低い外気としこれを室内へ送り込むもの
であるから、室内を常に炭酸ガス濃度の低い快適環境に
維持できるものである。
特に、室内の炭酸ガス濃度が高くなる要因が外気に含ま
れる炭酸ガスがたまることにある場合には、室内に取り
入れる外気の炭酸ガスを積極的に取除くものであるから
、非常に効果的なものとなる。
れる炭酸ガスがたまることにある場合には、室内に取り
入れる外気の炭酸ガスを積極的に取除くものであるから
、非常に効果的なものとなる。
また、取り入れる外気のうち一部のみが熱揺動吸着(T
SA)装置にかけられるものであるから、熱揺動吸着(
TSA)装置はそれほど大型のものでなくてもよく、設
備費やランニングコストを低くして合理的な室内炭酸ガ
スの軽減を行なうことができるものである。
SA)装置にかけられるものであるから、熱揺動吸着(
TSA)装置はそれほど大型のものでなくてもよく、設
備費やランニングコストを低くして合理的な室内炭酸ガ
スの軽減を行なうことができるものである。
さらに、この熱揺動吸着(TSA)装置にかける外気の
分量は炭酸ガスセンサーで室内の炭酸ガス濃度に対応さ
せることができるので、より効率的な軽減作用が得られ
る。
分量は炭酸ガスセンサーで室内の炭酸ガス濃度に対応さ
せることができるので、より効率的な軽減作用が得られ
る。
第1図は本発明の構築物における室内炭酸ガスの軽減装
置の1実施例を示す配管図、第2図は本発明で使用する
熱揺動吸着(TSA)装置の1例を示す配管図、第3図
は動作の工程を示す説明図、第4図は熱揺動吸着(TS
A)装置の他例を示す配管図、第5図はさらに熱揺動吸
着(TSA)装置の他例を示す配管図である。 1・・・室内 2・・・外気取入流路3・
・・送風機 4・・・排気流路5・・・帰還
流路 6・・・熱揺動吸着装置(TSA装置)7・・・バイパ
ス流路 8,9.10・・・制御弁11・・・炭酸
ガスセンサー 12・・・吸着塔 13・・・流入路14・
・・送風機 15・・・流出路16・・・バ
ーナー 17・・・加熱空気流入路17a・・
・バイパス路 18・・・冷却器19・・・ドレイ
ンポット 20・・・加熱空気排出路 21・・・流入路22・
・・冷却流路 23・・・配ガス管24・・・
冷水配管 25・・・排水管26・・・熱交F
fA器 ■1〜V16・・・弁 27・・・真空ポンプ
置の1実施例を示す配管図、第2図は本発明で使用する
熱揺動吸着(TSA)装置の1例を示す配管図、第3図
は動作の工程を示す説明図、第4図は熱揺動吸着(TS
A)装置の他例を示す配管図、第5図はさらに熱揺動吸
着(TSA)装置の他例を示す配管図である。 1・・・室内 2・・・外気取入流路3・
・・送風機 4・・・排気流路5・・・帰還
流路 6・・・熱揺動吸着装置(TSA装置)7・・・バイパ
ス流路 8,9.10・・・制御弁11・・・炭酸
ガスセンサー 12・・・吸着塔 13・・・流入路14・
・・送風機 15・・・流出路16・・・バ
ーナー 17・・・加熱空気流入路17a・・
・バイパス路 18・・・冷却器19・・・ドレイ
ンポット 20・・・加熱空気排出路 21・・・流入路22・
・・冷却流路 23・・・配ガス管24・・・
冷水配管 25・・・排水管26・・・熱交F
fA器 ■1〜V16・・・弁 27・・・真空ポンプ
Claims (1)
- 室内への外気取入流路途中に熱揺動吸着装置を設け、か
つ前記外気取入流路を分岐して熱揺動吸着装置を通過し
ないバイパス流路を形成し、また外気取入流路中に炭酸
ガスセンサーを取付け、さらに外気取入流路及びバイパ
ス流路に前記炭酸ガスセンサーの出力に対応可能な流量
制御手段を設けたことを特徴とする構築物における室内
炭酸ガスの軽減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63242695A JPH074434B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 構築物における室内炭酸ガスの軽減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63242695A JPH074434B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 構築物における室内炭酸ガスの軽減装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0292374A true JPH0292374A (ja) | 1990-04-03 |
JPH074434B2 JPH074434B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=17092866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63242695A Expired - Lifetime JPH074434B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 構築物における室内炭酸ガスの軽減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074434B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000001467A1 (fr) * | 1998-07-07 | 2000-01-13 | Nippon Sanso Corporation | Procede et dispositif permettant de produire de l'air sec tres pur |
JP2000024444A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-25 | Nippon Sanso Kk | 高清浄乾燥空気の製造方法及び装置 |
JP2000024445A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-25 | Nippon Sanso Kk | 高清浄乾燥空気と乾燥空気の製造方法及び装置 |
US6605132B2 (en) * | 1999-11-17 | 2003-08-12 | Domnick Hunter Limited | Air treatment system |
WO2007128584A1 (en) * | 2006-05-10 | 2007-11-15 | Finanziaria Unterland S.P.A. | Apparatus and method for treating, purifying and reconditioning air in enclosed environments with human presence |
JP2014091095A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Nomura Micro Sci Co Ltd | 純水製造システム |
JP2021169077A (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-28 | ダイキン工業株式会社 | 空気処理装置、及び空調システム |
JP7345704B1 (ja) * | 2022-05-31 | 2023-09-15 | 三菱電機株式会社 | 二酸化炭素回収システム、資源生成システムおよび二酸化炭素回収方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI20031207A (fi) * | 2003-05-13 | 2005-02-08 | Hydrocell Ltd Oy | Suodatusmenetelmä ja suodatinlaite |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP63242695A patent/JPH074434B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7345704B1 (ja) * | 2022-05-31 | 2023-09-15 | 三菱電機株式会社 | 二酸化炭素回収システム、資源生成システムおよび二酸化炭素回収方法 |
WO2023233498A1 (ja) * | 2022-05-31 | 2023-12-07 | 三菱電機株式会社 | 二酸化炭素回収システム、資源生成システムおよび二酸化炭素回収方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH074434B2 (ja) | 1995-01-25 |
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