JPH0292225A - 生き魚取出し装置及び生け簀 - Google Patents

生き魚取出し装置及び生け簀

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JPH0292225A
JPH0292225A JP24174888A JP24174888A JPH0292225A JP H0292225 A JPH0292225 A JP H0292225A JP 24174888 A JP24174888 A JP 24174888A JP 24174888 A JP24174888 A JP 24174888A JP H0292225 A JPH0292225 A JP H0292225A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分’Jf) 本発明は生け簀で泳ぐ生きた魚を自動的に分離し生け簀
の外に取出す装置及び生け簀に関するものであり1例え
ば魚の養殖あるいは蓄養等に利用される。
(従来の技術) 養殖あるいは蓄養される生き魚を、例えば水槽から取出
す場合、従来第15図のような箱体の水槽200が用い
られており、そこでは人手によって生きた魚が掬網20
1などで掬われて分離された後、水槽の外に取出されて
いた。
また、実開昭49−98392号公報に生きた魚の大小
を選別する装置が示され、実開昭61−100976号
公報には透明箱体が中空の連結部材を介して連結されて
連通される水槽が示されているが生きた魚を自動的に分
離し取出す装置は従来なかった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、水槽で泳ぐ沢山の生きた魚の中から、た
とえば1匹の生き魚を取出す場合、人間が手に持った拘
縮を水中にいれ、生き魚を拘縮で掬ってこの中に分離し
、次いでこの拘縮を水中から出してこの拘縮から生き魚
を取出す従来の方法では、水槽の外に居る人間が大きさ
が水槽より遥かに小さい拘縮を持って、水面を介して水
中の生き魚を見ながら、あちらこちら逃げまわる生き魚
を追いまわして拘縮のなかに分離し、この拘縮を水中か
ら出して生き魚を取出さなければならず極めて煩雑であ
る。
また、拘縮を水中にいれると、取出される魚と取出す必
要のない魚が一斉にこの拘縮から逃げようとしてパニッ
ク状態となり、生き魚が水槽の壁や拘縮と接触したり、
あるいは生き点同士が衝突して傷付くことがあり永く生
存しない。
さらには、拘縮に掬われた生き魚は必死で逃げようと抵
抗して暴れるので拘縮を水中から出す際、水を周囲に飛
散させて生き魚を掬う人間をはじめ水槽の周辺を汚染す
るという問題があった。
また、実開昭49−98392号公報の生きた魚の大小
を選別する装置は前述同様の問題点の他に次のような問
題点がある。
すなわち、選別板に貫設された通過穴の穴径よりも小さ
い生き魚は通過穴を介して連通される部屋を往来できる
。このため、一方の部屋に拘縮を入れると通過穴を通っ
て他の部屋に移動してしまい選別状態を維持できない、
従って取出したい生き魚を隔離することができないだけ
でなく拘縮ひとつでは取出せない。
さらには、生き魚の大小に関係なく自在の大きさの生き
魚を隔離することができない。
また、実開昭61−100976号公報の魚類等観賞用
水槽を用いて、前述同様に拘縮で生き魚を取出す場合は
前述同様の問題点の他に次のような問題点がある。
透明箱体が中空の連通管で連通されているので生き魚は
透明箱体を往来できる。このため、複数の透明箱体に同
時に拘縮を入れると拘縮が入れない連通管内に移動して
しまい生き魚を取出すことができない。
本発明は、上述問題点を解決するためになされたもので
、生け簀で泳ぐ沢山の生き魚の一部を取出す際、取出す
生き魚だけを隔離できる生け簀とこの一部の生き魚を自
動的に隔離し続いて生け簀から取出す装置とを提供し、
生き魚を隔離し取出す作業を自動化すると共に取出す必
要のない生き魚をパニック状態にさせないと共に生け簀
から取出される生き魚が跳ねる水により生け簀の周辺が
汚染されるのをふせぐことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明に係わる生き魚取出し
装置は、生け簀に回遊室と隔離室が形成され、回遊室に
回遊路が形成されて断続自在とされ、この回遊路と前記
隔離室とが自在に連通・隔室化される生け簀と前記回遊
路を断続させる機構と前記回遊路と前記隔離室とを自在
に連通・隔室化させる機構と前記回遊路に臨まされ該回
遊路を進退自在とされる移動子と該移動子を進退動させ
る機構と前記生け簀を泳ぐ生き魚を検知して前記回遊路
と前記隔離室とを自在に連通・隔室化させる機構に働き
かける手段と前記隔離室に収容された生き魚を該隔離室
から取出す機構から成ることを特徴とする。
また、生け簀は生け簀に回遊室と隔離室が形成され、回
遊室に回遊路が形成されて断続自在とされ、この回遊路
と前記隔離室とが自在に連通・隔室化されることを特徴
とする。
(作用) 上記本発明では、生き魚取出し装置がたとえば、水槽が
開閉自在とされる分離扉で仕切られて回遊室と隔離室と
が形成され、前記回遊室に通路が互いに交差せず一筆で
描かれるエンドレスな通路から成る回遊路が形成されて
おり、前記分離扉を■じて前記回遊路を遮断した後、前
記隔離室と前記回遊路を連通させて、前記回遊路を進退
自在とされる移動子を進行させると回遊路に放たれた生
き魚が隔離室に移動する。この際、先頭の生き魚が隔離
室に入ると検知手段が生き魚を検知して前記分離扉をl
、i’RfFlさせる機構に働きかけて分離扉が開かれ
るようにされているので、分離扉が開かれて回遊路が連
通されると共に隔離室と前記回遊室が隔室化され、生き
魚が隔離室と前記回遊室とに分離され、続いて分離室に
配設された生き魚を取出す機構を作動させて生き魚が隔
離室から取出されるようにされているので、生き魚を水
槽から自動的に取出す作用を果たす。
また、生け簀は前記回遊路を遮断した後、前記隔離室と
前記回遊路とを連通させ、生き魚が回遊路から隔離室に
移動してくると、前記隔離室と前記回遊路とを遮断でき
るので、生き魚を隔離室に隔離できる作用を果たす。
(実施例) 以下に本発明の望ましい実施例を図面に従って説明する
が、これにより本発明は何ら限定されるものではない。
第1図〜第5図は本発明に係わる生き魚取出装置の第1
実施例を示したものである。
実施例1 水槽2が天側が開放されな有底の箱体とされ、この天側
に地側か開放された箱体のIIがかぶせられており、前
記水槽2が分離穴3aがあけられた間仕切り壁3で仕切
られて回遊室4と隔離室5が形成され、この回遊室4と
隔離室5は分離穴3aを介して連通されており、回遊室
4には底壁についたて壁6が突設されて通路が略長円と
される回遊路4aが形成されている。
また、間仕切り壁3の回遊室側には一対の軸受け1,1
°が断面円形の穴があけられ軸心が整合されて上下に対
向して取付けられ、扉8の1辺に軸9が一体的に取付け
られ扉8の上辺側及び下辺側に夫々突出され、この突出
された軸9が前記一対の軸受け7.1゛にあけられた穴
に嵌装されて扉8が枢動自在とされており、この扉8に
よって前記分離穴3aが開閉されると共に前記回遊路4
aが断続されるようされている。また、上辺側の軸9は
軸受けに挿通されてなおこの軸受けから! 1mに突出
され、この突出部側面に軸心が前記間仕切り壁8の壁面
に対して略直角方向とされるアーム9aが取付けられて
いると共にこの突出部の先端には菩1側に近付くにつれ
外周長さが漸減する六角柱とされるプラグ9bが固着さ
れている。
また、隔離室5には側壁の縁部の近くに取出し口5aが
あけられていると共にこの取出し口の最下部に隣接して
凸部5bが隔離室内に向けて突出され顎部5Cが形成さ
れており、指板1Gが収容されて進退自在とされている
この指板10は、略長方形とされ前記分離穴3a側の長
辺の一部が切欠かれて凹部11aが形成された格子体と
される板11とこの板11の二つの短辺に夫々対向して
枢着される一対の軸12.12から成り、板11に一定
以上の荷重が作用すると板11が枢動されるようされて
いる。
そして板11が隔離室5の底面に略平行に敷設されると
共に軸12.12が板11の面に略直角にされ、この軸
12.12の軸心と対向するIllに穴があけられ、こ
の穴に軸12.12が挿通されMlの外面から突出され
てl!tの外面に配設されたエアシリンダ13の進退軸
13aと連結手段14を介して連結され、前記指板10
が上下動自在とされている。
また、塁1には超音波スイッチ15が配設され、このス
イッチ15のセンサ部15aが隔離室5に臨まされる前
記分離穴3aに近接して隔離室の水中に臨まされている
。さらにまた、このMlの前記回遊室4の間仕切り壁3
と対向する側壁側の外面にエアモータ16が取付けられ
、このエアモータ16から41を貫通して水槽側へ突出
される回動軸16aに水槽側端面にフランジが設けられ
た駆動歯車17が連結今れ、エアモータ16の作動によ
り回動できるようにされていると共に前記回遊室4の間
仕切り壁3@の天底壁1aに軸心が前記駆動歯車17の
軸心と平行とされた軸18aが突設され、この軸18a
に水Pa@端面にフランジが設けられた案内歯車18が
取付けられて回動自在とされており、ゴム製ベルト19
が輪状とされ内周面に歯が形成されて前記駆動歯車11
と案内歯車18に架装され、前記ベルト19の歯が駆動
歯車11と案内歯車18の歯に夫々噛み合わされている
。なお、このベルト19の外周面19aは前記7ランジ
の外周面より突出されている。
そして、この外周面19aに軸21が取付けられ、上端
はベルト19の上面より突出されて前記蓋1の天底壁1
aに臨まされ、該上端側面にはバー22が一端が前記水
槽2の側壁側に向かって延設され、該バー22の軸心が
蓋1の天底壁1a面と略平行とされている。一方、軸2
1の上端と対向する下端は前記水槽の回遊路4aに臨ま
され、この下端に略し宇土のストッパー23がこの軸2
1の進行方向に対して略直角に取付けられて一端23a
が上側に向けられており、移動子24が円筒25とこの
円筒の軸方向外周面に突設された板26とこの板と対向
して突設された格子状板27とから成り、前記円筒の穴
25aに前記軸21が遊嵌されて回動自在とされると共
に前記円筒25の下端が前記ストッパー23の水平軸2
3bと当接され、前記格子状板21と前記円筒25との
闇に渦巻きバネ28が張設されて前記板26が前記軸2
1の進行方向前方とされ前記格子状板21は進行方向後
方とされ、前記板26と前記格子状板27を結ぶ直線が
前記軸21の進行方向に対して僅かに傾斜されている。
さらに前記M1の前記プラグ9bと対向する外面にエア
揺動アクチュエータ29が取付けられ、このアクチュエ
ータ29から’41を貫通して水槽側に突出される揺動
軸29aの先端に前記プラグ引)が嵌合可能とされる穴
が凹設されたソケット30が取付けられ、該ソケット3
0の穴に前記プラグ9bが嵌合されて揺動軸29aと前
記軸9が着脱自在に連結されている。
さらにまた、蓋1の天底壁1aに穴があけられ、この人
底壁にリミットスイッチ31.32が適宜位置に配設さ
れ、この穴に前記リミッI・スイッチ31.32の電線
が挿通され外面側に延線されている。
また、錯1の近傍には第一電磁弁33.第二電磁弁34
、手動切換弁35が配設されている。そのうち、第一電
磁弁33はパイプ37で前記エアモータ16に接続され
ており、第二電磁弁34はパイプ31で前記エア揺動ア
クチュエータ29の正転側チャンバに接続されると共に
パイプ31で逆転側チャンバに接続されている。
また、手動切換弁35はパイプ37で前記エアシリンダ
13の進退軸13aの上昇側チャンバ13Cに接続され
る共にパイプ37で下I4(!!チャンバ131)にも
接続されている。
また、手動切換弁35の近傍には圧縮空気等の高圧気体
を供給する供給装置36が配設されており、供給装置3
6はパイプ37で手動切換弁35および第一電磁弁33
および第二電磁弁34に接続されている。
また、各種弁の、ソレノイドと各種スイッチは夫々常法
に従って係合されている。すなわち、第一電磁弁33の
ソレノイド33aは電線38を介して前記リミットスイ
ッチ31と係合されており、同様にソレノイド33bと
リミットスイッチ32が係合され、第二電磁弁34のソ
レノイド34bと超音波スイッチ15が係合されると共
にソレノイド34aは押しボタンスイッチ39と係合さ
れている。
L記のように構成された生き魚取出装置において、水槽
2の回遊室4に入れられて海水中を泳ぐアジを取出す際
には、押しボタンスイッチ39を押すと、ソレノイド3
4aが励磁され、第二電磁弁34が切換えられ、供給装
置36から圧縮空気がパイプ31を経てエア揺動アクチ
ュエータ29の正転側チャンバに流通され、揺動軸29
aが所定量(90°)回動され、前記ソケット30と前
記プラグ91)から成る連結部を介して軸9が回動され
て扉8が枢動され、分離穴3aが開かれて回遊室4と隔
離室5が連通されると共に回遊路4aが遮断されると、
軸9に取付けられたアーム9aがリミットスイッチ32
に係合される。すると、ソレノイド33bが励磁され、
第一電磁弁33が切換えられ、供給装置36から圧縮空
気がパイプ37を経てエアモータ16にも流通され、回
動軸16aが回動され、前記駆動歯車17を介してベル
ト19が回動されて該ベルト19に軸21を介して取付
けられた移動子24が前記ベルト19によって形成され
る軌道に従って回遊路4aを進行する。
この際、前記移動子24の板26が前記軸21の進行方
向前方とされ格子状板27は進行方向後方とされている
と共に板26と格子状板27を結ぶ直線が前記軸21の
進行方向線に対して僅かに傾斜されているので、移動子
24が進行する際に受ける水の抵抗は板26のほうが大
きいため板26と格子状板21ト結ぶ直線と前記軸21
の進行方向線とのなす角度は次第に大きくなり、ついに
は板26がストッパ23に当設されて略直角とされる。
かくして移動子24によって回遊路4aが遮断され、こ
の移動子24が適度の速度で移動させられるのでアジは
パニックに陥ることなく隔離室5のほうに移動する。
この際、移動する先頭のアジが前記間仕切り壁3にあけ
られた分離穴3aを通過して隔離室5に入ると超音波ス
イッチ15のセンサ部15aがこのアジを検知し、続い
てこの超音波スイッチ15と係合されるソレノイド34
bが励磁され、第二電磁弁34が切換えられ、エア揺動
アクチュエータ29の逆転側チャンバに前述同様圧縮空
気が流通され、揺動軸298が所定量(90°)回動さ
れて前述同様扉8が枢動され、前記間仕切り壁3にあけ
られた分離穴3aが閘じられ、回遊室4と隔離室とが隔
室化されると共に回遊路4aが連通され、アジは回遊室
4と隔離室5とに分離される。
移動子24は引き続いて進行し、前記軸21の上端側面
から延設されたバー22がリミットスイッチ31に係合
するとソレノイド33aが励磁され、第一電磁弁33が
切換えられ、エアモータ1Gへの圧縮空気の供給が遮断
されエアモータの回動軸16aの回転が停止されて移動
子24の進行も停止される。移動子24の進行が停止さ
れると前記円筒25と前記軸21との間に張設された渦
巻きバネ28の弾発力によって板26が前記軸21の進
行方向前方とされ格子状板27は進行方向後方とされ板
26と格子状板27を結ぶ直線が前記軸21の進行方向
線に対して微かに傾斜されるよう復元され、回遊路4a
の遮断状態が解除されて回遊路4aが連通され回遊室4
のアジは回遊路4aを回遊する。
一方、隔離室5に隔離されたアジは手動切換弁の切換え
レバー35aを操作すると手動切換弁35が切換えられ
、エアシリンダ13の上昇側チャンバ13Cに前述同様
圧縮空気が流通され、進退軸13aが上昇されて前記連
結部材14を介して前記糊板10が上昇される。この際
、板11が上昇されてアジも水面側に移動し、板11の
凹部11aが形成された一辺と対向するもう一方の一辺
が隔離室内側に突出される凸部5bの顎部5Cに当接さ
れるとアジはついに板11に掬われる。
なお、前記凹部11aは前記超音波スイッチ15と干渉
しないよう切欠かれているので板11は超音波スイッチ
15には当接せずに上昇される。
糊板10がエアシリンダ13の出力でさらに上昇される
とアジ自体の重量程度では枢動しなかった板11は前記
−辺が前記顎部5Cに当接されているので、ついに枢動
されて板11の前記凹部11aが形成された一辺の方が
前記顎部5Cに当接された一辺より高位になり、板11
が右下がりに傾斜されアジが板の上面を滑って収出し口
5aを通過して水槽2の外に取出される。
次いで、再び手動切換弁の切換えレバーを操作して手動
切換弁35を切換えると、エアシリンダ13の下降側チ
ャンバ13bに前述同様圧縮空気が流通され、進退軸1
3aが下降されて前記連結部材14を介して前記板11
が隔離室の底面に当接して板11と隔離室の底面が略平
行になると下降を停止して次の取出しに備える。
実施例2 第6図〜第8図は本発明に係わる生き魚取出し装置の第
2実施例を示したものである。
なお、上記第1実施例の説明で用いた第1図〜第5図に
示した部分と同一部分には同一符号を付し、ここでは重
複する説明を省略する。
本第2実施例の特徴とするところは、水槽2に形成され
る回遊室4が透明体とされる水槽2に第1実施例同様回
遊路4aが形成された回遊室4と前記回遊路4aの水面
近傍に配設され天側が解放された有底の箱体とされる隔
離室5が形成され、回遊路4aに臨まされる前記隔離室
5の間仕切り壁3に回遊室を泳ぐ生き魚が一匹通過出来
る断面形状を有する分離穴3aが貫設されて前記回遊室
4と前記隔離室5とがこの分離穴3aを介して連通され
ると共に、この分離穴3aの近傍に配設されて進退自在
とされる扉8が分離穴3aを開閉自在とすると共に前記
回遊路4aを断続自在とするようされている水槽におい
て、この水槽の天側には蓋1が被せられており、前記扉
8はMlの外面に取付けられたエアシリンダ13からこ
の蓋1を貫通して下方へ延びる進退軸13aに連結され
、エアシリンダ13の作動により任意上下動出来るよう
にされている。
また、Wlに実施例1同様超音波スイツチ15が配設さ
れ、隔離室5に臨まされる分離穴3a近傍の水中にこの
スイッチのセンサ部15aが臨まされている。
さらに、前記回遊路4aの水面には無線操縦により作動
するラジコンボート41が浮かされており、移動子42
が格子状に結合されたプラスチック製の鎖から成る可視
性体とされ、この移動子42の幅が前記回遊路4aの幅
と略凹−とされて前記ラジコンボート41に配設され、
無線操縦によりこのラジコンボー1へ41に揚降自在と
されている点にある9なお、図示を省略したが隔離室5
には第1実施例同様生き魚取出し機構が配設されている
本第2実施例の作用は、上記第1実施例と同一であり、
押しボタンスイッチを押すと第1実施例同様エアシリン
ダ13の進退軸13aが下降されて扉8が回遊路4aの
底面に当設するまで下降され、回遊路4aを遮断すると
共に分離穴3aを解放して回遊室4と隔離室5を連通ず
る。ついで、無線操縦盤(図示しない)を操作して、ラ
ジコンボート41を後進させ、扉8から回遊路4aを介
して最も遠方の側壁2aにラジコンボート41を当接さ
せた後、ラジコンボート41から移動子42の一端を降
ろし、この一端が回遊路4aの底面に当設するまで下降
させて移動子42を浮き船41に釣支させる。
ついで、前記浮き船41を前進させると、回遊路4aの
幅一杯に釣支された移動子42がラジコンホト41と共
に前記扉8fl!llに向けて適度の速度で進行するの
で生き魚も前記扉8側に移動する。
しかしながら、扉8が回遊路4aを遮断し分離穴3aを
開放しているので、前記移動子42が前記扉8・に近ず
くにつれ、沢山の生き魚の群れの先頭のアジがついには
前記分離穴3aを通過して前記隔離室にはいり、第1実
施例同様、前記超音波スイッチ15が生き魚を検知し、
続いてエアシリンダ13の進退軸13aが上昇されて扉
8が上昇され、前記分離穴3aが閉じられ回遊室4と隔
離室5とが隔室化され、−匹の生き魚とその他の生き魚
とが隔離室5と回遊室4とに夫々分離される。
ついで、無線操縦盤(図示しない)を操作して、前記移
動子42を巻上げて回遊路4aを解放する。これにより
生き魚が再び回遊路4aを回遊できるようになり、次の
取出しの準備が完了する。
従って、隔離室に隔離された生き魚は第1実施例同様容
易に取出すことができる。しかして、本第2実施例によ
れば、移動子とその周辺機構の構造を簡略化できる効果
がある。
なお、上記第1および第2実施例に示したように回遊路
の遮断部近傍の回遊路4aに分離穴3aを臨ませて隔離
室を連通させると生き魚を隔離室に誘導しやすい、さら
には、回遊路4aと隔離室5とを連通させる機構と回遊
路4aを断続自在とする機構とを集約一体止させて回遊
路4aと隔ip1室5とを連通させると共に回遊路を遮
断させるとよい、これにより生き魚取出し装置全体とし
ての機構を簡略化できる効果がある。
なお、上記第1および第2実施例において、つの隔離室
に対して一つの回遊室が連通可能とされたが、これに限
るものではない0例えば、第9図の如く一つの分離室に
対して複数の回遊室が開田自在とされる分離穴を介して
夫々連通可能とされてもよい。これにより、予め生き魚
を種類別に分け、これらを各回遊室に分類して入れ、夫
々の生き魚に合った生795条件で管理できるので生き
魚の生存期間を延長でき、しかも、取出しは一々所で合
理的にできるという効果がある。
また、回遊路は通路が互いに交差せず一筆で描けるエン
ドレスな通路から成る回遊路を回遊室に形成したがこれ
に限るものではない。通路が互いいに交差せず一筆で描
ける通路でもよい、また、例えば第10図の如く通路が
互いに交差する通路を回遊室に形成し、通路の交差点の
手前を断続自在として、実質的に通路が互いに交差せず
一筆で描けるエンドレスな通路とされればよい。
また、回遊室と隔離室とが連通される分離穴3aは固定
構造としたがこれに限るものではない、すなわち、拡縮
自在とされる分離穴でもよい、これにより1分離穴を同
時に通過する生き魚の数を制御できる効果がある。
また、隔離室に配設された生き魚取出し機構は隔離室に
収容され進退自在とされる板で生き魚を掬う機構に限る
ものではない0例えば、第11図の如く隔離室を形成す
る壁51が開開されたり、または隔離室の水中に臨まさ
れる壁にあけられた穴52が扉53等で開1月される機
構でもよい、この際は、生き魚と海水が同時に水槽から
取出されるので生き魚と海水の分離装置をさらに必要と
する。
また、移動子は回遊路内を移動させたがこれに限るもの
でない。すなわち、回遊路を形成する壁または水面を介
して回遊路に音や光を投射してもよく、この場合は実質
的な移動子は音や光の投射器であり、回遊路外を移動さ
せることができる。
また、隔離室に隔離された生き魚を取出す際、手動切換
え弁を切換えて取出し行程を実行させたがこれに限るも
のではない。すなわち、手動切換え弁に代えて電磁弁を
用いてもよい、これにより一連の取出し行程が全自動化
できることはいうまでもない。そして、金銭登録機等と
係合させることにより生き魚の自動販売機等に発展でき
る。
次に、生け簀の実施悪様例を第12図〜第14図を用い
て説明する。
第12図は有底の生け簀2°に回遊路4aが形成され、
この回遊路に臨まされる壁に扉8°を枢着し、この扉に
仕切られて隔離室5が形成されこの隔離室と回遊路4a
が隔室化され、前記扉8゛を開いて前記回遊路4aを遮
断可能とすると共にこの回遊路4aと前記隔離室5とが
連通可能とされることを特徴とする生け簀であり、扉8
°を開いて回遊路4aを遮断すると共にこの回遊路4a
と隔離室5とを連通させて、回遊路内の生き魚が前記扉
8°の近傍に移動してくると前記扉8°を閉じて回遊路
4aを連通ずると共に回遊路4aと隔離室5とに隔室化
できるようにしたので生き魚を回遊路と隔離室とに分離
できる作用を果たす。
また、第13図の如く、有底の生け簀2°に回遊路4a
が形成され、この回遊路に中空体60の中空部に隔離室
5が形成され該中空体の壁に生き魚が通過可能な分離穴
3aがあけられた中空体60を進退自在に配設して回遊
路4aと隔離室5とを隔室化し、中空体60を進行させ
て回遊路4aを遮断すると共にこの回遊路4aと隔離室
5とが連通されることを特徴とする生け簀でも前述同様
の作用を果たす。
さらには第14図の如く、有底の生け簀2°に回遊路4
aが形成され、この回遊路に有底の箱体とされる隔離室
5を揺動自在に配設して回遊路4aと隔離室5とを隔室
化し、隔離室5を揺動して回遊路4aを遮断すると共に
この回遊路4aと隔離室5とが連通される生け簀も同様
の作用を果たす。
(発明の効果) 以上説明した如く、本発明に係わる生き魚取出し装置に
よれば、生き魚をパニックに陥れることなく自動的に隔
離し、隔離された生き魚を自動的に水槽から取出せるの
で、蓄養される生き魚の生存期間が長期化する効果があ
る。さらには、生き魚が跳ねる水による水槽周辺の汚染
を防ぐ効果もある。また、金銭登録機等と係合させるこ
とにより生き魚の自動販売機等に発展できるなど、本発
明の奏する効果は、きわめて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5UAは本発明に係わる生き魚取出し装置の
第1実施例を示し、第1図は酉の平面図、第2L4は蓋
が取除かれた生き魚収出し装置の平面図、第3図は生き
魚取出し装置の要部断面図、第4図は移動子の拡大平面
図、第5図は移動子の拡大側面図、第6図〜第8図は本
発明に係わる生き魚取出し装置の第2実施例を示し、第
6図は要部断面図、第7図は第6図のA−AltJ面の
部分断面図、第8図はリモコンボートの側面図、第9図
〜第10L!iおよび第12図〜第14[ilは本発明
に係わる生け簀の実施悪様例を示し、第9図は他の実施
例を示す生け簀の平面図、第10図は他の実施例、特に
は回遊路の概念を示す部分平面図、第12図はさらに他
の実施例の平面図、第13図はさらに他の実施例の要部
断面図、第14図はさらに池の実施例の要部断面図、第
11図は本発明に係わる取出し構造の池の実施例を示す
要部断面図、第15図は従来技術を示す要部断面図であ
る。 1 ・ ・ ・ ・値 2 ・・・・水槽 2°・・・・生け簀 3・・・・間仕切り壁 3a・・・・分離穴 4 ・・・・回遊室 4a・・・・回遊路 5 ・・・・隔離室 6・・・・ついたて壁 88°・・・扉 10・・・・指板 13・・・・エアシリンダ 15・・・・超音波スイ・ソチ 16  ・・・エアモータ 24.42 ・・移動子 29・・・・エア揺動アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生け簀に回遊室と隔離室が形成され、回遊室に回
    遊路が形成されて断続自在とされ、この回遊路と前記隔
    離室とが自在に連通・隔室化される生け簀と前記回遊路
    を断続させる機構と前記回遊路と前記隔離室とを自在に
    連通・隔室化させる機構と前記回遊路に臨まされ該回遊
    路を進退自在とされる移動子と該移動子を進退動させる
    機構と前記生け簀を泳ぐ生き魚を検知して前記回遊路と
    前記隔離室とを自在に連通・隔室化させる機構に働きか
    ける手段と前記隔離室に収容された生き魚を該隔離室か
    ら取出す機構から成ることを特徴とする生き魚取出し装
    置。
  2. (2)生け簀に回遊室と隔離室が形成され、回遊室に回
    遊路が形成されて断続自在とされ、この回遊路と前記隔
    離室とが自在に連通・隔室化されることを特徴とする生
    け簀。
JP24174888A 1988-09-27 1988-09-27 生き魚取出し装置及び生け簀 Granted JPH0292225A (ja)

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JPH113618A (ja) * 1997-06-10 1999-01-06 Sumitomo Bakelite Co Ltd 導電性銅ペースト組成物

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