JPH0292088A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、色信号を伯の色等に変換する等の処理を行う
画像処理装置に関する。

（従来の技術） 従来この種の画像処理装置として、例えば放送用機器等
に採用されている“クロマキー″がある。このクロマキ
ーとは画像の特定領域に別の画像をはめ込む機能をもっ
たもので、前記特定の領域の指定は原画に予め特定の色
の領域を作り、この特定の色の色相を検出して、この領
域の代わりに別の画像をはめ込む動作を行う。しかし、
このような従来のクロマキーは領域の指定に特定の色を
用いているため、多種類の色の検出又は識別が難しく、
多種類の色に対応する領域指定が困難であると共に、任
意の色を任意の色に置き換えることも容易には行えなか
った。

（発明が解決しようとする課題） 上記の如〈従来のクロマキー等の画像処理装置では、多
種類の色を識別して検出することが困難であるため、多
種の色を他の任意の色に置き換えることは困難であった
。そこで本発明は上記の事情に鑑みて成されたもので、
多種類の色を検出してこれを他の任意の色に変換し得る
画像処理装置を提供することを目的としている。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の画像処理装置は、入力される映像信号から色信
号を抽出する色信号抽出手段と、この色信号抽出手段に
よって抽出された色信号を量子化してデジタル信号に変
換するＡ／Ｄ変換手段と、このＡ／Ｄ変換手段によって
デジタル化された色信号を形成するデジタル値を予め設
定された識別番号と比較して任意の色信号を検出する色
信号検出手段と、この色信号検出手段によって検出され
た色信号を別のデジタル値を持つ色信号に代えて出力す
る色信号変換手段とを具備した構成を有している。前記
課題を解決するための他の手段として、本発明の画像処
理装置は、入力される映像信号から色信号を抽出する色
信号抽出手段と、この色信号抽出手段によって抽出され
た色信号を母子化してデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変
換手段と、このＡ／Ｄ変換手段によってデジタル化され
た色信号を形成するデジタル値を予め設定された識別番
号と比較して任意の色信号を検出する色信号検出手段と
、この色信号検出手段によって色信号が検出されている
期間、前記入力される映像信号を別の映像信号に切換え
て出力する映像信号挿入手段とを具備した構成を有して
いる。

（作用） 本発明の画像処理装置において、色信号抽出手段は入力
される映像信号から色信号を抽出してこれをＡ／Ｄ変換
手段に出力する。Ａ／Ｄ変換手段は入力された色信号を
量子化してデジタル信号に変換し、これを色信号検出手
段に出力する。色信号検出手段は入力されたデジタル色
信号を形成するデジタル値を識別番号として、このデジ
タル値を予め設定された識別番号と比較して任意の色信
号を検出し、これを色信号変換手段又は映像信号挿入手
段に出力する。色信号変換手段は前記色信号検出手段に
よって検出された色信号を別のデジタル値を持つ色信号
に代えて出力する。又は映像信号挿入手段は前記色信号
検出手段によって色信号が検出されている期間、前記入
力される映像信号を別の映像信号に切換えて出力する。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第１
図は本発明の画像処理装置の一実施例を示したブロック
図である。１は原画の映像信号から色信号を抽出する色
信号抽出回路、２はアナログ色信号を色差あるいは飽和
度及び色相に量子化してデジタル化するＡ／Ｄ変換器、
３は入力された色信号の色の種類を検出し、予め設定さ
れた色信号を検出した場合にスイッチ回路４を端子ａか
ら端子す側に切換える制御信号を出力する色検出回路、
４は原画と挿入画を切換えて出力するスイッチ回路であ
る。

次に本実施例の動作について説明する。原画の映像信号
１００は色信号抽出回路１及びスイッチ回路４の端子ａ
に入力される。色信号抽出回路１は映像信号１００の中
から色信号を抽出してＡ／Ｄ変換器２に出力する。Ａ／
Ｄ変換器２は入力されるアナログ色信号を色差又は飽和
度及び色相に量子化してデジタル化した後、このデジタ
ルデータを色検出回路３に出力する。色検出回路３では
入力されるデジタルデータをＩＤ（識別信＠）番号とし
て色の種類を識別し、これが予め設定された色の識別番
号（設定値２００に相当）と一致した場合に、切換信号
５０をスイッチ回路４に出力する。スイッチ回路４は切
換信号５０が入力された時だけ、端子ａから端子すに切
換わり、挿入画の映像信号３００を端子Ｃから出力する
。但し通常、スイッチ回路４は端子ａ側に切換ねってお
り、原画の映像信＠１００がスイッチ回路４の端子Ｃか
ら出力される。

本実施例によれば、色検出回路３にて色を検出する方法
は色信号のデジタルデータを識別信号として検出してい
るため、このデジタルデータのピット数分だけ色を識別
することが可能となり、設定値として複数の色に対応す
る識別番号をセットしておけば、原画の中の複数の色を
検出して、この色の領域に挿入画３００を挿入すること
が容易にできる。従って挿入画３００として他の複数の
色信号を用意しておけば、任意の色を任意の色に置き換
えることができる。

第２図は本発明の他の実施例を示したブロック図である
。５は入力されるデジタル色信号（例えば飽和度と色相
データとから成る）を他のデジタル色信号に変換して出
力する色信号変換器、６は被変換色と変換色を保持する
保持回路である。７は原画の色信号４００が入力される
入力端子、８は変換された色信号５００が出力される出
力端子である。

次に本実施例の動作について説明する。先ず入力端子７
に入力されるデジタル化された色信号はこの前段にて折
溝しが行われ、色の階調溝しが施される。このような色
信号４００は色信号変換器５に内蔵されたメモリのアド
レスに入力する。ここで前記メモリ内の色信号変換テー
ブルは初期値として、ｆ（Ｘ）＝ｘ、即ち、入力色信号
と出力色信号が等しくなるように設定しておく。次に、
入力される色信号例えばＩＤ番号Ａを、他の色信号■Ｄ
番号Ｂに変換したい場合、上記色信号変換器５のメモリ
テーブルの内容をｆ（Ａ）＝８と書き直すこのようにし
ておけば、入力色信号４００のデジタルデータ、即ちＩ
Ｄ番号Ａのメモリアドレス部にはＩＤ番号Ｂのデジタル
データが書き込まれているため、このＩＤ番号Ｂのデジ
タル番号が読み出されて、出力端子８に出力される。従
って、入力端子７から入力されたＡ色の色信号４００は
Ｂ色の色信号５００となって出力端子８から出力される
。

ここで保持回路６は上記色信号変換器５にて変換する場
合の被変換色（例えばＡ色）と変換色（例えばＢ色）を
保持するもので、色信号変換器５にこれら色情報を入力
することにより、上記変換が行われる。

本実施例によれば、色信号変換器内のメモリテーブルを
種々設定すれば、簡単な構成にて複雑な色変換を可能と
することができる。この場合、入力するデジタル色信号
を飽和度と色相データに分離したものを使用して、色相
データのみを上記色信号変換器５のメモリテーブルにて
変換することにより、画像全体の印象を変化させること
も可能である。例えば、日中の青空を含んだ画像の色相
のうち、青の色相を赤方向へ変換すれば、夕焼の空を表
現した画像を作成することができる。また、上記実施例
を用いて肌色変換を行わせることができる。最良と感じ
られる肌色の色調は個人によりまちまちであるため、従
来は色合い、色の濃さで肌色調整を行っていた。しかし
、これを行うと画像全体の色の濃さが変化し、総合的に
最良の画面を作ることは困罷であった。しかし、上記の
如く本例では色相のみを変化させることができるため、
肌色のみの色相を変えて、他の部分の色相を変えないと
いう調整を行うことができ、肌色を最良に調整し且つ総
合的な画面も最良とすることが可能となる。更に、上記
の如く色相のみでなく飽和度に関しても変化させ、色相
、飽和度の２自由度についての調整が任意に可能となる
。

ここで、ある画面内の特定の色を同一画面内の別の特定
の色に第２図に示した回路を用いて変換する場合、前記
保持回路６にライトペンを用いてイ点のＡ色を０点のＢ
色と同一とするように設定することにより、同一画面内
の指定した色を同画面内の別の色に変換することができ
る。また予め用意した色パレットから保持回路６に設定
することもできる。即ち、同−又は別画面に色パレット
を表示して、上記ライトベンを用いて被変換色と変換色
を指定して行う。更に、キーボード等を持った独立した
入力装置から、保持回路６へ直接被変換、変換色を指定
して色変換性わせることも可能である。

第３図は本発明の更に他の実施例を示したブロツク図で
ある。ある番組を留守番録画したい場合、この番組のタ
イトル等に使用されている特定の色情報をデータ７００
（色のＩＤ番号）として、比較器１１に与えておく。一
方、入力端子９から前記番組の受信映像信号からデジタ
ル色信＠Ｂｏｏを抽出して、これを入力端子９から入力
する。この時、スイッチ１０は端子Ｍ側に切換えておく
ため、色信号１００は比較器１１に入力される。比較器
１１では、スイッチ１０を介して入力される１画面分の
色信号のＩＤ番号と、別途与えられる前記データγ００
とを比較し、両者が一致した場合にカウンタ１３に一致
信号を出力する。カウンタ１３は入力される一致信号を
カウントし、そのカウント値を保持しておき、保持値を
比較器１５に出力する。従って、このカウンタ１３に保
持されているカウント値は前記番組のタイトル画固有の
ものとなる。次に留守番録画をさせたい場合、スイッチ
１０＠端子Ｃ側に切換えておく。入力端子９には上記し
た番組が放送されるチャンネルの受信映像信号から抽出
したデジタル色信号６００が入力される。ここで比較器
１２に与えるデータ８００をデータ７００と同一のもの
としておく。こうしておくと、比較器１２は入力される
色信号６００とデータ８０Ｇとが一致した場合に、一致
信号をカウンタ１４に出力する。カウンタ１４は１画面
分の前記比較器１２からの一致信号をカウントし、その
カウント保持値を比較器１５に出力する。比較器１５は
カウンタ１３のカウント値とカウンタ１４のカウント値
が一致した場合に、データ７００で設定した画面と同一
の画面を入力したと見なし、スイッチ１０を端子Ｍ側に
切換える。これにより比較器１５は録画スタート信号９
００をＶＴＲの記録部に出力する。本実施例によれば、
特定の色の面積あるいは画像中の色の種類の数で画像を
識別することが可能で、その応用例として留守番録画を
行うことができる。

［発明の効果］ 以上記述した如く本発明の色信号変換装置によれば、多
種類の色を検出してこれを他の任意の色に変換し得る効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の色信号変換Ｖｌ置の一実施例を示した
ブロック図、第２図は本発明の他の実施例を示した７０
ツク図、第３図は本発明の更に他の実施例を示したブロ
ック図である。 １・・・色信号抽出回路　２・・・Ａ／Ｄ変換器３・・
・色検出回路　　　４・・・スイッチ回路５・・・色信
号変換器　　６・・・保持回路１０・・・スイッチ　　
　１１．１２．１５・・・比較器１３、１４・・・カウ
ンタ 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　宇治　弘 第１図 す 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力される映像信号から色信号を抽出する色信号
   抽出手段と、この色信号抽出手段によって抽出された色
   信号を量子化してデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換手
   段と、このＡ／Ｄ変換手段によつてデジタル化された色
   信号を形成するデジタル値を予め設定された識別番号と
   比較して任意の色信号を検出する色信号検出手段と、こ
   の色信号検出手段によつて検出された色信号を別のデジ
   タル値を持つ色信号に代えて出力する色信号変換手段と
   を具備して成ることを特徴とする画像処理装置。
2. （２）入力される映像信号から色信号を抽出する色信号
   抽出手段と、この色信号抽出手段によって抽出された色
   信号を量子化してデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換手
   段と、このＡ／Ｄ変換手段によつてデジタル化された色
   信号を形成するデジタル値を予め設定された識別番号と
   比較して任意の色信号を検出する色信号検出手段と、こ
   の色信号検出手段によつて色信号が検出されている期間
   、前記入力される映像信号を別の映像信号に切換えて出
   力する映像信号挿入手段とを具備して成ることを特徴と
   する画像処理装置。