JPH0290478A - 高圧下の液体媒体中で液密に作動する電気コネクタ - Google Patents

高圧下の液体媒体中で液密に作動する電気コネクタ

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JPH0290478A
JPH0290478A JP63245859A JP24585988A JPH0290478A JP H0290478 A JPH0290478 A JP H0290478A JP 63245859 A JP63245859 A JP 63245859A JP 24585988 A JP24585988 A JP 24585988A JP H0290478 A JPH0290478 A JP H0290478A
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cylindrical
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Philippe Daubigny
フィリップ ダウビグニィ
Rene Grappe
ルネ グラップ
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Souriau et Cie
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/523Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases for use under water

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明は液体環境、特に高圧の、たとえば深い海底にお
ける海底石油設備に使用し得る(特に接続または切り離
しを行ない得る)密封電気コネクタの配置に関する。
(従来の技術) 本発明の目的は液体環境の中で密封的に作動し得る電気
コネクタにして、液体環境の中で相互に取り外し自在に
接続し得る二つのコネクタ部材を有し、かつ対として共
[1117するようになった接点を備え、前記コネクタ
の部材の一つ(コネクタの第1部材)が 円筒形孔を有する外被と、 前記円筒形孔の表面において、円周方向に隔置された接
点と、 可動心とを有し、該心が円筒形孔の中において、この孔
を密封的に閉鎖し、かつ液体環境に対して接点を保護す
る閉鎖位置(コネクタの二つの部材が接続されない時に
占める位置)と、孔の中に挿入され、かつ電気接点を釈
放するようになった後退位置(コネクタの二つの部材が
接続された時に占める位置)との間で弾性的に摺動して
密封を行なうようになったコネクタを改良することであ
る。
フランス特許第2.409.610号および第2.52
0.396号にはすでに環境液体、特に海底において使
用し得る密封電気接点の二つの配置が記載されているが
、これらは共に複雑でありかつ高価であると言う欠点を
有している。
(発明が解決しようとする課題) 実際的な要求を満足させるためには、在来のコネクタと
同様な作業安全性を有し、しかも環境液体の中で接続お
よび取り外しを行うコネクタに対する、より簡単な配置
にして、周囲液体、特に海水の侵食性に対して敏感な構
成部材の耐用寿命を長くし得るような新規な配置の必要
なことは明らかである。
(課題を解決J−るための手段) 前述のような課題を解決するために、本発明による電気
コネクタは次に示すような特徴を有している。
a)前記コネクタの他の部材(コネクタの第2部材)が 軸線方向指片の形をなした円筒体にして、コネクタの第
1部材の円筒孔の直径とほぼ等しい直径を有する円筒体
と、 前記円筒体の周囲において円周方向に隔置きれた電気接
点と、 前記円筒体を半径方向に隔置された状態で囲繞するスリ
ーブの形をなした外被にして、コネクタの第1部材の外
被と共働するようになっている外被と、 コネクタの第2部材がコネクタの第1部材と接続されて
いない時に前記外被を閉鎖するようになった取り外し自
在のキャップとを有しており、コネクタの第1部材およ
び第2部材はそれぞれ、前記円筒体が孔の内部と係合し
ない釈放位置(コネクタの二つの部材が接続されない時
に占める位置)と、該円筒体が孔の内部と係合し、前記
可動心を前記後退位置に弾性的に押圧するようになった
挿入位@(コネクタの二つの部材が接続された時に占め
る位置)との間で、コネクタの第1部材の前記孔の中を
ピストンのように密封的に移動し得るように配置されて
おり、前記孔に入る円筒体の長さが、コネクタの第1部
材および第2部材の接点をそれぞれ対をなして共働させ
るようになっており、 b)コネクタの二つの部材のそれぞれの接点がコネクタ
の第1部材の円筒形孔の周囲と、コネクタの第2部材の
円筒体の周囲とに設番プられた絶縁体の中に支持され、 C)  mlネクタの第2部材の円筒体によって担持さ
れた単数または複数の絶縁体がポリテトラフルオロエチ
レン(テフロンの如き)によって形成され、かつその外
面が円筒体の外面と同一の面内にあり、電気接点が絶縁
体の中に、該接点の表面が絶縁体の外面と同一の面内に
くるように埋設され、 d)  コネクタの第1部材の円筒形孔の中に位置する
単数または複数の絶縁体が弾性的に、特に半径方向に変
形し得るエラストマによって形成され、前記単数または
複数の絶縁体が、その非変形時においては円筒形孔の表
面に突出し、e)コネクタの第1部材の円筒形孔の中に
位置する単数または複数の絶縁体が半径方向の室にして
、前記孔の内部に開口し、かつ円周方向に隔置され、各
接点を保[るようになった室を有し、各接点がその室の
中に、半径方向にかつ弾性的に移動し得るように装架さ
れ、さらに各接点の表面がその非変形時に体部の表面と
ほぼ同一の面内にくるようになっている。
したがってコネクタの第2部材の構造は同じ型の在来の
=Iネクタの場合よりも簡単となり、かつ試験の結果に
よれば、この第2部材はこれを第1部材と接続する瞬間
まで、保護キャップを取り付けたままにしておくことが
でき、第2部材の接点の部分と環境液体(たとえば海水
)とが接触しても構成部材、特に接点を支持する絶縁ク
ラウンを構成する絶縁材料、場合によっては使用される
液体環境に対して不活性な材料(たとえばポリテトラフ
ルオロエチレン)の耐用寿命を短縮するおそれはなく、
かつコネクタのこのような配置によれば、接続の過程に
おいても液体を排除することができるから、電気的接続
部分の信頼性を低下させるおそれはない。この目的のた
めに、コネクタの第1部材の在来の環状縁にスクレーバ
として働く環状の唇片パツキンを設け、該パツキンがコ
ネクタの第2部材の円筒体と緊密に共働し、接続の過程
における液体の侵入が完全に阻止されるようにする。
同様にコネクタの第1部材の接点を支持する絶縁環状ク
ラウンは、海水の如き侵食性の液体に対して比較的敏感
なエラストマによって形成されるから、これは効果的に
保護され、その耐用寿命が増加するようにされる。各接
点を半径方向に移動し得るように、エラストマの中に装
架することにより、コネクタの全寿命にわたり、接点が
接続位置においてその相手に対して十分に支持され、か
つ時間の経過に連れて生じる遊びが取り戻され、エラス
トマの失われた弾性が補償されるようになすことができ
る。
特に簡単な配置においては、接点を保護する絶縁体はそ
れぞれコネクタの第1部材おにび第2部材の中に位置す
る二つの環状クラウンの形で配置される。
好適な実施例においてはコネクタの第1部材の接点の各
室の中に、シリンダを形成するの剛直な、特に金属製の
皿状部材が設けられ、このシリンダの中を、ピストンを
形成する電気接点が半径方向に摺動し、この時接点の静
止位置において、弾性戻し装置が前記皿状部材と接点と
の間に挿置される。この弾性戻し装置はなるべくは接点
と皿状部材の底部との間に挿置された少なくとも一つの
ばねを有するものとされ、場合によっては前記接点は金
属製の密実な接触片として形成され、該接触片は軸線方
向の孔を有し、この孔はコネクタの部材の中に半径方向
に延び、皿状部材の方に開口し、戻しばねを部分的に保
護するようになっている。
組立体の完全性を確実にするためには、戻し装置を皿状
部材と接点との間に挿入し、該部材を相互に機械的に固
定すると共に、摺動の振幅を制限し得るようになすこと
が望ましく、さらにこの戻し装置は接点に固定された少
なくとも一つの側方突起と、皿状部材の側壁の中に軸線
方向に向いた少なくとも一つののどを設け、該のどが前
記突起を受入れるようにされ、たとえばこの突起は接点
を抱持する環状止め輪とされ、かつ皿状部材の壁に形成
されるのども環状のものとされる。
本発明は次に説明する実施例によってさらに明らかとな
る。
(実施例) 第1図はコネクタの第1部材を示J−もので、その全体
が参照記号Aによって表されており、該部材たとえばコ
ネクタの台座の形をなしており、すなわちコネクタのこ
の部材は適当な取付は装置によって支持機構の上に固定
されている。このようにして台座Aは液体環境(たとえ
ば海水)の中に恒久的に浸漬され、したがって前記支持
機構はこの液体の中に浸漬され、後述の如くこれが非接
続位置にある時(第1図)も、接続が行われる過程にお
いても、コネクタの第2部材と接続された位置にある時
(第2図)もその中に液体の侵入するのを阻止するよう
に配回されている。
台座へは本質的には外被1よりなり、特に接点を保持す
る環状体を保護するようになっており、この環状体は後
で添付図面第3図から第6図までによって説明するよう
に、接点を保護するエラストマ製環状クラウンの形をな
している。
台座Aの中央円筒形部分には可動部3が配設され、この
心は戻しばね4の作用により軸線方向に摺動し、前方に
向って(第1図の右方)押戻されるようになっている。
心3の端部区画5には軸線方向に、位置決め円錐形空洞
6が形成されているが、その役目については後述する。
なお心3のこの同じ端部区画5は、その後方に位置する
部分の直径り、、J:り幾分大なる直径D1を有し、か
っこの端部区画5は、第1図に示された非接続位置にお
いては、外被1の口によって担持された密封機構(たと
えば環状パツキン7)と共働し、さらにこの同じ口には
唇の形をなした密封環状パツキン8が設けられ、該パツ
キンは可動部3の端部区画に対して支持され、かつスク
レーバ機構を形成し、後述の如く接続の過程において液
体の侵入を阻止するようになっている。
エラストマ製環状クラウン2は公称内径D2を有し、か
つ第1図に示された非接続位置においては可動部3の直
径D2なる部分と共働する。
前記心の上において直径D およびD2なる区画は環状
傾斜路を形成する切頭円錐面によって接続される。
なお台座Aは熟練技術者にとって周知の如く、この型の
構成部品に普通なすべての装置を有しているが、これら
は本発明に直接関与するものではないからその説明は省
略する。
第3図は台座に装備される電気接点の構造の詳細を示す
。エラストマ製の絶縁クラウン2には室10が形成され
、該室は円周方向に隔置され、かつ半径方向に延び、そ
の開口はクラウンの内方に向いている。各室1oは金属
製の皿状部材11を保護し、該皿状部材の中には電気接
点12を形成する金属ブロックが摺動自在に配設されて
いる。
各接点12はその後面に開口する(皿状部材11の底部
の方に向いた)孔13を有し、この孔の中にはコイルば
ね14が配設され、該ばねは前記皿状部材の底部に対し
て支持され、接点12を台座への内方に向って半径方向
に押圧するようになっている。接点12の摺動振幅は適
当な保持装置、たとえば突出環状止め輪15によって制
限され、該止め輪は接点12を囲繞すると共にこれに固
定され、かつ環状のど16の中に係合し、こののどは皿
状部材11の内方側壁に形成され、内勤行程に対応する
適当な大ぎさを有している。
第1図および第3図に示された台座Aの静止位置または
J1接続位置においては、接点12の正面、すなわち作
動面17はエラストマ クラウン2め表面とほぼ同一の
面内にある。
なお各電気接点12に対しては、対応づる電気導線18
が、その裸にされた端部において、連結スリーブ19に
固定され(嵌め込みおよび、または溶接により)、該ス
リーブ自体は接点12の側壁の中に固定され(圧力嵌め
またはねじ止めにより)、かつ皿状部材11は導線を通
ずに適した切り欠きを有している。
第2図はコネクタの第2部材を示すもので、該部材は参
照記号Bによりその全体が表されており、この実施例に
おいてはコネクタのプラグの形をなし、すなわち電気ケ
ーブル(図示せず)の端部に装架された可動部材であり
、台座へと機械的に接続され、それぞれ台座Aおよびプ
ラグBの電気接点によって電気回路の連続性を確実にす
るようになっている。
プラグBは本質的に適当な円筒形外被21よりなり、該
プラグBを台座Aと接続した時に、台座Aの外被1を密
接に被覆するような寸法を有している。外被21は単数
または複数の側方開口22を有し、接続の過程において
押圧される液体を排除し得るようになっている。
外被21の内部をその半径方向に向って、軸線方向指片
の形をなした円筒体23が延びている。
この円筒体23の後端24は円錐形をなし、台座Aの可
動心3の軸線方円錐形空洞6と共働するようになってい
る。
円筒体23の外径は、台座Aの可動心3の前端区画5の
直径D1とほぼ等しい。
円筒体23の中には環状絶縁クラウン25が嵌め込まれ
、該クラウンはポリテトラフルオロエチレン(たとえば
テフロン)の如き比較的堅い絶縁材料によって形成され
、このクラウンの中には電気接点26を形成する接触片
が埋設され、該接点自体は(たとえば接点26内に圧力
嵌めされた金属棒27ににって)、プラグBに固定され
た電気ケーブル(図示せず)の電気導線(図示せず)と
電気的に接続されている。
接点26の自由面が絶縁クラウン25の自由面とほぼ同
一の面内にあり、該クラウンの自由面が円筒体23の面
と同一面内にあることに注意ずべきである。
最後に取はずし自在のキャップがプラグBの外被21の
開口を閉鎖し、内方構成部分(特に接点26の)を、プ
ラグBが台座Aと接続される瞬間まで環境液体から絶縁
するようになっている。第2図にはキャップは示されて
いないが、プラグBは台座へに対し、該台座と接続され
るにうに配設されているものと仮定する。
コネクタの作動は次のように行われ、固定されている台
座へと接続せんとするプラグBは取外し自在の部材であ
ると仮定する。
非接続位置においては、台座AおよびプラグBはそれぞ
れ第1図および第2図に示された状態にある。
接続の過程においてプラグBの外被21は台座への外被
1を被Nする。次にプラグBの円筒体23が台座への可
動心3に衝接し、該円筒体23および心3の軸線方向整
合は第1部材の円錐形端部24と、第2部材の円錐形空
洞6との共働によって容易に行われる。円筒体23によ
って押圧される可動心はこの時、戻しばね4を圧縮しつ
つ台座への中に後退する。この移動が行われる時には、
環状傾斜路9が設けられているために、大直径D1を有
する可動心の端部区画5はエラストマ製の環状クラウン
2を膨張せしめ(第4図)、続いて対応するばね14の
戻し作用に逆らって電気接点12を半径方向に押返す(
第5図)。
円筒体23が台座への心3の端部区画と同じ直径D1を
有しているために、運動はプラグBが台座へと完全に接
続されるまで続行される。この位置(第6図)において
は、プラグBの電気接点26は台座Aの接点12と相互
に向い合い、かっばね14の作用によってお互いに支持
されるようになる。
本発明による配置によって、コネクタの構造は技術的に
公知の同じ型のコネクタに比し非常に簡単になり、特に
プラグBに関してはこの簡単化によって、該プラグの構
成部材と周囲液体との接触時間を短くすることができ、
しかも大きな損害を発生させたり、耐用寿命を著しく短
くするおそれのないことが明らかとなる。しかしながら
このような結果は、液体(海水の場合は導電性を有する
)がたとえ微量でも電気接点区画に侵入するのを阻止す
るように考えられた簡単な、かつ効果的な配置によって
得られるものである。
まず第1に台座への唇状パツキン8が台座Aの可動心3
の外面と共働し、次にプラグBの円筒体23の外面と共
働し、一方においては環状パツキン7と共に密封を行な
って液体が台座に侵入するのを阻止し、他方においては
円筒体23を台座Aに挿入する時に、かき取り作用を行
ない、たとえ微量でも液体が円筒体の表面、特に電気接
点26の自由表面に達するのを阻止するようになってい
る。
このように液体を消除することはエラストマ製クラウン
の場合も重要であり、クラウンと液体との接触を阻止し
、該クラウンと海水の如きある種の液体との接触が長期
に亙る時に、エラストマが脆弱となり、かつ劣化する(
海水の場合は導電特性の低下を伴なう)のを防ぐ。
なお接点のレベルにおける液体痕跡の滌除作用は、膨張
するエラストマ体の絶縁クラウンにより円筒体23を密
封的に囲繞することによって増強することができる。
たとえ部UAとBとを接続した後に、コネクタの中に液
体が残ったとしても、絶縁クラウン2がそのエラストマ
により、PTFE’JJの絶縁クラウン25のトに弾性
的に支持され、これによってコネクタの残余の部分に対
し、電気接点12.26は具合良く密封的に絶縁され、
したがって電気的漏洩を発生させるおそれはなくなる。
最後に電気接点12が絶縁クラウン2の中に弾性的に組
立てられているために、遊びを自動的にかつ恒久的に補
整することができ、したがってエラストマの老朽化に起
因してその弾性が漸進的にかつ不可避的に失われても、
接点12を接点26に対し恒久的に、かつコネクタの耐
用寿命の全体にわたって、弾性的に支持し得るようにな
る。
なお前述の如くエラストマが老朽化して弾性を失なった
時に、絶縁クラウン2の半径方向把持力の減退に起因す
る不具合をなくするために、半径方向に弾性的に変形し
得る補助装置を設け、該装置をエラストマ体と同様に作
動せしめ、エラストマの作用が増強されるようにする。
この目的を達成するために、特に第3図から第6図まで
に示される如く、絶縁クラウン2の外面に、相互に隔置
された二つののど28.29を形成し、該のどが共に接
点12を保護する室10の近くに位置1−るようにする
。これらのとはその横断面がほぼ梯形またはありほぞの
形を有し、それぞれ二つの弾性止め輪30,31を保護
するようになっており、各止め輪はなるべくは環状に巻
かれた]イルばねによって形成される。
一般的に言って前述のようになすことにより、プラグB
の構造が相当簡易化されているにも拘らず、コネクタの
寿命は著しく大となる。
なお残余の部分が周知のものと同様であるとしても、前
述のコネクタの部材Aが、その外被1の内方容積を外部
と恒久的に等圧となすように配置されているために、部
材AおよびBの接続または4゜ 切離しは、この作業がたとえば非常に深い海底における
ように、圧力の極めて高い環境液体内で行われる時でも
これを容易に実施し得ることがわかる。このにうにする
ために、部材Aの外被1の内部に室32を設【′J1こ
の室がオリフィス33によって外部環境と連通し、かつ
外部液体によって満たされるようにする。前記室は、電
気絶縁油に外部圧力を伝達するようになった弾性的に変
形し得る膜34により、外被1(油の満たされた)の内
方容積の残余の部分から絶縁されている。このような配
置により、可動心3は前述の状況内において自由に移動
することができる。
本発明は前記実施例によって制限されるものではなく、
特許請求の範囲内において種々の変型を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切除した側面図で機構のあるものを、本
発明によるコネクタの第1部材、すなわち台座の直径方
向断面によって表す、第2図は一部を切除した側面図で
機構のあるものを、本発明によるコネクタの第2部材、
すなわちプラグの直径方向断面によって表わす、第3図
は第1図に示されたコネクタの第1部材の一部分の拡大
断面図、第4図から第6図までは第3図に示された部分
をその種々の作動位置において示す図。 1・・・外被、2・・・クラウン、3・・・可動心、8
・・・パツキン、1o・・・室、11・・・皿状部材、
12・・・接点、13・・・孔、14・・・ばね、15
・・・止め輪、16・・・のど、21・・・外被、23
・・・円筒体、25・・・クラウン、26・・・接点、
28.29・・・のど。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)液体環境の中で密封的に作動する電気コネクタに
    して、二つのコネクタ部材(A、B)を有し、該部材が
    液体環境の中で相互に取外し自在に接続することができ
    、かつ対として共働するようになつた接点(12、26
    )を担持し、前記コネクタ部材の一つ(A)(コネクタ
    の第1部材)が、円筒形孔を有する外被(1)と、 前記円筒形孔の表面において、円周方向に隔置された電
    気接点(12)と、 可動心(3)とを有し、該心が円筒形孔の中において、
    この孔を密封的に閉鎖し、かつ液体環境に対して接点を
    保護する閉鎖位置(コネクタの二つの部材が接続されな
    い時に占める位置)と、孔の中に挿入され、かつ電気接
    点を離すようになつた後退位置(コネクタの二つの部材
    が接続された時に占める位置)との間で弾性的に摺動し
    て密封を行なうようになつているコネクタにおいて、 a)前記コネクタの他の部材(B)(コネクタの第2部
    材)が軸線方向指片の形をなした円筒体(23)にして
    、コネクタの第1部材(A)の筒形孔の直径(D_1)
    とほぼ等しい直径を有する円筒体と、前記円筒体の周囲
    において円周方向に隔置された電気接点(26)と、 前記円筒体を半径方向に隔置された状態で囲繞するスリ
    ーブの形をなした外被(21)にして、コネクタの第1
    部材(A)の外被(1)と共働するようになつており、
    前記円筒体(23)がこの外被(21)に固定され、か
    つ該外被に対して堅く支持されるようになつている外被
    (21)と、 コネクタの第2部材がコネクタの第1部材と接続されて
    いない時に前記外被を閉鎖するようになつた取外し自在
    のキャップとを有しており、コネクタの第1および第2
    部材はそれぞれ、前記円筒体が孔の内部と係合しない釈
    放位置(コネクタの二つの部材が接続されない時に占め
    る位置)と、該円筒体が孔の内部と係合し、前記可動心
    を前記後退位置に弾性的に押圧するようになつた挿入位
    置(コネクタの二つの部材が接続された時に占める位置
    )との間で、コネクタの第1部材の前記孔の中をピスト
    ンのように密封的に移動し得るように配置されており、
    前記孔に入る円筒体の長さが、コネクタの第1部材およ
    び第2部材の接点をそれぞれ対として共働させるように
    なつており、 b)コネクタの二つの部材のそれぞれの接点がコネクタ
    の第1部材の円筒形孔の周囲と、コネクタの第2部材の
    円筒体の周囲とに設けられた絶縁体の中に、周知の態様
    で支持され、 c)コネクタの第2部材(B)の円筒体(23)によつ
    て担持された単数または複数の絶縁体(25)がポリテ
    トラフルオロエチレンによつて形成され、かつその外面
    が前記円筒体の外面と同一面内であり、電気接点が絶縁
    体の中に、該接点の表面が絶縁体の外面と同一面となる
    ように埋設され、 d)コネクタの第1部材(A)の円筒形孔の中に位置す
    る単数または複数の絶縁体(2)が弾性的に、特に半径
    方向に変形し得るエラストマによつて形成され、前記単
    数または複数の絶縁体が、その非変形時においては円筒
    形孔の表面に突出し、 e)コネクタの第1部材(A)の円筒形孔の中に位置す
    る単数または複数の絶縁体(2)が半径方向の室(10
    )にして、前記孔の内部に開口し、かつ円周方向に隔置
    され、各接点(12)を保護するようになつた室を有し
    、各接点がその室の中に、半径方向にかつ弾性的に移動
    し得るように装架され、さらに各接点の表面がその非変
    形時には体部の表面とほぼ同一面に位置するようになつ
    ていることを特徴とするコネクタ。 (2)接点を保護する絶縁体がそれぞれコネクタの第1
    部材および第2部材内に位置する二つの環状クラウンの
    形で配置されている請求項1記載のコネクタ。 (3)コネクタの第1部材(A)の接点(12)の各室
    (10)の中に、剛直な材料、特に金属よりなる皿形部
    材(11)が設けられ、該部材がシリンダを形成し、ピ
    ストンの形をなす電気接点(12)がこのシリンダの中
    を半径方向に摺動し得るようになつており、接点の静止
    位置においてキャップと接点との間に弾性戻し装置(1
    4)が挿置されている請求項1または2記載のコネクタ
    。 (4)前記弾性戻し装置が、接点と皿状部材との間に挿
    置された少なくとも一つのばね(14)よりなつている
    請求項3記載のコネクタ。 (5)接点(12)がむくの金属よりなる接触子の形を
    なし、該接触子に軸線方向の孔(13)が形成され、こ
    の孔がコネクタの部材の中に半径方向に延び、かつ前記
    皿状部材の底部の方に開口して戻しばね(14)を部分
    的に保護するようになつている請求項4記載のコネクタ
    。 (6)前記戻し装置が皿状部材と接点との間に挿置され
    、これら部材を相互に機械的に固定して接点を皿状部材
    に対して摺動せしめ得るようにすると共に、この摺動の
    振幅を制限するようになつている請求項3から5までの
    何れか一つの項に記載されているコネクタ。(7)前記
    戻し装置が接点(12)に固定された少なくとも一つの
    側方突起(15)と、皿状部材の側壁の中に軸線方向に
    向いた少なくとも一つののど(16)とを有している請
    求項6記載のコネクタ。 (8)前記接点の突起が環状止め輪(15)であり、か
    つ皿状部材の側壁ののどが環状をなしている請求項7記
    載のコネクタ。 (9)コネクタの第1部材の絶縁体を形成する環状クラ
    ウン(2)が少なくとも一つの輪(30、31)によつ
    て囲繞され、該輪が半径方向に弾性的に変形することが
    でき、かつこの環状絶縁クラウン(2)を構成する材料
    自体の弾性を増強させるようになつている請求項2から
    8までの何れか一つの項に記載されているコネクタ。 (10)コネクタの第1部材(A)の環状後縁に、スク
    レーバを形成する唇状パッキン(8)が装架され、コネ
    クタの第2部材(B)の円筒体(23)の外面と密封的
    に共働するようになつている前記請求項の何れか一つの
    項に記載されているコネクタ。
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