JPH029006Y2 - - Google Patents
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- JPH029006Y2 JPH029006Y2 JP3468484U JP3468484U JPH029006Y2 JP H029006 Y2 JPH029006 Y2 JP H029006Y2 JP 3468484 U JP3468484 U JP 3468484U JP 3468484 U JP3468484 U JP 3468484U JP H029006 Y2 JPH029006 Y2 JP H029006Y2
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
この考案は主にポータブルステージとして使用
される中折式折畳構造体の改良に関し、特に中折
部分の支持構造を改良した中折式折畳構造体に関
する。
される中折式折畳構造体の改良に関し、特に中折
部分の支持構造を改良した中折式折畳構造体に関
する。
一般に中折式のポータブルステージは、中央支
持体の上部に一対の天板支持フレームを上下回動
自在に枢支し、該フレームに張設された天板をそ
れらが同一面状に隣合う水平展開位置と中折れ起
立状態になる折畳位置とに回動変位させる構成と
なつている。 そして、前記中央支持体にキヤスタを取付け、
該キヤスタを天板折畳時には接地させて天板展開
時には接地面から浮き上がらせるようにしたもの
は既に知られている。 例えば、実開昭56−25154号の折畳式ステージ
にあつては、同公報中の第5図〜第7図に明示さ
れている如く、中空脚杆に内蔵したスライドパイ
プと、該パイプ下端に連結した足体とを前記中空
脚杆内のコイルバネばねで上昇方向に付勢して天
板折畳時にキヤスタを接地させ、かつ天板展開時
には該天板の裏面に設けられたV字状の金具でス
ライドパイプをコイルばねに抗して押し下げるこ
とにより、足体を接地させてキヤスタを浮きあが
らせる構成にしている。
持体の上部に一対の天板支持フレームを上下回動
自在に枢支し、該フレームに張設された天板をそ
れらが同一面状に隣合う水平展開位置と中折れ起
立状態になる折畳位置とに回動変位させる構成と
なつている。 そして、前記中央支持体にキヤスタを取付け、
該キヤスタを天板折畳時には接地させて天板展開
時には接地面から浮き上がらせるようにしたもの
は既に知られている。 例えば、実開昭56−25154号の折畳式ステージ
にあつては、同公報中の第5図〜第7図に明示さ
れている如く、中空脚杆に内蔵したスライドパイ
プと、該パイプ下端に連結した足体とを前記中空
脚杆内のコイルバネばねで上昇方向に付勢して天
板折畳時にキヤスタを接地させ、かつ天板展開時
には該天板の裏面に設けられたV字状の金具でス
ライドパイプをコイルばねに抗して押し下げるこ
とにより、足体を接地させてキヤスタを浮きあが
らせる構成にしている。
しかし、上記従来技術の場合、それぞれが別体
構成のスライドパイプと足体とを連結し、しかも
コイルばねを使用しているため、部品点数が多
く、ステージ組立工数が増えてコストアツプを余
儀なくされ、かつ天板展開状態において足体のガ
タを惹き起こす惧れがある。 特に、天板折畳時にはスライドパイプと足体を
コイルばねだけで上昇させているため、キヤスタ
による折畳ステージの移動時における足体保持が
不安定となつてステージ移動に支障をきたす惧れ
がある。
構成のスライドパイプと足体とを連結し、しかも
コイルばねを使用しているため、部品点数が多
く、ステージ組立工数が増えてコストアツプを余
儀なくされ、かつ天板展開状態において足体のガ
タを惹き起こす惧れがある。 特に、天板折畳時にはスライドパイプと足体を
コイルばねだけで上昇させているため、キヤスタ
による折畳ステージの移動時における足体保持が
不安定となつてステージ移動に支障をきたす惧れ
がある。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
天板の折畳・展開動作に関連応動させてキヤスタ
を接地位置と非接地位置とに円滑に昇降、変位さ
せ得ると共に、それの位置でキヤスタが確実に安
定保持されるようにすることを目的とした折畳構
造体を提供しようとするものである。
天板の折畳・展開動作に関連応動させてキヤスタ
を接地位置と非接地位置とに円滑に昇降、変位さ
せ得ると共に、それの位置でキヤスタが確実に安
定保持されるようにすることを目的とした折畳構
造体を提供しようとするものである。
この考案は上記目的達成のため、
中央支持体と、その上側部にそれぞれが支承さ
れた一対の天板支持フレームと、該フレームのそ
れぞれに張設された天板とを備えて該天板をそれ
ぞれが同一面状に隣合う水平展開位置と中折れ起
立状態になる折畳位置とに回動変位させる構成の
中折式折畳構造体において、 中央支持体は、キヤスタ付の中空脚柱と、該脚
柱内を滑動自在に貫通する昇降脚とを有し、 該昇降脚の上端にフランジを突設して、 天板支持フレームの下方に該天板支持フレーム
が折畳方向に回転する際に上記フランジの底面と
衝合して下から上に変位しフランジを介して昇降
脚を押し上げる押上体を固着し、 上記天板支持フレームの上方乃至天板の裏面側
に該天板支持フレームが展開方向に回転する際に
上記フランジの上面と衝合して上から下に変位し
フランジを介して昇降脚を押し下げる押下体を固
着する、 という技術的手段を講じている。
れた一対の天板支持フレームと、該フレームのそ
れぞれに張設された天板とを備えて該天板をそれ
ぞれが同一面状に隣合う水平展開位置と中折れ起
立状態になる折畳位置とに回動変位させる構成の
中折式折畳構造体において、 中央支持体は、キヤスタ付の中空脚柱と、該脚
柱内を滑動自在に貫通する昇降脚とを有し、 該昇降脚の上端にフランジを突設して、 天板支持フレームの下方に該天板支持フレーム
が折畳方向に回転する際に上記フランジの底面と
衝合して下から上に変位しフランジを介して昇降
脚を押し上げる押上体を固着し、 上記天板支持フレームの上方乃至天板の裏面側
に該天板支持フレームが展開方向に回転する際に
上記フランジの上面と衝合して上から下に変位し
フランジを介して昇降脚を押し下げる押下体を固
着する、 という技術的手段を講じている。
以下、この考案の好適実施例を図面に基づいて
説明する。 第1図〜第3図に中折式の折畳構造体として例
示したポータブルステージは、その中折側を支持
するための中央支持体1を備えている。 図示例の中央支持体1は、相互間が横架材2,
3で一体連結された中空脚柱4,5を平面矩形状
の隅部に有する枠組構成となつている。 中空脚柱4,5は、それぞれの上端側に一体的
に設けられて内側斜め上方に延出する上向きブラ
ケツト6,7と、該ブラケツトの下側離間位置で
外側方に向けて一体突設した横向きブラケツト
8,9と、それらの下方離間位置に装備されたキ
ヤスタ10,11とを有している。 かかる中空脚柱4,5の各内部には昇降脚1
2,13が貫挿されている。 昇降脚12,13は、第4図〜第6図にて一層
詳細な如く中空脚柱4,5からの突出上端に一体
形成されたフランジ12A,13Aと、中空脚柱
4,5からの突出下端に高さ調整可能に螺合され
た足部材12B,13Bとを有している。 フランジ12A,13Aは、昇降脚12,13
の昇降動によつて中空脚柱4,5の上端に係脱す
る手段となるもので、昇降脚12,13の昇降動
作が前記上向きブラケツト6,7によつて阻害さ
れることのない方向に水平に延出している。 一方、上向きブラケツト6,7には、互いに隣
合う左右一対の天板支持フレーム(以下、フレー
ムと略称する)14,15相互の隣接側が折畳・
展開自在に枢支されている。 更に詳しく述べると、各フレーム14,15の
それぞれには、それらの展開時における対向端側
近傍で上方に突出する連結片16,17(第4図
〜第6図参照)が溶接等の手段で一体突設されて
いる。 それらの連結片16,17の上端側は前記上向
きブラケツト6,7にピンP1,P2で回動自在
に枢支されている。 これによつて、各フレーム14,15の中折側
が中央支持体1に枢支され、それらの枢支点(ピ
ン)P1,P2は中空脚柱4,5とフレーム1
4,15の各上方に設定されている。 また、フレーム14,15は昇降脚12,13
の上端フランジ12A,13Aの上面に対する係
合手段となる押下体22,23と、前記昇降脚1
2,13の押上体24,25とを有している。 図示例の押下体22,23はフレーム14,1
5の各内側面に基端が溶接されたアングル部材か
らなり、その一方片部をフレーム14,15の展
開位置で前記フランジ12A,13A上に押圧係
合させる係合片部22A,23Aとし、他方片部
を前記展開位置で中空脚柱4,5の各外側面に沿
つて垂下させる屈曲片部22B,23Bとしてい
る。 屈曲片部22B,23Bのそれぞれには、第4
図、第5図及び第7図で詳細な如くセツトスクリ
ユー26,27が螺合してある。 これらのセツトスクリユー26,27はフレー
ム14,15の展開位置で中空脚柱4,5の各外
側面に衝合させるためのストツパ手段となるもの
で、それらのストツパ機能によつて前記展開位置
でのフレーム14,15と中央支持体1とのガタ
を未然に且つ確実に防止することができる。 一方、押上体24,25は、前記連結片16,
17の真下でフレーム14,15の下面に基端側
が溶接されて該フレームの回動により前記フラン
ジ12A,13Aの下面に係脱させるための係合
ピンからなつている。 前記フレーム14,15の外端側は折畳式の支
脚18,19で支承されるようになつている。 支脚18,19はそれぞれの上端部がフレーム
14,15の外端側にピンP3とP4で回動自在
に枢支されている。 また、第3図に示す如く、支脚18,18間お
よび19,19間は横架材28および29で連結
されている。 横架材28,29の各中間部には天板操作用の
把手30,31が一体連接されている。 図示例の把手30,31はフレーム14,15
の展開位置で垂下するU字状の屈曲桿からなつて
いる。 そして、各支脚18,19はそれらの中途部と
中央支持体1の横向きブラケツト8,9との間が
リンクバー20,21で枢支ピンP5とP6を介
して連結されている。 この場合、リンクバー20,21は支脚18,
19側に向かつて漸次下降傾斜するよう該支脚と
横向きブラケツト8,9との間に横架される。 以上の如きポータブルステージの骨組構造にお
いて、各フレーム14,15のそれぞれにはステ
ージ天板(以下、天板と略称する)32,33が
張設されている。 これらの天板32,33相互の展開状態におけ
る対向端側近傍において、中央支持体1側の上向
きブラケツト6,7のそれぞれと対応する位置に
は孔室34,35が設けられている。 図示例の孔室34,35は第4図,第6図で一
層詳細な如く貫通孔からなつて、それらの上端開
口部はキヤツプ36で閉塞されている。 キヤツプ36はビス止めや接着等の手段で各天
板32,33に対しそれらの表面と同一面状に止
着されている。 そして、前記各孔室34,35のそれぞれの内
部には、上向きブラケツト6,7とフレーム1
4,15側の連結片16,17との枢支点、所
謂、枢支ピンP1,P2のそれぞれが収められて
いる。 従つて、フレーム14,15の折畳・展開時に
おける枢支点P1,P2が天板32,33の板厚
内に設定された状態となる。 また、天板32,33相互の展開時における対
向端面には、それらの間で下側が漸次幅広くなる
空隙を形成するテーパ面32a,33a(第4図
参照)が形成してある。 これらのテーパ面32a,33aは、天板3
2,33相互の対向面接合によつてフレーム1
4,15の折畳・展開動作が阻止されるのを防い
でいる。 更に、天板32,33は第2図、第3図に示す
如く、該天板とフレーム14,15相互を折畳位
置でロツク保持するためのロツク手段37,38
をそれぞれの裏面に備えている。 図示例のロツク手段37,38は、天板折畳時
における把手30,31との対応位置で天板3
2,33のそれぞれの裏面に止着されたブラケツ
ト39を有している。 ブラケツト39は、第8図,第9図で一層詳細
な如く、両側にブラケツト片39A,39Bを有
する断面チヤンネル状の部材からなつている。 ブラケツト片39A,39Bにはロツク部材4
0の基端がピン41を介して回動自在に枢支され
ている。 ロツク部材40は屈曲プレートからなつている
もので、天板折畳位置にて把手30,31の横桿
部を天板32,33の各裏面側に押圧してチヤツ
キングする掛止片部40Aと、該掛止片部の先端
から外方に延出し且つ下向きに傾斜するガイド片
部40Bと、このガイド片部の先端側に形成され
た折曲片部40Cとからなつている。 かかるロツク部材40は、掛止片部40Aが把
手30,31をチヤツキングする方向へバネ部材
42(第9図参照)によつて常時付勢されてい
る。 つぎに、上記実施例の作用を説明する。第1図
のステージ展開状態においては、昇降脚12,1
3の足部材12B,13Bが接地してキヤスタ1
0,11が浮き上がつた状態になつており、その
理由は後述事項によつて明白にする。 斯様なステージ展開状態から、天板32,33
またはフレーム14,15の外端側を持ち上げる
と、フレーム14,15が前記孔室34,35内
の枢支ピンP1,P2を中心にしてそれぞれ上昇
回動する。 その回動時には、第4図中の左側および第5図
に示したように、昇降脚12,13の上端を押圧
している押下体22,23が昇降脚12,13の
上端フランジ12A,13A上から浮上離脱す
る。 これによつて、中空脚柱4,5を含む中央支持
体1が昇降脚12,13のそれぞれをガイドとし
て自重下降し、各キヤスタ10,11が接地す
る。 この時点では前記足部材12B,13Bとキヤ
スタ10,11が共に接地した状態となる。 しかしながら、前述の如きフレーム14,15
の上昇回動は継続されるため、今度は押上体2
4,25が昇降脚12,13の上端フランジ12
A,13Aの下面に衝合してこれらを押し上げ
る。 もつて、昇降脚12,13がそれぞれ上昇する
ことにより足部材12B,13Bが接地面から浮
き上がつてキヤスタ10,11が完全な接地状態
になる。 また、前記フランジ14,15の上昇回動時に
は、リンクバー20,21が中央支持体1側の枢
支ピンP6を中心にして上昇方向に追従回動す
る。 この場合、リンクバー20,21の支脚18,
19側の枢支ピンP5が前記リンクバー20,2
1の基端枢支ピンP6の中心を通り水平線を上方
に越えると、各支脚18,19はフレーム14,
15側の枢支ピンP3,P4を中心にして天板3
2,33の裏面に沿う方向に折畳まれる。 その折畳過程において、天板32,33の裏面
に把手30,31が近づくと、該把手の先端横桿
部がロツク部材40のガイド片部40B上に乗り
上げる。 これにより、前記把手30,31はロツク部材
40をバネ部材42に抗して回動させつつガイド
片部40Bを乗り越える。 すると、ロツク部材40がバネ部材42の勢力
で復元回動するため、掛止片部40Aが把手3
0,31をチヤツキングする。 従つて、天板32,33とフレーム14,15
は第2図に示す中折れ起立状態に折畳まれると同
時に、自動的にロツクされる。 このため、天板32,33とフレーム14,1
5は折畳状態において倒れるような危険性が一切
なく、安定性よく確実に保持される。 しかも、前記折畳状態においては、足部材12
B,13Bが接地面から完全に浮き上がつている
ため、ステージの不使用時における移動を円滑に
遂行できる。 つぎに、前記折畳状態のステージを展開する際
は、まず、ロツク部材40をバネ部材42に抗し
て回動操作することにより把手30,31のロツ
クを解除する。 そこで、天板32,33相互を開動させれば、
リンクバー20,21と共に支脚18,19のそ
れぞれが前述のステージ折畳時の場合とは逆方向
に追従回動する。 同時に、押上体24,25が下降するため、昇
降脚12,13が自重下降して足部材12B,1
3Bが接地する。 その接地後において、今度は押下体22,23
の係合片部22A,23Aが昇降脚12,13の
上端フランジ12A,13Aに衝合する。 この時点では、未だ天板32,33が回動下降
を継続している。 このため、上向きブラケツト6,7と連結片1
6,17との枢支ピンP1,P2が接地状態の昇
降脚12,13の上端フランジ12A,13Aを
支点にして上昇する。 その上昇によつて、中空脚柱4,5が持ち上げ
られ、キヤスタ10,11のそれぞれが接地面か
ら完全に浮き上がる。 従つて、第1図の如く完全に展開されたステー
ジは、前述の如くキヤスタ10,11が浮き上が
つていることにより、濫りに移動することのない
安定状態に保持されて使用に供せられる。 また、上記実施例においては、フレーム14,
15の中央支持体1側における枢支点P1,P2
を孔室34,35内、すなわち天板32,33の
板厚内に設定し、かつ、該天板の展開時における
突き合わせ端部にテーパ面32a,33aを形成
したため、該天板32,33相互を隙間なく円滑
に展開させることができる。 従つて、左右一対の天板相互を隙間なく展開さ
せるために複雑なリンク機構を用いる必要がな
く、部品点数が節減できて組立作業の省力化が図
れコストダウンにも大きく寄与する。 なお、この考案の中折式折畳構造体は上記実施
例の如きポータブルステージに限定されるもので
はなく、その他の例えば中折式テーブルであつて
もよく、要旨を変更しない範囲で種々変形して実
施することができる。
説明する。 第1図〜第3図に中折式の折畳構造体として例
示したポータブルステージは、その中折側を支持
するための中央支持体1を備えている。 図示例の中央支持体1は、相互間が横架材2,
3で一体連結された中空脚柱4,5を平面矩形状
の隅部に有する枠組構成となつている。 中空脚柱4,5は、それぞれの上端側に一体的
に設けられて内側斜め上方に延出する上向きブラ
ケツト6,7と、該ブラケツトの下側離間位置で
外側方に向けて一体突設した横向きブラケツト
8,9と、それらの下方離間位置に装備されたキ
ヤスタ10,11とを有している。 かかる中空脚柱4,5の各内部には昇降脚1
2,13が貫挿されている。 昇降脚12,13は、第4図〜第6図にて一層
詳細な如く中空脚柱4,5からの突出上端に一体
形成されたフランジ12A,13Aと、中空脚柱
4,5からの突出下端に高さ調整可能に螺合され
た足部材12B,13Bとを有している。 フランジ12A,13Aは、昇降脚12,13
の昇降動によつて中空脚柱4,5の上端に係脱す
る手段となるもので、昇降脚12,13の昇降動
作が前記上向きブラケツト6,7によつて阻害さ
れることのない方向に水平に延出している。 一方、上向きブラケツト6,7には、互いに隣
合う左右一対の天板支持フレーム(以下、フレー
ムと略称する)14,15相互の隣接側が折畳・
展開自在に枢支されている。 更に詳しく述べると、各フレーム14,15の
それぞれには、それらの展開時における対向端側
近傍で上方に突出する連結片16,17(第4図
〜第6図参照)が溶接等の手段で一体突設されて
いる。 それらの連結片16,17の上端側は前記上向
きブラケツト6,7にピンP1,P2で回動自在
に枢支されている。 これによつて、各フレーム14,15の中折側
が中央支持体1に枢支され、それらの枢支点(ピ
ン)P1,P2は中空脚柱4,5とフレーム1
4,15の各上方に設定されている。 また、フレーム14,15は昇降脚12,13
の上端フランジ12A,13Aの上面に対する係
合手段となる押下体22,23と、前記昇降脚1
2,13の押上体24,25とを有している。 図示例の押下体22,23はフレーム14,1
5の各内側面に基端が溶接されたアングル部材か
らなり、その一方片部をフレーム14,15の展
開位置で前記フランジ12A,13A上に押圧係
合させる係合片部22A,23Aとし、他方片部
を前記展開位置で中空脚柱4,5の各外側面に沿
つて垂下させる屈曲片部22B,23Bとしてい
る。 屈曲片部22B,23Bのそれぞれには、第4
図、第5図及び第7図で詳細な如くセツトスクリ
ユー26,27が螺合してある。 これらのセツトスクリユー26,27はフレー
ム14,15の展開位置で中空脚柱4,5の各外
側面に衝合させるためのストツパ手段となるもの
で、それらのストツパ機能によつて前記展開位置
でのフレーム14,15と中央支持体1とのガタ
を未然に且つ確実に防止することができる。 一方、押上体24,25は、前記連結片16,
17の真下でフレーム14,15の下面に基端側
が溶接されて該フレームの回動により前記フラン
ジ12A,13Aの下面に係脱させるための係合
ピンからなつている。 前記フレーム14,15の外端側は折畳式の支
脚18,19で支承されるようになつている。 支脚18,19はそれぞれの上端部がフレーム
14,15の外端側にピンP3とP4で回動自在
に枢支されている。 また、第3図に示す如く、支脚18,18間お
よび19,19間は横架材28および29で連結
されている。 横架材28,29の各中間部には天板操作用の
把手30,31が一体連接されている。 図示例の把手30,31はフレーム14,15
の展開位置で垂下するU字状の屈曲桿からなつて
いる。 そして、各支脚18,19はそれらの中途部と
中央支持体1の横向きブラケツト8,9との間が
リンクバー20,21で枢支ピンP5とP6を介
して連結されている。 この場合、リンクバー20,21は支脚18,
19側に向かつて漸次下降傾斜するよう該支脚と
横向きブラケツト8,9との間に横架される。 以上の如きポータブルステージの骨組構造にお
いて、各フレーム14,15のそれぞれにはステ
ージ天板(以下、天板と略称する)32,33が
張設されている。 これらの天板32,33相互の展開状態におけ
る対向端側近傍において、中央支持体1側の上向
きブラケツト6,7のそれぞれと対応する位置に
は孔室34,35が設けられている。 図示例の孔室34,35は第4図,第6図で一
層詳細な如く貫通孔からなつて、それらの上端開
口部はキヤツプ36で閉塞されている。 キヤツプ36はビス止めや接着等の手段で各天
板32,33に対しそれらの表面と同一面状に止
着されている。 そして、前記各孔室34,35のそれぞれの内
部には、上向きブラケツト6,7とフレーム1
4,15側の連結片16,17との枢支点、所
謂、枢支ピンP1,P2のそれぞれが収められて
いる。 従つて、フレーム14,15の折畳・展開時に
おける枢支点P1,P2が天板32,33の板厚
内に設定された状態となる。 また、天板32,33相互の展開時における対
向端面には、それらの間で下側が漸次幅広くなる
空隙を形成するテーパ面32a,33a(第4図
参照)が形成してある。 これらのテーパ面32a,33aは、天板3
2,33相互の対向面接合によつてフレーム1
4,15の折畳・展開動作が阻止されるのを防い
でいる。 更に、天板32,33は第2図、第3図に示す
如く、該天板とフレーム14,15相互を折畳位
置でロツク保持するためのロツク手段37,38
をそれぞれの裏面に備えている。 図示例のロツク手段37,38は、天板折畳時
における把手30,31との対応位置で天板3
2,33のそれぞれの裏面に止着されたブラケツ
ト39を有している。 ブラケツト39は、第8図,第9図で一層詳細
な如く、両側にブラケツト片39A,39Bを有
する断面チヤンネル状の部材からなつている。 ブラケツト片39A,39Bにはロツク部材4
0の基端がピン41を介して回動自在に枢支され
ている。 ロツク部材40は屈曲プレートからなつている
もので、天板折畳位置にて把手30,31の横桿
部を天板32,33の各裏面側に押圧してチヤツ
キングする掛止片部40Aと、該掛止片部の先端
から外方に延出し且つ下向きに傾斜するガイド片
部40Bと、このガイド片部の先端側に形成され
た折曲片部40Cとからなつている。 かかるロツク部材40は、掛止片部40Aが把
手30,31をチヤツキングする方向へバネ部材
42(第9図参照)によつて常時付勢されてい
る。 つぎに、上記実施例の作用を説明する。第1図
のステージ展開状態においては、昇降脚12,1
3の足部材12B,13Bが接地してキヤスタ1
0,11が浮き上がつた状態になつており、その
理由は後述事項によつて明白にする。 斯様なステージ展開状態から、天板32,33
またはフレーム14,15の外端側を持ち上げる
と、フレーム14,15が前記孔室34,35内
の枢支ピンP1,P2を中心にしてそれぞれ上昇
回動する。 その回動時には、第4図中の左側および第5図
に示したように、昇降脚12,13の上端を押圧
している押下体22,23が昇降脚12,13の
上端フランジ12A,13A上から浮上離脱す
る。 これによつて、中空脚柱4,5を含む中央支持
体1が昇降脚12,13のそれぞれをガイドとし
て自重下降し、各キヤスタ10,11が接地す
る。 この時点では前記足部材12B,13Bとキヤ
スタ10,11が共に接地した状態となる。 しかしながら、前述の如きフレーム14,15
の上昇回動は継続されるため、今度は押上体2
4,25が昇降脚12,13の上端フランジ12
A,13Aの下面に衝合してこれらを押し上げ
る。 もつて、昇降脚12,13がそれぞれ上昇する
ことにより足部材12B,13Bが接地面から浮
き上がつてキヤスタ10,11が完全な接地状態
になる。 また、前記フランジ14,15の上昇回動時に
は、リンクバー20,21が中央支持体1側の枢
支ピンP6を中心にして上昇方向に追従回動す
る。 この場合、リンクバー20,21の支脚18,
19側の枢支ピンP5が前記リンクバー20,2
1の基端枢支ピンP6の中心を通り水平線を上方
に越えると、各支脚18,19はフレーム14,
15側の枢支ピンP3,P4を中心にして天板3
2,33の裏面に沿う方向に折畳まれる。 その折畳過程において、天板32,33の裏面
に把手30,31が近づくと、該把手の先端横桿
部がロツク部材40のガイド片部40B上に乗り
上げる。 これにより、前記把手30,31はロツク部材
40をバネ部材42に抗して回動させつつガイド
片部40Bを乗り越える。 すると、ロツク部材40がバネ部材42の勢力
で復元回動するため、掛止片部40Aが把手3
0,31をチヤツキングする。 従つて、天板32,33とフレーム14,15
は第2図に示す中折れ起立状態に折畳まれると同
時に、自動的にロツクされる。 このため、天板32,33とフレーム14,1
5は折畳状態において倒れるような危険性が一切
なく、安定性よく確実に保持される。 しかも、前記折畳状態においては、足部材12
B,13Bが接地面から完全に浮き上がつている
ため、ステージの不使用時における移動を円滑に
遂行できる。 つぎに、前記折畳状態のステージを展開する際
は、まず、ロツク部材40をバネ部材42に抗し
て回動操作することにより把手30,31のロツ
クを解除する。 そこで、天板32,33相互を開動させれば、
リンクバー20,21と共に支脚18,19のそ
れぞれが前述のステージ折畳時の場合とは逆方向
に追従回動する。 同時に、押上体24,25が下降するため、昇
降脚12,13が自重下降して足部材12B,1
3Bが接地する。 その接地後において、今度は押下体22,23
の係合片部22A,23Aが昇降脚12,13の
上端フランジ12A,13Aに衝合する。 この時点では、未だ天板32,33が回動下降
を継続している。 このため、上向きブラケツト6,7と連結片1
6,17との枢支ピンP1,P2が接地状態の昇
降脚12,13の上端フランジ12A,13Aを
支点にして上昇する。 その上昇によつて、中空脚柱4,5が持ち上げ
られ、キヤスタ10,11のそれぞれが接地面か
ら完全に浮き上がる。 従つて、第1図の如く完全に展開されたステー
ジは、前述の如くキヤスタ10,11が浮き上が
つていることにより、濫りに移動することのない
安定状態に保持されて使用に供せられる。 また、上記実施例においては、フレーム14,
15の中央支持体1側における枢支点P1,P2
を孔室34,35内、すなわち天板32,33の
板厚内に設定し、かつ、該天板の展開時における
突き合わせ端部にテーパ面32a,33aを形成
したため、該天板32,33相互を隙間なく円滑
に展開させることができる。 従つて、左右一対の天板相互を隙間なく展開さ
せるために複雑なリンク機構を用いる必要がな
く、部品点数が節減できて組立作業の省力化が図
れコストダウンにも大きく寄与する。 なお、この考案の中折式折畳構造体は上記実施
例の如きポータブルステージに限定されるもので
はなく、その他の例えば中折式テーブルであつて
もよく、要旨を変更しない範囲で種々変形して実
施することができる。
以上、この考案によれば、天板展開時に該天板
の裏面側乃至天板支持フレームが昇降脚の上端に
衝合してキヤスタ付の中空脚柱が上昇することに
より、キヤスタを接地面から浮き上がらせた状態
で保持することができる。 特に、天板折畳時には天板支持フレームが昇降
脚を連係して押し上げるので、該昇降脚を上昇位
置にて機械的ロツク状態に保持することができ
る。 このため、天板折畳時のキヤスタ走行が昇降脚
によつて阻害されるような惧れは一切生じない。 また、中空脚柱内には昇降脚が貫通しているだ
けであつてスプリング等を一切必要としないの
で、部品点数の軽減が図れ、且つ天板展開時にお
ける中空脚柱と昇降脚柱相互間のガタも未然に防
止できる。
の裏面側乃至天板支持フレームが昇降脚の上端に
衝合してキヤスタ付の中空脚柱が上昇することに
より、キヤスタを接地面から浮き上がらせた状態
で保持することができる。 特に、天板折畳時には天板支持フレームが昇降
脚を連係して押し上げるので、該昇降脚を上昇位
置にて機械的ロツク状態に保持することができ
る。 このため、天板折畳時のキヤスタ走行が昇降脚
によつて阻害されるような惧れは一切生じない。 また、中空脚柱内には昇降脚が貫通しているだ
けであつてスプリング等を一切必要としないの
で、部品点数の軽減が図れ、且つ天板展開時にお
ける中空脚柱と昇降脚柱相互間のガタも未然に防
止できる。
第1図はこの考案の好適実施例に係わるポータ
ブルステージの展開状態を示す正面図、第2図は
同折畳状態における一部を破断した正面図、第3
図は同折畳状態の側面図、第4図はステージ中央
支持体部分の一部を断面した拡大正面図、第5図
は中央支持体と天板支持フレームとの関連構成を
示す説明図、第6図は第5図の−線断面図、
第7図は第5図の−線断面図、第8図はロツ
ク手段のブラケツトの正面図、第9図はロツク手
段の側面図である。 1…中央支持体、4…中空脚柱、5…中空脚
柱、10…キヤスタ、11…キヤスタ、12…昇
降脚、13…昇降脚、14…天板支持フレーム、
15…天板支持フレーム、24,25…押上体、
32a,33a…テーパ面。
ブルステージの展開状態を示す正面図、第2図は
同折畳状態における一部を破断した正面図、第3
図は同折畳状態の側面図、第4図はステージ中央
支持体部分の一部を断面した拡大正面図、第5図
は中央支持体と天板支持フレームとの関連構成を
示す説明図、第6図は第5図の−線断面図、
第7図は第5図の−線断面図、第8図はロツ
ク手段のブラケツトの正面図、第9図はロツク手
段の側面図である。 1…中央支持体、4…中空脚柱、5…中空脚
柱、10…キヤスタ、11…キヤスタ、12…昇
降脚、13…昇降脚、14…天板支持フレーム、
15…天板支持フレーム、24,25…押上体、
32a,33a…テーパ面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央支持体と、その上側部にそれぞれが支承
された一対の天板支持フレームと、該フレーム
のそれぞれに張設された天板とを備えて該天板
をそれぞれが同一面状に隣合う水平展開位置と
中折れ起立状態になる折畳位置とに回動変位さ
せる構成の中折式折畳構造体において、 中央支持体は、キヤスタ付の中空脚柱と、該
脚柱内を滑動自在に貫通する昇降脚とを有し、 該昇降脚の上端にフランジを突設して、 天板支持フレームの下方に該天板支持フレー
ムが折畳方向に回転する際に上記フランジの底
面と衝合して下から上に変位しフランジを介し
て昇降脚を押し上げる押上体を固着し、 上記天板支持フレームの上方乃至天板の裏面
側に該天板支持フレームが展開方向に回転する
際に上記フランジの上面と衝合して上から下に
変位しフランジを介して昇降脚を押し下げる押
下体を固着してなることを特徴とする中折式折
畳構造体。 (2) 各天板は中央支持体に対する天板支持フレー
ムの枢支点と対応する位置で下面側が開口する
孔室を有し、該孔室内に前記枢支点が収められ
ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載の中折式折畳構造体。 (3) 中空脚柱の上端側には上向きブラケツトが、
かつ天板支持フレームには上向きの連結片がそ
れぞれ一体形成され、それらのブラケツトと連
結片が天板に設けられた孔室内にて枢支ピンで
連結されていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載の中折式折畳構造体。 (4) 展開時に接合状態となる天板の相互対向面に
は、それらの間で下側が漸次幅広くなる空隙を
形成するテーパ面が設けられていることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項または第
2項記載の中折式折畳構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3468484U JPS60146138U (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 中折式折畳構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3468484U JPS60146138U (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 中折式折畳構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60146138U JPS60146138U (ja) | 1985-09-28 |
JPH029006Y2 true JPH029006Y2 (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=30538285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3468484U Granted JPS60146138U (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 中折式折畳構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60146138U (ja) |
-
1984
- 1984-03-10 JP JP3468484U patent/JPS60146138U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60146138U (ja) | 1985-09-28 |
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