JPH0286593A - 乗客コンベア - Google Patents
乗客コンベアInfo
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- JPH0286593A JPH0286593A JP23361288A JP23361288A JPH0286593A JP H0286593 A JPH0286593 A JP H0286593A JP 23361288 A JP23361288 A JP 23361288A JP 23361288 A JP23361288 A JP 23361288A JP H0286593 A JPH0286593 A JP H0286593A
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Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、エスカレータの火災防止装置に関する。
一般にエスカレータ或いは、電動道路等の乗客コンベア
では、乗客が踏み段に乗っているとき、踏み股上に捨て
られたタバコの吸殻、マツチ棒、紙くず等が踏み段の移
動によって運ばれ、踏み段とくし板の隙間から機械室底
面に落下して累積する。一方、乗客コンベアの可動部に
は可燃性の潤滑油も使用され、それが乗客コンベアの運
転中に前記累積したごみにも付着し、非常に燃えやすい
危険な状態となっている。
では、乗客が踏み段に乗っているとき、踏み股上に捨て
られたタバコの吸殻、マツチ棒、紙くず等が踏み段の移
動によって運ばれ、踏み段とくし板の隙間から機械室底
面に落下して累積する。一方、乗客コンベアの可動部に
は可燃性の潤滑油も使用され、それが乗客コンベアの運
転中に前記累積したごみにも付着し、非常に燃えやすい
危険な状態となっている。
そして、このような状態のところに、不用意に火の付い
たタバコが捨てられると、これが発火して火災となる危
険性があった。万一、火災が発生した場合、小火消化す
ることができるが、乗客コンベアは、安全上、または、
意匠上外装を施して内部を閉鎖しているため、内部で発
生する小火の早期発見は極めて困難であり1発見したと
きは手遅れで大きな火災に至るおそれがあった。
たタバコが捨てられると、これが発火して火災となる危
険性があった。万一、火災が発生した場合、小火消化す
ることができるが、乗客コンベアは、安全上、または、
意匠上外装を施して内部を閉鎖しているため、内部で発
生する小火の早期発見は極めて困難であり1発見したと
きは手遅れで大きな火災に至るおそれがあった。
この問題を解決する一手段として1機械室底面上に塵埃
回収箱を設け、あらかじめ水をいれておくもの(実開昭
50−34993号公報)、および、塵埃回収箱に熱に
よって破れて箱内に消化物質を噴出又は流出する消化装
置を設けたもの(実開昭63−67582号公報)など
が提案されている。
回収箱を設け、あらかじめ水をいれておくもの(実開昭
50−34993号公報)、および、塵埃回収箱に熱に
よって破れて箱内に消化物質を噴出又は流出する消化装
置を設けたもの(実開昭63−67582号公報)など
が提案されている。
(発明が解決しようとする課題〕
前者の機械室底面上に塵埃回収箱を設け、あらかじめ水
をいれておくものについては、保守作業ごとに水に浸さ
れた塵埃を処理しなくてはならず、保守作業性を低下さ
せるという問題があった。
をいれておくものについては、保守作業ごとに水に浸さ
れた塵埃を処理しなくてはならず、保守作業性を低下さ
せるという問題があった。
一方、後者の塵埃回収箱に熱によって破れて箱内に消化
物質を噴出又は流出する消化装置を設けたものでは、消
化装置近傍の小火でないと感知が遅れ、また、狭隙な部
分に塵埃回収箱を設けるため、消火装置の大きさ形状が
制限されるという問題があった。
物質を噴出又は流出する消化装置を設けたものでは、消
化装置近傍の小火でないと感知が遅れ、また、狭隙な部
分に塵埃回収箱を設けるため、消火装置の大きさ形状が
制限されるという問題があった。
本発明の目的は、踏み段とくし板の隙間から侵入する吸
殻による火災を、安価でしかも保守性を損なうことなく
小火のうちに消火できる火災防止装置を提供することに
ある。
殻による火災を、安価でしかも保守性を損なうことなく
小火のうちに消火できる火災防止装置を提供することに
ある。
上記目的は、踏み段が反転するターミナル部の下方に、
塵埃回収用の箱を設け、かつ、この箱に、熱により変形
する形状記憶合金材によって破断され、前記塵埃回収用
の箱内に消火物質を噴出又は、流出する消火装置を備え
ることにより、達成される。
塵埃回収用の箱を設け、かつ、この箱に、熱により変形
する形状記憶合金材によって破断され、前記塵埃回収用
の箱内に消火物質を噴出又は、流出する消火装置を備え
ることにより、達成される。
乗客コンベアの踏み断とくし板の隙間から入ってきた火
の付いている吸殻は、踏み段が反転するターミナル部の
下方に設けられた塵埃回収箱に累積した可燃性のごみに
引火する。このとき、熱によって、形状記憶合金材が伸
長又は変形し、消火物質が塵埃回収箱内に噴出又は流出
して小火の内に火災を防止できる。
の付いている吸殻は、踏み段が反転するターミナル部の
下方に設けられた塵埃回収箱に累積した可燃性のごみに
引火する。このとき、熱によって、形状記憶合金材が伸
長又は変形し、消火物質が塵埃回収箱内に噴出又は流出
して小火の内に火災を防止できる。
したがって、常時、塵埃回収箱内に水を貯えておく必要
がないばかりか、小火の間に敏感に熱変化を感知し、安
価に、簡易な形状であるとともに、保守性を高めたもの
とすることができる。
がないばかりか、小火の間に敏感に熱変化を感知し、安
価に、簡易な形状であるとともに、保守性を高めたもの
とすることができる。
以下9本発明の一実施例を図に基づき説明する。
第1図、第2図において、1は機械室、2はターミナル
ギヤ、3は踏み段、4は、踏み段3が反転するターミナ
ルギヤ2外周部の下方の機械室1底面に設けられた塵埃
回収箱、5は、常温では、適当なコイル状に形成され、
温度上昇に伴い直線状に変形する形状記憶合金材で作ら
れた線を示し、その先端は、鋭く針状に加工しである。
ギヤ、3は踏み段、4は、踏み段3が反転するターミナ
ルギヤ2外周部の下方の機械室1底面に設けられた塵埃
回収箱、5は、常温では、適当なコイル状に形成され、
温度上昇に伴い直線状に変形する形状記憶合金材で作ら
れた線を示し、その先端は、鋭く針状に加工しである。
7は、消火物質(例えば水、消火粉末又は、消火薬剤等
を薄い膜で密閉した消火タンクを示し、6は、踏み段3
から塵埃回収箱4内に落ちて累積した可燃性のごみであ
る。
を薄い膜で密閉した消火タンクを示し、6は、踏み段3
から塵埃回収箱4内に落ちて累積した可燃性のごみであ
る。
しかして、今1乗客が火の付いた吸殻を踏み段3上に落
とすと、この吸殻は、踏み段3の移動によって運ばれ、
踏み段3が反転するターミナル部で踏み段3とくし板(
図示せず)の隙間から落下して塵埃回収箱4の中に入る
。この吸殻の火が塵埃回収箱4に累積した可燃性ごみ6
に引火する。
とすと、この吸殻は、踏み段3の移動によって運ばれ、
踏み段3が反転するターミナル部で踏み段3とくし板(
図示せず)の隙間から落下して塵埃回収箱4の中に入る
。この吸殻の火が塵埃回収箱4に累積した可燃性ごみ6
に引火する。
このとき、ごみ6燃える熱により形状記憶合金線5が変
形し直線状となり、形状記憶合金線5の先端が、消火タ
ンク7の外装膜を破る。消火タンクからは、消火物質が
噴出又は流出し、ごみ6の火災は小火の内に消火される
。
形し直線状となり、形状記憶合金線5の先端が、消火タ
ンク7の外装膜を破る。消火タンクからは、消火物質が
噴出又は流出し、ごみ6の火災は小火の内に消火される
。
塵埃回収箱4内に形状記憶合金線5を複数個設けること
で、広い面積を持つ塵埃回収箱4の角部分の小火でも敏
感に感知することが可能である。
で、広い面積を持つ塵埃回収箱4の角部分の小火でも敏
感に感知することが可能である。
消火物質は、塵埃回収箱4内のみに噴出又は、流出する
ため、この消火物質が機械室1内を汚すことがないばか
りか、保守員が塵埃回収箱4の清掃のときは、ごみ6の
みを塵埃回収箱4から回収すれば良く、従来と同様に手
早く掃除を行なうことができる。
ため、この消火物質が機械室1内を汚すことがないばか
りか、保守員が塵埃回収箱4の清掃のときは、ごみ6の
みを塵埃回収箱4から回収すれば良く、従来と同様に手
早く掃除を行なうことができる。
本発明によれば、踏み段とくし板の隙間から落下し、累
積したごみがたばこの吸殻等により引火した場合でも、
小火の内に消火でき、しがも一端消火装置が作動しても
早く復旧でき、又消火装置も安価に、熱感知に優れたも
のとなる効果がある。
積したごみがたばこの吸殻等により引火した場合でも、
小火の内に消火でき、しがも一端消火装置が作動しても
早く復旧でき、又消火装置も安価に、熱感知に優れたも
のとなる効果がある。
第1図は、本発明の一実施例になる火災防止装置を備え
た乗客コンベアの側断面図、第2図は、第1図に示す乗
客コンベアの塵埃回収箱部分の拡大平面図である。 1・・・機械室、2・・・ターミナルギヤ、3・・・踏
み段、4・・・塵埃回収箱、5・・・形状記憶合金線、
6・・・ごみ、7・・・消火タンク・ 手続補正書 (方式) %式% 事件の表示 特願昭63−23361、 発明の名称 エスカL/−夕の火災防止装置 補正をする者 事件との関係 出願人 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日立エレベータサービス株式会社 代表者 平用博夫
た乗客コンベアの側断面図、第2図は、第1図に示す乗
客コンベアの塵埃回収箱部分の拡大平面図である。 1・・・機械室、2・・・ターミナルギヤ、3・・・踏
み段、4・・・塵埃回収箱、5・・・形状記憶合金線、
6・・・ごみ、7・・・消火タンク・ 手続補正書 (方式) %式% 事件の表示 特願昭63−23361、 発明の名称 エスカL/−夕の火災防止装置 補正をする者 事件との関係 出願人 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日立エレベータサービス株式会社 代表者 平用博夫
Claims (1)
- (1)エスカレータ或いは、電動道路等の乗客コンベア
において、踏み段が反転するターミナル部の下方に、塵
埃回収用の箱を設け、かつ、この箱に熱により変形する
形状記憶合金材によつて破断され、前記塵埃回収用の箱
内に消化物質を噴出又は、流出する消化装置を備えたこ
とを特徴とするエスカレータの火災防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63233612A JPH07121800B2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63233612A JPH07121800B2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 乗客コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0286593A true JPH0286593A (ja) | 1990-03-27 |
JPH07121800B2 JPH07121800B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=16957774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63233612A Expired - Lifetime JPH07121800B2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07121800B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61121846U (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-31 | ||
JPS61162682U (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-08 | ||
JPS6367582U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-07 |
-
1988
- 1988-09-20 JP JP63233612A patent/JPH07121800B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61121846U (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-31 | ||
JPS61162682U (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-08 | ||
JPS6367582U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07121800B2 (ja) | 1995-12-25 |
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