JPH028630Y2 - - Google Patents

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JPH028630Y2
JPH028630Y2 JP1531885U JP1531885U JPH028630Y2 JP H028630 Y2 JPH028630 Y2 JP H028630Y2 JP 1531885 U JP1531885 U JP 1531885U JP 1531885 U JP1531885 U JP 1531885U JP H028630 Y2 JPH028630 Y2 JP H028630Y2
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die
die head
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は被覆溶接棒塗装機の塗装ヘツド、特に
ダイス部を内蔵するダイヘツドの着脱を容易にし
た塗装ヘツドに関するものである。
(従来の技術) 一般に、被覆溶接棒の自動塗装機は、成形した
フラツクスを充填するフラツクスシリンダーの一
端に、ダイスを内蔵するダイヘツドを装着した塗
装ヘツドから構成されており、前記フラツクスシ
リンダー内のフラツクスをピストンにて加圧して
押出すと同時に、塗装ヘツド内に心線を供給し、
該心線周囲にフラツクスを被覆せしめて塗装を行
なつている。このフラツクスの加圧力は300〜800
Kg/cm2と非常に高圧なため、塗装ヘツドの構造は
強固なものとなつている。
溶接棒の銘柄を切替る場合、塗装ダイヘツド内
に残留したフラツクスは、その都度完全に取り除
く必要があり、又塗装ヘツド内の心線ガイド及び
ダイス等の部品も場合によつては取替える必要も
ある。しかし、今まではダイヘツドは塗装ヘツド
に対し一体的に装着されており、その脱着作業に
多大の手数と時間を要した。
そこで、この手数と時間を省くために、例えば
実開昭59−68692号公報に示すように、心線ガイ
ドを有するダイヘツドを別体に形成し、これを塗
装ヘツドに着脱自在に装着してなる技術が提案さ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記実開昭59−68692号公報に
示す塗装ヘツドは、別体のダイヘツドと塗装ヘツ
ドとの摺り合せ部が直線状であるため、ダイヘツ
ドの脱着の際大きな力を要し、特に脱離の場合に
は非常に過大の力がいる。又、ダイヘツドの脱着
は、狭隘なスペースの心線供給機側から行なうた
め、作業が困難で手間がかかる、等の不都合があ
つた。
本考案はこのような不都合を解消し、ダイヘツ
ドの脱着が容易でしかもダイヘツドの装着が強固
であり、これにより銘柄切替を迅速に行なうこと
が可能な被覆溶接棒塗装機の塗装ヘツドを提供せ
んとするものである。
(問題点を解決するための手段・作用) このような目的を達成するための本考案の構成
は次の通りである。
フラツクスシリンダーの一端に装着され、ダイ
スを先端側に及び心線ガイドを該ダイスのセンタ
ーに一致する如く設けてなる被覆溶接棒塗装機の
塗装ヘツドにおいて、 ダイス及び心線ガイドを含むダイヘツドを塗装
ヘツド本体と別体に形成し、前記ダイヘツドの塗
装ヘツドに対する取付けをダイス側を大径とする
テーパ嵌合構造とすると共に、塗装ヘツド本体側
にダイヘツドに設けたフランジを押圧固定する締
結装置及びダイヘツドフランジの脱離を行なう脱
離装置を夫々設けたことを特徴とする被覆溶接棒
塗装機の塗装ヘツド。
本考案では塗装ヘツド本体とダイヘツドとをテ
ーパ嵌合構造としたので、着脱が容易でしかもダ
イヘツドの締付け及び脱離も極めて効果的に行な
える。又、ダイヘツドの締結装置及び脱離装置を
夫々設けたので、確実かつ強固な締結と、迅速な
脱離が可能となる。
(実施例) 以下本考案を第1図〜第3図に示す実施例に基
づいて説明する。
フラツクス10を充填したフラツクスシリンダ
ー1の一端に塗装ヘツドが、そのフランジ14を
取付ボルト12及び取付ナツト13を介してシリ
ンダー1に取付けることによつて、装着されてい
る。塗装ヘツドは図示の如くそのフラツクス押し
出し方向がシリンダー1の軸心に対し45度の角度
をなすように構成されており、この方向に合致し
て心線供給機からの心線ガイドパイプ11が設け
られ、かつヘツドに心線ガイド3が内蔵される。
塗装ヘツドは第2図に示すように、ヘツド先端
のダイス5及び内蔵した心線ガイド3部分を包含
するダイヘツド6を別体の差込式の分離構造とし
て構成されている。したがつて、塗装ヘツドはダ
イヘツド6収容用の穴を設けた塗装ヘツド本体4
と、該ヘツド本体4の穴に差込まれるダイヘツド
6とから構成される。
本考案ではこのダイヘツド6のヘツド本体4に
対する取付けを、図示の如くダイス5側を大径に
したテーパ嵌合構造としており、ヘツド本体4に
はテーパ状の穴が設けられ、ダイヘツド6はこの
穴に対応するテーパ形状に形成される。
しかしてダイヘツド6は第2図に示すように、
ヘツド本体4に嵌挿されるテーパ部と、その大径
側の端部周囲に張設されたフランジと、ダイスを
内蔵したダイスキヤツプとからなる。該ダイスキ
ヤツプはダイヘツドに螺合されており、これを取
外すことによつてダイスを交換し得る。
テーパ状のダイヘツド6は、塗装機による塗装
作業では非常な高圧に抗することが要求されるこ
とから、ヘツド本体4に強固に装着しなければな
らない。そこで本考案では前記ダイヘツド6のフ
ランジを押圧する締結装置9を、ヘツド本体側に
設置している。すなわち、この締結装置9の一例
を示せば、第4図〜第6図に示す如く、ヘツド本
体4に固定したサポート27に支点18位置にて
軸支したアームの一端に、押えアーム23を軸着
し、該押えアーム23の先端に締結用押えネジ2
6を設けると共に、前記支点18にて二本の脚部
が軸支されかつ前記アームをはさむようにした門
型アーム19を設け、該門型アーム19と前記押
えアーム23とをリンク22にて連結して構成し
ている。門型アーム19の頭部にはレバー挿入穴
17が設けられている。リンク22は一端を押え
アーム23の中間に軸24にて軸着され、他端を
門型アーム19の頭部に接するようにして軸着さ
れている。
このような締結装置9は、対向して二組配置さ
れる。この装置の開閉原理を説明すると、第5図
の閉状態では、軸24の中心は軸18と軸21の
中心を結ぶ線の上に位置しており、これによつて
強固な締結力を発揮させている。この状態で挿入
穴17にレバー8を差込み軸18を支点にアーム
19を矢印方向20に移動すると、軸21により
アーム9に取付たリンク22が軸25を支点に回
転運動を行い、その結果アーム23の押えネジ2
6によりダイヘツド6の締結の解除を行う。
次に、脱離装置について第7図、第8図をもと
に説明する。第7図はヘツド本体4よりダイヘツ
ド6を取り外した状態での脱離装置を示したもの
で、ヘツド本体4に固定した支持部33にピン3
0を介して回動アーム34を設け、該回動アーム
34にはその先端内部にレバー差込穴28が、又
ヘツド本体4側の他端には爪31が一体として設
けられている。そしてダイヘツド6をヘツド本体
4に挿着したとき、前記爪31がダイヘツド6の
フランジ16に固着した当板32に接触する如く
している。このためヘツド本体4からダイヘツド
6を脱離する場合には、締結装置9を外してか
ら、差込穴28にレバー8を差込みこれを矢印2
9方向に軸30を支点として回転すると、テコの
原理によりフランジ16を外方へ押し、ダイヘツ
ド6の脱離を容易にする。
なお、ダイヘツド6をヘツド本体4に装着する
場合、脱離装置7の爪31とダイヘツドのフラン
ジ16に固着した当板32とは正確に同一位置に
しなければならないので、第3図に示すように、
ヘツド本体4側にストツパ35を固着し、フラン
ジ16に該ストツパ35に当接する切欠きを設け
ておけば、締結時に自動的に位置決めすることが
できる。
(考案の効果) 本考案の塗装ヘツドにおいては上記の如く、ダ
イヘツドのヘツド本体に対する取付けをテーパ嵌
合構造としているため、差込嵌合部にフラツクス
の侵入があつてもその着脱が容易となると共に、
この嵌合構造と締結装置及び脱離装置を組合せる
ことによつて、ダイヘツドとヘツド本体との締結
が強固でかつ脱離が簡単となる利点がある。
したがつて、本考案では例えば各品種ごとにダ
イヘツドを複数容易しておけば、内部部品の取替
作業が不要となり、その結果溶接棒の品種切替作
業の大幅な合理化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る塗装ヘツドの具体例を示
す断面図、第2図はヘツド本体とダイヘツドの分
離状態を示す説明図、第3図は第1図のヘツド正
面図である。第4図は本考案において用いる締結
装置の一例を示す斜視図、第5図及び第6図は締
結装置の開閉状態を夫々示す側面図である。第7
図は脱離装置の一例を示す斜視図、第8図は脱離
装置の側面図である。 4……塗装ヘツド本体、5……ノズル、6……
ダイヘツド、7……脱離装置、8……レバー、9
……締結装置、10……フラツクス、11……心
線ガイドパイプ、16……ダイヘツドフランジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フラツクスシリンダーの一端に装着され、ダイ
    スを先端側に及び心線ガイドを該ダイスのセンタ
    ーに一致する如く設けてなる被覆溶接棒塗装機の
    塗装ヘツドにおいて、 ダイス及び心線ガイドを含むダイヘツドを塗装
    ヘツド本体と別体に形成し、前記ダイヘツドの塗
    装ヘツドに対する取付けをダイス側を大径とする
    テーパ嵌合構造とすると共に、塗装ヘツド本体側
    にダイヘツドに設けたフランジを押圧固定する締
    結装置及びダイヘツドフランジの脱離を行なう脱
    離装置を夫々設けたことを特徴とする被覆溶接棒
    塗装機の塗装ヘツド。
JP1531885U 1985-02-07 1985-02-07 Expired JPH028630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1531885U JPH028630Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JP1531885U JPH028630Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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Publication Number Publication Date
JPS61133285U JPS61133285U (ja) 1986-08-20
JPH028630Y2 true JPH028630Y2 (ja) 1990-03-01

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ID=30501052

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