JPH028571Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028571Y2 JPH028571Y2 JP12082884U JP12082884U JPH028571Y2 JP H028571 Y2 JPH028571 Y2 JP H028571Y2 JP 12082884 U JP12082884 U JP 12082884U JP 12082884 U JP12082884 U JP 12082884U JP H028571 Y2 JPH028571 Y2 JP H028571Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper member
- rotating rod
- bracket
- scrap
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 10
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、メタルラス天井用トリミング型にお
いて、トリミング型本体でスクラツプを切断した
後のスクラツプの流れ性を向上させるようにした
トリミング型スクラツプ払い出し構造に関するも
のである。
いて、トリミング型本体でスクラツプを切断した
後のスクラツプの流れ性を向上させるようにした
トリミング型スクラツプ払い出し構造に関するも
のである。
従来のトリミング型は第5図に示す位置から、
上型1を降下させることによつて上型1と下型2
のすり合わせによつてワーク3を、第6図に示す
ような製品部3aとスクラツプ部3bに切断する
シヤー方式を採用しており、これによつて、切断
されたスクラツプ部3bはスクラツプシユーター
4に沿つて落下するよう構成されている。しかる
に、近年、内装材の品質向上により、ワーク3の
天井表皮にもフアブリツクタイプのものが多くな
り、メタルラス天井にもフアブリツク表皮が追加
されるようになつてきた。しかしながら、第7図
に示すように、メタルラス天井5はその構成が鋼
板(メタルラス)5aとポリエチレンフオーム5
b及びフアブリツク表皮5cとから成つているた
め、現状のトリミング方法では、鋼板(メタルラ
ス)5aによる上下刃の摩耗が激しく、第8図に
示すように摩耗部に必常に細いフアブリツク繊維
6が入つて、切味が悪くなり、製品部3aとスク
ラツプ部3bが完全に離れず、数本のフアブリツ
ク繊維によつてつながる結果、スクラツプ流れ不
良を発生し、ラインが停止してしまうという不具
合が生じることがあつた。
上型1を降下させることによつて上型1と下型2
のすり合わせによつてワーク3を、第6図に示す
ような製品部3aとスクラツプ部3bに切断する
シヤー方式を採用しており、これによつて、切断
されたスクラツプ部3bはスクラツプシユーター
4に沿つて落下するよう構成されている。しかる
に、近年、内装材の品質向上により、ワーク3の
天井表皮にもフアブリツクタイプのものが多くな
り、メタルラス天井にもフアブリツク表皮が追加
されるようになつてきた。しかしながら、第7図
に示すように、メタルラス天井5はその構成が鋼
板(メタルラス)5aとポリエチレンフオーム5
b及びフアブリツク表皮5cとから成つているた
め、現状のトリミング方法では、鋼板(メタルラ
ス)5aによる上下刃の摩耗が激しく、第8図に
示すように摩耗部に必常に細いフアブリツク繊維
6が入つて、切味が悪くなり、製品部3aとスク
ラツプ部3bが完全に離れず、数本のフアブリツ
ク繊維によつてつながる結果、スクラツプ流れ不
良を発生し、ラインが停止してしまうという不具
合が生じることがあつた。
本考案の目的は上述した不具合に鑑みなされた
もので、ワークを製品部とスクラツプ部に分離す
る際に該スクラツプ部がフアブリツクの繊維によ
り製品部につながつたままになることを確実に防
止することのできるトリミング型スクラツプ払い
出し構造を提供するにある。
もので、ワークを製品部とスクラツプ部に分離す
る際に該スクラツプ部がフアブリツクの繊維によ
り製品部につながつたままになることを確実に防
止することのできるトリミング型スクラツプ払い
出し構造を提供するにある。
このような目的を達成するために、本考案は、
上型に配設されたブラケツトに回転自在に軸支さ
れた回転棒と、該回転棒の所定位置に該回転棒の
軸線方向と直交するごとく設けられた払いバー
と、前記回転棒に払いバーと略反対方向へ突出す
るごとく設けられた第1のストツパ部材と、前記
ブラケツトに設けられ前記第1のストツパ部材が
当接係止される第2のストツパ部材と、前記第1
のストツパ部材とブラケツトに掛架され、該第1
のストツパ部材を常時第2のストツパ部材と当接
する方向に付勢するばね部材とから成る構成とし
たものである。
上型に配設されたブラケツトに回転自在に軸支さ
れた回転棒と、該回転棒の所定位置に該回転棒の
軸線方向と直交するごとく設けられた払いバー
と、前記回転棒に払いバーと略反対方向へ突出す
るごとく設けられた第1のストツパ部材と、前記
ブラケツトに設けられ前記第1のストツパ部材が
当接係止される第2のストツパ部材と、前記第1
のストツパ部材とブラケツトに掛架され、該第1
のストツパ部材を常時第2のストツパ部材と当接
する方向に付勢するばね部材とから成る構成とし
たものである。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を
説明する。
説明する。
第1図は本考案に係るトリミング型スクラツプ
払い出し構造の一実施例を示す要部斜視図であ
る。スクラツプ払い出し機構は上型8にブラケツ
ト9を介して取り付けられた構造となつており、
ブラケツト9の内側面に固定された円筒状の回転
棒用軸受10と、基端部が該軸受10内に回転自
在に支持された回転棒11と、この回転棒11の
長手方向の略中央部近傍に固定されかつ該回転棒
11の軸線と直交するごとく延設された払いバー
12と、前記回転棒11の基端部近傍に取り付け
られると共に該回転棒11の長手方向と直交する
方向であつて前記払いバー12の突出方向と略反
対方向に延設された第1のストツパ部材13と、
基端部が前記ブラケツト9に取り付けられかつ前
記回転棒11と平行な状態で所定量延設されると
共に前記第1のストツパ部材13の上方に位置す
る第2のストツパ部材14と、前記第1のストツ
パ部材13の先端部とブラケツト9にそれぞれ掛
架されかつ前記第1のストツパ部材13を常時上
方側(第2のストツパ部材14側)へ付勢するコ
イルばね15とから構成されている。
払い出し構造の一実施例を示す要部斜視図であ
る。スクラツプ払い出し機構は上型8にブラケツ
ト9を介して取り付けられた構造となつており、
ブラケツト9の内側面に固定された円筒状の回転
棒用軸受10と、基端部が該軸受10内に回転自
在に支持された回転棒11と、この回転棒11の
長手方向の略中央部近傍に固定されかつ該回転棒
11の軸線と直交するごとく延設された払いバー
12と、前記回転棒11の基端部近傍に取り付け
られると共に該回転棒11の長手方向と直交する
方向であつて前記払いバー12の突出方向と略反
対方向に延設された第1のストツパ部材13と、
基端部が前記ブラケツト9に取り付けられかつ前
記回転棒11と平行な状態で所定量延設されると
共に前記第1のストツパ部材13の上方に位置す
る第2のストツパ部材14と、前記第1のストツ
パ部材13の先端部とブラケツト9にそれぞれ掛
架されかつ前記第1のストツパ部材13を常時上
方側(第2のストツパ部材14側)へ付勢するコ
イルばね15とから構成されている。
次に、第2図ないし第4図を用いてその作用に
ついて説明する。まず、第2図は上型8の下降前
の状態を示しており、このときワーク16は下型
17に載置されかつ払いバー12は第1のストツ
パ部材13が第2のストツパ部材14に当接係止
されていることによりその基端側から開放端側に
向つて下がるごとく傾斜した状態となつている。
ついて説明する。まず、第2図は上型8の下降前
の状態を示しており、このときワーク16は下型
17に載置されかつ払いバー12は第1のストツ
パ部材13が第2のストツパ部材14に当接係止
されていることによりその基端側から開放端側に
向つて下がるごとく傾斜した状態となつている。
次に、第3図に示すように、上型8が下降し、
ワーク16を切断する直前の状態では、払いバー
12はワーク16の剛性により同図に示すように
略水平な状態となるよう開放端側が押し上げられ
る。このとき、コイルばね15は通常の状態より
も伸ばされるため、払いバー12にはワーク16
をかき落とそうとする力Fが働くことになる。更
に、上型8が下降し、第4図に示すように上型8
と下型17によつてワーク16が製品部16aと
スクラツプ部16bに切断されると、上述のワー
ク16の剛性がなくなるため、前記力Fにより数
本残つているフアブリツク繊維18をひきちぎつ
てスクラツプ部16bをかき落とす。このよう
に、本実施例のものはワーク16を製品部16a
とスクラツプ部16bに分離するときに、コイル
ばね15の弾性によりフアブリツク繊維を強制的
に切断してスクラツプ部16bがフアブリツク繊
維により製品部16aについたままになることを
確実に防止するようにしたものである。
ワーク16を切断する直前の状態では、払いバー
12はワーク16の剛性により同図に示すように
略水平な状態となるよう開放端側が押し上げられ
る。このとき、コイルばね15は通常の状態より
も伸ばされるため、払いバー12にはワーク16
をかき落とそうとする力Fが働くことになる。更
に、上型8が下降し、第4図に示すように上型8
と下型17によつてワーク16が製品部16aと
スクラツプ部16bに切断されると、上述のワー
ク16の剛性がなくなるため、前記力Fにより数
本残つているフアブリツク繊維18をひきちぎつ
てスクラツプ部16bをかき落とす。このよう
に、本実施例のものはワーク16を製品部16a
とスクラツプ部16bに分離するときに、コイル
ばね15の弾性によりフアブリツク繊維を強制的
に切断してスクラツプ部16bがフアブリツク繊
維により製品部16aについたままになることを
確実に防止するようにしたものである。
以上説明したように本考案に係るトリミング型
スクラツプ払い出し構造によれば、数本のフアブ
リツク繊維で製品とつながつているスクラツプを
ばね部材の弾性力を利用して強制的に払い落すよ
う構成したことにより、スクラツプ流れ不良によ
るライン停止及び製品の傷付きを確実に防止でき
るようになり、したがつてラインの稼動率の向上
及び製品不良率の低下を図ることができるという
効果を奏する。
スクラツプ払い出し構造によれば、数本のフアブ
リツク繊維で製品とつながつているスクラツプを
ばね部材の弾性力を利用して強制的に払い落すよ
う構成したことにより、スクラツプ流れ不良によ
るライン停止及び製品の傷付きを確実に防止でき
るようになり、したがつてラインの稼動率の向上
及び製品不良率の低下を図ることができるという
効果を奏する。
第1図は本考案に係るトリミング型スクラツプ
払い出し構造の一実施例を示す要部斜視図、第2
図ないし第4図は第1図に示す実施例の動作説明
図、第5図及び第6図は従来のメタルラス天井ト
リミング型の動作説明図、第7図はメタルラス天
井の断面図、第8図は第6図のA部の拡大断面図
である。 8……上型、9……ブラケツト、10……軸
受、11……回転棒、12……払いバー、13…
…第1のストツパ部材、14……第2のストツパ
部材、15……コイルばね。
払い出し構造の一実施例を示す要部斜視図、第2
図ないし第4図は第1図に示す実施例の動作説明
図、第5図及び第6図は従来のメタルラス天井ト
リミング型の動作説明図、第7図はメタルラス天
井の断面図、第8図は第6図のA部の拡大断面図
である。 8……上型、9……ブラケツト、10……軸
受、11……回転棒、12……払いバー、13…
…第1のストツパ部材、14……第2のストツパ
部材、15……コイルばね。
Claims (1)
- 上型に配設されたブラケツトに回転自在に軸支
された回転棒と、該回転棒の所定位置に該回転棒
の軸線方向と直交するごとく設けられた払いバー
と、前記回転棒に払いバーと略反対方向へ突出す
るごとく設けられた第1のストツパ部材と、前記
ブラケツトに設けられ前記第1のストツパ部材が
当接係止される第2のストツパ部材と、前記第1
のストツパ部材とブラケツトに掛架され、該第1
のストツパ部材を常時第2のストツパ部材と当接
する方向に付勢するばね部材とから構成されたこ
とを特徴とするトリミング型スクラツプ払い出し
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12082884U JPS6136324U (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | トリミング型スクラツプ払い出し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12082884U JPS6136324U (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | トリミング型スクラツプ払い出し構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6136324U JPS6136324U (ja) | 1986-03-06 |
JPH028571Y2 true JPH028571Y2 (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=30679637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12082884U Granted JPS6136324U (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | トリミング型スクラツプ払い出し構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6136324U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05323Y2 (ja) * | 1990-08-20 | 1993-01-07 |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP12082884U patent/JPS6136324U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6136324U (ja) | 1986-03-06 |
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