JPH0283521A - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
- Publication number
- JPH0283521A JPH0283521A JP23608188A JP23608188A JPH0283521A JP H0283521 A JPH0283521 A JP H0283521A JP 23608188 A JP23608188 A JP 23608188A JP 23608188 A JP23608188 A JP 23608188A JP H0283521 A JPH0283521 A JP H0283521A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 43
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 12
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 16
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどに適用
可能な光走査装置に関する。
可能な光走査装置に関する。
(従来の技術)
従来一般的に使用されている光走査装置は、回転多面鏡
を用いたものである。第9図は、この種従来の光走査装
置の例を示す。第9図において、レーザ光源21から出
たレーザ光は、ビームコンプレッサ22、音響光学変調
器23、ビームエキスパンダ24、シリンドリカルレン
ズ25を介して回転多面鏡27の反射面に導かれる。回
転多面鏡27はモータ26によって回転駆動され、レー
ザ光源21側からのレーザ光を反射すると共に一定の角
度範囲で偏向する。回転多面鏡27による反射光路上に
はトロイダルレンズ28とfθレンズ29が配置され、
回転多面鏡27からの反射光を感光体ドラム30の面上
に結像させるようになっている。周知のように、回転多
面鏡27の回転により光ビームが感光体ドラム30上を
その回転軸方向である主走査方向に走査する。上記光ビ
ームには音響光学変調器23によって画像情報信号が乗
せられており、感光体ドラム30をその軸の周りに回転
させて副走査を行うことにより、感光体ドラム30上に
所定の画像が記録される。
を用いたものである。第9図は、この種従来の光走査装
置の例を示す。第9図において、レーザ光源21から出
たレーザ光は、ビームコンプレッサ22、音響光学変調
器23、ビームエキスパンダ24、シリンドリカルレン
ズ25を介して回転多面鏡27の反射面に導かれる。回
転多面鏡27はモータ26によって回転駆動され、レー
ザ光源21側からのレーザ光を反射すると共に一定の角
度範囲で偏向する。回転多面鏡27による反射光路上に
はトロイダルレンズ28とfθレンズ29が配置され、
回転多面鏡27からの反射光を感光体ドラム30の面上
に結像させるようになっている。周知のように、回転多
面鏡27の回転により光ビームが感光体ドラム30上を
その回転軸方向である主走査方向に走査する。上記光ビ
ームには音響光学変調器23によって画像情報信号が乗
せられており、感光体ドラム30をその軸の周りに回転
させて副走査を行うことにより、感光体ドラム30上に
所定の画像が記録される。
(発明が解決しようとする課題)
上記のような回転多面鏡を用いた光走査装置によれば、
回転多面鏡の各反射面の而倒れにより副走査方向の走査
線のピッチむらが発生して画質の劣化を生じることから
、上記面倒れを極力少なくすることが要求される。その
ために、回転多面鏡の極めて高度な加工精度が要求され
ると共に、面倒れを補正するためにシリンドリカルレン
ズやトロイダルレンズを必要とし、光学系の構成が複雑
になるという問題がある。また、回転多面鏡の回転角θ
に対して主走査角は2θとなるため1回転多面鏡の回転
速度に対して画像信号処理速度を高める必要があり、画
像信号の処理時間の効率が悪くなるという問題があり、
かつ、即動モータのジッターが2倍になるなどの問題が
あった。
回転多面鏡の各反射面の而倒れにより副走査方向の走査
線のピッチむらが発生して画質の劣化を生じることから
、上記面倒れを極力少なくすることが要求される。その
ために、回転多面鏡の極めて高度な加工精度が要求され
ると共に、面倒れを補正するためにシリンドリカルレン
ズやトロイダルレンズを必要とし、光学系の構成が複雑
になるという問題がある。また、回転多面鏡の回転角θ
に対して主走査角は2θとなるため1回転多面鏡の回転
速度に対して画像信号処理速度を高める必要があり、画
像信号の処理時間の効率が悪くなるという問題があり、
かつ、即動モータのジッターが2倍になるなどの問題が
あった。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためにな
されたもので、原理的に面倒れの問題がなく、また、光
偏向素子の回転角θに対して主走査角もθとなるように
して画像信号の処理時間の効率を向上させることができ
る光走査装置を提供することを目的とする。
されたもので、原理的に面倒れの問題がなく、また、光
偏向素子の回転角θに対して主走査角もθとなるように
して画像信号の処理時間の効率を向上させることができ
る光走査装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、回転軸の周りに配設された複数の光偏向素子
が、上記回転軸と平行な入射光束を90゜偏向して上記
回転軸に直角な平行光束として出射させるように構成さ
れ、上記光偏向素子からの出射光束を結像面に結像させ
る結像レンズが上記光偏向素子と結像面との間に配置さ
れていることを特徴とする。
が、上記回転軸と平行な入射光束を90゜偏向して上記
回転軸に直角な平行光束として出射させるように構成さ
れ、上記光偏向素子からの出射光束を結像面に結像させ
る結像レンズが上記光偏向素子と結像面との間に配置さ
れていることを特徴とする。
(作用)
光源からの光束は、複数の光偏向素子の回転軸と平行に
進み、上記光偏向素子により上記回転軸に直角な平行光
束として出射される。上記光偏向素子が回転軸の周りに
回転することにより、この光偏向素子の回転角度と同じ
角度で上記出射光が主走査方向に偏向される。この偏向
光は結像レンズにより結像面に結像される。
進み、上記光偏向素子により上記回転軸に直角な平行光
束として出射される。上記光偏向素子が回転軸の周りに
回転することにより、この光偏向素子の回転角度と同じ
角度で上記出射光が主走査方向に偏向される。この偏向
光は結像レンズにより結像面に結像される。
(実施例)
以下、第1図ないし第8図を参照しながら本発明にかか
る光走査装置の実施例について説明する。
る光走査装置の実施例について説明する。
第1図において、符号3は回転プリズムハウジングを示
しており、この回転プリズムハウジング3は回転軸7を
中心にして図示されない原動モータによって回転睡動さ
れる。上記ハウジング3の上面の周縁部には回転方向に
長い窓孔3aが一定間隔で形成され、また、上記ハウジ
ング3の外周面にも上記窓孔3aと対応する位置に回転
方向に長い窓孔3bが一定間隔で形成されている。上記
ハウジング3には対をなす上記各窓孔3a、3bの位置
においてそれぞれ光偏向素子としての5角柱プリズム4
が配設されている。
しており、この回転プリズムハウジング3は回転軸7を
中心にして図示されない原動モータによって回転睡動さ
れる。上記ハウジング3の上面の周縁部には回転方向に
長い窓孔3aが一定間隔で形成され、また、上記ハウジ
ング3の外周面にも上記窓孔3aと対応する位置に回転
方向に長い窓孔3bが一定間隔で形成されている。上記
ハウジング3には対をなす上記各窓孔3a、3bの位置
においてそれぞれ光偏向素子としての5角柱プリズム4
が配設されている。
第2図に示すように、5角柱プリズム4は、光の入射面
4aとこれに直角な光の出射面4dを有すると共に、入
射面4aから入射した光を略45゜の向きに反射する第
1の反射面4bとこの反射面4bによって反射された光
をさらに略45°の向きに反射して出射面4dから出射
させる第2の反射面4cとを有してなる。上記二つの反
射面4b。
4aとこれに直角な光の出射面4dを有すると共に、入
射面4aから入射した光を略45゜の向きに反射する第
1の反射面4bとこの反射面4bによって反射された光
をさらに略45°の向きに反射して出射面4dから出射
させる第2の反射面4cとを有してなる。上記二つの反
射面4b。
4cのなす角度αは略45″に設定されている。
第1図において、半導体レーザなどで構成されるレーザ
光源1から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ2
で平行光束とされ、光偏向素子としての前記複数の5角
柱プリズム4の回転軸7と平行に進んで上記5角柱プリ
ズム4に入射される。
光源1から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ2
で平行光束とされ、光偏向素子としての前記複数の5角
柱プリズム4の回転軸7と平行に進んで上記5角柱プリ
ズム4に入射される。
5角柱プリズム4は上記入射光束を90”偏向して上記
回転軸7に直角な平行光束として出射させる。
回転軸7に直角な平行光束として出射させる。
この出射光の前方には記録ドラム6が配置されている。
記録ドラム6の外周面は感光体で構成され、この感光体
面が結像面となっている。上記5角柱プリズム4と記録
ドラム6との間には、5角柱プリズム4からの出射光束
を記録ドラム6の結像面に結像させるためのfθレンズ
5が配置されている。
面が結像面となっている。上記5角柱プリズム4と記録
ドラム6との間には、5角柱プリズム4からの出射光束
を記録ドラム6の結像面に結像させるためのfθレンズ
5が配置されている。
次に、上記実施例の動作について説明する。
レーザ光源1からの光束はコリメータレンズ2により平
行光束となって5角柱プリズム4の一つに入射する。5
角柱プリズム4は回転プリズムハウジング3に取付けら
れていて、このハウジング3の軸7を中心とす゛る回転
により各5角柱プリズム4も軸7を中心にして回転し、
上記入射光束は主走査方向に偏向される。偏向された平
行光束はfOレンズ5を通り、記録ドラム6に達する。
行光束となって5角柱プリズム4の一つに入射する。5
角柱プリズム4は回転プリズムハウジング3に取付けら
れていて、このハウジング3の軸7を中心とす゛る回転
により各5角柱プリズム4も軸7を中心にして回転し、
上記入射光束は主走査方向に偏向される。偏向された平
行光束はfOレンズ5を通り、記録ドラム6に達する。
ここで、主走査断面内での光束の状態を見る。
5角柱プリズム4が第3図に実線で示す位置から@g4
Aで示す位置まで、軸7を中心として角度0だけ回転し
たとすると、入射光束は主走査方向に角度θだけ偏向さ
れて出射する。第3図ではレーザ光源側からの光束が紙
面に垂直な方向に入射する。上記光束は、5角柱プリズ
ム4に入射するときと出射するときの2回屈折し、また
、5角柱プリズム4内において2回反射されるが、これ
らの屈折面及び反射面への入射角度は、偏向中に変化す
ることはない。従って、光束のエネルギー変化がないこ
とになる。
Aで示す位置まで、軸7を中心として角度0だけ回転し
たとすると、入射光束は主走査方向に角度θだけ偏向さ
れて出射する。第3図ではレーザ光源側からの光束が紙
面に垂直な方向に入射する。上記光束は、5角柱プリズ
ム4に入射するときと出射するときの2回屈折し、また
、5角柱プリズム4内において2回反射されるが、これ
らの屈折面及び反射面への入射角度は、偏向中に変化す
ることはない。従って、光束のエネルギー変化がないこ
とになる。
次に、副走査断面内での光束の状態を見る。5角柱プリ
ズム4には、加工精度のばらつきなどによる静的な個々
のばらつきと、動的な変動とがある。動的な変動につい
ては、第4図に実線と鎖線で示すようにプリズム4が平
行移動する場合と、第5図に実線と鎖線で示すようにプ
リズム4が回転移動する場合とがある。しかし、プリズ
ム4の二つの反射面4b、4cのなす角度が前述のよう
に45°になっていて、入射光束を90°曲げて出射さ
せるため、プリズム4に上記のような動的な変動があっ
ても、プリズム4からの出射光束は第4図、第5図に鎖
線9A、9Bで示すように副走査断面内で一定の角度を
保持し、ただ、プリズム4に動的な変動がない場合と比
較して出射位置がずれるだけである。従って、プリズム
4からの出射光束がfθレンズ5の光軸と平行になるよ
うにしておけば、仮りにプリズム4に動的変動があった
としても、常にfθレンズ5の焦点位置である記録ドラ
ム6の結像面上の所定の位置に結像させることができる
。これは、光偏向素子の面倒れが原理的になくなるもの
である。
ズム4には、加工精度のばらつきなどによる静的な個々
のばらつきと、動的な変動とがある。動的な変動につい
ては、第4図に実線と鎖線で示すようにプリズム4が平
行移動する場合と、第5図に実線と鎖線で示すようにプ
リズム4が回転移動する場合とがある。しかし、プリズ
ム4の二つの反射面4b、4cのなす角度が前述のよう
に45°になっていて、入射光束を90°曲げて出射さ
せるため、プリズム4に上記のような動的な変動があっ
ても、プリズム4からの出射光束は第4図、第5図に鎖
線9A、9Bで示すように副走査断面内で一定の角度を
保持し、ただ、プリズム4に動的な変動がない場合と比
較して出射位置がずれるだけである。従って、プリズム
4からの出射光束がfθレンズ5の光軸と平行になるよ
うにしておけば、仮りにプリズム4に動的変動があった
としても、常にfθレンズ5の焦点位置である記録ドラ
ム6の結像面上の所定の位置に結像させることができる
。これは、光偏向素子の面倒れが原理的になくなるもの
である。
5角柱プリズム4の静的な個々のばらつきは、個々の5
角柱プリズム4の加工精度に依存する。
角柱プリズム4の加工精度に依存する。
特に重要なものは、5角柱プリズム4の内面反射をなす
2面4b、4cのなす角度αである。この角度αが個々
のプリズム4ごとにばらつくと、走査線の副走査方向の
ピッチむらとして表れる。しかし1個々の5角柱プリズ
ム4の製作加工工程に工夫を施せば、個々のプリズム4
の静的なばらつきを無くすことができる。第6図はその
製作加工工程の例を示すもので、プリズム素材である長
尺のブロックを加工して入射面及び反射面となる2面4
a、4dと内面反射面となる2面4b、4cを形成し、
その後、上記長尺のブロックを所定の長さに切断して個
々の5角柱プリズム4を得る。
2面4b、4cのなす角度αである。この角度αが個々
のプリズム4ごとにばらつくと、走査線の副走査方向の
ピッチむらとして表れる。しかし1個々の5角柱プリズ
ム4の製作加工工程に工夫を施せば、個々のプリズム4
の静的なばらつきを無くすことができる。第6図はその
製作加工工程の例を示すもので、プリズム素材である長
尺のブロックを加工して入射面及び反射面となる2面4
a、4dと内面反射面となる2面4b、4cを形成し、
その後、上記長尺のブロックを所定の長さに切断して個
々の5角柱プリズム4を得る。
一つの長尺ブロックから切り出された5角柱プリズム4
は同一のプリズムハウジング3(第1図参照)に納める
。こうすれば、−組の5角柱プリズム4の二つの反射面
4b、4cのなす角度αのばらつきを少なくすることが
でき、走査線のピッチむらを少なくすることができる。
は同一のプリズムハウジング3(第1図参照)に納める
。こうすれば、−組の5角柱プリズム4の二つの反射面
4b、4cのなす角度αのばらつきを少なくすることが
でき、走査線のピッチむらを少なくすることができる。
なお、5角柱プリズム4への入射光束と出射光束のなす
角度は90°にすべきであり、そのためには、5角柱プ
リズム4の二つの反射面4b、4cのなす角度αは45
°でなければならない。仮りに、上記入射光束と出射光
束のなす角度が90°以外の角度であるとすれば、走査
された光束がファンビームと称する円錐形状の軌跡を描
き、記録画像が歪んでしまう。
角度は90°にすべきであり、そのためには、5角柱プ
リズム4の二つの反射面4b、4cのなす角度αは45
°でなければならない。仮りに、上記入射光束と出射光
束のなす角度が90°以外の角度であるとすれば、走査
された光束がファンビームと称する円錐形状の軌跡を描
き、記録画像が歪んでしまう。
以上述べた実施例によれば、5角柱プリズム4を用いて
副走査面内で2回の反射により入射光束に対し出射光束
を90°曲げているため、5角柱プリズム4の動的変動
に対して出射光束の方向は一定である。従って、副走査
方向の光束の角度変化要因は複数の5角柱プリズム4の
反射面の角度のばらつきだけとなる。しかるに、5角柱
プリズム4は長尺ブロックを加工したのち所定の長さに
切断するという方法で製作すれば、個々の5角柱プリズ
ム4のばらつきを無くすことができるし、充分な精度が
得られるため、走査線のピッチむらを極めて少なくする
ことができる。また、5角柱プリズム4の回転角度と主
走査方向の偏向角度が等しいため、従来の光走査装置に
比べて光偏向素子の回転速度に対する画像信号の処理速
度は遅くてよく、安いコストで性能の高い光走査装置を
提供することができる。
副走査面内で2回の反射により入射光束に対し出射光束
を90°曲げているため、5角柱プリズム4の動的変動
に対して出射光束の方向は一定である。従って、副走査
方向の光束の角度変化要因は複数の5角柱プリズム4の
反射面の角度のばらつきだけとなる。しかるに、5角柱
プリズム4は長尺ブロックを加工したのち所定の長さに
切断するという方法で製作すれば、個々の5角柱プリズ
ム4のばらつきを無くすことができるし、充分な精度が
得られるため、走査線のピッチむらを極めて少なくする
ことができる。また、5角柱プリズム4の回転角度と主
走査方向の偏向角度が等しいため、従来の光走査装置に
比べて光偏向素子の回転速度に対する画像信号の処理速
度は遅くてよく、安いコストで性能の高い光走査装置を
提供することができる。
なお、光偏向素子として、上記実施例における5角柱プ
リズムに代えて第7図、第8図に示すような三角プリズ
ムを用いてもよい。第7図の例は。
リズムに代えて第7図、第8図に示すような三角プリズ
ムを用いてもよい。第7図の例は。
1個の三角プリズム10を用いて入射光束11に対し出
射光束12を90″曲げるようにしたものである。第8
図の例は、2個の三角プリズム13゜14を用いて入射
光束15に対し出射光束16を90″曲げるようにした
ものである。いずれの場合も、光偏向素子を構成する上
記プリズムを複数個用い、これを回転プリズムハウジン
グに取付けて軸7を中心に回転駆動する。上記のような
三角プリズムを用いる場合、最小偏角付近で光束を曲げ
るようにすれば、振り角度の安定性がよくなる。
射光束12を90″曲げるようにしたものである。第8
図の例は、2個の三角プリズム13゜14を用いて入射
光束15に対し出射光束16を90″曲げるようにした
ものである。いずれの場合も、光偏向素子を構成する上
記プリズムを複数個用い、これを回転プリズムハウジン
グに取付けて軸7を中心に回転駆動する。上記のような
三角プリズムを用いる場合、最小偏角付近で光束を曲げ
るようにすれば、振り角度の安定性がよくなる。
(発明の効果)
本発明によれば、回転軸の周りに配設された複数個の光
偏向素子を、上記回転軸と平行な入射光束を90°偏向
して上記回転軸に直角な平行光束として出射させるもの
で構成したため、光偏向素子の動的変動に対して出射光
束の方向は一定であり、結像レンズによって結像面の所
定の位置に結像させることができ、よって、原理的に面
倒れがなく、走査線のピッチむらの少ない光走査装置を
提供することができる。また、光偏向素子の回転角度と
主走査方向の偏向角度が等しいため、従来の光走査装置
に比べて光偏向素子の回転速度に対する画像信号の処理
速度は遅くてよく、安いコストで性能の高い光走査装置
を提供することができる。
偏向素子を、上記回転軸と平行な入射光束を90°偏向
して上記回転軸に直角な平行光束として出射させるもの
で構成したため、光偏向素子の動的変動に対して出射光
束の方向は一定であり、結像レンズによって結像面の所
定の位置に結像させることができ、よって、原理的に面
倒れがなく、走査線のピッチむらの少ない光走査装置を
提供することができる。また、光偏向素子の回転角度と
主走査方向の偏向角度が等しいため、従来の光走査装置
に比べて光偏向素子の回転速度に対する画像信号の処理
速度は遅くてよく、安いコストで性能の高い光走査装置
を提供することができる。
第1図は本発明にかかる光走査装置の実施例を示す斜視
図、第2図は同上実施例中の光偏向素子の斜視図、第3
図は同上光偏向素子の主走査断面での動作を示す平面図
、第4図は上記光偏向素子の副走査断面での動作を示す
側面図、第5図は光偏向素子の副走査断面での別の動作
を示す側面図。 第6図は上記光偏向素子の製作方法の例を示す斜視図、
第7図は本発明に適用可能な光偏向素子の変形例を示す
側面図、第8は光偏向素子のさらに別の変形例を示す側
面図、第9図は従来の光走査装置の例を示す斜視図であ
る。 4.10,13.14・・・・光偏向素子5・・・・結
像レンズ 7・・・・回転軸 8,11゜15・・・
・入射光束 9,12.16・・・・出射光東方 7
図 形4圀 も50 ′v)7.口
図、第2図は同上実施例中の光偏向素子の斜視図、第3
図は同上光偏向素子の主走査断面での動作を示す平面図
、第4図は上記光偏向素子の副走査断面での動作を示す
側面図、第5図は光偏向素子の副走査断面での別の動作
を示す側面図。 第6図は上記光偏向素子の製作方法の例を示す斜視図、
第7図は本発明に適用可能な光偏向素子の変形例を示す
側面図、第8は光偏向素子のさらに別の変形例を示す側
面図、第9図は従来の光走査装置の例を示す斜視図であ
る。 4.10,13.14・・・・光偏向素子5・・・・結
像レンズ 7・・・・回転軸 8,11゜15・・・
・入射光束 9,12.16・・・・出射光東方 7
図 形4圀 も50 ′v)7.口
Claims (1)
- 回転軸の周りに複数個の光偏向素子を配設してなる光走
査装置であって、上記光偏向素子は、上記回転軸と平行
な入射光束を90°偏向して上記回転軸に直角な平行光
束として出射させるものであり、上記光偏向素子からの
出射光束を結像面に結像させる結像レンズを上記光偏向
素子と結像面との間に配置してなる光走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23608188A JPH0625830B2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 光走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23608188A JPH0625830B2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 光走査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0283521A true JPH0283521A (ja) | 1990-03-23 |
JPH0625830B2 JPH0625830B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=16995442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23608188A Expired - Lifetime JPH0625830B2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 光走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625830B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012181537A (ja) * | 2005-03-28 | 2012-09-20 | Olympus Corp | 光パルス多重化ユニット、それを用いた光パルス発生器、及び光パルス多重化方法 |
-
1988
- 1988-09-20 JP JP23608188A patent/JPH0625830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012181537A (ja) * | 2005-03-28 | 2012-09-20 | Olympus Corp | 光パルス多重化ユニット、それを用いた光パルス発生器、及び光パルス多重化方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625830B2 (ja) | 1994-04-06 |
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