JPH02818A - 半導体光学装置及びこれを用いた記録装置 - Google Patents
半導体光学装置及びこれを用いた記録装置Info
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- JPH02818A JPH02818A JP63287675A JP28767588A JPH02818A JP H02818 A JPH02818 A JP H02818A JP 63287675 A JP63287675 A JP 63287675A JP 28767588 A JP28767588 A JP 28767588A JP H02818 A JPH02818 A JP H02818A
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Landscapes
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- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、励起子の吸収飽和現象を利用した半導体光学
装置に係り、特に波長多重記録をする半導体光学装置に
関する。
装置に係り、特に波長多重記録をする半導体光学装置に
関する。
励起子の吸収飽和現象を利用したものとして種種の装置
を考えることができるが、その中で光学記録装置として
優れた性能を有することが近年注目を集めている。この
励起子の吸収飽和現象を半導体超格子構造を用いて実現
することによって書き換え可能で、高速かつ高密度の不
揮発性情報記録装置の実現が室温において可能となる。
を考えることができるが、その中で光学記録装置として
優れた性能を有することが近年注目を集めている。この
励起子の吸収飽和現象を半導体超格子構造を用いて実現
することによって書き換え可能で、高速かつ高密度の不
揮発性情報記録装置の実現が室温において可能となる。
・吸収飽和現象を利用して記録密度を増加させる方法と
して、米国特許第4,101,976号に波長次元を用
いた光学データ記録方式が記載されている。
して、米国特許第4,101,976号に波長次元を用
いた光学データ記録方式が記載されている。
この従来方式は、均一吸収線の飽和を起こし、かつ不拘
−吸収線広がりを示すバルクな材料を含んでいる。光学
記録材料としてポルフィリン、重水素置換ポルフィリン
、フタロシアニン、テトラジン、およびテトラフェニル
ポルフィリンが挙げられている。データビットは狭バン
ド高出力レーザによる選択的吸収飽和を利用して記録さ
れる。すなわち、上記記録は、光化学的ホールバーニン
グ(PHB)と呼ばれる現象を利用しており1幅広い不
均一吸収線中の特定の波長部分に、幅が狭い吸収を生じ
させる方法である。この吸収飽和現象は微妙に異なった
環境下に置かれた同一種の基底状態分子を、特定波長の
光照射を行なうことによって、位相およびエネルギー的
に励起状態分子に変換し、その結果、基底状態分子の漂
白現象(ブリーチング)を生じさせることにより達成さ
れる。
−吸収線広がりを示すバルクな材料を含んでいる。光学
記録材料としてポルフィリン、重水素置換ポルフィリン
、フタロシアニン、テトラジン、およびテトラフェニル
ポルフィリンが挙げられている。データビットは狭バン
ド高出力レーザによる選択的吸収飽和を利用して記録さ
れる。すなわち、上記記録は、光化学的ホールバーニン
グ(PHB)と呼ばれる現象を利用しており1幅広い不
均一吸収線中の特定の波長部分に、幅が狭い吸収を生じ
させる方法である。この吸収飽和現象は微妙に異なった
環境下に置かれた同一種の基底状態分子を、特定波長の
光照射を行なうことによって、位相およびエネルギー的
に励起状態分子に変換し、その結果、基底状態分子の漂
白現象(ブリーチング)を生じさせることにより達成さ
れる。
したがって、原理的に上記現象は20に以下程度の極低
温下でのみ動作可能な現象であり、かつ高強度の光照射
によってのみ生じさせることが可能である。そのため、
ビット情報の記録に際しては、例えば10W/μ−程度
の高出力レーザ光を、少なくとも1 m5ec以上の時
間に渡って照射し、記録された情報の書き換えは加熱に
より行なわれるので、完全消去のためには5〜10分間
の時間を要することが知られている。
温下でのみ動作可能な現象であり、かつ高強度の光照射
によってのみ生じさせることが可能である。そのため、
ビット情報の記録に際しては、例えば10W/μ−程度
の高出力レーザ光を、少なくとも1 m5ec以上の時
間に渡って照射し、記録された情報の書き換えは加熱に
より行なわれるので、完全消去のためには5〜10分間
の時間を要することが知られている。
以上で述べた通り、PHBを利用した光学情報記録にお
いては1本質的に20に以下、好ましくは絶対零度の極
低温下の現象を用いること、また、情報の書き込みに大
きな光パワーを要するうえ。
いては1本質的に20に以下、好ましくは絶対零度の極
低温下の現象を用いること、また、情報の書き込みに大
きな光パワーを要するうえ。
加熱により情報の消去・書き込みを行なうので装置が大
型化・複雑化するという問題を有するものであった。
型化・複雑化するという問題を有するものであった。
一方、現行の不揮発性メモリの記録密度は、1×10B
〜4 X 10 ’bits/ alと比較的小さく、
将来、人工知能等に使用され得る超大型コンピュータを
挙げるまでもなく、現行の大型コンピュータにおいても
、記憶容量について満足できるものではなく、高性能不
揮発性メモリの出現が待望されていた。
〜4 X 10 ’bits/ alと比較的小さく、
将来、人工知能等に使用され得る超大型コンピュータを
挙げるまでもなく、現行の大型コンピュータにおいても
、記憶容量について満足できるものではなく、高性能不
揮発性メモリの出現が待望されていた。
本発明の目的は、上記従来技術の有する問題点を解決し
、室温付近においても、また低い強度の光照射によって
も高速の記録・再生・消去が可能な超高密度不揮発性情
報記録を実現する光学記録装置を提供することにある。
、室温付近においても、また低い強度の光照射によって
も高速の記録・再生・消去が可能な超高密度不揮発性情
報記録を実現する光学記録装置を提供することにある。
本発明は量子井戸超格子構造を有する半導体光学装置に
おける励起子吸収飽和現象を利用することにより、室温
で書き換え可能で、高速かつ高密度の不揮発性情報記録
装置を実現するものである。
おける励起子吸収飽和現象を利用することにより、室温
で書き換え可能で、高速かつ高密度の不揮発性情報記録
装置を実現するものである。
本発明の半導体光学装置において、量子井戸超格子構造
は、直接遷移型半導体のみ、あるいは直接遷移型半導体
と間接遷移型半導体により形成され、直接遷移型半導体
の励起子吸収線の吸収波長に共鳴する光を、本発明に係
る半導体光学装置の上記量子井戸超格子構造に照射する
ことにより、情報を高速で記録再生することが可能とな
る0本発明の半導体光学装置は、量子井戸超格子構造を
有するので、その超格子の膜厚、組成を制御することに
より、バルクでは低温でしか発生しない励起子吸収現象
を室温においても生起することが可能となり、室温、低
い強度の光によっても情報の記録、再生が可能となる。
は、直接遷移型半導体のみ、あるいは直接遷移型半導体
と間接遷移型半導体により形成され、直接遷移型半導体
の励起子吸収線の吸収波長に共鳴する光を、本発明に係
る半導体光学装置の上記量子井戸超格子構造に照射する
ことにより、情報を高速で記録再生することが可能とな
る0本発明の半導体光学装置は、量子井戸超格子構造を
有するので、その超格子の膜厚、組成を制御することに
より、バルクでは低温でしか発生しない励起子吸収現象
を室温においても生起することが可能となり、室温、低
い強度の光によっても情報の記録、再生が可能となる。
また本発明の半導体光学装置では逆バイアスを印加する
ことにより容易に高速で記憶された情報を消去すること
が可能である。また本発明の半導体光学装置の記憶密度
は。
ことにより容易に高速で記憶された情報を消去すること
が可能である。また本発明の半導体光学装置の記憶密度
は。
10 ’ 〜l OlObitg/−程度になる。
上記のように本発明の半導体光学装置は、室温で高速、
高密度で記録・再生・消去が可能な記憶装置を実現する
。
高密度で記録・再生・消去が可能な記憶装置を実現する
。
また、上記目的は、半導体構造体にある複数の励起子吸
収線により、入射光をそのエネルギーに従って吸収し、
少なくとも上記エネルギーの一部を上記半導体構造体内
の間接遷移を利用して保持することを特徴とする半導体
光学装置により、解決される。
収線により、入射光をそのエネルギーに従って吸収し、
少なくとも上記エネルギーの一部を上記半導体構造体内
の間接遷移を利用して保持することを特徴とする半導体
光学装置により、解決される。
更に、前記間接遷移の緩和時間を小さくすることにより
、前記エネルギーの一部を放出することを特徴とする半
導体光学装置により解決される。
、前記エネルギーの一部を放出することを特徴とする半
導体光学装置により解決される。
更には、第1の半導体と第2の半導体と第3の半導体と
が積層され、これらの半導体は量子井戸構造を形成し、
かつこれらの半導体のエネルギーバンド構造は伝導帯の
電子に対するエネルギーが階段状であり、かつ価電子帯
の正孔に対するエネルギーおよびバンドギャップが上記
第2の半導体において上記第1および第3の半導体にお
けるよりも小さい一組の量子井戸構造を複数層積層し、
これらの量子井戸構造の上記量子井戸は上記半導体の層
厚を変化させることにより異なる励起子吸収線を有する
ことを特徴とする半導体光学装置により解決される。
が積層され、これらの半導体は量子井戸構造を形成し、
かつこれらの半導体のエネルギーバンド構造は伝導帯の
電子に対するエネルギーが階段状であり、かつ価電子帯
の正孔に対するエネルギーおよびバンドギャップが上記
第2の半導体において上記第1および第3の半導体にお
けるよりも小さい一組の量子井戸構造を複数層積層し、
これらの量子井戸構造の上記量子井戸は上記半導体の層
厚を変化させることにより異なる励起子吸収線を有する
ことを特徴とする半導体光学装置により解決される。
本発明は直接遷移型半導体の励起子生成による光の吸収
を利用する。この励起子生成では、その吸収端に鋭い吸
収ピークが存在する。これは直接遷移型半導体では励起
子バンドの底が運動1零の点にあって、この運動量が零
の励起子が光の照射により生成されるためである。
を利用する。この励起子生成では、その吸収端に鋭い吸
収ピークが存在する。これは直接遷移型半導体では励起
子バンドの底が運動1零の点にあって、この運動量が零
の励起子が光の照射により生成されるためである。
この様な半導体として、Zn5e、ZnS。
ZnTe、CdSe、CdS、CdTe。
Zn5axSx−x (0<X<1) e Cd S
exsx−x(0<x<1)、GaAs、I nP、I
nGaAsP等の■−■族、m−v族化合物半導体があ
る。
exsx−x(0<x<1)、GaAs、I nP、I
nGaAsP等の■−■族、m−v族化合物半導体があ
る。
上記励起子による吸収ピーク位置は、量子井戸超格子構
造を形成することによって、任意の波長に設定すること
ができる0例えば、第1図に示すような10nmのZn
S層をバリヤ層2として。
造を形成することによって、任意の波長に設定すること
ができる0例えば、第1図に示すような10nmのZn
S層をバリヤ層2として。
任意の膜厚の量子井戸層を光吸収層3とする超格子構造
を形成した場合、量子井戸層の膜厚(LW)がZnmの
ものと10nmのものとで、励起子吸収線1は、第1A
図および第1B図に示す如く、数百meVのエネルギー
シフトが起こる。同様に。
を形成した場合、量子井戸層の膜厚(LW)がZnmの
ものと10nmのものとで、励起子吸収線1は、第1A
図および第1B図に示す如く、数百meVのエネルギー
シフトが起こる。同様に。
30nm厚のG a o、aA Q 0.7A 8をバ
リヤ層として、任意の膜厚のGaAs層を光吸収層とす
る超格子構造を作成した場合、GaAs1il厚の減少
に伴って励起子吸収線は高エネルギーヘシフトする。
リヤ層として、任意の膜厚のGaAs層を光吸収層とす
る超格子構造を作成した場合、GaAs1il厚の減少
に伴って励起子吸収線は高エネルギーヘシフトする。
又、このような吸収ピーク位置の制御は、量子井戸を形
成する化合物半導体若しくは、その化合物半導体を構成
する元素の組成を変化させることによっても成し得るこ
とはもちろんである。
成する化合物半導体若しくは、その化合物半導体を構成
する元素の組成を変化させることによっても成し得るこ
とはもちろんである。
このような量子井戸超格子構造においては、励起子の結
合エネルギーがバルク中のものに比べて増加し、そのた
め、室温下においてもバルク中では不安定であった励起
子が、熱的解離を逃れて安定に存在し、バンド端近傍に
吸収線を示すようになる。このように、量子井戸超格子
構造中では、励起子による吸収線の振動子強度を102
〜104倍増加できる。このことは、また振動子強度の
総和側からも知られるように1本半導体光学装置にとっ
て好ましくないバンド間の吸収遷移の振動子強度を減少
させるように働く、また例えば第2図に示す、超格子構
造の層厚Lw (=1wx+Lwx)を20nm以下の
値にして励起子結合エネルギーを増大させた場合、振動
子強度を励起子の13状態への遷移に集中させ得るので
、量子井戸超格子構造を作成することによって、バンド
間遷移に基づく吸収端よりも低エネルギー側に、第1図
に示す如き鋭い単一の吸収遷移からなる励起子吸収線1
を出現させることができる。このようにして出現させた
励起子の吸収波長に共鳴する波長の光を照射した場合、
バルクの例えばZn5eやGaAs等の化合物半導体に
比べて、それらの超格子構造では1桁以上低い入射光強
度で、吸収係数の減少が起こる。上記現象は、超格子構
造中では、いわゆる閉じ込め効果によって自由電子−正
孔による励起子のクーロン相互作用の遮蔽が起こりやす
くなるために生じると解される。
合エネルギーがバルク中のものに比べて増加し、そのた
め、室温下においてもバルク中では不安定であった励起
子が、熱的解離を逃れて安定に存在し、バンド端近傍に
吸収線を示すようになる。このように、量子井戸超格子
構造中では、励起子による吸収線の振動子強度を102
〜104倍増加できる。このことは、また振動子強度の
総和側からも知られるように1本半導体光学装置にとっ
て好ましくないバンド間の吸収遷移の振動子強度を減少
させるように働く、また例えば第2図に示す、超格子構
造の層厚Lw (=1wx+Lwx)を20nm以下の
値にして励起子結合エネルギーを増大させた場合、振動
子強度を励起子の13状態への遷移に集中させ得るので
、量子井戸超格子構造を作成することによって、バンド
間遷移に基づく吸収端よりも低エネルギー側に、第1図
に示す如き鋭い単一の吸収遷移からなる励起子吸収線1
を出現させることができる。このようにして出現させた
励起子の吸収波長に共鳴する波長の光を照射した場合、
バルクの例えばZn5eやGaAs等の化合物半導体に
比べて、それらの超格子構造では1桁以上低い入射光強
度で、吸収係数の減少が起こる。上記現象は、超格子構
造中では、いわゆる閉じ込め効果によって自由電子−正
孔による励起子のクーロン相互作用の遮蔽が起こりやす
くなるために生じると解される。
その結果、0.1〜10mW/μMの低い強度の光照射
によっても数10−14秒の短時間内に、励起子吸収線
を消失させることができ、これにより波長多重光学情報
記録が可能になる。しかし、このままでは、揮発性記録
であるので、不揮発性記録に関する作用を以下に説明す
る。
によっても数10−14秒の短時間内に、励起子吸収線
を消失させることができ、これにより波長多重光学情報
記録が可能になる。しかし、このままでは、揮発性記録
であるので、不揮発性記録に関する作用を以下に説明す
る。
第2図に無電界(E=O)の時の、本発明のバンド模型
の一例を示す、縦軸はエネルギー、横軸は場所を示す、
物質A(例えば第1の半導体)と物質B(例えば第2の
半導体)と物質C(例えば第3の半導体)とがヘテロ接
合を形成し、物質Aは電子、正孔に対する電位障壁、物
質Bは電子に対する電位障壁、及び物質Cは正孔に対す
る電位障壁を形成する。物質A、B、Cは共に近似的に
真性の半導体である。物質B或はCの伝導帯に存在する
自由電子は物質Aの形成する電位障壁のためA、B、及
びA、0間のヘテロ接合を通っては動けない、同時に、
物質Bの価電子帯に存在する自由正孔は物質A及び物質
Cの形成する電位障壁のためヘテロ接合を通っては動け
ない、また物質Cの伝導帯の電子は、その占有し得る最
底エネルギーが、物質B中の最底エネルギーより小さく
、物質Bの形成する電位障壁のためヘテロ接合より第2
図中表へは動けない、又、この様なキャリアの移動を制
限する電位障壁は、少なくともKT(約26meV)の
高さ、好ましくは数KT、より好ましくは約10KT(
約0.26sV)以上の高さを有するものである。
の一例を示す、縦軸はエネルギー、横軸は場所を示す、
物質A(例えば第1の半導体)と物質B(例えば第2の
半導体)と物質C(例えば第3の半導体)とがヘテロ接
合を形成し、物質Aは電子、正孔に対する電位障壁、物
質Bは電子に対する電位障壁、及び物質Cは正孔に対す
る電位障壁を形成する。物質A、B、Cは共に近似的に
真性の半導体である。物質B或はCの伝導帯に存在する
自由電子は物質Aの形成する電位障壁のためA、B、及
びA、0間のヘテロ接合を通っては動けない、同時に、
物質Bの価電子帯に存在する自由正孔は物質A及び物質
Cの形成する電位障壁のためヘテロ接合を通っては動け
ない、また物質Cの伝導帯の電子は、その占有し得る最
底エネルギーが、物質B中の最底エネルギーより小さく
、物質Bの形成する電位障壁のためヘテロ接合より第2
図中表へは動けない、又、この様なキャリアの移動を制
限する電位障壁は、少なくともKT(約26meV)の
高さ、好ましくは数KT、より好ましくは約10KT(
約0.26sV)以上の高さを有するものである。
物質Bの禁制帯幅は、物質A及び物質Cの禁制帯幅に較
べて、小さいので、物質Bの禁制帯幅近傍のエネルギー
の光によって、先ず物質B中に励起子が生成される。物
質Bの価電子帯から物質Cの伝導帯へのヘテロ接合間で
の励起子遷移は、正孔、電子それぞれの波動関数の重な
りがほとんどないので、無視できる。物質Bの伝導帯の
電子は、励起子内の電子−正孔間のクーロン相互作用で
促進されて、物質C中の深い量子井戸の底へ緩和する。
べて、小さいので、物質Bの禁制帯幅近傍のエネルギー
の光によって、先ず物質B中に励起子が生成される。物
質Bの価電子帯から物質Cの伝導帯へのヘテロ接合間で
の励起子遷移は、正孔、電子それぞれの波動関数の重な
りがほとんどないので、無視できる。物質Bの伝導帯の
電子は、励起子内の電子−正孔間のクーロン相互作用で
促進されて、物質C中の深い量子井戸の底へ緩和する。
これに要する時間は、原子振動周期約lθ″″!δ〜l
Q”−12秒以下である。
Q”−12秒以下である。
第5A図は第2図のヘテロ接合に順バイアスを印加した
時のバンド模型を示す、すなわち、物質Aが物質B側に
対して負となる極性である。
時のバンド模型を示す、すなわち、物質Aが物質B側に
対して負となる極性である。
物質A、物質B及び物質Cとも近似的に真性であり、自
由キャリアの掃き寄せによるバンドの曲がり(空乏層の
形成)は無視できる程度である。
由キャリアの掃き寄せによるバンドの曲がり(空乏層の
形成)は無視できる程度である。
従って電界は一様に生じるものとして図示する。
物質Bの伝導帯に電子が生じると、電界の作用により電
子は、物質CとAとのヘテロ接合近傍のポテンシャルの
低い所に集められる。他方正孔は、物質BとAとのヘテ
ロ接合近傍のポテンシャルの低い所に集められる。これ
らの自由キャリアの移動は電界によるドリフトであるの
で十分高速に行なわれる。さらに電界の影響で電子およ
び正孔の波動関数は、十分引き離されるので、遷移確率
を極端に低く抑えることができる。これにより電子−正
孔対の再結合を抑制することにより、第4B図に示す如
き、ブリーチング状態を数ケ月以上の期間に渡って保持
できるようになる。
子は、物質CとAとのヘテロ接合近傍のポテンシャルの
低い所に集められる。他方正孔は、物質BとAとのヘテ
ロ接合近傍のポテンシャルの低い所に集められる。これ
らの自由キャリアの移動は電界によるドリフトであるの
で十分高速に行なわれる。さらに電界の影響で電子およ
び正孔の波動関数は、十分引き離されるので、遷移確率
を極端に低く抑えることができる。これにより電子−正
孔対の再結合を抑制することにより、第4B図に示す如
き、ブリーチング状態を数ケ月以上の期間に渡って保持
できるようになる。
次に、・記録情報の消去に関する作用を説明する。
第5B図は第2図のヘテロ接合に逆バイアスを印加した
時のバンド模型を示す、すなわち物質Aが物質Bに対し
て正になる極性である。第5A図の状態から第5B図の
状態へ印加電界の極性を逆転させると、電界の作用によ
り電子、正孔とも、物質BとCとの間のヘテロ接合近傍
のポテンシャルの低い所に集められる。さらに、電界の
影響で電子及び正孔の波動関数はヘテロ接合を越えて電
位障壁内に浸み込み、電子と正孔それぞれの波動関数が
重なりを生じる。この為遷移確率が増大するので、電子
−正孔の再結合過程を促進できる。
時のバンド模型を示す、すなわち物質Aが物質Bに対し
て正になる極性である。第5A図の状態から第5B図の
状態へ印加電界の極性を逆転させると、電界の作用によ
り電子、正孔とも、物質BとCとの間のヘテロ接合近傍
のポテンシャルの低い所に集められる。さらに、電界の
影響で電子及び正孔の波動関数はヘテロ接合を越えて電
位障壁内に浸み込み、電子と正孔それぞれの波動関数が
重なりを生じる。この為遷移確率が増大するので、電子
−正孔の再結合過程を促進できる。
これにより、情報の高速消去が可能となる。
つぎに、第4図および第5図によって、上記の書き込み
、記録保持、消去の各作用により構成される不揮発性波
長選択光学情報記録の方法を説明する。吸収ピーク波長
が異なり、かつ半値幅が狭い励起子吸収線を発現する。
、記録保持、消去の各作用により構成される不揮発性波
長選択光学情報記録の方法を説明する。吸収ピーク波長
が異なり、かつ半値幅が狭い励起子吸収線を発現する。
第2図に示した量子井戸構造を有する超格子層の組をn
層積層する。
層積層する。
すなわちnビットの情報記録層を作成する。このとき、
1ビツトは励起子受収線の有無をO,lに対応させる二
値論理情報を意味している。この超格子層の組からなる
光吸収部を、記録光に対して透明な絶縁膜ではさむ。さ
らにその両面を透明電極22ではさみ、該電極間に典型
的にはO〜108V / csの順バイアスを印加する
。しかる後、室温下に於いてレーザ光源17より発する
波長ν!。
1ビツトは励起子受収線の有無をO,lに対応させる二
値論理情報を意味している。この超格子層の組からなる
光吸収部を、記録光に対して透明な絶縁膜ではさむ。さ
らにその両面を透明電極22ではさみ、該電極間に典型
的にはO〜108V / csの順バイアスを印加する
。しかる後、室温下に於いてレーザ光源17より発する
波長ν!。
シ2.v3のレーザ光により、シ工、シ2.シ8に吸収
帯を有するlp J+ k各超格子層中の励起子の吸収
飽和を起こさせ、情報記録が達成される。記録保持時間
は数カ月以上に及ぶ、しかる後、第4C図のΔλ=λ2
−λ五より広い波長幅を持つ、十分弱い強度のプローブ
光を照射し、吸収スペクトルを観測する。*v14され
るスペクトルは第4C図に示すように、吸収飽和波長を
二値論理における1に対応させ、励起子吸収線が存在す
る波長をO生が達成される。しかる後、該電極間に約O
〜108V/3の逆バイアスを印加すると、励起子吸収
線が1回復し、情報の消去が達成される。この様に、例
えば該半導体光学装置において、情報の書き込みは、2
0mWエネルギーで2 m sで完了し、その後、数カ
月以上に渡って、1万回以上の読み出しができる。この
記録密度は最大IQIObit8/aJ程度である。こ
の値は現行の最大記録密度のものに比べ、3桁高い記録
密度である。又、該プローブ光を用いなくとも情報の読
み出しは可能である。この場合、第5B図に示す様に、
逆バイアスを印加し、発光線を利用する。該発光線は価
1!帯に設けられた、正孔に対する量子井戸の量子準位
の相違にしたがって、記録情報に1対1に対応する情報
を発光シグナルで示すことになる。
帯を有するlp J+ k各超格子層中の励起子の吸収
飽和を起こさせ、情報記録が達成される。記録保持時間
は数カ月以上に及ぶ、しかる後、第4C図のΔλ=λ2
−λ五より広い波長幅を持つ、十分弱い強度のプローブ
光を照射し、吸収スペクトルを観測する。*v14され
るスペクトルは第4C図に示すように、吸収飽和波長を
二値論理における1に対応させ、励起子吸収線が存在す
る波長をO生が達成される。しかる後、該電極間に約O
〜108V/3の逆バイアスを印加すると、励起子吸収
線が1回復し、情報の消去が達成される。この様に、例
えば該半導体光学装置において、情報の書き込みは、2
0mWエネルギーで2 m sで完了し、その後、数カ
月以上に渡って、1万回以上の読み出しができる。この
記録密度は最大IQIObit8/aJ程度である。こ
の値は現行の最大記録密度のものに比べ、3桁高い記録
密度である。又、該プローブ光を用いなくとも情報の読
み出しは可能である。この場合、第5B図に示す様に、
逆バイアスを印加し、発光線を利用する。該発光線は価
1!帯に設けられた、正孔に対する量子井戸の量子準位
の相違にしたがって、記録情報に1対1に対応する情報
を発光シグナルで示すことになる。
この場合の読み出し回数は印加する逆バイアスの強度に
よって異なり、最大10回までの読み出しができる。
よって異なり、最大10回までの読み出しができる。
以上、本発明の半導体光学装置の情報の記録、記憶保持
、再生、消去について量子井戸超格子構造のバンド図に
よりその作用を説明した0次に本発明の半導体光学装置
の他の例を示す、第7図は本発明の半導体光学装置の他
の例を示す概念図である。第7図の半導体光学装置にお
いて物質Bは直接遷移型半導体、物質Cは間接遷移型半
導体によって構成される。第7図の半導体光学装置にお
いて、情報の記録は上述した本発明の半導体光学装置と
同様に、物質Bの禁制帯幅近傍のエネルギーの光による
物質B中の励起子遷移によっておこなわれる。物質Bの
伝導帯の励起された電子は励起子内の電子−正孔間のク
ーロン相互作用で促進されて、物質C中の深い量子井戸
の底へ緩和する。
、再生、消去について量子井戸超格子構造のバンド図に
よりその作用を説明した0次に本発明の半導体光学装置
の他の例を示す、第7図は本発明の半導体光学装置の他
の例を示す概念図である。第7図の半導体光学装置にお
いて物質Bは直接遷移型半導体、物質Cは間接遷移型半
導体によって構成される。第7図の半導体光学装置にお
いて、情報の記録は上述した本発明の半導体光学装置と
同様に、物質Bの禁制帯幅近傍のエネルギーの光による
物質B中の励起子遷移によっておこなわれる。物質Bの
伝導帯の励起された電子は励起子内の電子−正孔間のク
ーロン相互作用で促進されて、物質C中の深い量子井戸
の底へ緩和する。
物質Cは間接遷移型半導体により構成されており間接遷
移型半導体では、電子−正孔の再結合が抑制され、無電
界においても長期間記憶が保持される。第7図の半導体
光学装置においても第5B図に示すように逆バイアスを
印加することにより記憶されている情報を消去すること
ができる。
移型半導体では、電子−正孔の再結合が抑制され、無電
界においても長期間記憶が保持される。第7図の半導体
光学装置においても第5B図に示すように逆バイアスを
印加することにより記憶されている情報を消去すること
ができる。
上記、超格子構造を形成する手段としては、モレキュラ
ービーム(MBE)法、有機金属分子線(MOMBE)
法、有機金属化学蒸着(MOCVD)法、及び、原子層
エピタキシー(ALE)法等が知られている。
ービーム(MBE)法、有機金属分子線(MOMBE)
法、有機金属化学蒸着(MOCVD)法、及び、原子層
エピタキシー(ALE)法等が知られている。
別々の場所に電子、正孔に対する量子井戸を生じさせる
ヘテロ接合を形成する物質としては、■−■族化合物及
び■−v族化合物が知られている。
ヘテロ接合を形成する物質としては、■−■族化合物及
び■−v族化合物が知られている。
例えば物質AがZn5xSex−* (0<x<1)、
物質BがCdTe、物質CがCdS、又は物質AがZn
5XS81−X (0<x<1)、物質BがGaAs、
物質CがCdS等である。電界強度は所望の作用を果す
ものであればよいが、典型的にはO−10’V/aIl
である。
物質BがCdTe、物質CがCdS、又は物質AがZn
5XS81−X (0<x<1)、物質BがGaAs、
物質CがCdS等である。電界強度は所望の作用を果す
ものであればよいが、典型的にはO−10’V/aIl
である。
デバイス構造の例を第6A図、第6B図に示す。
第6A図において基板24上に透明電極22と絶縁物質
23を積層した後、基板24の逆面上に物質A、B、C
からなるヘテロ接合を作り、最後に、再び絶縁物質23
を介して、透明電極22′が設けられている。1を極2
2は、所望の光を透過させるためのインジウム−錫酸化
物(ITO)や薄膜金等を用いる。また絶縁物質は、物
質A同様、ワイドバンドギャップの■−■族半導体でも
よいし、AQxGaz−xAs (0<x<1) 、C
a Fz+ BaFz等の物質乃至はS i Ox、
T a zOaなどの物質であってもよい、又、基板は
、物質へ同様、ワイドバンドギャップのII−VI族半
導体でもよいし。
23を積層した後、基板24の逆面上に物質A、B、C
からなるヘテロ接合を作り、最後に、再び絶縁物質23
を介して、透明電極22′が設けられている。1を極2
2は、所望の光を透過させるためのインジウム−錫酸化
物(ITO)や薄膜金等を用いる。また絶縁物質は、物
質A同様、ワイドバンドギャップの■−■族半導体でも
よいし、AQxGaz−xAs (0<x<1) 、C
a Fz+ BaFz等の物質乃至はS i Ox、
T a zOaなどの物質であってもよい、又、基板は
、物質へ同様、ワイドバンドギャップのII−VI族半
導体でもよいし。
CaFz、BaFz等の物質であってもよい、又各間−
の励起子吸収線を示す吸収層毎に絶縁層と電極ではさん
だ構造の第6B図に示すデバイス例では、各ビットを構
成する層毎に、独立に電圧を印加し得るので、各ビット
毎の情報の消去・再記録を行なえば、記録情報の修正が
できる。
の励起子吸収線を示す吸収層毎に絶縁層と電極ではさん
だ構造の第6B図に示すデバイス例では、各ビットを構
成する層毎に、独立に電圧を印加し得るので、各ビット
毎の情報の消去・再記録を行なえば、記録情報の修正が
できる。
[実施例]
つぎに本発明の実施例として具体的なデバイスを例とし
て図面とともに詳細に説明する。
て図面とともに詳細に説明する。
実施例1
第6A図において1片面に透明電極22と膜厚400n
mのTaxes絶縁層23とを蒸着したZnS単結晶基
板(0,5X10X10ma)24(7)(111)面
上に、MOCVD (有機金属蒸着)法ないしはMB
E法などによって、膜厚10nmのZnS層、膜厚Lw
zのCd T a及び膜厚LwzのCdSを、この順に
くり返し積層して記録層25を形成した。データビット
数n=12とする。まず上記記録M25の第1層(n=
1)では、CdTe光吸収層の厚さLws== 13
n mとし、CdS層の厚さLwz= 3 n mとし
て、ZnS (10層m)−Cd T e (13n
m ) −Cd S (3n m )をこの3層の組
合せで20組積層して、合計520nmの膜厚の1デー
タビツトに対応する第1層を形成する。以下、ZnS層
の膜厚を10層m、CdSの膜厚を3 n m (=
Lwz)一定として、第2層〜第12層を形成した。第
2層目は、CdTe光吸収層の厚さLet:1Znmと
し、ZnS (10層m) CdTe(1Znm)−
CdS(3層m)の組合せで、22組積層して、CdT
e光吸収層の膜厚が約260nmになるようにして、2
番目のデータビットに対応する第2Mを形成する。同様
にCd T s層をlnmずつ減少させて、第2図に示
す超格子構造からなる第3層、第4層、・・・第12層
を形成する。各層中のCd T e光吸収層の合計膜厚
を約260nmとした6したがって、例えば第12層は
Z n S (10n m ) −Cd T e(Zn
m)−CdS (3層m)が13030層積れた膜厚1
.95μmの超格子膜になる。第12層形成後に、膜厚
1100nのZnS層を積層した後、Taxe11絶縁
層23を膜厚400nm積層し、その上に、透明電極2
2′を形成し、電極の両面を、光学情報記8層25にO
〜1o”V/amの任意の電界を印加でき、かつ順逆両
バイアス切り換え回路を設けた電源4に接続した。この
様にして作製された材料を光学記録素子5として用いる
。
mのTaxes絶縁層23とを蒸着したZnS単結晶基
板(0,5X10X10ma)24(7)(111)面
上に、MOCVD (有機金属蒸着)法ないしはMB
E法などによって、膜厚10nmのZnS層、膜厚Lw
zのCd T a及び膜厚LwzのCdSを、この順に
くり返し積層して記録層25を形成した。データビット
数n=12とする。まず上記記録M25の第1層(n=
1)では、CdTe光吸収層の厚さLws== 13
n mとし、CdS層の厚さLwz= 3 n mとし
て、ZnS (10層m)−Cd T e (13n
m ) −Cd S (3n m )をこの3層の組
合せで20組積層して、合計520nmの膜厚の1デー
タビツトに対応する第1層を形成する。以下、ZnS層
の膜厚を10層m、CdSの膜厚を3 n m (=
Lwz)一定として、第2層〜第12層を形成した。第
2層目は、CdTe光吸収層の厚さLet:1Znmと
し、ZnS (10層m) CdTe(1Znm)−
CdS(3層m)の組合せで、22組積層して、CdT
e光吸収層の膜厚が約260nmになるようにして、2
番目のデータビットに対応する第2Mを形成する。同様
にCd T s層をlnmずつ減少させて、第2図に示
す超格子構造からなる第3層、第4層、・・・第12層
を形成する。各層中のCd T e光吸収層の合計膜厚
を約260nmとした6したがって、例えば第12層は
Z n S (10n m ) −Cd T e(Zn
m)−CdS (3層m)が13030層積れた膜厚1
.95μmの超格子膜になる。第12層形成後に、膜厚
1100nのZnS層を積層した後、Taxe11絶縁
層23を膜厚400nm積層し、その上に、透明電極2
2′を形成し、電極の両面を、光学情報記8層25にO
〜1o”V/amの任意の電界を印加でき、かつ順逆両
バイアス切り換え回路を設けた電源4に接続した。この
様にして作製された材料を光学記録素子5として用いる
。
第3図において、11は記録用レーザ光源でレーザ制御
系10により制御され、光ビーム制御系12でビーム制
御し、上記光学記録素子5に照射する。照射光スポット
サイズは約1μmである。
系10により制御され、光ビーム制御系12でビーム制
御し、上記光学記録素子5に照射する。照射光スポット
サイズは約1μmである。
レーザ光源11として、複数個のG a A s M
Q W半導体レーザを用いる。該半導体レーザの半値幅
がQ 、 5 m s V以下、出力50mWの波長8
08.21層m (1,533eV、νz)、806.
1Znm(1,537eV、vx)および802.96
層m(1,543eV、ν8)の3種のレーザ光を同時
に2msの時間照射して情報記録を行なった。情報記録
後の上記光学記録素子の吸収スペクトルを第4B図に示
す6次に、770nm (λ1)〜920nm(λ2)
にわたる幅広いスペクトルからなる。出力10μWの記
録読み出し光13により。
Q W半導体レーザを用いる。該半導体レーザの半値幅
がQ 、 5 m s V以下、出力50mWの波長8
08.21層m (1,533eV、νz)、806.
1Znm(1,537eV、vx)および802.96
層m(1,543eV、ν8)の3種のレーザ光を同時
に2msの時間照射して情報記録を行なった。情報記録
後の上記光学記録素子の吸収スペクトルを第4B図に示
す6次に、770nm (λ1)〜920nm(λ2)
にわたる幅広いスペクトルからなる。出力10μWの記
録読み出し光13により。
光路制御系14を介して読み出し、データ読み出し系1
5により出方した結果が第4c図に示す図である。該記
録素子の記録密度は7.2 X 109bits/ci
である。又、データ記録後、2年後に於いてもデータは
保持される。
5により出方した結果が第4c図に示す図である。該記
録素子の記録密度は7.2 X 109bits/ci
である。又、データ記録後、2年後に於いてもデータは
保持される。
また、無電界下に於いても動作可能である。その場合の
記録保持時間は、数週間に及ぶ。
記録保持時間は、数週間に及ぶ。
実施例2
第6A図において、片面に透明電極22と膜厚400n
mのTaxes絶縁層23とを積層したZn5e単結晶
基板(0,5X 10 X 10m’) 24の(11
1)面上に、MOCVD法ないしはMBE法などの周知
の方法によって、膜厚10nmのZn5e層、膜厚LI
TIのG a A s及び膜厚り、wxのCdSを、こ
の順にくり返し積層して記録層25を形成した。
mのTaxes絶縁層23とを積層したZn5e単結晶
基板(0,5X 10 X 10m’) 24の(11
1)面上に、MOCVD法ないしはMBE法などの周知
の方法によって、膜厚10nmのZn5e層、膜厚LI
TIのG a A s及び膜厚り、wxのCdSを、こ
の順にくり返し積層して記録層25を形成した。
データビット数n=12とする。まず上記記録層25の
第1層(n=1)では、G a A s光吸収層♂厚さ
Lwt= 13 n mとし、CdS層の厚さLwz=
3nmとして、ZnS (10層m)−GaAs(13
層m)−CdS (3層m)をこの3層の組合せで5組
積層して、合計130nmの膜厚の1データビツトに対
応する第1層を形成する。以下、ZnS層厚を10層m
、CdS層厚を3層m(Lwz)一定として第2〜第1
2層を形成した。
第1層(n=1)では、G a A s光吸収層♂厚さ
Lwt= 13 n mとし、CdS層の厚さLwz=
3nmとして、ZnS (10層m)−GaAs(13
層m)−CdS (3層m)をこの3層の組合せで5組
積層して、合計130nmの膜厚の1データビツトに対
応する第1層を形成する。以下、ZnS層厚を10層m
、CdS層厚を3層m(Lwz)一定として第2〜第1
2層を形成した。
第2層目は、GaAs光吸収層厚Lwl= 12 n
mとして、Z n S (10n m ) −G a
A s (1Znm) CdS (3層m)の組合せ
で、6組積層して、GaAs層厚が約65nmになるよ
うにして、2番目のデータビットを記録する第2層を形
成する。同様にG a A s層をinnずつ減少させ
て、第2図に示す超格子構造からなる第3層、第4層、
・・・第12層を形成する1例えば、第12層はZnS
(10層m)−GaAs (Znm)−CdS(3層
m)が33層積層された膜厚約560nmの超格子構造
からなる股になる。第12層形成後に1100n厚のZ
nS層を積層した後、TazOa絶縁層23を膜厚40
0nm積層し、その上に透明電極22を形成し、電極両
面を電源4に接続した。これにより、情報記録J821
にO〜10’V/am の任意の、順逆面バイアスの電
界を印加できる。この様にして作製した材料を光学記録
素子5として用いる0次に、複数個の異なる発振波長の
光を発するGaAs MQW半導体レーザーを記録用
光源として用いる。該レーザの半値幅0 、5 m e
V以下、出力10mWの、波長837.16nm (
1,480eV、91)#831.54nm(1,49
0eV、ν2)の2種のレーザ光を同時に、1msの間
照射して情報記録を行なった1次に830nm (λ五
)から890nm(λ2)にわたるブロードなスペクト
ルからなる出力1oμWの読み出し光13を照射し、情
報の読み出しを行なう、データ記録密度は約108bi
ts/dであり、2年経過した後もなおデータの読み出
しが行なえる。無電界下で動作させた場合も、良好な記
録・再生特性を示す、この場合の記録保持時間は、2週
間である。
mとして、Z n S (10n m ) −G a
A s (1Znm) CdS (3層m)の組合せ
で、6組積層して、GaAs層厚が約65nmになるよ
うにして、2番目のデータビットを記録する第2層を形
成する。同様にG a A s層をinnずつ減少させ
て、第2図に示す超格子構造からなる第3層、第4層、
・・・第12層を形成する1例えば、第12層はZnS
(10層m)−GaAs (Znm)−CdS(3層
m)が33層積層された膜厚約560nmの超格子構造
からなる股になる。第12層形成後に1100n厚のZ
nS層を積層した後、TazOa絶縁層23を膜厚40
0nm積層し、その上に透明電極22を形成し、電極両
面を電源4に接続した。これにより、情報記録J821
にO〜10’V/am の任意の、順逆面バイアスの電
界を印加できる。この様にして作製した材料を光学記録
素子5として用いる0次に、複数個の異なる発振波長の
光を発するGaAs MQW半導体レーザーを記録用
光源として用いる。該レーザの半値幅0 、5 m e
V以下、出力10mWの、波長837.16nm (
1,480eV、91)#831.54nm(1,49
0eV、ν2)の2種のレーザ光を同時に、1msの間
照射して情報記録を行なった1次に830nm (λ五
)から890nm(λ2)にわたるブロードなスペクト
ルからなる出力1oμWの読み出し光13を照射し、情
報の読み出しを行なう、データ記録密度は約108bi
ts/dであり、2年経過した後もなおデータの読み出
しが行なえる。無電界下で動作させた場合も、良好な記
録・再生特性を示す、この場合の記録保持時間は、2週
間である。
実施例3
第6A図において1片面に透明電極22と膜厚400n
mのTazOr+絶縁層23とを蒸着したZnS単結晶
基板(0,5X 10 X 101Iaa) 24(7
)(111)面上に、MOCVD (有機金属蒸着)
法ないしはMBE法などによって、膜厚10nmのZn
S層、膜厚LwxのG a A s及び膜厚LwzのG
aPを、この順にくり返し′&IMして記録層25を形
成した。データビット数n=12とする。まず上記記録
層25の第1層(n=1)では、GaAs光吸収層の厚
さLw1= l 3 n mとし、CdS、I(lの厚
さLwz=3nmとして、ZnS (10nm)−G
a A s (13n m ) −G a P (3n
m )をこの3層の組合せで20組積層して、合計5
20nmの膜厚の1データビツトに対応する第1層を形
成する。以ド、Zn5Mの膜厚をLOnm、GaPの膜
厚を3層m(=Lwz)一定として、第2層〜第12層
を形成した。第2層目は、GaAs光吸収層の厚さLw
z= 12 n mとし、Z n S (10nm)−
G a A s (12n m ) −G a P
(3n m )の組合せで、22組積層して、Cd T
e光吸収層の膜がか約260nmになるようにして、
2番目のデータビットに対応する第2層を形成する。同
様にG a A s層をlnmずつ減少させて、第2図
に示す超格子構造からなる第3層、第4層、・・・第1
2層を形成する。各層中のCd T e光吸収層の合計
膜厚を約260nmとした。したがって、例えば第12
層はZnS(10nm) −GaAs(2層m)−Ga
P(3層m)が130層積層された膜厚1.95μmの
超格子膜になる。第12層形成後に、膜厚1100nの
ZnS層を積層した後。
mのTazOr+絶縁層23とを蒸着したZnS単結晶
基板(0,5X 10 X 101Iaa) 24(7
)(111)面上に、MOCVD (有機金属蒸着)
法ないしはMBE法などによって、膜厚10nmのZn
S層、膜厚LwxのG a A s及び膜厚LwzのG
aPを、この順にくり返し′&IMして記録層25を形
成した。データビット数n=12とする。まず上記記録
層25の第1層(n=1)では、GaAs光吸収層の厚
さLw1= l 3 n mとし、CdS、I(lの厚
さLwz=3nmとして、ZnS (10nm)−G
a A s (13n m ) −G a P (3n
m )をこの3層の組合せで20組積層して、合計5
20nmの膜厚の1データビツトに対応する第1層を形
成する。以ド、Zn5Mの膜厚をLOnm、GaPの膜
厚を3層m(=Lwz)一定として、第2層〜第12層
を形成した。第2層目は、GaAs光吸収層の厚さLw
z= 12 n mとし、Z n S (10nm)−
G a A s (12n m ) −G a P
(3n m )の組合せで、22組積層して、Cd T
e光吸収層の膜がか約260nmになるようにして、
2番目のデータビットに対応する第2層を形成する。同
様にG a A s層をlnmずつ減少させて、第2図
に示す超格子構造からなる第3層、第4層、・・・第1
2層を形成する。各層中のCd T e光吸収層の合計
膜厚を約260nmとした。したがって、例えば第12
層はZnS(10nm) −GaAs(2層m)−Ga
P(3層m)が130層積層された膜厚1.95μmの
超格子膜になる。第12層形成後に、膜厚1100nの
ZnS層を積層した後。
TazO3絶縁層23を膜厚400nm積層し、その上
に、透明電極22′を形成し、電極の両面を、光学情報
記録層25に0〜106V/amの任意の電界を印加で
き、かつ順逆面バイアス切り換え回路を設けた電源4に
接続した。この様にして作製された材料を光学記録素子
5として用いる。
に、透明電極22′を形成し、電極の両面を、光学情報
記録層25に0〜106V/amの任意の電界を印加で
き、かつ順逆面バイアス切り換え回路を設けた電源4に
接続した。この様にして作製された材料を光学記録素子
5として用いる。
第3図において、11は記録用レーザ光源でレーザ制御
系10により制御され、光ビーム制御系12でビーム制
御し、上記光学記録素子5に照射する。照射光スポット
サイズは約1μmである。
系10により制御され、光ビーム制御系12でビーム制
御し、上記光学記録素子5に照射する。照射光スポット
サイズは約1μmである。
レーザ光源11として、複数個のG a A s M
Q W半導体レーザを用いる。該半導体レーザの半値幅
が0.5 m e V以下、出力50mWの波長866
.36nm(1,430θV、vl)、 863.95
nm(1,434eV、ν2)および861.54nm
(1,438eV、ヤδ)の3種のレーザ光を同時に2
msの時間照射して情報記録を行なった。情報記録後の
上記光学記録素子の吸収スペクトルを第4B図に示す0
次に、800nm(λl)〜940nm (λ2)にわ
たる幅広いスペクトルからなる、出力10μWの記録読
み出し光13により、光路制御系14を介して読み出し
、データ読み出し系15により出力した結果が第4C図
に示す図である。該記録素子の記録密度は7.2 X
I 09bits /−である。
Q W半導体レーザを用いる。該半導体レーザの半値幅
が0.5 m e V以下、出力50mWの波長866
.36nm(1,430θV、vl)、 863.95
nm(1,434eV、ν2)および861.54nm
(1,438eV、ヤδ)の3種のレーザ光を同時に2
msの時間照射して情報記録を行なった。情報記録後の
上記光学記録素子の吸収スペクトルを第4B図に示す0
次に、800nm(λl)〜940nm (λ2)にわ
たる幅広いスペクトルからなる、出力10μWの記録読
み出し光13により、光路制御系14を介して読み出し
、データ読み出し系15により出力した結果が第4C図
に示す図である。該記録素子の記録密度は7.2 X
I 09bits /−である。
無電界下に於ける記録保持時間は数ケ月に及び、10’
V/cmが電界印加下で1年以上に及ぶ。
V/cmが電界印加下で1年以上に及ぶ。
本発明の量子井戸構造を有する半導体装置によれば、室
温付近においても、また低い強度の光照射によっても高
速の記録・再生・消去が可能な高密度不揮発生の情報記
録を行うことができる。記録密度は106〜1〇五’b
its/cj程度を実現可能である。
温付近においても、また低い強度の光照射によっても高
速の記録・再生・消去が可能な高密度不揮発生の情報記
録を行うことができる。記録密度は106〜1〇五’b
its/cj程度を実現可能である。
本発明の半導体光学装置は、情報記録装置として上記の
ように優れた性能を有するが、その他に波長変換素子、
入出カスイツチング素子としても使用できる。
ように優れた性能を有するが、その他に波長変換素子、
入出カスイツチング素子としても使用できる。
第1 Arji!1.第1B@は量子井戸構造と励起子
吸収線の一例を示す図。 第2図は、本発明による光学情報記録方法の一実施例を
示す概念図。 第3図は、本発明による光学情報記録方式を示第6B図
は、本発明の他の実施例を示す素子構造に関する概念図
。 第7図は1本発明による光学情報記録方法の他の実施例
を示す概念図。 1・・・励起子吸収線、4・・・電源、5・・・半導体
構造体。 6・・・量子井戸層。 トを示す図。 第5A図、第5B図は、本発明による光学情報記録方法
の一実施例を示す概念図。 第6A図は1本発明の一実施例を示す素子構造に関する
概念図。 第1A図 第1B区 囁 2 口 算 主浮 第 図 2θ 苫乙1明ヒA− エ和い°−令 /6広吠収辛 /7 L−1−一光 閉 【 発を屯と叱ヱ
吸収線の一例を示す図。 第2図は、本発明による光学情報記録方法の一実施例を
示す概念図。 第3図は、本発明による光学情報記録方式を示第6B図
は、本発明の他の実施例を示す素子構造に関する概念図
。 第7図は1本発明による光学情報記録方法の他の実施例
を示す概念図。 1・・・励起子吸収線、4・・・電源、5・・・半導体
構造体。 6・・・量子井戸層。 トを示す図。 第5A図、第5B図は、本発明による光学情報記録方法
の一実施例を示す概念図。 第6A図は1本発明の一実施例を示す素子構造に関する
概念図。 第1A図 第1B区 囁 2 口 算 主浮 第 図 2θ 苫乙1明ヒA− エ和い°−令 /6広吠収辛 /7 L−1−一光 閉 【 発を屯と叱ヱ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、直接遷移型半導体を構成要素として含む量子井戸超
格子構造を有し、直接遷移型半導体の励起子吸収を利用
する半導体光学装置。 2、請求項1の半導体光学装置において、複数の励起子
吸収帯を有する半導体光学装置。 3、請求項1の半導体光学装置において、前記量子井戸
超格子構造は一組の量子井戸超格子構造を積層した多数
量子井戸超格子構造(MQW)からなる半導体光学装置
。 4、請求項3の半導体光学装置において、前記量子井戸
超格子構造は、バンドギャップの異なる第1、第2およ
び第3の半導体によるヘテロ接合により構成される半導
体光学装置。 5、請求項4の半導体光学装置において、前記量子井戸
超格子構造は伝導帯の電子に対するエネルギーが前記ヘ
テロ接合の一方の側から他方の側に向かつて前記第1、
第2および第3の半導体の順に小さくなる階段状のバン
ド構造を有し、価電子帯の正孔に対するエネルギーが前
記第2の半導体において最小となり、かつ前記第2の半
導体のバンドギャップが前記第1および第3の半導体の
バンドギャップよりも小さい半導体光学装置。 6、請求項5の半導体光学装置において、第2の半導体
の励起子吸収現象により記憶の書き込みをおこない、第
1の半導体が負、第3の半導体が正となる方向に電界を
印加することにより、記憶を保持する半導体光学装置。 7、請求項5の半導体光学装置において、第2の半導体
の励起子吸収現象により記憶の書き込みをおこない、第
1の半導体が正、第3の半導体が負となる方向に電界を
印加することにより記憶を消去する半導体光学装置。 8、請求項4の半導体光学装置において、前記第1、第
2および第3の半導体は、この順に積層され、前記第1
の半導体は電子および正孔に対する電位障壁を、前記第
2の半導体は電子に対する電位障壁をおよび前記第3の
半導体は正札に対する電位障壁を形成する半導体光学装
置。 9、請求項8の半導体光学装置において、電位障壁はK
T(約26meV)以上である半導体光学装置。 10、請求項9の半導体光学装置において、電位障壁は
約5KT(約0.13eV)以上である半導体光学装置
。 11、請求項10の半導体光学装置において、電位障壁
は約10KT(約0.26eV)以上である半導体光学
装置。 12、請求項1の半導体光学装置において、前記量子井
戸超格子構造が直接遷移型半導体により構成される半導
体光学装置。 13、請求項1の半導体光学装置において、直接遷移型
半導体のバンドオフセット微細構造内量子井戸に間接遷
移を起こしうる状態で電子と正孔を閉じ込めることによ
り、1つの記録状態を形成する半導体光学装置。 14、請求項1の半導体光学装置において、前記量子井
戸超格子構造は直接遷移型半導体と間接遷移型半導体に
より構成される半導体光学装置。 15、請求項14の半導体光学装置において、書き込み
は直接遷移型半導体における励起子吸収により、記録保
持は間接遷移型半導体においておこなう半導体光学装置
。 16、請求項4の半導体光学装置において、第1の半導
体がZnS、第2の半導体がCdTe、第3の半導体が
CdSからなる半導体光学装置。 17、請求項4の半導体光学装置において、第1の半導
体がZnS、第2の半導体がGaAs、第3の半導体が
CdSからなる半導体光学装置。 18、請求項4の半導体光学装置において、第1の半導
体がZnS、第2の半導体がGaAs、第3の半導体が
GaPからなる半導体光学装置。 19、第1の半導体と第2の半導体と第3の半導体とが
積層され、これらの半導体は量子井戸構造を形成し、か
つこれらの半導体のエネルギーバンド構造は伝導帯の電
子に対するエネルギーが階段状であり、かつ価電子帯の
正孔に対するエネルギーおよびバンドギャップが上記第
2の半導体において上記第1および第3の半導体におけ
るよりも小さい一組の量子井戸構造を複数層積層し、こ
れらの量子井戸構造の上記量子井戸は上記半導体の層厚
を変化させることにより異なる励起子吸収線を有するこ
とを特徴とする半導体光学装置。 20、半導体構造体にある複数の励起子吸収線により、
入射光をそのエネルギーに従つて吸収し、少なくとも上
記エネルギーの一部を上記半導体構造体内の間接遷移を
利用して保持することを特徴とする半導体光学装置。 21、請求項20に記載の光学装置において、前記間接
遷移の緩和時間を小さくすることにより、前記エネルギ
ーの一部を放出することを特徴とする半導体光学装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63287675A JP2695872B2 (ja) | 1987-11-18 | 1988-11-16 | 半導体光学装置及びこれを用いた記録装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-289322 | 1987-11-18 | ||
JP28932287 | 1987-11-18 | ||
JP63287675A JP2695872B2 (ja) | 1987-11-18 | 1988-11-16 | 半導体光学装置及びこれを用いた記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02818A true JPH02818A (ja) | 1990-01-05 |
JP2695872B2 JP2695872B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=26556833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63287675A Expired - Lifetime JP2695872B2 (ja) | 1987-11-18 | 1988-11-16 | 半導体光学装置及びこれを用いた記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695872B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005244248A (ja) * | 1995-04-28 | 2005-09-08 | Fujitsu Ltd | 光半導体記憶装置の書込み読出し方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6174638A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-16 | Agency Of Ind Science & Technol | 機能性有機・無機複合非晶質材料及びその製造方法 |
JPS61267361A (ja) * | 1985-05-22 | 1986-11-26 | Nec Corp | 半導体メモリ−素子 |
JPS6285227A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-18 | Tokyo Inst Of Technol | 光回路機能素子 |
JPS62284786A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-10 | Toshiba Corp | 光学的情報記録装置 |
JPS63225236A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-20 | Fujitsu Ltd | 量子井戸型非線形光学薄膜 |
JPS63281235A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-17 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 消去可能型電気光学的記憶デイスク |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP63287675A patent/JP2695872B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6174638A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-16 | Agency Of Ind Science & Technol | 機能性有機・無機複合非晶質材料及びその製造方法 |
JPS61267361A (ja) * | 1985-05-22 | 1986-11-26 | Nec Corp | 半導体メモリ−素子 |
JPS6285227A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-18 | Tokyo Inst Of Technol | 光回路機能素子 |
JPS62284786A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-10 | Toshiba Corp | 光学的情報記録装置 |
JPS63225236A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-20 | Fujitsu Ltd | 量子井戸型非線形光学薄膜 |
JPS63281235A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-17 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 消去可能型電気光学的記憶デイスク |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005244248A (ja) * | 1995-04-28 | 2005-09-08 | Fujitsu Ltd | 光半導体記憶装置の書込み読出し方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2695872B2 (ja) | 1998-01-14 |
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