JPH0281800A - 自己自動化された減摩継手及びこの種の継手を備えた衛星の太陽電池パネルのような連接装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は主として、結合された部品の自動展開とこれら
の部材の展開位置での固定の両方を確実にするべく設計
された減摩継手に係る。本発明はまたこの種の継手によ
って相互結合されたさまざまな部品から成る連接１置に
係る。

発明の背景 本発明継手はその信頼性と性能とにより特に宇宙工学分
野、さらに特定的には結合されたさまざまな部品から成
り、宇宙空間で展開形態をとる衛星の太陽電池の製造に
おいて使用され得るべく適用される。しかし宇宙及び地
上の両方において多数の適用が可能である。先ず第１の
分野として簡単な例として可動フラッグ、操作アーム等
々を挙げることができる。地上用途としては、この種の
例はロボット及び例えば原子力、食品、製薬及び化学工
業への適用を含む。

現在、連接太陽電池パネルを構成するさまざまな部材は
普通は接触部品間に生じる摩擦を特徴とする丁番形継手
によって相互結合されている。この種の継手は潤滑され
る必要があり、そのため衛星が発射され、宇宙内軌道に
ひとたび乗せられると衛星が受ける極端な温度や真空状
態に関して得るのが極めてむずかしい。これらの条件の
下で材料は共に溶は合いあるいはくつつき合う傾向をも
ち、これがパネルの非展開を沼く危険がある。

加えて、現行の継手は例えばねじりばねを含む自動化手
段を用いてパネルの展開を保証するのが通例である。こ
れらの継手の広範囲且つ散在する摩擦は理想的な自動化
限界を得るための充分な自動化を要求する。摩擦が小さ
ければ展開終了時の衝撃が大きくなるかもしれない。か
なりの構造的衝撃として生じるこれらの衝撃を制限する
ため、速度調整装置がこれらの継手に付加される。さら
に広範囲に散在する摩擦は族１ｔｎ幾何学が正確に予言
できないことを意味し、こうして特に文書ＦＲ−Ａ　−
２３７１３４３号に開示されているようなパネルを構成
するさまざまな部材の展開と同期化することが必要とな
る。

文書ＵＳ−Ａ−３３８６１２８号は円断面円弧をもつ数
本のばね棒を用いて２個の連接部材を結合する場合を考
察しており、前記ばね棒はこれら部材の２つの対向面に
固定されている。こうして、連接継手が具体化され、前
記継手は部材間で前記部材を自動的に展開しようとする
駆動トルクを与え且つ展開位置において鎖錠圧力を加え
る。

しかしながら、この継手は展開時に部材間に相対指導を
与えず、その結果ねじり又は振動運動のような迷走運動
が例えば衛星が発射され、パネルが展開し又は衛星が受
ける熱勾配効果の下で生じるからしれない。この種の運
動はパネル自体又は衛星の伯の部分を損傷する恐れがあ
るから、実際上容認されない。

さらに、米国特許ＬＩＳ−Ａ−３３８６１２８号に開示
されたばね棒は展開位相の間ずっと良好な弾力性を保証
するため厚みが限定されている。こうして満足すべき鎖
錠圧力をもつ高い駆動トルクを得るためには多数のプレ
ートが備えられる必要があり、そのため継手の外形寸法
を極端に大きくする結果を招く。

第２に、文書ＦＲ−八−２１２２０８７号は２つのせる
ヒンジを開示している。これら２つの憾はその各々に先
端を固定した少なくとも２個のたわみ性条片によって結
合され、その結果、条片は円筒面間を横切る。

この種のヒンジは連接ヒンジでもあり、展開位置におけ
る自動化又は鎖錠装置を含まない。さらにそれが受ける
熱勾配が、衛星が打上げられたとき及び連接部材の展開
終了時に生じる応力によるパネル間の望ましくないねじ
り効果を生じる部材間遊隙を必然的に生じることになろ
う。

発明の要約 こうして本発明の目的は、文書ＵＳ−Ａ−３３８６１２
８号及び文書ＦＲ−Ａ−２１２２０８７号に記載の継手
の利点の両方を上記欠点を含まずに備えた新規減摩継手
を提供することである。この継手は特に自己自動化及び
自己鎖錠形であるという利点を有し、また継手の受ける
温度条件及び灘械的衝撃に係りなく部材間の遊隙及びね
じり運動の無い指導を利用している。

本発明によればこの結果は、２つの隣接する部材間に取
付けられるように設計され且つ円断面円弧をもつ少なく
とも１個の予備成形弾性帯材を含む減ＩＩＩ［１手を用
いることによって得られる。前記継手はその２つの先端
を介して各部材と統合されており、各部材と一体的に作
られるための２個のブレース（支持部材）を含んでおり
、これらに各弾性帯材の先端が固定されており、前記ブ
レースは少なくとも２個のたわみ性部材の作用下で相互
に転がり入るために適した凸形円筒面を含んでおり、こ
れら各部材の先端は前記円筒面間を横切ることによって
これらの部材が通過するように各ブレースにそれぞれ固
定され、前記部材の各々にプレストレス引張り力を与え
るため引張り装置が備えられていることを特徴とする。

上記の如く設計された継手において、２個のブレースは
展開された継手の鎖錠をも保記する弾性帯材の作用ドで
ｊ！！擦無しに相互に転入する。転入は２個のブレース
を結合するプレストレスたわみ性部材によってパネル間
に遊隙及びねじり運動を生じることなく実行され、この
プレストレスは前記部材が目指す用途の継手が受けるあ
らゆる種類の負荷及び熱勾配に耐えるように決定されて
いる。

上記条件を確保する他に、本発明継手は摩擦が存在しな
ければ、残留自動化（駆動トルク・マイナス・抵抗トル
ク）がある程度拡散されることを保証するという利点も
有している。従って展開幾何学形は極めて正確に予定さ
れることができる。

こうして普通はさまざまなパネルを展開するための同期
化装置を付加する必要は無い。加えて、摩擦の不在は比
較的低い自動化装置の使用をす能にし、こうして展開終
端時の衝撃を限定することができる。それ故、継手に速
度調節装置を付加する必要は無い。

より有利には、各弾性帯材はリベットのような機械的結
合装置を介して周囲に統合された２個の重ね合わせたば
ね棒を含む。

駆動トルクと展開終端時の鎖錠力との間に可能な限り最
良の妥協を見い出すため、各弾性帯材は好ましくは円筒
面の軸線を平行に通る平面から及び継手の内部へ向かう
側面から正方向の距離に配置されており、前記弾性帯材
の凹面はこの平面の方へ向き付けされている。

本発明の好ましい１具体例では、例えばプレートによっ
て構成された各たわみ性部材の引張りは曲げビームを用
いてブレースの１９にこの部材の１端を固定することに
よって確保される。このビ−ムの塑性変形を防ぐために
は前記装置と結合したその先端とブレースの隣接面との
間にくさび材を挿入することができる。

好ましくは、少なくとも１個の弾性帯材がブレースの少
なくとも１方側にブレースの向き合う面に取付けられた
固定部品を用いて固定される。

多くの場合、このように組立てられた継手は満足ずべぎ
機能を果す。しかしながら継手が展開するとき、閉止時
の剛性（弾性帯材の折れ曲がり前の〉はこの継手に加え
られた圧力について不足する場合もある。それ故ブレー
スは相互に離れて動こうとする。

本発明継手の３種類の変形具体例がこの問題の解決を確
実にする。

第１変形例によれば、展開装置の剛性は円筒面を相互に
張り合わせるため弾性帯材を固定するための部材を好ま
しくは用いてブレース（支持部材）に固定されたケーブ
ルのような好ましくはプレストレス形の少なくとも１個
の結合部材を用いて確保される。この結合部材はこれら
の面の軸を通る面内におおよそ配置される。

第２変形例によれば、これはブレース（支持部材）の分
離を防ぐこと無く装置の剛性を確保するもので、例えば
ばね板によってブレースの１９に結合されたフック及び
他方のブレースと統合されたスラグ（金属塊）を含む付
加的引掛は部材がひとたび継手が展開されると相互に内
部に収納される。

最後に、第３の変形例では、たわみ性部材は円筒面内に
形成されたのど部に取付けられ、のど部の深さはこれら
部材の厚さより大きく、その結果、円筒面はのど部の両
側と相互に直接に接触する。

この変形例は継手に何ら付加部材を要求しないから特に
有利で、同じ（ブレース（支持部材）の分離を防ぐこと
無く装置の剛性を保証する。

上記の通り、本発明継手は原則として部材の展開を同期
化する装置を要求しない。しかしながらこの種の同期化
は何らかの特定適用例では有用である。

この場合、本発明の少なくとも１個の継手によって２個
ずつ結合された少なくとも３個の隣接部材によって形成
される連接装置は、装置がさらに多対の隣接部材の間に
これらの部材を結合する継手の円筒面の軸と合併す、る
軸によってこれら部材に結合されたサポートを含む同期
化展開機構を含み、さらに２つの継手間に位置する各部
材について、これらのサポートと変形可能の平行四辺形
を形成するためこの部材上のヒンジピンの両側のサポー
トに結合された１対の引張り部材を含むことを特徴とす
る。

次に本発明継手とこの種の継手を備えた連接装置を具体
化するさまざまな変形例について、非限定例として添付
図面を参照して説明する。

好ましい具体例の詳しい説明 特に第１図から第３図を参照すれば、本発明継手は符号
１０で示されており、例えば機械加工された金属ブロッ
クにより構成される２個のブレース１２及び１４を含む
。これらのブレース１２及び１４は可能であれば特に宇
宙工学のような用途に認められた凹部によって軽１化さ
れてもよい。ねじ又はリベット１５（第２図）のような
任意の手段によって対応する部材Ｅ、Ｅ２に固定される
ように各々のブレース１２及び１４が備えられている。

ブレース１２及び１４は各々が図示の例では９０’を少
し超える艮ざの円弧形を断面として持つ円筒面１２ａ　
、　１４ａを含む。円筒面１２ａ及び１４ａの半径は等
しい。こうして、これらの面１２ａ及び１４ａは相互に
９０”ずれた２つの先端位面問を移動することを部材Ｅ
１及びＥ２に可能にするため相互に転入するのに適して
いる。部材Ｅ１及びＥ２が平面部材であるとき、これら
の位置の最初のすなわち折り曲げ位置は、部材Ｅ　及び
Ｅ２が相互に折り曲げられ且つ相互に平行である場合に
対応１ノ、第２位置すなわち展開位置はこれらの部材が
開き同じ面内に配置された場合に相当する。

ブレースが相互に転がり逆らう時、それらの円筒膨面１
２ａ及び１４ａを連続して案内するため、継手１０はさ
らにその先端が各ブレースに固定されて表面１２ａ及び
１４ａに転がり乗るためのたわみ性部材を含む。

図示の具体例では、これらの部材は例えばステンレス鋼
でつくられ、且つ巻上げ又は制御板として知られる４板
のたわみ性金属板１６及び２８として図示されており、
それらは表面１２ａ及び１４ａ間の回転運動の案内を確
保する。

例えば、装置１０はブレース１２及び１４の中央断面内
に配置され且つこれらのブレースに共通の中央面の両側
に円筒面１２ａ及び１４ａ上に同一方向に巻付けられた
２枚の隣接する中央巻上げ板１６を含む。

各々の巻上げ板１６の第１端は円筒面１２ａを接線方向
に延長するブレース１２の平坦面に直接に固定される。

この固定は例えばねじ１８によって実行される。この先
端から、プレート１６はブレースの円筒面１２ａ及び１
４ａ間を通り、つぎつぎに面１２ａと、次いで而１４ａ
と接触する。展開方向への継手の動きはこうしてプレー
ト１６を一定長だけ面１４ａから巻き解き、さらに面１
２ａ　ｈでプレート１６を同じ長さだけ巻き解く作用を
もつ。

第３ａ図により詳しく示す通り、各巻上げプレート１６
の反対側の先端はねじ２０によって、ブレース１４と一
体化された他端をもつ曲げビーム２２の１端に固定され
る。図示の例では、ビーム２２はブレース１４と１９物
としてつくられている。ビーム２２はこうして円筒面１
４ａの先端にこの面に対して径方向にブレース１４の質
踊内に開口２４を機械加工することによって得られる。

組立時に巻上げプレートが固定されるべきビーム２２の
先端に力が加えられ、こうしてブレース１４の方へビー
ムの弾性変形が生じる。この力はプレート１６がねじ２
０によってビーム２２に完全に固定されるまで維持され
る。ついで力が緩められ、ビーム２２上で測定されたた
わみに従って正確に知るこフ０ とができる値をもつｌレストレス引張り力をプレート１
６に加える効果をもつ。

いくつかの具体例では特に宇宙工学において、ビーム２
２はその弾性限界を超える変形の危険のある負荷を受け
、それがこのビームによって対応する巻上げプレート１
６上に加えられるプレストレス力を抑制ないし排除する
効果をもつであろう。その危険を避けるため、ビーム２
２のプレート１６が固定された先端とブレース１４と向
き合う面の間の開口２４内にくさび材２５（第３ａ図）
が配置されるのが好ましい。しかしながら、このくさび
材２５はプレストレス力がプレートに加えられた状態を
保つために充分な量の遊びを許す。

第１図から第３ａ、ｂ、ｃ図に示す具体例では、継手１
０は各々のプレート１６に近いブレース１２及び１４の
外側断面に固定され、ブレースの中央面に対しても対称
であるようにする２個の他の外部巻上げ又は制御プレー
ト２８を含んでいる。これらの巻上げプレート２８はブ
レース上のプレート１６と反対方向に巻上げられ、その
結果、プレート１６及び２８は円筒面１２ａ及び１４ａ
間を横切る。ブレース上への巻上げプレート２８の取付
けは、プレート１６の取付けと同様に後者に対して逆に
なる。

例えば、各プレート２８の１端はねじ３０によって、円
筒面１４ａをブレース１４に対して接線方向に延伸する
前記ブレースの外側平坦面に直接的に固定される。巻上
げプレート２８の各々の外端はねじ３２によってたわみ
性ビーム３４の第１端に固定され、ビームの細端はブレ
ース１２と一体的であり、且つ好ましくは全体が１９物
として作られている（第３ａ図）。引張りプレストレス
力は装置の各巻上げプレート２８に対して巻上げプレー
ト１６について先に説明した通り、ビーム３２の助けを
かりて加えられる。くさび材３５はまたビーム３２に弾
性限界を超えた変形が加わるのを防ぐ。

ブレース１２及び１４及び引張りプレストレス力を加え
られた巻上げプレート１６及び２８によって形成された
装置は減摩継手を形成する。各巻上げプレート内に蓄積
されたプレストレス力（その値はおよそ８０ＯＮに達し
得る）は、特に宇宙空間で使用される場合に継手が受け
るであろう差動膨張及び衝撃にもかかわらず、特に展開
時のブレース間のねじれ運動のような径方向遊隙又は迷
走運動の出現を防ぐことを可能にする。

本発明によれば、継手１０はさらに継手の自動展開と展
開位置での鎖錠の両方を確保する機能をもつ予備成形弾
性帯材３６を含んでいる。このため弾性帯材３６のそれ
ぞれの先端はブレース１２及び１４に固定されている。

より特定的には、各弾性帯材３６の先端は例えば押え座
金３９及び固定部品３８（第４図及び第５図）間で帯材
３６の先端を押圧するねじ３７を用いて固定部品３８に
固定されている。固定部品３８自体は例えばねじ４１の
ような取外し可能な固定手段によってブレース１２及び
１４の側面に取付けられている。図示の具体例では、弾
性帯材３６はこうして第１図、第２図及び第４図に示す
ようにブレース１２及び１４の各側に取付レノられてい
る。

特に第５図に示すように、各弾性帯材３６はそれ自体円
形断面円弧をもつ２個の同−ｍね合わせばね棒によって
構成される。休止位置でこれらのばね棒はふつう直線位
置を占める。次に継手１０は展開位置に入る。弾性帯材
３６の固定部品３８への固定はこの位置においてこれら
の帯材が円筒面１２ａ及び１４ａの軸線を通る面から正
方向距１１１ｄ（第５図）だけ距たり、且つプレートの
凹みがこの而の方へ向き付けられるように実行される。

距離ｄの値は、展開を制御する駆動トルク、鎖錠効果を
決定する鎖錠解除トルク及び展開位置に於ける継手の剛
性の間で可能な限り最良の妥協を得るようにして用途に
従って選択される。例えば、円筒面１２ａ及１４ａの半
径が２２ｍであれば、距離ｄはおよそ１５履となるだろ
う。

より有利には、各弾性帯材３６は継手が宇宙空間で使用
される場合、断熱保護ケース４２（第１図及び第２図）
で覆われるのがよい。この保護は、弾性帯材の挙動が継
手の受ける高い熱勾配によって誘導される差動膨張によ
って修正されないことを保証することを可能にする（衛
星が軌道内にあるとき継手の温度はおよそ１８０℃とお
よそ一１２０℃の間で変化することができる。

同じく第５図に示す通り、各弾性帯材３６を形成する重
ね合わせばね棒４０は好ましくはリベット４４又はこれ
らのばね棒の挙動を修正しない他の任意の機械的結合装
置によってその中央部で完全に一体化される。テストに
よれば、この秤のリベットが２個の半プレート問に完全
な対称性を保証することを可能にすることが分かった。

ばね棒によって継手に加えられた駆動力のなめらかな変
化は前記継手のなめらかな展開を生じるが、これは必ず
しもリベットが使用されていない場合とは限らない。

弾性帯材３６を、ブレース１２及び１４並びに巻上げプ
レート１６及び２８から成る装置に付加することによっ
て、展開位置への鎖錠を保証する減摩自己自動化継手を
具体化することが可能になる。特に、２個の重ね合わさ
れたばね棒４０を用いた弾性帯材３６を具体化すること
によって継手の実現が可能であることを指摘しておくこ
とが大切である。実際、所定の厚さの２個の重ね合わさ
れたばね棒を用いて得られる駆動トルクは展開位相の全
期間にわたって同じ厚さの単独はね棒の助けをかりて得
られた駆動力の２倍以上であることがテストから分かっ
た。この現象は継手の展開角度が小さいときは一層意味
深い。これらのテストはまた、ばね棒の厚さが増せばそ
れだけこの現象がぎわだつことも示している。従って本
発明によれば、少なくとも２本の重ね合わされたばね棒
を用いることによって展開角度に従って可能な限り最適
に分配された駆動ト・ルクを得ることが期待されるとき
に特に有利である。

このようにして構成された継手１０のさまざまな展開位
相を第３ａ図から第３Ｃ図に示す。

第３ａ図は最初の折り返えし位置にある継手を表わす。

継手によって結合された部材のこの位置への抑止は爆薬
ボルトのような任意の外部装置によって確保されるが、
このボルトは本発明の範囲に含まれていない。この位置
で、プレート１６はブレース１４の円筒面１４ａに事実
上完全に巻付けられ、他方ではプレート２８はブレース
１２の円筒面１２ａに事実上完全に巻付けられる。さら
に、帯材３６を構成するばね棒はループを形成するため
内側に曲げられる。

前記抑止装置がレリーズされると、弾性帯材３６内に蓄
積された応力はブレース１２及び１４にこれらのブレー
スの円筒面１２ａ及び１４ａに相互転入を生じさせる効
果をもつ駆動トルクＣｌ１１（第３ｂ図）を加える。巻
上げプレート１６はこうして円筒面１４ａから巻き解け
る間は円筒面１２ａに徐々に巻き付き、他方では巻上げ
プレート２８は円筒面１２ａから巻き解ける間は円筒面
１４ａに巻き付く。この状態を第３ｂ図に示す。

第３Ｃ図は弾性帯材３６が完全に直線形をなし、この位
置で継手の鎖錠を確保する展開終了時を表わす。巻上げ
プレート１６はそこで事実上円筒面１２ａに完全に巻き
付き、他方では巻き上げプレート２８は事実上円筒面１
４ａに完全に巻き付けられる。

展開の全位相にわたって、引張りプレストレス巻上げプ
レート１６及び２８はＦｊｌｌ！Ｉを生じず、またブレ
ース間に生じる可能性のあるねじり運動のような径方向
遊隙又は迷走運動を生じることなく、ブレースの正確な
案内と相互転入を確保することを指摘することが大切で
ある。こうして継手の自動化は比較的軽く、これは宇宙
空間で使用される現行継手の場合とは異なる。こうして
衛星太陽電池パネルのような連接装置のさまざまな部材
の展開終了時の衝撃を制限することをふつう可能にする
任意の展開調節速度装置の使用が可能である。

本発明継手１０が展開位置にあるとき、その剛性はその
１ｍ　１１に関して加わるトルクを受けるか否かにＪ：
ってさまざまな特徴を示す。

こうして展開された継手が開きに作用するトルクを受け
るとき（第３Ｃ図矢印Ｇｏ）、弾性帯材３６とブレース
１２及び１４の間の相対はめ合いはｌｆｔが帯材が引張
り力を受けるとぎ相互にさからって加わる傾向をもつこ
とを保証する。そこで継手の剛性は目指す用途を満足す
るように充分に高い。

他方では、展開された継手が閉止時に加わるトルクを受
けるとき（第３Ｃ図矢印（Ｊ）、弾性帯材３６は圧縮し
て働き、引張り力は巻上げプレート１６及び２８に加え
られる。そこで継手の剛性は開き時に加わるトルクを受
けるときの剛性よりかなり低い。加わるトルクがあまり
にも大きすぎると、この低剛性がブレース１２及び１４
を分離して移動させる。

数多くの適用例において、閉止時に継手によって示され
る比較的低い剛性は完全に許容されることができる。し
かしある種の適用例では、継手にそれが展開位置にある
とぎ閉止のためにその剛性を増すことを可能にする付加
装置を付加することが必要である。

第１図から第５図に示す具体例についてこの付加装置は
継手１０が展開位置にあるとぎ張力をプレストレスされ
るようにブレース１２及び１４に各々固定された先端を
もつねじり金属ケーブル４６のようなたわみ性結合部材
によって構成される。

さらに特定的には、図示の継手は弾性帯材３６の他の側
のブレース１２及び１４の両側に配置された２本のケー
ブル４６を含む。各ケーブル４６の先端は四角形１ノボ
ート４８に固定され、それ自体は第４図に詳しく示すよ
うに固定部品３８の１９に固定されている。

ケーブル４６の各端の対応サポート４８への固定はサポ
ートにねじ込まれ、カウンタナツト５０によって位置に
保たれるねじみぞ付き結合部品４９を用いて実行される
。各ケーブル４６の圧力はサポート４８に対して皿座金
５３を砕くようにケーブル４６の対応する先端に結合さ
れたスリーブ５１に結合部品４９の１９をねじ込むこと
によって展開位置で調節される。プレストレスはひとた
び継手がＫ　［ｌｉｌされると自動的にケーブルに加え
られる。

好ましくは、継手が掻端に高い温度勾配を受けなければ
ならないとき、これは特に宇宙工学に利用される場合だ
が、固定部品３８へのサポート４８の固定は、これから
生じる膨張がケーブル４６内に蓄積されたプレストレス
力に何ら影響しないように実行される。

第４図に示す通り、この結果は固定部品３８へのサポー
ト４８の特別な取付けによって得ることができる。この
装置では、各サポート４８は固定部品３８内に形成され
た付加内部みぞに入り込むスラグ４８ａを含む。きつく
ねじ締めされた締付けねじ５２がスラグ４８ａの軸線に
従ってサポート４８と固定部品４８を横切る。各サポー
ト４８はまた、少しゆるめにねじ締めされ且つ一定最の
遊びをもってサポート４８を横切る第２のねじ５４によ
って対応する固定部品３８に固定される。

このように具体化されたはめ合いでは、サポート４８に
固定されたケーブル４６の端は距１１ｉｄｏだけ分離さ
れ、他方では固定部品３８へのサポート４８の締付けね
じ５２の軸線は距離ｄ１だけ分離される。

さらにサポート４８はインパール（登録商標）のような
材料でつくられ、その膨張係数は事実上げ口である。

さらに、金属又は金属合金のような材料でつくられた固
定部品３８及びブレース１２及び１４の膨張係数１が知
られており、またケーブルが埋められる鋼のような材料
でつくられたケースの膨張係数はゼロである。こうして
ｄｏ　０＝６１１であるようにｄ。及びｄ１値を前もっ
て決定された距離に与えることによって、この種の装置
はケーブル内に蓄積されたプレストレス応力が温度に関
りなく不変を保つようにケーブルとブレース間の差動膨
張を抑制することが可能である。

継手が展開位置にあるときのブレースの円筒面１２ａ及
び１４ａの軸線を通る平面に対するケーブル４６の配置
は、これらのケーブルがこの面に対して弾性帯材３６の
側からずれるか又はこの面のほぼ内側に位置するように
実行される。この配置によって継手がひとたび展開され
るとケーブル４６は引張られるだけで、こうしてこのケ
ーブルによって加えられる抵抗トルクが継手の全問を防
げることは無いことが確実になる。しかしこの配置は特
に閉止に関して展開された継手の剛性をケーブル４６が
かなり増強し、さらにブレース１２及び１４が開いた継
手が閉じるときにトルクが加わるとき分離移動するのを
防ぐことを可能にする。

第６図は、展開位置の剛性がもはやケーブルによってで
はなく、各ブレ−スと結合し、ひとたび継手が展開する
とはめ合わされる付加的引掛は装置によって増強されて
いる変形具体例を表す。１組の付加的引掛は装置もまた
弾性帯材３６の他方側の前記ブレースの両側でブレース
１２及び１４に固定されてもよい。

さらに詳細には、第６図は付加的引掛は装置の各々がた
わみ性ばね棒５８の１端に固定されたフック５６を含ん
でおり、ばね捧の他端はブレースの１９例えばブレース
１２に固定されていることを示している。他方の引掛は
装置は他方のブレース例えばブレース１４と一体的なス
ラグ６０によって構成される。たわみ性ばね棒５８のブ
レース１２への固定及びスラグ６０のブレースへの固定
は、フック５６が継手が展開位置にあるときスラグ６０
と係合すると、スラグ６０の軸線及びばね棒は第１変形
具体例におけるケーブル４６と同じ方法でブレースの円
筒面１２ａ及び１４ａの軸線を通る面内にほぼ配置され
るようにして実行される。

さらに、ばね棒５８の弾性は前記位置を超えてスラグ６
０ヘフツク５６がはまり込むようにブレース１２に固定
された停止部材６１と同じ距離だけブレース１２に固定
されたその先端に沿って回転さ１ｔようとする。

こうして、ひとたび継手が展開されると、スラグ６０は
フック５６の外側アームの傾斜の付いた内縁５６ａど接
触することによってフック５６に入り込む。

縁５６ａの傾斜は、スラグ６０があらゆる温度条件下で
その結果生じる差動膨張にもかかわらず接触するように
決定される。特に、ばね棒５８の弾性はフック５６が差
動膨張によって要求されればスラグ６０により深くはま
り込むことを可能にする。

他方では、フック及びスラグを形成する材料は、ブレー
スを相互に引き離そうとする引張り力が開いた継手に加
えられるとき、この力がスラグ６０のナボートによって
フックの傾斜縁５６ａ上でこれらの装置間に何らすべり
が生じることなく完全に吸収されるように選択されてい
る。

こうしてこの本発明第２変形具体例は特に継手が閉止時
に加わるトルクを受けるとき展開位置の継手の剛性をあ
らかじめ確保することを可能にする。しかし第１変形具
体例のプレストレスケーブルの場合とは対照的に、ばね
棒５８、フック５６及びスラグ６０によって構成される
装置はプレストレスを施されず、その結果、継手の剛性
はこの継手が閉止時にかなりのトルクを受けるとき、ブ
レースが相互に引き離されること無しに得られる。

継手１０が展開位置にあるとき、及び閉止時にトルクを
受けるとき、その剛性を向上させるため以上説明した２
つの方法は、付加装置の巻上げプレート及び弾性帯材が
ブレースより成る基礎継手に付加されることを要求する
。第７図及び第８図に示す変形具体例では、基礎継手に
何の装置も付加すること無しに比較し得る結果が得られ
る。

この変形具体例では、ブレースの外側円筒面１２ａ及び
１４ａに直接に巻付けられる代りに、巻上げプレート１
６及び３８はこれらの表面上に形成されたのど部１２ｂ
及び１４ｂ内に収納される。このようにして円筒面１２
ａ及び１４ａに接する面の内部を横切る代りに、巻上げ
プレート１６及び３８はこの共通接線面と正の角度θを
形成することによって横切る。この角度θの値はのど部
１２ｂ及び１４ｂの深さによって決定され、前記深さは
プレート１６及び３８の厚さより大であることを必要と
する。

この角度θの存在に関して、プレート１６及び３８の各
々に加わるプレストレス応力はブレースの面１２ａ及び
１４８間の接触点においてこれらの而に垂直であり且つ
ブレースを相互に押し当てようとする分力を生じる。こ
うしてこの角度θに適正値を与えることによって、展開
位置の継手の剛性を増すことができる。実際に、継手に
よって生じ得る所定最大閉止トルクは、こうして少くと
もこのトルクにつり合う、ブレースを相互に押し当てよ
うとする力に耐えなければならない。

非限定的な例として、角度θは４個の巻上げプレートを
含む継手が、弾性帯材３６がブレースの円筒面１２ａ及
び１４ａの中央を通過する面からおよそ１５ｓだけ距て
られているとき、８ＮＩ１１のトルクに耐えることが要
求される。２２慣の半径をもつ円筒面について、この角
度θは深さがおよそ０．９ｍｒｎののど部１２ｂ及び１
４ｂに相当する。

第７図及び第８図に示すこの変形具体例では、巻上げプ
レート１６及び３８を用いて実行される代りに、ブレー
ス間の接触はのど部１２ｂ及び１４ｂの両側に円筒面１
２ａ及び１４ａによって直接的に実行される。ブレース
間の力を正確に吸収するため、巻上げプレート間のスペ
ースを僅かに広げることが要求される。

本発明減摩継手の３種の変形具体例を第１図から第８図
を参照して以上の通り説明したが、前記継手は求められ
ればこの形式の単独継手を用いて２つの隣接する部材を
相互に結合することを可能にする信頼性と剛性と機械的
挙動からなる特徴を有している。これによって隣接する
２つの部品間に数個の継手を配置すると、製造公差に関
して解決の困難な直線性の問題を生じることから、組立
の単純化が可能となる。

本発明継手の他の主たる利点は、先に指摘した通り、弾
性帯材によって制ｍ＋されるブレースの相互転入と継手
の摩擦が無いときにプレストレスを施された巻上げプレ
ートによって保証される案内の質が、継手が問いた位置
で行う挙動を正確に型どることを可能にするという事実
にある。従って、継手の展開速度を調節し、又はこの種
の継手によって結合された数個の部材から成る連接位置
に付加同期化磯構を備え付けることはふつう必要ではな
い。

ある種の適用例では、この種の連接装置に同期化機構を
備え付けるのが有効であることが確かめられるかもしれ
ない。この場合、第９図から第１１図に概略的に示すよ
うな機構が用いられるのが好ましい。

これらの図は本発明継手１０ａ及び１０ｂを用いて２個
ずつ結合された３つの連接部材Ｅ、ｆ三、、及びＥ３を
示す。これらの連接部材はその数は３個以上であっても
よく、特に衛星太陽電池パネルの部材であってもよい。

第９図に示すように、連接装置に備わる同期化機構は先
ず第１に継手１０ａ及び１０ｂの各々と結合したサポー
ト７０ａ　、　７０ｂを含んでいる。各サポートはほぼ
Ｕ字形をなし、その頂部は対応する継手の内部方向に向
き付けられている。

各サポート７０ａ　、　７０ｂによって形成されるＶ字
形アームは対応する継手１０ａ　、　１０ｂによって結
合されたパネルＥ、Ｅ、２及びＥ２．Ｅ３に対して中央
部分で結合されている。こうしてサポート７０ａのアー
ムはそれぞれパネルＥ１及びＥ２に対して＠１！７２ａ
　　及び７２ａ２を通って結合され、さらにサポート７
０ｂのアームはパネルＥ２及びＥ３に対して軸Ｂ７２ｂ
　　及び７２ｂ３を通って結合される。より特定的には
、軸線７２ａ１及び７２ａ２は部材Ｅ　及びＥ２にそれ
ぞれ結合された継手１０ａのブレースの円筒面の軸線と
合致する。同様に、軸線７２ｂ　　及び７２ｂ３は継手
１０ｂのブレースの円筒而の軸線と合致し、それぞれ部
材Ｅ２及びＥ３に結合されている。実際は、部品Ｅ　　
、Ｅ　　及びＥ３に結合される代りに、サポート７０ａ
及び７０ｂはこれらの部材を結合する継手のブレースに
直接的に結合されることもできる。

第９図から第１１図に示す同期化展開様構は、図の部材
Ｅ２のような所定部材に結合されたサポート７０８及び
７０ｂを結合するケーブル又はロンドのような引張り装
置も含んでいる。

こうして部材Ｅ２に関して、２個の引張り装置７４ａｂ
　　及び７４ａｂ２はそれらの２端を介してそれぞれ、
部材Ｅ２に対して軸Ｗａ　７２ａ２及び７２ｂ２の両側
に後者から等しい距離に、サポートの前記アームと変形
可能の平行四辺形を形成するように結合されたサポート
７０ａ及び７０ｂのアームと結合している。同じ方法で
取付けられた同様の引張り装置がパネルのＥ　及びＥ３
のような他の部材と結合する。これらの引張り装置はそ
れぞれ部材Ｅ１については符号７４ａ　　及び７４ａ２
によって、部材Ｅ３については符号７４ｂ１及び７４ｂ
２によって小されている。

第９．１０及び１１図に示すこの配置法によって、連接
装置を構成するさまざまな部材のこの展開は完全に同期
化されて実行される。

こうして、部材Ｅ、Ｅ２及びＥ３が相互に平行であり且
つ相互に折り返えされて示された第９図の第１位置にお
いて、引張り位置７４はずべてこれらの部材と平行であ
り、サポート７０ａ及び７０ｂは、対応する継手１０ａ
及び１０ｂのブレースの円筒面間の接触点に正接する平
面に対して対称的に配置されている。

連接装置をその折り返えし位置に鎖錠する装置（図示ゼ
ず）が解放されると、継手の弾性帯材に蓄積された駆動
トルクは自動的にＥ　　、Ｅ　　及びＥ３のようなさま
ざまな部材の展開を実行する。

しかし継手１０ａのような任意の１９の継手の展開角度
の任意値βについて引張り装置７４及びサポート７０に
よって形成される変形可能の平行四辺形が存在覆るおか
げで、第１０図の継手１０ｂのような他の継手の展開角
はこの同じ値βをもつ。

第１１図に示す連接装置のさまざまな部材の完全な展開
はこの装置の継手１０ａ及び１０ｂのような各々の継手
について同時に獲得される。

勿論、本発明は例として先に説明したさまざまな変形具
体例に限られるものではない。

こうして、巻上げプレートの数は、プレート１６及び３
８に似た巻上げプレートが少くとも１枚あれば、４枚で
なくてもかまわない。同様に、これらのプレートにプレ
ストレス応力を加える手段は上記手段とは異なっていて
もよい。特にこれらの巻上げプレートはケーブルのよう
なたわみ性非伸張性装置によって代替されてもよく、こ
れに対するプレストレスは皿形座金を押圧して加えられ
る。

弾性帯材の数もまた、得たいと思う駆動及び非鎮錠トル
クがこの数を正当化すれば、２個で無くてもよい。さら
に各弾性帯材が好ましくは先に説明したように２個の重
ね合わされたプレートによって構成されるが、２枚以上
又は以下のプレートを用いることも可能である。

さらに、プレストレスとケーブル、フック又はのど部の
ような継手の剛性を増強する手段の使用は任意であるこ
とを指摘しておくべきである。同じことが第９図から第
１１図を参照して説明した同期化展開撮構にもあてはま
る。

最後に、結合装置４６のサポート４８は正の膨張係数２
をもつ材料でつくられてもよい。そこで距離ｄ　及びｄ
ｌは次の式を満た１べく選択されなければならない： ｄｏαＯ””１α１＋（ｄｏ−ｄ１）α２゜

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明継手を開いた時の内側を表す斜視図、第
２図は開いた位置にある第１図の継手を内側から見た平
面図、第３ａ　、３ｂ及び３Ｃ図はそれぞれ折り返えし
位置、開く途中及び開き位置における第１図及び第２図
の継手の断面図、第４図は継手の止め金への弾性バンド
とプレストレスとケーブルの固定を大縮尺で示す平面図
、第５図は第４図のｖ−■線に沿う部分切断図、第６図
は第１図から第５図の継手の変形具体例を示す側面図、
第７図は本発明継手の別の変形具体例を展開位置で内側
から見た中心断面を表す平面図、第８図は展開位置にあ
る第７図の継手の断面図、及び第９図から第１１図はそ
れぞれ折り返えし位置、開き途中の位置及び展開位置に
おける、同期化展開磯構を備えた、本発明継手により結
合した部品から成る連接装置の１断面を概略的に表す側
面図である。 １０・・・・・・継手、１２．１４・・・・・・ブレー
ス、１２ａ　　、１４ａ・・・・・・円筒面、１５・・
・・・・ねじ又はリベット、１６、２８・・・・・・た
わみ性金属板、３６・・・・・・ゴムバンド。 代理人弁理士　ｆ沿　　山　　　武

Claims (23)

【特許請求の範囲】
1. （１）２個の隣接する部材間に取付けられるべく設計さ
   れ、且つその２つの先端を介して各部材と一体化されて
   円形断面の円弧をもつ少なくとも１個の予備成形されて
   弾性帯材を含む減摩継手であって、前記継手は各部材と
   一体化されるための、各弾性帯材の先端が固定された２
   個のブレースをも含んでおり、前記ブレースが少なくと
   も２個のたわみ性部材の作用下で相互に転入するのに適
   した凸形円筒面を含んでおり、これら部材の各々の先端
   は各ブレースにそれぞれ固定されその結果これらの部材
   は前記円筒面間を横切ることによって通過し、この部材
   の各々に引張りプレストレス力を与えるために引張り装
   置が備えられている継手。
2. （２）各弾性帯材が機械的リンク装置によってその中央
   で一体化された２個の重ね合わされたばね棒を含む請求
   項１に記載の継手。
3. （３）各弾性帯材が、円筒面の軸線を平行に通過する平
   面から、及び継手の内部へ向き付けされた側から正方向
   の距離に配置されている請求項１に記載の継手。
4. （４）各弾性帯材が断熱保護ケーシングで覆われている
   請求項１に記載の継手。
5. （５）各たわみ性部材が巻上げプレートである請求項１
   に記載の継手。
6. （６）前記引張り装置が曲げビームを含んでおり、その
   先端の１つがブレースの１つと一体的であり、対向ブレ
   ース端には前記装置の１端が固定されている請求項１に
   記載の継手。
7. （７）前記装置が固定されたビーム端とこのビームを支
   えるブレースの隣接面との間にくさび材が挿入されてい
   る請求項６に記載の継手。
8. （８）前記継手が、前記円筒面上に所定の第１方向に巻
   付けられた２個の隣接する中央装置と、中央装置に隣接
   し、前記円筒面上に第１方向と反対の所定の第２方向に
   巻付けられた２個の外部装置を含む４個のたわみ性装置
   から成る請求項１に記載の継手。
9. （９）各ブレースが２個の対向する側面を含んでおり、
   少なくとも１個の弾性帯材の先端が固定部品を用いて前
   記面の少なくとも１つに固定されている請求項１に記載
   の継手。
10. （１０）固定部品が取外し可能の固定手段によってブレ
    ース上に取付けられている請求項９に記載の継手。
11. （１１）前記継手が、先端が各ブレースにそれぞれ固定
    された少なくとも１個のリンク部材をも含んでおり、こ
    のリンク部材が継手の開き位置と直ぐ近隣に緊張され、
    この開き位置で前記円筒面を相互に押当させようとする
    力を加える請求項９に記載の継手。
12. （１２）前記継手が２個のリンク部材を含んでおり、こ
    れらのリンク部材の各々の先端が固定部品の各々にサポ
    ートを介して固定されている請求項１１に記載の継手。
13. （１３）サポートが固定部品上に固定部分を含んでおり
    、それらの間に継手の開き位置でこれらのサポートに固
    定されたリンク部材の先端間の距離ｄ＿０に対応する距
    離ｄ＿１を持ち、これらの距離ｄ＿１及びｄ＿０は、ｄ
    ＿０α＿０＝ｄ＿１α＿１＋（ｄ＿０−ｄ＿１）α＿２
    （但しα＿０、α＿１及びα＿２はそれぞれリンク部材
    、固定部品、ブレース及びサポートを構成する材料の膨
    張係数を表す）である請求項１１に記載の継手。
14. （１４）各リンク部材がケーブルである請求項１１に記
    載の継手。
15. （１５）各リンク部材が継手が展開されているとき円筒
    面の軸線を通過する面内にほぼ配置されている請求項１
    １に記載の継手。
16. （１６）各リンク部材が継手が展開位置にあるときプレ
    ストレスを施される請求項１１に記載の継手。
17. （１７）前記継手がさらに各ブレースにそれぞれ固定さ
    れた付加的引掛け部材を含んでおり、その結果これら部
    材は継手の開き位置においてブレースの間隔と対向する
    ようにこの位置に接近して一緒に取付けられる請求項１
    に記載の継手。
18. （１８）付加的引掛け部材が、円筒面の軸線を結合する
    面内にほぼ含まれるばね棒によってブレースの１つと結
    合されたフックと、他方のブレースと一体的であり且つ
    フックの傾斜縁上に継手の開き位置で支持されるように
    このフックに入り込むために適したスラグを含む請求項
    １７に記載の継手。
19. （１９）各たわみ性部材が前記部材の厚さより大きい深
    さの前記円筒面内に形成されたのど部の内に取付けられ
    、その結果、円筒面が前記のど部両側に相互に直接的に
    接触する請求項１に記載の継手。
20. （２０）少なくとも１個の継手（請求項１）によって２
    個ずつ結合された少なくとも３個の隣接部材で形成され
    た連接装置であって、前記装置がさらに同期展開機構を
    含み、同機構が、各組の隣接部材間にこれらの部材を結
    合する継手の円筒面の軸線と合致する軸線を通してこれ
    ら部材に結合されたサポートを含んでおり、さらに各部
    材に対してこれらのサポートと変形可能の平行四辺形を
    形成するようにこの部材上のそれらのヒンジピンの両側
    にサポートに対して結合した１対の引張り部材を含んで
    いる連接装置。
21. （２１）サポートが対応する継手の外側に開いた２個の
    直角をなすアームを含む請求項２０に記載の連接装置。
22. （２２）引張り部材がケーブルである請求項２０に記載
    の連接装置。
23. （２３）引張り部材がロッドである請求項２０に記載の
    連接装置。