JP2931330B2 - 自己自動化された減摩継手及びこの種の継手を備えた衛星の太陽電池パネルのような連接装置 - Google Patents

自己自動化された減摩継手及びこの種の継手を備えた衛星の太陽電池パネルのような連接装置

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JP2931330B2 JP1205568A JP20556889A JP2931330B2 JP 2931330 B2 JP2931330 B2 JP 2931330B2 JP 1205568 A JP1205568 A JP 1205568A JP 20556889 A JP20556889 A JP 20556889A JP 2931330 B2 JP2931330 B2 JP 2931330B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は主として、結合された部品の自動展開とこれ
らの部材の展開位置での固定の両方を確実にするべく設
計された減摩継手に係る。本発明はまたこの種の継手に
よって相互係合されたさまざまな部品から成る連接装置
に係る。
発明の背景 本発明継手はその信頼性と性能とにより特に宇宙光学
分野、さらに特定的には結合されたさまざまな部品から
成り、宇宙空間で展開形態をとる衛星の太陽電池の製造
において使用され得るべく適用される。しかし宇宙及び
地上の両方において多数の適用が可能である。先ず第1
の分野として簡単な例として可動フラッグ、操作アーム
等々を上げることができる。地上用途としては、この種
の例はロボット及び例えば原子力、食品、製薬及び科学
工業への適用を含む。
現在、連接太陽電池パネルを構成するさまざまな部材
は普通は接触部品間に生じる摩擦を特徴とする丁番形継
手によって相互結合されている。この種の継手は潤滑さ
れる必要があり、そのため衛星が発射され、宇宙内軌道
にひとたび乗せられると衛星が受ける極端な温度や真空
状態に耐えるのが極めて難かしい。これらの条件の下で
材料は共に溶け合いあるいはくっつき合う傾向をもち、
これがパネルの非展開を招く危険がある。
加えて、現行の継手は例えばねじりばねを含む自動化
手段を用いてパネルの展開を保証するのが通例である。
これらの継手には、摩擦が広範囲に存在するので、理想
的な自動化を得るにはこのような摩擦に対処する必要が
ある。摩擦が小さければ展開終了時の衝撃が大きくなる
かもしれない。かなりの構造的衝撃として生じるこれら
の衝撃を制限するため、速度調整装置がこれらの継手に
付加される。さらに広範囲に拡散する摩擦は展開位置が
正確に予想できないことを意味し、従って特に文献FR−
A−2 371 343号に開示されているようなパネルを構成
するさまざまな部材の同期化が必要となる。
文献US−A−3 386 128号は円断面円弧をもつ本数の
ばね棒を用いて2個の連接部材を結合する場合を考察し
ており、前記ばね棒はこれら部材の2つの対向面に固定
されている。こうして、連接継手が具体化され、前記継
手は部材間で前記部材を自動的に展開しようとする駆動
トルクを与え且つ展開位置において鎖錠圧力を加える。
しかしながら、この継手は展開時に部材間の相対的案
内を与えず、その結果ねじり又は振動運動のような迷走
運動が例えば衛星が発射された後、パネルが展開する
際、又は衛星が受ける熱勾配効果の下で生じるかもしれ
ない。この種の運動はパネル自体又は衛星の他の部分を
損傷する恐れがあるから、実際上容認されない。
さらに、米国特許US−A−3 386 128号に開示された
ばね棒は展開位相の間ずっと良好な弾力性を保証するた
め厚みが限定されている。こうして満足すべき鎖錠圧力
をもつ高い駆動トルクを得るためには多数のプレートが
備えられる必要があり、そのため継手の外形寸法を極端
に大きくする結果を招く。
第2に、文献FR−A−2 122 087号は2つの隣接する
凸形円筒面を介して相互に接触させるヒンジを開示して
いる。これら2つの部材は、各先端が該部材のそれぞれ
に固定された少なくとも2個のたわみ性条片によって結
合される。条片は円筒面間を横切っている。
この種のヒンジは連接ヒンジでもあり、展開位置にお
ける自動化又は鎖錠装置を含まない。さらにそれが受け
る熱勾配が、衛星が打ち上げられたとき及び連接部材の
展開終了時に生じる応力によるパネル間の望ましくない
ねじり効果を生じる部材間遊隙を必然的に含むことにな
ろう。
発明の要約 こうして本発明の目的は、文献US−A−3 386 128号
及び文献FR−A−2 122 087号に記載の継手の利点の両
方を上記欠点を含まずに備えた新規減摩継手を提供する
ことである。この継手は特に自己自動化及び自己鎖錠片
であるという利点を有し、また継手の受ける温度条件及
び機械的衝撃に係りなく部材間の遊隙及びねじり運動の
無い案内を利用している。
本発明によればこの目的は、2つの隣接する部材間に
取付けられるように設計され且つ円断面円弧をもつ少な
くとも1個の予備成形弾性帯材を含む減摩継手を用いる
ことによって得られる。前記継手はその2つの先端を介
して各部材と統合されており、各部材と一体的に作られ
るための2個のブレース(支持部材)を含んでおり、こ
れらに各弾性帯材の先端が固定されており、前記ブレー
スは少なくとも2個のたわみ性部材の作用下で相互に転
がり入るために適した凸形円筒面を含んでおり、これら
各部材の先端は前記円筒面間を横切ることによってこれ
らの部材が通過するように各ブレースにそれぞれ固定さ
れ、前記部材の各々にプレストレス引張り力を与えるた
め引張り装置が備えられていることを特徴とする。
上記の如く設計された継手において、2個のブレース
は展開された継手の鎖錠をも保証する弾性帯材の作用下
で摩擦無しに相互に転入する。転入は2個のブレースを
結合するプレストレスたわみ性部材によってパネル間に
遊隙及びねじり連動を生じることなく実行され、このプ
レストレスは前記部材が目指す用途の継手が受けるあら
ゆる種類の負荷及び熱勾配に耐えるように決定されてい
る。
上記条件を確保する他に、本発明継手には摩擦が存在
しないので、展開幾何学形状を極めて正確に予定するこ
とができる。こうして普通はさまざまなパネルを展開す
るための同期化装置を付加する必要は無い。加えて、摩
擦の不存在は比較的トルクの低い自動化装置の使用を可
能にし、こうして展開終端時の衝撃を限定することがで
きる。それ故、継手に速度調節装置を付加する必要は無
い。
より有利には、各弾性帯材はリベットのような機械的
結合装置を介して周囲に結合された2個の重ね合わせた
ばね棒を含む。
駆動トルクと展開終端時の鎖錠力との間に可能な限り
最良の妥協を見い出すため、各弾性帯材は好ましくは2
個のブレースの各円筒面のそれぞれの軸線を両方とも含
む第1の面に平行な第2の面にあり、該第2の面は該第
1の面から、継手の閉じる側に所定距離だけ離れてい
る。
本発明の好ましい1具体例では、例えばプレートによ
って構成された各たわみ性部材の引張りは曲げビームを
用いてブレースの1つにこの部材の1端を固定すること
によって確保される。このビームの塑性変形を防ぐため
には前記装置と結合したその先端とブレースの隣接面と
の間にくさび材を挿入することができる。
好ましくは、少なくとも1個の弾性帯材がブレースの
少なくとも1方の側にブレースの向き合う面に取付けら
れた固定部品を用いて固定される。
多くの場合、このように組立てられた継手は満足すべ
き機能を果す。しかしながら継手が展開するとき、閉止
時の剛性(弾性帯材の折れ曲がり前の)はこの継手に加
えられる圧力に対し不足する場合もある。それ故ブレー
スは相互に離れて動こうとする。
本発明継手の3種類の変形具体例がこの問題の解決を
確実にする。
第1変形例によれば、展開装置の剛性は円筒面を相互
に張り合わせるため弾性帯材を固定するための部材を好
ましくは用いてブレース(支持部材)に固定されたケー
ブルのような好ましくはプレストレス形の少なくとも1
個の係合部材を用いて確保される。この結合部材はこれ
らの面の軸を面内に配置される。
第2変形例によれば、これはブレース(支持部材)の
分離を妨げること無く装置の剛性を確保するもので、例
えばばね板によってブレースの1つに結合されたフック
及び他方のブレースと統合されたスラグ(金属塊)を含
む付加的引掛け部材がひとたび継手が展開されると相互
に内部に収納される。
最後に、第3の変形例では、たわみ性部材は円筒面内
に形成されたのど部に取付けられ、のど部の付さはこれ
ら部材の厚さより大きく、その結果、円筒面はのど部の
両側と相互に直接に接触する。この変形例は継手に何ら
付加部材を要求しないから特に有利で、同じくブレース
(支持部材)の分離を妨げること無く装置の剛性を保証
する。
上記の通り、本発明継手は原則として部材の展開を同
期化する装置を要求しない。しかしながらこの種の同期
化は何らかの特定適用例では有用である。
この場合、本発明の少なくとも1個の継手によって2
個ずつ結合された少なくとも3個の隣接部材によって形
成される連接装置は、該装置がさらに各対の隣接部材の
間にこれらの部材を結合する継手の円筒面の軸に合致す
る軸によってこれら部材に結合されたサポートを含む同
期化展開機構を含み、さらに2つの継手間に位置する各
部材について、これらのサポートと変形可能の平行四辺
形を形成するためこの部材上のヒンジピンの両側のサポ
ートに結合された1対の引張り部材を含むことを特徴と
する。
次に本発明継手とこの種の継手を備えた連接装置を具
体化するさまざまな変形例について、非限定例として添
付図面を参照して説明する。
好ましい具体例の詳しい説明 特に第1図から第3図を参照すれば、本発明継手は符
号10で示されており、例えば機械加工された金属ブロッ
クにより構成される2個のブレース12及び14を含む。こ
れらのブレース12及び14は可能であれば特に宇宙光学の
ような用途のための凹部によって軽量化されてもよい。
ねじ又はリベット15(第2図)のような任意の手段によ
って対応する部材E1,E2に固定されるように各々のブレ
ース12及び14が備えられている。
ブレース12及び14は各々が図示の例では90゜を少し超
える長さの円弧形を断面として持つ円筒面12a,14aを含
む。円筒面12a及び14aの半径は等しい。こうして、これ
らの面12a及び14aは相互に90゜ずれた2つの先端位置間
を移動することを部材E1及びE2に可能にするため相互に
転入するのに適している。部材E1及びE2が平面部材であ
るとき、これらの最初の位置すなわち折り曲げ位置は、
部材E1及びE2が相互に折り曲げられ且つ相互に平行であ
る場合に対応し、第2位置すなわち展開位置はこれらの
部材が開き同じ面内に配置された場合に相当する。
ブレースが相互に転がり合う時、それらの円筒形面12
a及び14aを連続して案内するため、継手10はさらにその
先端が各ブレースに固定されて表面12a及び14aに転がり
乗るためのたわみ性部材を含む。
図示の具体例では、これらの部材は例えばステンレス
鋼でつくられ、且つ巻上げ又は制御板として知られる4
枚のたわみ性を有する金属プレート16及び28として図示
されており、それらは表面12a及び14a間の回転運動の案
内を確保する。
例えば、装置10はブレース12及び14の中央断面内に配
置され且つこれらのブレースに共通の中央面の円筒面12
a及び14a上に同一方向に巻付けられた2枚の隣接する金
属プレート16を含む。各々の金属プレート16の第1端は
円筒面12aを接線方向に延長するブレース12の平坦面に
直接に固定される。この固定は例えばねじ18によって実
行される。この先端から、金属プレート16はブレースの
円筒面12a及び14a間を通り、面12aと、次いで面14aとに
接触する。展開方向への継手の動きはこうして金属プレ
ート16を一定長だけ面14aから巻き解き、さらに面12a上
で金属プレート16を同じ長さだけ巻き解く作用をもつ。
第3a図により詳しく示す通り、各金属プレート16の反
対側の先端はねじ20によって、ブレース14と一体化され
た他端をもつ曲げビーム22の1端に固定される。図示の
例では、ビーム22はブレース14と一体に作られている。
ビーム22はこうして円筒面14aの先端にこの面に対して
径方向にブレース14の質量内に開口24を機械加工するこ
とによって得られる。
組立時に金属プレートが固定されるべきビーム22の先
端に力が加えられ、こうしてブレース14の方へビームの
弾性変形が生じる。この力は金属プレート16がねじ20に
よってビーム22に完全に固定されるまで維持される。つ
いで力が暖められ、これにより、ビーム22上で測定され
るたわみに従って正確に知ることができる値をもつプレ
ストレス引張り力が金属プレート16に加えられる。
いくつかの具体例では特に宇宙工学において、ビーム
22はその弾性限界を超える変形の危険のある負荷を受け
る。このビームは、対応する金属プレート16に加えられ
るプレストレス力を抑制ないし排除する効果を有する。
このような危険を避けるため、ビーム22の金属プレート
16が固定された先端とブレース14と向き合う面との間の
開口24内にくさび材25(第3a図)が配置されるのが好ま
しい。このくさび材25はプレストレス力が金属プレート
に加えられている状態を保つのに充分な量の遊びをもた
らす。
第1図から第3a,b,c図に示す具体例では、継手10は各
々の金属プレート16に近いブレース12及び14の外側断面
に固定され、ブレースの中央面に対しても対象であるよ
うにする2個の他の金属プレート28を含んでいる。これ
らの金属プレート28はブレース上の金属プレート16と反
対方向に巻上げられ、その結果、金属プレート16及び28
は円筒面12a及び14a間を横切る。ブレース上への金属プ
レート28の取付けは、プレート16の取付けと同様であ
り、プレート16とは反対向きである。
例えば、各金属プレート28の1端はねじ30によって、
円筒面14aをブレース14に対して接線方向に延伸する前
記ブレースの外側平坦面に直接適に固定される。金属プ
レート28の各々の外端はねじ32によってたわみ性ビーム
34の第1端に固定され、ビームの他端はブレース12と一
体であり、且つ好ましくは全体が一体に作られている
(第3a図)。金属プレート16について先に説明したよう
に、引張りプレストレス力は装置の各巻上げプレート28
に対してビーム34により加えられる。くさび材35はまた
ビーム32に弾性限界を超えた変形が加わるのを防ぐ。
ブレース12及び14、及び引張りプレストレス力が加え
られた金属プレート16及び28によって構成された装置は
減摩継手を形成する。各金属プレート内に蓄積されたプ
レストレス力(その値はおよそ800Nに達し得る)は、特
に宇宙空間で使用される場合に継手が受けるであろう差
動膨張及び衝撃にもかかわらず、特に展開時のブレース
間のねじれ運動のような径方向遊隙又は迷走運動の出現
を防ぐことを可能にする。
本発明によれば、継手10はさらに継手の自動展開と展
開位置での鎖錠の両方を確保する機能をもつ予備成形弾
性帯材36を含んでいる。このため弾性帯材36のそれぞれ
の先端はブレース12及び14に固定されている。
具体的には、各弾性帯材36の先端は例えば押え座金39
及び固定部品38(第4図及び第5図)間で帯材36の先端
を押圧するねじ37を用いて固定部品38に固定されてい
る。固定部品38自体は例えばねじ41のような取外し可能
な固定手段によってブレース12及び14の側面に取付けら
れている。図示の具体例では、弾性帯材36はこうして第
1図、第2図及び第4図に示すようにブレース12及び14
の各側に取付けられている。
特に第5図に示すように、各弾性帯材36はそれ自体円
形断面円弧をもつ2個の同一重ね合わせばね棒によって
構成される。休止位置でこれらのばね棒は直線位置を占
める。次に継手10は展開位置に入る。弾性帯材36の固定
部品38への固定はこの位置においてこれらの帯材が円筒
面12a及び14aの軸線を通る面から継手の閉じる側に距離
d(第5図)だけ距たり、且つ金属プレートの凹みがこ
の面を向くように行なわれる。距離dの値は、展開を制
御する駆動トルク、鎖錠効果を決定する鎖錠解除トルク
及び展開位置に於ける継手の剛性の間で可能な限り最良
の妥協を得るようにして用途に従って選択される。例え
ば、円筒面12a及び14aの半径が22mmであれば、距離dは
およそ15mmとなるであろう。
より有利には、各弾性帯材36は継手が宇宙空間で使用
される場合、断熱保護ケース42(第1図及び第2図)で
覆われるのがよい。この保護は、弾性帯材の挙動が継手
の受ける高い熱勾配(衛星が軌道内にあるとき継手の温
度はおよそ180℃とおよそ−120℃の間で変化する)によ
ってもたらされる差動膨張によって影響されないことを
可能にする。
同じく第5図に示す通り、各弾性帯材36を形成する重
ね合わせばね棒40は、好ましくはリベット44又はこれら
のばね棒の挙動に影響を与えない他の任意の機械的結合
装置によってその中央部で完全に一体化される。テスト
によれば、この種のリベットが2個のプレート間に完全
な対称性を保証することを可能にすることが分かった。
ばね棒によって継手に加えられた駆動力のなめらかな変
化は継手のなめらかな展開を生じるが、これは必ずしも
リベットが使用されていない場合に限らない。
弾性帯材36を、ブレース12及び14並びに金属プレート
16及び28から成る装置に付加することによって、展開位
置への鎖錠を保証する減摩自己自動化継手を実現するこ
とが可能になる。特に、2個の重ね合わされたばね棒40
を用いた弾性帯材36を使用することによって継手の実現
が可能になる。所定の厚さの2個の重ね合わされたばね
棒を用いて得られる駆動トルクは展開位相の全期間にわ
たって同じ厚さの単独のばね棒により得られる駆動力の
2倍以上であることがテストから分かった。この現象は
継手の展開角度が小さいときは顕著である。これらのテ
ストはまた、ばね棒の厚さが増せば、この現象が更に顕
著になることを示している。従って本発明によれば、少
なくとも2本の重ね合わされたばね棒を用いることによ
って展開角度に従った最適な駆動トルクが得られる。
このようにして構成された継手10のさまざまな展開位
相を第3a図から第3c図に示す。
第3a図は最初の折りたたみ位置にある継手を表わす。
継手によって結合された部材のこの折りたたみ位置での
抑止は爆薬ボルトのような任意の外部装置によって確保
されるが、このボルトは本発明の範囲に含まれない。こ
の位置で、金属プレート16はブレース14の円筒面14aに
完全に巻付けられ、他方では金属プレート28はブレース
12の円筒面12aに完全に巻付けられる。さらに、帯材36
を構成するばね棒はループを形成するため内側に曲げら
れる。
上記抑止装置が解放されると、弾性帯材36内に蓄積さ
れた応力はブレース12及び14にこれらのブレースの円筒
面12a及び14aに相互転入を生じさせる効果をもつ駆動ト
ルクCm(第3b図)を加える。金属プレート16はこうして
円筒面14aから巻き解けながら円筒面12aに徐々に巻き付
き、他方では金属プレート28は円筒面12aから巻き解け
ながら円筒面14aに巻き付く。この状態を第3b図に示
す。
第3c図は弾性帯材36が完全に直線形をなし、この位置
で継手の鎖錠を確保する展開終了時を表わす。金属プレ
ート16はそこで円筒面12aに完全に巻き付き、他方では
金属プレート28は円筒面14aに完全に巻き付けられる。
展開の全期間にわたって、引張りプレストレスは、金
属プレート16及び28に摩擦を生じさせず、またブレース
間に生じる可能性のあるねじり運動のような径方向遊隙
又は迷走運動を生じさせることなく、ブレースの正確な
案内と相互転入を確保する。上記の自動化された継手は
比較的軽く、これは宇宙空間で使用される従来の継手の
場合とは異なる。従って衛星太陽電池パネルのような連
接装置のさまざまな部材の展開終了時の衝撃を制限する
ことを可能にする任意の展開調節速度装置の使用が可能
である。
本発明継手10が展開位置にあるとき、その剛性はその
開閉の際のトルクを受けるか否かに応じてさまざまな特
徴を示す。
展開された継手が展開方向に作用するトルクを受ける
とき(第3c図矢印Co)、弾性帯材36とブレース12及び14
との組み合せは、弾性帯材36が引張り力を受ける際に、
ブレース12及び14が互いに押圧することを保証する。従
って継手の剛性は充分に高い。
他方では、展開された継手が折りたたみ側に作用する
トルクを受けるとき(第3c図矢印Cf)、弾性帯材36は圧
縮され、引張り力が金属プレート16及び28に加えられ
る。従って継手の剛性は展開方向に作用するトルクを受
けるときの剛性よりかなり低い。加わるトルクがあまり
にも大きすぎると、この低剛性によりブレース12及び14
は分離して移動する。
数多くの適用例において、閉止時、即ち折りたたみ時
の継手の比較的低い剛性は許容される。しかしある種の
適用例では、継手が展開位置にあるとき、折りたたみ方
向への剛性を増すための付加装置を追加することが必要
である。
第1図から第5図に示す具体例に備えることの可能な
付加装置は、継手10が展開位置にあるとき張力をプレス
トレスされるようにブレース12及び14に各々固定された
先端をもつ、ねじられた金属ケーブル46のようなたわみ
性結合部材によって構成される。
具体的には、図示の継手は弾性帯材36の側方にそれぞ
れ配置された2本の金属ケーブル46を含む。各金属ケー
ブル46の先端は四角形サポート48に固定され、該サポー
トは第4図に詳しく示すように固定部品38の1つに固定
されている。
金属ケーブル46の各端部の対応サポート48への固定は
サポートにねじ込まれ、カウンタナット50によって位置
決めされるねじみぞ付き結合部品49を用いて実行され
る。各金属ケーブル46の張力は、皿座金53を押しつぶす
ように金属ケーブル46の対応する先端に結合されたスリ
ーブ51に結合部品49の1つをねじ込むことによって展開
位置で調節される。プレストレスはひとたび継手が展開
されると自動的に金属ケーブルに加えられる。
好ましくは、継手が極端に高い温度勾配を受けると
き、これは特に宇宙工学に利用される場合であるが、固
定部品38へのサポート48の固定は、該部品の方向膨張が
金属ケーブル46内に蓄積されたプレストレス力に何ら影
響しないように行なわれる。
第4図に示す通り、これは固定部品38へのサポート48
の特別な取付けによって得ることができる。この装置で
は、各サポート48は固定部品38内に形成された付加的内
部みぞに入り込むスラグ48aを含む。きつくねじ締めら
れた締付けねじ52がスラグ48aの軸線に従ってサポート4
8と固定部品48を横切る。各サポート48はまた、少しゆ
るめにねじ締めされ且つ一定量の遊びをもってサポート
48を横切る第2のねじ54によって対応する固定部品38に
固定される。
このように具体化されたはめ合いでは、サポート48に
固定された金属ケーブル46の端は距離d0だけ離れてお
り、他方では固定部品38へのサポート48の締付けねじ52
の軸線は距離d1だけ離れている。さらにサポート48はイ
ンバール(登録商標)のような材料でつくられ、その膨
張係数は実質的にゼロである。
さらに、金属又は金属合金のような材料でつくられた
固定部品38及びブレース12及び14の膨張係数1は既知で
ある。またケーブルが収容される剛のような材料の膨張
係数も既知である。こうしてd00=d11であるように距離
d0及びd1の値を前もって決定することによって、この種
の装置は金属ケーブル内に蓄積されたプレストレス応力
が温度に関りなく一定となるように、金属ケーブルとブ
レースとの間の差動膨張を抑制することが可能である。
継手が展開位置にあるときのブレースの円筒面12a及
び14aの軸線を通る平面に対する金属ケーブル46の配置
は、これらの金属ケーブルがこの面内にあるか、又はこ
の面に対して弾性帯材36の側にずれるように行なわれ
る。この配置によって継手がひとたび展開されると金属
ケーブル46は引張られるのみであり、従って該ケーブル
によって加えられる抵抗トルクが継手の全開を妨げるこ
とは防止される。また、この配置は、金属ケーブル46が
展開された継手の閉止方向への剛性を増強し、さらに継
手が閉止する際のトルクによりブレース12及び14が互い
に分離するのを防ぐことを可能にする。
第6図は、展開位置の剛性が金属ケーブルによってで
はなく、各ブレースと結合し、一旦継手が展開すると係
合する付加的引掛け装置によって増強されている変形具
体例を表す。1組の付加的引掛け装置もまた弾性帯材36
の側方でブレース12及び14に固定されてもよい。
さらに詳細には、第6図は付加的引掛け装置の各々が
たわみ性ばね棒58の1端に固定されたフック56を含んで
おり、ばね棒の他端はブレースの1つ例えばブレース12
に固定されていることを示している。他方の引掛け装置
は他方のブレース例えばブレース14と一体的なスラグ60
によって構成される。たわみ性ばね棒58のブレース12へ
の固定及びスラグ60へのブレースへの固定は、フック56
が継手が展開位置にあるときにスラグ60と係合する際、
スラグ60の軸線及びばね棒は第1変形具体例における金
属ケーブル46と同じようにブレースの円筒面12a及び14a
の軸線を通る面内に配置されるように行なわれる。
さらに、ばね棒58の弾性は、該ばね棒を前記係合位置
を超えてスラグ60へフック56がはまり込むように、ブレ
ース12に固定された停止部材61までブレース12に固定さ
れたその先端に沿って回転させる。
こうして、ひとたび継手が展開されると、スラグ60は
フック56の外側アームの傾斜の付いた内縁56aと接触す
ることによってフック56に入り込む。縁56aの傾斜は、
スラグ60があらゆる温度条件下での差動膨張にもかかわ
らず接触するように決定される。ばね棒58の弾性はフッ
ク56がスラグ60により深くはまり込むことを可能にす
る。
フック及びスラグを形成する材料は、ブレースを相互
に引き離そうとする引張り力が展開された継手に加えら
れるとき、フックとスラグとの間にすべりが発生するこ
となくこの力がスラグ60を介してフックの傾斜縁56aに
より完全に吸収されるように選択されている。
上記本発明の第2変形具体例は、特に展開位置にある
継手が閉止方向に加えられるトルクを受けるとき継手の
剛性をあらかじめ確保することを可能にする。しかし第
1変形具体例の金属ケーブルの場合とは対照的に、ばね
棒58、フック56及びスラグ60によって構成される装置は
プレストレスを持たない。従って、継手が閉止方向への
トルクを受けるとき、ブレースが相互に離れることはな
い。
継手10が展開位置にあたり、閉止方向へのトルクを受
けるとき、その剛性を向上させることを可能にする以上
説明した2つの付加装置は、該装置の弾性部材がブレー
スを含む基本構成に追加されることを要求する。第7図
及び第8図に示す変形具体例では、基本構成に何の装置
も追加すること無く、同等の結果が得られる。
この変形具体例では、ブレースの外側円筒面12a及び1
4aに直接に巻付けられるり代りに、金属プレート16及び
28はこれらの表面上に形成されたのど部12b及び14b内に
収容される。このようにして円筒面12a及び14aに接する
面の内部を横切る代りに、金属プレート16及び28はこの
共通接線面と正の角度θを形成しながら横切る。この角
度θの値はのど部12b及び14bの深さによって決定され、
前記深さは金属プレート16及び28の厚さより大であるこ
とを必要とする。
この角度θが存在することにより、金属プレート16及
び28の各々に加わるプレストレス応力はブレースの面12
a及び14aとの間の接触点においてこれらの面に垂直であ
り且つブレースを相当に当接させる力が生じる。こうし
てこの角度θに適正値を与えることによって、展開位置
の継手の剛性を増すことができる。
非限定的な例として、角度θは、4枚の金属プレート
を含む継手が、弾性帯材36がブレースの円筒面12a及び1
4aの中央を通過する面からおよそ15mmだけ距てられてい
るとき、8Nmのトルクに耐えるように設定される。22mm
の半径をもつ円筒面の場合、のど部12b及び14bの深さは
およそ0.9mmである。
第7図及び第8図に示すこの変形具体例では、ブレー
ス間の接触は金属プレート16及び28を用いて実行される
代りに、のど部12b及び14bの両側の円筒面12a及び14aに
よって直接的に実行される。ブレース間の力を正しく吸
収するため、金属プレート間のスペースを僅かに広げる
ことが要求される。
本発明減摩継手の2種の変形具体例を第1図から第8
図を参照して以上の通り説明したが、これらは単一の継
手を用いて2つの隣接する部材を相互に結合することを
可能にする信頼性と剛性とを有している。隣接する2つ
の部材のために数個の継手を用いると、製造公差から生
じる解決の困難な組立て上の問題が避けられないので本
発明により組立ての単純化が可能となる。
本発明継手の他の主たる利点は、先に指摘した通り、
弾性帯材によって制御されるブレースの相互転入とプレ
ストレスを有する金属プレートによって保証される案内
の質と摩擦の不存在とが、継手が展開される際の挙動を
正確に予測することを可能にするということである。従
って、継手の展開速度を調節し、又はこの種の継手によ
って結合された数個の部材から成る連接位置に付加的同
期化機構を備え付けることは不要である。
ある種の適用例では、この種の連接装置に同期化機構
を備え付けるのが有効であることが確かめられるかもし
れない。この場合、第9図から第11図に概略的に示すよ
うな機構が用いられるのが好ましい。
こられの図は本発明継手10a及び10bを用いて2個ずつ
結合された3つの連接部材E1,E2及びE3を示す。これら
の連接部材の数は3個以上であってもよく、特に衛星太
陽電池パネルの部材であってもよい。
第9図に示すように、連接装置に備わる同期化機構は
先ず第1に継手10a及び10bの各々と結合したサポート70
a,70bを含んでいる。各サポートはほぼU字形をなし、
その頂部は対応する継手の内側を向く。
各サポート70a,70bによって形成されるV字形アーム
は対応する継手10a,10bによって結合されたパネルE1,E2
及びE2,E3に対して中央部分で結合されている。こうし
てサポート70aのアームはそれぞれパネルE1及びE2に対
して軸線72a1及び72a2を通って結合され、さらにサポー
ト70bのアームはパネルE2及びE3に対して軸線72b2及び7
2b3を通って結合される。具体的には、軸線72a1及び72a
2は部材E1及びE2にそれぞれ結合された継手10aのブレー
スの円筒面の軸線と合致する。同様に、軸線72b1及び72
b2は継手10bのブレースの円筒面の軸線と合致し、それ
ぞれ部材をE2及びE3に結合されている。部品E1,E2及びE
3に結合される代りに、サポート70a及び70bはこれらの
部材を結合する継手のブレースに直接的に結合されるこ
ともできる。
第9図から第11図に示す同期化展開機構は、図の部材
E2のような所定部材に結合されたサポート70a及び70bを
結合するケーブル又はロッドのような引張り装置も含ん
でいる。
2個の引張り装置74ab1及び74ab2は、軸線72a2及び72
b2の両側で部材E2から等しい距離に、サポートの前記ア
ームと変形可能の平行四辺形を形成するように結合され
たサポート70a及び70bのアームに、それぞれの2つの端
部を介して接続されている。同じ方法で取付けられた同
様の引張り装置がパネルのE1及びE3のような他の部材に
結合される。これらの引張り装置はそれぞれ部材E1につ
いては符号74a1及び74a2によって、部材E3については符
号74b1及び74b2によって示されている。
第9,10及び11図に示すこの配置によって、連接装置を
構成するさまざまな部材の展開は完全に同期化されて実
行される。
こうして、部材E1,E2及びE3が相互に平行であり且つ
相互に折りたたまれて示された第9図の第1位置におい
て、引張り装置74はこれらの部材と平行であり、サポー
ト70a及び70bは、対応する継手10a及び10bのブレースの
円筒面間の接触点に正接する平面に対して対称的に配置
されている。
連接装置をその折りたたみ位置に鎖錠する装置(図示
せず)が解放されると、継手の弾性帯材に蓄積された駆
動トルクは自動的にE1,E2及びE3のようなさまざまな部
材の展開を実行する。引張り装置74及びサポート70によ
って形成される変形可能の平行四辺形が存在するため
に、継手10aのような任意の1つの継手が任意の展開角
度の値βを持つとき、第10図の継手10bのような他の継
手の展開角はこの同じ値βとなる。
第11図に示す連接装置のさまざまな部材の完全な展開
が、この装置の継手10a及び10bのような継手のそれぞれ
について同時に実行される。
勿論、本発明は例として先に説明したさまざまな変形
具体例に限られるものではない。
金属プレートは4枚に限られず、プレート16及び28に
似た金属プレートが少なくとも1枚あればよい。同様
に、これらの金属プレートにプレストレス応力を加える
手段は上記手段とは異なっていてもよい。特にこれらの
金属プレートはケーブルのようなたわみ性非伸張性装置
によって代替されてもよく、これに対するプレストレス
は圧縮された皿形座金を用いて加えることができる。
弾性帯材の数もまた、2個に限られない。さらに各弾
性帯材は好ましくは先に説明したように2個の重ね合わ
された帯材によって構成されるが、2枚以上又は1枚の
帯材を用いることも可能である。
さらに、プレストレスと金属ケーブル、フック又はの
ど部のような継手の剛性を増強する手段の使用は任意で
ある。同じことは第9図から第11図を参照して説明した
同期化展開機構にもあてはまる。
最後に、金属ケーブル46のサポート48は正の膨張係数
2をもつ材料でつくられてもよい。この場合距離d0及び
d1は次の式を満たすべく選択されなければならない: d0α=d1α+(d0−d1)α2o
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明継手を展開した時の状態を表す斜視図、
第2図は展開位置にある第1図の継手の平面図、第3a,3
b及び3c図はそれぞれ折りたたみ位置、展開途中及び展
開位置における第1図及び第2図の継手の断面図、第4
図は継手の弾性帯材と金属ケーブルの固定を説明する平
面図、第5図は第4図のV−V線に沿う部分切断図、第
6図は第1図から第5図の継手の変形具体例を示す側面
図、第7図は本発明継手の別の変形具体例の展開位置の
平面図、第8図は展開位置にある第7図の継手の断面
図、第9図から第11図はそれぞれ折りたたみ位置、展開
途中の位置及び展開位置における、同期化展開機構を備
えた、本発明継手により結合された部品から成る連接装
置の1断面を概略的に表す側面図である。 10……継手、12,14……ブレース、12a,14a……円筒面、
15……ねじ又はリベット、16,28……たわみ性金属プレ
ート、36……弾性帯材。
フロントページの続き (72)発明者 フイリツプ・ベルトウ フランス国、83600・レ・ザドレ、シユ マン・デ・ガブリエル(番地なし) (72)発明者 エリツク・ブラン フランス国、06110・ル・カンネ、リ ユ・コロネル・マツテイ、3 (72)発明者 テイエリー・ドウ・モルラ・ドユ・ジユ フランス国、06270、ビルヌーブ・ルー ベ、レ・ドウ・リブ(番地なし) (72)発明者 ジヤン・フクラ フランス国、06250・ムーガン、シユマ ン・デ・カブリエール、1789 (72)発明者 ミシエル・ルイ フランス国、06200・ニース、アブニ ユ・サント―マルグリツト、19 (72)発明者 ジヨルジユ・マレロ フランス国、06210・マンドリユー、リ ユ・ジヤンビエ・パセロ、520 (72)発明者 ピエール・ポベダ フランス国、06110・ル・カンネ・ロツ シユビル、リユ・ドウ・コニスタイン、 29 (72)発明者 クリステイアン・ルー フランス国、06210・マンドリユー、 レ・プレ・フルーリ・バテイモン・2 (56)参考文献 特表 昭59−501115(JP,A) 米国特許4843679(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B64G 1/44

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個の隣接する部材間に取付けられるべく
    設計され、且つその2つの先端を介して各部材と一体化
    されている円形断面の円弧をもつ少なくとも1個の予備
    成形された弾性帯材を含む減摩継手であって、前記継手
    は各部材と一体化されるための、各弾性帯材の先端が固
    定された2個のブレースをも含んでおり、前記ブレース
    が少なくとも2個のたわみ性部材の作用下で相互に転入
    するのに適した凸形円筒面を含んでおり、これら部材の
    各々の先端は各ブレースにそれぞれ固定されその結果こ
    れらの部材は前記円筒面間を横切ることによって通過
    し、この部材の各々に引張りプレストレス力を与えるた
    めに引張り装置が備えられている継手。
  2. 【請求項2】各弾性帯材が機械的リンク装置によってそ
    の中央で一体化された2個の重ね合わされたばね棒を含
    む請求項1に記載の継手。
  3. 【請求項3】継手が展示位置にあるとき、各弾性帯材
    が、2個のブレースの各円筒面のそれぞれの軸線を両方
    とも含む第1の面に平行な第2の面にあり、該第2の面
    は該第1の面から、継手の閉じる順に所定距離だけ離れ
    ている請求項1に記載の継手。
  4. 【請求項4】各弾性帯材が断熱保護ケーシングで覆われ
    ている請求項1に記載の継手。
  5. 【請求項5】各たわみ性部材が金属プレートである請求
    項1に記載の継手。
  6. 【請求項6】前記引張り装置が曲げビームを含んでお
    り、その先端の1つがブレースの1つと一体的であり、
    対向ブレース端には前記装置の1端が固定されている請
    求項1に記載の継手。
  7. 【請求項7】前記装置が固定されたビーム端とこのビー
    ムを支えるブレースの隣接面との間にくさび材が挿入さ
    れている請求項6に記載の継手。
  8. 【請求項8】前記継手が、前記円筒面上に所定の第1方
    向に巻付けられた2個の隣接する中央装置と、中央装置
    に隣接し、前記円筒面上に第1方向と反対の所定の第2
    方向に巻付けられた2個の外部装置を含む4個のたわみ
    性装置から成る請求項1に記載の継手。
  9. 【請求項9】各ブレースが2個の対向する側面を含んで
    おり、少なくとも1個の弾性帯材の先端が固定部品を用
    いて前記面の少なくとも1つに固定されている請求項1
    に記載の継手。
  10. 【請求項10】固定部品が取外し可能の固定手段によっ
    てブレース上に取付けられている請求項9に記載の継
    手。
  11. 【請求項11】前記継手が、両端が各ブレースにそれぞ
    れ固定された少なくとも1個のリンク部材をも含んでお
    り、このリンク部材が継手の展開位置側に引張られ、こ
    の展開位置で前記円筒面を相互に当接させる力を加える
    請求項9に記載の継手。
  12. 【請求項12】前記継手が2個のリンク部材を含んでお
    り、これらのリンク部材の各々の先端が固定部品の各々
    にサポートを介して固定されている請求項11に記載の継
    手。
  13. 【請求項13】各サポートが固定部品上に固定部分を含
    んでおり、継手の展開位置における該固定部分の間の距
    離d1は、これらのサポートに固定されたリンク部材の先
    端間の距離d0に対応しており、これらの距離d1及びd0
    d0α=d1α+(d0−d1)α(但しα0及びα
    はそれぞれリンク部材、固定部品、ブレース及びサポ
    ートを構成する材料の膨張係数を表す)を満たす請求項
    11に記載の継手。
  14. 【請求項14】各リンク部材がケーブルである請求項11
    に記載の継手。
  15. 【請求項15】各リンク部材が継手が展開されていると
    き円筒面の軸線を通過する面内に配置されている請求項
    11に記載の継手。
  16. 【請求項16】各リンク部材が継手が展開位置にあると
    きプレストレスを施される請求項11に記載の継手。
  17. 【請求項17】前記継手がさらに各ブレースにそれぞれ
    固定された付加的引掛け部材を含んでおり、これら部材
    は継手の展開位置においてブレースの隙間に対向するよ
    うに展開位置側に一緒に取付けられる請求項1に記載の
    継手。
  18. 【請求項18】付加的引掛け部材が、円筒面の軸線を結
    合する面内にほぼ含まれるばね棒によってブレースの1
    つと結合されたフックと、他方のブレースと一体的であ
    り且つフックの傾斜縁上に継手の展開位置で支持される
    ようにこのフックに入り込むのに適したスラグとを含む
    請求項17に記載の継手。
  19. 【請求項19】各たわみ性部材が前記部材の厚さより大
    きい深さの前記円筒面内に形成されたのど部の中に取付
    けられ、その結果、円筒面が前記のど部両側で相互に直
    接的に接触する請求項1に記載の継手。
  20. 【請求項20】少なくとも1個の継手(請求項1)によ
    って2個ずつ結合された少なくとも3個の隣接部材で形
    成された連接装置であって、前記装置がさらに同期展開
    機構を含み、該機構が、各組の隣接部材間にこれらの部
    材を結合する継手の円筒面の軸線と合致する軸線を通し
    てこれら部材に結合されたサポートを含んでおり、さら
    に各部材毎に、これらのサポートと変形可能の平行四辺
    形を形成するように該部材のヒンジピンの両側でサポー
    トに結合された1対の引張り部材を含んでいる連接装
    置。
  21. 【請求項21】サポートが対応する継手の外側に開いた
    2個の直角のアームを含む請求項20に記載の連接装置。
  22. 【請求項22】引張り部材がケーブルである請求項20に
    記載の連接装置。
  23. 【請求項23】引張り部材がロッドである請求項20に記
    載の連接装置。
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