JPH0280764U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図から第５図までの図面はこの考案の実施
例を示すものであり、第１図は燃料タンク用液面
均等化装置の要部構成を示す断面図、第２図はガ
ス抜きラインの拡大断面図、第３図は自動車が急
旋回して燃料が一方に片寄つた時を示す第１図に
相当する断面図である。又、第４図は自己規制弁
の他の実施例であり、第５図は補助ガス抜きライ
ンが無い場合の第２図相当断面図である。又、第
６図、第７図はそれぞれ従来の燃料タンク用液面
均等化装置の第１図に相当する断面図である。 １……燃料タンク、３ａ，３ｂ……貯留室、４
……燃料ポンプ（燃料供給装置）、５……サクシ
ヨン通路（燃料供給ライン）、７……帰還通路（
帰還ライン）、８……サイフオン管、８ａ……最
上部、１２……負圧通路（負圧ライン）、１４…
…空気抜きライン（ガス抜きライン）、１５……
自己規制弁、１５ａ……弁箱、１５ｂ……弁体、
１７……補助空気抜き通路（補助ガス抜きライン
）、９０……燃料。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 燃料タンクが複数の貯留室に分割され、各
   貯留室がサイフオン管を介して互いに接続されて
   いて、この燃料タンクには燃料供給装置を介して
   液体燃料をエンジンへ供給するための燃料供給ラ
   インが接続されるとともにこの燃料供給ラインで
   送られた燃料のうちエンジンで消費されない過大
   な燃料を該燃料タンクに戻す帰還ラインが接続さ
   れており、この帰還ラインと上記サイフオン管と
   が負圧ラインを介して接続され、帰還ラインに燃
   料を流した際に生ずる負圧により負圧ライン及び
   サイフオン管内の気体を吸引し、サイフオン管を
   してサイフオン作用を生ぜしめ、各貯留室におけ
   る燃料の液面を均等化する燃料タンク用液面均等
   化装置において、 上記負圧ラインがその一端を上記帰還ラインに
   接続され他端を燃料タンクのいずれか一つの貯留
   室の底面近傍に配置されていて、この負圧ライン
   と上記サイフオン管の最上部とが途中に自己規制
   弁を有するガス抜きラインを介して接続され、而
   してこの自己規制弁は、内部を燃料が流れる弁箱
   と、この弁箱内に収容されていてこの弁箱内をサ
   イフオン管から負圧ラインへと流れる燃料の流れ
   によつて弁箱の流路を閉塞すべく移動する弁体と
   から構成されていることを特徴とする燃料タンク
   用液面均等化装置。 (2) 上記負圧ラインと自己規制弁の弁箱におけ
   る上部とが、上記ガス抜きラインをバイパスし上
   記ガス抜きラインよりも充分に抵抗が大きいなが
   ら常に流体の流通可能な補助ガス抜きラインを介
   して接続されていることを特徴とする上記実用新
   案登録請求の範囲第１項記載の燃料タンク用液面
   均等化装置。