JPH0217929Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217929Y2 JPH0217929Y2 JP15442983U JP15442983U JPH0217929Y2 JP H0217929 Y2 JPH0217929 Y2 JP H0217929Y2 JP 15442983 U JP15442983 U JP 15442983U JP 15442983 U JP15442983 U JP 15442983U JP H0217929 Y2 JPH0217929 Y2 JP H0217929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- cylinder
- pipe
- tank
- reservoir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 54
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 20
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000010727 cylinder oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は２つの燃料だめＡ，Ｂに分離された分
割式燃料タンクに関する。
割式燃料タンクに関する。
燃料タンク１の下部をプロペラシヤフト２など
が通過するのをさけるためタンクの中央部３が突
出し、タンク内部がＡ，B2つの燃料だめに分離
されている燃料タンクにおいて、一方の燃料だめ
Ａよりメインパイプ５で燃料を吸い出している場
合には、燃料タンク１内の燃料を全部消費できる
ためには両燃料だめＡ，Ｂの油圧レベルを平均化
する手段を設ける必要がある。
が通過するのをさけるためタンクの中央部３が突
出し、タンク内部がＡ，B2つの燃料だめに分離
されている燃料タンクにおいて、一方の燃料だめ
Ａよりメインパイプ５で燃料を吸い出している場
合には、燃料タンク１内の燃料を全部消費できる
ためには両燃料だめＡ，Ｂの油圧レベルを平均化
する手段を設ける必要がある。
このためにシリンダ８の下方と燃料だめＡの底
部を連通するパイプ９をサイフオンとして作用さ
せる必要があるが、構造上シリンダの全長を高く
できないときには、燃料だめＡ室の油圧が低下し
ないとパイプの連通条件が満されないと云う問題
点があつた。
部を連通するパイプ９をサイフオンとして作用さ
せる必要があるが、構造上シリンダの全長を高く
できないときには、燃料だめＡ室の油圧が低下し
ないとパイプの連通条件が満されないと云う問題
点があつた。
本考案の目的は、前記従来構造の問題点を解消
し、両燃料だめ内の燃料を１つの燃料だめにとり
つけたメインパイプより吸出することができる分
割式燃料タンクを提供するにある。
し、両燃料だめ内の燃料を１つの燃料だめにとり
つけたメインパイプより吸出することができる分
割式燃料タンクを提供するにある。
本考案の分割式燃料タンクは中央部の隔壁によ
つて内部が２つの燃料だめＡ，Ｂに分離されたも
のにおいて、燃料だめＢ内に垂直にシリンダを設
け、このシリンダには燃料リターンパイプの一端
が連結されるとともに該シリンダ上端部を閉塞
し、シリンダ上部に該シリンダへの空気出入口で
あるフロート弁を設け、さらにシリンダの底部に
は燃料だめＢよりシリンダ内部方向への流れのみ
を許容する一方向弁を設け、又シリンダの下方と
燃料だめＡの底部とを結びタンク内の隔壁をまた
いだパイプを配設し、シリンダの油面が上昇しフ
ロート弁が閉じると燃料戻しパイプのリターン油
圧で燃料だめＡ室とシリンダ室を連通するパイプ
内の空気を排除し、サイホンとしての作用をもた
せ、前記目的を達成するよう構成したものであ
る。
つて内部が２つの燃料だめＡ，Ｂに分離されたも
のにおいて、燃料だめＢ内に垂直にシリンダを設
け、このシリンダには燃料リターンパイプの一端
が連結されるとともに該シリンダ上端部を閉塞
し、シリンダ上部に該シリンダへの空気出入口で
あるフロート弁を設け、さらにシリンダの底部に
は燃料だめＢよりシリンダ内部方向への流れのみ
を許容する一方向弁を設け、又シリンダの下方と
燃料だめＡの底部とを結びタンク内の隔壁をまた
いだパイプを配設し、シリンダの油面が上昇しフ
ロート弁が閉じると燃料戻しパイプのリターン油
圧で燃料だめＡ室とシリンダ室を連通するパイプ
内の空気を排除し、サイホンとしての作用をもた
せ、前記目的を達成するよう構成したものであ
る。
以下図面を参照して、本考案の分割式燃料タン
クの一実施例について説明する。
クの一実施例について説明する。
第１図で燃料タンク１は中央の下部を通過して
いるプロペラシヤフト２を避けるためタンクの中
央底板が内方に突出し隔壁３を形成しタンク内部
は２つの燃料だめＡ，Ｂに分離されている。４は
燃料補給口である。燃料だめＡ内には燃料吸出用
のメインパイプ５が取り付けられ、又燃料だめＢ
内にはシリンダ８を垂直に挿入そのシリンダ８内
には燃料のリターンパイプ６が注入されるととも
に該シリンダ上端を閉塞し、シリンダ８の上部に
は空気の出入口であるフロート弁を設けフロート
で開閉するようになつている。さらにシリンダ８
の底部には燃料だめＢよりシリンダ内部方向への
流れのみを許容する一方向弁７を設け、又シリン
ダ８の下方と燃料だめＡの底部とをつなぎ燃料タ
ンク内の隔壁３をまたいだパイプ９がＡ室とシリ
ンダ８内を連通している。なおシリンダ上部に設
けられていたスリツトは廃止されている。
いるプロペラシヤフト２を避けるためタンクの中
央底板が内方に突出し隔壁３を形成しタンク内部
は２つの燃料だめＡ，Ｂに分離されている。４は
燃料補給口である。燃料だめＡ内には燃料吸出用
のメインパイプ５が取り付けられ、又燃料だめＢ
内にはシリンダ８を垂直に挿入そのシリンダ８内
には燃料のリターンパイプ６が注入されるととも
に該シリンダ上端を閉塞し、シリンダ８の上部に
は空気の出入口であるフロート弁を設けフロート
で開閉するようになつている。さらにシリンダ８
の底部には燃料だめＢよりシリンダ内部方向への
流れのみを許容する一方向弁７を設け、又シリン
ダ８の下方と燃料だめＡの底部とをつなぎ燃料タ
ンク内の隔壁３をまたいだパイプ９がＡ室とシリ
ンダ８内を連通している。なおシリンダ上部に設
けられていたスリツトは廃止されている。
次に前記実施例の作用について説明する。
最初にエンジンへの燃料はパイプ５より吸い出
され油圧は次第に低下する。この際燃料の戻りが
パイプ６をへてシリンダ８内に流入し、シリンダ
８内の油面が上昇するとフロート１０が浮上しフ
ロート弁１１が閉じる。従つて、燃料のリターン
圧力がシリンダ内に作用し、シリンダのヘツドが
小さいときでも連通パイプ９内の空気を追い出し
パイプ９にサイホン管としての機能をもたせるこ
とが容易である。シリンダ８の油面が下がるとフ
ロート弁１１より空気が入り、シリンダ８内の燃
料は燃料だめＡ内に流入し、Ａ室とシリンダの油
面レベルが等しくなるまでこの流れは継続する。
Ａ室の油面が低いときはシリンダ８の油面はＢ室
の油面レベルより低くなり、一方弁７よりシリン
ダ８内に燃料が流入し、シリンダ８内の油面が上
昇するとサイホン管９を介してＡ室に燃料が流れ
る。このようにして燃料だめＢより一方弁７、サ
イホン管９を介して燃料が燃料だめＡに移動しパ
イプ５よりタンク内の全燃料がエンジンに供給さ
れる。
され油圧は次第に低下する。この際燃料の戻りが
パイプ６をへてシリンダ８内に流入し、シリンダ
８内の油面が上昇するとフロート１０が浮上しフ
ロート弁１１が閉じる。従つて、燃料のリターン
圧力がシリンダ内に作用し、シリンダのヘツドが
小さいときでも連通パイプ９内の空気を追い出し
パイプ９にサイホン管としての機能をもたせるこ
とが容易である。シリンダ８の油面が下がるとフ
ロート弁１１より空気が入り、シリンダ８内の燃
料は燃料だめＡ内に流入し、Ａ室とシリンダの油
面レベルが等しくなるまでこの流れは継続する。
Ａ室の油面が低いときはシリンダ８の油面はＢ室
の油面レベルより低くなり、一方弁７よりシリン
ダ８内に燃料が流入し、シリンダ８内の油面が上
昇するとサイホン管９を介してＡ室に燃料が流れ
る。このようにして燃料だめＢより一方弁７、サ
イホン管９を介して燃料が燃料だめＡに移動しパ
イプ５よりタンク内の全燃料がエンジンに供給さ
れる。
なお、パイプ９の中の燃料はパイプの端が空気
に露出するまではサイホンとして作用し空気が侵
入することはない。
に露出するまではサイホンとして作用し空気が侵
入することはない。
前述のとおり、本考案の分割式燃料タンクは、
中央部の隔壁によつて内部が２つの燃料だめＡ，
Ｂに分離されており、この燃料だめＢ内に垂直に
シリンダを設け、このシリンダには燃料のリター
ンパイプの一端が連結されるとともに該シリンダ
の上端部を閉塞し、シリンダ上部に該シリンダと
燃料だめＢとを連通するフロート弁を設け、さら
にシリンダの底部には燃料だめＢよりシリンダ内
部方向への流れのみを許容する一方向弁を設け、
又シリンダの下方と燃料だめＡの底部とをつなぎ
タンク内の隔壁をまたいだパイプで連結し、シリ
ンダの油圧が上昇しフロート弁が閉じると燃料戻
しパイプのリターン油圧で、燃料だめＡ室とシリ
ンダ室を連通するパイプ内の空気を排除しサイホ
ン管として作用させ、燃料だめＢの燃料を一方向
弁とサイホン管を介して燃料だめＡに移動させる
ようにしたので、燃料タンクの全燃料を燃料だめ
Ａに設けられたメインパイプを介してエンジンに
供給することができる。
中央部の隔壁によつて内部が２つの燃料だめＡ，
Ｂに分離されており、この燃料だめＢ内に垂直に
シリンダを設け、このシリンダには燃料のリター
ンパイプの一端が連結されるとともに該シリンダ
の上端部を閉塞し、シリンダ上部に該シリンダと
燃料だめＢとを連通するフロート弁を設け、さら
にシリンダの底部には燃料だめＢよりシリンダ内
部方向への流れのみを許容する一方向弁を設け、
又シリンダの下方と燃料だめＡの底部とをつなぎ
タンク内の隔壁をまたいだパイプで連結し、シリ
ンダの油圧が上昇しフロート弁が閉じると燃料戻
しパイプのリターン油圧で、燃料だめＡ室とシリ
ンダ室を連通するパイプ内の空気を排除しサイホ
ン管として作用させ、燃料だめＢの燃料を一方向
弁とサイホン管を介して燃料だめＡに移動させる
ようにしたので、燃料タンクの全燃料を燃料だめ
Ａに設けられたメインパイプを介してエンジンに
供給することができる。
第１図は本考案に係る分割式燃料タンクの断面
構成図、第２図はシリンダ部分の詳細図である。 １……燃料タンク、３……隔壁（又はダム）、
６……燃料リターンパイプ、７……一方向弁、８
……シリンダ、９……パイプ（サイホン管）、１
１……フロート弁。
構成図、第２図はシリンダ部分の詳細図である。 １……燃料タンク、３……隔壁（又はダム）、
６……燃料リターンパイプ、７……一方向弁、８
……シリンダ、９……パイプ（サイホン管）、１
１……フロート弁。
Claims (1)
- 燃料タンクの内部がエンジンへの燃料供給装置
とメインパイプで連通している燃料だめＡと他の
燃料だめＢとに分割されているものにおいて、燃
料だめＢ内に垂直にシリンダを設け、このシリン
ダには燃料リターンパイプの一端が連結されると
ともに該シリンダ上該を閉塞し、シリンダ上部に
該シリンダへの空気出入口であるフロート弁を設
け、さらにシリンダの底部には、燃料だめＢより
シリンダ内部方向への流れのみを許容する一方向
弁を設け又シリンダの下方と燃料だめＡの底部と
をつなぎタンク内の隔壁をまたいだパイプを配設
してなる分割式燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15442983U JPS6062323U (ja) | 1983-10-06 | 1983-10-06 | 分割式燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15442983U JPS6062323U (ja) | 1983-10-06 | 1983-10-06 | 分割式燃料タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6062323U JPS6062323U (ja) | 1985-05-01 |
| JPH0217929Y2 true JPH0217929Y2 (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=30341371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15442983U Granted JPS6062323U (ja) | 1983-10-06 | 1983-10-06 | 分割式燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6062323U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6382654B2 (ja) * | 2014-09-09 | 2018-08-29 | 株式会社クボタ | ディーゼルエンジンを搭載した作業車両 |
-
1983
- 1983-10-06 JP JP15442983U patent/JPS6062323U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6062323U (ja) | 1985-05-01 |
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