JPH0280543A - Ｎｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばねの製造方法 - Google Patents
Ｎｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばねの製造方法Info
- Publication number
- JPH0280543A JPH0280543A JP23169588A JP23169588A JPH0280543A JP H0280543 A JPH0280543 A JP H0280543A JP 23169588 A JP23169588 A JP 23169588A JP 23169588 A JP23169588 A JP 23169588A JP H0280543 A JPH0280543 A JP H0280543A
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- JP
- Japan
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- shape memory
- jig
- single coil
- memory alloy
- hook
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 15
- KHYBPSFKEHXSLX-UHFFFAOYSA-N iminotitanium Chemical compound [Ti]=N KHYBPSFKEHXSLX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 5
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Landscapes
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、Ｎｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばね
の特にフックを曲げ加工により形成するものの製造方法
に関する。
の特にフックを曲げ加工により形成するものの製造方法
に関する。
通常従来のＮｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばね
の製造方法は、形状記憶処理前に線材をカーリングマシ
ンにより冷間で単コイルに成形した後フックを冷間で曲
げ成形により形成し、その後例えば４００〜５００℃に
加熱保持して形状記憶処理するものであった。しかし、
この方法では加熱により曲げ成形部の主に曲り戻りの変
形により、フック部の形状が変化する。このため、応力
が開放され変形し、仕様が損なわれるために、フック部
を治具に取付後前記記憶処理を施している。
の製造方法は、形状記憶処理前に線材をカーリングマシ
ンにより冷間で単コイルに成形した後フックを冷間で曲
げ成形により形成し、その後例えば４００〜５００℃に
加熱保持して形状記憶処理するものであった。しかし、
この方法では加熱により曲げ成形部の主に曲り戻りの変
形により、フック部の形状が変化する。このため、応力
が開放され変形し、仕様が損なわれるために、フック部
を治具に取付後前記記憶処理を施している。
先行試験により曲り変形量を把握し、その分量を見込ん
でフック部の曲げ成形を行う、治具により拘束した状態
で形状記憶処理を施す等の対策が必要であった。
でフック部の曲げ成形を行う、治具により拘束した状態
で形状記憶処理を施す等の対策が必要であった。
前述の先行試験、治具の制作およびこれへのセット等は
煩雑で、また多くの費用を要するものである。特に多品
種少量生産の場合、これらは相対的に大きな問題となる
。
煩雑で、また多くの費用を要するものである。特に多品
種少量生産の場合、これらは相対的に大きな問題となる
。
本発明は、先行試験、拘束治具を必要としないＮｉ−Ｔ
ｉ系形状記憶合金製引張コイルばねの製造方法を提供す
ることを目的とする。
ｉ系形状記憶合金製引張コイルばねの製造方法を提供す
ることを目的とする。
本発明は、Ｎｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばね
の製造方法において、単コイルを成形した後、フック成
形のひねり曲げ成形部を加熱して前記曲げ成形すること
を特徴とするＮｉ −Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイル
ばねの製造方法である。
の製造方法において、単コイルを成形した後、フック成
形のひねり曲げ成形部を加熱して前記曲げ成形すること
を特徴とするＮｉ −Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイル
ばねの製造方法である。
本発明において、フック部は加熱して曲げ成形するので
、スプリングバックは生ぜず、容易に所望の形状に曲げ
成形することができる。記憶処理は単コイル成形直後ま
たはフック形成後に行ってもよい。前者において、加熱
して曲げ成形した部分は強度低下しない。そして、この
曲げ成形した部分にも形状記憶処理させたい場合、つま
りばね体全体を形状記憶によるエネルギ授受に参加させ
たい場合は、このフック成形後、再度記憶処理熱処理を
施す。
、スプリングバックは生ぜず、容易に所望の形状に曲げ
成形することができる。記憶処理は単コイル成形直後ま
たはフック形成後に行ってもよい。前者において、加熱
して曲げ成形した部分は強度低下しない。そして、この
曲げ成形した部分にも形状記憶処理させたい場合、つま
りばね体全体を形状記憶によるエネルギ授受に参加させ
たい場合は、このフック成形後、再度記憶処理熱処理を
施す。
成形時の加熱は４００〜９００℃の範囲が適当である。
４００°Ｃ未満ではスプリングバンクにより形状精度が
低下し易く、また９００°Ｃを越えて加熱しても得られ
る効果は同じである。組織粗れは１０００℃以上で起り
はじめる。
低下し易く、また９００°Ｃを越えて加熱しても得られ
る効果は同じである。組織粗れは１０００℃以上で起り
はじめる。
以下本発明を実施例に基づいて説明する。第１図は本発
明に係る形状記憶合金製引張コイルばねの製造過程を示
す正面図および側面図である。（ａ）は完成品、（ｂ）
はカーリング装置により所定巻数密着巻きしたまま、ま
たはさらに記憶処理を施した単コイル１を示し、（Ｃ）
は先端に刃状部２ａを有する治具２を単コイル１の所定
コイル間に矢印２ｂ方向に挿入後矢印２ｃ方向にこじり
、治具２とコイル１の曲げ成形部１ａを離間した状態を
示す。
明に係る形状記憶合金製引張コイルばねの製造過程を示
す正面図および側面図である。（ａ）は完成品、（ｂ）
はカーリング装置により所定巻数密着巻きしたまま、ま
たはさらに記憶処理を施した単コイル１を示し、（Ｃ）
は先端に刃状部２ａを有する治具２を単コイル１の所定
コイル間に矢印２ｂ方向に挿入後矢印２ｃ方向にこじり
、治具２とコイル１の曲げ成形部１ａを離間した状態を
示す。
この治具２の使用目的は所定曲げ加工部１ａを加熱し、
他の部分の加熱を防止するためである。加熱はガスバー
ナーが望ましく、治具２のセント、曲げ等は、その製造
数量に応じて適当に自ａＪ化する。
他の部分の加熱を防止するためである。加熱はガスバー
ナーが望ましく、治具２のセント、曲げ等は、その製造
数量に応じて適当に自ａＪ化する。
自由状態でコイル間が密着でないコイルばねにあっては
、コイル間を離間して単コイルを成形してもよく、また
密着巻きして、上記によりフックを形成した後このフッ
クを利用して所定離間状態にセントして記憶処理しても
よい。
、コイル間を離間して単コイルを成形してもよく、また
密着巻きして、上記によりフックを形成した後このフッ
クを利用して所定離間状態にセントして記憶処理しても
よい。
Ｃ発明・考案の効果〕
本発明によれば、従来形状記憶処理するために高額な治
具費と長期の治具製作時間または先行テストを必要とす
るためコスト高または煩雑となっていたが、治具製作費
が安く短い時間で引張ばねを製作できるのでコスト安と
なる。また引張ばねの多種少量生産には更に効果がある
。
具費と長期の治具製作時間または先行テストを必要とす
るためコスト高または煩雑となっていたが、治具製作費
が安く短い時間で引張ばねを製作できるのでコスト安と
なる。また引張ばねの多種少量生産には更に効果がある
。
第１図は本発明に係る引張コイルばねの製造過程の一実
施例を示す図で、（ａ）は製品、（ｂ）は単コイルおよ
び、（Ｃ）は治具を取付た状態のそれぞれ正面図および
側面図である。 １；単コイル、ｌａ；曲げ加工部、２；治具、２ａ；刃
部、２ｂ；挿入方向、２ｃ；こじり方向、第１図
施例を示す図で、（ａ）は製品、（ｂ）は単コイルおよ
び、（Ｃ）は治具を取付た状態のそれぞれ正面図および
側面図である。 １；単コイル、ｌａ；曲げ加工部、２；治具、２ａ；刃
部、２ｂ；挿入方向、２ｃ；こじり方向、第１図
Claims (1)
- （１）Ｎｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばねの製
造方法において、単コイルを成形した後、フック成形の
ひねり曲げ成形部を加熱して前記曲げ成形することを特
徴とするＮｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばねの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23169588A JPH0280543A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | Ｎｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばねの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23169588A JPH0280543A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | Ｎｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばねの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280543A true JPH0280543A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16927551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23169588A Pending JPH0280543A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | Ｎｉ−Ｔｉ系形状記憶合金製引張コイルばねの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0280543A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997011201A1 (fr) * | 1995-09-22 | 1997-03-27 | Ateliers Metallurgiques De Saint Urbain (Amsu) | Procede de fabrication de ressorts helicoïdaux courbes, ressorts ainsi obtenus et dispositifs pour la mise en oeuvre du procede |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP23169588A patent/JPH0280543A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997011201A1 (fr) * | 1995-09-22 | 1997-03-27 | Ateliers Metallurgiques De Saint Urbain (Amsu) | Procede de fabrication de ressorts helicoïdaux courbes, ressorts ainsi obtenus et dispositifs pour la mise en oeuvre du procede |
| FR2739044A1 (fr) * | 1995-09-22 | 1997-03-28 | Metallurg De Saint Urbain Amsu | Procede de fabrication de ressorts helicoidaux courbes, ressorts ainsi obtenus et dispositifs pour la mise en oeuvre du procede |
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