JPH0280510A - 横裁磁束加熱装置 - Google Patents
横裁磁束加熱装置Info
- Publication number
- JPH0280510A JPH0280510A JP63232010A JP23201088A JPH0280510A JP H0280510 A JPH0280510 A JP H0280510A JP 63232010 A JP63232010 A JP 63232010A JP 23201088 A JP23201088 A JP 23201088A JP H0280510 A JPH0280510 A JP H0280510A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- slot
- heating coil
- short circuit
- magnetic flux
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、横裁磁束加熱装置に関し、特にその加熱コ
イルの改善に係る。
イルの改善に係る。
横裁磁束加熱装置(transverse flux
heatingapparatus )は、例えば鋼板
等の帯状に長い金属板等を送り込み、金属板を連続的に
焼なましたり焼入したりするために誘導加熱するのに使
用され、金属板の全幅を加熱したり、金属板のエツジ部
を温度調整するために加熱したりする。次に説明する従
来例は銅板のエツジ部を加熱するものである。
heatingapparatus )は、例えば鋼板
等の帯状に長い金属板等を送り込み、金属板を連続的に
焼なましたり焼入したりするために誘導加熱するのに使
用され、金属板の全幅を加熱したり、金属板のエツジ部
を温度調整するために加熱したりする。次に説明する従
来例は銅板のエツジ部を加熱するものである。
第7図は従来例の平面図、第8図は第7図の側断面図、
第9図は第7図のIX−IX断面図、第10図は第8図
の一部における磁束分布図である。
第9図は第7図のIX−IX断面図、第10図は第8図
の一部における磁束分布図である。
これらの図面において、加熱しようとする鋼板1の表裏
にギャップGを介して一対の鉄心2が配置されている。
にギャップGを介して一対の鉄心2が配置されている。
各鉄心2には平行なスロット3が複数段けられ、その間
の磁極4に加熱コイル5を巻回している。表裏一対の鉄
心2の磁極4は互にN極とS極とを対向させ、交流電力
による交番磁束が鋼板1を横裁(transverse
)するようになっている。なお加熱しようとする金属板
が非磁性材である時、又は常温では磁性材であっても磁
気変態点を越えた温度で処理される時には、表裏一対の
鉄心のいずれか一方に加熱コイルがなくてもよい。
の磁極4に加熱コイル5を巻回している。表裏一対の鉄
心2の磁極4は互にN極とS極とを対向させ、交流電力
による交番磁束が鋼板1を横裁(transverse
)するようになっている。なお加熱しようとする金属板
が非磁性材である時、又は常温では磁性材であっても磁
気変態点を越えた温度で処理される時には、表裏一対の
鉄心のいずれか一方に加熱コイルがなくてもよい。
金属板を横裁する磁束は、電極誘導作用により電気的導
体である金属板に誘導電流を発生させ、そのI2R損失
によって金属板を加熱する。これが公知の横裁磁束加熱
の原理である。
体である金属板に誘導電流を発生させ、そのI2R損失
によって金属板を加熱する。これが公知の横裁磁束加熱
の原理である。
前記の従来例において、磁束分布を解析するために、磁
束分布図を作成すると第10図のようになる。すなわち
加熱コイル5自身を横切る磁束A。
束分布図を作成すると第10図のようになる。すなわち
加熱コイル5自身を横切る磁束A。
被加熱鋼板1を通らないで磁極4間に渡る磁束B。
及び被加熱鋼板1を横裁する磁束Cに分かれる。
磁束Cは鋼板内に渦電流を発生させて加熱に寄与するが
、Aは加熱コイル5に渦電流損を発生し。
、Aは加熱コイル5に渦電流損を発生し。
加熱効率を悪(していた。
この発明は加熱コイルに鎖交する磁束を減らして、加熱
コイルに生じる渦電流損失を減らし、加熱コイルの温度
上昇を低(押さえ、更に誘導加熱装置の効率を向上させ
ることを目的とする。
コイルに生じる渦電流損失を減らし、加熱コイルの温度
上昇を低(押さえ、更に誘導加熱装置の効率を向上させ
ることを目的とする。
この発明は、鉄心に設けた平行な一対のスロットの間の
磁極に加熱コイルを巻回し、前記磁極をギャップを介し
て被加熱金属板に対向させ、前記加熱コイルに交流電力
を供給して交番磁束を前記金属板に横裁させてこの金属
板を誘導加熱する横裁磁束加熱装置において、前記スロ
ットの開口部と底部とに前記スロットと同方向に挿入さ
れる導体とこの導体の両端部をそれぞれ前記スロットの
外側で短絡する導体とから1ターンをなす短絡コイルを
形成し、前記加熱コイルの1のスロットの中の部分を前
記短絡コイルで囲むものである。
磁極に加熱コイルを巻回し、前記磁極をギャップを介し
て被加熱金属板に対向させ、前記加熱コイルに交流電力
を供給して交番磁束を前記金属板に横裁させてこの金属
板を誘導加熱する横裁磁束加熱装置において、前記スロ
ットの開口部と底部とに前記スロットと同方向に挿入さ
れる導体とこの導体の両端部をそれぞれ前記スロットの
外側で短絡する導体とから1ターンをなす短絡コイルを
形成し、前記加熱コイルの1のスロットの中の部分を前
記短絡コイルで囲むものである。
1ターンを形成する短絡コイルにはスロット内を横切っ
て加熱コイルに鎖交する磁束Aが直交するので、短絡コ
イルには磁束Aを打ち消すように誘導電流が流れ、前記
磁束Aが減少する。したがって加熱コイルに鎖交する磁
束Aによる渦電流損失が減少する。
て加熱コイルに鎖交する磁束Aが直交するので、短絡コ
イルには磁束Aを打ち消すように誘導電流が流れ、前記
磁束Aが減少する。したがって加熱コイルに鎖交する磁
束Aによる渦電流損失が減少する。
第1図は実施例の平面図、第2図は第1図の側断面図、
第3図は第1図のm−m断面図、第4図は第1図の短絡
コイルの斜視図、第5図は異る短絡コイルの斜視図、第
6図は第2図の一部における磁束分布図である。
第3図は第1図のm−m断面図、第4図は第1図の短絡
コイルの斜視図、第5図は異る短絡コイルの斜視図、第
6図は第2図の一部における磁束分布図である。
これらの図面において従来例と同一符号を付けたものは
およそ同一機能を持つ。すなわち鋼板1にギャップGを
介して配置される一対の鉄心2には平行なスロット3が
設けられ、磁極4に加熱コイル5が巻回され、鋼板lに
交番磁束を横裁する。
およそ同一機能を持つ。すなわち鋼板1にギャップGを
介して配置される一対の鉄心2には平行なスロット3が
設けられ、磁極4に加熱コイル5が巻回され、鋼板lに
交番磁束を横裁する。
さて実施例の特徴的な構造として各スロット3には短絡
コイル6が装着されている。この短絡コイル6はスロッ
ト3の開口部と底部とにスロット3と同方向に挿入され
る導体61.62とこの導体61.62の両端部をそれ
ぞれスロットの外側で短絡する導体63.64とからな
り、■ターンを形成している。言い換えると各短絡コイ
ル6は、一対のスロット3に挿入されている加熱コイル
5の1のスロットに挿入されている加熱コイルの部分を
囲むようになっている。
コイル6が装着されている。この短絡コイル6はスロッ
ト3の開口部と底部とにスロット3と同方向に挿入され
る導体61.62とこの導体61.62の両端部をそれ
ぞれスロットの外側で短絡する導体63.64とからな
り、■ターンを形成している。言い換えると各短絡コイ
ル6は、一対のスロット3に挿入されている加熱コイル
5の1のスロットに挿入されている加熱コイルの部分を
囲むようになっている。
このような短絡コイル6を備えた加熱コイル5を持つも
のの磁束分布図は第6図に示すようになり、前記〔作用
〕の項に説明するように加熱コイルに交鎖する磁束Aが
極めて少なくなる。従って加熱コイル5の磁束Aによる
渦電流損失が減少し、温度上昇が低くなり、誘導加熱装
置の効率が向上する。
のの磁束分布図は第6図に示すようになり、前記〔作用
〕の項に説明するように加熱コイルに交鎖する磁束Aが
極めて少なくなる。従って加熱コイル5の磁束Aによる
渦電流損失が減少し、温度上昇が低くなり、誘導加熱装
置の効率が向上する。
第4図の短絡コイル6は導体が充実しており、第5図の
短絡コイル6aは水冷するために中空導体となっている
。
短絡コイル6aは水冷するために中空導体となっている
。
この発明は、鉄心に設けた平行な一対のスロットの間の
磁極に加熱コイルを巻回し、前記磁極をギャップを介し
て被加熱金属板に対向させ、前記加熱コイルに交流電力
を供給して交番磁束を前記金属板に横裁させてこの金属
板を誘導加熱する横裁磁束加熱装置において、前記スロ
ットの開口部と底部とに前記スロットと同方向に挿入さ
れる導体とこの導体の両端部をそれぞれ前記スロットの
外側で短絡する導体とから1ターンをなす短絡コイルを
形成し、前記加熱コイルの1のスロットの中の部分を前
記短絡コイルで囲むようにしたので、加熱コイルに交鎖
する有害な磁束が減少し、加熱コイルの温度上昇が低く
なり、検数磁束加熱装置の効率が向上するという効果が
ある。
磁極に加熱コイルを巻回し、前記磁極をギャップを介し
て被加熱金属板に対向させ、前記加熱コイルに交流電力
を供給して交番磁束を前記金属板に横裁させてこの金属
板を誘導加熱する横裁磁束加熱装置において、前記スロ
ットの開口部と底部とに前記スロットと同方向に挿入さ
れる導体とこの導体の両端部をそれぞれ前記スロットの
外側で短絡する導体とから1ターンをなす短絡コイルを
形成し、前記加熱コイルの1のスロットの中の部分を前
記短絡コイルで囲むようにしたので、加熱コイルに交鎖
する有害な磁束が減少し、加熱コイルの温度上昇が低く
なり、検数磁束加熱装置の効率が向上するという効果が
ある。
第1図は実施例の平面図、第2図は第1図の側断面図、
第3図は第1図のm−m断面図、第4図は第1図の短絡
コイルの斜視図、第5図は異る短絡コイルの斜視図、第
6図は第2図の一部におけに磁束分布図であり、第7図
は従来例の平面図、第8図は第7図の側断面図、第9図
は第7図の■−IX断面図、第10図は第8図の一部に
おける磁束分布図である。 1・・・鋼板、5・・・加熱コイル、6.6a・・・短
絡コイル、61 62,63.64・・・導体。 第 図 第8図 第2図 第9図 第10図
第3図は第1図のm−m断面図、第4図は第1図の短絡
コイルの斜視図、第5図は異る短絡コイルの斜視図、第
6図は第2図の一部におけに磁束分布図であり、第7図
は従来例の平面図、第8図は第7図の側断面図、第9図
は第7図の■−IX断面図、第10図は第8図の一部に
おける磁束分布図である。 1・・・鋼板、5・・・加熱コイル、6.6a・・・短
絡コイル、61 62,63.64・・・導体。 第 図 第8図 第2図 第9図 第10図
Claims (1)
- 1)鉄心に設けた平行な一対のスロットの間の磁極に加
熱コイルを巻回し、前記磁極をギャップを介して被加熱
金属板に対向させ、前記加熱コイルに交流電力を供給し
て交番磁束を前記金属板に横裁させてこの金属板を誘導
加熱する横裁磁束加熱装置において、前記スロットの開
口部と底部とに前記スロットと同方向に挿入される導体
とこの導体の両端部をそれぞれ前記スロットの外側で短
絡する導体とから1ターンをなす短絡コイルを形成し、
前記加熱コイルの1のスロットの中の部分を前記短絡コ
イルで囲むことを特徴とする横裁磁束加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63232010A JPH0280510A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 横裁磁束加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63232010A JPH0280510A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 横裁磁束加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280510A true JPH0280510A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16932535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63232010A Pending JPH0280510A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 横裁磁束加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0280510A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008226780A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 誘導加熱装置 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP63232010A patent/JPH0280510A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008226780A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 誘導加熱装置 |
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