JPH0278657A - ビタミンd↓3誘導体及びその製造方法 - Google Patents

ビタミンd↓3誘導体及びその製造方法

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JPH0278657A
JPH0278657A JP63231339A JP23133988A JPH0278657A JP H0278657 A JPH0278657 A JP H0278657A JP 63231339 A JP63231339 A JP 63231339A JP 23133988 A JP23133988 A JP 23133988A JP H0278657 A JPH0278657 A JP H0278657A
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裕司 前田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般式[I]で示されるビタミンD3誘導体
(以下本物質と略称する)に係る。詳しくは標識したビ
タミンD3誘導体に係る。
[従来の技術] ビタミンD3誘導体は骨粗鬆症等に用いられている。こ
の場合、該誘導体の生体内におけるvJ態を検討するこ
とは必須の項目であるが、そのためには、ビタミンD3
誘導体に放射性同位元素を化学的及び生化学的方法を用
いて導入しなければならない。
現在、そのような目的のために生化学的手法によってビ
タミンD3誘導体の側鎖部分に標識したものがある。例
えばH,F、DcLuca et al、、Journ
alor Biological Chemistry
  251397 (197G)。
[発明が解決しようとする問題点] 今までの標識したビタミンD3vIg導体は生体内に投
与されると代謝を受け、容易に骨格から遊離してしまう
欠点があった。
本願は生体内に投与され、代謝を受けても、骨格から遊
離しにくいビタミンD3誘導体を得ることにある。
[問題を解決するための手段] ビタミンD3誘導体のS02付加体が骨格標識を行なう
ための活性水素を有することを発見し、更に純化学的に
骨格にjf!、識を導入できることを見い出した。
本発明を利用すると、ビタミンD3誘導体の6.19位
に選択的に重水素(D又は2H)あるいはトリチウム(
T又は3日)を標識することが可能であり、本物質は骨
格標識であることから、側鎖の代謝にかかわりなく、ビ
タミンD3誘導体の追跡が容易にできる。
本物質は次に代表されるものを含んでいる。
一般式[I] R1 (式中、R1はD又はT、R2,R3,R4はそれぞれ
独立にH又はOH,R、R6はOH3゜CH2oH又は
CF3を示す) で表わされる。
本物質の原料である化合物[II]を例示すると次のも
のがあげられる。
24、25−ジヒドロキシコレカルシフェロール(24
,25−(OH)  −D  )24ft、 25−ジ
ヒドロキシコレカルシフェロール(24R,25−(O
H −D3) 24S, 25−ジヒドロキシコレカルシフェロール(
24S,25− (OH)  − 0325、26−ジ
ヒドロキシコレカルシフェロール(25.26−(OH
)  −D  )1α,25−ジヒドロキシコレカルシ
フェロール(1α,25−(OH)  −D3) 1α,24−ジヒドロキシコレカルシフェロール(1α
,24−(OH)   −D3)1α,24.25− 
1〜リヒドロキシコレカルシフエロール(1α,24.
25−(OH)  −D  )25−ヒドロキシコレカ
ルシフェロール(25− (OH) −D3 ) 1α−ヒドロキシコレカルシフ10ール(1α=(01
−1)−D3) 24−ヒドロキシコレカルシフ10ール(24− (O
H)−03) 次に合成法について述べる。
一般式[Irl中、6,19位の3つの水素はS02の
影費によって活性化されて、容易に水素イオンで脱離し
てカルバニオンを発生させることができる。
(式中、R  、R  、R  、R  、R6は前に
示したのと同じ意味を示す) 事実図に示すような方法で水素置換を行なうことが可能
であった[I1]。
(式中、R1はD又はT,R  、R3,R4。
R5 、R6は前に示したのと同じ意味を示す)すなわ
ち[I[[]にしー11へヤシカリウム(t−BuOに
)。
N a O C H 3等のような塩基触媒の存在下、
溶媒中でD O又はT2Oを加えて一50℃〜40℃、
0、5〜5時間反応して[!V]を得ることができた。
次にO℃〜150℃で脱税S02化反応を行なうと脱S
02反応が起こり、もとの骨格を有する化合物が得られ
た。しかしこのものは異性体を含んでいるので、分離し
て化合物[I]と[V]を得た。次に化合物[V]又は
分画前の熱膜So2化反応物の光異性化を行なうことに
より化合物[I]と同等の骨格を有する本物質が得られ
た。
反応終了後シリカゲルカラム等で分llltM製した。
[本発明の効果] 側鎖にラベルしたものは生体内に投与されると代謝を受
け、容易に骨格から遊離してしまうから検出が難しい。
例えば24.25− (OH)  −[23,24(n
)−T]−C3では側鎖が切れて23−(OH)−24
,25,26,27−チトラノルーD3となり検出が難
しい。
しかるに本物質は骨格にラベルされているので生体内に
投与されて代謝を受け、側鎖が骨格から遊離しても影響
が少ない。例えば24R,25−(OH)  −[6,
19,19−DI−C3を投与すると23−(OH)−
24,25,26,27−チトラノルー[6,19,1
9’−DI−C3となる。放射活性に影響が少ない。
実施例1 24R,25−(OH)  −D  の重水素化OHO
H H (1)  化合物[I11Fの合成 24R,25−(OH)  −D  の24.411I
!J(0,0587mmole)をナス型フラスコにと
り、cold bingerで液化させたSO2の約1
dを加えて放置した。当初反応液は黄色になるが、しだ
いに退色し無色になる。無色透明になったことを確認し
た後、過剰のS02を水流ポンプで留去した。残渣をシ
リカゲルクロマトグラフィー(5g、酢酸エチル)にて
精製し、化合物[I[I]の27.3q(97,0%)
を得た。このものの物性値は以下の通りであった。
MS (1/e) : 416(M” −802) 。
398(M”   −So     −ト120)。
38G(M”−8o  −2820) 1H−NMR(CDC13,) : δ3.33(IH、m 、 H−24)δ3.e4(2
H、’ m、 j−1−19)64.05(IH,m、
 H−3) δ4.70(2H,m、  H−6、H−7)I R(
K B r ) : 3500.1310.1150 
 cm−1元素分析値:計算値 C:65.OH:9.
1分析値 C:65.OH:9.0 ■ 化合物[IV]の合成 [I11]の化合物の26巧(0,052mmole)
を2001dのジメチルホルムアミドに溶解し、アルゴ
ン気流下撹拌した。これにD20の50IJ1を加え次
いでt−BuOKの37.9mgを50IJiノシメチ
ルホルムアミドに懸濁して加えた。25℃で1時間反応
後水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄後、硫酸すトリウムで乾燥した。濾過。
後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(511%メチルアルコール/酢酸エチル)で精
製し、化合物[IV ] 25.91+19 (99,
6%)を得た。このものの物性値は、以下の通りであっ
た。
M S (m/c)  : 419(M +−S O2) 401(M+−8o  −820) 383(M” −So  −2820)’l−1−NM
R(CDCl2): δ0.58. 0.65(3H、S 、  H−18)
δ3.32(IH、m、H−24) 64.08(IH,m、H−3) δ ’4.74(IH,m、   ト(−7)化合物[
I[I]において64.70(H〜6)、δ3.64(
H−19)に示したピークが消失していることはその部
分(H−6,1−1−19)がD化されたことを示して
いる。
I R(K B r ) : 3500.1305.1
145ca+−’(3)  化合物[V]の合成 化合物[IV ]のio#+9(0,021mmole
)とNaHCO3の5IItgに50pのDMFを加え
、封管した後90℃で撹拌した。1FR間後、水を加え
て酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過後、溶媒を留去し
、残渣をカラムクロマトグラフィー(Si0.2.95
0%n−ヘキサン/酢酸エチル)で精製し、化合物[V
]  7.5■(86,5%)を得た。
このものの物性値は以下の通りであった。
MS(n+/e) : 419(M” ) 401(M
” −1−120)383(M+−2H2O) 1H−NMR(CDCj 3) : 60.57(3H,S、   ト1 − 18)δ3.
32(IH、m、 H−24) δ3.84(IH,m、 H−3) δ5,8G(IH、S 、 l−1−7)IR(K8r
) :3450  ax−’IJV (EtO)l):
λwax 273nm(4)  化合物[I]の合成 化合物[vJの7.5IItgをエチルアルコール(9
5%)の10aeに溶解し、Eosin  Yを2II
tg加え、アルゴン気流下ハロゲンフンブ(ウシオ J
CVloG−200G S )を照射する。反応液は、
l−I P LC(u  80ndspherOsμS
 i −100A 3.9trm×15c11.10%
インプロパツール/n−ヘキサン)で観察する。5分後
、照射をやめ、反応液を留去し、カラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル10g。
50%n−ヘキサン/酢酸エチル)で精製し、目的物7
.2mgを得る。
なお、このものは、化合物[V]と[I]の1=4の混
合物であるためHPLC(μBondsphere5μ
 3 i −100A  19gx 15a*  7%
、イソプロパツール/n−へキサン)で分離精製し化合
物[I]の5.5■(74%)を得た。
M S (1/e) : 419(M” ) 401(
M+−1120>383(M”   −2Fl、20)
274 、256 、145 、139 、121MS
(m/e)の274は全体から側鎖が切れたフラグメン
トであり、このフラグメントはD化されていないときは
271に現われるので、母核部分がD化されたことを示
している。
1H−NMR(CDCI3): δ0,55(3)−1、s 、 H−18)63.31
(IH、m、 H−24) 63.93(IH、m、 )−1−3)δ 6.02(
IH、s  、  H−7)LIV (EtOH):λ
max 265nm実施例2 24R,25−(OH)  −D3のトリチウム化0f
−10)−1 0日 (1)  化合物[I11]の合成 63.2■の24R,25−(OH)   −D 3に
ドライアイス−アセトントラップにてトラップした液体
二酸化イオウを2.0雇加えた。この反応混合物は濃黄
色となった。−8℃で30分間運流させた後、0℃まで
温度を上昇させた。さらに0.5mの二酸化イオウを反
応系内に加えた。0℃で1時間撹拌すると透明色となっ
た。反応終了後、二酸化イオウをアルゴン気流下で除去
した。残った残渣は2.0dの酢酸エチルに溶解し、分
取用のシリカゲルGFプレート(4x 1000μ)に
塗布した。酢酸エチルでプレートを展開した後乾燥した
。プレートの一端を細くたてに切り、ヨウ素蒸気に爆露
して、生成物の位置を調べた。紫外線吸収のなくなった
Rro、5のバンドを選び出し、同時にヨウ素然気に陽
性のバンドを取った。原料はR,0,85であった。分
取したシリカゲルは酢酸エチル:メタノール(1:1 
50ae)にて抽出した。濾過した後減圧濃縮し白色固
体を得た。
このものの物性値は以下の通りであった。
M S (m/e) : 416(M ” −S O2
)398(M ” −S O2−H20)38G(M”
−8o  −21−120)’H−NMR(CDC4+
 3): 63.33(1)1. m、 H−24)δ3.64(
2H,m、 H−19) δ4.05(IH、m、 H−3) 64.70(2H,m、 H−6、H−7)■ 化合物
[IV]の合成 化合物[I[[]を2.0dのDMFに溶解した。そこ
にt −B u OK (9,81114F、 0.0
84mmole)を加えるとただちに黄色に着目した。
50Ciのトリチウム水を反応容器に移し、室温にあた
ためて撹拌した。
トリチウム交換を行なった反応物に飽和食塩水の10m
を加えた。酢酸エチルで抽出した後、得られる有機層を
2回目の飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し
た。乾燥剤を濾過により除去した後、濾液を乾固させた
。残渣をメタノールに溶解し、又乾固させた。これを2
回くり返して活性トリチウム水を除いた。化合物[IV
 ]の物性値は以下の通りであった。
MS(m/e) : 422(M” −802)404
(M+−8o  −+20) 386(M+−8o  −2820) ■ 化合物[V]の合成 化合物[IV]を石油エーテル:酢酸エチル混合溶媒に
溶解させた。総放射能は3.5Ciであった。
酢酸エチルを展開液としたシリカゲルT L、 Cの分
析は原料よりも低いR,値のところに主バンドが存在し
た。この混合物をアルゴン気流下、110゜に加熱した
。3.5時間後に、溶媒を留去し残渣をエタノール(2
5m)に溶解した。TLCによる分析の結果原お1近く
に少量(〜5%)の化合物が認められた。エタノール溶
液中に炭酸水素ナトリウム(130#Ig)を加えてア
ルゴン気流下95℃、2時間加熱を行なった。冷却した
後、分析したが変化はなかった。熱脱S02化を行なっ
た反応混合物は減圧上濃縮した後、2.5−の酢酸エチ
ルと25dの蒸留水を加えた。有III層を分離い、さ
らにもう1度25〆の蒸留水で洗浄し、硫酸ナトリウム
にて乾燥を行なった。濾過後、減圧濃縮した。
このものの物性値は下の通りであった。
MS (m/e) : 422(M” > 404(M
” −+20 )386(M” −2t−+20 ) (4)  化合物[L]の合成 化合物[V]を25−のエチルアルコールに溶解した。
5IItgのEosin Yを加えた後、アルゴン気流
下で、25 aaの距離から300Wのハロゲンランプ
を用いて10分間照射を行なった。TLCで分析すると
1〜2%の化合物[I]の存在が認められた。
光反応生成物を減圧濃縮し、1#Ii!にした。TLC
プレート(3X 1000μシリカゲルGF)にチャー
ジした後、クロロホルム:アセトン(4: 1 )の展
開溶媒で分離した。化合物[Irlの標品に近いUV活
性のある所を取り30dのエチルアルコールで抽出を行
なった。濾過してシリカゲルを除去した後、tgsmc
iのトリチウム化合物が存在した。TLC分析では、2
0〜30%のトリチウム化合物の存在が示された。TL
Gにより精製したトリチウム化合物をさらにH1chr
on+ cyanoカラム(25αx4.6m)を用い
て精製した。すなわち溶媒としてn−ヘキサン:イソプ
ロピルアルコール:水(475: 25 : 0.5)
を用いIId/l1inで流し、260nmでモニター
した。標品と同じ保持時間の溶出液を集めた。このフラ
クションは60mC1を示した。
HPLCによって精製した化合物[I]は80%の放射
化学的純度であった。F記の方法によって得られた化合
物をさらにイソオクタン:イソプロピルアルコール:メ
タノール(960: 40 : 20)の系で11ic
hrom cyanoカラムを用いて再精製した。メイ
ンピークを集め、減圧乾固させた。総量として31Tr
LC1の98%の純度の化合物[I]を得た。
比活性は、265naにおける紫外線吸収の値から54
0 i 10+molであり充分実験に使用出来るもの
である。なお、マススペクトルを測定することによりト
リチウム標識の位置が正しいことが判明している。
MS (n+/e) : 422(M” ) 404(
M” −820)386(M” −2820) 277
(M” −側鎖)145(側鎖) M S (m/e)の211は全体から側鎖が切れたフ
ラグメントであり、このフラグメントはT化されてぃな
いときは271に現われるので母核部分がT化されたこ
とを示している。
UV (EtOH):λmax 265nm実施例3 実施例1の24R,25−(OH)  −D  のかわ
りに1α、25−(OH)  −03,25,26−(
OH)−03を用いて実施例1と同じD色反応を試みた
ところ、それぞれ対応する物質が得られた。そのD化最
終物の物性値を示す。
1α、 25− (OH)  −[6,19,19−D
I −03:M S (m/e) : 419(M” )  401 (M” −H2C)38
3(M” −2820’) UV (EtO)−1):λmax 265nm25.
26−(01−1>   −[6i9,19−DI−D
3 :MS [i/e) : 419(M” ) 40
1(M+−H20)383(M” −2820) UV(EtOH):   λ max   265nm
更にT化をも行ない次の■色比合物を得た。
1α、 25− (OH)   −[(i、19.19
−TI−[)3:MS (m/e) : 422(M”
 )  404 (M+−820)386CM” −2
820) LIV(EtOH):λmax 265nm手続補正書 特許庁長官 古 1)文 毅 殿 =、事件の表示   昭和63年特許願第231339
号2、発明の名称   ビタミンD3誘導体及びその製
造方法3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称    (110)呉羽化学工業株式会社4、代
 即 人   東京都新宿区新宿1丁目1番14号 山
田ビル゛\−・ 8、補正の内容 正する。
■ 明細書、第9頁第8行のr 397Jを「397〜
402」と補正する。
■ 同、第11頁の反応式中最後段の化学物質[I]を
化学物質[工′ 1と補正する。
ω) 同、第21頁最下行の[I]を[I′]と補正す
る。
■ 同、第22真下から第8行と第4行の各[I]る。
■ 同、第28真下から第4行の[I]を[I#]と補
iEする。
■ 同、第29頁第2行の[I]を[I“]と補正する
■ 同、第30頁第1行と第7行の各[I]を共に[I
″]と補正する。
Q)l                    OH
2、特5’f請求の範囲 (1)  −船人[I] R7 (式中、RはD又は■、R,R,R4はそれぞれ独立に
H又はOH,R,RはCH3CH20H又はCF3を示
す) で表わされるビタミンD3誘導体。
■ R1はD又は王、R2はH,R3,R4はOH,R
、R6はCH3である特許請求の範囲第1項記載のビタ
ミン03誘導体。
■ R4はT又はり、R2はOH,R3はHlRはOH
,R,RはCH3である特許請求の範囲第1項記載のビ
タミンD3誘導体。
0) R3がR−配置である特許請求の範囲第2項記載
のビタミンD3誘導体。
■ RはD又はTlR,Rは8%R4は0HSR5はC
H3、R6はCH20Hである特許請求の範囲第1項記
載のビタミンD3誘導体。
(6)  −、船人[II] R1 (式中、R2,R,Rはそれぞれ独立にl」又は01−
1.R、RI、tcH、C1−1208又はCF3を示
す) で表わされるビタミンD3誘導体にS02を反応させて −船人[IJ R1 (式中、R、R、R、R5,R6は上記と同じ意味を有
する) で表わされる化合物を得、該化合物[[[I]に重水又
はトリチウム水を反応させて 一般式[IV ] R2 (式中、RはD又はT、R、R、R4゜R5、R6は上
記と同じ意味を有する)で表わされる化合物を得、該化
合物[IV]の熱脱S02化を行ない 一般式[IJ又は[V] [IJ            [V](式中、R、R
2,R3,R、R、R6は上記と同じ意味を有する) で表わされる化合物を乱工上合物[V]又は化合物[I
V ]の熱熱脱S02化の光異性化を行なう一般式[I
J (式中、R、R、R、R、R5,R6は上記と同じ意味
を有する) で表わされるビタミンD3誘導体の製造方法。
(7>  −船人[V] (式中、R、R、R、R、R、Rは 上記と同じ意味を有する) で表わされる化合物の光異性化を行なうことを特徴する
一般式[IJ R7 (式中、R、R、R、R、R、Rは 上記と同じ意味を有する) で表わされるビタミンD3誘導体の製造方法。
■ −船人[IV] R7 (式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6は上記と
同じ意味を有する) で表わされる化合物の熱脱S02化物の光異性化を行な
うことを特徴する一般式[I] (式中、R、R、R、R、R、R6は 上記と同じ意味を有する) で表わされるビ・タミンD3誘導体の製造方法。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R_1はD又はT、R_2、R_3、R_4は
    それぞれ独立にH又はOH、R_5、R_6はCH_3
    、CH_2OH又はCF_3を示す) で表わされるビタミンD_3誘導体。
  2. (2)R_1はD又はT、R_2はH、R_3、R_4
    はOH、R_5、R_6はCH_3である特許請求の範
    囲第1項記載のビタミンD_3誘導体。
  3. (3)R_1はT又はD、R_2はOH、R_3はH、
    R_4はOH、R_5、R_6はCH_3である特許請
    求の範囲第1項記載のビタミンD_3誘導体。
  4. (4)R_3がR−配置である特許請求の範囲第2項記
    載のビタミンD_3誘導体。
  5. (5)R_1はD又はT、R_2、R_3はH、R_4
    はOH、R_5はCH_3、R_6はCH_2OHであ
    る特許請求の範囲第1項記載のビタミンD_3誘導体。
  6. (6)一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、R_2、R_3、R_4はそれぞれ独立にH又
    はOH、R_5、R_6はCH_3、CH_2OH又は
    CF_3を示す) で表わされるビタミンD_3誘導体にSO_2を反応さ
    せて 一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼[III] (式中、R_2、R_3、R_4、R_5、R_6は上
    記と同じ意味を有する) で表わされる化合物を得、該化合物[III]に重水又は
    トリチウム水を反応させて 一般式[IV] ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] (式中、R_1はD又はT、R_2、R_3、R_4、
    R_5、R_6は上記と同じ意味を有する)で表わされ
    る化合物を得、該化合物[IV]の熱脱SO_2化を行な
    い 一般式[ I ]又は[V] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ]▲数式、化
    学式、表等があります▼[V] (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6は上記と同じ意味を有する)で表わされる化合物を
    得、必要に応じて化合物[V]又は化合物[IV]の熱脱
    SO_2化物の光異性化を行なう一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6は上記と同じ意味を有する)で表わされるビタミン
    D_3誘導体の製造方法。
  7. (7)一般式[V] ▲数式、化学式、表等があります▼[V] (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6は上記と同じ意味を有する)で表わされる化合物の
    光異性化を行なうことを特徴する一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6は上記と同じ意味を有する)で表わされるビタミン
    D_3誘導体の製造方法。
  8. (8)一般式[IV] ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6は上記と同じ意味を有する)で表わされる化合物の
    熱脱SO_2化物の光異性化を行なうことを特徴する一
    般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6は上記と同じ意味を有する)で表わされるビタミン
    D_3誘導体の製造方法。
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