JPH0277465A - 防炎性ポリエチレンテレフタレート成形コンパウンド類 - Google Patents

防炎性ポリエチレンテレフタレート成形コンパウンド類

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JPH0277465A
JPH0277465A JP1002168A JP216889A JPH0277465A JP H0277465 A JPH0277465 A JP H0277465A JP 1002168 A JP1002168 A JP 1002168A JP 216889 A JP216889 A JP 216889A JP H0277465 A JPH0277465 A JP H0277465A
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JP
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polyethylene terephthalate
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parts
group
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JP1002168A
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Thomas Joswig
トーマス・ヨスビツヒ
Hermann Dr Kauth
ヘルマン・カウト
Karl-Heinz Kohler
カルル―ハインツ・ケーラー
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Original Assignee
Bayer AG
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    • C08K5/49Phosphorus-containing compounds
    • C08K5/51Phosphorus bound to oxygen
    • C08K5/53Phosphorus bound to oxygen bound to oxygen and to carbon only
    • C08K5/5317Phosphonic compounds, e.g. R—P(:O)(OR')2
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリアルキルホスホネート類及び強化剤類を含
有する防炎性ポリエチレンテレフタレート成形コンパウ
ンド類に関する。
主鎖中に臭素化された有機芳香族化合物類に基づく結合
単位を有するポリエチレンテレフタレート及び高分子量
の有機リン化合物類を含有する、耐熱性ポリエステル組
成物類は、西独特許公開公報第2458967号におい
て報告されている。
当該西独特許公開公報第2458967号に記述されて
いるポリエステル組成物類は、共重合した形態中に有機
的に結合した臭素を含有すること(燃焼した場合にジオ
キサンを生成する危険)及び共重合体であるために製造
が困難であることの如き欠点を有する。
成分の一つとして可燃性の高分子量線状ポリエステル樹
脂及び難燃性添加剤としてアリールホスホネート類を含
有する難燃性熱可塑性ポリエステル樹脂組成物類は、西
独特許公開公報第2253207号において報告されて
いる。また西独特許公開公報第2111202号は、リ
ン含有添加剤を含有する避燃性(flame  rep
ellent)の熱可塑性ポリエステル類を報告してい
る。そこでは、ポリアリールホスホネート類は、リン含
有添加剤として記述されている。私たち自身の実験は、
上述の二つの公開公報に示されている耐熱性熱可塑性ポ
リエステルは、防炎性が十分ではなくさらにポリアリー
ルホスホネート類を熱可塑性ポリエステル類中に混合す
ることが困難であるという欠点を有することを示してい
る。
耐燃特性が改善されたリン含有ポリエステル混合物類は
、西独特許公開公報2132350号に報告されている
。これらの物質類は、リン含有添加剤としてポリアルキ
ルホスホネート類及びポリアリールホスホネート類の両
者を含有してもよい。
また該西独特許公開公報第2132350号は、ポリエ
ステル類としてポリプロピレンテレフタレートまたはポ
リブチレンテレフタレート及びガラス繊維類の如き強化
充填剤及びポリホスホネートまたはポリホスホネートホ
スフェートを含有する強化ポリエステル成形樹脂混合物
類を、クレームしている(特許請求の範囲7乃至10)
。私たち自身の実験は、難燃性添加剤としてポリアルキ
ルホスホオートを含有する強化ポリブチレンテレフタレ
ート成形樹脂混合物類は、十分な耐燃性がないことを示
している。
本発明は、 A)ポリエチレンテレフタレート45乃至80重量部、 B)無機強化剤類15乃至40重量部、C)次式に相当
するポリアルキルホスネート類l乃至25重量部: 式中、 R,はC1〜C6−アルキル、を表わし、Xは次式 式中、 Yは単結合またはC8〜C1−アルキレン、C5〜C1
,−シクロアルカンまたは0%51COまたはSO!を
意味し、 aは0または1を表わす、 を表わすかまj;は、 Xはす7チレンを意味し、 E r ハORz、OHまたは0−X−OHi Rtは
C1〜C3゜−アリールを意味しXは上記と同意義を有
する;を表わし、 式中、R1及びR2は上記と同意義を有する、を意味し
、 nは2乃至100の整数を表わす、 ならびに D)適宜0.I乃至10重量部の加工助剤類から成る防
炎性ポリエチレンテレフタレート成形コンパウンド類に
関する。
本発明に従って使用するポリエチレンテレフタレート類
は、芳香族ジカルボン酸類またはその反応性誘導体類(
それらのジメチルエステルの如キ)と、エチレングリコ
ール単位がジオール成分に対して少なくとも90モル%
であり、脂肪族または脂環式の分校もしくは分校してい
ないC1〜C1,−ジオール単位またはポリアルキレン
オキシド単位がジオール成分に対して10モル%である
脂肪族ジオール類またはその反応性誘導体類との重縮合
生成物である(例えば西独特許第2507776号、第
2407074号及び第2407776号を参照)。好
適なポリエチレンテレフタレート類はジオール成分全体
に対して少なくとも95モル%のエチレングリコール単
位を含有する。純粋なポリエチレンテレフタレートが特
に好適である。
ポリエチレンテレフタレート類は既知の方法で製造する
ことができる(例えばK unstsLof r Ha
ndbu c h %■巻、697ページおよび次のペ
ージ、Carl−Hanser −Verlag、 M
unich  1973 )。
本発明に従って使用するポリエチレンテレフタレート類
は、濃度5g/f2のフェノール10−ジクロロベンゼ
ン(1:1重量部)中において25℃で測定した約0.
4乃至1 、3 dQ/ g、好適には0.5乃至0.
9da/gの固有粘度を有する。
本発明に従って使用する無機強化剤類は、ポリアルキレ
ンテレフタレート類の強化のために従来使用されるすべ
ての既知試剤を含む。K atz及びMilewski
、  ”Handbook  of  Fillers
  andReinforcements  for 
 P 1astics” s出版社No5trandS
l 978に示されているようなガラス繊維類、ガラス
球類(glass  balls)及び/又は鉱物充填
剤類の如き例がある。使用する無機強化剤類はガラス繊
維類が好適である。ガラス繊維類は、約6乃至15μm
好適には8乃至13μmの直径及び45より大きく好適
には50乃至200の長さ対厚さの比を一般に有する。
以下は鉱物充填剤類の例である;カオリン、タルク、マ
イカ、粉末石英、粉末岩石、アルカリ土類金属炭酸塩類
、アルカリ土類金属酸化物類、二酸化チタン及び/又は
硫化亜鉛。使用する鉱物充填剤は平均粒子直径が20μ
m以下、好適には10μm以下、特に2乃至8μIであ
る。
無機強化剤類は15乃至40重量部、好適には25乃至
35重量部、もっとも好適には25乃至30重量部の量
において標準的に使用する。
本発明に従って使用するポリアルキルホスホネート類は
、例えば米国特許第2682522号、西独特許公開公
報第2925207号及び西独特許公開公報第2944
093号に示されている。
好適に使用するポリアルキルホスホネート類は、次式(
n) 式中、 R1はメチル又はエチルを意味し、 アルキルビスフェニレン、C6〜C12−シクロアルキ
ルビスフェニレン、スルホニルビスフェニレン、オキソ
ビスフェニレン、チオビスフェニレン、カルボニルビス
フェニレン又はす7チレンを表わし、 式中、 Xは上記と同意義を有する、 を意味し、 式中、 R1は上記と同意義を有し、 nは5乃至80の整数を表わす、 を表わす、 に相当する。
特に好適には、一般式(II)であって式中、に3 R1はメチルを示し、且つ nは5乃至50の値を宵する、 に相当するポリアルキルホスホネート類を使用する。
ポリアルキルホスホネート類の例として以下に記載する
: ビスフェノールーF−ポリメタンホスホネート、ビスフ
ェノール−A−ポリメタンホスホネート、ジオキシジフ
ェニル−ポリメタンホスホネート、ジオキシジフェニル
−スルホンポリメタンホスホネート、 ピロカテコールポリメタンホスホネート、レゾルシノー
ルポリメタンホスホネート及び/又はヒドロキノンポリ
メタンホスホネート。
以下が好適である; ビスフェノール−F−ポリメタンホスホネート、ジオキ
シジフェニルポリメタンホスホネート及び/又はヒドロ
キノンポリメタンホスホネート。
以下がエステル交換反応のための適する触媒である;ア
ルカリ金属フエルレート類、アルカリ金属水素化物類、
アルカリ土類金属水素化物類、アルカリ金属アミド類及
びアルカリ土類金属アミド類の如きアルカリ触媒類、テ
トラアルキルチタネート類、トリアルキルスズアシレー
ト類、ジアルキルスズ酸化物類及びジアルキルスズアシ
レート類の如き中性触媒類、またイミダゾール及びアル
カリ土類金属ハロゲン化物。
本発明に従って使用するポリアルキルホスホネート類は
、少量の多官能性化合物で分枝してもよい。使用する分
校剤の量はビスフェノールの量に対してく3モル%であ
る。使用する分校剤類は、三官能性又は四官能性のヒド
ロキシ化合物類、例えば4,6−シメチルー2.4.6
−トリー(4−ヒドロキシフェニル)へブタン、1.3
.5−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ベンゼン及びl
、4−ビス−(4,4’−ジヒドロキシトリフェニルメ
チル)ベンゼン、トリメシン酸トリフェニル及びピロメ
リト酸テトラフェニルエステル類の如き三官能性又は四
官能性のカルボン酸アリールエステル類、及びトリフェ
ニルホスフェートの如きリン酸トリアリールエステルで
ある。
本発明に従って使用するポリアルキルホスホネート類は
、一般に相対溶液粘度が1.05(平均モル質量200
0[nは約8七ツマ−単位]に相当)乃至1.40(平
均モル質量22000[nは約90モノマー単位1に相
当)である。溶液粘度の測定はメチレンクロリド中(0
,5g/ l O0mff溶液)にて25℃で行なった
。本発明によればポリアルキルホスホネート類はl乃至
25重量部、好適には3乃至20重量部、最も好適には
5乃至15重量部で使用される。
以下を加工助剤として本発明による成形コンパウンドに
添加してもよい;既知の結晶化促進剤類、離型剤類、安
定剤類、流動化助剤類、着色試薬類及び/又は着色ピグ
メント類。使用する結晶化促進剤類は、例えば無機結晶
性高溶融化合物類でよく、これらは核生成剤として作用
し、WO35(03717、EPOO29285、EP
OO37666、EP0034773、EPO1121
67、EPOO21648及びEPO10276B)に
示されているようにミクロタルク、脂肪族及び/又は芳
香族低分子量又は高分子量カルボン酸類の金属塩類、及
び脂肪族及び/又は芳香族スルホン酸類の金属塩類の如
きかある(EP178807)。
使用する加工助剤類は任意の既知の製品でよく、エステ
ルワックス類(例えばモンタンワックス)、Rhena
x ”’の如きアミドワックス及び/又はオリゴエチレ
ン類の如きかある。例えば、脂肪族オリゴマーポリエス
テル類を可塑剤として使用してもよい(EP29931
及び西独特許環2706128号参照)。
加工助剤類は、ポリエチレンテレフタレート成形化合物
類に0.1乃至10重量部、好適には0゜3乃至5重量
部、最も好適には0.4乃至2重量部の量で添加しても
よい。
前回m性ポリエチレンテレフタレート、強化剤、ポリア
ルキルホスホネート及び適宜他の加工助剤を含んでいて
もよい混合物は、通常の混合装置、すなわちローラ類、
混練機類又はシングルシャフトもしくはマルチシャフト
押出機の如きで製造してもよい。加工助剤は濃縮物とし
て粒状の形態の熱可塑性ポリエステル中に添加してもよ
く、またその成分に配合する場合は粉末混合物として添
加してもよい。混合物の製造のために用いる温度は一般
にポリエステルの融点より少なくとも20℃高いが、7
0℃以上高くすべきではない。
製造方法はバッチ式又は連続式で、事実上酸化を除外す
る条件下、すなわち保護ガス雰囲気下で行なわれてもよ
い。例えば、窒素、二酸化炭素及び/又はアルゴンを保
護ガスとして使用してもよい。
ポリマー混合物は100乃至200°C1好適には18
0乃至210℃の温度で固体相での熱後処理にかけても
よい。
本発明に従う成形フンバウンド類の前回望性成形は、成
形製品を製造するためにポリエステルの融点より40°
Cまで高い反応温度(250乃至290°C)及び型中
で9分間までの溶融滞留時間(l乃至9分間)で行なわ
れてもよい。好適には、成形は270°C以下の反応温
度及び9分間以下の滞留時間で行なわれる。特に好適な
成形条件下では、反応温度は260℃以下で又、滞留時
間は6分間以下である。
本発明に従う防炎性ポリエチレンテレフタレート成形コ
ンパウンド類は、成形物品類、ファイバー類又はフィル
ム類を製造するために使用してもよい。
本発明に従う防炎性ポリエチレンテレフタレート成形コ
ンパウンドは、既知の防炎性強化ポリエチレンテレフタ
レート成形コンパウンド類よりも技術上以下の利点を有
する。すなわち、従来ポリホスホネート類で防炎されて
いた成形コンパウンド類よりも高い耐燃性温度を有し、
又は放出される有毒ガス(ジオキシン類)の危険がSb
/Brコンパウンド類で防炎されている成形フンバウン
ド頭巾よりも少ないことである。
実施例 ■、加工上使用する成分類: ■、ポリブチレンテレフタレート;フェノール10−ジ
クロロベンゼン混合物(重量比1:l)中25°Cで、
ウベローデ粘度計で測定されたl。
20dQ/gの固有粘度を有する(比較のため実施例■
参照)。
2、ポリエチレンテレフタレート:1.(本発明による
)の記述と同様にして測定された1、20dQ1gの固
有粘度を有する。
3、ポリアルキルホスホネート類; a) ジオキシジフェニルポリメタンホスホネート、高
分子量、POP I。
b)  ビスフェニル−Aポリメタンホスホネート、低
分子量、popn、 ■、ポリアルキルホスホネート類の製造1、POPI 25モル(4650g)の4,4−ジオキソジフエ ニ
ル、 0.125モル(40,7g)のトリフェニルホスフェ
ート、 25.1モル(6215g)のジフェニルメタンホスホ
ネート及び 4.31モル(0,5g)のナトリウムフェノラート を、オートクレーブ中にて窒素下に250℃で激しく撹
拌する。3時間にわたり、フェノールを100°Cに加
熱したカラムを通し、減圧を250から100mbar
に、また温度を250から265℃に上げながら蒸留す
る。次いでエステル交換反応を圧力を徐々に0 、3 
mba「に下げ、また温度を31O℃に上げながら5時
間続ける。同時に溶融粘度が増大する。次いで窒素を導
入して、撹拌を止めるとポリマーが沈降する。5.3k
gのポリホスホネートを加圧下で紡糸し溶融糸を造粒し
て得る。
ポリホスホネートは相対粘度η、、、−1,28(塩化
メチレン、0.5g/ l O0+11(2溶液中で測
定)を有する。
2.POPn 25モル(3800g)のビスフェノール−A125.
25モル(6262g)のジフェニルメタンホスホネー
ト及び 4.31モル(0,5g)のナトリウムフェルレート を−緒に1.と同様に反応させる。4.8kgのポリホ
スホネート、相対粘度1.10(塩化メチレン、0.5
g/ l OOmQ溶液中で測定)を有する、を得る。
■、成形コンパウンド類の製゛造、加工及び試験ポリエ
チレンテレフタレートは粒状形態で使用する。ポリアル
キルホスホネート類(POPI及びPOPII)は粉末
として使用する。導入する成分を二軸押出機にて溶融し
、混合し、糸として押し出し造粒する。成形コンパウン
ド類の製造は、例えばWerner及びP f 1ei
dererの押出機ZSK32により、反応温度270
乃至280℃、スクリュウの回転速度130回/分及び
1時間当たり8kgの処理量(スループット)で行なっ
てもよい。
成形コンパウンド類が十分に乾燥したら(例えば120
℃で3〜4時間)、それらを通常のインジェクション成
形機にて250乃至270℃の反応温度、80乃至13
0℃の成形温度及び型中での滞留時間が9分以下で成形
製品又は標準試験棒へ仕上げる。耐燃性の試験はU n
derwriter  L aboratories 
(U L −94−T est)のガイドラインに従っ
て行なった。結果を以下の表に要約する。
加工に加える成分類の量は重量部で与える。
a)種々のポリアルキルホスホネート類を使用する本発
明に従う実施例 表I:             実施例反応 反応 dwb−燃えずにしたたる PET           60         
 60ガラス繊維類   3030 UL−94−試験   1.6mm10.8mm   
1.6mm10.8mm2−日値 アフタ−パニング 54/3      118/14
5総時間(秒) 反応 1stフレーミング nd/ db      db/
 db2ns 7レーミング db/db      
 db/db評価       V2/V2     
 V2/ f7−日値 アフターパニング 20/30     96/57総
時間(秒) 反応 1stフレーミング nd/ db      db/
 db2nd7レーミング db/db       
db/db評価V2/V2      V2/V2比較
例は次式に相当するポリアリールホスホネートを含有す
る。
n=2乃至100(POPIの方法にしたがって製造) 相対粘度:1.17 ポリアルキルホスホネート類及びボリアリールホスホネ
ート類を用いた実験では、ポリアリールホスホネートは
単に10重量部までしか混合できず、15重量部は混合
できないことを示した。
表2は、POPIすなわち、ポリアルキルホスホネート
を混合したPETの引火特性が改善されていることを明
確に示している。
C)ガラス繊維で強化したPETと強化していないPE
T及びガラス繊維で強化したPBTと強化していないP
BTの比較 段階評価: VO>Vl>V2>f(不合格)略語:d
b=燃えながらしたたる nd=したたらない dvb−燃えずにしたたる すべてのサンプルは15重量部のPOP Iを含有する
強化されたサンプルは30重量部のガラス繊維を含有す
る。
結果: PETとPBTとの相違が実証されている。強化されて
いないサンプル全部がV2の評価を得ているのに対し、
ガラス繊維を加えるとPETの評価はVOに上がるがP
BTの評価は“不合格”に下がる。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、A)ポリエチレンテレフタレート45乃至80重量
部、 B)無機強化剤類15乃至40重量部、C)次式に相当
するポリアルキルホスネート類l乃至25重量部: 式中、 R1はC3〜C6−アルキルを表わし、Xは次式 式中、 Yは単結合またはC,−C,−アルキレン、C,〜C1
!−シクロアルカンまたはO,S。
COまたはSO,を意味し、 aは0またはlを表わす、 を表わすかまたは、 Xはす7チレンを意味し、 E、はo−R,、OHまたはo−X−OHi R2はC
,〜C3゜−アリールを意味しXは上記と同意義を有す
る;を表わし、 式中、R1及びR3は上記と同意義を有する、を意味し
、 nは2乃至100の整数を表わす、 ならびに D)適宜0.1乃至10重量部の加工助剤類′から成る
防炎性ポリエチレンテレフタレート成形コンパウンド類
2、成形コンパウンド類が、無機強化剤類として、ガラ
ス繊維類、ガラス球類(glass  balls)及
び/又は鉱物充填剤類を含有することを特徴とする上記
l記載の成形コンパウンド類。
3、成形コンパウンド類が、無機強化剤類としてガラス
繊維類を含有することを特徴とする上記l及び2記載の
成形コンパウンド類。
4、成形コンパウンド類が、ポリアルキルホスホネート
として以下を含有することを特徴とする上記l乃至3記
載の成形コンパウンド類:ビスフェノ−ルート−ポリメ
タンホスホネート、ビスフェノール−A−ポリメタンホ
スホネート、ジオキシジフェニル−ポリメタンホスホネ
ート、ジオキシジフェニル−スルホンポリメタンホスホ
ネート ピロカテコールポリメタンホスホネート、レゾルシノー
ルポリメタンホスホネート及び/又はヒドロキノンポリ
メタンホスホネート。
5、成形コンパウンド類が、結晶化促進剤類、離型剤類
、安定剤類、流動化助剤類、着色試薬類、着色ピグメン
ト類及び/又は可塑剤を含有することを特徴とする上記
l乃至4記載の成形コンパウンド類。
6、成形された物品類、ファイバー類またはフィルム類
の製造のための防炎性ポリエチレンテレフタレート成形
コンパウンド類の使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A)ポリエチレンテレフタレート45乃至80重量
    部、 B)無機強化剤類15乃至40重量部、 C)次式に相当するポリアルキルホスネート類1乃至2
    5重量部: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 R_1はC_1〜C_6−アルキルを表わし、Xは次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 Yは単結合またはC_1〜C_3−アルキレン、C_5
    〜C_1_2−シクロアルカンまたはO、S、COまた
    はSO_2を意味し、 aは0または1を表わす、 を表わすかまたは、 Xはナフチレンを意味し、 E_1はO−R_2、OHまたはO−X−OH;R_2
    はC_6〜C_1_0−アリールを意味しXは上記と同
    意義を有する;を表わし、 E_2はH、▲数式、化学式、表等があります▼、また
    は▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R_1及びR_2は上記と同意義を有する、を意
    味し、 nは2乃至100の整数を表わす、 ならびに D)適宜0.1乃至10重量部の加工助剤類から成る防
    炎性ポリエチレンテレフタレート成形コンパウンド類。 2、成形された物品類、ファイバー類またはフイルム類
    の製造のための防炎性ポリエチレンテレフタレート成形
    コンパウンド類の使用。
JP1002168A 1988-01-13 1989-01-10 防炎性ポリエチレンテレフタレート成形コンパウンド類 Pending JPH0277465A (ja)

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