JPH027638Y2 - - Google Patents

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JPH027638Y2
JPH027638Y2 JP3400086U JP3400086U JPH027638Y2 JP H027638 Y2 JPH027638 Y2 JP H027638Y2 JP 3400086 U JP3400086 U JP 3400086U JP 3400086 U JP3400086 U JP 3400086U JP H027638 Y2 JPH027638 Y2 JP H027638Y2
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JP
Japan
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blade
casing
blades
intake port
shaped
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JP3400086U
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JPS62144555U (ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主としてロツクフアイバーまたは断
熱材などの軽く膨軟な被粉砕物の粉砕を行なうた
めの粉砕機に関する。
珪酸と石灰とを主成分とする無機繊維を押し固
めて成形したロツクフアイバーをときほぐして、
ケイカル肥料として圃場に施したり、田植機用の
土付苗を育てる床土に用いることがすすめられて
いるが、このロツクフアイバーは軽く膨軟なこと
から、回転する破砕刃により粉砕しようとする
と、破砕刃から浮き上がるようになつて細かく破
砕するのがむずかしく、粉砕が効率的に行なえな
い障碍があり、このロツクフアイバーを効率的に
粉砕するのに適する粉砕機の出現が望まれてい
る。
本考案は、この要望に応えるためになされたも
のであつて、ロツクフアイバーが断熱材などの比
較的軟らかい性状の被粉砕物の粉砕が効率よく行
なえ、しかも被粉砕処理物の搬送が同時に行なえ
る新たな手段を提供することを目的とする。
そして本考案においては、この目的を達成する
ための手段として、機体フレームに、軸線方向を
横方向とし側壁の中心部に取入口を開設したドラ
ム状のケーシングを装架し、そのケーシング内に
は、軸心部位を通る回転軸により回転する翼車を
軸架するとともに、その翼車の中心部位に一体に
回転する盤状の刃物取付金を装架し、その刃物取
付金の前記取入口と対面する側に、該刃物取付金
から前記取入口に向けて突出する多数の破砕刃を
設け、かつ、前記回転軸はその刃物取付金の中心
部から前記取入口側の外部に長く延出して、その
延出軸の周面に、外周縁に鋸歯状の切断刃を具備
せしめた螺旋の移送翼を装設するとともに、その
螺旋の移送翼のピツチ間隔内に、複数の切断刃を
螺旋状に配列して取付け、前記取入口の外方に
は、上方が開放するチヤンネル状の供給樋を、前
述螺旋の移送翼および切断刃ならびに延長軸を収
容するように装設し、前記ケーシングの周壁に吐
出筒を連設してなる粉砕機を提起するものであ
る。
次に実施の一例を図面に従い詳述する。
第1図は本考案を実施せる粉砕機Aの側面図
で、同図において1は機体フレーム、2はケーシ
ングを示す。
機体フレーム1は、それの下面側の左右に装架
せるクローラ型の走行輪10,10が、該機体フ
レーム1の後端側に装架せるエンジン11により
駆動されることで自走走行が可能の台車状に形成
してあり、それの前記エンジン11を収蔵するよ
うに該機体フレーム1の後端側(第1図で右端
側)に装架せる機筐12には、運転走行のための
操縦ハンドル13と、前記エンジン11の作動お
よび左右の走行輪10,10への動力の伝導を
断・接制御する操作レバー14,15が設けてあ
る。
ケーシング2は、第2図及び第3図に示してい
る如く、ドラム状に形成されて、それの軸線方向
が台車状の機体フレーム1の進行方向(第1図に
て左右方向)に対し直交する姿勢として機体フレ
ーム1の前端側に支架してある。そして、それの
一方の側壁20の中央部位には、取入口21が略
円形に開設してあり、また、周壁22には前面側
に吐出口23が開口しそこに吐出筒24が接続し
ている。
3は前記ケーシング2内に収蔵軸架せる翼車
で、機体フレーム1に設けた軸受保持部材16に
軸支せしめて該ケーシング2の軸芯部位に貫通せ
しめた回転軸4に、ボス部30を嵌着すること
で、その回転軸4の駆動によりケーシング2内を
回動し、前述の取入口21から取入れる外気を吐
出口23より吐出するよう作動する。
5は上記翼車3の中心部位に一体に設けた刃物
取付金で、円盤状に形成して軸心部を前記翼車3
のボス部30と一体に形設することにより、フラ
イホイルとなるようにし、かつ、外周縁部に翼車
3の翼板31…を装着することで、翼車3のスポ
ークを兼ねるようにしてある。
6…は前記盤状の刃物取付金5の前述の取入口
21に対面する側の壁面に取付けた多数の破砕刃
で、それぞれ第5図に示している如く、取付座部
60の両側に三角板状の刃部61,61が一対に
対向するように連続せしめた全体としてU字形に
形成してあつて、それの取付座部60をセツトボ
ルト62により刃物取付金5に止着することで取
付けてある。
しかして、前述の回転軸4は、上記盤状の刃物
取付金5の軸心部位を貫通して、前記取入口21
からさらにケーシング2の側方に長く突出するよ
う延出せしめてある。そして、その延長軸4aの
周面には、第2図および第4図に示している如
く、周縁に鋸歯状の切断刃70…を具備せしめた
螺旋の移送翼7が、回転軸4の駆動回転により刃
物取付金5に向け移送するように装着してあり、
また、その螺旋の移送翼7のピツチ間隔内に、ナ
イフ状乃至なた刃状に形成した複数の切断刃8…
が、螺旋に配列して装着してある。
また、ケーシング2の取入口21の外方には、
供給樋9が、前述の延長軸4aの周面に装着した
螺旋の移送翼7および螺旋に配列して装着した複
数の切断刃8…を収容するように、上方が開放す
るチヤンネル状に形成して装着してある。
なお、機体フレーム1に支架したケーシング2
は、それの周壁22の外周側に、弧状の取付板2
aが一体に装設してあつて、この取付板2aと機
体フレーム1に設けた取付座板1aとが、摺動自
在に接合していて、それらを前述の回転軸4を中
心とする弧状の長孔17とそれに貫通するセツト
ボルト18とにより締付けることで、機体フレー
ム1に固定支架してあり、セツトボルト18を緩
めることにより回転軸4中心に第1図に示してい
る矢印方向に旋回し、突出筒24の突出方向が変
更調節し得るようになつている。また、翼車3の
翼板31の外周縁には鋸歯状の刃部31a…が形
設してあり、ケーシング2の周壁22の内面に固
定して設けるスパイク状の固定刃31b…と対応
するようにしてある。
このように構成せる実施例装置は次のように作
用する。
ロツクフアイバー成形物R…または断熱材のよ
うに軽く膨軟な被粉砕物を、供給樋9内に投入す
ると、その被粉砕物は供給樋9内で回転している
螺旋の移送翼7の外周縁に設けた切断刃70…と
なた刃状の切断刃8…とによつて、荒く破砕され
ながら螺旋の移送翼7の移送作用によりケーシン
グ2の取入口21からケーシング2内に押込ま
れ、そのケーシング2で回転している盤状の刃物
取付金5の前記取入口21と対面する壁面に押し
付けられていく。
そして、この刃物取付金5の前記壁面に装着し
てある多数の破砕刃6…の破砕作用を受けながら
遠心方向に振り出され、ケーシング2を回転して
いる翼車3により吐出筒24から放出されるよう
になる。
以上説明したように本考案による粉砕機は、機
体フレームに、軸線方向を横方向とし側壁の中心
部に取入口を開設したドラム状のケーシングを装
架し、そのケーシング内には、軸心部位を通る回
転軸により回転する翼車を軸架するとともに、そ
の翼車の中心部位に一体に回転する盤状の刃物取
付金を装架し、その刃物取付金の前記取入口と対
面する側に、該刃物取付金から前記取入口に向け
て突出する多数の破砕刃を設け、かつ、前記回転
軸はその刃物取付金の中心部から前記取入口側の
外部に長く延出して、その延出軸の周面に、外周
縁に鋸歯状の切断刃を具備せしめた螺旋の移送翼
を装設するとともに、その螺旋の移送翼のピツチ
間隔内に、複数の切断刃を螺旋状に配列して取付
け、前記取入口の外方には、上方が開放するチヤ
ンネル状の供給樋を、前述螺旋の移送翼および切
断刃ならびに延長軸を収容するように装設し、前
記ケーシングの周壁に吐出筒を連設して構成して
あるのだから、供給樋内に投入する被粉砕物が、
荒く破砕されながらケーシング内に押込まれて、
ケーシング内で回転している盤状の刃物取付金に
設けた多数の破砕刃に押付けられていくので、ロ
ツクフアイバーの成形物などの軽く膨軟なものの
粉砕が効率的に行なえ、しかも、粉砕物がケーシ
ング内で回転している翼車によりケーシングの吐
出筒から直ちに吹き出されるようになるので、粉
砕と同時に散布または搬送が行なえるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置の側面図、第2図
は同上の要部の縦断正面図、第3図は同上要部の
縦断側面図、第4図は同上要部の斜視図、第5図
は破砕刃の斜視図である。 図面符号の説明、A……粉砕機、R……ロツク
フアイバー成形物、1……機体フレーム、1a…
…取付座板、10……走行輪、11……エンジ
ン、12……機筐、13……操縦ハンドル、1
4,15……操作レバー、16……軸受保持部
材、17……長孔、18……セツトボルト、2…
…ケーシング、2a……取付板、20……側壁、
21……取入口、22……周壁、23……吐出
口、24……吐出筒、3……翼車、30……ボス
部、31……翼板、31a……刃部、31b……
固定刃、4……回転軸、4a……延長軸、5……
刃物取付金、6……破砕刃、60……取付座部、
61……刃部、62……セツトボルト、7……移
送翼、70……切断刃、8……切断刃、9……供
給樋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体フレームに、軸線方向を横方向とし側壁の
    中心部に取入口を開設したドラム状のケーシング
    を装架し、そのケーシング内には、軸心部位を通
    る回転軸により回転する翼車を軸架するととも
    に、その翼車の中心部位に一体に回転する盤状の
    刃物取付金を装架し、その刃物取付金の前記取入
    口と対面する側に、該刃物取付金から前記取入口
    に向けて突出する多数の破砕刃を設け、かつ、前
    記回転軸はその刃物取付金の中心部から前記取入
    口側の外部に長く延出して、その延出軸の周面
    に、外周縁に鋸歯状の切断刃を具備せしめた螺旋
    の移送翼を装設するとともに、その螺旋の移送翼
    のピツチ間隔内に、複数の切断刃を螺旋状に配列
    して取付け、前記取入口の外方には、上方が開放
    するチヤンネル状の供給樋を、前述螺旋の移送翼
    および切断刃ならびに延長軸を収容するように装
    設し、前記ケーシングの周壁に吐出筒を連設して
    なる粉砕機。
JP3400086U 1986-03-10 1986-03-10 Expired JPH027638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3400086U JPH027638Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JP3400086U JPH027638Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JPS62144555U JPS62144555U (ja) 1987-09-11
JPH027638Y2 true JPH027638Y2 (ja) 1990-02-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010284975A (ja) * 2010-07-27 2010-12-24 Jong Sung Ham 粉砕ロール及び廃スチロール減容機

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JPS62144555U (ja) 1987-09-11

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