JPH0275725A - ボールベアリングタイプのロータ - Google Patents
ボールベアリングタイプのロータInfo
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- JPH0275725A JPH0275725A JP63227934A JP22793488A JPH0275725A JP H0275725 A JPH0275725 A JP H0275725A JP 63227934 A JP63227934 A JP 63227934A JP 22793488 A JP22793488 A JP 22793488A JP H0275725 A JPH0275725 A JP H0275725A
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- rotor shaft
- rotor
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/16—Arrangement of bearings; Supporting or mounting bearings in casings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/061—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing mounting a plurality of bearings side by side
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/23—Gas turbine engines
- F16C2360/24—Turbochargers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は自動車用内燃機関(以後エンジンとも言う)
に使用されるボールベアリングタイプのターボチャージ
ロータに関するものである。
に使用されるボールベアリングタイプのターボチャージ
ロータに関するものである。
[従来技術]
近年ターボチャージャ付きの自動車用エンジンでは加速
時等におけるアクセルペダルの踏み込み量に対する応答
性を向上させるため回転部材の慣性重量を軽減すること
を図っている。その一つの手段としてタービンホイール
部の材質が金属からセラミックに変換された。ターボチ
ャージャの応答性を向上させるもう一つの手段はロータ
が回転する時の軸受部の1習動抵抗を小ざくすることで
ある。このため従来の70−ティングタイプの軸受がボ
ールベアリングタイプに変更された。
時等におけるアクセルペダルの踏み込み量に対する応答
性を向上させるため回転部材の慣性重量を軽減すること
を図っている。その一つの手段としてタービンホイール
部の材質が金属からセラミックに変換された。ターボチ
ャージャの応答性を向上させるもう一つの手段はロータ
が回転する時の軸受部の1習動抵抗を小ざくすることで
ある。このため従来の70−ティングタイプの軸受がボ
ールベアリングタイプに変更された。
ボールベアリングタイプのターボチャージャのロータ軸
はタービン側とコンプレッサ側の2箇所でベアリングに
より支持されている。即ち前記2箇所にベアリングの内
輪が取り付けられ、この内輪の位置決めのため山内輪間
にパイプがロータ軸に組み付けられている。
はタービン側とコンプレッサ側の2箇所でベアリングに
より支持されている。即ち前記2箇所にベアリングの内
輪が取り付けられ、この内輪の位置決めのため山内輪間
にパイプがロータ軸に組み付けられている。
[発明が解決しようとする課題]
従来ボールベアリングタイプのターボチャージャではロ
ータ軸にタービン側の内輪とパイプとを取り付けた状態
でロータの不釣り合い量の測定及び修正が行なわれてき
た。この場合にはベアリング内輪の転勤面を回転可能の
ように支持する必要がある。この場合ベアリング内輪の
転勤面の真円度が悪いと撮動等の外乱が発生し、ロータ
の不釣り合い量の正確な修正が不可能となり、ターボチ
ャージャ組立て後の運転時に振動、騒音が大きくなる不
具合が生じる。本出願人はベアリングの内輪及びパイプ
をロータ軸に組み付けた状態においてベアリング内輪の
転勤面の真円度はパイプ端面の直角度と密接な関係があ
ることを発見した。すなわち端面の直角度の悪いパイプ
をロータ軸に組み付けるとベアリングの内輪はその側面
の円周に沿って不均一な圧縮加重を横方向に受け、この
ため転勤面が内輪の半径方向に不均一に膨出し転勤面の
真円度が悪くなる。もしくはパイプが撓みロータ軸に対
して偏心して組み付けられた状態となり、不釣り合い量
が増加する。もしくは不釣り合い量測定時にパイプにベ
ルトをかけてロータを回転させる場合振動を発生する。
ータ軸にタービン側の内輪とパイプとを取り付けた状態
でロータの不釣り合い量の測定及び修正が行なわれてき
た。この場合にはベアリング内輪の転勤面を回転可能の
ように支持する必要がある。この場合ベアリング内輪の
転勤面の真円度が悪いと撮動等の外乱が発生し、ロータ
の不釣り合い量の正確な修正が不可能となり、ターボチ
ャージャ組立て後の運転時に振動、騒音が大きくなる不
具合が生じる。本出願人はベアリングの内輪及びパイプ
をロータ軸に組み付けた状態においてベアリング内輪の
転勤面の真円度はパイプ端面の直角度と密接な関係があ
ることを発見した。すなわち端面の直角度の悪いパイプ
をロータ軸に組み付けるとベアリングの内輪はその側面
の円周に沿って不均一な圧縮加重を横方向に受け、この
ため転勤面が内輪の半径方向に不均一に膨出し転勤面の
真円度が悪くなる。もしくはパイプが撓みロータ軸に対
して偏心して組み付けられた状態となり、不釣り合い量
が増加する。もしくは不釣り合い量測定時にパイプにベ
ルトをかけてロータを回転させる場合振動を発生する。
従って直角度の悪いパイプをロータ軸に組付けるとロー
タの不釣り合い量の測定値が不安定になる。
タの不釣り合い量の測定値が不安定になる。
又内輪及びパイプが圧入によってロータ軸に組み付けら
れる場合はパイプの圧入荷重もしくは圧入距離を小さく
する目的でロータ軸もしくはパイプもしくはその両者に
逃げを設けている。この場合は逃げの加工によりロータ
軸とパイプの内面との間に生じる隙間が大きいとベアリ
ングの内輪とパイプとをロータ軸に圧入する際に使用し
た潤滑剤が隙間内に多量に残留する。更に隙間内にはタ
ーボチャージャ組み付けの際に使用される油が侵入し、
これらの潤滑剤及び油が原因となってロータの不釣り合
い量が大きくなり、時には不釣り合い量の正確な修正が
不可能となって前記と同様にターボチャージャの組み立
て後の運転時に撮動、騒音が大きくなる不具合が生じる
。
れる場合はパイプの圧入荷重もしくは圧入距離を小さく
する目的でロータ軸もしくはパイプもしくはその両者に
逃げを設けている。この場合は逃げの加工によりロータ
軸とパイプの内面との間に生じる隙間が大きいとベアリ
ングの内輪とパイプとをロータ軸に圧入する際に使用し
た潤滑剤が隙間内に多量に残留する。更に隙間内にはタ
ーボチャージャ組み付けの際に使用される油が侵入し、
これらの潤滑剤及び油が原因となってロータの不釣り合
い量が大きくなり、時には不釣り合い量の正確な修正が
不可能となって前記と同様にターボチャージャの組み立
て後の運転時に撮動、騒音が大きくなる不具合が生じる
。
この発明はロータ軸にベアリング内輪とパイプとを組み
付けた状態でロータの不釣り合い間を正確に修正し、そ
の値を小さくすることを可能とし、ターボチャージャの
組立て後の運転時において撮動、騒音を従来以下に押え
るボールベアリングタイプターボチャージロータの提供
を課題とする。
付けた状態でロータの不釣り合い間を正確に修正し、そ
の値を小さくすることを可能とし、ターボチャージャの
組立て後の運転時において撮動、騒音を従来以下に押え
るボールベアリングタイプターボチャージロータの提供
を課題とする。
[ii1題を解決するための技術的手段]上記課題を解
決するためこの発明は (1)ロータ軸にタービン及びコンプレッサをそれぞれ
回転可能に支持するベアリングの内輪が取り付けられ、
山内輪間にベアリングの位置決めをするためのパイプが
ロータ軸に組み付けられているボールベアリングタイプ
ターボチャージロータにおいて、前記パイプの両端面の
直角度は0.1%以下に設定されている。
決するためこの発明は (1)ロータ軸にタービン及びコンプレッサをそれぞれ
回転可能に支持するベアリングの内輪が取り付けられ、
山内輪間にベアリングの位置決めをするためのパイプが
ロータ軸に組み付けられているボールベアリングタイプ
ターボチャージロータにおいて、前記パイプの両端面の
直角度は0.1%以下に設定されている。
(2)ロータ軸にタービン及びコンプレッサをそれぞれ
回転可能に支持するベアリングの内輪が取り付けられ、
山内輪間にベアリングの位置決めをするためのパイプが
その両端部においてロータ軸に組み付けられ、パイプの
両端部以外の箇所ではロータ軸とパイプとの間に隙間が
設けられているボールベアリングタイプターボチャージ
ロータにおいて、下記条件 (イ)前記隙間の容積がパイプ内径容積の1%以下であ
ること。
回転可能に支持するベアリングの内輪が取り付けられ、
山内輪間にベアリングの位置決めをするためのパイプが
その両端部においてロータ軸に組み付けられ、パイプの
両端部以外の箇所ではロータ軸とパイプとの間に隙間が
設けられているボールベアリングタイプターボチャージ
ロータにおいて、下記条件 (イ)前記隙間の容積がパイプ内径容積の1%以下であ
ること。
(ロ)隙間部におけるパイプ内径とロータ軸の外径との
寸法差がロータ軸の外径の2%以下でおること。
寸法差がロータ軸の外径の2%以下でおること。
の一つ以上を備えた構成を有している。
[作用]
第1の発明ではパイプの両端面の直角度が0゜1%以下
であるのでベアリング内輪及びパイプを取り付けたロー
タの設定不釣合い量に対する測定誤差は1 Q以下とな
り、その修正が可能となる。
であるのでベアリング内輪及びパイプを取り付けたロー
タの設定不釣合い量に対する測定誤差は1 Q以下とな
り、その修正が可能となる。
又第2の発明では
(イ)の条件によりベアリング内輪及びパイプを取り付
けたロータの設定不釣合い量に対する測定誤差は1 m
g以下となり、その修正が可能となる。
けたロータの設定不釣合い量に対する測定誤差は1 m
g以下となり、その修正が可能となる。
(ロ)の条件によりベアリング内輪及びパイプを取り付
けたロータの設定不釣合い量に対する測定誤差は1 m
et以下となり、その修正が可能となる。
けたロータの設定不釣合い量に対する測定誤差は1 m
et以下となり、その修正が可能となる。
又(イ)、(ロ)の条件の一つ以上を含むロータの設定
不釣合い僅に対する測定誤差も11Itg以下となり、
その修正が可能となる。
不釣合い僅に対する測定誤差も11Itg以下となり、
その修正が可能となる。
従ってターボチャージャの組立て後の運転時において撮
動、騒音が従来以下に押えられる。
動、騒音が従来以下に押えられる。
[実施例]
以下実施例によりこの発明を説明する。先ず第1図によ
りターボチャージャの概要を説明する。
りターボチャージャの概要を説明する。
ターボチャージャTはセンタハウジング3の両側にそれ
ぞれタービンハウジング1とコンプレッサハウジング2
とを有している。センタハウジング3にはロータ軸6が
ベアリング8.9により回転可能に支承されている。ベ
アリング8は内輪8a、ボール10、外輪8bからなり
、又ベアリング9は内輪9a、ボール101外輪9bか
らなっている。内輪8a、9aはロータ軸6に圧入によ
り取り付けられ、外輪8b、9bはセンタハウジング3
に取り付けられている。タービンハウジング1内ではロ
ータ軸6にタービンホイール4が取り付けられ、又コン
プレッサハウジング2内ではロータ軸6にコンプレッサ
ホイール5が取り付けられている。ベアリング8.9間
においてパイプ7がその両端部でロータ軸6に圧入され
ている。11はリテーナであり、12はスペーサを示す
。
ぞれタービンハウジング1とコンプレッサハウジング2
とを有している。センタハウジング3にはロータ軸6が
ベアリング8.9により回転可能に支承されている。ベ
アリング8は内輪8a、ボール10、外輪8bからなり
、又ベアリング9は内輪9a、ボール101外輪9bか
らなっている。内輪8a、9aはロータ軸6に圧入によ
り取り付けられ、外輪8b、9bはセンタハウジング3
に取り付けられている。タービンハウジング1内ではロ
ータ軸6にタービンホイール4が取り付けられ、又コン
プレッサハウジング2内ではロータ軸6にコンプレッサ
ホイール5が取り付けられている。ベアリング8.9間
においてパイプ7がその両端部でロータ軸6に圧入され
ている。11はリテーナであり、12はスペーサを示す
。
第3図に示すロータ軸6は金属製で同軸6にはパイプ7
の圧入部を除いて逃げが設けられ、従ってロータ軸6と
パイプ7との間には隙間13が形成されている。第4図
ではパイプ7の内面に逃げが設けられ、ロータ軸6とパ
イプ7との間には隙間13が形成されている。又第5図
ではロータ軸6及びパイプ7の両方に逃げが設けられ、
隙間13が形成されている。
の圧入部を除いて逃げが設けられ、従ってロータ軸6と
パイプ7との間には隙間13が形成されている。第4図
ではパイプ7の内面に逃げが設けられ、ロータ軸6とパ
イプ7との間には隙間13が形成されている。又第5図
ではロータ軸6及びパイプ7の両方に逃げが設けられ、
隙間13が形成されている。
タービンホイール4はタービンハウジング1の排気通路
1aを通り図示しない排気管の方向(矢印Pの方向)に
流れる排気ガスにより回転させられロータ軸6を介して
コンプレッサホイール5を回転させる。コンプレッサホ
イール5は図示しないエアクリーナを通った空気を矢印
Q方向に吸い込み圧縮してコンプレッサハウジング2内
の空気通路2aを介して図示しないエンジンの吸気口に
送る。
1aを通り図示しない排気管の方向(矢印Pの方向)に
流れる排気ガスにより回転させられロータ軸6を介して
コンプレッサホイール5を回転させる。コンプレッサホ
イール5は図示しないエアクリーナを通った空気を矢印
Q方向に吸い込み圧縮してコンプレッサハウジング2内
の空気通路2aを介して図示しないエンジンの吸気口に
送る。
本願の第1の発明では前記隙間13の有無に拘らずパイ
プ7の両端面の直角度は1%以下に設定されている。
プ7の両端面の直角度は1%以下に設定されている。
本願の第2の発明は次の2条件
(イ)隙間13の容積をパイプ7の内部容積の1%以下
に設定する。
に設定する。
(ロ)隙間13におけるパイプ7の内径をD2、ロータ
軸6の外形をDlとした時D2−D1をDlの2%以下
に設定する。
軸6の外形をDlとした時D2−D1をDlの2%以下
に設定する。
の一つ以上を有している。
上記の構成要件の各−つを備えたロータの高温回転性能
試験は第6図の試験装置20で実施された。試験装置2
0は圧力空気管2]、バーナ24、燃焼ガス通路29、
タービンハウジング27、排気管28からなり、タービ
ンハウジング27内に第2図に示す状態のロータ軸6が
タービン側では内輪8aを介して、又コンプレッサ側で
はタービンハウジング27内の図示しないジャーナルベ
アリングを介して回転可能に支承されている。バーナ2
4には燃料供給管22及びイグナイタ23が取り付けら
れ、燃焼ガス通路29には熱電対25が取り付けられて
いる。又タービンハウジング27には振動検出器26が
取り付けられている。
試験は第6図の試験装置20で実施された。試験装置2
0は圧力空気管2]、バーナ24、燃焼ガス通路29、
タービンハウジング27、排気管28からなり、タービ
ンハウジング27内に第2図に示す状態のロータ軸6が
タービン側では内輪8aを介して、又コンプレッサ側で
はタービンハウジング27内の図示しないジャーナルベ
アリングを介して回転可能に支承されている。バーナ2
4には燃料供給管22及びイグナイタ23が取り付けら
れ、燃焼ガス通路29には熱電対25が取り付けられて
いる。又タービンハウジング27には振動検出器26が
取り付けられている。
圧力空気管21には矢印方向から圧縮空気が供給されバ
ーナ24に入る。バーナ24内には燃料供給管22から
燃料が供給されイグナイタ23により着火されて燃焼す
る。燃焼ガスは燃焼ガス通路29を通ってタービンハウ
ジング27に入り、タービンホイール4を高速回転させ
る。その際燃焼ガスの温度は熱電対25により検出され
る。又タービンホイール4及びロータ軸6の回転による
撮動は振動検出器26で検出される。タービン入口温度
900℃の状態でロータ軸6の回転数が15万/分とな
るまで回転させた時のロータの撮動はベアリングの耐久
性、ターボチャージャ車載時の騒音などを考慮すると3
G (Gは重力加速度)以下であることが望ましい。
ーナ24に入る。バーナ24内には燃料供給管22から
燃料が供給されイグナイタ23により着火されて燃焼す
る。燃焼ガスは燃焼ガス通路29を通ってタービンハウ
ジング27に入り、タービンホイール4を高速回転させ
る。その際燃焼ガスの温度は熱電対25により検出され
る。又タービンホイール4及びロータ軸6の回転による
撮動は振動検出器26で検出される。タービン入口温度
900℃の状態でロータ軸6の回転数が15万/分とな
るまで回転させた時のロータの撮動はベアリングの耐久
性、ターボチャージャ車載時の騒音などを考慮すると3
G (Gは重力加速度)以下であることが望ましい。
第7図に示すように容積比V=(隙間13の容積)/(
パイプ7の内部容積)が1%以下の場合又は第8図に示
すように直径比n= (D2−Dl )/D1が2%以
下の場合もしくはこの両条件がみたされる場合は潤滑剤
は隙間13内に均一に充填されるのでロータの不釣り合
い量の測定値は設定不釣り合い量に対する測定誤差が1
q以下である。
パイプ7の内部容積)が1%以下の場合又は第8図に示
すように直径比n= (D2−Dl )/D1が2%以
下の場合もしくはこの両条件がみたされる場合は潤滑剤
は隙間13内に均一に充填されるのでロータの不釣り合
い量の測定値は設定不釣り合い量に対する測定誤差が1
q以下である。
第9図は設定不釣合量に対する測定誤差■とロータ回転
数15万/分時の振動加速度Gとの関係を示したもので
設定不釣合量に対する測定誤差■と振動加速度Gとはほ
ぼ比例するが測定誤差が1■程度では振動加速度2G以
下である。従って容積比が1%以下の場合及び直径比が
2%以下の場合では振動加速度は2G以下となる。
数15万/分時の振動加速度Gとの関係を示したもので
設定不釣合量に対する測定誤差■と振動加速度Gとはほ
ぼ比例するが測定誤差が1■程度では振動加速度2G以
下である。従って容積比が1%以下の場合及び直径比が
2%以下の場合では振動加速度は2G以下となる。
表1は3種類のパイプ端面直角度%に対するベアリング
内輪転動面真円度%と設定不釣合量に対する測定誤差■
との関係を示す測定結果である。
内輪転動面真円度%と設定不釣合量に対する測定誤差■
との関係を示す測定結果である。
表1からパイプ端面直角度が0.1%以下ではベアリン
グ内輪転動面真円度は0.01%であり、測定誤差は0
.9■以下であることが分る。表1のベアリング内面転
勤面(%)及び設定不釣り合い量に対する測定誤差■の
数値はロータ軸6とパイプ7との間の隙間13の有無に
無関係に得られる数値である。
グ内輪転動面真円度は0.01%であり、測定誤差は0
.9■以下であることが分る。表1のベアリング内面転
勤面(%)及び設定不釣り合い量に対する測定誤差■の
数値はロータ軸6とパイプ7との間の隙間13の有無に
無関係に得られる数値である。
[効果]
この発明は上記の構成を有するのでロータ軸にベアリン
グ内輪とパイプとを組み付けた状態でロータの不釣り合
い量の正確な修正が可能となり、従って不釣り合い量を
小ざくすることができ、ターボチャージャの組立て後の
運転時に振動、騒音の発生を防止することを可能にする
。
グ内輪とパイプとを組み付けた状態でロータの不釣り合
い量の正確な修正が可能となり、従って不釣り合い量を
小ざくすることができ、ターボチャージャの組立て後の
運転時に振動、騒音の発生を防止することを可能にする
。
第1図はターボチャージャの縦断正面図を示す。
第2図は不釣合測定に使用される試験部材の正面図を示
す。第3〜5図は共にロータ軸とパイプとの間に形成さ
れる隙間形状の正面図を示す。第6図は第2図の試験部
材の試験に使用される試験装置の正面図を示す。第7図
は容積比V%と設定不釣合量に対する測定誤差■との関
係を示す。第8図は直径比n%と設定不釣合量に対する
測定誤差■との関係を示す。第9図は設定不釣合量に対
する測定誤差■とロータ回転数15万/分時の振動加速
度Gとの関係を示す図である。 6・・・ロータ軸 7・・・パイプ 8・・・ベアリング 8a・・・内輪9・・・ベア
リング 9a・・・内輪代理人 弁理士 定立
勉(ほか2名)第1図 T 6・・・ロータ軸 7・・・パイプ8・・・ベアリ
ング 8a・・・内輪9・・・ベアリング 9
a・・・内輪第2図 第3図 第4図 第5図 ! S Q 第6図 手続補正書(自発) 1、 事件の表示 昭和63年特許願第227934号 2、 発明の名称 ボールベアリングタイプターボチャージロータ3、 補
正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号名
称 (454)日本特殊陶業株式会社代表者
鈴 木 亭 − 4、代理人 〒460 住 所 名古屋市中区錦二丁目9127号5、
補正命令の日付 自発 明細書中 (1)6頁3行目[%以下に設定されている。」を「%
以下に設定されている。ここでパイプ端面の直角度とは
、前記パイプ内面部を基準にパイプを回転させたとき、
回転軸に垂直な面からのパイプ端面外縁部の長手方向の
撮れ量とパイプ内径との比である。」と補正します。
す。第3〜5図は共にロータ軸とパイプとの間に形成さ
れる隙間形状の正面図を示す。第6図は第2図の試験部
材の試験に使用される試験装置の正面図を示す。第7図
は容積比V%と設定不釣合量に対する測定誤差■との関
係を示す。第8図は直径比n%と設定不釣合量に対する
測定誤差■との関係を示す。第9図は設定不釣合量に対
する測定誤差■とロータ回転数15万/分時の振動加速
度Gとの関係を示す図である。 6・・・ロータ軸 7・・・パイプ 8・・・ベアリング 8a・・・内輪9・・・ベア
リング 9a・・・内輪代理人 弁理士 定立
勉(ほか2名)第1図 T 6・・・ロータ軸 7・・・パイプ8・・・ベアリ
ング 8a・・・内輪9・・・ベアリング 9
a・・・内輪第2図 第3図 第4図 第5図 ! S Q 第6図 手続補正書(自発) 1、 事件の表示 昭和63年特許願第227934号 2、 発明の名称 ボールベアリングタイプターボチャージロータ3、 補
正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号名
称 (454)日本特殊陶業株式会社代表者
鈴 木 亭 − 4、代理人 〒460 住 所 名古屋市中区錦二丁目9127号5、
補正命令の日付 自発 明細書中 (1)6頁3行目[%以下に設定されている。」を「%
以下に設定されている。ここでパイプ端面の直角度とは
、前記パイプ内面部を基準にパイプを回転させたとき、
回転軸に垂直な面からのパイプ端面外縁部の長手方向の
撮れ量とパイプ内径との比である。」と補正します。
Claims (2)
- (1)ロータ軸にタービン及びコンプレッサをそれぞれ
回転可能に支持するベアリングの内輪が取り付けられ、
両内輪間にベアリングの位置決めをするためのパイプが
ロータ軸に組み付けられているボールベアリングタイプ
ターボチャージロータであって、前記パイプはその両端
面の直角度が0.1%以下に設定されていることを特徴
とするボールベアリングタイプターボチャージロータ。 - (2)ロータ軸にタービン及びコンプレッサをそれぞれ
回転可能に支持するベアリングの内輪が取り付けられ、
両内輪間にベアリングの位置決めをするためのパイプが
その両端部においてロータ軸に組み付けられ、パイプの
両端部以外の箇所ではロータ軸とパイプとの間に隙間が
設けられているボールベアリングタイプターボチャージ
ロータであって、下記条件 (イ)前記隙間の容積がパイプ内径容積の1%以下であ
ること。 (ロ)隙間部におけるパイプ内径とロータ軸の外径との
寸法差がロータ軸の外径の2%以下であること。 の一つ以上を備えていることを特徴とするボールベアリ
ングタイプターボチャージロータ。
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